JP3900424B2 - 鋳型の温度制御方法及び鋳型 - Google Patents
鋳型の温度制御方法及び鋳型 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3900424B2 JP3900424B2 JP2002257838A JP2002257838A JP3900424B2 JP 3900424 B2 JP3900424 B2 JP 3900424B2 JP 2002257838 A JP2002257838 A JP 2002257838A JP 2002257838 A JP2002257838 A JP 2002257838A JP 3900424 B2 JP3900424 B2 JP 3900424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- mold
- cooling
- detected
- casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋳造方法に関し、特に鋳造法に用いる鋳型とその鋳型の温度制御方法に関するものである。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、鋳造法に用いられる鋳型は、鋳型に配設された1個の熱電対に対し1個の冷却水通路で温度制御を行っていた(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。さらに、熱電対の位置と冷却水通路の位置は、図に見られるように、あまりその相互配置関係については考慮されていなかった。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−237070(第4頁、図1)
【特許文献2】
特開平9−225617(第3−4頁、第1図)
【0004】
しかしながら、このような熱電対と冷却水通路の配置関係は、短い経過時間毎に熱電対の温度を検出して、その検出された温度にしたがって制御目標値である設定温度に近づける様に制御する場合には、その検出された温度と冷却水通路が離れていては、制御の応答性が緩慢で、所望の制御が行うことができなかった。
【0005】
本発明は、冷却媒体によって冷却されるキャビティの温度を正確に測定し、検出することで、応答性のよい鋳型の温度制御を実現することのできる鋳型の温度制御方法および鋳型を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第一の態様に係る鋳型の温度制御方法においては、前記鋳型の温度を温度検出手段により検出する工程と、検出温度に基づいて、前記鋳型に内蔵された冷却流路に流通される冷却媒体を制御して、前記鋳型を冷却する工程と、を有し、前記温度検出工程は、前記鋳型においてヒケや巣が発生しやすい所望冷却箇所のキャビティ面と前記冷却流路との最短距離を結ぶ線分上に前記温度検出手段を配置して、前記鋳型の前記所望冷却箇所の温度を検出することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の第二の態様に係る鋳造用の鋳型においては、前記鋳型の温度を検出する温度検出手段と、前記鋳型に内蔵された冷却流路に冷却媒体を流通させて鋳型を冷却する冷却手段と、前記温度検出手段によって検出された前記鋳型の温度にしたがって前記冷却手段を制御する制御手段と、を有し、前記温度検出手段は、前記鋳型においてヒケや巣が発生しやすい所望冷却箇所のキャビティ面と前記冷却流路との最短距離を結ぶ線分上に配置されたことを特徴とする。
【0008】
このような第一、第二の態様に係る本発明によれば、鋳型の所望冷却箇所に配置された冷却流路と所望冷却箇所のキャビティ面との最短距離を結ぶ線分上に温度検出手段を配置し、温度を検出することにより、所望冷却箇所のキャビティが、制御手段によって制御された冷却流路によってどのように制御されているかを確実でかつ応答性よく確認することができる。したがって、鋳型の温度制御が従来よりも各段に正確でかつ非常に応答性のよいものとなり、良品率の高い鋳型の温度制御方法および鋳型を提供することができる。
【0009】
本発明の第一の態様に係る鋳型の温度制御方法においては、前記温度検出工程では、複数の温度検出手段により前記鋳型の複数箇所の温度が検出され、前記冷却工程では、複数の検出温度の各々に基づいて、前記鋳型の内蔵された複数の冷却流路の各々に流通される冷却媒体が制御ことができる。
【0010】
また、本発明の第二の態様に係る鋳造用の鋳型においては、前記冷却手段は、複数の前記冷却流路を有すると共に、前記温度検出手段を各冷却流路に対してそれぞれ1つずつ配置することができる。
【0011】
このような構成とすることにより、複数の冷却流路に対応した鋳型のそれぞれの温度を検出することで、鋳型の複数箇所でそれぞれ独立した冷却手段の制御が可能となり、より精度の高い鋳型の温度制御が可能とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施の形態に係る重力鋳造方法の鋳型1の温度制御システム100を説明する図である。
【0014】
鋳型1は、例えばアルミニウム溶湯を用いて、重力鋳造法により例えば自動車用ナックルを製造するための鋳型1であり、図2に示すように、開閉する割型1a,1bで構成されている。注湯工程では、型閉じされた鋳型1の上方に設けられた湯口4から溶湯を注湯して鋳物製品2を規定するキャビティ3を満たし、さらに湯口4の横に設けられた押湯口5に到達するまで注湯を行う。溶湯が十分に凝固したら鋳型1を型開きして鋳物製品2を鋳型1から取り出し、再び鋳型1を型閉じして次サイクルの注湯が開始される。
【0015】
鋳型1の割型1aには、2つの冷却流路6、7が設けられ、冷却水供給系12で所定温度に冷却された冷却媒体例えば冷却水が自動流量調節バルブ8、9を介して割型1aに供給される。
【0016】
冷却流路6,7は、鋳型1の割型1aのキャビティ3の内、冷却が必要とされる所望冷却箇所、例えば鋳物製品2の厚肉部を規定するキャビティ面X、Yを十分に冷却できる様に配設されている。この厚肉部を規定するキャビティ面X、Yがキャビティ3と冷却流路6,7の中心との最短距離を結ぶ線分上にあって、さらに該線分上のできるだけ厚肉部を規定するキャビティ面X、Yに近い位置に鋳型温度検出手段として各々熱電対10,11が配置されている。
【0017】
また、図2に示すように、鋳型1の割型1bには、2つの冷却流路70、71が設けられ、冷却水供給系12で所定温度に冷却された冷却水が図示しない自動流量調節バルブを介して割型1aに供給される。
【0018】
冷却流路70、71は、鋳型1の割型1bのキャビティ3の内、冷却が必要とされる所望冷却箇所、例えば鋳物製品2の厚肉部を規定するキャビティ面W、Zを十分に冷却できる様に配設されている。この厚肉部を規定するキャビティ面W、Zがキャビティ3と冷却流路70、71の中心との最短距離を結ぶ線分上にあって、さらに線分上のできるだけ厚肉部を規定するキャビティ面W、Zに近い位置に鋳型温度検出手段として各々熱電対72、73が配置されている。
【0019】
この所望冷却箇所を規定するキャビティ面X、Y、W、Zと冷却流路6、7、70、71と熱電対10、11、72、73の配置関係を詳細に説明するために、キャビティ面W、冷却流路70および熱電対72の部分拡大図である図3にしたがって説明する。
【0020】
キャビティ面Wは、鋳造中にヒケや巣などが発生しやすい鋳物製品2の厚肉部分であり、この部分の鋳造工程中の温度制御を行うことで、ヒケや巣などの不良を減少させることが望まれている所望冷却箇所である。そのキャビティ面Wの温度状態を的確に測定することのできる位置に熱電対72を配置させている。
【0021】
所望冷却箇所であるキャビティ面Wと熱電対72の中心を結ぶ仮想線分の延長線上に冷却流路70を配置させている。したがって、図3に示すように、冷却流路70の中心とキャビティ面Wを結ぶ仮想線分74は、冷却流路70とキャビティ3との最短距離を結ぶ仮想線分であり、この仮想線分上であって冷却流路70とキャビティ面Wの間に熱電対72が配置されている。
【0022】
冷却流路70は、キャビティ面Wを効率的に冷却できる位置に配置され、熱電対74は、キャビティ面Wの温度を的確に測定することのできる位置に配置されているので、制御手段13によってキャビティ面Wの温度を冷却水によって応答性よく制御することができる。
【0023】
本実施の形態においては、キャビティ面Wから熱電対72の中心までの距離は5〜10mmに設定され、熱電対72の中心から冷却配管70の中心までの距離は25mmに設定されている。
【0024】
熱電対72の出力は、CPUとメモリを有する制御手段13に0.1秒ごとに検出され、制御手段13は、予め設定されてメモリに記憶させたプログラムに基づいて各検出時点毎に自動流量調節バルブを制御して、冷却流路70に流通する冷却水の流量を調節することができる。
【0025】
次に、図4の温度-時間グラフを用いて、本発明の一実施の形態に係る鋳型1の温度制御方法について説明する。なお、図4の縦軸の鋳型1の温度は、図1の熱電対10によって検出された厚肉部を規定するキャビティ面Xに最も近い位置の温度であり、この温度を制御するために制御手段13によって自動流量調節バルブ8を制御することで、冷却水路6を流通する冷却水の流量を調節して得られたものである。
【0026】
ここでは、注湯開始時点Aから次サイクルの注湯開始時点Aまでの間を鋳造加工の1サイクルとしている。
【0027】
制御手段13に記憶されたプログラムには、1サイクルの経過時間によって変化する制御目標値である設定温度が設定されている。本実施の形態における設定温度は、注湯開始時点Aから最高温度到達時点Bまでを一定値である温度32(T2)と、最高温度到達時点Bから湯口凝固時点C(湯口及び押湯口の溶湯が凝固する時点)までの温度−時間目標特性31と、湯口凝固時点Cから次サイクルの注湯開始時点Aまでの温度−時間目標特性30とを連続させた複数の温度設定のある制御グラフからなり、制御手段13のメモリに記憶されている。
【0028】
また、制御手段13に記憶されたプログラムは、メモリに記憶された設定温度に対して、熱電対10の検出温度(鋳型1の温度)20が高ければ、自動流量調節バルブ8を開放して鋳型1に冷却水を流通させ、鋳型1の熱電対10の検出温度20が低ければ、自動流量調節バルブ8を閉鎖して鋳型1への冷却水の流通を止めるようにプログラムされている。
【0029】
この制御手段13のプログラムに基づいて制御された鋳型1の温度20は、図4に示すように、注湯開始時点Aの温度T1から急激に上昇して最高温度到達時点B付近において設定温度32(温度T2)に基づいて制御され、そして湯口凝固時点Cの温度T3に向けて緩やかに下降し、かつ設定温度32から連続する温度−時間目標特性31に基づいて制御され、さらに温度−時間目標特性31に連続して湯口凝固時点Cから次サイクルの注湯開始時点Aの温度T1に向けて急速冷却する温度−時間目標特性30に基づいて制御される。
【0030】
このとき、重力鋳造法においてもっとも重要な注湯開始時点Aの温度T1は、毎サイクルとも常に一定の最適注湯開始温度となるように制御されている。
【0031】
本実施の形態においては、最高温度到達時点Bから湯口凝固時点Cまでの温度−時間目標特性31は、冷却水を通水しないテスト鋳造の実測値とほとんど同じであるため、このB−C間においてはほとんど冷却水を通水させることはない。したがって、テスト鋳造によるT1〜T3までの温度変化のグラフは、図4のT1〜T2の曲線とほとんど同じである。
【0032】
設定温度32および温度下降関数30,31のように、時間の経過にしたがって設定温度が徐々に変化するような高い応答性が要求される制御であっても、キャビティ3と冷却流路6、7、70、71を結ぶ線分上に熱電対10、11、72、73と配置することで正確な温度変化を把握し、的確な制御が可能となる。
【0033】
さらに、制御手段13に記憶されたプログラムは、検出手段10によって検出された鋳型1の温度20が設定温度に対して高すぎたり、低すぎたりしていないかを監視する監視領域が設定されている。
【0034】
本実施の形態の監視領域は、A−B間、B−C間、C−D間のそれぞれに対応して第1監視領域52、第2監視領域55、第3監視領域58が設定されている。
【0035】
第1監視領域52においては、鋳型1の温度20が急激に上昇することと、この領域においては、ほとんど冷却水を流通させる制御を行わないため、設定温度32(最高温度到達時点Bの温度T2)よりも少し高い温度を上限温度50とし、最適注湯開始温度T1よりも少し低い温度を下限温度51としている。
【0036】
第2監視領域55においては、設定温度である温度−時間目標特性31にしたがって変化する上限温度53と下限温度54が設定されている。この第2監視領域55においては、温度−時間目標特性31が冷却水を流通させないテスト鋳造の温度変化とほぼ同じで、ほとんど冷却水を流通させる制御を行わないため、設定温度の温度−時間目標特性31を中心に対称で比較的狭い幅の監視領域に設定されている。
【0037】
第3監視領域58は、設定温度である温度−時間目標特性30にしたがって変化する上限温度56と下限温度57が設定されている。この第3監視領域58においては、温度−時間目標特性30がC−A間で最適注湯開始温度T1まで急速に冷却するように設定されているため、比較的鋳型1の温度にもバラツキが大きくなるので、設定温度の温度−時間目標特性30を中心に対称で比較的広い幅の監視領域に設定されている。
【0038】
図4に示すC−A間の鋳型1の温度59のように、監視領域を外れた(上限温度56よりも高い)温度が検出された場合には、制御手段13は異常信号を表示手段16に出力する。この表示手段16に表示された異常発生出力を鋳造加工者が確認し、鋳造加工後、取り出された鋳物製品2を詳細に検査し、不良品を発見することができる。
【0039】
また、鋳型1の別の厚肉部を規定するキャビティ面Yにおいても、厚肉部を規定するキャビティ面Yの鋳造温度特性にしたがって設定温度及び監視領域を作成し、制御手段13のメモリに記憶させて、同様に制御を行っている。
【0040】
図4に示されるように、鋳造製品2と鋳型1から離型する鋳型1の型開開始時点Dから次サイクルの注湯開始時点Aの間は、比較的鋳型1の温度は安定する。そこで、D−A間における鋳型1の設定温度である温度−時間目標特性30は、C−A間と同じであるが、監視領域の幅をより狭くすることができる。
【0041】
このように、設定温度の関数が同じでも、時間の経過によって設定温度に対する温度の変動が少ないような場合には、途中から監視領域の幅を狭くしてもよいし、また逆に温度の変動が大きくなるが、あまり鋳物製品2の品質に影響のない時間帯では、途中から監視領域の幅を広く設定してもよい。
【0042】
また、このように、設定温度の変化や経過時間にしたがって監視領域を変化させて制御する場合には、キャビティ3と冷却流路6、7、70、71を結ぶ線分上に熱電対10、11、72、73と配置することで、監視領域から外れた検出温度を確実に把握することができ、鋳造工程における異常を確認できる。
【0043】
なお、本発明は、本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
【0044】
例えば、前記実施の形態では、冷却媒体を冷却水としたが、鋳型の温度によっては、温調した油を用いてもよいし、効率よく鋳型を温調できるものであれば一般的に用いられる各種温調流体を用いることができる。
【0045】
また、前記実施の形態では、自動流量調節バルブを開放、閉鎖していわばON-OFF制御によって冷却水を制御したが、自動流量調節バルブによって流量を複数段階で調節することにより、メモリに記憶された下降速度関数30、31にスムーズに近似させる様に制御することも可能であるし、冷却水供給系12の温調機能を利用して鋳型1に供給する冷却水の温度を変化させることで鋳型1の温度を制御してもよい。
【0046】
さらに、前記実施の形態では、2つの冷却流路と熱電対を用いた冷却回路であったが、その数は限定されるものではない。
【0047】
また、前記実施の形態では、1サイクル中に異なる設定温度が複数あり、さらにその設定温度の内の2つが異なる温度−時間目標特性である場合について説明したが、これに限らず、設定温度が1つであるものや、設定温度が時間経過とともに変化する複数の点で構成されるものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る鋳型の温度制御システムを示す説明図
【図2】図1のii−ii断面図
【図3】図2の部分拡大図
【図4】本発明の一実施の形態に係る鋳型の温度制御方法を説明するグラフ
【符号の説明】
1 鋳型
2 鋳物製品
3 キャビティ
4 湯口
5 押湯口
6、7、70、71 冷却流路
8、9 自動流量調節バルブ
10、11、72、73 熱電対
12 冷却水供給系
13 制御手段
16 表示手段
30、31、32 設定温度
50、53、56 上限温度
51、54、57 下限温度
52 第1監視領域
55 第2監視領域
58 第3監視領域
100 温度制御システム
A 注湯開始時点
T1 最適注湯開始温度
T2 最高温度到達時点Bの温度
T3 湯口凝固時点Cの温度
Claims (4)
- 鋳造用の鋳型の温度制御方法であって、
前記鋳型の温度を温度検出手段により検出する工程と、
検出温度に基づいて、前記鋳型に内蔵された冷却流路に流通される冷却媒体を制御して、前記鋳型を冷却する工程と、
を有し、
前記温度検出工程は、前記鋳型においてヒケや巣が発生しやすい所望冷却箇所のキャビティ面と前記冷却流路との最短距離を結ぶ線分上に前記温度検出手段を配置して、前記鋳型の前記所望冷却箇所の温度を検出することを特徴とする鋳型の温度制御方法。 - 請求項1記載の鋳造用の鋳型の温度制御方法において、
前記温度検出工程では、複数の温度検出手段により前記鋳型の複数箇所の温度が検出され、
前記冷却工程では、複数の検出温度の各々に基づいて、前記鋳型の内蔵された複数の冷却流路の各々に流通される冷却媒体が制御されることを特徴とする鋳型の温度制御方法。 - 鋳造用の鋳型において、
前記鋳型の温度を検出する温度検出手段と、
前記鋳型に内蔵された冷却流路に冷却媒体を流通させて鋳型を冷却する冷却手段と、
前記温度検出手段によって検出された前記鋳型の温度にしたがって前記冷却手段を制御する制御手段と、
を有し、
前記温度検出手段は、前記鋳型においてヒケや巣が発生しやすい所望冷却箇所のキャビティ面と前記冷却流路との最短距離を結ぶ線分上に配置されたことを特徴とする鋳造用の鋳型。 - 請求項3記載の鋳造用の鋳型において、
前記冷却手段は、複数の前記冷却流路を有し、
前記温度検出手段が各冷却流路に対してそれぞれ1つずつ配置されていることを特徴とする鋳造用の鋳型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002257838A JP3900424B2 (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | 鋳型の温度制御方法及び鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002257838A JP3900424B2 (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | 鋳型の温度制御方法及び鋳型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004090077A JP2004090077A (ja) | 2004-03-25 |
JP3900424B2 true JP3900424B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=32062653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002257838A Expired - Lifetime JP3900424B2 (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | 鋳型の温度制御方法及び鋳型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3900424B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3910125B2 (ja) * | 2002-09-03 | 2007-04-25 | 日信工業株式会社 | 鋳型の温度制御方法 |
-
2002
- 2002-09-03 JP JP2002257838A patent/JP3900424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004090077A (ja) | 2004-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100520561B1 (ko) | 다이케스팅 금형용 냉각장치 | |
JP4987859B2 (ja) | 射出成形機の射出成形工程の制御方法 | |
RU2510782C1 (ru) | Способ отливки составного слитка с компенсацией изменения температуры металла | |
US6763879B1 (en) | Mold temperature control for casting system | |
JP2010529906A (ja) | ダイカスト制御方法 | |
JP3900424B2 (ja) | 鋳型の温度制御方法及び鋳型 | |
KR101806819B1 (ko) | 스트랜드 주조 시스템의 스트랜드 가이드에 이동식 냉각 노즐을 배치하여 스트랜드의 온도 또는 온도 프로파일을 제어하기 위한 방법 | |
JP3910125B2 (ja) | 鋳型の温度制御方法 | |
JP2008149335A (ja) | 金型温度制御方法 | |
JP2981957B2 (ja) | 金型温度制御方法及び装置 | |
US5421397A (en) | Method of and system for casting engine blocks having defect free thin walls | |
JP2011240392A (ja) | 鋳造装置、金型構造体及び鋳造方法 | |
Majerník et al. | Evaluation of the temperature distribution of a die casting mold of X38CrMoV5_1 steel | |
JPH11291300A (ja) | プラスチック射出成形用金型及びこの金型の製法並びにこの金型を用いる射出成形法 | |
MX2014004229A (es) | Metodo para controlar una planta de fundicion. | |
JPS6250217B2 (ja) | ||
JP3737180B2 (ja) | 鋳造用金型の温度制御方法 | |
JP2004090075A (ja) | 鋳型の温度制御方法 | |
JP2000271981A (ja) | ダイプレートの温度調整方法と該方法の実施機構を具備した射出成形機 | |
JPH01237070A (ja) | 鋳造用金型の温度制御方法 | |
JP2004090064A (ja) | ダイカスト金型温度制御方法 | |
JP2008188909A (ja) | 射出成形装置、射出成形方法 | |
JPH01148451A (ja) | 低圧鋳造法における溶湯の加圧冷却制御方法 | |
KR20040037171A (ko) | 액상 금속용, 특히 액상 강용 연속 주조 주형의 구리 판을냉각시키는 방법 및 장치 | |
JPH079093A (ja) | 鋳造冷却水温度の調節方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041217 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20051213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3900424 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140112 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |