JPS62134601A - 光学部品用反射防止膜およびその製造法 - Google Patents
光学部品用反射防止膜およびその製造法Info
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- JPS62134601A JPS62134601A JP60275717A JP27571785A JPS62134601A JP S62134601 A JPS62134601 A JP S62134601A JP 60275717 A JP60275717 A JP 60275717A JP 27571785 A JP27571785 A JP 27571785A JP S62134601 A JPS62134601 A JP S62134601A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明は合成樹脂製光学部品上に形成した反射防止膜並
びにその製造法に関するものである。
びにその製造法に関するものである。
し従来技術]
合成樹脂製光学部品としては、主としてジエチレングリ
コールビスアリルカーボネート(CR−39,熱硬化性
樹脂)、ポリカーボネート(pc 、熱可塑性樹脂)等
よりなる低光学特性の眼鏡等に用いるグレードから、主
としてポリメチルメタクリレ−) (PMMA 、熱可
塑性樹脂、射出成形加工)茅よりなる高光学特性の非球
面加圧された光学レンズ等に用いるグレードまでの幅広
い応用範囲がある。これら合成樹脂製光学部品にも、光
学特性上反射防止効果を有する通用誘電体膜を被覆する
。しかし、光学部品が合成樹脂よりなるため、ガラスに
比べ物理性能(耐熱性、耐変形性、耐硬度’?) 、化
学性俺(耐溶剤性等)が劣り、その結果反射防止膜の被
覆に制約を余儀なされている。従って、使用目的および
範囲を限定して下記に示すように反射防止膜の被覆が行
われているのが現状である。
コールビスアリルカーボネート(CR−39,熱硬化性
樹脂)、ポリカーボネート(pc 、熱可塑性樹脂)等
よりなる低光学特性の眼鏡等に用いるグレードから、主
としてポリメチルメタクリレ−) (PMMA 、熱可
塑性樹脂、射出成形加工)茅よりなる高光学特性の非球
面加圧された光学レンズ等に用いるグレードまでの幅広
い応用範囲がある。これら合成樹脂製光学部品にも、光
学特性上反射防止効果を有する通用誘電体膜を被覆する
。しかし、光学部品が合成樹脂よりなるため、ガラスに
比べ物理性能(耐熱性、耐変形性、耐硬度’?) 、化
学性俺(耐溶剤性等)が劣り、その結果反射防止膜の被
覆に制約を余儀なされている。従って、使用目的および
範囲を限定して下記に示すように反射防止膜の被覆が行
われているのが現状である。
(1) P M M A製光学部品]二にnd=λl
/4(入、−400nm) MgF2を第一層として、
その北にnd=入2入日782 = 160nm )の
SiO2を第2層として被覆する。
/4(入、−400nm) MgF2を第一層として、
その北にnd=入2入日782 = 160nm )の
SiO2を第2層として被覆する。
(2:) PMMA製光学部品を水溶性溶剤中に浸漬
して該部品表面の水分を除去し、フロン系溶剤で洗浄し
た後約2pmの熱硬化性S1系硬化膜を塗布する。
して該部品表面の水分を除去し、フロン系溶剤で洗浄し
た後約2pmの熱硬化性S1系硬化膜を塗布する。
(3)前記第2項と同様に洗浄したPMMA製光学部品
上に約0.1μ重のMgF2を真空き着法により被覆す
る。
上に約0.1μ重のMgF2を真空き着法により被覆す
る。
(4) PMMA製光学レンズを75℃前後の温度に保
持した状態でnd=入1/2のSiO7を第1層として
、nd=入2/4のM g F 2を第2層として真空
蒸着するか、または常温下で第1層としてnd=入l/
20のSiO2を、第2層としてnd=λ2/4のMg
F2を真空蒸着する。
持した状態でnd=入1/2のSiO7を第1層として
、nd=入2/4のM g F 2を第2層として真空
蒸着するか、または常温下で第1層としてnd=入l/
20のSiO2を、第2層としてnd=λ2/4のMg
F2を真空蒸着する。
@ PMMA製光学レンズを真空チャンバ内に入れ、
SiOを抵抗加熱蒸発源として、S i02を電子銃蒸
発源として入れ、まず約1O−6Torrまで排気して
光学レンズの脱水を行った後、約20久/秒の蒸着速度
でSiOを、5〜10久/秒の蒸着速度でS i02を
それぞれnd=d=2(入= 80On+s )で蒸着
させ、生成した被着物を約10分間アニールして真空度
を大気に開放する。
SiOを抵抗加熱蒸発源として、S i02を電子銃蒸
発源として入れ、まず約1O−6Torrまで排気して
光学レンズの脱水を行った後、約20久/秒の蒸着速度
でSiOを、5〜10久/秒の蒸着速度でS i02を
それぞれnd=d=2(入= 80On+s )で蒸着
させ、生成した被着物を約10分間アニールして真空度
を大気に開放する。
(6) PMMA製光学レンズを真空チャンバ内に入
れ、電子銃蒸発源としてSiO2とCeChと別々にハ
ースに入れ、まず約1O−6Torrまで排気して脱水
した後、5〜10久/秒の蒸着速度で第1層目にnd=
λ/4のSiO2を、第2層目にnd=d=4のCeO
2を、第3層目にnd=d=2のSiO2を蒸着する。
れ、電子銃蒸発源としてSiO2とCeChと別々にハ
ースに入れ、まず約1O−6Torrまで排気して脱水
した後、5〜10久/秒の蒸着速度で第1層目にnd=
λ/4のSiO2を、第2層目にnd=d=4のCeO
2を、第3層目にnd=d=2のSiO2を蒸着する。
この場合、Ce07のほかに高屈折率蒸着材料としてT
iO2、ZrO2等を用いることができるが、これらは
融点が高く、輻射熱が大きいため、PMMAに熱による
変形損傷を与えて特性保持に問題がある。
iO2、ZrO2等を用いることができるが、これらは
融点が高く、輻射熱が大きいため、PMMAに熱による
変形損傷を与えて特性保持に問題がある。
[発明が解決しようとする開題点]
従来の合成樹脂製光学部品における反射防止膜は使用波
長域が入:400〜700r++sで1反射率の極小値
が約1%と低い、また、低温被覆により形成した場合、
40℃・90〜95%で1000時間。
長域が入:400〜700r++sで1反射率の極小値
が約1%と低い、また、低温被覆により形成した場合、
40℃・90〜95%で1000時間。
50℃・95%で100時間の耐湿・湿度試験による第
1層目の5iOz膜には耐クラツク効果に限度がある。
1層目の5iOz膜には耐クラツク効果に限度がある。
膜表面のキズ防止のために、硬質の膜を形成するが、厚
膜のため多層構成の干渉効果により分光反射率曲線が波
打ち1分光特性が悪くなる。
膜のため多層構成の干渉効果により分光反射率曲線が波
打ち1分光特性が悪くなる。
さらに、厚膜の場合、膜応力が大きくなって合成樹脂製
光学部品の成形形状精度を損なうことになる。
光学部品の成形形状精度を損なうことになる。
