JPS6213305A - ワ−ク回転式切断法およびその装置 - Google Patents

ワ−ク回転式切断法およびその装置

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JPS6213305A
JPS6213305A JP60152524A JP15252485A JPS6213305A JP S6213305 A JPS6213305 A JP S6213305A JP 60152524 A JP60152524 A JP 60152524A JP 15252485 A JP15252485 A JP 15252485A JP S6213305 A JPS6213305 A JP S6213305A
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JP
Japan
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workpiece
cut
tip
cutting
cutting tool
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JP60152524A
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藤沢 政泰
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
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    • B28D5/022Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by rotary tools, e.g. drills by cutting with discs or wheels
    • B28D5/028Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by rotary tools, e.g. drills by cutting with discs or wheels with a ring blade having an inside cutting edge
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    • Y10T82/16442Infeed means with means to circumrotate tool[s] about work

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はシリコン・フェライトなどから形成された棒状
のワークを回転させながら切断工具により高精度に切断
するワーク回転式切断法およびその装置に関するもので
ある。
〔発明の背景〕
従来、棒状のワークを回転させながら送りを与えて砥石
で切断する方法としては、たとえば第5図および第6図
に示す如く、ドーナツ状のブレード1の内周面に形成さ
れたリング状の砥石2を設け、この砥石2の内周面に棒
状をしたワーク3の外周面を接触させ、このワーク3を
矢印方向に回転させながら、矢印方向に送りを与えると
ともに砥石2を矢印方向に回転させてワーク3を切断す
るものが実施されている。この方法は切断面のそりの低
減および切断能率の向上などの効果を有するが、その反
面たとえば1977年11月発行のインダストリアルダ
イアモンドレビュー (I ndus tr ia I
Diamond Reviesy)第385頁乃至第3
87頁のイムプロパイド スライシング アンド オリ
エンテーシ1、D、sawing)に記載されている如
く、砥石2の軸心とワーク3の回転軸心とを互いに平行
になるように位置させ、かつワーク3の回転中心とワー
ク3の軸心とを互いに一致するように位置させる必要が
あるため、ワーク3の軸心を砥石2の軸心に対して傾斜
させて切断することができない。またワーク3の先端部
の加工中の被加工品3aは支持されていないので切断終
了直前にワーク3と、被加工品3とを接続する回転中心
部の未加工部分3bが被加工品3の重力などに、よって
折れたりまたは折れることにより切断が終了する。その
ため、上記未加工部分3bが突起またはくぼみとして被
加工品3に残存して不良品なる恐れがある。このように
従来のワークを回転させながら砥石で切断する方法にお
いては、長所を有する反面上記に述べた欠点を有し、か
つこの欠点のため、たとえばインゴットを角度O°〜7
°に傾斜させて砥石で切断する必要のあるシリコンある
いは切断中心部に突起またはくぼみが発生するのをきら
うような高品位のワークを切断加工するものには適用で
きない欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は前記従来の欠点を除去し、傾斜する切断面を加
工可能にし、かつ切断面中心部に発生する突起またはく
ぼみを除去可能にしたワーク回転式切断法およびその装
置を提供することにある。
〔発明の1既要〕 本発明は前記の目的を達するため、ワークをその先端部
切断工具によって切断される切断面の中心位置を中心に
して後端部を傾斜させるとともに上記ワークをその切断
される切断面の中心位置を中心にして傾斜した状態で回
転させ、これにより切断加工に伴なってワークを軸心方
向に送ったさい常にワークの先端部切断される切断面の
中心位置を一定位置に保持させるとともに常に一定の傾
斜角度で切断可能にし、かつワークの先端部切断工具に
より加工されるワークを切断完了までワークの反対側に
引張りながら回転させたのち、切断完了したとき、加工
されたワークをワーク側に押圧しながら回転させてワー
クの先端部切断された面の中心部に突起部、くぼみある
いは溝の発生を防止することを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を示す第1図乃至第4図について
説明する。第1図は本発明の実施例を示すワーク回転式
切断装置の断面正面図、第2図は第1図のn−n矢視断
面平面図、第3図は剪断応力が加わったさいのワークの
切断面中心部の突起の破断面図、第4図は引張応力また
は曲げ応力が加わったさいのワークの切断面中心部の突
起の破断面図である。第1図および第2図において、4
はベースにして一方の突起部5aの上面には後述のワー
ク支持台6を矢印方向に摺動するさいの案内をするため
、蟻溝5bを形成し、他方の突起部5Cには水平方向に
貫通する穴5dを形成している。6はワーク支持台にし
て、下端面には上記蟻溝5bにそうで摺動するための突
起部6aを形成し、上方部にはウェハ回転用モータ7と
、このウェハ回転用モータ7の軸端部にカップリング8
を介して接続する電磁チャック9と、断面H形状の一端
面10aに上記電磁チャック9と締結し、他端面にてイ
ンゴット11の先端部の切断されるウェハ11aを真空
吸着する真空チャック10とをエアーベアリング6aに
て支持している。上記インゴット11はシリコン、GG
G、フェライトなどから形成されている。なお上記ウェ
ハ回転用モータ7は上記ウェハllaが切断終了直前か
ら切断完了後所定時間まで駆動し、カップリング8、電
磁チャック9を介して真空チャック10に吸着されたウ
ェハ11aをインゴット11と同一周速度で回転させる
如くしている。なお、上記ウェハ回転用モータ7、カッ
プリング8、電磁チャック9および真空チャック10を
設置した理由は、もしこれらが設置されていない場合に
はウェハ11aの切断面中心部に未加工部分が残存して
いるのにウェハllaがその重力および回転力などによ
り未加工部分を破断し、インゴット11から切離されて
回転を停止するので、砥石2の側面振れ(5〜10μm
位)によりウェハ11aの切断面が局部的に加工されて
溝を発生する。
そこで、本発明は上記ウェハ回転用モータ7をウェハl
laの切断終了直前から切断完了後所定時間まで駆動し
てウェハllaの切断面全体を砥石2に均一に接触させ
、これによってウェハllaの切断面に溝が発生するの
を防止するためである。12はケーシングにして、上記
ベース5上に固定支持され、内部には後述のガイド13
をエアーベアリング12aで回転自在に支持し、かつ上
記ガイド13を水平方向に移動しないようにスラストエ
アーベアリング12bで支持している。13はガイドに
して、外周面には上記ケーシング12内を、上記エアー
ベアリング12aおよびスラストエアーベアリング12
bを介して回転自在に支持された溝13aを形成し、内
周一部には、砥石2の上下動する平面と、酸ガイド13
の回転中心線との交点0すなわちインゴット11の先端
部の切断されるウェハllaの中心点を中心にして半球
状に形成されその中央部に貫通穴13Cを有するガイド
部13bを一体に固定している。
14は円筒形状をしたインゴットホルダにして、内部に
はインゴット11を長手方向(軸心方向)に移動自在に
挿入し、外周には一端面を上記ガイド部13bと対応す
る形状に形成され、ボルト(図示せず)などにて締着さ
れたフランジ14aを一体に固定している。したがって
上記インゴットホルダ14の内周面にそうてインゴット
11が切断されるウェハllaの進行に伴なって所定量
づつ長手方向に送っても、またインゴットホルダ14の
フランジ14aをガイド13のガイド部13bにそうて
移動してインゴット11の傾斜角度を変更しても、さら
に後述のインゴット回転用モータ20などによりガイド
13およびインゴットホルダ14が回転しても、インゴ
ット11の先端部切断されるウェハllaの切断面中心
位置を常に上記中心点Oに保持させることが可能である
。15はインゴット送り用ウオームホイルにして、上記
インゴットホルダ14の後端面に回転自在に支持され、
中心部にネジ軸16を螺合支持している。このネジ軸1
6はその先端部に上記インゴットホルダ14の内周面に
移動自在に挿入するとともにインゴット11の後端面に
対接するフランジ17を固定支持している。18はイン
ゴット送り用モータにして上記インゴットホルダ14に
