JPS6213413A - 共重合体の製造方法 - Google Patents
共重合体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6213413A JPS6213413A JP15217685A JP15217685A JPS6213413A JP S6213413 A JPS6213413 A JP S6213413A JP 15217685 A JP15217685 A JP 15217685A JP 15217685 A JP15217685 A JP 15217685A JP S6213413 A JPS6213413 A JP S6213413A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymerization
- copolymer
- methylstyrene
- acrylonitrile
- alkyl perester
- Prior art date
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- Granted
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Polymerization Catalysts (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はαメチルスチレンとアクリロニトリル共重合体
、特に熱変形温度が高く強度に優れた該共重合体の製造
方法に関するものである。
、特に熱変形温度が高く強度に優れた該共重合体の製造
方法に関するものである。
(従来の技術)
従来からαメチルスチレンとアクリロニトリル共重合体
の熱変形温度を高めるため、2.5−ジメチルヘキサン
2.5−ビス(パープロピオネート)、または2,5−
ジメチルヘキサン2.5−ビス(パーラウレート)等の
パーオキサイド系(特公昭45−1825号公報)、パ
ーカーボネート系(特開昭56−167711号公報)
ラジカル重合開始剤を用いる方法が検討されている。
の熱変形温度を高めるため、2.5−ジメチルヘキサン
2.5−ビス(パープロピオネート)、または2,5−
ジメチルヘキサン2.5−ビス(パーラウレート)等の
パーオキサイド系(特公昭45−1825号公報)、パ
ーカーボネート系(特開昭56−167711号公報)
ラジカル重合開始剤を用いる方法が検討されている。
かかる方法においては得られる重合体の重合度は高いが
、熱変形温度は充分ではなかった。
、熱変形温度は充分ではなかった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者は、特に熱変形温度が高く強度に優れたαメチ
ルスチレンとアクリロニトリル共重合体を得る事を目的
にこれを達成すべく、鋭意研究を行った結果、αメチル
スチレンとアクリロニトリル単量体混合物を特定の組み
合わせのアルキルパーエステル系重合開始剤の存在下で
懸濁重合することにより製造された共重合体は、従来の
αメチルスチレンとアクリロニトリル共重合体に比べ、
特に熱変形温度が高く強度に優れている事を見い出し、
本発明を完成するに至った。
ルスチレンとアクリロニトリル共重合体を得る事を目的
にこれを達成すべく、鋭意研究を行った結果、αメチル
スチレンとアクリロニトリル単量体混合物を特定の組み
合わせのアルキルパーエステル系重合開始剤の存在下で
懸濁重合することにより製造された共重合体は、従来の
αメチルスチレンとアクリロニトリル共重合体に比べ、
特に熱変形温度が高く強度に優れている事を見い出し、
本発明を完成するに至った。
(問題点を解決するための手段)
即ち、本発明はαメチルスチレン65−75重I#%と
アクリロニトリル25−35重Jllの混合物を共重合
するにあたり、10時間半減期(ベンゼン中0.1モル
/l)が70℃以上80℃未満のアルキルパーエステル
系重合開始剤と10時間半減期が100°C以上110
℃未満のアルキルパーエステル系重合開始剤の存在下で
懸濁重合することを特徴とするαメチルスチレンとアク
リロニトリル共重合体の製造方法である。
アクリロニトリル25−35重Jllの混合物を共重合
するにあたり、10時間半減期(ベンゼン中0.1モル
/l)が70℃以上80℃未満のアルキルパーエステル
系重合開始剤と10時間半減期が100°C以上110
℃未満のアルキルパーエステル系重合開始剤の存在下で
懸濁重合することを特徴とするαメチルスチレンとアク
リロニトリル共重合体の製造方法である。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の単倉体混合物の組成はαメチルメチ2フ65〜
フ5重i%、アクリロニトリル25〜65重量係である
。αメチルスチレンの量が65重i%より少ないと得ら
れる共重合体の熱変形温度が低くなり、この共重合体の
特徴が失われ、さらに着色を起こし易くなり好ましくな
い。75重’ 8%より多いと重合速度が極端に低
下し残存単量体量が多く、得られる共重合体の熱変形温
度が低くなる。