本発明の目的は、入−780〜820nmで0.5%以
下の反射率を保持し、形状精度の優れた合成樹脂製光学
部品の反射防止膜を提供せんとするにある。また、他の
目的は耐環境テスト(耐湿・湿テスト等)での耐クラツ
ク性並びに耐剥離性に優れ、実用的に充分な硬度と光学
部品に対する良好な密着性とを有する反射防止膜を提供
せんとするにある。
下の反射率を保持し、形状精度の優れた合成樹脂製光学
部品の反射防止膜を提供せんとするにある。また、他の
目的は耐環境テスト(耐湿・湿テスト等)での耐クラツ
ク性並びに耐剥離性に優れ、実用的に充分な硬度と光学
部品に対する良好な密着性とを有する反射防止膜を提供
せんとするにある。
[間届点を解決する手段および作用]
本発明によれば、合成樹脂製光学部品の基板ににi1層
としての反射防止効果を有するSiO層と、中間層とし
てのCeOとSiO2との混合層と、最終層としてのS
iO層との3層構成よりなり、780〜820nmの波
長領域を有する反射防止膜を形成する。
としての反射防止効果を有するSiO層と、中間層とし
てのCeOとSiO2との混合層と、最終層としてのS
iO層との3層構成よりなり、780〜820nmの波
長領域を有する反射防止膜を形成する。
SiO層は非晶質構造の成膜を作るため、SiO2より
も耐クラツク性が良好で、基板への密着性も良く、低温
被覆でも!&密な膜成長を助長できる。
も耐クラツク性が良好で、基板への密着性も良く、低温
被覆でも!&密な膜成長を助長できる。
従って、基板側から第1層および第3層に耐熱衝撃性の
高いSiOを薄着する一方、中間の第2層目に高屈折率
(1:rCeO+ SiO2(1〜10 wt%)の混
合物を7572する。このCeOとSiO2の混合物は
第1および3層目のSiO膜の圧縮応力を緩和する引張
応力作用を有するので、形状精度変化を防止することが
できる。しかも、反射率の経時変化を抑えるため、酸化
作用がおこっても屈折率の変化が少ない高屈折率のCe
O+ SiO2膜を中間層としているので、第3層目の
SiOで反射防止効果が達成される。
高いSiOを薄着する一方、中間の第2層目に高屈折率
(1:rCeO+ SiO2(1〜10 wt%)の混
合物を7572する。このCeOとSiO2の混合物は
第1および3層目のSiO膜の圧縮応力を緩和する引張
応力作用を有するので、形状精度変化を防止することが
できる。しかも、反射率の経時変化を抑えるため、酸化
作用がおこっても屈折率の変化が少ない高屈折率のCe
O+ SiO2膜を中間層としているので、第3層目の
SiOで反射防止効果が達成される。
本発明の光学部品を構成する合成樹脂としては、ポリメ
チルメタクリレート(PMMA)、ジエチレングリコー
ルビスアリルカーボネート(CR−39)、ポリカーボ
ネート(pc)、ポリサル7オン(PSF)、ポリスチ
レン(PS) 、スチレン−アクリロニトリル共重合体
(AS)、スチレン−アクリロニトリル−ブタジェン共
重合体(ABS)等がある。これら合成樹脂を光学部品
の使用目的に応じて適宜選択して使用する。
チルメタクリレート(PMMA)、ジエチレングリコー
ルビスアリルカーボネート(CR−39)、ポリカーボ
ネート(pc)、ポリサル7オン(PSF)、ポリスチ
レン(PS) 、スチレン−アクリロニトリル共重合体
(AS)、スチレン−アクリロニトリル−ブタジェン共
重合体(ABS)等がある。これら合成樹脂を光学部品
の使用目的に応じて適宜選択して使用する。
[実施例]
実施例1
本例においては、ポリメチルメタクリレート(PMMA
)の光学部品基板(レンズ、プリズム等)に第1図に示
す装置を用いて反射防止膜の被覆処理を行った。
)の光学部品基板(レンズ、プリズム等)に第1図に示
す装置を用いて反射防止膜の被覆処理を行った。
PMMAの基板7をまず十分に洗浄して第1図に示す装
置の真空チャンバlの回転ドーム2に所定の位置でセッ
トした。真空チャンバ1のベースプレート上の左右に位
こする各蒸発源に後述する蒸着材料を入れた。すなわち
、抵抗加熱蒸発源3 (10V、400A) に取付ケ
タ箱状ボート(蓋付)4内にSiOを7〜8分目入れて
セットした。−・方、電子銃蒸発rA5に取付けた銅製
ハース6内に95wt%のGeOと5賛t%のSiOと
の混合物よりなるタブレットを入れてセットした。
置の真空チャンバlの回転ドーム2に所定の位置でセッ
トした。真空チャンバ1のベースプレート上の左右に位
こする各蒸発源に後述する蒸着材料を入れた。すなわち
、抵抗加熱蒸発源3 (10V、400A) に取付ケ
タ箱状ボート(蓋付)4内にSiOを7〜8分目入れて
セットした。−・方、電子銃蒸発rA5に取付けた銅製
ハース6内に95wt%のGeOと5賛t%のSiOと
の混合物よりなるタブレットを入れてセットした。
全てのセツティングが実子した後、真空チャンバl内を
排気管8を介して排気した。十分な水分の除去を行ない
ながら真空チャンバ1内が約10=Torrの到達真空
度に達したら、次の薄青処理を行った。なお、基若終了
まで基板は加熱することなく常温下に保持した。
排気管8を介して排気した。十分な水分の除去を行ない
ながら真空チャンバ1内が約10=Torrの到達真空
度に達したら、次の薄青処理を行った。なお、基若終了
まで基板は加熱することなく常温下に保持した。
まず、回転ドーム2を回転させ、ガス導入口9からガス
を導入しながら抵抗加熱源3に入れたSiOおよび電子
銃蒸発源5に入れたCeO+ SiO2混合物のガス出
しをシャッター10の開閉により行ない、次いで基板側
からみて第1層目のSiO11Q、第2層[1のCeO
+SiO7(7)混合物膜、第3層目のSiO膜の3層
構造よりなる反射防止膜を蒸着により形成した。
を導入しながら抵抗加熱源3に入れたSiOおよび電子
銃蒸発源5に入れたCeO+ SiO2混合物のガス出
しをシャッター10の開閉により行ない、次いで基板側
からみて第1層目のSiO11Q、第2層[1のCeO
+SiO7(7)混合物膜、第3層目のSiO膜の3層
構造よりなる反射防止膜を蒸着により形成した。
第1層: ガス出し後、I X 10−5Torr以上
の真空度を保持しながら抵抗加熱11A3をスイッチオ
ンし、SiOを1〜3久/秒の蒸着速度で蒸着した(4
1械的膜厚 d = 73.3内m、屈折率n= 1.585 )
。
の真空度を保持しながら抵抗加熱11A3をスイッチオ
ンし、SiOを1〜3久/秒の蒸着速度で蒸着した(4
1械的膜厚 d = 73.3内m、屈折率n= 1.585 )
。
第2層: 第1層形成後抵抗加熱源3をスイッチオフし
、真空度を1〜2X10−5 Torrまで戻し、電子銃蒸発源5をスイッチオンし、
CeO+ SiO2混合物を5〜10^/秒の蒸着速度
で蒸着した (d = 57.3内m、 n=2.03)。
、真空度を1〜2X10−5 Torrまで戻し、電子銃蒸発源5をスイッチオンし、
CeO+ SiO2混合物を5〜10^/秒の蒸着速度
で蒸着した (d = 57.3内m、 n=2.03)。
第3層: 最後に、電子銃蒸発源をスイッチオフして第
