JPS6213318Y2 - - Google Patents

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JPS6213318Y2
JPS6213318Y2 JP14551480U JP14551480U JPS6213318Y2 JP S6213318 Y2 JPS6213318 Y2 JP S6213318Y2 JP 14551480 U JP14551480 U JP 14551480U JP 14551480 U JP14551480 U JP 14551480U JP S6213318 Y2 JPS6213318 Y2 JP S6213318Y2
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switch
fixed
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yoke
yokes
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JP14551480U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁スイツチに関し、特にVTR、
オーデイオ機器等の回路に異常が発生したとき等
において、電力供給を自動的にカツトして、オー
デイオ機器等の破損を未然に防止しうる電磁スイ
ツチを提供するものである。
以下、その一実施例を図について説明すると、
図において、1は矩形板状のベースで、このベー
ス1上には、その前位に一対のL字状の固定ヨー
ク2,3を前後方向に沿つて平行状に固定し、両
固定ヨーク2,3間に、永久磁石4を、その両磁
極面を接着させた状態で介挿固定し、永久磁石4
の直後方近接位に一対の矩形支持板5,5を、前
後方向に沿つて平行状に立設し、両支持板5,5
間にボビン6を一体的に固着してあり、さらにボ
ビン6の直後方位に、適宜のスイツチ機構7を内
蔵せる直方体状のスイツチ体8を固設してある。
9はスイツチ体8にその上方から嵌挿せしめた
コ字状のスイツチ作動体で、この作動体9は、そ
の前端部に一対の矩形状の可動ヨーク10,11
を前後方向に沿つて平行状に固定してあつて、ベ
ース1の上面及びスイツチ体8の両側面に摺接案
内されて、各可動ヨーク10,11が各固定ヨー
ク2,3に接着しうるスイツチON位置(第2図
A位置)と各固定ヨーク2,3から所定量離間せ
るスイツチOFF位置(同図C位置)とに亘つて
前後移動自在に支持されたものである。
13はベース1にその上方から嵌挿させて前記
スイツチ体8及びスイツチ作動体9等を覆う下面
開放箱状のカバー体で、このカバー体13は、適
宜の固定手段(図示せず)によりベース1に取付
けられている。
スイツチ作動体9の稜線部分の適所に切欠部1
4を形成すると共に、カバー体13の側壁内面部
に前記切欠部14内へ突入しうる支持片15を突
設して、該支持片15と前記切欠部14の後端面
14aとの間に圧縮コイルバネ17を介挿してあ
つて、スイツチ作動体9を前記スイツチOFF位
置方向へ附勢させてある。また、スイツチ作動体
9は、スイツチOFF位置においては、その後端
面がカバー体13の後壁に接当係止せしめられて
いるものである。したがつて、スイツチ作動体9
は、常時はスイツチOFF位置に附勢保持される
ようなされている。なお、カバー体13の側壁に
は、前記切欠部14に対向せる窓孔18を形成し
てあつて、この窓孔18からバネ17を前記所定
位置にセツトしうるよう工夫してある。
前記スイツチ体8に内蔵されたスイツチ機構7
は、第3図に示す如く、その端部をベース1下へ
突出させた端子板19,20,21と、スイツチ
体8に端子板19を貫通して上下動自在に支持さ
れたスイツチ操作部22と、その一端部を端子板
19に固着され且つその他端部に端子板20又は
21に接触可能な接点部23を備えたバネ材から
なるスイツチ板24と、その一端部を端子板19
に及びその他端部をスイツチ板24に夫々固着さ
れたバネ材からなる略倒立U字状の支点板25と
でもつて構成されている。各端子板は、端子板1
9と21とが接続されたスイツチON状態ではオ
ーデイオ機器等の回路(図示せず)に電力供給が
され、端子板19と20とが接続されたスイツチ
OFF状態では前記回路への電力供給がカツトさ
れるように、公知の適宜のスイツチ回路(図示せ
ず)に接続されているものである。
このスイツチ機構7は、いわゆるスナツプアク
シヨン機構を利用したもので、常時はスイツチ板
24の弾性力でもつて接点部23が端子板21に
接触せるスイツチON状態に保持されており(第
3図A)、スイツチ操作部22を押下げると、ス
イツチ板24が下方へ撓むが、支点板25の支点
(つまり支点板25の端子板19への固着点)を
スイツチ板24が下方へ越えない間は、接点部2
3が端子板21に接触されたスイツチON状態の
ままに保持されており(同図B)、この状態から
スイツチ操作部22を更に押下げて、スイツチ板
24をそれが前記支点板25の支点を下方へ越え
る位置まで変形させると、スイツチ板24及び支
点板25の協同作用により接点部23が端子板2
1から離脱して端子板20に接触され、スイツチ
OFF状態に作動される(同図C)ようになされ
ている。
そして、このように構成されたスイツチ機構7
は、スイツチ作動体9の前記スイツチOFF位置
への変位に連動してOFF作動されるようなされ
ているが、このOFF作動は、スイツチ作動体9
の上壁内面部に突設されたカム体26の作用によ
る。カム体26は、その下面を後上方へと傾斜状
にカム面26aに形成されたもので、スイツチ作
動体9をスイツチON位置から後方へ移動させる
と、カム面26aをしてスイツチ機構7のスイツ
チ操作部22を徐々に押下げていき、スイツチ作
動体9がスイツチOFF位置に位置せしめられる
と、スイツチ操作部22を、前記したスイツチ機
構7をOFF作動させる位置まで押下げるように
構成されたものである(第3図参照)。
また、前記支持板5,5及びボビン6には、左
右方向つまりスイツチ作動体9の移動方向に直交
する方向に貫通する縦断面長円形の支持孔27を
形成してあり、この支持孔27に、鉄心28を、
その両端部を支持板5,5から若干量突出させた
状態で、前後方向つまりスイツチ作動体9の移動
方向に若干量移動自在に支持させてある。鉄心2
8は、その長さを可動ヨーク10,11間の間隔
と一致させてあつて、その両端面が各可動ヨーク
11に相対移動可能に接触せしめられている。
さらに、鉄心28の移動空間たる支持孔27の
周囲つまり前記ボビン6には、界磁コイル29を
巻装し、このコイル29は、公知の適宜の検知回
路(図示せず)に接続されていて、前記したオー
デイオ機器の回路に何らかの電気的な異常が発生
したときには、永久磁石4による磁界の方向(第
2図A一点鎖線)に対向する方向の磁界(同図二
点鎖線)を瞬時発生させるべく、瞬時通電される
ようになされている。
また、前記スイツチ作動体9には、これをバネ
17の附勢力に抗して前記スイツチOFF位置か
らスイツチON位置へ移動操作させるための操作
機構を連設してあるが、この操作機構は、スイツ
チ作動体9の上壁の適所に立設された操作体30
でもつて構成されている。この操作体30は、カ
バー体13の上壁に形成された窓孔31から突出
されていて、電磁スイツチ外から視認されうる。
操作体30は、スイツチ作動体9をスイツチON
位置にもたらしたときは窓孔31の前端縁に係止
され、スイツチOFF位置にもたらしたときは窓
孔31の後端縁に係止される。
次に作用を上記実施例について説明する。
今、操作体30を人為的に前方へ移動操作し
て、スイツチ作動体9をスイツチON位置にもた
らすと、永久磁石4の磁力によつて固定ヨーク
2,3に可動ヨーク10,11が接着され、スイ
ツチ作動体9がバネ17の附勢力に抗してスイツ
チON位置に保持される(第2図A)。
この状態では、カム体26のカム面26aがス
イツチ操作部22に何ら作用しておらず、スイツ
チ機構7はON状態に保持されて(第3図A)、オ
ーデイオ機器等の回路へ電力供給される。
このとき、スイツチ作動体9はスイツチON位
置に(つまりスイツチ機構7はON状態に)永久
磁石4の磁力でもつて保持されるから、電磁スイ
ツチ自体の電力消費は全くない。
そして、オーデイオ機器等の回路に何らかの電
気的な異常が発生すると、これを前記検知回路が
検出してコイル29に瞬時通電され、これによつ
て永久磁石4の磁界(第2図A一点鎖線)に反発
する磁界(同図二点鎖線)が発生せしめられる。
したがつて、この磁界の発生により、可動ヨー
ク10,11は鉄心28の両端面に接着されると
共に、N極の固定ヨーク2に接着している可動ヨ
ーク10がS極とされ且つS極の固定ヨーク3に
接着している可動ヨーク11がN極とされること
になり、各可動ヨーク10,11は鉄心28に接
着されたまま、各固定ヨーク2,3に反発してこ
れから後方へ若干量離間せしめられる(第2図
B)。支持孔27による鉄心28の移動可能量
は、このときの離間量に一致されているのであ
り、具体的には0.5〜1mm程度としてある。
さらに、コイル29への通電が終了すると、可
動ヨーク10,11と鉄心28との接着状態が解
除され、この状態では可動ヨーク10,11の永
久磁石4による吸引力よりもバネ17の附勢力の
方が大きく、スイツチ作動体9は、バネ17の作
用により後方へ移動せしめられて、スイツチ
OFF位置にもたらされる(第2図C)。なお、バ
ネ17の附勢力は、永久磁石4による磁力に対し
て、固定ヨーク2,3に可動ヨーク10,11が
接着しているときはこれらを離脱させず、可動ヨ
ーク10,11が上記した如く固定ヨーク2,3
から若干離間しているときは再び両ヨーク2,3
と10,11とを接着させることがないように、
設定してある。
スイツチ作動体9がスイツチOFF位置にもた
らされると、カム体26のカム面26aをしてス
イツチ操作部22を押下げ、スイツチ機構7が
OFF作動されて(第3図C)、前記オーデイオ機
器等の回路への電力供給がカツトされる。
したがつて、本考案に係る電磁スイツチによれ
ば、オーデイオ機器等の回路に異常が発生する
と、該回路への電力供給が自動的にカツトされ、
オーデイオ機器等の破損を未然に防止してこれを
保護しうる。
ところで、従来においては、異常が発生したと
きには、電力供給をカツトさせるべくスイツチ操
作を人為的に行つているのが普通であり、異常の
発生を使用者が全く気付かないか、気付いても上
記スイツチ操作をし忘れる虞れがあり、オーデイ
オ機器等が破損される危険があつたが、本考案に
係る電磁スイツチによればこのような危険は皆無
となる。
また、近年、異常時には自動的に電力供給をカ
ツトさせるものも開発されているが、スイツチと
リレーとを組合せたようなものが多く、したがつ
て構造が複雑化し高価なものとなる欠点があり、
しかも常時通電しておくためスイツチ自体かなり
電力消費するといつた欠点があつた。
この点、本考案に係る電磁スイツチは、構造簡
単にして安価に提供できるものであり、しかも電
磁スイツチ自体の電力消費は、異常発生時コイル
29に瞬時通電するだけの極くわずかで済むもの
である。
また、スイツチ機構7を、前記実施例の如くス
ナツプアクシヨン機構を利用したものに構成して
おくと、小形で大電流容量を良好に切換えること
ができる。
また、スイツチ作動体9がスイツチOFF位置
にもたらされると、操作体30も窓孔31の後端
縁に係止される位置まで変位せしめられるが、こ
の操作体30はカバー体13から露出されている
ので、使用者は操作体30の位置を視認するだけ
で、異常の発生を容易に知ることができて便利で
ある。
なお、発生した異常が解消されたときは、操作
体30を操作して、スイツチ作動体9を再びスイ
ツチON位置にもたらせばよいのである。
本考案に係る電磁スイツチは、前記したような
利用に限られるものではなく、例えばポータブル
化されたオーデイオ機器等において、電池の減電
圧を検出して、電力供給を自動的にカツトさせる
場合等にも利用でき、その利用範囲は極めて広い
ものである。
また、本考案に係る電磁スイツチの構成は、前
記実施例に限定されるものでないこと勿論であ
る。
以上の説明から明らかなように、本考案の電磁
スイツチは、永久磁石による固定ヨークと可動ヨ
ークとの接着によつて、スイツチ機構をON状態
に保持させ、オーデイオ機器等の回路に異常が発
生したとき等において、界磁コイルに瞬時通電さ
せ、もつて固定ヨークと可動ヨークとの接着状態
を解除して、バネ等の附勢手段によりスイツチ作
動体をスイツチOFF位置にもたらし、スイツチ
機構を自動的にOFF作動させるよう構成したも
のであるから、異常発生時においてオーデイオ機
器等への電力供給を自動的にカツトして、オーデ
イオ機器等の破損を未然に防止しうるものであ
り、しかも電磁スイツチ自体の電力消費は極めて
少ないものである。
また、構造簡単にして安価に提供できるもので
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電磁スイツチの分解斜視
図、第2図A〜Cは夫々作用状態を示す一部切欠
平面図、第3図A〜Cは夫々要部の作用状態を示
す縦断側面図(断面は第2図の−線に沿う)
である。 2,3……固定ヨーク、4……永久磁石、7…
…スイツチ機構、9……スイツチ作動体、10,
11……可動ヨーク、17……圧縮コイルバネ
(附勢手段)、27……支持孔(移動空間)、28
……鉄心、29……界磁コイル、30……操作体
(操作機構)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 永久磁石を、所定位置に固定された一対の固定
    ヨーク間に、その両磁極面を接着させた状態で介
    挿固定し、一対の可動ヨークを備えたスイツチ作
    動体を、各可動ヨークが各固定ヨークに接着しう
    るスイツチON位置と各固定ヨークから適宜量離
    間せるスイツチOFF位置とに亘つて移動自在に
    支持させると共に、常時はON状態に保持されて
    いてスイツチ作動体のスイツチOFF位置への変
    位に連動してOFF作動されるスイツチ機構を設
    け、スイツチ作動体を、スイツチOFF位置方向
    へ附勢する附勢手段及びこの附勢力に抗してスイ
    ツチON位置へ移動操作させるための操作機構を
    設け、さらに、スイツチ作動体を少なくともスイ
    ツチON位置に位置させたときにおいてその両端
    面が各可動ヨークに相対移動可能に接触しうる鉄
    心を、スイツチ作動体の移動方向へ若干量移動自
    在に支持させ、鉄心の移動空間の周囲に、永久磁
    石の磁界に反発する磁界を瞬時発生させるための
    界磁コイルを巻装してあることを特徴とする電磁
    スイツチ。
JP14551480U 1980-10-13 1980-10-13 Expired JPS6213318Y2 (ja)

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JPS5767353U JPS5767353U (ja) 1982-04-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5767353U (ja) 1982-04-22

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