JPS62135153A - 開閉蓋付きコンテナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、開閉蓋付きコンテナーに関するものである。

〔従来の技術〕

荷物の運搬用等に使用されるコンテナーは、例えば合成
樹脂等の材料にて形成された箱状のもので、各種形状の
ものが知られており、又不使用時の保管に便利なために
折りたたみ式のものも知られている。

このようなコンテナーのうち一例として折りたたみ式の
ものを示すと、第８図に示すような構造のものである０
つまりこの図において、１１はフレーム、１２は底板、
１３は上側の板状部分１４と下側の板状部分１５とより
なる側板である。この側板１３は、両板状部分１４．１
５が連結部１６にて折り曲げ得るように連結されている
。又この側板１３の上側の板状部分１４は、フレーム１
１に対して取付軸１７によって回動し得るように取付け
られ、下側の板状部分１５は底板１２に取付軸１８によ
って回動し得るように取付けられている。したがって側
板１３を連結部分１６を伸ばすことによって上下両方の
板状部分１４．１５は真直になり一平面状になる０又１
９はその一方の縁を取付軸２０によって回動し得るよう
にフレーム１１に取付けられたあおり板である。

このコンテナーを前述のように連結部分１６を伸ばして
側板１３を一平面状になし、更にあおり板１９を立てて
底板１２に対していわば直角にすれば箱状のコンテナー
に組み上げることが出来る。

尚あおり板１９を倒して底板１２に対していわば平行に
し側板１３を連結部分１６を折り曲げてたためば折りた
たむことが出来る。

このような箱状に組立てられたコンテナーは、折りたた
むことの出来ない常に箱状をしたものも含め一般に蓋が
存在しない。それは蓋を別に形成して蓋をするようにし
た場合、使用しない時に蓋を紛失する等の欠点がある。

又蓋をコンテナーに取付けた構造とした場合、蓋を開閉
可能にするために複雑になり又蓋を含めたコンテナー全
体が大きくなる。又蓋を開いた状態にした場合、蓋が邪
魔になることがある。

そのため、コンテナー全体があまり大きくならないため
に又蓋を開いた状態にて放置してもあまり邪魔にならな
いように、蓋を板状に構成した場合、蓋の強度が十分て
なくなり、特にコンテナーを積み重ねた場合蓋が破損す
るおそれがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明が解決しようとする問題点は、開閉蓋付きコンテ
ナーであって、蓋を閉じた状態でコンテナーを積み重ね
た時に蓋に荷重が掛ることなくしたがって板状であって
も破損のおそれがなく又蓋を開いた状態でも邪魔になる
ことのない構造にした開閉蓋付きコンテナーを提供する
ことにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の開閉蓋付きコンテナーは、以上の問題点を解決
するために箱状のコンテナ一本体上部のフレームの四隅
に、コンテナーを積み重ねた時に上部のコンテナーの底
板の四隅が位置する部分にずれ止めを兼ねた底板受は用
の凹部を形成し、この凹部を設けた部分以外の個所にて
連結せしめて板状の蓋を開閉自在に取付けたもので、コ
ンテナーを積み重ねた時に荷重がフレーム凹部にのみ掛
かりしたがって蓋の破損のおそれがなく更に蓋を開いた
状態にしても荷物の出し入れ作業等の邪魔にならない構
造のものである。

〔実施例〕

次に本発明の開閉蓋付きコン、テナーの一実施例を図面
にもとづいて説明する。第１図は、本発明のコンテナー
の一実施例の蓋を閉じた状態における斜視図で、１２は
底板、１３は上下の板状部分、１４．１５は連結部分１
６にて連結されている構造の側板、１９はあおり板でこ
れらは第８図に示す折りたたみ式コンテナーと実質的に
同じ構造である。

１はフレームで、コンテナーを積み重ねた時に底板１２
（１２ａにて示す部分）を受は父上部のコンテナーのず
れ止めの役割りを有している第５図に拡大して示したよ
うな形状の凹部２と、蓋取付けのための突出部３を有す
る点で第８図の従来例のフレーム１１と相違するがその
他の点はフレーム１１と実質的に同じ構造のものである
。

