JPS62133905A - 軽量天板の製法 - Google Patents

軽量天板の製法

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JPS62133905A
JPS62133905A JP27575085A JP27575085A JPS62133905A JP S62133905 A JPS62133905 A JP S62133905A JP 27575085 A JP27575085 A JP 27575085A JP 27575085 A JP27575085 A JP 27575085A JP S62133905 A JPS62133905 A JP S62133905A
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JP
Japan
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top plate
synthetic resin
manufacturing
release layer
screw receiving
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JP27575085A
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川村 紘一
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Aichi Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は軽量天板の製法に関するものであり、詳しくは
、内部に木質材よりなるネジ受け片を有する合成樹脂発
泡体を芯材とするテーブル、机等の軽量天板の製法に関
するものである。
[先行技術] 合成樹脂発泡体を芯材として利用したテーブル、机など
の天板は軽量であり好ましいが、テーブル、机などの天
板は通常、脚を木ネジ又はボルト等で天板下部に直接、
固定する必要があるため、発泡体が芯材となったものは
不向きであり実用化することが難しかった。
そこで本出願人は先に、合成樹脂の発泡体の芯材中に木
質材よりなるネジ受け片を埋設した軽量天板を提案した
(実開昭60−154022@参照)。この天板によれ
ば、木ネジ、ボルト等による脚の固定が可能となり、実
用性の必る軽伍天板として好ましいものである。この軽
量天板を製造する場合、通常、上下一対となった表層板
を間隔をおいて平行に設けるとともに、その一方の内側
に、予め、木質材よりなるネジ受け片を接着剤などで仮
設した後、これに発泡性合成樹脂を注入し、発泡、硬化
させる方法が考えられる。
しかしながら、この製法においては、合成樹脂の注入後
の発泡時、特に、二次発泡の際に、ネジ受け片の付近の
発泡が不均一となり、そのため、表層板が変形する欠点
がある。要するに、ネジ受け片を埋設した部分はその他
のゾーンに比較して発泡が小さい上、発泡合成樹脂とネ
ジ受け片である木との接着性が良好であるため、その結
果として、ネジ受け片が接着された反対面の天板表面が
吸引されたようにへこみ、水平な天板が得られなくなる
のである。このへこみは僅かであっても天板として用い
る場合には、その商品価値は大幅に低下することになる
[発明の課題と解決手段] 本発明者は上記実情に鑑み、合成樹脂の発泡時に生ずる
ネジ受【プ片付近の天板のへこみを防止する方法につき
種々検討した結果、発泡性合成樹脂を注入するに先だっ
て、ネジ受け片の接着面と肩上側表面に離型層を設ける
ことにより、発泡時におけるネジ受け片部の天板の変形
が防止されることを見出だし本発明を完成するに至った
[発明の構成] 以下、本発明を添付図面に沿って詳細に説明するに、第
1図は本発明で製造する一例の天板を一部断面図として
示した斜視図であり、1.2は表層板、3は合成樹脂発
泡体層、4はネジ受け片、5は周端部材を示す。
本発明では間隔をおいて平行に設けられた上下一対の表
層板1,2の間に合成樹脂発泡体層3が芯材として充填
され、しかも、脚取付は部に対応する内層部に、木質材
よりなるネジ受け片4が埋設された軽量天板を製造する
ものであるが、この軽量天板は通常、テーブル、机など
の脚を木ネジ又はポルI−などで取付けるタイプの天板
であり、その厚さは例えば、20〜40m/m程度のも
のである。
この天板において、上下の表層板1,2としては、通常
、合板または合板とメラミン化粧板とを貼り合わせたも
のなどの厚さ2.5〜6m/mのものが挙げられ、上下
の表層板1,2は必ずしも、同一のものでなくてもよい
。ネジ受け片4は例えば、木片又は積層合板などの木質
材よりなり、ネジ又はボルトなどでの固定が可能な材質
により構成されている。ネジ受け片4のサイズは上下の
表層板内に納まる高さで、脚の固定を十分に行うことの
できる大きさである。ネジ受Cノ片4の取付けは上下の
表層板1.2のいずれでもよいが通常、下方の表層板2
に取付けた方が望ましい。また、ネジ受【プ片4の設置
箇所は脚を取付ける位置に対応する箇所であり、通常、
4〜8ケ所である。
上下表層板1,2の間に充填される合成樹脂発泡体とし
ては、半硬質又は硬質のポリウレタン樹脂が代表的に挙
げられる。ポリウレタン樹脂の場合を例にとり説明する
に、発泡体層3の形成は常法に従って、例えば、トリレ
ンジイソシアネート、又はジフェニルメタンジイソシア
ネートなどの多価イソシアネートとポリエステルポリオ
ール又はポリエーテルポリオールなどのポリオール、更
に、触媒及び発泡剤とを混合し、この混合物を注入し、
ウレタン樹脂を生成させると同時に発泡し、硬化させる
ことにより行なわれる。この際に用いられる触媒として
は、例えば、トリエヂレンジアミン、ジメチルエタノー
ルアミンなどの第3級アミン、又はオクタン酸スズ、ジ
ブチルスズラウレートなどの有機金属塩等が挙げられる
。また、発泡剤としては、例えば、トリクロロモノフル
オロメタンなどの低沸点ハロゲン化炭化水素又は水等が
挙げられ、この際に、例えばシリコン系整泡剤を併用す
ると好ましい。合成樹脂発泡体層3における樹脂の発泡
倍率はその用途によっても異なるが、大体、15〜25
倍程度である。
上述のような天板を製造するためには、先ず、通常、額
縁状の成型枠内に上下の表層板1,2を設け、例えば、
下方表層板2の内側の所定箇所にネジ受り片4を仮設し
、天板基体を形成させる。
この際のネジ受け片4の仮設は通常、接着剤を用いて行
なうのが好ましい。
そして、このように形成された天板基体の内部に発泡性
合成樹脂を注入し、その内部で発泡、硬化を行なうこと
により目的とする軽量天板を得るが、本発明においては
、この発泡性合成樹脂の注入に先だって、ネジ受【プ片
4の上側表面に、離型層9を設けることを特徴とするも
のである。すなわち、このネジ受け片4表面の離型性付
与処理によって、注入した合成樹脂が発泡する際に、表
層板1が吸引され、天板表面が変形することがないので
ある。この理由はネジ受け片4付近の上部の合成樹脂の
発泡が小さい場合でも、樹脂とネジ受(プ片4表面とが
強固に接着しないので、表層板を内側に吸引することが
ないためである。なお、表層板1,2は注入された樹脂
の発泡に伴なう接着力で強力に発泡体層3と接着し一体
のものになる。
ここで設けられる離型@9としては、例えばクラフト紙
、金属箔、プラスチックフィルム、離型剤などが挙げら
れ、なかでも、クラフト紙をネジ受(プ片の切断前に予
め貼付しておき離型剤と1〕[用すると、効果面のみな
らず、作業性らよいので好ましい。また、離型剤として
は、例えば、シリコーン系ワックスタイプなどの通常の
合成樹脂の成形用として用いられているものが好ましく
利用できる。
発泡性合成樹脂を天板基材内に注入し、合成樹脂を発泡
、硬化ざぜた後の天板は常法の手順に従って、成型枠か
ら取り出される。そして、必要に応じて、その周端部に
木製又は合成樹脂製などの適宜の周縁部材5を設けるこ
とにより製品天板が完成される。
本発明で得られる軽量天板に脚8を取付ける場合には、
例えば、第2図に示すように、ネジ受け片4の下部に取
イ」板6を介し、該取付板6と下部の表層板2とに設け
られた透孔を通して、木ネジ7をネジ受け片4内に揉み
込むことにより脚8を固定することができる。
[効果] 本発明によれば、発泡性合成樹脂の注入に当り、ネジ受
り片の表面に例えば、9971〜紙を貼付すると言う極
めて簡単な操作で、表面が平坦で美しい天、仮を製造す
ることができる。
[実施例など] 参考例 上部を厚さ2.5m/mのラワン合板に厚さ1m/mの
メラミン化粧板を貼付した複合板とし、下部を厚さ2.
5m/mのラワン合板とした上下一対の表層板(たて1
80×よこ60Cm)を2cmの間隔を置いて額縁状の
成形枠にセットするとともに、その下部の表層板の内部
四隅に木片よりなるネジ受け片(たて8CmXよこ4C
,mX高さ1.5cm>を接着剤により接着固定した後
、成形枠内部にトリレンジイソシアネート92部、ポリ
ニスデルポリオール100部及び触媒として1〜リエチ
レンジアミン ■、発泡剤として水 ■を含有する発泡
性混合物を注入し、5分間、放置することによりポリウ
レタン樹脂の生成及び発泡、硬化を行なった。約24時
間後、成形枠より製造された軽量天板を取り出し、天板
表面の状態を観察したところ、ネジ受け片が接着されて
いる上方の表層板の表面付近が4ケ所とも、若干、へこ
み変形していた。
実施例 参考例の方法において、4つのネジ受け片の全ての上面
に、片面に粘着性接着剤を有するクラフト紙を貼付し、
実施例と全く同様の方法にて軽量天板の製造を行なった
ところ、表層板の表面全域が平坦な美しい天板が19ら
れた。またこの方法において、クラ71へ紙の代りに、
アルミ箔又はポリプロピレンフィルムを貼付又はシリコ
ーン系ワックスタイプよりなる離型剤をネジ受け片下面
に塗イ[シて同様な方法で軽量天板の製造を行なったと
ころ、同じく平坦でへこみのない良好な天板が得られた
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 間隔をおいて平行に設けられた上下一対の表層板の
    一方の内側に、木質材よりなるネジ受け片を仮設してな
    る天板基体内に、発泡性合成樹脂を注入し、発泡、硬化
    させることにより合成樹脂発泡体を芯材とする軽量天板
    を製造する方法において、前記ネジ受け片の上側表面に
    離型層を設けることを特徴とする軽量天板の製法。 2 離型層が、クラフト紙であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の製法。 3 離型層が、プラスチックフィルムであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の製法。 4 離型層が、金属箔であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の製法。 5 離型層が、ワックス状離型剤であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の製法。 6 合成樹脂発泡体が、半硬質又は硬質のポリウレタン
    樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の製法。
JP27575085A 1985-12-06 1985-12-06 軽量天板の製法 Granted JPS62133905A (ja)

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JPS62133905A true JPS62133905A (ja) 1987-06-17
JPH0450809B2 JPH0450809B2 (ja) 1992-08-17

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299032A (ja) * 1988-05-27 1989-12-01 Takara Kogei:Kk 合成樹脂製の化粧合板
JP2016195636A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 山田工業株式会社 テーブル用天板及び該テーブル用天板を生産する方法
JP2020074803A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 ホークス・アイ・エス・シー株式会社 天板、及び、天板を備えたテーブル

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JP2016195636A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 山田工業株式会社 テーブル用天板及び該テーブル用天板を生産する方法
JP2020074803A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 ホークス・アイ・エス・シー株式会社 天板、及び、天板を備えたテーブル

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