JPS62133232A - 鉄骨構造材の防耐火構造 - Google Patents

鉄骨構造材の防耐火構造

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JPS62133232A
JPS62133232A JP27160585A JP27160585A JPS62133232A JP S62133232 A JPS62133232 A JP S62133232A JP 27160585 A JP27160585 A JP 27160585A JP 27160585 A JP27160585 A JP 27160585A JP S62133232 A JPS62133232 A JP S62133232A
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JP
Japan
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fireproof
fireproof structure
coating layer
thermally expandable
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP27160585A
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English (en)
Inventor
山田 乱
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3M Japan Ltd
Original Assignee
Sumitomo 3M Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建築物の鉄骨構造材の防耐火構造に関する。
(従来の技術) ビルの高層化に伴って、従来の鉄筋コンクリートヤ】鉄
骨コンクリート構造では、重量と構造強度とのIll係
から種々の制約を受けている。すなわち、ビルの上部を
軽くするため、構造強度を維持する一方で、軽量および
耐火の条件を備える必要がある。これらの条件を満たず
ための種々の1発、研究がなされており、その一つとし
て、特に高層または超高層ビルの主構造に硬さと靭性を
兼ね備えた炭素m(0,1〜0.6%の炭素を含有する
14)が主として用いられるようになつC来ている。し
かしながら、炭素鋼の鉄骨(例えばH形鋼は、いくつか
の長所を有する一方で、鉄筋コンクリートに比べて熱に
弱い欠点がある。1」形鋼は400℃〜500℃付近で
機械的な強度を著しく低下させるので、火災時に許容レ
ベル以上の温度にさらされないための種々の防耐火処理
を論ず必要がある。
従来の防耐火処理手段として、ロックウール吹付工法と
ケイカル工法がある。ロックウール吹付工法では、第4
図に示すように、水ガラスとロックウールの混合物から
成るロックウール層12がト1形tJ410の外側表面
に吹き付【プられている。ケイカル工法では、第5図に
示すように、本来の防耐火(断熱)特性を得るため、相
当な厚さく30〜504)のケイカル板14をビス16
により相互に連結してH形鋼1oを囲む箱形を形成して
いる。
(発明が解決しようとする問題点) IYI記のロックウール吹付工法は、粉じんを発生する
ので作業者の安全性、特に健康について問題がある。こ
の点で、自動化ロボットの併用もあるが、機構が複雑で
制約が多い。また、バインダーおよび発泡剤として用い
られる液状水ガラスの耐久性が重g5な問題である。す
なわち、通常の水ガラスは水に非常に溶は易く、さらに
炭酸ガスとも容易に反応(炭酸化)し、バインダーとし
ての初期の特性および熱膨張性が急激に劣化し、耐火性
が悪くなる。これを回避するには、ロックウール層を相
当な厚さに塗布する必要がある。
ケイカル工法は、超高層ビルに必要な軽量化の点で問題
がある他に、比較的に硬い材料であるケイカル板が火災
ll!1の1000℃句近の高温でひび割れを生じるこ
とがあって、防耐火性の点で問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的は従来の防耐火構造の前記問題を解決した
防耐火構造を提供することである。
この目的を達成するため、本発明によると、熱膨脹性材
料を含む防耐火被覆層により建築物の鉄骨構造材の表面
を覆った防耐火構造が提供される。
本発明の防耐火構造においては、防耐火被覆層の熱膨脹
性材料が火災時に膨張してH形鋼を包み込んで熱をしゃ
断する。
(実1lfI例) 第1図を参照すると、本発明の第1実施例による防耐火
構造がH形tA10に施されているのが示され、この防
耐火構造はボルトナツト手段20により1−1形鋼に取
りイ・1けられた防耐火被覆層18と、この防耐火被覆
層を覆った補強用材料として金網22をCむ。この金網
22は場合に応じて省略してもよい。防耐火被覆層18
はボルトナツト手段の代りの接着剤などによりl]形鋼
に付着させてもJ:り、この第1実施例の場合は熱膨脹
性材料、例えば熱膨張性ファイバーマット24から成る
。熱膨張性ファイバーマットの例としては、3M社の3
Mファイ17−バリヤM2OAがある。
第2図を参照すると、本発明の第2実施例による防耐火
構造が1−1形鋼1oに施されているのが部分的に示さ
れている。この防耐火構造は、防耐火被覆層18Δが外
側の熱膨張性ファイバーマット24△と内側の吸熱性材
料、例えば吸熱性ファイバーマット26△から成る点に
おいて第1実施例の防耐火構造と異<2る。吸熱性ファ
イバーマットの例として、3M社の3MファイV−バリ
ヤ    ′E50△がある。
第2図に示す防耐火構造は比較的短い耐火時間(0,5
〜10時間)を持ち、全体の被覆厚さが10〜15間で
あり、そのうちの1/3が吸熱材で占められている。こ
の形式の防耐火構造では、吸熱材が直接鉄骨材に接触し
ており、火災初期には、寸なわら、短時間の耐火には有
効に作用する。
第3図を参照すると、本発明の第3実施例による防耐火
構造が1」形鋼に施されているのが部分的に示されてい
る。この防耐火構造は、防耐火m1H18Bが外側の熱
膨脹性材料、例えば熱膨張性ファイバーマット24Bお
よび内側の吸熱性材料、例えば吸熱性ファイバーマット
26Bの他に、前記内側の吸熱性ファイバーマット26
Bの更に内側にあって1−1形鋼10の表面と直接に接
触している第2の熱膨脹性材料、例えば熱膨張性ファイ
バーマット28Bを含む点において第2実施例の防耐火
構造と異なる。
第3図の防耐火構造は長い耐火時間(165〜3.0時
間)のしのであり、全体の被覆厚さが15〜20mとな
り、そのうちの1/3が吸熱拐で占められている。この
形式の防耐火構造では、吸熱材が熱膨張材にはさまれて
いるので、長時間耐火の場合、この吸熱材が中間の位置
で一旦吸熱することにより効率良く長時間熱に耐えるこ
とができる。
上記各実施例による防耐火構造は次のようにして防耐火
作用を行う。
火災初期(火災発生後の最初の5分間、約540℃)に
おいて、まず最外方の熱膨張ファイバーマット24.2
4A、24Bが膨張を開始する。膨張するときに多くの
空気層を形成するので、この熱膨張性ファイバーマット
は高い断熱特性を示す。この時、補強用金網22が膨張
したマット24.24A、24Bの中に入り込み、この
マット24を一層強固に保持する。この防耐火構造がさ
らに熱にさらされ続け、内側の吸熱ファイバーマット2
6A、26Bの表面の温度が320℃近第3図の構造で
は、さらに熱を受けても、最内方の熱膨張性ファイバー
マット28Bが膨張してさらに断熱作用をなす。
(発明の効果) 本発明は、次のような効果を有する。
(1)  熱膨張を利用して断熱特性を高めるようにし
ているので、被覆層の厚さを薄くすることができ、使用
材料の重量も低減でき、軽量化にも貢献する。
(2)  施工道具を含めた施工性が極めて良好である
(31Fi動や機械的衝撃に対して極めて強い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による防耐火構造を示す断
面図、第2図と第3図は本発明の第2と第3実施例によ
る防耐火構造を示す拡大破断断面図、第4図と第5図は
従来技術による防耐火構造を示寸断面図である。 図面において、10・・・・・・H鋼、18.18A。 18B・・・・・・防耐火被V!層、20・・・・・・
・ボルトナツト手段、22・・・・・・補強用金網、2
4.24A。 24B・・・・・・熱膨張性ファイバーマット、26A
。 26B・・・・・・吸熱性ファイバーマット、28B・
・・・・・熱膨張性ファイバーマット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建築物の鉄骨構造材の表面を防耐火被覆層で覆い
    、この防耐火被覆層が熱膨張性材料を含むことを特徴と
    する防耐火構造。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の防耐火構造におい
    て、前記防耐火被覆層が前記熱膨張性材料の内側に吸熱
    性材料を含むことを特徴とする防耐火構造。
  3. (3)特許請求の範囲第2項に記載の防耐火構造におい
    て、前記防耐火被覆層が前記吸熱性材料の内側に位置し
    た別な熱膨脹性材料を含むことを特徴とする防耐火構造
  4. (4)特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか一項
    に記載の防耐火構造において、前記防耐火被覆層が鉄骨
    構造材に接着剤またはボルトナット手段により取り付け
    られ、その上を補強用材料により覆われていることを特
    徴とする防耐火構造。
JP27160585A 1985-12-04 1985-12-04 鉄骨構造材の防耐火構造 Pending JPS62133232A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54646U (ja) * 1977-02-23 1979-01-05
JPS5422689A (en) * 1977-07-22 1979-02-20 Nippon Kokan Kk <Nkk> Container ship

Patent Citations (2)

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