フ5重i%、アクリロニトリル25〜65重量係である
。αメチルスチレンの量が65重i%より少ないと得ら
れる共重合体の熱変形温度が低くなり、この共重合体の
特徴が失われ、さらに着色を起こし易くなり好ましくな
い。75重’ 8%より多いと重合速度が極端に低
下し残存単量体量が多く、得られる共重合体の熱変形温
度が低くなる。
本発明において最も特徴とする所は、特に特定の組み合
わせのアルキルパーエステル系重合開始剤の存在下で懸
濁重合を行う事である。すなわち、10時間半減期(ベ
ンゼン中0.1モル/l)が70℃以上80℃未満のア
ルキルパーエステル系重合開始剤と10時間半減期が1
00℃以上110℃未満のアルキルパーエステル系重合
開始剤の存在下で重合を行うことが必須である。
わせのアルキルパーエステル系重合開始剤の存在下で懸
濁重合を行う事である。すなわち、10時間半減期(ベ
ンゼン中0.1モル/l)が70℃以上80℃未満のア
ルキルパーエステル系重合開始剤と10時間半減期が1
00℃以上110℃未満のアルキルパーエステル系重合
開始剤の存在下で重合を行うことが必須である。
10時間半減期が70℃未満のアルキルパーエステル系
重合開始剤を用いた場合、重合速度が遅く、極度に長い
重合時間が必要である。また10時間半減期が80℃以
上のアルキルパーエステル系重合開始剤を用いた場合、
得られる重合体の重合度は高いが、熱変形温度は充分で
はなかった。
重合開始剤を用いた場合、重合速度が遅く、極度に長い
重合時間が必要である。また10時間半減期が80℃以
上のアルキルパーエステル系重合開始剤を用いた場合、
得られる重合体の重合度は高いが、熱変形温度は充分で
はなかった。
10時間半減期が70℃以上80℃未満のアルキルパー
エステル系重合開始剤を単独で用いた場合は、重合率を
99係以上にする事は困難である。
エステル系重合開始剤を単独で用いた場合は、重合率を
99係以上にする事は困難である。
すなわち、重合率を充分アップし、高い熱変形温度を有
する共重合体を得るには、10時間半減期が70℃以上
80℃未満のアルキルパーエステル系重合開始剤と10
時間半減期が100℃以上110℃未満のアルキルパー
エステル系重合開始剤を共存させて重合を行う必要があ
る。
する共重合体を得るには、10時間半減期が70℃以上
80℃未満のアルキルパーエステル系重合開始剤と10
時間半減期が100℃以上110℃未満のアルキルパー
エステル系重合開始剤を共存させて重合を行う必要があ
る。
本発明で使用可能な70℃以上80℃未満のアルキルパ
ーエステル系重合開始剤の例としては、t−ブチルパー
オキシ2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキ
シイソブチレートベンディルパーオキサイドなどが挙げ
られ、10時間半減期が100°C以上110℃未満の
アルキルパーエステル系重合開始剤の例としては、t−
ブチルパーオキシ−3,5,5−トIJメチルヘキサノ
エート、2.5ジメチル2,5ジ(ベンゾイルパーオキ
シ)ヘキサンなどが挙げられるがこれに限定されるもの
ではない。
ーエステル系重合開始剤の例としては、t−ブチルパー
オキシ2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキ
シイソブチレートベンディルパーオキサイドなどが挙げ
られ、10時間半減期が100°C以上110℃未満の
アルキルパーエステル系重合開始剤の例としては、t−
ブチルパーオキシ−3,5,5−トIJメチルヘキサノ
エート、2.5ジメチル2,5ジ(ベンゾイルパーオキ
シ)ヘキサンなどが挙げられるがこれに限定されるもの
ではない。
重合は通常10〜40時間で完遂することができる。ま
た懸濁重合は水性媒体中で通常知られている懸濁安定剤
を使用して行うことができる。
た懸濁重合は水性媒体中で通常知られている懸濁安定剤
を使用して行うことができる。
(実施例)
以下、実施例、比較例を挙げて本発明を説明する。
実施例及び比較例
撹拌機付き51オートクレーブに純水2 kgと第三リ
ン酸カルシウム20.9を添加し、窒素ガスを吹き込み
ながら充分纜拌した。次にαメチルメチ2フL4kg、
アクリロニトリル0.6 kg及び有機過酸化物重合開
始剤(表1、表2)を添加した後、系内を窒素ガス雰囲
気とした。オートクレーブを加熱し、内容物を所定の温
度(表1)まで昇温し、表に示す温度サイクルで重合を
行なった。この様にして得られた懸濁重合液を、塩酸に
て中和、脱水した後、80’Cにて乾燥し粒状重合物を
得た。
ン酸カルシウム20.9を添加し、窒素ガスを吹き込み
ながら充分纜拌した。次にαメチルメチ2フL4kg、
アクリロニトリル0.6 kg及び有機過酸化物重合開
始剤(表1、表2)を添加した後、系内を窒素ガス雰囲
気とした。オートクレーブを加熱し、内容物を所定の温
度(表1)まで昇温し、表に示す温度サイクルで重合を
行なった。この様にして得られた懸濁重合液を、塩酸に
て中和、脱水した後、80’Cにて乾燥し粒状重合物を
得た。
この重合物を通常の押出様によりベレット化した。
諸性質を測定した。結果を表1に示す。
なお、共重合体の数平均連鎖長(an :ポリスチレン
基遵)は粒状重合物とベレットの両サンプルをGPC(
東洋曹達工業(株)製nr、C−802A )を用いて
以下の条件で測定した。
基遵)は粒状重合物とベレットの両サンプルをGPC(
東洋曹達工業(株)製nr、C−802A )を用いて
以下の条件で測定した。
溶媒:テトラヒドロフラン(THF )カラム:東洋曹
達製 GMH−62pest 2本カラム恒温槽温度=
38℃ 溶媒流II : 1 、5 R1/ min試料濃度二
〇、1重量係 試料注入量二〇、5尼 検出器:示差屈折計。
達製 GMH−62pest 2本カラム恒温槽温度=
38℃ 溶媒流II : 1 、5 R1/ min試料濃度二
〇、1重量係 試料注入量二〇、5尼 検出器:示差屈折計。
データ処理製蓋:東洋曹達W C’P−8000また
、共重合体の熱変形温度はASTM−D−648、衝撃
強度はASTM −D −256によって涜11定した
。
、共重合体の熱変形温度はASTM−D−648、衝撃
強度はASTM −D −256によって涜11定した
。
表 2
(発明の効果)
以上のとおり本発明により得られる共重合体は従来のも
のに比較して極めて高い熱変形温度を有1)シ、しかも
優れた機械的性質、成形性、透明性を有しており成形材
料として有用である。特にポリスチレン樹脂、アクリル
樹脂、As樹脂では耐熱性が満足されない用途に適して
いる。またABS 樹脂等の他樹脂の改質材としても使
用することも可能である。
のに比較して極めて高い熱変形温度を有1)シ、しかも
優れた機械的性質、成形性、透明性を有しており成形材
料として有用である。特にポリスチレン樹脂、アクリル
樹脂、As樹脂では耐熱性が満足されない用途に適して
いる。またABS 樹脂等の他樹脂の改質材としても使
用することも可能である。
Claims (1)
- αメチルスチレン65−75重量%とアクリロニトリル
25−35重量%の混合物を共重合するにあたり、10
時間半減期(ベンゼン中0.1モル/l)が70℃以上
80℃未満のアルキルパーエステル系重合開始剤と10
時間半減期が100℃以上110℃未満のアルキルパー
エステル系重合開始剤との存在下で懸濁重合することを
特徴とするαメチルスチレンとアクリロニトリル共重合
体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15217685A JPH0662716B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 共重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15217685A JPH0662716B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 共重合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213413A true JPS6213413A (ja) | 1987-01-22 |
JPH0662716B2 JPH0662716B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=15534707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15217685A Expired - Fee Related JPH0662716B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 共重合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662716B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03139507A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-13 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | スケール生成の少ないスチレン系樹脂の懸濁重合方法 |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15217685A patent/JPH0662716B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03139507A (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-13 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | スケール生成の少ないスチレン系樹脂の懸濁重合方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0662716B2 (ja) | 1994-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |