JPS62131011A - 粘着力にすぐれたプリプレグ用エポキシ樹脂組成物の製造法 - Google Patents
粘着力にすぐれたプリプレグ用エポキシ樹脂組成物の製造法Info
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- JPS62131011A JPS62131011A JP26944785A JP26944785A JPS62131011A JP S62131011 A JPS62131011 A JP S62131011A JP 26944785 A JP26944785 A JP 26944785A JP 26944785 A JP26944785 A JP 26944785A JP S62131011 A JPS62131011 A JP S62131011A
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- Japan
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- epoxy resin
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- manufactured
- resin
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は先進複合材料に関するものである。
炭素llft、ガラス繊維、芳香族ポリアミド繊維など
の一方向引揃えシートや織イ「等にマトリックス樹脂を
含浸したプリプレグはゴルフシャフト、釣竿、ラケット
フレーム等のスポーツレジャー分野に広く使用されてい
る。また最近航空宇宙素材等の工業分野に於てもの使用
も急速1こ伸びてきている。プリプレグを型にあわせ積
層(レイアップ)し、オートクレーブ法を用いてコンポ
ジットに加工して利用したり、マンドレルに巻きつけ、
テープラッピング法を用いて竿やシャフトなどに加工し
て利用されている。
の一方向引揃えシートや織イ「等にマトリックス樹脂を
含浸したプリプレグはゴルフシャフト、釣竿、ラケット
フレーム等のスポーツレジャー分野に広く使用されてい
る。また最近航空宇宙素材等の工業分野に於てもの使用
も急速1こ伸びてきている。プリプレグを型にあわせ積
層(レイアップ)し、オートクレーブ法を用いてコンポ
ジットに加工して利用したり、マンドレルに巻きつけ、
テープラッピング法を用いて竿やシャフトなどに加工し
て利用されている。
エポキシ樹脂にアクリル系粘着剤反応物を添加するのは
新規なアイデアである。従来、単にアクリル酸エステル
共重合体をエポキシ樹脂に添加するということは試みら
れている。(特開昭54−99161> しかしながら、粘度を増加することが目的であり、本発
明のように粘着効果を出すためのものでない。
新規なアイデアである。従来、単にアクリル酸エステル
共重合体をエポキシ樹脂に添加するということは試みら
れている。(特開昭54−99161> しかしながら、粘度を増加することが目的であり、本発
明のように粘着効果を出すためのものでない。
また、アクリル酸エステル共重合物からなる粘着物質が
効果的であることは知られていなかった。
効果的であることは知られていなかった。
このようなアクリル系粘着剤は一般にエポキシとの相溶
性が悪く、エポキシ樹脂との併用は困難であった。
性が悪く、エポキシ樹脂との併用は困難であった。
(発明が解決しようとする問題点)
近年、炭素繊維などの強化プラスチック(FRP〉はス
ポーツレジャー分野、航空宇宙など工業分野で急速に使
われだしてきている。ガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポ
リアミド繊維などを一方向に引揃えたシートや織布等に
エポキシなどの熱硬化性マトリックス樹脂を含浸したプ
リプレグをマンドレル等に巻き、熱をかけて樹脂を硬化
させて、コンポジット加工品を得る。この巻き付は時に
は、硬化前の樹脂が粘着剤の効果をもっており、プリプ
レグには適度のベトッキ性=タックが必要である。タッ
クがないとレイアップ時の作業性が悪かったり、マンド
レルに巻き付けることができなくなる。近年プリプレグ
の繊維含有率(wt%)は増加する傾向にある。すなわ
ち、マトリックス樹脂の咄を少なくし、なるべく補強繊
維の強度を利用するようになってきている。プリプレグ
の樹脂含有量が少なくなると、ベトッキ性(タック)が
減少し、レイアップする時やマンドレルに巻く時に接着
