JPS62130852A - 印刷機における湿し水供給量のプリセツト方法 - Google Patents
印刷機における湿し水供給量のプリセツト方法Info
- Publication number
- JPS62130852A JPS62130852A JP27308085A JP27308085A JPS62130852A JP S62130852 A JPS62130852 A JP S62130852A JP 27308085 A JP27308085 A JP 27308085A JP 27308085 A JP27308085 A JP 27308085A JP S62130852 A JPS62130852 A JP S62130852A
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- JP
- Japan
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- distribution
- water supply
- dampening water
- ink
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- Prior art date
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- Pending
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（１）産業上の利用分野
この発明は印刷機における湿し水供給量のプリセット方
法に関するものである。
法に関するものである。
（２） 従来の技術、発明が解決しようとする問題点
従来、湿し水供給量を巾方向に分布をもって求めるもの
はあったが、これはフィルム、あるいは刷版の絵柄面積
率を１次元的に読取って得たデータを基にしたものにす
ぎず、しかも湿し水供給量分布は印刷機にプリセットさ
れていなかった。そのため、印刷中に巾方向の最適な湿
し水供給量分布に調整するか、あるいはこのような調整
を印刷開始前に行なう必要があった。
従来、湿し水供給量を巾方向に分布をもって求めるもの
はあったが、これはフィルム、あるいは刷版の絵柄面積
率を１次元的に読取って得たデータを基にしたものにす
ぎず、しかも湿し水供給量分布は印刷機にプリセットさ
れていなかった。そのため、印刷中に巾方向の最適な湿
し水供給量分布に調整するか、あるいはこのような調整
を印刷開始前に行なう必要があった。
しかしながら、前者の場合は多数枚の試し刷りをしなけ
ればならないし、後者の場合でも調整を作業者の経験に
よって行なわねばならないため、段取り時間が長くかか
つて作業能率が非常に悪いという問題点があった。
ればならないし、後者の場合でも調整を作業者の経験に
よって行なわねばならないため、段取り時間が長くかか
つて作業能率が非常に悪いという問題点があった。
そこで、この発明は前記のような問題点を解決すること
のできる湿し水供給量のプリセット方法を提供すること
を目的とする。
のできる湿し水供給量のプリセット方法を提供すること
を目的とする。
（３） 問題点を解決するための手段前記問題点を解
決するためこの発明は、フィルム、あるいは刷版の絵柄
面積率を読取装置により２次元的に読取り、これＣ二よ
って得たデータを入力するコンピュータの演算装置によ
り巾方向の湿し水供給量分布を算出するとともに、この
湿し水供給量分布から乳化率分布を算出し、この乳化率
分布を基準として中方向の最適な湿し水供給量分布を印
刷開始前に印刷機にプリセットできるようにすることを
特徴としたものである。
決するためこの発明は、フィルム、あるいは刷版の絵柄
面積率を読取装置により２次元的に読取り、これＣ二よ
って得たデータを入力するコンピュータの演算装置によ
り巾方向の湿し水供給量分布を算出するとともに、この
湿し水供給量分布から乳化率分布を算出し、この乳化率
分布を基準として中方向の最適な湿し水供給量分布を印
刷開始前に印刷機にプリセットできるようにすることを
特徴としたものである。
（４）実施例
第１図以降に示す実施例は湿し水供給量分布に加え、イ
ンキ呼出（供給）８分布をもプリセットできるようにし
たもので、図面に示すようにフィルム（原稿）、あるい
は刷版絵柄面積率読取装置】と、この読取装置１で得た
データを入力し、かつ演算装置３をもつマイクロコンピ
ュータ２と、このマイクロコンピュータ２からの信号を
入力し、湿し水供給装置５とインキ供給装置６をもつ印
刷機４とを具えている。
ンキ呼出（供給）８分布をもプリセットできるようにし
たもので、図面に示すようにフィルム（原稿）、あるい
は刷版絵柄面積率読取装置】と、この読取装置１で得た
データを入力し、かつ演算装置３をもつマイクロコンピ
ュータ２と、このマイクロコンピュータ２からの信号を
入力し、湿し水供給装置５とインキ供給装置６をもつ印
刷機４とを具えている。
湿し水供給装置５は湿し水分布供給量設定装置や湿し水
水元ローラ、及び該水元ローラ用モータなどを有し、イ
ンキ供給装置６はインキキー開度設定装置やインキ元ロ
ーラ、及び該インキ元ローラ用モータなどを有している
。そして、湿し水分布供給量や水元ローラの回転数を”
ｐ＋ｊＡ整することにより湿し水の供給量・を、またイ
ンキキーの開度やインキ元ローラの回転数を調整するこ
とによりインキの供給量を、それぞれ加減可卵、かつ巾
方向に分布可能に構成されている。
水元ローラ、及び該水元ローラ用モータなどを有し、イ
ンキ供給装置６はインキキー開度設定装置やインキ元ロ
ーラ、及び該インキ元ローラ用モータなどを有している
。そして、湿し水分布供給量や水元ローラの回転数を”
ｐ＋ｊＡ整することにより湿し水の供給量・を、またイ
ンキキーの開度やインキ元ローラの回転数を調整するこ
とによりインキの供給量を、それぞれ加減可卵、かつ巾
方向に分布可能に構成されている。
前記において、湿し水供給量をプリセットする１＝は、
まず第２図に示すようなフィルムあるいは刷版の絵柄（
第２図に示す絵柄例は帆船である。）面積率を読取装置
１により２次元的に読取る。このように読取ったデータ
は例えば第３図のように示される。（第３図中、各部分
の濃淡は絵柄面積率の大小を示す。）次に、前記データ
をマイクロコンピュータ２に入力し、マイクロコンピュ
ータ２の演算装置３により巾方向のインキ呼出量分布を
算出する。これを算出するに際しては、印刷速度、イン
キ性状、乳化率（インキ中に含まれる水の割合）などの
条件を考慮するのはもとより、インキ振れローラの作用
を考ｌｊシたシミュレーションを行なう。前記により算
出したインキ呼出量分布は例えば第４図のようにアナロ
グ値として示される。同様にして、演算装置３により巾
方向の湿し水供給量分布を算出する。算出した湿し水供
給量分布は例えば第５図のようにアナログ値として示さ
れる。
まず第２図に示すようなフィルムあるいは刷版の絵柄（
第２図に示す絵柄例は帆船である。）面積率を読取装置
１により２次元的に読取る。このように読取ったデータ
は例えば第３図のように示される。（第３図中、各部分
の濃淡は絵柄面積率の大小を示す。）次に、前記データ
をマイクロコンピュータ２に入力し、マイクロコンピュ
ータ２の演算装置３により巾方向のインキ呼出量分布を
算出する。これを算出するに際しては、印刷速度、イン
キ性状、乳化率（インキ中に含まれる水の割合）などの
条件を考慮するのはもとより、インキ振れローラの作用
を考ｌｊシたシミュレーションを行なう。前記により算
出したインキ呼出量分布は例えば第４図のようにアナロ
グ値として示される。同様にして、演算装置３により巾
方向の湿し水供給量分布を算出する。算出した湿し水供
給量分布は例えば第５図のようにアナログ値として示さ
れる。
次に、演算装置３により、前記インキ呼出量分布と湿し
水供給量分布から版面上への転移インキの乳化率分布を
算出する。算出した乳化率分布は例えば第６図のように
デジタル値として示される。このようにして示される乳
化率分布の中に過大な乳化率部分があると（例えばｇ６
図で５０．６０などの数値が示される場合）、当該部分
のインキ転移性が悪くなり、濃度が低下するなどの印刷
障害が発生する。したがって、このような場合には、湿
し水供給量を調整し、再度乳化率分布を求め、必要によ
ってはこれを数回繰返す。
水供給量分布から版面上への転移インキの乳化率分布を
算出する。算出した乳化率分布は例えば第６図のように
デジタル値として示される。このようにして示される乳
化率分布の中に過大な乳化率部分があると（例えばｇ６
図で５０．６０などの数値が示される場合）、当該部分
のインキ転移性が悪くなり、濃度が低下するなどの印刷
障害が発生する。したがって、このような場合には、湿
し水供給量を調整し、再度乳化率分布を求め、必要によ
ってはこれを数回繰返す。
前記データの入力から乳化率分布を算出するまでの演算
は、マイクロコンピュータ２の演算装置３により全て自
動的に行なわれる。
は、マイクロコンピュータ２の演算装置３により全て自
動的に行なわれる。
なお、乳化率分布を演算する際、インキ模厚分布は当然
考慮される。
考慮される。
前記のようにして得た乳化率分布を基準として巾方向の
最適な湿し水供給量分布を求め、この湿し水供給貴公を
印刷開始前に印刷機４にプリセットできるように信号を
出力する。
最適な湿し水供給量分布を求め、この湿し水供給貴公を
印刷開始前に印刷機４にプリセットできるように信号を
出力する。
そして、この出力信号によって湿し水供給装置５の湿し
水水元ローラの回転数などが調整されて巾方向の湿し水
供給量が加減され、分布制御が行なわれる。
水水元ローラの回転数などが調整されて巾方向の湿し水
供給量が加減され、分布制御が行なわれる。
尚、前記ζ二おいては湿し水供給量分布のプリセットを
説明したが、これは巾方向のインキ供給量分布を一定に
設定した場合に言え、この実施例のよう１ニインキ供給
装置６が巾方向ζニインキ供給量を分布できるものの場
合には同時に、巾方向の最適なインキ供給量分布のプリ
セットを行なうことも可能である。
説明したが、これは巾方向のインキ供給量分布を一定に
設定した場合に言え、この実施例のよう１ニインキ供給
装置６が巾方向ζニインキ供給量を分布できるものの場
合には同時に、巾方向の最適なインキ供給量分布のプリ
セットを行なうことも可能である。
すなわち、前記の乳化率分布を基準として巾方向の最適
なインキ供給量分布を求め、このインキ供給量分布を印
刷開始前に印刷機４にプリセットできるように信号を出
力する。
なインキ供給量分布を求め、このインキ供給量分布を印
刷開始前に印刷機４にプリセットできるように信号を出
力する。
これによって、巾方向の最適な湿し水供給量分布とイン
キ供給量分布のプリセットが可能となる。
キ供給量分布のプリセットが可能となる。
（５） 発明の効果
以上のように、この発明によれば印刷開始前に印刷機に
乳化率分布を基準とした巾方向の最適な湿し水供給量分
布をプリセットすることができ、したがって従来のもの
のように試し刷りを各数要することや、段取り時間が長
くかかるという不都合を完全に解決して、能率のよい作
業を確保できるとともに、品質の良い印刷物を得ること
ができる。また、乳化率分布を求める基礎となる湿し水
供給量分布のデータとしての、フィルムあるいは刷版の
絵柄面積率を、２次元的に読取っているため、乳化率分
布の精度が向上し、常にくろいのない、最適な湿し水供
給量分布のプリセットができるという優れた効果を有す
る。
乳化率分布を基準とした巾方向の最適な湿し水供給量分
布をプリセットすることができ、したがって従来のもの
のように試し刷りを各数要することや、段取り時間が長
くかかるという不都合を完全に解決して、能率のよい作
業を確保できるとともに、品質の良い印刷物を得ること
ができる。また、乳化率分布を求める基礎となる湿し水
供給量分布のデータとしての、フィルムあるいは刷版の
絵柄面積率を、２次元的に読取っているため、乳化率分
布の精度が向上し、常にくろいのない、最適な湿し水供
給量分布のプリセットができるという優れた効果を有す
る。
第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は同上のフィルム、あるいは刷版に描かれた絵柄を示す
図面、第３図は第２図の絵柄面積率を２次的に読取った
データを示す図面、第４図は第３図のデータから求めた
巾方向のインキ呼出量分布をアナログ値として示すグラ
フ、第５図は第３図のデータから求めた巾方向の湿し水
供給量分布をアナログ値として示すグラフ、第６図は第
４図及び第５図のグラフから求めた乳化率分布をディジ
タル値として示す図面である。
は同上のフィルム、あるいは刷版に描かれた絵柄を示す
図面、第３図は第２図の絵柄面積率を２次的に読取った
データを示す図面、第４図は第３図のデータから求めた
巾方向のインキ呼出量分布をアナログ値として示すグラ
フ、第５図は第３図のデータから求めた巾方向の湿し水
供給量分布をアナログ値として示すグラフ、第６図は第
４図及び第５図のグラフから求めた乳化率分布をディジ
タル値として示す図面である。
Claims (1)
- １、フイルム、あるいは刷版の絵柄面積率を読取装置に
より２次元的に読取り、これによつて得たデータを入力
するコンピユータの演算装置により巾方向の湿し水供給
量分布を算出するとともに、この湿し水供給量分布から
乳化率分布を算出し、この乳化率分布を基準として巾方
向の最適な湿し水供給量分布を印刷開始前に印刷機にプ
リセツトできるようにすることを特徴とする印刷機にお
ける湿し水供給量のプリセツト方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27308085A JPS62130852A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 印刷機における湿し水供給量のプリセツト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27308085A JPS62130852A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 印刷機における湿し水供給量のプリセツト方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62130852A true JPS62130852A (ja) | 1987-06-13 |
Family
ID=17522864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27308085A Pending JPS62130852A (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 印刷機における湿し水供給量のプリセツト方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62130852A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59162048A (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-12 | Komori Printing Mach Co Ltd | 印刷版に対する水供給量の測定方法 |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP27308085A patent/JPS62130852A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59162048A (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-12 | Komori Printing Mach Co Ltd | 印刷版に対する水供給量の測定方法 |
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