４は左右同形で、Ａにて示す部分にて左右に開くいわゆ
る観音開きに開閉自在になったフレーム１に取付けられ
た蓋で、フレーム１の上面縁部に設けられた蓋取付は用
突出部３に回動可能に取付けられている。つまりこの突
出部３は、例えば第２図、第３図に示すように断面コ字
状をなし、その先端部にはカギ状部３　ａ　＋　３　ｂ
を有し、父上側は上方へたわみ得るように弾性力を持た
せである。

−力差４の一縁部にはピン５が設けられていて、このピ
ン５を前記の突出部３に挿入し嵌合することによって蓋
４をフレーム１に容易に取付は得る構造になっていて、
又取付は後は自然に外れることなく開閉可能となる。更
にコンテナ一本体からの蓋の取外しは、突出部３のカギ
状部の一方を撓まずことによって簡単に行ない得て、破
損時等の蓋の交換等が可能である。

また四隅の外縁部は必ずしもフレーム１で囲まれる必要
はなく、たとえば第２図の点線Ｂで示すように角の端部
が適宜切欠かれていても良いし。

またこうすれば前記ピンを長い１本にして通す場合にも
簡便である。

第４図は蓋４の形状を示すもので、その開閉側が波形を
なした板状のものである。このような形状で同一形状の
左右両差をフレームに回動可能に取付けたもので、その
波形部分において左右の蓋が交互に上下に位置するよう
にして蓋が簡単に開かないようにしである。つまり第１
図における右側（右下に図示されている側）の蓋は、４
ａ、４ｂの部分が左側（左上に図示されている側）の蓋
４ｃ、４ｄの部分の上側に位置し、同様に左側の蓋も４
ａ、４ｂは、右側の蓋の４　ｃ　ｒ　４　ｄの上側に位
置している。尚蓋４は合成樹脂製の薄い板状のものであ
るので開閉部分を撓ませることによって容易に開くこと
が出来る。

この実施例のコンテナーは、第１図に示すようにして蓋
を閉じる。この閉じた状態にて他のコンテナーを積み重
ねた時、コンテナーの底の四隅の凸部１２ａが第５図に
拡大して示したフレーム１の凹部２の上に乗るので上部
のコンテナーがずれることがない。父上部のコンテナー
の荷重は、凹部２にて受けつまりフレーム１にて受は蓋
には荷重が全く掛からない。次に蓋を開く時はＡの部分
より開けばよく又第６図に示すように蓋４がフレーム１
に当ることがなく更にコンテナーの側面に並んで位置す
ることになるので、開いた状態でも邪魔になることがな
い。

この実施例では、中央より左右に開く蓋が用いられてい
るが、片側にのみ開く蓋でもよい。又蓋をフレームに取
付けるための構造として第７図に示すようにフレームに
設けた突出部と突出部の間にビンを設け、−力差の端面
に断面コ字状の浪合部を設けた構造にしてもよい。

尚コンテナーは、実施例のもののように折りたたみ式の
ものに限ることなく、折りたたむことの出来ない箱状の
ものでもよい。

〔発明の効果〕

本発明のコンテナーは、蓋を板状にて構成したので蓋を
設けたにも拘らず大型になることはなく、又コンテナー
を積み重ねた時に、上部コンテナーの荷重が蓋に掛かる
ことなく蓋破損のおそれがない。更に蓋を開いた状態で
もコンテナー全体が高張ることなく、又荷物の出し入れ
作業等の邪魔になることもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図。 第３図は夫々蓋の取付は構造を示す斜視図および断面図
、第４図は蓋の形状を示す平面図、第５図は本発明の一
実施例のフレームの一部を拡大して示した斜視図、第６
図は上記の実施例の蓋を開いた状態の一部を拡大して示
した斜視図、第７図は蓋の取付は構造の他の例を示す断
面図、第８図は従来の折りたたみ式コンテナーの一例を
示す斜視図である。 １・・・フレーム、　２・・・底板受は凹部、　３・・
・蓋取付は用突出部、　４・・・蓋、　５・・・ピン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体上部のフレーム四隅に他のコンテナーを積み重ねた
   時のずれ防止と受けのための凹部を有し、フレームの四
   隅以外の縁部に開閉可能に連結された板状の蓋を有する
   開閉蓋付きコンテナー。