固定された支持台(図示せず)に支持され、軸端部に上
記インゴット送り用ウオームホイル15に噛合うウオー
ム19を固定支持している。したがって上記インゴット
送り用モータ18が駆動したとき、ウオーム19および
ウオームホイル15を介してネジ軸16が軸方向に移動
するので、フランジ17を介してインゴット11がその
軸方向に所定量づつ送られる。20はインゴット回転用
モータにして、上記ケーシング12に固定支持され、そ
の軸端部にプーリ21を固定支持している。このプーリ
21はベルト22を介して上記ガイド13の外周面1部
に形成されたプーリ13dに接続している。したがって
上記インゴット回転用モータ20が駆動したとき、2個
のプーリ21.13dおよびベルト22を介してガイド
13およびインゴットホルダ14とともにインゴット1
1がその先端部の切断されるウェハllaの切断面中心
位置が中心点0に保持された状態でその中心点0を中心
にして後端部が放射状(円錐状)に回転する。23ば外
形を角形状に内周を円形状に形成されたステータにして
、角形の対向2面には上記ケーシング12の2個の直立
溝12C内に上下方向に摺動自在に挿入する2個の突起
部23aを形成し、円形状をした内周面の巾方向中心部
にリング状をした突起部23bを形成し、下端部には第
1図に対して前後方向に貫通する角形状の穴23Cを形
成し、この穴23Cと下端面とを接続するネジ穴23d
を形成している。24は中空円筒形状をしたロータにし
て、外周面中央部には上記ステータ23の突起部23b
を回転自在に挿入する溝24aを形成し、内周面一端部
にはドーナツ状をした砥石2を固定するブレード1を介
挿するためのリング状のブレード押え25を締着してい
る。26は砥石送り用モータにして、上記ベース4の貫
通穴5d内に固定支持され、軸端部にウオーム軸27を
接続している。このウオーム軸27は上記ステータ23
のネジ穴23dに螺合するネジ軸28aに支持されたウ
オームホイル28bと噛合している。
したがって上記砥石送り用モータ26が駆動したとき、
ウオーム軸27およびウオームホイル28bを介してネ
ジ軸28aが回転するので、これに螺合するネジ穴23
dを介してステータ23およびロータ24とともに砥石
2が上下方向に移動する。29は砥石回転用モータにし
て、上記ステータ23の外形面に固定支持され、軸端部
にプーリ30を固定支持している。このプーリ30はベ
ルト31を介してロータ24の外周面1部に形成された
プーリ24bに接続している。したがって上記砥石回転
用モータ29が駆動したとき、2個のプーリ24b、3
0およびベルト31を介してロータ24とともに砥石3
が上記中心点Oを中心にして回転する。32はウェハ引
張用モータにして上記ベース5の一方の突起部5aの上
面に固定支持され、軸端部にネジ軸33を接続している
このネジ軸33は上記ワーク支持台6の底面に固定支持
されたナツト34に噛合支持されている。なお、上記ウ
ェハ引張用モータ32はウェハllaの切断完了直前か
ら切断完了まで駆動しネジ軸33、ナツト34およびワ
ーク支持台6を介してウェハllaをインゴット11の
反対側に水平方向に引張ってウェハ11aの中心の残存
部11bを砥石2により切断し、切断完了後上記ウェハ
引張用モータ32を上記と逆方向に駆動してウェハ11
aをインゴット11側に移動し、真空チャック10より
下方のウェハ収納ケース(図示せず)内に挿入させる如
くしている。またウェハllaを切断完了後インゴット
11側に移動させる理由は、ウェハllaを切断完了後
も引張った状態を保持すると、ウェハllbの中心の残
存部11bが破断して突起として残存するので、切断完
了後ウェハllaをインゴット11側に移動し砥石2の
側面に押し付けて砥石2により上記突起を消滅させるた
めである。35は制御装置にして上記各モータ7、18
.20.26.32の駆動を制御する如く形成されてい
る。上記の如くワーク回転式切断装置は構成されている
から、つぎにその作動について述べる。先づインゴット
11の先端面は、所定の角度傾斜した状態になっていな
いので、真空チャック10の他端面10bに表面を任意
の角度に調整しうるように構成された取付治具(図示せ
ず)を取付け、またインゴット送り用ウオームホイル1
5およびフランジ17をインゴットホルダ14より取外
してインゴットホルダ14の後端部より内部にインゴッ
ト11を挿入すると、インゴット11の先端面が上記取
付治具に保持される。ついで再びインゴット送り用ウオ
ームホイル15およびフランジ17をインゴットホルダ
14の後端部の夫々所定位置に取付けたのち、インゴッ
トホルダ14をガイド部13bの内周面にそうで摺動し
てインゴット11を中心点0を中心にして所定の角度傾
斜させる。然る後制御装置35よりの指令によりインゴ
ット回転用モータ20を駆動し、2個のプーリ21.1
3dおよびベルト22を介してガイド13が回転すると
、インゴット11がその先端中心点0を中心にして傾斜
した状態で回転する。また制御装置35よりの指令によ
り砥石回転用ローラ29が駆動して2個のプーリ30.
