JPH10244454A - スライシングマシンの内周刃芯出方法及び装置 - Google Patents

スライシングマシンの内周刃芯出方法及び装置

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Publication number
JPH10244454A
JPH10244454A JP4518897A JP4518897A JPH10244454A JP H10244454 A JPH10244454 A JP H10244454A JP 4518897 A JP4518897 A JP 4518897A JP 4518897 A JP4518897 A JP 4518897A JP H10244454 A JPH10244454 A JP H10244454A
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JP
Japan
Prior art keywords
inner peripheral
peripheral blade
centering
cutting edge
tension head
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Application number
JP4518897A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tago
一弘 田子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内周刃の芯出を簡単に行うことができるスライ
シングマシンの内周刃芯出方法及び装置の提供。 【解決手段】まず、内周刃18をテンションヘッド20
に取り付け、所定張力で張り上げる。次いで、内周刃1
8を回転させ、その回転する内周刃18の刃先18aに
ドレッシングストーン40を当接させる。これにより、
内周刃18は、その刃先18aの偏芯部分が前記ドレッ
シングストーン40に削り取られ、結果としてテンショ
ンヘッド20の回転中心と一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスライシングマシン
の内周刃芯出方法及び装置に係り、特にシリコン等の硬
脆性材料を切断するスライシングマシンの内周刃芯出方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内周刃式スライシングマシンは、ドーナ
ツ状薄板の内周にダイヤモンド砥粒を電着固定した内周
刃を使用して、インゴットをウェーハに切断する装置で
ある。この内周刃式スライシングマシンにおいて、内周
刃は、回転駆動源に連結されたテンションヘッドに取り
付けられ、該テンションヘッドに備えられた張り上げ機
構によって、所定の張力で張り上げられる。
【0003】ところで、前記スライシングマシンでイン
ゴットを高精度に切断するためには、テンションヘッド
に取り付ける内周刃の芯振れを防止する必要がある。こ
の内周刃の芯振れを防止するためには、内周刃をテンシ
ョンヘッドに取り付ける際に、内周刃の中心がテンショ
ンヘッドの回転中心と一致するように取り付ける必要が
ある。すなわち、内周刃を正確に芯出して取り付ける必
要がある。
【0004】従来、この内周刃の芯出作業は、作業者が
目視により行っていた。すなわち、作業者が、テンショ
ンヘッドに取り付けた内周刃の内周を顕微鏡で見なが
ら、ブレードの中心が、テンションヘッドの回転中心と
一致するよう内周刃を張り上げることにより芯出してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
による芯出には限界があり、芯振れを約20μm以内
(芯振れの許容範囲)に合わせ込む作業にしても、その
作業には神経を使い、極めて多大な時間がかかってい
た。また、目視による芯出の場合、作業者の能力や体調
によっても左右されてしまい、芯出精度にバラツキが生
じるという問題もある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、内周刃の芯出を簡単に行うことができるスライ
シングマシンの内周刃芯出方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