しにくくなり、作業性に劣る。また釣竿などでは炭素繊
維のプリプレグの上に、ガラス繊維織布のプリプレグ(
スクリムクロス)のを貼り合わせて使用するが、ベース
のプリプレグの樹脂含有率が下がると、スクリムクロス
がうまく貼り付かないことがある。ざらに、プリプレグ
は離型処理された紙上に貼り付けられているが、樹脂含
有量が少ないと、プリプレグをロールに巻き上げたりす
る時に、離型紙から離れてしまい思わぬトラブルをおこ
すことがある。これらの問題点を改良するのが、本発明
の目的である。
ポーツレジャー分野、航空宇宙など工業分野で急速に使
われだしてきている。ガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポ
リアミド繊維などを一方向に引揃えたシートや織布等に
エポキシなどの熱硬化性マトリックス樹脂を含浸したプ
リプレグをマンドレル等に巻き、熱をかけて樹脂を硬化
させて、コンポジット加工品を得る。この巻き付は時に
は、硬化前の樹脂が粘着剤の効果をもっており、プリプ
レグには適度のベトッキ性=タックが必要である。タッ
クがないとレイアップ時の作業性が悪かったり、マンド
レルに巻き付けることができなくなる。近年プリプレグ
の繊維含有率(wt%)は増加する傾向にある。すなわ
ち、マトリックス樹脂の咄を少なくし、なるべく補強繊
維の強度を利用するようになってきている。プリプレグ
の樹脂含有量が少なくなると、ベトッキ性(タック)が
減少し、レイアップする時やマンドレルに巻く時に接着
しにくくなり、作業性に劣る。また釣竿などでは炭素繊
維のプリプレグの上に、ガラス繊維織布のプリプレグ(
スクリムクロス)のを貼り合わせて使用するが、ベース
のプリプレグの樹脂含有率が下がると、スクリムクロス
がうまく貼り付かないことがある。ざらに、プリプレグ
は離型処理された紙上に貼り付けられているが、樹脂含
有量が少ないと、プリプレグをロールに巻き上げたりす
る時に、離型紙から離れてしまい思わぬトラブルをおこ
すことがある。これらの問題点を改良するのが、本発明
の目的である。
タックや接着力を向上するのには、エポキシ樹脂に粘着
剤を添加すればよいのであるが、普通市販されている粘
着剤はエポキシ樹脂との相溶性が悪く相分離をおこして
しまうので、使用できない。
剤を添加すればよいのであるが、普通市販されている粘
着剤はエポキシ樹脂との相溶性が悪く相分離をおこして
しまうので、使用できない。
そこで、相溶性を上げることを鋭意検討した結果、エポ
キシ樹脂とアクリル系粘着剤の反応物を使用すると相溶
性が向上することがわかった、すなわち、本発明は次の
構成を有する。
キシ樹脂とアクリル系粘着剤の反応物を使用すると相溶
性が向上することがわかった、すなわち、本発明は次の
構成を有する。
アクリル系粘着剤10重量部に対して水酸基を含むエポ
キシ樹脂1〜100重量部、多官能イワシアナ−1〜0
.1〜10重量部を反応させた組成物を第1成分とし、
エポキシ樹脂/硬化剤組成物100重量部に対して第1
成分を1〜50重四部添加混合することを特徴とするプ
リプレグ用エポキシ樹脂組成物の製造法。
キシ樹脂1〜100重量部、多官能イワシアナ−1〜0
.1〜10重量部を反応させた組成物を第1成分とし、
エポキシ樹脂/硬化剤組成物100重量部に対して第1
成分を1〜50重四部添加混合することを特徴とするプ
リプレグ用エポキシ樹脂組成物の製造法。
ここで言うアクリル系の粘着剤とは、高級アクリル酸エ
ステルおよびアクリル酸を主たるモノマーとする共重合
物であって、カルボキシル基および/または水酸基をも
つアクリル系共重合体が好ましく、例えば、アロンタッ
ク、31511K。
ステルおよびアクリル酸を主たるモノマーとする共重合
物であって、カルボキシル基および/または水酸基をも
つアクリル系共重合体が好ましく、例えば、アロンタッ
ク、31511K。
31511 L、31511X、32080,3205
0E、32070,32060 (東亜合成化学工業社
製)などとして市販されている。水酸基を含むエポキシ
樹脂としては、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂
や、フェノキシ樹脂があり、これも市販品を利用できる
。また、多官能イソシアナートも市販品を利用でき、例
えばコロネートL(日本ポリウレタン工業社製)などが
ある。
0E、32070,32060 (東亜合成化学工業社
製)などとして市販されている。水酸基を含むエポキシ
樹脂としては、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂
や、フェノキシ樹脂があり、これも市販品を利用できる
。また、多官能イソシアナートも市販品を利用でき、例
えばコロネートL(日本ポリウレタン工業社製)などが
ある。
実際には、粘着剤反応物をエポキシ樹脂組成物100重
量部に対して1〜50重量部添加する。
量部に対して1〜50重量部添加する。
エポキシ樹脂組成物はたとえば、次にあげるエポキシ樹
脂数種と硬化剤の混合物である。
脂数種と硬化剤の混合物である。
エポキシ樹脂としては、ビスフェノールASFのジグリ
シジルエーテル、フェノールノボラック型エポキシ、タ
レゾールノボラック型エポキシ、トリグリシジルアミノ
フェノール、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタ
ン、ウレタン変性ビスフェノールA型エポキシ、臭素化
ビスフェノールA型エポキシなど特に制限はない。
シジルエーテル、フェノールノボラック型エポキシ、タ
レゾールノボラック型エポキシ、トリグリシジルアミノ
フェノール、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタ
ン、ウレタン変性ビスフェノールA型エポキシ、臭素化
ビスフェノールA型エポキシなど特に制限はない。
これらのエポキシ樹脂は市販されているものを使用する
ことができる。例えば、ビスフェノールA型エポキシで
は、エピコート828.834.827.1001.1
002.1004.1007.1009(油化シェルエ
ポキシ社製)、ダウエポキシDER331,332,6
62,663U、662U (ダラケミカル社製)、ア
ラルダイト、6071.7071.7072 (チバ、
ガイギー社製)、エピクロン840.850.855.
860.1050.3050.4050,705O(大
日本インキ化学工業社製)な等がある。ビスフェノール
Fには、エピクロン830.830−S、831(大日
本インキ化学工業社製)、エピコート807(油化シェ
ルエポキシ社製)などがある。フェノールノボラック型
エポキシには、エピコート152.154(油化シェル
エポキシ社製)、ダウエポキシDEN431.438.
439.485(ダウケミカル社製)、チバ、ガイギー
EPN1138.1139(チバ、ガイギー社製)があ
る。クレゾールノボラック型エポキシとしては、例えば
チバガイギーECN1235.1273.1280,1
299 (チバ、ガイギー社製>、EOCN102.1
03.104(日本化学社製)、エピクロンN660S
N665、N670、N673、N680.N690.
N695(大日本インキ化学工業社製)がある。トリグ
リシジルアミノフェノールには、ELM120(住友化
学工業社製)、エポトートY)−1120(東部化成社
製)などがある。テトラグリシジルジアミノジフェニル
メタンには、アラルダイトMY720 (チバ、ガイギ
ー社製)、ELM434(住友化学工業社製)、エピト
ー1〜YH434(東部化成社製)などがある。ウレタ
ン変性ビスフェノールへ型エポキシにはアデカレジンE
PV−6、EPV−10,EPV−15<旭電化社製〉
等がある。臭素化ビスフェノールA型エポキシには、ア
ラルダイト8011(チバ、ガイギー21野製)、エピ
クロン152.1120.153−60M、1120−
80M、1125−75M(大日本インキ化学工業社製
)、ダウエポキシDER511(ダウケミカル社製)が
ある。硬化剤としては、ジシアンジアミドDCMV、D
ICY、ジクロロフェニル、Nジメチルウレア、ジアミ
ノジフェニルスルホンや、ルイス酸アミノ塩など特に制
限はない。
ことができる。例えば、ビスフェノールA型エポキシで
は、エピコート828.834.827.1001.1
002.1004.1007.1009(油化シェルエ
ポキシ社製)、ダウエポキシDER331,332,6
62,663U、662U (ダラケミカル社製)、ア
ラルダイト、6071.7071.7072 (チバ、
ガイギー社製)、エピクロン840.850.855.
860.1050.3050.4050,705O(大
日本インキ化学工業社製)な等がある。ビスフェノール
Fには、エピクロン830.830−S、831(大日
本インキ化学工業社製)、エピコート807(油化シェ
ルエポキシ社製)などがある。フェノールノボラック型
エポキシには、エピコート152.154(油化シェル
エポキシ社製)、ダウエポキシDEN431.438.
439.485(ダウケミカル社製)、チバ、ガイギー
EPN1138.1139(チバ、ガイギー社製)があ
る。クレゾールノボラック型エポキシとしては、例えば
チバガイギーECN1235.1273.1280,1
299 (チバ、ガイギー社製>、EOCN102.1
03.104(日本化学社製)、エピクロンN660S
N665、N670、N673、N680.N690.
N695(大日本インキ化学工業社製)がある。トリグ
リシジルアミノフェノールには、ELM120(住友化
学工業社製)、エポトートY)−1120(東部化成社
製)などがある。テトラグリシジルジアミノジフェニル
メタンには、アラルダイトMY720 (チバ、ガイギ
ー社製)、ELM434(住友化学工業社製)、エピト
ー1〜YH434(東部化成社製)などがある。ウレタ
ン変性ビスフェノールへ型エポキシにはアデカレジンE
PV−6、EPV−10,EPV−15<旭電化社製〉
等がある。臭素化ビスフェノールA型エポキシには、ア
ラルダイト8011(チバ、ガイギー21野製)、エピ
クロン152.1120.153−60M、1120−
80M、1125−75M(大日本インキ化学工業社製
)、ダウエポキシDER511(ダウケミカル社製)が
ある。硬化剤としては、ジシアンジアミドDCMV、D
ICY、ジクロロフェニル、Nジメチルウレア、ジアミ
ノジフェニルスルホンや、ルイス酸アミノ塩など特に制
限はない。
粘着剤反応物を得る場合、アクリル系粘着剤10重量部
に対して、エポキシ樹脂1〜100重量部をMEKに溶
かし、70〜80’Cで攪拌しながら、多官能イソシア
ナート0.3〜10重ω部を添加し、7〜8時間反応さ
せる。ここで、アクリル系粘着剤10重量部に対して、
エポキシ樹脂は、1〜100重量部である。1重量部よ
り少ないと相溶性が上がらず、100重量部以上ではエ
ポキシ樹脂同志の反応が、起こり望ましくない。好まし
くは、アクリル系粘着剤10重量部に対して、エポキシ
樹脂5〜50重量部であり、より好ましくは10〜30
重量部である。また、多官能イソシアナートの量は0.
1〜3重量部が良い。0゜1重量部より少ないと反応が
不十分で相溶性が良くならず10重量部以上では架橋し
て、また相溶しにくくなる。好ましくは0.3〜1.2
重量部である。
に対して、エポキシ樹脂1〜100重量部をMEKに溶
かし、70〜80’Cで攪拌しながら、多官能イソシア
ナート0.3〜10重ω部を添加し、7〜8時間反応さ
せる。ここで、アクリル系粘着剤10重量部に対して、
エポキシ樹脂は、1〜100重量部である。1重量部よ
り少ないと相溶性が上がらず、100重量部以上ではエ
ポキシ樹脂同志の反応が、起こり望ましくない。好まし
くは、アクリル系粘着剤10重量部に対して、エポキシ
樹脂5〜50重量部であり、より好ましくは10〜30
重量部である。また、多官能イソシアナートの量は0.
1〜3重量部が良い。0゜1重量部より少ないと反応が
不十分で相溶性が良くならず10重量部以上では架橋し
て、また相溶しにくくなる。好ましくは0.3〜1.2
重量部である。
実施例1
水酸基を含むエポキシ樹脂としてエピコート1001
(油化シェルエポキシ社製>100g(10ffiff
i部)、エピコート828(油化シェルエポキシ社製>
100C](10重ω部)、アクリル酸粘着剤としてア
ロンタック31511K(東亜合成化学工業社製>10
0C1(固形分)(10重量部)をMEK700Clに
溶かし、70℃で攪拌しながら、多官能イソシアナート
としてコロネートL(日本ポリウレタン工業社製>3g
(固形分)を徐々に添加し、7時間攪拌した後、室温で
1日放置後MEKを真空ポンプで除き、粘着剤反応物を
得た。次にエポキシ樹脂としてエピコート828(油化
シェルエポキシ社tA> 620q (62部)、エピ
コート1009(油化シェルエポキシ社製〉380q
(38部)、硬化剤としてジシアンジアミド40C1(
6部)のエポキシ樹脂組成物に、上記粘着剤反応物15
0CJを添加し、樹脂フィルムを作りタックを比較した
。また樹脂組成物のガラス転移温度(TCI)を測定し
た、その結果を表1に示す。
(油化シェルエポキシ社製>100g(10ffiff
i部)、エピコート828(油化シェルエポキシ社製>
100C](10重ω部)、アクリル酸粘着剤としてア
ロンタック31511K(東亜合成化学工業社製>10
0C1(固形分)(10重量部)をMEK700Clに
溶かし、70℃で攪拌しながら、多官能イソシアナート
としてコロネートL(日本ポリウレタン工業社製>3g
(固形分)を徐々に添加し、7時間攪拌した後、室温で
1日放置後MEKを真空ポンプで除き、粘着剤反応物を
得た。次にエポキシ樹脂としてエピコート828(油化
シェルエポキシ社tA> 620q (62部)、エピ
コート1009(油化シェルエポキシ社製〉380q
(38部)、硬化剤としてジシアンジアミド40C1(
6部)のエポキシ樹脂組成物に、上記粘着剤反応物15
0CJを添加し、樹脂フィルムを作りタックを比較した
。また樹脂組成物のガラス転移温度(TCI)を測定し
た、その結果を表1に示す。
表 1
*タック 判定規準
ランク1 ベトッキなし
ランク2 わずかにベトツク
ランク3 かなりベトツク
ランク4 すごくベトツ
一般にガラス転移温度(TCI)の高い樹脂ではタック
が失われ硬くなるのであるが、実施例1が示すようにこ
の粘着剤反応物を利用すると高ガラス転移温度(TCI
)で、タックのある樹脂となる。
が失われ硬くなるのであるが、実施例1が示すようにこ
の粘着剤反応物を利用すると高ガラス転移温度(TCI
)で、タックのある樹脂となる。
実施例2
実施例1と同様の粘着剤反応物をエピコート1001
: 70q(70部〉エピコート828:30q(30
部)、硬化剤としてDCMLI:9C](9部)の樹脂
組成物に10g(10部):A水準および15g(15
部)=8水準添加し、タック、TCIを比較した。その
結果を表2に示す。この結果も高Tgで、粘着力のある
樹脂となることを表わしている。又、B水準をMEKに
溶かし、ガラス織布に樹脂含有量が25wt%となるよ
うに含浸し乾熱してスクリムクロスを作った。東しく株
)製の樹脂含有量30wt%の炭素繊維を一方向に引揃
えたプリプレグ(P305312>上に貼り合わせ従来
のスクリムクロスと接着性およびタックを比較した。結
果を表3に示す。
: 70q(70部〉エピコート828:30q(30
部)、硬化剤としてDCMLI:9C](9部)の樹脂
組成物に10g(10部):A水準および15g(15
部)=8水準添加し、タック、TCIを比較した。その
結果を表2に示す。この結果も高Tgで、粘着力のある
樹脂となることを表わしている。又、B水準をMEKに
溶かし、ガラス織布に樹脂含有量が25wt%となるよ
うに含浸し乾熱してスクリムクロスを作った。東しく株
)製の樹脂含有量30wt%の炭素繊維を一方向に引揃
えたプリプレグ(P305312>上に貼り合わせ従来
のスクリムクロスと接着性およびタックを比較した。結
果を表3に示す。
表2
*タック 判定規準
ランク1 ベトッキなし
ランク2 わずかにベトツク
ランク3 かなりベトツク
ランク4 すごくベトツ
を表している。
表3
**接着力 スクリムクロスはがすのに必要な荷重
高タック、高Tgの樹脂はタック性、接着力が良好であ
ることがわかる。
ることがわかる。
実施例3
エピコート1004 : 0.4kv、エピコート82
8:4kq、アロンタック81511に2に9(固形弁
)、をM E K 3 kqに溶かし、70℃で攪拌し
ながらコロネートし:100gを添加し、8時間反応し
、MEKを除いて粘着剤反応物を1qだ。次に、エピコ
ート1009 : 2. Oki、エピコート828:
6.Ok+1、エピコート1001 :2.0kgを1
30℃で攪拌し溶解混合した復60℃に冷却してDIC
Yo、6kq、上記粘着剤反応物1゜5 kiを添加後
60℃で30分攪拌してマトリックス樹脂を得た。次に
この樹脂を離型処理した糸条にコーティングし、樹脂フ
ィルムとし、この上に東しく株)製炭素繊維T300を
一方向に引揃えた後、離型紙を上にのせ、120℃のホ
ットロールで加圧することによりプリプレグを得た。こ
のプリプレグの繊維含有量を、MEKで樹脂を洗い落と
し、乾燥して重量測定によって求めた結果、69.9w
t%であった。このプリプレグと粘着剤反応物を添加し
ない上記エポキシ樹脂組成物のプリプレグのタック、外
観を比較した。さらに、この上に従来品スクリムクロス
を貼り合わせ、外観と、接着力を比較した。その結果を
表4に示す。
8:4kq、アロンタック81511に2に9(固形弁
)、をM E K 3 kqに溶かし、70℃で攪拌し
ながらコロネートし:100gを添加し、8時間反応し
、MEKを除いて粘着剤反応物を1qだ。次に、エピコ
ート1009 : 2. Oki、エピコート828:
6.Ok+1、エピコート1001 :2.0kgを1
30℃で攪拌し溶解混合した復60℃に冷却してDIC
Yo、6kq、上記粘着剤反応物1゜5 kiを添加後
60℃で30分攪拌してマトリックス樹脂を得た。次に
この樹脂を離型処理した糸条にコーティングし、樹脂フ
ィルムとし、この上に東しく株)製炭素繊維T300を
一方向に引揃えた後、離型紙を上にのせ、120℃のホ
ットロールで加圧することによりプリプレグを得た。こ
のプリプレグの繊維含有量を、MEKで樹脂を洗い落と
し、乾燥して重量測定によって求めた結果、69.9w
t%であった。このプリプレグと粘着剤反応物を添加し
ない上記エポキシ樹脂組成物のプリプレグのタック、外
観を比較した。さらに、この上に従来品スクリムクロス
を貼り合わせ、外観と、接着力を比較した。その結果を
表4に示す。
表4に示すように、粘着剤を含んだ樹脂は、タック、接
着力にすぐれている。ざらに、プリプレグの外観品位も
かなり向上している。またタックの保持力もある。
着力にすぐれている。ざらに、プリプレグの外観品位も
かなり向上している。またタックの保持力もある。
高粘着力をもつ樹脂を利用した場合、特に高繊維含有率
のプリプレグでのタックや、接着力にすぐれており、従
来不可能であった高繊維含有率のスクリムクロスラミネ
ートプリプレグが可能となった。ざらに高繊維含有率の
プリプレグも、高粘着力の樹脂を利用すれば可能となる
。また、プリプレグの外観品位も従来に比べ向上してお
り、品位改善効果もある。
のプリプレグでのタックや、接着力にすぐれており、従
来不可能であった高繊維含有率のスクリムクロスラミネ
ートプリプレグが可能となった。ざらに高繊維含有率の
プリプレグも、高粘着力の樹脂を利用すれば可能となる
。また、プリプレグの外観品位も従来に比べ向上してお
り、品位改善効果もある。
Claims (1)
- アクリル系粘着剤10重量部に対して水酸基を含むエポ
キシ樹脂1〜100重量部、多官能イソシアナート0.
1〜10重量部を反応させた組成物を第1成分とし、エ
ポキシ樹脂/硬化剤組成物100重量部に対して第1成
分を1〜50重量部添加混合することを特徴とするプリ
プレグ用エポキシ樹脂組成物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26944785A JPH0229686B2 (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | Nenchakuryokunisuguretapuripureguyoehokishijushisoseibutsunoseizoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26944785A JPH0229686B2 (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | Nenchakuryokunisuguretapuripureguyoehokishijushisoseibutsunoseizoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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-
1985
- 1985-12-02 JP JP26944785A patent/JPH0229686B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
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JP6658986B1 (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-04 | 東レ株式会社 | エポキシ樹脂組成物、繊維強化複合材料用成形材料および繊維強化複合材料 |
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Also Published As
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