1層の形成と同じ処理を再び 繰返してSiOを蒸着した( d=148.7内m、
n = 1.585) 。
1層の形成と同じ処理を再び 繰返してSiOを蒸着した( d=148.7内m、
n = 1.585) 。
このようにして得た反射防止膜の分光反射率を第2図に
曲線Aにより示す、また、この反射防止11りの耐性試
験後の各特性における有意差を比較例l(従来法により
製造したSiO膜とSiO2膜との2層構造の反射防止
膜)および比較例2(従来法により製造したSiO膜、
CeO2膜、 SiO2膜の順よりなる3層構造の反射
防止膜)と共にr記の第1表に示す。
曲線Aにより示す、また、この反射防止11りの耐性試
験後の各特性における有意差を比較例l(従来法により
製造したSiO膜とSiO2膜との2層構造の反射防止
膜)および比較例2(従来法により製造したSiO膜、
CeO2膜、 SiO2膜の順よりなる3層構造の反射
防止膜)と共にr記の第1表に示す。
実施例2
実施例1の処理を繰返した。ただし、第3層の形成時に
ガス導入口9より02を1〜2X10−’Tarrにな
るまで供給した。このようにして形成した反射防止膜は
第1層にSiO膜(d = 72.55nm、n =
1.585)、第2層にCeO+ SiO7混合物膜(
d=56.4ins、n =2.03) 、第3層にS
iO膜(d= 152.7nm、 n = 1.50
6)の3層構造よりなり、第2図に曲線Bにより示され
る分光反射率および第1表に示される耐性試験による特
性を有する。
ガス導入口9より02を1〜2X10−’Tarrにな
るまで供給した。このようにして形成した反射防止膜は
第1層にSiO膜(d = 72.55nm、n =
1.585)、第2層にCeO+ SiO7混合物膜(
d=56.4ins、n =2.03) 、第3層にS
iO膜(d= 152.7nm、 n = 1.50
6)の3層構造よりなり、第2図に曲線Bにより示され
る分光反射率および第1表に示される耐性試験による特
性を有する。
1直輿l
実施例1の処理を繰返した。ただし、第3層の形成に際
し、SiOの代りにSiO2(溶融結晶)を1〜2 X
10−’Torrの真空上電子銃蒸発源5のスイッチ
オンにより5〜10^/秒の蒸着速度で蒸着した。この
ようにして得た反射防止膜は第1層にSiO膜(d =
71.8nm、 n = 1.585 ) 、第2層
にCeO+5iCL+R合物+1!2(d = 58.
Onm、n = 2.03 )、第3層にSiO+膜(
d = 153.7n+m、 n = 1.48 )の
3層構造よりなり、第2図に曲線Cにより示される分光
反射率および第1表に示される耐性試験による特性を有
する。
し、SiOの代りにSiO2(溶融結晶)を1〜2 X
10−’Torrの真空上電子銃蒸発源5のスイッチ
オンにより5〜10^/秒の蒸着速度で蒸着した。この
ようにして得た反射防止膜は第1層にSiO膜(d =
71.8nm、 n = 1.585 ) 、第2層
にCeO+5iCL+R合物+1!2(d = 58.
Onm、n = 2.03 )、第3層にSiO+膜(
d = 153.7n+m、 n = 1.48 )の
3層構造よりなり、第2図に曲線Cにより示される分光
反射率および第1表に示される耐性試験による特性を有
する。
第1表から明らかな如く、実施例1〜3は比較例1およ
び2に比べて耐性試験後の光学性能(面形状精度、反射
率)および外観性能(#クラック性)が特に向にしてい
る。膜の耐クラツク性に関しては、第1層目にSiO膜
を形成し、第2層目にCeO+ SiO2混合物膜を形
成することにより60℃、70℃の高温側で耐クラツク
性の著しい白玉が得られる。
び2に比べて耐性試験後の光学性能(面形状精度、反射
率)および外観性能(#クラック性)が特に向にしてい
る。膜の耐クラツク性に関しては、第1層目にSiO膜
を形成し、第2層目にCeO+ SiO2混合物膜を形
成することにより60℃、70℃の高温側で耐クラツク
性の著しい白玉が得られる。
基板の合成樹脂として、熱硬化性注型重合で得られるC
R−39、また、8町塑性射出成形で(!)られるPC
、PSF 、PS 、ABS’″gを用いても実施例1
〜3とほぼ同等の性能を得ることができた。
R−39、また、8町塑性射出成形で(!)られるPC
、PSF 、PS 、ABS’″gを用いても実施例1
〜3とほぼ同等の性能を得ることができた。
第2層のCeO+ SiO2混合物膜において、S i
07の混合比が実施例1〜3では5−改に%であるが、
この混合比は1〜10屯量%の範囲内であれば第1表に
示した特性が充分に得られる。しかし、混合比が10重
量%を越えると、f記第2表に比較例3 (Si(L+
: 11gL量%)として示すように、(I)70℃、
80%、100時間、(II)60℃、95%、100
時間の耐性試験による経時変化として反射率が規格値0
.5%(入=780〜820nm )を越え、合格反射
−(イを得ることができないことが分る。
07の混合比が実施例1〜3では5−改に%であるが、
この混合比は1〜10屯量%の範囲内であれば第1表に
示した特性が充分に得られる。しかし、混合比が10重
量%を越えると、f記第2表に比較例3 (Si(L+
: 11gL量%)として示すように、(I)70℃、
80%、100時間、(II)60℃、95%、100
時間の耐性試験による経時変化として反射率が規格値0
.5%(入=780〜820nm )を越え、合格反射
−(イを得ることができないことが分る。
第2表
[発明の効果]
本発明の反射防11:膜においては、初期および耐性試
験後の反射率が入=780〜820nmで0.5%以F
を保持することができ、また形状精度としてもo、o5
人思量のA合波+fij収M (WFA −FMS −
VALUE)および15m5以ドのスポット値を有する
。さらに、膜の耐クラツク性に関しても初期性能のみな
らず70℃、80%、100時間又60℃、95%、1
00時pr+ 17)耐性試験後テモI+!;!割れは
生じず基板への密着性に問題がなく、テープ21g1テ
スト(llllil 18■、 45°の角度から瞬時
にテープを剥す、20回繰返す)でも膜′A藻を生じな
い。
験後の反射率が入=780〜820nmで0.5%以F
を保持することができ、また形状精度としてもo、o5
人思量のA合波+fij収M (WFA −FMS −
VALUE)および15m5以ドのスポット値を有する
。さらに、膜の耐クラツク性に関しても初期性能のみな
らず70℃、80%、100時間又60℃、95%、1
00時pr+ 17)耐性試験後テモI+!;!割れは
生じず基板への密着性に問題がなく、テープ21g1テ
スト(llllil 18■、 45°の角度から瞬時
にテープを剥す、20回繰返す)でも膜′A藻を生じな
い。
第1図は本発明の合成樹脂製光学部品用反射防IJ:膜
を製造するのに用いる装置の説明図、第2図は実施例1
〜3の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである・ 1・・・真空チャン八 2・・・回転ドーム 3・・・抵抗加熱ノ入発源 4・・・箱状ポート 5・・・電f−銃ノ入発源 6・・・f#4製ハース 7・・・合成樹脂製基板 8・・・排気管 9・・・ガス導入「1 10・・・シャッター 特許出願人 オリンパス光学下業株式会社代理人 弁
理上 奈 良 武7基板 第9図 (”/、) 波 長 (λ) 手続−f:fj正−F椋(自発) 昭和61年2月5[1 1、・バ件の表示 昭和60年特許願第275717号 2、発明の名称 光学部品用反射防止膜およびその製造法3、補正をする
者 事件との関係 特 許 出 願 人 任 所 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号4、代理
人 明細、(J全文 :67・2. (’+ ”。 l 喚7へ \ ・ 7 7、補正の内容 (1)明細書全文を別紙訂正明細1!)の通り補正する
。 8、添付3類の目録 (1)訂正明細、!: 1 通 用 細 11; 1、発明の名称 光学部品用反射防+L Itりおよびその製造υ。 2、特許請求の範囲 (1) 合成樹脂製光学部品の基板りに形成した該基
板側からみて第1層として反射防止効果を有する Si
O層、中間層としてCeO2とSiO2との混合層、最
終層としてSiO層からなる3層構成で、780〜82
0 nmの波長領成人を有する反射防II: II!2
− (2光学部品を構成する合成樹脂はポリメチルメタクリ
レート、ジエチレングリコールビスアリルカーポネート
、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル八重:合体およびスチレン
−アクリロニトリル−ブタジェン共重合体から選択した
ものである特許請求の範囲第1項記・戒の反射防止膜。 (3)中間層としてのCeO2と5102との混合層は
1〜10重量%のSiO2を含有する特許請求の範囲第
1項記載の反射防止膜。 (4)合成樹脂製光学部品の基板上に反射防止効果を形
成するに当り、前記基板側からみて第1層として反射防
止効果を有するSiOを、中間層としてCeO2とSi
O2との混合物を、最終層としてSiOを基板の加熱な
しに常温でSiOの抵抗加熱、CeChとS iO2の
混合物の電子ビーム加熱によりそれぞれ真空蒸着して3
層構成の反射防止膜を形成することを特徴とする光学部
品用反射防1ト膜の製造法。 (5) 光学部品を構成する合成樹脂としてポリメチル
メタクリレート、ジエチレングリコールビスアリルカー
ボネート、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリス
チレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体又はスチ
レン−アクリロニトリル−ブタジェン共重合体を用いる
特許請求の範囲第4項記載の光学部品用反射防止膜の製
造法。 (6) CeO2とSiO7との混合物は1−10%
量%のS iO;+を含有する特許1111求の範囲第
4項記載の光学部品用反射防+L II!2の製造法。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は合成樹脂製光学部吊上に形成した反射防止膜並
びにその製造法に関するものである。 [従来技術] 合成樹脂製光学部品としては、■としてジエチレングリ
コールビスアリルカーポネー)(CR−39,熱硬化性
樹脂)、ポリカーボネート(PC,熱可塑性樹脂)等よ
りなる低光学特性の眼鏡等に用いるグレードから、主と
してポリメチルメタクリレート(PMMA 、熱可塑性
樹脂、射出成形加工)等よりなる高光学特性の非球面加
工された光学レンズ等に用いるグレードまでの幅広い応
用範囲がある。これら合成樹脂製光学部品にも、光学特
性り反射防止効果を有する透明誘゛屯体11りを被覆す
る。しかし、光学部品が合成樹脂よりなるため、ガラス
に比べ物理性億(耐熱性、耐変形性、耐硬度等)、化学
性能(耐溶剤性′fP)が劣り、その結果反射防止膜の
被覆に制約を余儀なされている。従って、使用目的およ
び範囲を限定して下記に示すように反射防IL I!2
の被覆が行われているのが現状である。 (1) P M M A製光学部品上にnd=入1/
4(入、=400nn) MgF2を第一層として、そ
の上にnd=入2/8(入2 = 160nm )のS
iO,+を第2層として被覆する。 (2) PMMA製光学部品を水溶性溶剤中に浸漬し
て該部品表面の水分を除去し、フロン系溶剤で洗浄した
後約2μ層の熱硬化性Si系硬化股を塗ruする。 (3)前記第2項と同様に洗浄したPMMA製光学部品
上に約0.1μmのMgF2を真空蒸着法により被覆す
る。 (4) P M M A製光学レンズを75℃前後の
温度に保持した状態でnd=入+/2のSiO2を第1
層として、nd=入2/4のMgF2を第2層として真
空蒸着するか、または常温下で′:JS1層としてnd
=入1/20のSiO2を、第2層としてnd=入2/
4のMgF2を真空蒸着する。 (5) PMMA製光学レンズを真空チャンバ内に入
れ、5i(IIを抵抗加熱)入発源として、S1勧を電
子銃蒸発源として入れ、まず約1O−bTorrまで排
気して光学レンズの脱水を行った後、約20ス/秒のノ
ヘ着速度でSiOを、5〜10又/秒の蒸着速度でSi
O;+をそれぞれnd=入/2(入= 800ns )
で蒸着させ、生成した被着物を約10分間アニールして
真空度を大気に開放する。 (6’l PMMA製光学レンズを真空チャンバ内に
入れ、電子銃蒸発源としてSiO2とCeO2と別々に
ハースに入れ、まず約10=Torrまで排気して脱水
した後、5〜10^/秒の蒸着速度で第1層口にnd=
入/4のSiO2を、第2層目にnd=入/4(7)G
e02を、第3層目にnd=入/2の5102を蒸着す
る。この場合、CeO2のほかに高屈折率蒸着材料とし
てTiO2、ZrO2等を用いることができるが、これ
らは融点が高く、輻射熱が大きいため、PMMAに熱に
よる変形損傷を午えて特性保持に問題がある。 [発明が解決しようとする問題点] 従来の合成樹脂製光学部品における反射防止膜は使用波
長域が入=400〜700n+*で、反射率の極小値が
約1%と高い。また、低温被覆により形成した場合、4
0℃・90〜95%で1000時間、50℃−95%で
100時間の耐湿・湿度試験による第1層[JのSiO
7膜には耐クラツク効果に限度がある。膜表面のキズ防
止のために、硬質の膜を形成するが、厚膜のため多層構
成の上渉効果により分光反射率曲線が波打ち、分光特性
が悪くなる。 さら1こ、厚11りの場合、膜応力が大きくなって合成
樹脂製光学部品の成形形状精度を損なうことになる。 本発明(7) [1的は、入= 780〜820r++
sで0.5%以)゛の反射率を保持し、形状精度の優れ
た合成樹脂製光学部品の反射防止)模を提供せんとする
にある。また、他の[1的は耐環境テスト(耐湿・湿テ
ス)・1)での耐クラック性並びに耐剥離性に優れ、実
用的に充分な硬度と光学部品に対する良好な密着性とを
右する反射防11膜を提供せんとするにある。 [問題点を解決する手段および作用] 本発明によれば、合成樹脂製光学部品の基板上に第1層
としての反射防+h効果を有するSiO層と、中間層と
してのCeO2とS i02との混合層と、最終層とし
てのSiO層との3層構成よりなり、780〜820n
mの波長領域を有する反射防止膜を形成する。 SiO層は非晶質構造の成膜を作るため、5102より
も耐クラツク性が良好で、基板への密着性も良く、低温
被覆でもm密な膜成長を助長できる。 従って、基板側から第1層および第3層に耐熱衝撃性の
高いSiOを薄着する一方、中間の第2層口に高屈折率
のCeO+ + SiO2(1〜10 wt%)ノ混合
物を蒸着する。このCen2とSiO2の混合物は第1
および3層目のS10膜の圧縮応力を緩和する引張応力
作用を有するので、形状精度変化を防止することができ
る。しかも、反射率の経時変化を抑えるため、酸化作用
がおこっても屈折率の変化が少ない高屈折率のCe07
+ S iO?膜を中間層としているので、第3層目
のSiOで反射防止効果が達成される。 本発明の光学部品を構成する合成樹脂としては、ポリメ
チルメタクリレート(PMMA)、 ジエチレングリコ
ールビスアリルカーボネート(CR−39)、ポリカー
ポネー) (PC)、ポリサルフォン(PSF)、ポリ
スチレン(ps)、 スチレン−アクリロニトリル共
重合体(AS)、 スチレン−アクリロニトリル−ブ
タジェン共重合体(ABS)等がある。これら合成樹脂
を光学部品の使用[1的に応じて適宜選択して使用する
。 [実施例] 実施例1 本例においては、ポリメチルメタクリレート(PMMA
)の光学部品基板(レンズ、プリズム笠)に第1図に示
す装置を用いて反射防止膜の被m処理を行った。 PMMAの基板7をまず十分に洗浄して第1図に示す装
置の真空チャンバ1の回転ドーム2に所定の位置でセッ
トした。真空チャンバlのベースプレートl二の左右に
位置する各ノヘ発源に後述する蒸着材料を入れた。すな
わち、抵抗加熱へ発源3 (IOV、40OA) に取
付けた箱状ポート(蓋付)4内にSiOを7〜8分「1
人れてセ−/[・シた。一方、電子銃蒸発IQ5に取付
けた銅製ハース6内に95wt%のCeO2と5wt%
のS io2と)’J4合物よりなるタブレットを入れ
てセットした。 全てのセツティングが完了した後、真空チャン/へ1内
を排気管8を介して排気した。ヒ分な水分の除去を行な
いながら真空チャン八l内が約1O−6Torrの到達
真空度に達したら、次の蒸着処理を行った。なお、蒸着
終了まで基板は加熱することなく常温下に保持した。 まず、回転ドーム2を回転させ、抵抗加熱源3に入れた
SiOおよび電子銃蒸発源5に入れたCeO7+SiO
2混合物のカス出しをシャッター10を閉じた状態で行
ない、次いでノ、(板側からみて第1層目のSiO膜、
第2層目のCeO2+ SiO2の混合物膜、第3層目
のSiO膜の3層構造よりなる反射防止膜を蒸着により
形成した。 第1層: ガス出し後、l X 10 ”Torr以り
の真空度を保持しながら抵抗加熱源3を スイッチオンし、SiOを1〜3^/秒の蒸着速度で蒸
着した(機械的膜厚 −d = 73.3nm、屈折率n= 1.585 )
。 第2層: 第1層形成後抵抗加熱源3をスイッチオフし
、真空度を1〜2X10−5 Torrまで戻し、電子銃蒸発源5をスイッチオンし、
CeO2+SiO2混合物を5〜10^/秒の蒸着速度
で蒸着した (d =57.3nm、 n = 2.03 )。 第3層: 最後に、電子銃蒸発源をスイッチオフして第
1層の形成と同じ処理を再び 繰返してSiOを蒸着した( d= 146.?nm、
n = 1.585)。 このようにして得た反射防止膜の分光反射率を第2図に
曲線Aにより示す。また、この反射防止膜の耐性試験後
の各特性における右、・ユ差を比較例1(従来法により
製造した5iOIV2とSiO;+膜との2層構造の反
射防止膜)および比較例2(従来法により製造したSi
OIl!2、CeO2膜、 SiO2膜の順よりなる3
層構造の反射防止膜)と共に下記の第1表に示す。 実施例2 実施例1の処理を繰返した。ただし、第3層の形成時に
ガス導入口9より02を1〜2XIO−’Torrにな
るまで供給した。このようにして形成した反射防1hr
f2は第1層にSiO膜(d = 72.55nm、n
= 1.585)、第2層にGe07 + SiO2
膜合物1)2(d=58.8nm、 n = 2.03
) 、第3層にSiO膜(d= 152.7nm、n
= 1.506) (7)3層構造よりなり、第2図
に曲線Bにより示される分光反射率および第1表に示さ
れる耐性試験による特性を有する。 実施例3 実施例1の処理を繰返した。ただし、第3層の形成に際
し、SiOの代りにSiO;+ (溶融結晶)を1〜2
X 10−5Torrの真空下′市f銃蒸発源5のス
イッチオンにより5〜10久/秒のノヘ着速度で、き着
した。このようにして得た反射防止膜は第1層にSiO
11Q (d = 71.8nm、n = 1.585
) 、第2層にCeO,+ + SiO?混合物膜(
d = 56.On+m、n = 2.03 )、第3
層に5iOrll!2 (d = 153.7r++a
、 n = 1.48 )の3層構造よりなり、第2図
に曲yicにより示される分光反射率および第1表に示
される耐性試験による特性を有する。 第1表から明らかな如く、実施例1〜3は比較例1およ
び2に比へて耐性試験後の光学性能(面形状精度、反射
率)および外観性能(耐クラツク性)が特に向−1−シ
ている。膜の耐クラック性に関しては、第1層[1にS
iO112を形成し、第2層目にCe07 + Sig
h混合物膜を形成することにより60℃、70℃の高温
側で耐タラ−2り性の著しい向」二が得られる。 基板の合成樹脂として、熱硬化性注型重合で得られるC
R−39、また熱可塑性射出成形で得られるPC,PS
F、PS、ABS等を用いても実施例1〜3とほぼ同等
の外観性能(耐クラツク性)を得ることができた。 第2層のCeCh + SiO2混合物膜において、S
iO2の混合比が実施例1〜3では5重量%であるが、
この混合比は1〜10重量%の範囲内であれば第1表に
示した特性が充分に11)られる、しかし。 混合比が10屯量%を越えると、下記第2表に比較例3
(SiO2: 11重量%)として示すように、CI
)70℃、80%、100時間、(IT)60℃、95
%、100時間の耐性試験による紅時変化として反射率
が規格値0.5%(入=780〜820nm )を越え
、合格反射率を得ることができないことが分る。 第2表 [発明の効果] 本発明の反射防止膜においては、初期および耐性試験後
の反射率が入ニア80〜820nsで0.5%以下を保
持することができ、また形状精度としても0.05Å以
下の透過波面収差(WFA−RMS・VALUE)およ
び15ta以下のスポット値を有する。さらに、膜の耐
クラツク性に関しても初期性能のみならず70℃、80
%、100時間又60℃、95%、100時間の耐性試