るために、スライシングマシンの内周刃をテンションヘ
ッドに芯出して装着するスライシングマシンの内周刃芯
出方法において、前記内周刃を前記テンションヘッドに
取り付け、所定張力で張り上げたのち、該内周刃を回転
させ、その回転する内周刃の刃先にドレッシングストー
ンを当接させて、前記内周刃の刃先の偏芯部分を前記ド
レッシングストーンで削り取ることにより、前記内周刃
の芯出を行うことを特徴とする。
【0008】本発明に係る内周刃の芯出は、次のように
行われる。まず、内周刃をテンションヘッドに取り付
け、所定張力で張り上げる。次いで、内周刃を回転さ
せ、その回転する内周刃の刃先にドレッシングストーン
を当接させる。この結果、前記内周刃の刃先のうち前記
テンションヘッドの回転中心に対して偏心した部分が、
前記ドレッシングストーンに削り取られ、結果として内
周刃は芯出される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るスライシングマシンの内周刃芯出方法及び装置の好ま
しい実施の形態について詳説する。図1は、本発明に係
るスライシングマシンの内周刃芯出方法が適用されたス
ライシングマシンの構成を示す側面部分断面図である。
【0010】同図に示すように、前記スライシングマシ
ン10は、インゴット12の切断を行うワーク切断部1
4と、インゴット12に水平、垂直方向の送りを与える
ワーク送り部16とから構成されている。まず、ワーク
切断部14の構成から説明する。前記ワーク切断部14
は、テンションヘッド20を備えており、該テンション
ヘッド20には、インゴット12を切断する内周刃18
が装着されている。この内周刃18は、ドーナツ状の薄
板の内周にダイヤモンド砥粒を固着して形成され、次の
ようにして、前記テンションヘッド20に装着される。
【0011】前記テンションヘッド20には、内周刃1
8をテンションヘッド20に固定するためのトップリン
グ22が備えられており、まず、このトップリング22
で、前記内周刃18をテンションヘッド20に固定す
る。次いで、前記トップリング22に内蔵されたプレス
リング24を、前記トップリング22の同心円上に一定
ピッチで多数配設されたプレスボルト26で、内周刃1
8に向けて押し込む。この結果、前記内周刃18は、プ
レスリング22に押圧され、該プレスリング22から外
周方向の引張力を得て、高張力で張り上げられる。
【0012】以上のようにしてテンションヘッド20に
装着された内周刃18は、テンションヘッド20の下面
同軸上に連結されたスピンドル28から回転力を得て高
速回転する。次に、前記ワーク送り部16の構成につい
て説明する。前記ワーク送り部16は、切断送りテーブ
ル30を有しており、該切断送りテーブル30は、図示
しない駆動装置に駆動されて、図中X−X方向にスライ
ド移動する。この切断送りテーブル30上には、ワーク
割り出しスライダ32とドレッシング装置34が設けら
れている。
【0013】前記ワーク割り出しスライダ32は、図示
しない駆動装置に駆動されて、図中Z−Z方向にスライ
ド移動する。このワーク割り出しスライダ32の下部に
は、ワーク支持台36が設けられており、前記インゴッ
ト12は、このワーク支持台36の下部にワークブロッ
ク38を介して取り付けられる。そして、前記のごとく
取り付けられたインゴット12は、切断送りテーブル1
4を駆動することにより切断送り方向(X−X方向)
に、また、ワーク割り出しスライダ15を駆動すること
によりワーク割出し方向(Z−Z方向)に、それぞれ移
動することができる。
【0014】前記ドレッシング装置34は、前記内周刃
18の刃先18aをドレッシングするドレッシングスト
ーン40を有しており、該ドレッシングストーン40
は、移動機構42に駆動されて図中X−X方向及びZ−
Z方向に移動する。前記移動機構42は、図2に示すよ
うに、前記ドレッシングストーン40を図中X−X方向
に移動させる水平駆動部44、前記ドレッシングストー
ン40を図中Z−Z方向に移動させる垂直駆動部46と
から構成されている。
【0015】前記水平駆動部44は、水平スライダ48
を備えており、該水平スライダ48は、ベース50上に
配設されたガイドレール52にリニアベアリング54、
54を介してスライド移動自在に支持されている。ここ
で、前記ベース50は、前記切断送りテーブル30に固
定されており、前記切断送りテーブル30が図中X−X
方向に移動すると、これに伴って、図中X−X方向に移
動する。
【0016】前記ベース50上には、支持部材56が立
設されており、該支持部材56の上端部にはナット部材
58が固着されている。このナット部材58には、リー
ドスクリュウ60が螺合されており、該リードスクリュ
ウ60は、前記水平スライダ50に設置されたサーボモ
ータ62の回転軸に連結されている。したがって、水平
スライダ48は、前記サーボモータ62を駆動してリー
ドスクリュウ60を回転させることにより、前記ガイド
レール52上をスライド移動する。
【0017】前記垂直駆動部46は、L字状に形成され
た垂直スライドアーム64を備えており、該垂直スライ
ドアーム64は、コラム66に配設されたガイドレール
68にリニアベアリング70、70を介してスライド移
動自在に支持されている。ここで、前記コラム66は、
前記水平スライダ48に固定されており、前記水平スラ
イダ48が図中X−X方向に移動すると、これに伴っ
て、図中X−X方向に移動する。
【0018】前記コラム66の上端部には、サーボモー
タ72が配設されており、該サーボモータ72の回転軸
には、リードスクリュウ74が連結されている。このリ
ードスクリュウ74は、前記垂直スライドアーム64に
固着されたナット部材76に螺合されており、この結
果、前記垂直スライドアーム64は、前記サーボモータ
72を駆動することにより、前記ガイドレール68に沿
って移動する。
【0019】前記ドレッシングストーン40は、前記垂
直スライドアーム64の先端部にホルダー78を介して
取り付けられる。そして、前記水平スライダ48に駆動
されて図中X−X方向に移動するとともに、前記垂直ス
ライドアーム64に駆動されて図中Z−Z方向に移動す
る。ところで、図2に示すように、前記ドレッシングス
トーン40には、水平方向に3本の溝40a、40a、
40aが形成されている。この溝40aは、前記インゴ
ット12の切断に際して要求される内周刃18の刃先形
状に対応した形状をしており、この溝(以下、「整形
溝」という。)に前記内周刃18の刃先18aを当接さ
せることにより、ブレードの刃先18aは、要求される
刃先形状に対応した形状に整形される。
【0020】次に、前記のごとく構成されたスライシン
グマシン10による本発明に係る内周刃芯出方法につい
て説明する。まず、内周刃18をテンションヘッド20
に装着する。装着方法については前述したので、ここで
は省略するが、この際、前記内周刃18は、その中心
が、前記テンションヘッド20の軸心と略一致するよう
に装着する。そして、そのテンションヘッド20によ
り、装着した内周刃18を所定張力になるように張り上
げる。
【0021】ここで、上記方法による内周刃18の装着
は、ラフな装着であるため、テンションヘッド20に装
着された内周刃18の中心が、テンションヘッド20の
回転中心と一致することは稀である。すなわち、図3
(a)に示すように、実際にテンションヘッド20に装
着された内周刃18の中心OIDは、テンションヘッド2
0の回転中心OTHからズレていることが多い。
【0022】なお、同図において、図中二点破線で示す
円Cは、内周刃18の中心OIDが、テンションヘッド2
0の回転中心OTHと一致して装着された場合の内周刃1
8の刃先18aの内径を示しており、実線で示す円CID
は、実際にテンションヘッド20に装着された内周刃1
8の刃先18aの内径を示している。このように、内周
刃18の中心OIDがテンションヘッド20の回転中心O
THからズレた状態で切断を開始すると、芯振れが発生
し、切断精度が低下する。したがって、この芯振れを防
止するために、以下のようにして、内周刃18の芯出を
行う。
【0023】まず、テンションヘッド20に連結された
スピンドル28を駆動し、テンションヘッド20を回転
させる。これと同時に、ドレッシング装置34を駆動
し、ドレッシングストーン40を図2に示す状態、すな
わち、ドレッシングストーン40の整形溝40aが、回
転する内周刃18の刃先18aと所定間隔をもって対向
する位置に位置させる。なお、この図2に示すドレッシ
ングストーン40の位置をドレッシング開始位置とす
る。
【0024】前記ドレッシングストーン40が前記ドレ
ッシング開始位置に位置したところで、次に、前記ドレ
ッシング装置34の水平スライダ48を図2中左方向に
移動させる。そして、前記ドレッシングストーン40を
前記内周刃18の刃先18aに向けて所定の送り量で送
る。この結果、前記ドレッシングストーン40の整形溝
40aは、回転する内周刃18の刃先18aに当接し、
これにより、内周刃18の刃先18aはドレッシングス
トーン40の整形溝40aにドレッシングされる。
【0025】ここで、前記内周刃18は、前述したよう
にテンションヘッド20の回転中心から偏芯しているの
で、前記ドレッシングストーン40の送りの初期の段階
では、ドレッシングストーン40と当接しない部分も発
生する。しかしながら、前記ドレッシングストーン40
は、前記内周刃18の刃先18aに向けて所定の送り量
で送られているので、この送りが進行するに従い、前記
内周刃18の刃先18aは徐々に削り取られる。したが
って、ドレッシングストーン40と内周刃18の刃先1
8aとの当接部分も、ドレッシングストーン40の送り
が進行するに従い徐々に増え、最終的には、刃先18a
の全周に渡ってドレッシングストーン40と当接する。
そして、刃先全体がドレッシングストーン40にドレッ
シングされる。
【0026】この段階まで達すると、前記内周刃18の
刃先18aは、その偏芯した部分が全て削り取られ、こ
の結果、前記内周刃18の刃先18aの中心は、テンシ
ョンヘッド20の回転中心と一致する。すなわち、図3
(b)に示すように、内周刃18の中心OID自体に変化
はないが、前記のごとく刃先18aの偏芯した部分が全
てドレッシングストーン40に削り取られることによ
り、結果的に、削り取られた後の刃先18aの中心
ID' が、テンションヘッド20の回転中心OTHと一致
する。
【0027】なお、同図において、図中破線で示す円C
IDは、ドレッシング前の内周刃18の刃先18aの内径
を示しており、実線で示す円CID' は、ドレッシング後
の内周刃18の刃先18aの内径を示している。そし
て、図中斜線で示す部分が、刃先18aのドレッシング
によって削られた部分を示している。このように、装着
された内周刃18の刃先18aの偏芯部分をドレッシン
グストーン40で削り取ることにより、結果的に内周刃
18の中心はテンションヘッド20の回転中心と一致
し、芯出がなされる。したがって、この状態で切断を開
始しても、芯振れ等を発生させることなくインゴット1
2を切断することができる。
【0028】また、刃先18のドレッシングを行うドレ
ッシングストーン40の整形溝40aは、インゴット1
2の切断に際して要求される内周刃18の刃先形状に対
応した形状をしており、この整形溝40aで前記内周刃
18の刃先18aをドレッシングすることより、内周刃
18の刃先18aは、芯出と同時に要求される刃先形状
に対応した形状に整形される。
【0029】さらに、前記のごとく刃先形状の均一化が
図られることにより、内周刃18の切断性能が安定、向
上し、また、作業者によるバラツキも解消することがで
きる。また、通常、内周刃18はテンションヘッド20
に装着されたのち、その刃先18aをドレッシングされ
るが、本実施の形態では、これと併せて芯出も行うこと
ができ、極めて効率的に作業を進めることができる。
【0030】なお、上記のように、内周刃18の刃先1
8aを削り取って芯出することにより、ブレードの寿命
が短縮化することが問題となるが、これは、砥石幅(内
周刃18の台金の先端から刃先18aの先端までの幅)
の寸法を通常のものよりも大きくすることで対処するこ
とができる。すなわち、あらかじめ削り取る部分を砥石
幅の寸法に加算しておき、この部分を削り取ることによ
り芯出を行う。
【0031】また、本実施の形態で説明した芯出方法と
従来行っていた目視による芯出方法とを組み合わせるこ
とにより、より効果的な芯出を行うことができる。すな
わち、まず、作業者が顕微鏡を見ながら、ある程度まで
芯出を行っておき、その後、本実施の形態で説明した芯
出方法による芯出を行う。これにより、作業者は、ある
程度までの芯出を行えばよくなるので、精神的負担を大
幅に軽減することができるとともに、迅速に作業を済ま
せることができる。また、本実施の形態の芯出方法を実
施するに際しても、作業者による芯出作業を介すること
によって、ある程度の芯出精度は保証されているので、
削り取る部分を最小限に抑えることができるとともに、
短時間で芯出を行うことが可能になる。
【0032】さらに、本実施の形態の芯出方法を採用す
ることにより、従来、困難とされていた内周刃18の自
動張り上げを実施することが可能になる。すなわち、自
動張り上げは、芯出精度に限界があるため採用されてい
なかったが、本実施の形態の芯出方法では、装着時の芯
出精度はラフなもので構わないので、自動張り上げを行
ったのち、本実施の形態の芯出方法で芯出すれば、その
欠点を解消することができ、実施化が可能になる。
【0033】なお、本実施の形態では、ドレッシングス
トーン40に整形溝40aを形成し、芯出と同時に刃先
18aの整形も行うことができるようにしているが、整
形溝40aを形成しない通常のドレッシングストーン4
0を使用してよい。この場合、ドレッシングは、水平ス
ライダ48及び垂直スライドアーム64の移動を調整し
て、刃先18aの形状が所望の形状となるようにドレッ
シングする。
【0034】また、芯出に用いるドレッシングストーン
40は、通常のものよりも粒度が大きく、結合度の高い
(硬い)ものを使用すると、より効果的にドレッシング
を行うことができる。この場合、通常のドレッシングも
同時に行うことができるように、芯出のためのドレッシ
ングストーンと、通常のドレッシングストーンとを上下
に接合し、これを選択的に使用するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
作業者による内周刃の装着はラフなもので済み、作業者
の負担が軽減するとともに、迅速に装着作業を済ませる
ことができる。また、作業者による芯出精度のバラツキ
も無くなり、切断性能が安定、向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライシングマシンの構成を示す側面部分断面
【図2】ドレッシング装置の構成を示す側面部分断面図
【図3】本発明に係る内周刃芯出方法の実施の形態を説
明する説明図
【符号の説明】
10…スライシングマシン 12…インゴット 14…ワーク切断部 16…ワーク送り部 18…内周刃 18a…刃先 20…テンションヘッド 34…ドレッシング装置 40…ドレッシングストーン 40a…整形溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライシングマシンの内周刃をテンショ
    ンヘッドに芯出して装着するスライシングマシンの内周
    刃芯出方法において、 前記内周刃を前記テンションヘッドに取り付け、所定張
    力で張り上げたのち、該内周刃を回転させ、その回転す
    る内周刃の刃先にドレッシングストーンを当接させて、
    前記内周刃の刃先の偏芯部分を前記ドレッシングストー
    ンで削り取ることにより、前記内周刃の芯出を行うこと
    を特徴とするスライシングマシンの内周刃芯出方法。
  2. 【請求項2】 前記ドレッシングストーンは、要求され
    る刃先形状に対応した形状の整形溝を有し、該整形溝に
    前記内周刃の刃先を当接させることにより、芯出と同時
    に刃先の整形を行うことを特徴とする請求項1記載のス
    ライシングマシンの内周刃芯出方法。
  3. 【請求項3】 スライシングマシンの内周刃をテンショ
    ンヘッドに芯出して装着するスライシングマシンの内周
    刃芯出装置において、 ドレッシングストーンを前記テンションヘッドに装着さ
    れた内周刃に対して進退移動自在に設け、該ドレッシン
    グストーンを前記テンションヘッドに装着されて回転す
    る内周刃の刃先に当接させて、前記内周刃の刃先の偏芯
    部分を前記ドレッシングストーンで削り取ることによ
    り、前記内周刃の芯出を行うことを特徴とするスライシ
    ングマシンの内周刃芯出装置。
  4. 【請求項4】 前記ドレッシングストーンは、要求され
    る刃先形状に対応した形状の整形溝を有し、該整形溝に
    前記内周刃の刃先を当接させることにより、芯出と同時
    に刃先の整形を行うことを特徴とする請求項3記載のス
    ライシングマシンの内周刃芯出装置。
JP4518897A 1997-02-28 1997-02-28 スライシングマシンの内周刃芯出方法及び装置 Pending JPH10244454A (ja)

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