JPS62134572A - 多重電源ライン内の障害導体の識別方法及び装置 - Google Patents

多重電源ライン内の障害導体の識別方法及び装置

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JPS62134572A
JPS62134572A JP61288613A JP28861386A JPS62134572A JP S62134572 A JPS62134572 A JP S62134572A JP 61288613 A JP61288613 A JP 61288613A JP 28861386 A JP28861386 A JP 28861386A JP S62134572 A JPS62134572 A JP S62134572A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも電線路の片端に対し平行に相応す
る位相が接続されるような2つ以上の多相グループをも
つ電線の一つの位相上に発生した欠陥に侵されている導
線がどの導線多相グループに属するかを見極めるための
方法及び装置に関するものである。
数年来、エネルギー消費量の著しい増大により2重電線
路を設置したり又は既存の電線路を2重にしたりして、
より多量の電力の伝送ができるようにすることになった
2重ラインは三相電力の場合、各々1つの位相に割当て
られている3本の導線から成る2つのグループ(これが
「3重導線」と呼ばれるものである)を含んでおり、2
つの3重導線の相応する位相は電線路の少なくとも片端
において平行に接続されることができ、一般に電線路の
両側で平行に接続されている。
これらの2重電線路は同一点における2つのグループつ
まり三重導線の位相上に同時発生する欠陥の中枢となり
うる。
現在までのところ、単一電線路、すなわち一般には単一
3重導線の電線路の保護のために設計された電線路保護
装置は、多重電線路に特有のこれらの欠陥の可能性を考
慮に入れることのできるものではなかった。
又米国特許U S 3626281又はU S 436
6474に記載のもののような従来の欠陥位相識別方法
は、単一電線路の保護に対しては全く満足のいくもので
あるにもかかわらず、多重電線路の場合には望ましくな
い結果を招く恐れがある。
特に、第1図を参照すると、三相2重電線路の場合、す
なわち、それぞれ位相a、b、cに割当てられ電線路の
端部に平行に接続されている3本の導線の2つのグルー
プ1及び2(3重導線)を含む電線路の場合、2つの保
護装置は電線路の端部各々において、それぞれの3重導
線1及び2の上に配置される。
3重導線1内の位相aに割当られた導線a1と3重導線
2内の位相すに割当てられた導線b2の間に欠陥が生じ
た場合、位相a及びbは大域的に欠陥が存在するとみら
れ、そのため一方では導線a1、bl、他方では導線a
2)b2が欠陥状態にあるとみなされ、このことから、
電線路は使用不能となりうる:ところがこのような引き
外しは、導線b1及びa2が健全、すなわち欠陥の無い
状態であるとき電線路は導線a2 、bl 、cl及び
C2により使用状態に保持されうる、という点で、望ま
しくないことである。
一方、欠陥状態にある導線についての識別情報が欠如し
ていると、その欠陥のその他のパラメータの検出、とく
に欠陥の原因を示す方向の決定において誤りが生じうる
このような状況の下で、本発明の目的は、まさに、大域
的に欠陥状態にあるとみられた位相に割当てられはした
もののそれ自体この欠陥に侵されていないような導線を
使用し続けることができるように、多重電線路、tなわ
ち複数の導線多相グループを含む1本の電線路内におい
て、健全な導線と欠陥のある導線を区別する手段を提供
することにある。
このため本発明に従った方法には、主として、次のよう
な段階が含まれている。
−電線路の測定点において、それぞれ第1及び第2のグ
ループ内で欠陥状態にあるとみられた位相に割当てられ
た導線である第1及び第2の導線中を流れる電流の瞬間
的な値に正比例する第1及び第2の電流信号を収集する
段階、−第1及び第2の電流信号の組合せにより表わさ
れる処理信号を作成する段階、 −第1及び第2の導線の間での欠陥のある位相の電流の
分布の非対称を表わし、上述の処理信号の関数として表
現しうる非対称の大きさを一定の限界値と比較すること
、或いはそれに相当する、ことから或る、高度の比較動
作を行なう段階、そして、 −上記の非対称の大きさが、絶対値において上記の一定
の限界値を上回ることを条件として、最も小さいな係数
をもつ電流信号に結びつけられた導線を欠陥無しと識別
する少なくとも1つの第1の出力信号を生成する段階。
できれば、非対称の大きさは第1と第2の電流信号の差
と合計の間の位相角の余弦によって、これらの信号の差
の係数のその和に対する比率を乗じた積、に正比例する
ことが望ましい。
そのため処理信号の生成には、例えば第1と第2の電流
信号の関数である第1の処理信号の生成ならびに、第1
および第2の電流信号の和の関数である第2の処理信号
の生成が含まれている。
さらに厳密に言うと、この方法には、一般に、上述の非
対称の大きさが絶対値において上述の一定の限界値より
大きいことを条件として、正であるか負であるかによっ
て、欠陥のある導線と無い導線を、それぞれ第1及び第
2の導線又はその逆においで識別するような第1及び第
2の出力信号の生成が含まれている1゜ さらにこの方法に12本1、」−述の非対称の大きさが
絶対値にて上述の一定の限界値より小さい場合、2本の
導線を両者共欠陥があるものとして識別するような第3
の出力信号の生成段階が含まれていてもよい。
高度な比較段階には例えば、他方では第2の処理信号と
上述の限界値の積と、第1の処理信号の差に正比例する
第1の混合信号を1つ以上生成する段階ならびに、他方
では、主としてこの第1の混合信号と第2の処理信号の
それぞれの極性を比較することから成る第1の初歩的比
較段階、が含まれている。
さらに高度な比較段階には、一方では、第2の処理信号
と上述の限界値の積及び第1の処理信号の合計に正比例
する第2の混合信号の生成段階そして他方では、主とし
て、第2の混合信号及び第2の処理信号のそれぞれの極
性を比較することから成る第2の初歩的比較段階が含ま
れていてもよい。
保護限界点の上流、測定点の下流に位置する、電線路の
全長の分数により長さが表わされている電線路の一部分