24aおよびベルト31を介してロータ24および砥石
2を回転する。さらに制御装置35よりの指令により砥
石送り用モータ26が駆動してウオーム軸27、ウオー
ムホイル28bを介して螺子軸28が回転すると、ステ
ータ23がロータ24および砥石2を半径方向(第1図
に対して上下方向)に送り、これによって砥石2がイン
ゴット11を切断開始する。而して、上記砥石3によっ
て切断されるインゴット11の先端部は一般に加工品(
ウェハ)として使用しないため、この状態で砥石3によ
りインゴット11を切断完了する。ついで砥石2により
インゴット11の切断が完了すると、制御装置35の指
令によりインゴット回転用モータ20、砥石回転用モー
タ29が駆動を停止し、砥石送り用モータ26のみ上記
の場合と逆方向に回転して砥石2を元の位置に復させる
。然る後、真空チャック10の他端面tabより取付治
具および切断されたインゴットの先端部を取外すと、制
御装置35よりの指令によりインゴット送り用モータ1
8が駆動し、ウオーム19およびウオームホイル15を
介してネジ軸16が内方軸方向に移動してインゴットl
laの先端面を真空チャック10の他端面10bに吸着
させる。ついで制御装置135よりの指令によりインゴ
ット送り用モータ18が駆動を停止し、インゴット回転
用モータ20、砥石回転用モータ29および砥石送り用
モータ26が再び駆動して砥石2によりインゴット11
aの先端部を切断開始する。
ついでインゴット11の切断完了直前になりインゴット
11の先端と加工されているウェハllaとの間に残存
部11bの形状が小さくなったとき、制御装置35の指
令によりウェハ引張用モータ32が駆動してワーク支持
台6とともに上記ウェハllbがインゴット11の反対
側に引張られてその中心の残存部11bが破断する。ま
たこれと同時に制御装置35よりの指令によりウェハの
回転用モータ7が駆動して真空チャック9がウェハll
aを回転させ、かつ上記ウェハ引張用モータ32が上記
と逆方向に駆動してウェハ11をインゴット11側に移
動させるので、ウェハllaは回転しながら砥石2の側
面に押圧して砥石2により破断された部分を研削される
。したがってウェハllaの切断面を平坦な面に切断す
ることができる。すなわちもし上記ウェハttaを単に
インゴット11と同一周速度で回転させた場合には、イ
ンゴット11とウェハllaとの間の僅少な周速度の相
異による位相差によりウェハllaの切断面の残存部1
1bはねじりなどによるせん断力力が加わるため、第3
図に示す凹凸のはげしい面で破断され、残存部11bを
除いたのちにくぼみが残る場合がある。これに対してウ
ェハllaをインゴット11の回転に従属させて回転さ
せながら引張った場合には、ウェハllaの切断面の残
存部11bの先端部が第4図に示す如く平坦状に破断さ
れる。
しかも本発明はウェハllaの切断面がインゴット11
から切断されたときウェハllaを回転させながらイン
ゴット11側に移動して砥石2の側面に押圧するので、
砥石2によりウェハllaの切断面中心の残存部11b
が研削されて平坦な面に形成することができる。このよ
うにしてウェハIlaが切断完了するとウェハhaは真
空チャック9より取りはずされて下方のウェハ収納箱内
に入れられて1個のウェハllaの切断作業が完了し以
下上記作用を繰返すことによりインゴット11から順次
ウェハ11aを切断することができる。
したがって本発明によるワーク回転式切断装置において
は、ウェハllaの切断面に突起、くぼみ。
あるいは溝などの発生を防止して平坦な面に切断するこ
とができる。
なお、上記実施例においては、内周に砥石を有する場合
について述べたが、これに限定されるものでなく、外周
に砥石を有する場合にも適用できる。またウェハ回転用
モータをインゴット回転用モータに正確に同期して回転
させることが可能である場合には、電磁チャックは不用
であり、常にウェハを回転させればよい。さらに上記制
御装置の詳細な説明を省略しているが、この制御装置は
たとえばリミットスイッチなどを使用して各モータへの
駆動、停止を制御することが可能である。
つぎに本発明者の実験結果によれば、従来のワーク回転
式切削装置では、切断面のそりが25μm/φ150f
lであったのに対して本発明によるワーク回転式切断装
置を使用した・場合には、10μm/φ150鰭以内に
向上することができ、かつインゴットの径の172だけ
砥石を送ればインゴットを切[rすることができるので
、従来と同一時間で2倍の径のインゴットを切断するこ
とができる。また従来の外径2フインチの砥石では切断
不可能であったφ200のシリコンインゴットを切断す
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上述べたる如くであるから、短時間にて切断
面に突起、くぼみまたは溝の発生を防止し、かつそりを
減少して高精度で平坦面に切断することができる。また
任意の角度に傾斜する切断面を切断することができ、か
つφ200のシリコンインゴットを切断することができ
るので、適用範囲を拡大することができる効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すワーク回転式切断装置の
断面正面図、第2図はそのII−IF ’矢視断面正面
図、第3図は剪断応力が加わったさいのワークの切断面
中央部の突起破断面図、第4図は引張応力または曲げ応
力が加わったさいのワークの切断面中央部の突起破断面
図、第5図は従来のワーク回転式切断装置の要部平面図
、第6図はその正面図である。 2・・・砥石、3・・・ワーク、4・・・ベース、6・
・・ワーク支持台、8・・・カップリング、9・・・電
磁チャック、10・・・真空チャック、11・・・イン
ゴット、12・・・ケーシング、13・・・ガイド、1
4・・・インゴットホルダ、15・・・インゴ・ノド送
り用ウオームホイル、16・・・ネジ軸、17・・・フ
ランジ、18・・・インゴット送り用モータ、19・・
・ウオーム、20・・・インゴット回転用モータ、23
・・・ステータ、24・・・ロータ、25・・・ブレー
ド押え、26・・・砥石送り用モータ、29・・・砥石
回転用モータ、32・・・ウェハ引張用モータ、35・
・・制御装置。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 第i図 4b 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ワークを回転させながらその先端部を切断工具によ
    って切断するワーク回転式切断法において、前記ワーク
    の先端部を保持し、該ワークの先端部の切断が完了直前
    に達したとき、該ワークの先端部をその切断面に対して
    直角方向に引張るなど切断面の残存部に加わる応力を制
    御して切断し、ついで上記切り離されたワークの先端部
    を回転させながらワーク側に押圧して上記切断された残
    存部を上記切断工具によって除去することを特徴とする
    ワーク回転式切断法。 2、ワークを回転させながらその先端部を切断工具によ
    って切断するワーク回転式切断法において、常に同一平
    面上に少なくともワークに対して相対的に往復動する切
    断工具と、この切断工具によって切断される面の中心を
    中心としてその後端部を上記平面に垂直な軸に対して所
    定角度傾斜し、かつ上記平面に垂直な上記中心点をとお
    る軸心を中心にして回転するワークとを配置し、ワーク
    の先端部の切断されるワークを保持するとともにワーク
    を回転させて上記切断工具により上記軸心に対して所定
    角度に傾斜して切断することを特徴とするワーク回転式
    切断法。 3、ワークを回転させながらその先端部を切断するワー
    ク回転式切断法において、常に同一平面上を少なくとも
    ワークに対して相対的に往復動する切断工具と、この切
    断工具によって切断される面の中心を中心としてその後
    端部を上記平面に垂直な軸に対して所定角度傾斜し、か
    つ上記平面に垂直な上記中心点をとおる軸心を中心にし
    て回転するワークとを配置し、ワークの先端部の切断さ
    れるワークを保持するとともにワークを回転させて上記
    切断工具により上記軸心に対して所定角度傾斜して切断
    を行ない、これが完了直前に達したとき、ワークの先端
    部を切断面に対して直角な外方向に引張るなど切断面の
    残存部に加わる応力を制御して切断し、ついで上記ワー
    クの切り離された先端部を回転させながらワーク側に押
    圧して上記残存部を切断工具により除去することを特徴
    とするワーク回転式切断法。 4、前記工具は同一平面上を回転しながら往復動するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項記載
    のワーク回転式切断法。 5、ワークを回転させるワーク回転機構と、ワークを軸
    心方向に送るワーク送り機構と、上記ワーク回転機構の
    回転軸心に対して平行な軸心をもって切断工具を回転さ
    せる切断工具回転機構と、この切断工具回転機構の回転
    軸心に対して直角な方向にワークおよび砥石を相対送り
    させる送り機構とを設け、ワークを回転させながら切断
    工具で切断するワーク回転式切断装置において、ワーク
    の先端部前記切断工具によって切断される面の中心位置
    を中心にしてその後端部が傾斜する如く支持するワーク
    支持機構と、このワーク支持機構を上記ワークの切断面
    の中心位置を中心にして回転させるワーク回転機構と、
    上記ワークの先端部を支持するワーク先端支持機構と、
    上記ワークの先端部を回転させるワーク先端回転機構と
    、ワークの先端部を軸方向に移動させるワーク先端送り
    機構とを設け、ワークを回転してその軸心に対して傾斜
    する角度に切断するように構成したことを特徴とするワ
    ーク回転式切断装置。
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