JPS6213250A - 連続鋳造中における幅替方法 - Google Patents

連続鋳造中における幅替方法

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JPS6213250A
JPS6213250A JP4182385A JP4182385A JPS6213250A JP S6213250 A JPS6213250 A JP S6213250A JP 4182385 A JP4182385 A JP 4182385A JP 4182385 A JP4182385 A JP 4182385A JP S6213250 A JPS6213250 A JP S6213250A
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JP
Japan
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mold
short side
taper
width
short sides
Prior art date
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Pending
Application number
JP4182385A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Terada
修 寺田
Shigetaka Uchida
内田 繁孝
Toshio Masaoka
政岡 俊雄
Tsutomu Wada
勉 和田
Taizo Sera
泰三 瀬良
Takashi Mori
孝志 森
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野゛1コ 本発明は、連続鋳造中における幅替方法に関し、特にモ
ールド短辺内の熱流束の変化に対応させてモールド短辺
の移動速度を制御する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の連続鋳造中における幅替方法は、たとえば特開昭
53−147627号公報に示すように、幅替の前後を
通じて同一のテーパーでもってモールド短辺を平行移動
させるものであった。その移動速度は、上記公報のよう
に等速度の場合と、特開昭53−40631号公報のよ
うに間欠移動の場合が   □ある。しかしいずれの場
合も、鋳型に加えられる   ニオフシレーヨンによっ
て生ずる鋳片とモールド短   □辺間の間隙を埋める
ようにモールド短辺の移動速   ′度を制御するもの
であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、操業中における、いわゆるブレークアウトを
防止するためには、鋳辺の凝固シェルとモールド短辺は
常時最適な接触状態を保つことが必要である。もし、■
凝固シェルとモールド短辺が離れ、両者間にエアギャッ
プが生成した場合・凝固シェルとモールド短辺間の熱流
束が減少する。
その結果、凝固シェルの冷却が悪くなり、シェルの再溶
解を起してブレークアウトが発生する。また、■凝固シ
ェルとモールド短辺間の面圧が増加して熱流速が増加し
た場合、モールド短辺の表面温度が増加し、その結果凝
固シェルとモールド短辺間に焼付が生じ、ブレークアウ
トが発生する。
したがって鋳造中の幅替では、凝固シェルとモールド短
辺間の熱流速が、ある最適範囲内に収まるようにモール
ド短辺の移動速度を制御する必要がある。
しかしながら従来の幅替方法は、上述したようにモール
ド短辺の平行移動によるものであり、しかもその移動速
度は凝固シェルとモールド短辺間の熱流束にかかわるも
のではなかった。
そのため、第7図に一部拡大横断面図で示すように、同
図(a)のいわゆる幅狭めの場合は、モールド短辺(i
)の平行移動によって鋳型下端部分における凝固シェル
(4)が無理に押込まれることとなり、凝固シェルが屈
曲状に変形するだけでなくモールド短辺との間で焼付を
起すおそれがある。そのため鋳造速度はせいぜい1rn
/分位までしか上げることができなかった。また、第7
図(b)のいわゆる幅広げの場合は、m型下端部分にお
いて凝固シェル(4)とモールド短辺(i)が離れエア
ギャップ(5)が生ずる。そのため従来法では幅広げは
殆んど不可能に近く、前掲公報の場合でも幅狭めに限定
されている。また幅広げを実施したとしても鋳造速度は
0.3ffl/分位であった。なお図中、(2)はモー
ルド長辺、(3)は鋳片、(6)は浸漬ノズルを示す。
このように従来の幅替方法では、鋳造速度の高速化が極
めて困難であるという問題点があった。
また、鋳造中の幅替の良否は鋳造終了後において鋳片の
観察によってしか知ることができなかった。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明に係る
幅替方法は、連続鋳造機のモールド短辺及びサイドロー
ルについて次の4つの段階を経てテーパーを順次自動的
に調整していくわけであるが、その際モールド短辺内の
熱流速を測定し、凝固シェルとモールド短辺が最適の接
触状態を保つようモールド短辺の上端速度を制御しつつ
幅替を行うものである。
上記4つの段階とは、 (i)幅替前の通常テーパーから幅替に必要なテーパー
に変更する第1段階 (i1)変更後のテーパーで平行移動する第2段階(m
>変更後のテーパーを元のテーパーに戻す第3段階 (iv)幅替後のモールド幅に適した基準テーパーに調
整する第4段階 をいう。
モールド短辺及びサイドロールの移動速度は次式によυ
計算される。
1)モールド短辺移動速度計算式(第4@(a)参照)
JLm ■m■=KT−□+CT+vlnL・・・・・・・・・
・・・(a)   dt Δlυ=/Vmdt=KtgLm+Gt+KL−Lrn
+CLt=KT−Lm+Gt+Δl L、    −−
・−・・(c)ΔlL=/VmLdt=Kt、   L
m+CLt   −・・””・・・−(d)但し、vm
U:モールド短辺上端の速度vrnL:モールド短辺上
端の速度 dU:各段各段階上−ルド短辺上端の移動量 ΔlL:各段階各段階−ルド短辺下端の移動量 L :幅替鋳片長 jo:幅替開始時のモールド幅(上端 &o、下端1oL) !、二幅替終了時のモールド幅(上端 lIU、下端1.L) 2)サイドロール移動速度計算式(第4図(b)参照)
W dL、m vsU、=KsT−−十C8T   ・・・・・・・・
・・・・(e)   dt W dL、rn vsL=KsLi:  at +cSL+x、v8u、
−,,,(f)但し%V、、:上側サイドロールの速度
vsL=下側サイドロールの速度 Δ181:フートシュー下端と上側サイドロールの差 Δ18t:上側サイドロールと下側サイドクールの差 なお、Δ181とΔ18tは前記第4段階にて調整する
また、モールド短辺の前記各段階における移動を図示す
ると第5図のとおりとなる。図において、Xoは幅替開
始前の通常テーパーを示す。′モールド短辺内の熱流束
は次式により計算される。
但し、Q:熱流束(K cal/m’hr lθ:熱電
対温度(’C1 λcu:モールド短辺の熱伝導板(Keal/mhr’
cll:熱電対間距離(ffl) 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図によりさらに詳述する。第
1図(a)は本発明の幅狭めの場合を第1図(b)は同
じく幅広げの場合をそれぞれ一部拡大横断面図と共に、
概念的に示すものである。なお、図は本発明の前記第2
段階までを概略表わしている。
本発明方法を実施するには、各々のモールド短辺(i)
の短辺バックプレートの上下端に独立に駆動されるねじ
棒等による移動棒が連結される。さらに、モールド短辺
(i)内の熱流束を測定するために、モールド短辺(i
)に2ケ所の熱電対(9) (i0を設置し、その位置
における温度を幅替中測定する。この実施例装置は第3
図に示しである。なお第1図において破線で示すものは
従来の第7図(a) (b)で示すモールド短辺位置を
表わしたものである。
本発明では従来のものに比べて矢印P、Q方向方向−テ
ーパー調整われるため、凝固シェル(4)はモールド短
辺(i)に常に均一に接触し、凝固シェルの屈曲状の変
形やエアギャップを生じないのである。しかも、幅替中
熱電対(A) (B)によってモールド短辺(i)の温
度θ7.θ、を測定し、式(g)で計算した熱流束Qに
基づきモールド短辺(i)の上端速度vmUを制御する
ようにしたので、凝固シェルとモールド短辺は常に最適
の接触状態に保たれるのである。
すなわち、上記熱流束Qが最適範囲より下った場合には
、モールド短辺の上端速度v0oを一定時間増速又は減
速し、テーパーを大きくする。その後その鋳片が鋳型内
を通過し終るまで熱流束を監視し、同じ操作を繰シ返す
逆に、熱流束が上った場合には、上端速度vmUを一定
時間減速又は増速し、テーパーを小さくする操作を繰り
返す。
第2図及び第3図に、前記の各段階におけるテーパー調
整の詳細を幅狭め、幅広げの場合について模式的に示し
である。なお、各図における段階表示はモールド短辺の
場合である。図中(7)は上側サイドロール、(8)は
下側サイドロールを示す。
次に、第3図は本発明を実施するだめの装置の説明図で
、左右対称であるので左側部分のみを示しである。また
、一方の熱電対(ト)について拡大図で示しである。図
において(i)はモールド短辺、(2)はモールド長辺
、(Ialは短辺バックプレート、<Ib)は冷起水通
路、(9)(i[>は熱電対、α傘はモールド短辺(i
)の移動機構で、短辺バックプレート(ia)の上下端
にそれぞれビン(6)を介して連結された独立の移動棒
(至)と、移動棒(至)に螺合するねじ棒α慢と、ねじ
棒(i4の駆動装置(至)から構成されている。(至)
は上下の移動棒(至)の中間において短辺バックプレー
ト(ia)にピンα力により連結された油圧シリンダで
、油圧シリンダαOは移動棒α→のピン(6)による連
結のガタをなくすように常に引張っている。したがって
、移動棒α◆はこの引張力に打ち勝って前進する。
α呻は上側サイドロール(7)の移動機構、(至)は下
側サイドロール(8)の移動機構で、各々独立であシ、
前記移動機構αηとほぼ同様の構成となっている。(i
)はフートシューである。なお、熱電対(9) Q(e
はモールド短辺(i)に深さを異にして2本埋め込むの
が普通であるが、1本でも測定は可能である。すなわち
、モールド短辺(i)の背面は短辺バックプレート(i
a)によシ水冷却されているので、その背面温度はほぼ
一定である。したがって、あらかじめ熱流束と背面温度
との関係を測定しておけば熱電対(B)による測温の代
)にこの温度が利用できる。また熱電対に代え市販の熱
流センサを用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、連続鋳造中における幅替
において凝固シェルがモールド短辺に均一に接触するよ
うにそのテーパーを自動調整するものであるから、凝固
シェルに無理な変形を与えたり、モールド短辺との間に
エアギャップを生ずることがなく、シたがってブレーク
アウトを発生することなく高速鋳造が可能になったので
ある。
しかも幅替中モールド短辺内の熱流束を測定し、その測
定値の変化に対応してモールド短辺の上端速度を制御す
るようにしたので、凝固シェルとモールド短辺との接触
状態を常に最適の状態に保つことができる。本発明によ
れば、幅狭めの場合、鋳造速度は2.0m1分でも支障
のないことが判明しており、幅広げの場合でも鋳造速度
は1.2ffl/分にも上げることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による幅替方法を一部拡大横断面図と共
に示す概念図で、同図(a)は幅狭めの場合を、同図(
b)は幅広げの場合をそれぞれ示す。第2図は幅狭めの
場合のテーパー調整の模式図、第3図は幅広けの場合の
テーパー調整の模式図、第4図(&) (b)はそれぞ
れモールド短辺及びサイドロールの移動速度計算式導入
のだめの説明図、第5図はけ本発明のモールド短辺移動
を示す線図、第3図は本発明の実施例装置の説明図、第
7図は従来の幅替方法を一部拡大断面図と共に示す概念
図で、同図(a)は幅狭めの場合を、同図(b)は幅広
げの場合をそれぞれ示す。 (i):モールド短辺、(2):モールド長辺、(3)
:鋳片、(4):凝固シェル、(7):上側サイドロー
ル、(8)二下側サイドロール、(9)αQ:熱電対、
α])(II(i1:移動機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 連続鋳造機のモールド短辺及びサイドロールが独立の移
    動機構を備え、前記モールド短辺及びサイドロールにつ
    いて次の(i)〜(iv)の段階を経てテーパーを自動
    調整するものにおいて; (i)幅替前の通常テーパーから幅替に必要なテーパー
    に変更する第1段階 (ii)変更後のテーパーで平行移動する第2段階(i
    ii)変更後のテーパーを元のテーパーに戻す第3段階 (iv)幅替後のモールド幅に適した基準テーパーに調
    整する第4段階 前記モールド短辺内の熱流束を測定し、その測定値に基
    づき該モールド短辺の上端速度を制御することを特徴と
    する連続鋳造中における幅替方法。
JP4182385A 1985-03-05 1985-03-05 連続鋳造中における幅替方法 Pending JPS6213250A (ja)

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