の保護に応用されたこの方法において、限界値はできろ
かぎり絶対値にて、電線路全長の上述の分数のrlJの
補数により表わされる第1の大きさの、電線路及びそれ
が接続されている電源の合計インピーダンスとの関係に
おける保護限界点の下流に位置するインピーダンスの割
合により表わされる第2の大きさに対する比率にほぼ等
しいものとして選定される。
望ましい実施様式において、この方法には、各瞬間にお
いて、相応する信号のこの瞬間における値と欠陥が無い
場合に同じ瞬間にこの電流信号が示したであろう値の間
の差に各々正比例する第1及び第2の遷移電流信号を処
理信号として生成する段階が含まれている。
第1及び第2の電流信号の位相角及び係数の瞬間的値に
従って、時間の経過につれて処理信号が変化する場合、
かかる高度な比較動作は第2の処理信号が極値を通る瞬
間で実行される。
しかしながら、もう1つの実施様式において、本発明に
従った方法には第1及び第2の電流信号の係数に従って
しか時間の経過に伴って変化しないスカラー処理信号を
、第1及び第2の処理信号として生成する段階が含まれ
ていることもある。
相応する位相が平行に接続されているような2つの3重
導線をもつ電線路の少なくとも2つの位相上で発生する
欠陥により侵されている導線がそれぞれどの3重導線に
属しているかを見極める方法は、できれば欠陥のある位
相の各々について、上述の方法を実施することから成っ
ていることが望ましい。
本発明に従った装置には以下の機構が含まれているニ ー それぞれ第1及び第2のグループにおいて、欠陥が
あるとみられた位相に割当てられている導線である、第
1及び第2の導線の中を流れる電流の瞬間的な値に正比
例している第1及び第2の電流信号の組合わせにより表
わされる処理信号を生成するための組合わせ機構、 −欠陥ある位相の電流の第1の導線と第2の導線の間の
分布の非対称を表わし、上述の処理信号の関数として表
現可能な、非対称の大きさを、一定の限界値に比較する
こと或いはそれと同等の動作から或る、高度な比較動作
を実行するための機構、ならびに −上述の非対称の大きさから絶対値において上述の一定
の限界値を上回ることを条件として、最も小さい係数を
もつ電流信号に結びつけられた導線を欠陥の無いものと
して識別する第1の出力信号を1つ以上生成するための
機構。
処理信号を生成するための機構には、一般に第1及び第
2の電流信号の差の関数である第1の処理信号を生成す
るための機構、ならびに第1及び第2の電流信号の和の
関数である第2の処理信号を生成するための機構が含ま
れている。
以下に制限的な意味をもたない1例として、添付の図面
を参考にした実施様式がいくつか詳述されている。
〔実施例〕
第1図の電線路には、電線路の両端A及びBを平行に結
ぶ、2本の3重導線1及び2すなわち導線の多相グルー
プ2木1及び2が含まれており、これらの導線の各々は
、3つの電気位相アセンブリa、b及びCの位相の1つ
に割当てられている。
電線路はその端部A及びB各々において、それぞれイン
ピーダンスZs及びZpを示す三相電源S及びPに接続
されている。
保護装置、すなわち継電器RAI 、RA2 、RBI
及びRB2は両端部A、Bにおいて電線路上に、そして
電線路の2つの3重導線1及び2上に備えつけられてい
る。
これらの継電器は既知のタイプのものでよく、とくに米
国特許U S 3626281又はU 5436647
4 ニより保護されている発明を実施したものである。
特に、かかる継電器は電線路上のこれらの設置場所に相
当する測定点において、この電線路の電気的状態の画像
を与える電流及び電圧信号を生成し、これを使用する。
このようにして、継電器RAI及びRA2は電線路の端
部Aにおける位相a、b、及びCのそれぞれの電位に相
当する3つの電圧信号Va、Vb、Vcを一緒に送信し
、さらに、各々、それぞれ3重導線1及び2において、
電線路の端部Aにて、流れる電流の瞬間的値に正比例す
る、RAIについては1.11■bI、IC1,RA2
については11□、IbZ、IcZといった3つの電流
信号を出す。
継電器RBI及びRB2は電線路の端部Bに関連する均
一の信号を出し、これを使用する。
これらの信号によって、又はこれらの信号のうちいくつ
かによって継電器RAI 、RA2 、RBI及びRB
2は電線路上に欠陥がある場合に、大域的にその欠陥に
よって侵されている単数又は複数の位相を見極めること
ができる。たとえば導線a1及びb2の間に欠陥がある
場合、継電器RAI及びRA2は大域的に欠陥状態にあ
る位相a及びbを見ることになる。
本発明の目的は、欠陥のある同一の位相に割当てられた
導線の中で健全なもの(もしあれば)と欠陥のあるもの
を区別し、例えば欠陥a1、blの場合導線b1及びa
2を使用状態に保つようにすることにある。
第2図において、指数Wは欠陥位相、すなわち位相a、
b又はCでありうる位相を示しくつまりW=a、b、C
) 、指数1及び2は3重導線を示す。従って例えばw
lは、3重導線1において欠陥状態にある位相Wに割当
てられる導線を示すニ一方、Iwl及び■−で表わされ
ている信号は、欠陥状態にあると見られた位相Wに関連
し、それぞれ3重導線1及び2に相当する電流信号であ
る。
例えば、継電器RAI及びRA2に位相a及びbを欠陥
状態にあるものとして示す欠陥al b2の場合、信号
1wlは継電器RAIにより用いられる電流信号I0(
又は信号I、1)であり、信号1w2は継電器RA2に
より用いられる電流信号1.2(又は信号I、2)であ
る可能性がある。
信号Iwl及び1w2は継電器RAI及びRA2が物理
的にきわめて近いか又は合流していること、或いはこれ
ら2つの信号のうちの少なくとも1つがもう1つの信号
が利用可能な場所に送信されることのいずれかにより、
同一地点で利用可能となることが仮定される。
信号1wl及び1w2はそれぞれ電線路の導線wl及び
W2の中を流れる電流の瞬間的な値に正比例し、これら
の電流の位相角及び係数のそれぞれの瞬間的値に応じて
時とともに進行する。
このため電流信号Iwl及び1w2ならびに以下に記述
する成る種のその他の信号は第2図にベクトルの形で表
わされている。
本発明をより良く理解するためには、ここで当該分野の
熟練者が広く用いている、かかるベクトル表示の原理及
び根拠を喚起してお(ことが有益であると思われる。
同3UI量、さらに限定していうと、電線路の電流や電
流信号Iwl及び1w2のような正弦曲線の大きさは係
数M(振幅とも呼ばれる)、周波数F及び初期位相角p
によって特徴づけることができる。
瞬間りにおいて、かかる周期量は以下の値をとる: M、cos(2)PI、F、t+p)なお式中cosは
余弦関数を表わしPI=3.14159である。従って
このような量はあらゆる瞬間において、実軸と呼ばれる
水平軸に沿って、初期瞬間(つまりt−0)において実
軸と角度Pをなし、反時計まわりにその原点を中心に周
波数Fで回転する、係数Mのベクトル(このベクトルの
長さで表わされる)の成分に等しい。
「位相角の瞬間的値」というのは考慮中の瞬間tにおい
てこのベクトルが実軸と成す角度2)PI、FX t+
pのことである。
周期量の「極性」又は「正負符号」と呼んでいるのは、
考慮中の瞬間におけるcos  (2)PI、F、t+
p)の関数の正負符号である。
従ってこの周期量は考慮中の瞬間においてそれを表わす
ベクトルが東を指しているか又は西を指しているかによ
って正又は負の極性をもつ。
最後に、「ベクトルの代数測度」というのは、その係数
にその極性を乗じた積であり、「一定の方向へのベクト
ルの射影」というのは射影すべきベクトルと同じ方向性
をもち、その係数が射影すべきベクトルにこれと一定の
方向が成す角度の余弦を乗じた積に等しいような、この
方向に平行なベクトルの代数測度である。
明らかに便宜上の理由から、本詳細説明においては物理
量として考慮中の信号及びこれを表わすのに用いられる
ベクトルを示すのに同一符号が使用されている。
3重導線1及び2の中の電流は同じ周波数をもっている
ため、第2図のベクトルIwl及び1w2はその間で成
す角度は時の経過に対して一定である。
電流信号Iwl及び1w2に加えて、第2図はそれぞれ
以下に第1及び第2の処理信号として示される信号■皆
1−1w2及びIwl + 1w2を表示して(れてい
る。
この場合、これらの第1及び第2の処理信号I耐−躇2
及びIwl + 1w2は電流信号躇1及び1w2の線
形組合せにより表示されているが、この特性は本発明の
実施に必ずしも必要ではない。
例えばこれらの処理信号は導線W1及びW2の中を流れ
る電流の時間の経過につれてのそれぞれの導関数に正比
例する信号の差及び和によりそれぞれ形づくられること
もできる;これらは又それぞれ米国特許U S 436
6474の中で用いられているもののような遷移電流信
号の差及び和によって構成されていてもよい:さらにこ
れらはそれぞれ、かかる遷移電流信号の時間の経過につ
れての導関数に相応する信号の差及び和によって形づく
られることもできる。
処理信号のその他の例は、限定的な意味をもたずに紹介
されている本発明のさまざまな実施様式を参考にして示
されている。
しかしながら、本発明の基本概念を示している第2図は
電流信号1wl及び1w2ならびに第1及び第2の処理
信号としてのその差hl−h2及び和Iwl + l1
v2を用いて、説明されている。
第2A図及び第2B図は、考えられる第1のケースに相
当し、第2C図及び第2D図はもう1つのケースに相当
する。
これらの図により明示されている本発明は主として、電
流信号1wl及びh2に基づいて第1及び第2の処理信
号hl−1−及びhl+f2を生成すること、一般に0
.2と0.3の間にある限界値に対して、導線W1とw
2の間の欠陥状態の位相Wの電流の分布の対称性が低け
れば低いほど絶対値が大きくなるような非対称の大きさ
を比較すること(なおかかる大きさは第2A図及び第2
C図において、第1の処理信号1wl  1w2の第2
の処理信号1wl + h2に対する射影の、第2の処
理信号の係数に対する比率に正比例するものとして示さ
れている)、そして、非対称の大きさがその絶対値にお
いて限界値によりも大きいことを条件として、最も小さ
い係数をもつ電流信号1wl又は1w2に結びつけられ
ている導線w1又はw2を健全とみなすことから成る。
さらに限定的にいうと、Q (Iwl−1w2 )がI
wl + l1y2に対するIwl −1w2の射影を
示し、M (x)がベクトルXの代数測度を示すならば
、本発明は従って、非対称の大きさR=Q(hl−1w
2 ) /M (hl+Iw2 )が絶対値にて約0.
2以上であることを条件として、最も小さい係数をもつ
電流信号に結びつけられた導線を健全なものとしてみな
す段階から成る。
第2A図において、最も小さな係数の電流信号は1w2
であり比率R=Q (Twl −rw2 ) /M (
Iwl+1w2)は約0.5である:導線w2)つまり
3重導線2の中で位相Wに割当てられた導線は従って、
欠陥のないものとみなされる。
反対に第2C図において、最も小さい係数の電流信号は
同様に1w2であるが、R=Q (Iwl −1w2 
) /M (Iwl+Iw2 )の比率は約0.1にす
ぎず、導線w2は欠陥のないものとはみなされ得ない。
つまりこのことは、位相Wの欠陥が導線w1及びW2に
影響を及ぼしていることを意味する。
第2A図において、信号1w2がもとの信号hlの係数
及び場所をとった、或いは相互にこれが行なわれた場合
、第1の処理信号Twl −1−の極性が負になること
を除いて、何も変わらない。
こうして、第1及び第2の処理信号だけを用いることに
より、場合によって導線W2が健全であることを検知す
るのみならず、場合によって導線w1が健全であること
も検知することが可能である。
実際、非対称の大きさのR= Q (fl−1w2)/
M (Iwl + Tw2)が限界値により大きい場合
、導線w2は健全であり、この大きさが限界値にの反数
の−により小さい場合、導線W1は健全である。これら
2つの場°合において、非対称の大きさの絶対値は限界
値により大きい。反対にこの大きさの絶対値が限界値に
より小さい場合(第2C図のケース)、2本の導線−1
および−2は欠陥に侵されていると仮定できる。
第2A図及び第2C図において、第2の処理信号Iwl
 + 1w2は、水平ベクトルにより表わされている、
つまり実軸と混同されていることがわかる。
このような形状は、電流信号Iwl及び■−の各々の周
期について2度、まさに第2の処理信号Iwl + 1
w2が極値を通る瞬間、つまり90’だけ位相ずれした
第2の処理信号に相当する信号の瞬間値(Iwl+Iw
2.90°)がゼロである場合にのみ発生する。
第3図は、これまで説明してきたような本発明を実現し
うると思われる装置を示している。
信号1wlおよび1w2はこの装置の2つの入力端3.
4に達し、2つの増幅器5.6まで到達する。
この2つの増幅器のうちの第1のものは第1の処理信号
1wl −1w2を生成し、第2の増幅器は第2の処理
信号1wl + 1w2を生成する。移相器7は信号h
l+r−を生成し、この信号は「パイロット信号」と呼
ばれ(Iwl+Iw2.90 ’ )と記される。とい
うのもこの信号は、例えば、この第2の処理信号の時間
に従っての誘導(微分)の結果得られる90°の移相に
より第2の処理信号hl+f2から得られるからである
バイロフト信号(Iwl+Iw2.90°)はゼロ通過
検知器8に達し、この検知器は、このバイロフト信号が
ゼロを通過する毎に1つの短かいインパルスを発する。
第1及び第2の処理信号は、断続器10に比率r = 
(Iwl−1w2 ) / (Iwl+Iw2 )の瞬
間的値を表わす信号を送る除算器9まで達する。
サンプリング回路−ブロック回路11への進入を許容し
たり阻止したりする断続器10は、ゼロ通過検知器8の
出力端のインパルスによってかかるインパルスの開閉じ
るように制御される。
こうして、サンプリング回路−ブロック回路11はバイ
ロフト信号(Iwl + I鍔2.90°)がゼロを通
る瞬間、すなわち第2の処理信号1wj+Iw2が極値
を通る瞬間、又、この第2の処理信号が第2A図及び第
2C図にあるように水平ベクトルにより表わされている
瞬間における比率rの値を記憶する。
この瞬間において、第2の処理信号1wl + 1w2
に対する第1の処理信号1wl −1w2の射影Q(T
wl−h2)は、単にこの第1の処理信号に等しく、第
2の処理信号(Iwl +1w2 )の代数測度M (
Iwl +1w2)はこの第2の処理信号に等しい。
従って、この瞬間において、比率r=(Iwl−h2 
) / (hl+Iw2 )は非対称の大きさR=Q(
Ihl −1w2) / M (Iwl + 1w2)
を表わす。
サンプリング回路−ブロック回路11内に記憶されたこ
の大きさRの値は、それぞれの2つの比較器12及び1
3の中で限界値K及びその反数−Kに比較される。
比較器12の出力信号は、大きさRが限界値により小さ
い場合低レベルにあり、逆の場合、高レベルにある。第
2A図の場合に相当するこの信号の高レベルは、位相W
lに検出された欠陥が導線w1に影響を及ぼしているが
導線W2は侵されていない、ということを示す。
比較器13の出力信号は、大きさRが限界値にの反数で
ある−により小さい場合低レベルにあり、逆の場合高レ
ベルにある。この比較器13の後には、これのレベルを
逆転させるインバータ14がある。インバータ14の出
力信号の高レベルは位相Wlで検出された欠陥が導線W
2に影客を及ぼすもののWlは侵されていないことを示
す。
比較器12及びインバータ13の出力信号はNo−EX
CLUSIF−OR(非排他的論理和)論理ゲートに達
し、この論理ゲートは比較器12及びインバータの出力
が同じレベルにある場合にのみ高レベルの信号を送る。
ゲート15の出力信号の高レベルは、導線W1及びW2
が欠陥に関して同じ状態にあることを示す:すなわち2
本の3重導線をもつ三相電線路の位相Wlで1つの欠陥
が検出された場合、ゲート15の出力信号の高レベルは
、導線w1及びW2が両方共欠陥に侵されていることを
示す:第2C図に示されているものであるこの状況は、
非対称の大きさRが絶対値で限界値により小さい場合に
相当する。
限界値には、電線路及びそれが接続されている電源S及
びPの特性、ならびに保護した電線路の一部分の長さ、
すなわちこの部分に及ぶ欠陥たある場合に健全な導線の
存在を検出できることが望まれる電線路の一部分の長さ
によって左右される。
継電器RAI及びRA2が据えつけられている測度点を
成す、電線路の端部Aに身を置くと、例えばこの測定点
Aから長さTの部分を保護したいと考えるかもしれない
。への相対する部分子の端部は、「保護限界点」と呼ば
れ、専門用語では、部分子は測定点の下流、保護限界点
の上流に広がっていると言う。
Lが電線路の全長を示し、Zsdは点Aに対し上流の電
源つまり電源Sの直接インピーダンスを表わし、Z□が
点Aに対し下流の電源つまり電源Pを表わし、2.は電
線路の直接線形インピーダンスを表わすならば、保護限
界点の下流つまり部分子の外側にある直接インピーダン
スの割合Pは、電線路及び電1s及びPの合計インピー
ダンスとの関係において、以下のとおりであることがわ
かる: Q = ’(2Zpa+  (L  T)、za) /
C2Zpa+2Zsd+L、za) このことを考慮すると、限界値には、割合qに対する第
1の大きさg=1−tの比率に等しいか少なくともこれ
に近いものとして選定される。
つまり:  K= (1−t)/q 第1の大きさg=l−tは、この部分の長さTが表わす
電線路の長さの分数tの1に対する補数に等しい。換言
すると、g = 1− (T/L)又はg= (L−T
)/Lであり、このことから、以下のような表記が可能
になる:  K= (L−T)/L、  q。
例えば、L=100km、 T= 88kmSZpa 
=Z、d= 20オーム、z、=0.3オーム/kn+
であるならば、qは0.396に等しく、t=0.88
〜g=0.12であり、従ってKは約0.1210.3
96つまり約0.3と選定される。
K = 0.3の場合、本発明に従った方法によると、
この数値例において、T=88km以下の点Aからの距
離Xの地点において欠陥が生じる場合、場合によっであ
る健全な導線の存在を検出することができる。
逆の計算も可能であり、L= 100kn+、 Z、1
 =0.3オ一ム/km、 Ld= 20オーム、z、
、=200オームで、Kが0.3に等しく選定されたな
らば、本発明に従った方法により、電線路の74kmに
等しい長さTの部分に欠陥が及んでいる場合に、時とし
て可能な健全な導線の存在を検出することがきる。
第4図は、同様に第2A図から第2D図までによって示
されている第3図の実施様式の第1の派生型を示してい
る。
第4図の装置は、第3図のものと異なるように思われる
ものの、これら2つの装置は、第5図及び第6図のもの
と同様、同じ方法の実施様式であり、従っ十、時として
存在する健全な導線の区別に関して機能的には同等のも
のである。
詳細に見ると、第3図と第4図の装置の間の相異は、以
下のとおりである:すなわち、第3図の装装置は実際に
非対称の大きさR=Q (Iwl−1w2 )/M(I
wl+I賀2)を生成し、これを限界値K及びその反数
−にと比較するのに対し、第4図の装置は、その極性が
Iwl + 1w2の極性と比較される。
混合信号(Iwl−1賀2 ) −に、(Twl +I
w2 )及び(Iiml−1w2 ) +に、(Iwl
 +l1v2 )の形で非対称の大きさを暗示的にしか
生成しない。
第4図の装置には、端子3及び4、それぞれ第1及び第
2の処理信号Iwl  Tw2及びTwl + 1w2
を生成する増幅器5及び6ならびに第2の処理信号を9
0度だけ移相する移相器7、そしてゼロ通過検出器8が
再び見い出される。
さらにこの装置には、第2の処理信号(Iwl +h2
 )を受け、中間信号に、 (rtnl−11w2 )
を生成するゲインにの増幅器16、ならびにこの中間信
号と第1の処理信号を受けて、それぞれ第1及び第2の
混合信号ml = Iwl−1w2− K、(Iwl 
十■−2)及びm2 = Iwl−h2 +K(Ihl
 +1w2 )を生成する他の2つの増幅器17.18
がついている。
これらの混合信号m1及びm2は、それぞれ、同様に第
2の処理信号Iwl +1w2をも受ける2つの移送比
較器19a及び19bに供給される。
これらの位相比較器19a及び19bは、ゼロ通過検出
器8により発せられるバイトロフト信号(Iwl +1
w2.90°)により制御され、各々バイトロフト信号
がゼロを通過する瞬間において、その入力時に適用され
た第2の処理信号と混合信号の間の移相が絶対値で90
″より小さい場合に高レベルの信号を送る(逆の場合に
はこれらの比較器の出力信号は低レベルにある)という
機能をもっている。
例えば、位相比較器19aには、第1の混合信号m1及
び第2の処理信号を受けとる乗算器20a、乗算器の出
力端に配置され、第3図の装置の断続器10がそうであ
ったようにバイトロフト信号によって制御される断続器
10a、サンプリング回路−ブロック回路11と同じよ
うなサンプリング回路−ブロック回路11a1そしてサ
ンプリング回路−ブロック回路11aの出力信号をゼロ
と比較する比較器12aが含まれている。位相比較器1
9bには、同じ要素すなわち、乗算器20b、断続器1
0b、サンプリング−ブロック回路11b及び比較器1
3bがついている。第2の位相比較器19bの出力は、
第3図のインバータ14と同じインバータ14に接続さ
れている。
導線w1だけに欠陥が及んでいる場合(第2Bのケース
)、第2の処理信号bvl + 1w2と第1の混合信
号ml −Ihl−1w2−K (Iwl+Iw2 )
の間の絶対的移相は90度より小さく、このことはすな
わち、これらの信号が同一極性をもつこと(ベクトルが
両方共東を指しているため第2図の場合、正である)、
そして、それらの積が正であることを意味している:従
って乗算器20a及びサンプリングルブロック回路11
aの出力信号は正であり、比較器12aの出力信号は高
レベルにある。
導線W2だけが欠陥に侵されている場合、第2の混合信
号m2 =(Iwl−Ii+2)+に、(Iwl+Iw
2 )及び第2の処理信号1wl + 1w2は相反す
る極性をもち、従って、比較器13bの出力信号は低レ
ベルにあり、インバータ14の信号は高レベルにある。
最後に、第3図の装置のゲート15と同じNo〜EXC
LtlS IF −ORゲート15は、導線w1及びw
2が異なる状態にある場合(第2A図及び2B図)すな
わち一方が健全でもう一方に欠陥がある場合には低レベ
ルの、そしてこれらの導線が同じ状態に成る場合(第2
C図及び第2D図)には高レベルの出力信号を送る。
第5図は、本発明の方法を実施するための装置の第3の
実施例を示している。この装置と第3図及び第4図のも
のとの相異は、主として構造の違いであり、第5図の装
置が以下に詳述するようにスカラー処理信号を用いてい
るという点にある:本発明の一般概念に関し、機能的な
面では、第5図の装置は、それが、位相W上に現われる
欠陥の抵抗が比較的低い場合においてのみ使用可能であ
るという点を除き、第3図及び第4図の装置と同等であ
る。
第6図は、第5図の装置と類似した装置を示しているが
、この装置は、欠陥抵抗の如何にががねらず使用可能で
ある。
信号1wl −1w2及びIwl + 1w2に近づ(
べき、以下に詳述されている第1及び第2の処理信号J
wl −Jh2及びJwl+J賀2に加えて、第5図の
装置は、その他のい(っかの処理信号を用いる。
その入力端において、この装置は、以下で第1及び第2
の遷移電流信号と呼ばれている特殊な処理信号I ’ 
wl  及びI ’ w2  を受けとる。
第1の遷移電流I’wl  は、その瞬間において第1
の電流信号hlにより採用された値と、欠陥が無い場合
に同じ瞬間においてこの電流信号が有するであろう値i
wlの間の差に等しいか或いは少なくともこれに正比例
するものとして得られる。
第2の遷移電流信号!’w2も同様な形で得られる。
このような遷移電流信号の使用は、当該分野の専門家に
は、例えば、米国特許U S 4366474にあるよ
うに、既知のものである。
第5図の装置は、さらに初期基準信号■−を90度移相
することにより得られる基準信号(Vw、90’)を用
いる。第5図の装置のような特殊な場合において、この
初期基準信号Vwは欠陥の無い場合に位相Wに存在して
いるであろうような位相Wの電圧信号により構成されて
いる。
従って、この信号V−は、電流に対する信号iwlのよ
うに、欠陥前に継電器RAIにより(或いはこの場合、
電圧信号は3重導線l及び2に共通であるため継電器R
A2により)送られたような位相Wの電圧信号の欠陥出
現後の補外によって得られる。
第5図の装置には、それぞれ積I ’ wl、 (Vw
、90’)及びI ’ w2.(Vw 、90°)を形
成するために設計された2つの乗算器21及び22が含
まれている。
又、この装置には、アナログ積分器の形又は第5図に示
されているようにデジタル積分器の形をとった2つの積
分器23及び24が含まれている。
デジタル積分器の場合、各々の積分器23.24には、
一方では23i又は24iのようなその異なるセルが積
I’ wl、 (Vw 、90°)又は”  r’w2
. (Vw 、90 ”)の積の連続的な瞬間値を記憶
するシフトレジスタ、そして他方では、結びつけられた
シフトレジスタのセル全体の中に含まれている値の加算
を行なう23bまたは24bのような加算器が含まれて
いる。シフトレジスタ23a、23aの長さは、これら
のレジスタが初期基準信号V−の半周期の倍数に等しい
時間的間隔にわたり生成された積の連続的な瞬間値全体
を含んでいるようなものである。
加算器23b及び24bは、こうしてそれぞれ、基準信
号(Vw、90°)の半周期に等しい又はその倍数の時
間にわたり、第1及び第2の遷移電流信号ビ耐及びI’
w2とこの基準信号のスカラー積の直利又は解により表
わされる信号Jwl及びJn2を送り出す。
信号Jwl及びJw2は、装置の2つの端子3及び4を
通して2つの増幅器5.6まで達する。この増幅器のう
ちの第1のものは、差信号Jwl −Jw2を生成し、
第2のものは、和信号Jwl+J42を生成する。
前述のように、「第1及び第2のスカラー処理信号」と
称される信号Jwl  、h2及びJwl + 、h2
は、第3図及び第4図を参考にして紹介されている第1
及び第2の処理信号Iwl  Iw2及び1wl+1i
y2に近づけるべきものでる。
しかしながら、信号Iwl及び揃2の位相角及び係数の
瞬間的値に応じて時間の経過につれて推移する信号Iw
l −Iw2とIwl + Iw2と異なり、信号Jw
l、Jw2 、Jwl−Jw2及びJwl + Jw2
は時間の経過に伴い、信号1 ’ wl及び/又はI 
’ iy2の係数に応じてしか推移しない。
このような相異は、信号JwL及び九2が、I’wl及
びビー2と同じ周波数をもつ信号(Vin、90°)に
よる信号1’wl及び1′−2のスカラー積によって得
られるという事実によるものである。
信号I ’ w2の係数M(1重wl)が信号Vwの係
数M (Vw )のように一定である場合、信号Jwl
は、例えば、つねにM (I’wl) 、 M (Vw
 ) 。
5in(F)に等しい。なお、式中、FはI’wとVw
の間の一定の位相差である。
基本的に電流信号1wl及びTw2の周波数とは無関係
のJwl 、Jw2 、Jwl−Jw2 、Jwl +
J112のような信号を(Vw、90’)のような基準
信号によって生成するという究極性をもつ21及び23
又は22及び24のような回路は、第6図を参考にして
紹介されているように、その他の形を呈する可能性があ
る。
信号1wl及び1w20周波数とは無関係のこれらの信
号J%11 、Jw2 、Jwl−Jw2 、Jwl+
Jw2は、継電器RAI及びRA2が互いに物理的に離
れている場合、すなわち、1つの継電器例えばRAIの
電流信号がもう一方の継電器例えばRA2に伝送されな
くてはならない場合に、有利に用いられうる。hlのよ
うなベクトルタイプの電流信号の代わりに、hlのよう
な1つの信号を伝送することにより、この信号の伝送が
出現させ、る遅延のために、伝送された信号の値の中に
導入された誤りを補正する必要が無くなる。
第1及び第2のスカラー処理信号、Lwl −3w2及
び、hl+Jw2を生成するための機構の他に、この装
置には、例えば、信号Jwl + Ju2を受けとり中
間信号に、 (Jwl+Jw2 )を生成するゲインに
の増幅器16が含まれている。この中間信号及び第1の
スカラー処理信号Jwl −3w2を受ける、他の2つ
の増幅器17.18は、それぞれ第1及び第2の混合信
号: m ’ 1 =Jwl−Jw2  K、 (Jw
l+J−2)及びm’2 =Jwl−Jw2 +に、 
(Jwl+Jw2)を生成する。
この装置には、それぞれ第1の混合信号m / 1、第
2のスカラー処理信号Jwl + 3w2及び第2の混
合信号m L 2を受けとる3つの極性(又は正負符号
)検知器が含まれている。これらの極性検知器は各々、
その出力端において、それがその入力端で受ける信号が
正の極性をもつものであるならば高レベルの信号を、そ
して入力信号が負の極性をもつものならば低レベルの出
力信号を出す。
NO−EXCLUS TVE −ORゲート28は、そ
の入力端において極性検知器25.26の出力信号を受
けとり、従って、第1の混合信号m1と第2の処理信号
Jwl + 3w2の極性が一致する場合高レベルの出
力信号を送り出す。このことは、第4図の装置の場合の
ように導線W2が健全で、一方導線w1は欠陥に侵され
ていることを示す。
インバータ29は極性検知器26の出力信号のレベルを
逆転させる。
NO−EXCLUS I VE −ORゲート30は、
その入力端において、インバータ29からの信号と極性
検知器27の出力信号を受けとる:従ってこのゲート3
0は、第2の混合信号と第2の処理信号Jwl +Jw
2の極性が異なる場合に高レベルの信号を送り出す。こ
のことは、第4図の装置の場合のように導線wlが健全
で、一方導線W2には欠陥がある、ということを示す。
ゲート28及び30に接触されているNo−EXCLt
lSIVH−ORゲート15は、導線wl及びw2が異
なる状態にある場合、すなわち一方が欠陥をもちもう一
方が健全である場合、低レベルの出力信号を生じ、導線
w1及びw2が同じ状態にある場合には、高レベルの出
力信号を生じる。
欠陥のある導線の識別から成る結果に関して、第5図の
装置と第3図及び第4図の装置が機能的に同等であるの
は、第5図の装置の規定された応用において、つまり位
相Wに及ぶ欠陥の抵抗が低い場合に、遷移電流信号I′
−1及びI ’ w2の和ビ耐+ビーが基準信号(Vw
、90”)と同位相であるからである。
その結果、第1のスカラー処理信号Jwl −Ji+2
が、欠陥の後一定の時間中、遷移電流信号ビー1及びI
 ’ w2の和が極値を通るまさにその瞬間においてか
かる電流信号の差1’wl−1’w2がとる値をもつこ
とになる。
欠陥抵抗の如何に関わらず使用可能な第6図の装置は、
例えばその入力端において、電流信号Iwl及びIw2
及び基準信号V−を受けとる。
ただし信号1wl及びf2の代りに、この装置は、これ
らの電流信号から得られた信号、例えば遷移電流信号1
’wl及びビー2或いはIwl及び■112又はI ’
 wl及びビー2などの時間に伴う誘導(微分)により
得られた信号を用いることができる。
又、基準信号Vwの代りに、この第6図の装置は、前述
の基準信号(Vw、90″)又は、電流信号Iwl及び
Tw2と同じ周期をもち電線路の端部Aで利用可能な一
定の振幅の、他の全く異なる正弦信号も用いることがで
きる。
この装置には、それぞれ一方では信号JwlS及びJw
lCを、他方ではJw2S及びJw2Cを提供する2つ
の回路31.32が含まれている。
完全に表示されているのは回路31だけであり、回路3
1と同じものである回路32は単に機能的1ブロツクの
形で示されているにすぎない。
回路31には、信号Iwlを受けとりこれを90″移相
する移相器31aと、信号Vwを受けとりこれを90°
移相する移相器31bが含まれている。
信号Iwl及び1w2及び移相器31a及び31bの出
力信号(Iwl 、90°)及び(■讐、90°)は乗
算器31Cから31f上に2つずつ送られ、この乗算器
がそれぞれの生成信号(Iwl 、90’)。
Vw 、 Iwl、 (Vw 、90”)、(Iwl 
、90°)。
(Vw 、90”) 、及びIwl、V−を送り出す。
これらの信号のうち最初の2つの差は、信号JwlS=
 (Iwl 、90’)、Vw −1w1.(Vw 、
90’)を送り出す減算器31gの中で形成され、これ
らの信号のうち最後の2つの和は、加算器31hの中で
形成され、これが信号JwlC= (Iwl 、90”
)。
(■賀、90”) +Iwl、V−を送り出す。
回路32は相同な信号Jw2S = (1w2.90”
)。
Vw −1w2. (Vw 、 90’) 、Jw2S
C= (1w2.90@)、(V匈、90’) +1w
2.V−を送り出す。
plを信号をTwlと■−の間の位相角とし、p2を信
号Iw2とv−の間の位相角とし、M(Iwl)を信号
Iwlの係数、旧Iw2)を信号f2の係数、M(Vw
)を信号Vwの係数とすると、次の式を表わすことがで
きる: JwlS=M(Iwl)、M(Vw)、sin piJ
wlC=M(Iwl)、M(Vw)、coa plJw
2S=M(1w2)、M(Vw)、sin p2Jw2
C−M(1w2)、M(Vw)、cos p2従って、
これら4つの信号JwlS、 JwlC,Jw2S、J
w2Cは信号1wl及び1w2の周波数とは無関係であ
るため、スカラー処理信号である。
こうして、第5図の装置の信号Jwl又はJw2と同様
に、信号JwlC及びJwlS又は九2C及びJw2S
は伝送遅延のため導入される誤りの補正の問題をひきお
こすことなく容易に継電器RAIから他の継電器RA2
に送ることができる。
減算器33a及び加算器34aは、それぞれ信号DJw
S = JwlS −Jw2S及びSJwS = Jw
lS + Jw2Sを形成する。
同様な形で、減算器33b及び加算器34bはそれぞれ
信号DJwC= J賀1cmJ鍔2C及びSJwC= 
J耐C+Jw2Cを形づくる。
それぞれの関数発生器35a、35bにおいて出力2ま
で高められた信号SJwS及びSJwCは次に加算器3
6内で加算される。
信号DhrS及びSJwSは乗算器37aの中で互いに
乗じられ、一方信号DJhC及びSJwCは乗算器37
bの中で互いに乗じられる。乗算器37a及び37bの
出力信号DJwS、 5JhS及びDJwS、SJwC
は、加算器38内で加算される。
DJwS、SJwS + DJwC,SJwCに等しい
加算器38の出力信号は除算器9に与えられ、この除算
器がコレを(SJwS) ” + (SJnC) ” 
ニ等しい加算器36の出力信号で除する。
本説明文の教えを受けた当該分野の専門家が利用できる
数学的展開により、除算器9が欠陥出現後一定の時間中
、第2の処理信号Iwl + 1w2が極値を通るまさ
にその瞬間に第3図の装置の除算器9が与える出力信号
に等しい出力信号を与えるということを示すことが可能
である。
従って、第6図の装置の除算器9の出力信号は、第3図
の装置の除算器9の出力信号と同様、すでに説明された
論理ゲート14及び15ならびに比較器12及び13に
よって、処理される。
【図面の簡単な説明】
−第1図は、三相電線路を表わしている。 −第2A図から第2D図までは、全体として第2図を構
成しており、本発明に従った方法及び装置に介入する電
気信号のベクトル表示である。 −第3図は、本発明の第1の実施様式に相当する装置の
図である。 −第4図は、本発明の第2の実施様式に相当する装置の
図である。 −第5図は、特殊な場合に使用可能な、本発明の第3の
実施様式に相当する装置の図である。 −第6図は、第5図の実施様式に類似しているが、一般
的なケースで用いることのできる、本発明の第3の実施
様式に相当する装置の図である。 主要な構成要素の番号 1.2・・・・・・3重導線  3.4・・・・・・入
力端5.6・・・・・・増幅器   7・・・・・・移
相器8・・・・・・ゼロ通過検知器 9・・・・・・除
算器10・・・・・・断続器 11・・・・・・す°ンブリング回路−ブロソタ回路1
2.13・・・・・・比較器 14・・・・・・インバータ  15・・・・・・ゲー
ト16・・・・・・増幅器    17.18・・・・
・・増幅器19a、19b・・・・・・位相比較器20
a、b・・・・・・乗算器 21.22・・・・・・乗
算器25.26・・・・・・極性検知器 28−−・・・−No−EXCLUSIVE−OR非排
他的論理和ケート29・・・・・・インバータ  30
・・・・・・ゲート31.32・・・・・・回路 31c〜31f・・・・・・乗算器 33a、b・・・・・・減算器 34a、b、36・・・・・・加算器 35a、b・・・・・・関数発生器 37a、b・・・・・・乗算器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下の段階を含み、少なくともラインの片端に平
    行な状態で相応する位相が接続されるような2つ以上の
    導線多相グループを有している1本の電線路の1つの位
    相上に発生した欠陥に侵されている導線がどの導線多相
    グループに属しているかを見極めるための方法: −それぞれ第1及び第2のグループにおいて欠陥がある
    とみられた位相に割当てられた導線である第1及び第2
    の導線の中を流れる電流の瞬間的値に正比例する第1及
    び第2の電流信号を、電線路の測定点において収集する
    段階、 −第1及び第2の電流信号の組合せによって表わされる
    処理信号を作り出す段階、 −欠陥のある位相の電流の第1の導線と第2の導線の間
    の分布の非対称を表わす上述の処理信号の1つの関数と
    して表現できる非対称の大きさを一定の限界値と比較す
    ること或いはそれに相当することから成る、高度な比較
    動作を行なう段階、そして −上記の非対称の大きさが絶対値において上記の一定の
    限界値を上回ることを条件として、最も小さい係数をも
    つ電流信号に結びつけられた導線を欠陥無しと識別する
    少なくとも1つの第一の出力信号を作成する段階。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の方法において、上
    述の非対称の大きさが、第1及び第2の電流信号の差お
    よび和の間の位相角の余弦によって、かかる電流信号の
    差の係数の、その和の係数に対する比率を乗じた積に正
    比例していることを特徴とする方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法に
    おいて、処理信号の作成には、第1及び第2の電流信号
    の差の関数である第1の処理信号の作成、ならびに第1
    及び第2の電流信号の合計の関数である第2の信号の作
    成が含まれていることを特徴とする方法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項又は第2項のいずれかに記
    載の方法において、これには、上述の非対称の大きさが
    絶対値において上述の一定の限界値より大きいことを条
    件として、その値が正であるか負であるかによってそれ
    ぞれ第1又は第2の導線或いはその逆に欠陥の無い導線
    とある導線を識別する第1及び第2の出力信号を作成す
    る段階が含まれていることを特徴とする方法。
  5. (5)特許請求の範囲第4項に記載の方法において、こ
    れには、上述の非対称の大きさが絶対値において上述の
    一定の限界値よりも小さい場合、2つの導線を両者共欠
    陥のあるものとして識別する第3の出力信号を作成する
    段階が含まれていることを特徴とする方法。
  6. (6)特許請求の範囲第3項と、第1項から第5項まで
    のいずれかを組合わせた形の方法において、上述の高度
    な比較動作には一方では第1の処理信号及び上記限界値
    と第2の処理信号の積の差に対して正比例する第1の混
    合信号を1つ以上生成する段階、そして他方では、主と
    してこの第1の混合信号と第2の処理信号のそれぞれの
    極性を比較することから成る第1の初歩的比較動作が1
    つ以上、含まれていることを特徴とする方法。
  7. (7)特許請求の範囲第6項に記載の方法において、上
    述の高度な比較動作には、さらに、一方では第1の処理
    信号と、上述の限界値と第2の処理信号の積の合計に対
    して正比例する第2の混合信号の生成、そして他方では
    基本的に第2の混合信号と第2の処理信号のそれぞれの
    極性を比較することから成る第2の初歩的比較動作が含
    まれていることを特徴とする方法。
  8. (8)保護限界地点の上流及び測定地点の下流にあり、
    その長さは電線路の全長の分数で表わされているような
    電線路の1部分の保護に応用された、特許請求の範囲第
    1項から第7項のいずれかに記載の方法において、上述
    の限界が絶対値において上述の電線路全長の分数の「1
    」に対する補数により表わされる第1の大きさの、電線
    路と電線路が接続されている電源の合計インピーダンス
    との関係における保護限界点の下流に位置するインピー
    ダンスの割合によって表わされる第2の大きさに対する
    比率にほぼ等しいことを特徴とする方法。
  9. (9)特許請求の範囲第1項から第8項までのいずれか
    に記載の方法において、これには、処理信号として、各
    々各瞬間において、その瞬間における相応する電流信号
    の値と、欠陥がない場合にそれと同じ瞬間にこの電流信
    号が示すであろう値の間の差に対し正比例するような第
    1及び第2の遷移電流信号を作成する段階が含まれてい
    ることを特徴とする方法。
  10. (10)特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれ
    かに記載の方法を第3項に記載の方法と結びつけた方法
    において、上述の処理信号が第1及び第2の電流信号の
    位相角及び係数の瞬間的値に従って、時間の経過につれ
    て変化すること、そして上述の高度の比較動作が第2の
    処理信号が極値を通った瞬間に実行されること、を特徴
    とする方法。
  11. (11)特許請求の範囲第1項から第8項までのいずれ
    かに記載の方法において、第1及び第2の処理信号とし
    て、時間の経過につれて第1及び第2の電流信号の係数
    に応じてしか変化しないスカラー処理信号を作成する段
    階が含まれることを特徴とする方法。
  12. (12)欠陥のある位相の各々について、特許請求の範
    囲第1項から第11項までに記載の方法を実行すること
    から成り、相応する位相は平行に接続される可能性があ
    る2つの3重導線をもつ電線路の少なくとも2つの位相
    上に発生した欠陥をもつ導線が、それぞれどの3重導線
    に属するかを見極めるための方法。
  13. (13)以下の機構を含み、少なくともラインの片端に
    平行な状態で相応する位相が接続されるような、2つ以
    上の導線多相グループを有する1本の電線路の1つの位
    相上に発生した欠陥に侵されている導線が、どの導線多
    相グループに属するかを見極めるための装置: −それぞれ第1及び第2のグループにおいて、欠陥があ
    るとみられた位相に割当られている導線である、第1及
    び第2の導線の中を流れる電流の瞬間的な値に正比例し
    ている第1及び第2の電流信号の組合せにより表わされ
    る処理信号を生成するための組合せ機構、 −欠陥のある位相の電流の第1の導線と第2の導線の間
    の分布の非対称を表わし、上述の処理信号の関数として
    表現可能な、非対称の大きさを一定の限界値に比較する
    こと或いはそれと同等の動作から或る、高度な比較動作
    を実行するための機構、ならびに −上述の非対称の大きさが絶対値において上述の一定の
    限界値を上回ることを条件として、最も小さい係数をも
    つ電流信号に結びつけられた導線を欠陥の無いものとし
    て識別する第1の出力信号を1つ以上作成するための機
    構。
  14. (14)特許請求の範囲第13項に記載の装置において
    、上述の非対称の大きさが、第1及び第2の電流信号の
    差及び和の間の位相角の余弦によって、これらの電流信
    号の差の係数の、その和の係数に対する比率を乗じた積
    に正比例することを特徴とする装置。
  15. (15)特許請求の範囲第13項又は第14項に記載の
    装置において、処理信号を生成するための上述の機構に
    は、第1及び第2の電流信号の差の関数である第1の処
    理信号を作成するための機構、ならびに第1および第2
    の電流信号の和の関数である第2の処理信号を作成する
    ための機構が含まれていることを特徴とする装置。
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