験後でも膜割れは生じず基板への密着性に問題がなく、
テープ24Mテスト(@181.45°(7) 角W
からm 時にテープを剥す、20回繰返す)でも膜剥離
を生じない。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の合成樹脂製光学部品用反射防止膜を製
造するのに用いる装置の説lJ1図、第21Aは実施例
1〜3の反射防市膜の分光反射率を示すグラフである。 l・・・真空チャンパ 2・・・回転ドーム 3・・・抵抗加熱ノ入発源 4・・・箱状ポート 5・・パ、+i T−銃蒸発源 6・・・44製ハース 7・・・合成樹脂製基板 8・・・排気管 9・・・カス導入[1 1O・・・シャッター
を製造するのに用いる装置の説明図、第2図は実施例1
〜3の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである・ 1・・・真空チャン八 2・・・回転ドーム 3・・・抵抗加熱ノ入発源 4・・・箱状ポート 5・・・電f−銃ノ入発源 6・・・f#4製ハース 7・・・合成樹脂製基板 8・・・排気管 9・・・ガス導入「1 10・・・シャッター 特許出願人 オリンパス光学下業株式会社代理人 弁
理上 奈 良 武7基板 第9図 (”/、) 波 長 (λ) 手続−f:fj正−F椋(自発) 昭和61年2月5[1 1、・バ件の表示 昭和60年特許願第275717号 2、発明の名称 光学部品用反射防止膜およびその製造法3、補正をする
者 事件との関係 特 許 出 願 人 任 所 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号4、代理
人 明細、(J全文 :67・2. (’+ ”。 l 喚7へ \ ・ 7 7、補正の内容 (1)明細書全文を別紙訂正明細1!)の通り補正する
。 8、添付3類の目録 (1)訂正明細、!: 1 通 用 細 11; 1、発明の名称 光学部品用反射防+L Itりおよびその製造υ。 2、特許請求の範囲 (1) 合成樹脂製光学部品の基板りに形成した該基
板側からみて第1層として反射防止効果を有する Si
O層、中間層としてCeO2とSiO2との混合層、最
終層としてSiO層からなる3層構成で、780〜82
0 nmの波長領成人を有する反射防II: II!2
− (2光学部品を構成する合成樹脂はポリメチルメタクリ
レート、ジエチレングリコールビスアリルカーポネート
、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル八重:合体およびスチレン
−アクリロニトリル−ブタジェン共重合体から選択した
ものである特許請求の範囲第1項記・戒の反射防止膜。 (3)中間層としてのCeO2と5102との混合層は
1〜10重量%のSiO2を含有する特許請求の範囲第
1項記載の反射防止膜。 (4)合成樹脂製光学部品の基板上に反射防止効果を形
成するに当り、前記基板側からみて第1層として反射防
止効果を有するSiOを、中間層としてCeO2とSi
O2との混合物を、最終層としてSiOを基板の加熱な
しに常温でSiOの抵抗加熱、CeChとS iO2の
混合物の電子ビーム加熱によりそれぞれ真空蒸着して3
層構成の反射防止膜を形成することを特徴とする光学部
品用反射防1ト膜の製造法。 (5) 光学部品を構成する合成樹脂としてポリメチル
メタクリレート、ジエチレングリコールビスアリルカー
ボネート、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリス
チレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体又はスチ
レン−アクリロニトリル−ブタジェン共重合体を用いる
特許請求の範囲第4項記載の光学部品用反射防止膜の製
造法。 (6) CeO2とSiO7との混合物は1−10%
量%のS iO;+を含有する特許1111求の範囲第
4項記載の光学部品用反射防+L II!2の製造法。 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は合成樹脂製光学部吊上に形成した反射防止膜並
びにその製造法に関するものである。 [従来技術] 合成樹脂製光学部品としては、■としてジエチレングリ
コールビスアリルカーポネー)(CR−39,熱硬化性
樹脂)、ポリカーボネート(PC,熱可塑性樹脂)等よ
りなる低光学特性の眼鏡等に用いるグレードから、主と
してポリメチルメタクリレート(PMMA 、熱可塑性
樹脂、射出成形加工)等よりなる高光学特性の非球面加
工された光学レンズ等に用いるグレードまでの幅広い応
用範囲がある。これら合成樹脂製光学部品にも、光学特
性り反射防止効果を有する透明誘゛屯体11りを被覆す
る。しかし、光学部品が合成樹脂よりなるため、ガラス
に比べ物理性億(耐熱性、耐変形性、耐硬度等)、化学
性能(耐溶剤性′fP)が劣り、その結果反射防止膜の
被覆に制約を余儀なされている。従って、使用目的およ
び範囲を限定して下記に示すように反射防IL I!2
の被覆が行われているのが現状である。 (1) P M M A製光学部品上にnd=入1/
4(入、=400nn) MgF2を第一層として、そ
の上にnd=入2/8(入2 = 160nm )のS
iO,+を第2層として被覆する。 (2) PMMA製光学部品を水溶性溶剤中に浸漬し
て該部品表面の水分を除去し、フロン系溶剤で洗浄した
後約2μ層の熱硬化性Si系硬化股を塗ruする。 (3)前記第2項と同様に洗浄したPMMA製光学部品
上に約0.1μmのMgF2を真空蒸着法により被覆す
る。 (4) P M M A製光学レンズを75℃前後の
温度に保持した状態でnd=入+/2のSiO2を第1
層として、nd=入2/4のMgF2を第2層として真
空蒸着するか、または常温下で′:JS1層としてnd
=入1/20のSiO2を、第2層としてnd=入2/
4のMgF2を真空蒸着する。 (5) PMMA製光学レンズを真空チャンバ内に入
れ、5i(IIを抵抗加熱)入発源として、S1勧を電
子銃蒸発源として入れ、まず約1O−bTorrまで排
気して光学レンズの脱水を行った後、約20ス/秒のノ
ヘ着速度でSiOを、5〜10又/秒の蒸着速度でSi
O;+をそれぞれnd=入/2(入= 800ns )
で蒸着させ、生成した被着物を約10分間アニールして
真空度を大気に開放する。 (6’l PMMA製光学レンズを真空チャンバ内に
入れ、電子銃蒸発源としてSiO2とCeO2と別々に
ハースに入れ、まず約10=Torrまで排気して脱水
した後、5〜10^/秒の蒸着速度で第1層口にnd=
入/4のSiO2を、第2層目にnd=入/4(7)G
e02を、第3層目にnd=入/2の5102を蒸着す
る。この場合、CeO2のほかに高屈折率蒸着材料とし
てTiO2、ZrO2等を用いることができるが、これ
らは融点が高く、輻射熱が大きいため、PMMAに熱に
よる変形損傷を午えて特性保持に問題がある。 [発明が解決しようとする問題点] 従来の合成樹脂製光学部品における反射防止膜は使用波
長域が入=400〜700n+*で、反射率の極小値が
約1%と高い。また、低温被覆により形成した場合、4
0℃・90〜95%で1000時間、50℃−95%で
100時間の耐湿・湿度試験による第1層[JのSiO
7膜には耐クラツク効果に限度がある。膜表面のキズ防
止のために、硬質の膜を形成するが、厚膜のため多層構
成の上渉効果により分光反射率曲線が波打ち、分光特性
が悪くなる。 さら1こ、厚11りの場合、膜応力が大きくなって合成
樹脂製光学部品の成形形状精度を損なうことになる。 本発明(7) [1的は、入= 780〜820r++
sで0.5%以)゛の反射率を保持し、形状精度の優れ
た合成樹脂製光学部品の反射防止)模を提供せんとする
にある。また、他の[1的は耐環境テスト(耐湿・湿テ
ス)・1)での耐クラック性並びに耐剥離性に優れ、実
用的に充分な硬度と光学部品に対する良好な密着性とを
右する反射防11膜を提供せんとするにある。 [問題点を解決する手段および作用] 本発明によれば、合成樹脂製光学部品の基板上に第1層
としての反射防+h効果を有するSiO層と、中間層と
してのCeO2とS i02との混合層と、最終層とし
てのSiO層との3層構成よりなり、780〜820n
mの波長領域を有する反射防止膜を形成する。 SiO層は非晶質構造の成膜を作るため、5102より
も耐クラツク性が良好で、基板への密着性も良く、低温
被覆でもm密な膜成長を助長できる。 従って、基板側から第1層および第3層に耐熱衝撃性の
高いSiOを薄着する一方、中間の第2層口に高屈折率
のCeO+ + SiO2(1〜10 wt%)ノ混合
物を蒸着する。このCen2とSiO2の混合物は第1
および3層目のS10膜の圧縮応力を緩和する引張応力
作用を有するので、形状精度変化を防止することができ
る。しかも、反射率の経時変化を抑えるため、酸化作用
がおこっても屈折率の変化が少ない高屈折率のCe07
+ S iO?膜を中間層としているので、第3層目
のSiOで反射防止効果が達成される。 本発明の光学部品を構成する合成樹脂としては、ポリメ
チルメタクリレート(PMMA)、 ジエチレングリコ
ールビスアリルカーボネート(CR−39)、ポリカー
ポネー) (PC)、ポリサルフォン(PSF)、ポリ
スチレン(ps)、 スチレン−アクリロニトリル共
重合体(AS)、 スチレン−アクリロニトリル−ブ
タジェン共重合体(ABS)等がある。これら合成樹脂
を光学部品の使用[1的に応じて適宜選択して使用する
。 [実施例] 実施例1 本例においては、ポリメチルメタクリレート(PMMA
)の光学部品基板(レンズ、プリズム笠)に第1図に示
す装置を用いて反射防止膜の被m処理を行った。 PMMAの基板7をまず十分に洗浄して第1図に示す装
置の真空チャンバ1の回転ドーム2に所定の位置でセッ
トした。真空チャンバlのベースプレートl二の左右に
位置する各ノヘ発源に後述する蒸着材料を入れた。すな
わち、抵抗加熱へ発源3 (IOV、40OA) に取
付けた箱状ポート(蓋付)4内にSiOを7〜8分「1
人れてセ−/[・シた。一方、電子銃蒸発IQ5に取付
けた銅製ハース6内に95wt%のCeO2と5wt%
のS io2と)’J4合物よりなるタブレットを入れ
てセットした。 全てのセツティングが完了した後、真空チャン/へ1内
を排気管8を介して排気した。ヒ分な水分の除去を行な
いながら真空チャン八l内が約1O−6Torrの到達
真空度に達したら、次の蒸着処理を行った。なお、蒸着
終了まで基板は加熱することなく常温下に保持した。 まず、回転ドーム2を回転させ、抵抗加熱源3に入れた
SiOおよび電子銃蒸発源5に入れたCeO7+SiO
2混合物のカス出しをシャッター10を閉じた状態で行
ない、次いでノ、(板側からみて第1層目のSiO膜、
第2層目のCeO2+ SiO2の混合物膜、第3層目
のSiO膜の3層構造よりなる反射防止膜を蒸着により
形成した。 第1層: ガス出し後、l X 10 ”Torr以り
の真空度を保持しながら抵抗加熱源3を スイッチオンし、SiOを1〜3^/秒の蒸着速度で蒸
着した(機械的膜厚 −d = 73.3nm、屈折率n= 1.585 )
。 第2層: 第1層形成後抵抗加熱源3をスイッチオフし
、真空度を1〜2X10−5 Torrまで戻し、電子銃蒸発源5をスイッチオンし、
CeO2+SiO2混合物を5〜10^/秒の蒸着速度
で蒸着した (d =57.3nm、 n = 2.03 )。 第3層: 最後に、電子銃蒸発源をスイッチオフして第
1層の形成と同じ処理を再び 繰返してSiOを蒸着した( d= 146.?nm、
n = 1.585)。 このようにして得た反射防止膜の分光反射率を第2図に
曲線Aにより示す。また、この反射防止膜の耐性試験後
の各特性における右、・ユ差を比較例1(従来法により
製造した5iOIV2とSiO;+膜との2層構造の反
射防止膜)および比較例2(従来法により製造したSi
OIl!2、CeO2膜、 SiO2膜の順よりなる3
層構造の反射防止膜)と共に下記の第1表に示す。 実施例2 実施例1の処理を繰返した。ただし、第3層の形成時に
ガス導入口9より02を1〜2XIO−’Torrにな
るまで供給した。このようにして形成した反射防1hr
f2は第1層にSiO膜(d = 72.55nm、n
= 1.585)、第2層にGe07 + SiO2
膜合物1)2(d=58.8nm、 n = 2.03
) 、第3層にSiO膜(d= 152.7nm、n
= 1.506) (7)3層構造よりなり、第2図
に曲線Bにより示される分光反射率および第1表に示さ
れる耐性試験による特性を有する。 実施例3 実施例1の処理を繰返した。ただし、第3層の形成に際
し、SiOの代りにSiO;+ (溶融結晶)を1〜2
X 10−5Torrの真空下′市f銃蒸発源5のス
イッチオンにより5〜10久/秒のノヘ着速度で、き着
した。このようにして得た反射防止膜は第1層にSiO
11Q (d = 71.8nm、n = 1.585
) 、第2層にCeO,+ + SiO?混合物膜(
d = 56.On+m、n = 2.03 )、第3
層に5iOrll!2 (d = 153.7r++a
、 n = 1.48 )の3層構造よりなり、第2図
に曲yicにより示される分光反射率および第1表に示
される耐性試験による特性を有する。 第1表から明らかな如く、実施例1〜3は比較例1およ
び2に比へて耐性試験後の光学性能(面形状精度、反射
率)および外観性能(耐クラツク性)が特に向−1−シ
ている。膜の耐クラック性に関しては、第1層[1にS
iO112を形成し、第2層目にCe07 + Sig
h混合物膜を形成することにより60℃、70℃の高温
側で耐タラ−2り性の著しい向」二が得られる。 基板の合成樹脂として、熱硬化性注型重合で得られるC
R−39、また熱可塑性射出成形で得られるPC,PS
F、PS、ABS等を用いても実施例1〜3とほぼ同等
の外観性能(耐クラツク性)を得ることができた。 第2層のCeCh + SiO2混合物膜において、S
iO2の混合比が実施例1〜3では5重量%であるが、
この混合比は1〜10重量%の範囲内であれば第1表に
示した特性が充分に11)られる、しかし。 混合比が10屯量%を越えると、下記第2表に比較例3
(SiO2: 11重量%)として示すように、CI
)70℃、80%、100時間、(IT)60℃、95
%、100時間の耐性試験による紅時変化として反射率
が規格値0.5%(入=780〜820nm )を越え
、合格反射率を得ることができないことが分る。 第2表 [発明の効果] 本発明の反射防止膜においては、初期および耐性試験後
の反射率が入ニア80〜820nsで0.5%以下を保
持することができ、また形状精度としても0.05Å以
下の透過波面収差(WFA−RMS・VALUE)およ
び15ta以下のスポット値を有する。さらに、膜の耐
クラツク性に関しても初期性能のみならず70℃、80
%、100時間又60℃、95%、100時間の耐性試
験後でも膜割れは生じず基板への密着性に問題がなく、
テープ24Mテスト(@181.45°(7) 角W
からm 時にテープを剥す、20回繰返す)でも膜剥離
を生じない。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の合成樹脂製光学部品用反射防止膜を製
造するのに用いる装置の説lJ1図、第21Aは実施例
1〜3の反射防市膜の分光反射率を示すグラフである。 l・・・真空チャンパ 2・・・回転ドーム 3・・・抵抗加熱ノ入発源 4・・・箱状ポート 5・・パ、+i T−銃蒸発源 6・・・44製ハース 7・・・合成樹脂製基板 8・・・排気管 9・・・カス導入[1 1O・・・シャッター
Claims (6)
- (1)合成樹脂製光学部品の基板上に形成した該基板側
からみて第1層として反射防止効果を有するSiO層、
中間層としてCeOとSiO_2との混合層、最終層と
してSiO層からなる3層構成で、780〜820nm
の波長領域λを有する反射防止膜。 - (2)光学部品を構成する合成樹脂はポリメチルメタク
リレート、ジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリスチレン
、スチレン−アクリロニトリル共重合体およびスチレン
−アクリロニトリル−ブタジェン共重合体から選択した
ものである特許請求の範囲第1項記載の反射防止膜。 - (3)中間層としてのCeOとSiO_2との混合層は
1〜10重量%のSiO_2を含有する特許請求の範囲
第1項記載の反射防止膜。 - (4)合成樹脂製光学部品の基板上に反射防止膜を形成
するに当り、前記基板側からみて第1層として反射防止
効果を有するSiOを、中間層としてCeOとSiO_
2との混合物を、最終層としてSiOを基板の加熱なし
に常温でSiOの抵抗加熱、CeOとSiO_2の混合
物の電子ビーム加熱によりそれぞれ真空蒸着して3層構
成の反射防止膜を形成することを特徴とする光学部品用
反射防止膜の製造法。 - (5)光学部品を構成する合成樹脂としてポリメチルメ
タクリレート、ジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネート、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリスチ
レン、スチレン−アクリロニトリル共重合体又はスチレ
ン−アクリロニトリル−ブタジェン共重合体を用いる特
許請求の範囲第4項記載の光学部品用反射防止膜の製造
法。 - (6)CeOとSiO_2との混合物は1〜10重量%
のSiO_2を含有する特許請求の範囲第4項記載の光
学部品用反射防止膜の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275717A JPS62134601A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 光学部品用反射防止膜およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275717A JPS62134601A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 光学部品用反射防止膜およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134601A true JPS62134601A (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=17559391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60275717A Pending JPS62134601A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 光学部品用反射防止膜およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62134601A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0285353A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-26 | Sekinosu Kk | プラスチックのコーティング方法 |
JPH02230101A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-12 | Kyocera Corp | 合成樹脂光学部品の反射防止膜 |
WO2024053125A1 (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | キヤノンオプトロン株式会社 | 多層膜、多層膜を有する光学部材、および多層膜の製造方法 |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP60275717A patent/JPS62134601A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0285353A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-26 | Sekinosu Kk | プラスチックのコーティング方法 |
JPH02230101A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-12 | Kyocera Corp | 合成樹脂光学部品の反射防止膜 |
WO2024053125A1 (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | キヤノンオプトロン株式会社 | 多層膜、多層膜を有する光学部材、および多層膜の製造方法 |
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