JPS62130137A - 組付装置 - Google Patents

組付装置

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JPS62130137A
JPS62130137A JP27115385A JP27115385A JPS62130137A JP S62130137 A JPS62130137 A JP S62130137A JP 27115385 A JP27115385 A JP 27115385A JP 27115385 A JP27115385 A JP 27115385A JP S62130137 A JPS62130137 A JP S62130137A
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JP
Japan
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workpiece
bearing
suction
moving
fitting
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JP27115385A
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Takehisa Wakamori
若森 武久
Ryoji Ito
伊藤 良二
Takashi Ogawa
貴史 小川
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はワークをワーク嵌合部に組み込むための組付装
置に関し、一層詳細には、例えば、内燃機関の組立工程
において、コネクティングロンドの大端部に嵌合される
半円筒状を呈するベアリングの組付作業を筒易に且つ自
動的に行うことを可能にした組付装置に関する。
自動車等に組み込まれる内燃機関、すなわち、エンジン
では、高速度で繰り返されるピストンの直線運動をコネ
クティングロッド(以下、コンロッドと称する)を介し
てクランクシャフトの回転運動に変換している。従って
、特に、前記コンロッドとクランクシャフトとの摺接部
分には耐摩耗性に優れるベアリングを嵌合し、前記摺接
部分に惹起され易い摩耗等の発生を好適に阻止して長期
間の使用に耐え得るエンジンを製造しているのが一般的
である。
このような従来技術に係るコンロッドおよびピストンを
第1図に例示する。すなわち、コンロッド2の一端部に
形成された小端部4にはピストン6に枢支されるピスト
ンピン8が挿通され、これによってコンロッド2とピス
トン6とが連結される。一方、コンロッド2の他端部に
は半円状の凹部からなるベアリング受部10が形成され
た大端部12が設けられている。前記大端部12にはヘ
アリング受部10と共に円孔を画成するように図示しな
い大端部キャップが固着されることになる。また、大端
部12の両端部に挿着されたポルl−14a、14bは
前記大端部キャップを大端部12に固着する際に用いら
れる。その場合、前記の図示しない大端部キャップと大
端部12によって画成される円孔の内周面には比較的薄
肉で半円筒状のベアリング16と、このベアリング16
と同形状の他のベアリング(図示せず)が嵌合される。
そして、このように大端部キャップおよびベアリングを
大端部12に組み付ける場合には、前記二つのベアリン
グの内側に図示しないクランクシャフトのクランクピン
が挿通されて、コンロッド2が前記クランクシャフトと
ピストン6とを連結することになる。
ところで、従来からこのようなベアリング16の組付作
業は作業員の手作業によって行われている。すなわち、
前記組付作業に際しては、ピストン6およびコンロッド
2が内装されるシリンダブロック(図示せず)をその上
下を逆にして作業台上に載置し、第1図に示すように、
ピストン6のピストン頂部18を下方に位置させる状態
でピストン6およびコンロッド2を前記シリンダブロッ
クに内設する。この場合、コンロッド2はピストンピン
8を中心にして矢印AおよびB方向に回動自在であるた
め、当該コンロッド2が前記シリンダブロックの内壁部
に当接して図示するように傾斜した状態となる。そこで
、作業者はコンロッド2を手で保持することにより位置
決めし、次いで、ベアリング16をベアリング受部10
に嵌合させる組付作業を行うことになる。
然しなから、このような組付作業は正確さを要求され、
しかも作業自体が単調であるため、多数個のコンロッド
2に対しての人手による組付作業が極めて煩雑であると
いうことが従来から指摘されている。さらに、工場等の
生産ラインにおいては所要人数の作業員を配置する必要
があり、この結果、製品のコストアップを招来するとい
う不都合が存在する。
また、一般に、自動車用エンジン等の気筒数は複数であ
り、すなわち、一つのクランクシャフトに対して複数組
のピストンおよびコンロッドが用いられる。そこで、コ
ンロフトにベアリングを組み込む作業を自動化しようと
する場合、実際上、次のような工程が営まれる。すなわ
ち、ピストンピン8の軸線方向に所定間隔離間して配設
された複数のコンロッド2の大端部12を整列装置によ
り直線上に位置決めして、夫にの大端部12に他の装置
によりベアリング16を嵌合させることになる。
ところが、個々のコンロッド2の間に位置してクランク
シャフトのジャーナル軸を受けるためのジャーナル軸受
部がシリンダブロックに形成されているのが通例であり
、ベアリング16の組付作業と同時に前記ジャーナル軸
受部へのメインベアリングの組み込みも行おうとする際
には、前記のように複数の大端部12を直線上に位置決
めするための整列装置が前記メインベアリングの組付作
業の妨げになる。
さらにまた、この場合、前記整列装置を含む組付装置全
体が複雑且つ高価となり、実用化に通さないという欠点
が露呈している。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、上方向に指向して凹状態となるように半円筒状
のベアリングを治具に位置決めし、移動および傾斜角度
の設定が自在に構成された吸着手段により前記ベアリン
グを吸着、してベアリング受面に移送し、当該ベアリン
グを前記ベアリング受部に所定の角度で嵌合させるよう
構成することにより、ベアリングの組み付けを自動的に
行うことが可能な、しかも簡単な構成で且つ廉価に製造
出来るワーク等の組付装置を提供することを目的とする
前記の目的を達成するために、本発明は略半円筒状のワ
ークをワーク嵌合部に組み付けるための組付装置であっ
て、所定の治具に載置された前記ワークを吸着する吸着
手段と、前記ワークを吸着した吸着手段を前記ワーク嵌
合部の傾斜角度に対応して傾動させる傾動手段と、前記
吸着手段を移動し且つ前記ワーク嵌合部に指向して変位
させることにより当該吸着手段に吸着された前記ワーク
を前記ワーク嵌合部に嵌合させる移動手段とを備えるこ
とを特徴とする。
次に、本発明に係る組付装置について好適な実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第2図並びに第3図において、参照符号20は第1図に
示すコンロッド2の大端部12にベアリング16を嵌合
させる組付作業に好適に用いられる組付装置の本体部を
示す。この本体部20はX、Y方向に移動可能に構成さ
れた第1の移動ユニット22と、前記第1移動ユニツト
22と一体的に移動すると共にZ方向に移動可能な第2
の移動ユニット24と、前記第2移動ユニツト24と一
体的に移動し且つ傾動可能な吸着機構部26とから基本
的に構成される。
第1移動ユニツト22の端面には基板28が一体的に取
り付けられ、前記基板28の上端部にはL字状を呈する
取付板30を固着する。一方、基板28の下端部側には
板体32を固着し、この板体32の一端部には三角形に
近似した形状の支持板34を固着し、前記板体32の他
端部には支持板34と同様な形状の図示しない支持板を
固着する。さらに、前記板体32)支持板34および図
示しない支持板には取付板36を一体的に取着する。こ
の取付板36の中央部には第2移動ユニツト24をZ方
向に移動させるための昇降用シリンダ3日の一端部が固
着されると共に、昇降用シリンダ38の他端部が前記取
付板30に固着される。なお、この昇降用シリンダ38
と前記第1移動ユニツト22は吸着機構部26を所定経
路で変位させるための移動手段に相当する。
昇降用シリンダ38から外部に延在するシリンダロッド
40は前記取付板36の下方向に指向して突出し、連結
部材42を介して移動ユニット24の取付板44に固着
される。また、取付板36の上面部における昇降用シリ
ンダ38の両側部には取付板36に穿設された図示しな
い貫通孔を介してガイド用の円筒部材45a、46bを
立設する。このように前記円筒部材46a、46bおよ
び取付板36に設けられた夫々の孔部にはガイドバー4
8a148bが摺動自在に挿通され、これらのガイドバ
ー483.48bの下端部は連結部材50a、50bを
介して前記取付板44に固着される。
一方、取付板44には支持板52(第3図参照)を介し
て鉛直方向に延在する基板54を一体的に取り付ける。
この基板54の上端部には基板54に対して垂直となる
ように支持板56を固着し、この支持板56の先端部に
は支軸58が軸支され、この支軸58に板体5Qa、6
0bを介して傾動用シリンダ62を吊設する。すなわち
、傾動手段を構成する前記傾動用シリンダ62は支軸5
8を中心にして回動可能に軸着される。さらに、前記傾
動用シリンダ62の下端部から突出するシリンダロッド
64の先端部には連結部材66を固着する。この連結部
材66には下方向に指向して突出する互いに平行な板状
部68a、68bが一体的に形成されており、前記板状
部68a、68bに支軸70を軸架すると共に、板状部
68a、68bに前記支軸70を介して回動板72を回
動自在に軸着する。また、基板54の下端部には前記回
動板72を挟むように離間する支持板74a、74bを
基板54に対して垂直となるように固着する。前記支持
板74a、74bの先端部側には支軸76を架設し、且
つ、この支軸76を介して支持板74a、74bに前記
回動板72を回動可能に軸着する。
ここで、前記支軸70と支軸76とは所定距離離間して
略平行に配置されている。従って、前記回動板72は支
軸70および連結部材66を介して連結されたシリンダ
ロッド64の変位動作により支軸76を中心軸として回
動可能である。
さらに、回動板72には基板54側に指向して突部78
が形成されており、この突部78には傾斜面80が睡け
られる。一方、基板54には支持板74a、74bの上
方側の位置にL字状を呈する取付板81を固着し、この
取付板81の基板54に対して垂直な部位にボルト状の
ストッパピン82およびロックナツト84(第3図参照
)を一体的に螺合保持させる。前記ストッパピン82の
頭部は前記回動板72に形成された傾斜面80側に指向
し、ストッパピン82の頭部と傾斜面80との離間距離
によって前記回動板72の回動域を規制するように構成
しておく。
回動板72の下端部には下方向に開口するコ字状の連結
部材86が固着され、この連結部材86には吸着機構部
26が装着される。すなわち、吸着機構部26を構成す
る押圧部材88には凹部90が画成されており、この凹
部90に前記連結部材86の下部側を嵌合させ、さらに
、第4図に示すように、ボルト92a、92bを挿通緊
締することにより押圧部材88と連結部材86とを一体
化する。押圧部材88の下端部には半円筒状のベアリン
グ16(第1図参照)の内側面部に対応して円弧状に延
在する曲面部94が形成される。前記曲面部94の中央
部からは凹部90の中央部に指向して比較的直径の大き
い孔部96と直径の小さい孔部98とを連続して穿設す
る。前記孔部96には吸着手段を構成するための可撓性
部材からなる吸着盤100が遊嵌され、この吸着盤10
0に接続された管体102が孔部98に挿通状態で固着
される。この場合、前記吸着盤100の拡開した先端部
が曲面部94よりも若干突出するように構成しておく。
さらに、前記管体102の上端部にはリング状の連結部
材104を介して管体106の一端部を接続し、この管
体106の他端部には図示しない真空吸引機構を接続す
る。
本発明に係る組付装置は基本的には以上のように構成さ
れるものであり、次にその作用並びに効果について説明
する。
先ず、ワークとしてのベアリング16をワーク嵌合部で
あるベアリング受部10(第1図参照)に組み付ける作
業に先立ち、第5図に示す治具10Bによりベアリング
16の位置決めを行う。
すなわち、治具108は基台110に載設された載置台
112を有し、この載置台112の一端側面部には半円
筒状のベアリング16を遊嵌するための凹部114が画
成されている。さらに、前記載置台112に対峙してガ
イド部材116が基台110に立設される。ガイド部材
116には前記凹部114の下端部側に指向して傾斜す
る斜面部118が設けられている。すなわち、この斜面
部118は前記凹部114と共にベアリング16を載置
固定するための空間部を画成する。
そこで、ベアリング16は二点鎖線で示すように載置台
112に載置された後、所定の機構によって矢印X、力
方向押され、重力により凹部114内に落下するに至る
。その際、ベアリング16は斜面部118に当接して滑
動し、図示するように、当該ベアリング16は斜面部1
18と凹部114によって画成された空間部に上方側に
開放された凹状態で位置決めされる。
一方、組付装置の本体部20はX、Y方向に移動する第
1移動ユニツト22によって移動し、所定位置に配置さ
れた前記ベアリング16の上方に位置決めされる。なお
、この場合、第2図に示すように、押圧部材88の曲面
部94がZ方向下方に指向して凸状態となるように設定
しておく。
次に、昇降用シリンダ38の駆動作用下にシリンダロッ
ド40をZ方向下方に突出変位させ、これによって前記
シリンダロッド40に装着された第2移動ユニツト24
をZ方向下方に変位させる。
この場合、第2移動ユニツト24を構成する取付板44
に固着されているガイドバー43a、48bが円筒部材
45a、46bおよび取付板36に設けられた孔部内を
摺動するため、第2移動ユニツト24がシリンダロッド
40を中心にして回動することはない。さらに、この時
、第2移動ユニツト24と一体的に変位する吸着機構部
26を第5図に示す治具108に載置されたベアリング
16に指向して下降させる゛。そして、吸着機構部26
の下降によって押圧部材88の曲面部94を前記ベアリ
ング16の内側面部に嵌合させる。その際イ可撓性を有
する吸着盤100(第4図参照)の先端部はベアリング
16の内側中央部に圧接する。
次に、管体106に接続された図示しない真空吸引機構
を駆動することにより吸着盤100がベアリング16に
対して吸着力を発生するように吸着盤100、管体10
2および106の内部を負圧状態にする。これによって
、ベアリング16は曲面部94に嵌合した状態で吸着盤
100に吸着される。
次いで、昇降用シリンダ3Bの駆動作用下にZ方向上方
に第2移動ユニツト24および吸着機構部26を上昇さ
せる。その際、押圧部材88の曲面部94に嵌合した状
態で吸着盤100に吸着されているベアリング16は治
具108(第5図参照)に画成された位置決め用の空間
部から上方に離脱する。
ところで、ベアリング16が嵌合されることになるコン
ロッド2 (第1図参照)は上下を逆にした状態で図示
しないシリンダブロックに内装されている。従って、コ
ンロッド2は前記シリンダブロック内の壁面部に当接し
て図示するように傾斜している。
そこで、第1移動ユニツト22をX方向あるいはY方向
へと移動することにより、ベアリング16を吸着してい
る吸着機構部26を所定位置にあるコンロッド2の上方
側に移動する。さらに、吸着機構部26は前記コンロッ
ド2の大端部12に指向して下降することになるが、そ
の下降動作に先立ち、ベアリング16を吸着機構部26
と一体的に傾斜させる。すなわち、傾動用シリンダ62
の駆動作用下にシリンダロフト64をZ方向に上昇させ
、このシリンダロッド64に連結された回動板72を支
軸76を中心にして回転させる。このように、シリンダ
ロッド64がZ方向上方に変位すると、回動板72に連
結部材86を介して一体化された押圧部材88と吸着保
持されたベアリング16は第3図に二点鎖線で示す所定
位置まで回転し、回動板72に設けられた傾斜面80が
ストッパピン82の頭部に当接してその回転動作が規制
される。この場合、予め、ロックナツト84を弛緩して
ストッパピン82を螺回操作することによりストッパピ
ン82のZ方向の位置決めを行い、押圧部材88および
ベアリング16の回転角度を第1図に示すベアリング受
部10の傾斜角度に対応させておく。
第3図に示すように傾斜した状態に設定されたベアリン
グ16は、次いで、昇降用シリンダ38の駆動に伴うシ
リンダロッド40 (第2図参照)のZ方向下方への変
位動作と第1移動ユニツト22のY、方向への変位動作
によって、第1図並びに第3図の矢印Cで示すようにベ
アリング受部10に指向して変位する。そして、当該ベ
アリング16は矢印C方向への変位によりベアリング受
部10に嵌合する。その際、第1移動ユニツト22の変
位力および昇降用シリンダ38の駆動力によって押圧部
材88の曲面部94を介してベアリング16に矢印C方
向に指向する押圧力が作用し、この結果、ベアリング1
6がベアリング受部10に圧接するように組み付けられ
る。
このように、ベアリング16がベアリング受部10に嵌
合した後、管体106(第4図参照)に接続された図示
しない真空吸引機構の吸引動作を停止することによって
吸着盤100のベアリング16に対する吸着力を減勢さ
せる。次いで、第1移動ユニツト22およびシリンダロ
ッド40の変位作用下に吸着機構部26を矢印り方向に
変位させる。この結果、ベアリング受部10に嵌合した
べアリング16から吸着機構部26が離脱してベアリン
グ16の組付作業が完了する。
なお、第1図に示すコンロ・ノド2が矢印B方向に傾斜
している場合には、ベアリング16を吸着した吸着機構
部26をシリンダロッド64の上昇作用下に前述とは逆
の方向に傾動させて所要の経路で移動させることにより
、前記と同様な組付作業を行うことが出来る。
本発明によれば以上のように、移動傾動自在な吸着機構
部を構成することにより、前記吸着機構部のベアリング
に対する吸着、搬送およびベアリング受部への嵌合の各
作業を連続的に行うことが可能である。すなわち、所定
位置に載置されたベアリングを前記吸着機構部が吸着し
て、所定距離離間した位置にあり且つ傾斜したベアリン
グ受部に前記ベアリングを搬送し、前記ベアリング受部
の傾斜角度に対応して吸着機構部に吸着されたベアリン
グを傾斜させ、さらに、このベアリングをベアリング受
部に指向して変位させ、これによって、ベアリングがベ
アリング受部に組み付けられる。
従って、ベアリングの組付作業を自動的に行うことが可
能であり、従来のように手作業によってベアリングの組
み付けを行う作業員を必要としない。その結果、製造に
要する費用の低減化を達成することが出来、結局、廉価
な製品を提供することが可能となる。また、構成が比較
的簡単であり、ベアリングを吸着する吸着機構部の傾斜
角度の設定が自在であるため、ベアリング受部の傾斜角
度を統一させるような整列装置を必要としないことから
、当該組付装置を安価に提供出来るという効果が得られ
る。
本実施例においては半円筒状のベアリングをコンロッド
に形成されたベアリング受部に嵌合させる場合の組付装
置について説明したが、吸着機構部に吸着されるワーク
は特にベアリングに限定されることはなく、半円筒形の
ように円弧状部分を有するワークを所定のワーク嵌合部
に組み付ける作業に本発明に係る組付装置を適用するこ
とが可能であることは容易に諒解されよう。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、例え
ば、ワークがある種の金属等の磁性体からなる場合には
吸着手段として電磁石等を採用することも出来る等、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに
設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図はベアリングの組付作業の説明に供するピストン
およびコンロッドの側面図、第2図は本発明に係る組付
装置の本体部を示す一部省略斜視図、 第3図は本発明に係る組付装置の本体部の一部省略側面
図、 第4図は本発明に係る組付装置における吸着機構部の縦
断面図、 第5図は本発明に係る組付装置に適用される治具の斜視
図である。 20・・・本体部     22.24・・・移動ユニ
ット26・・・吸着機構部   38・・・昇降用シリ
ンダ40・・・シリンダロッド 48a、48b・・・
ガイドバー62・・・傾動用シリンダ 64・・・シリ
ンダロッド72・・・回動板82・・・ストッパピン8
8・・・押圧部材    94・・・曲面部100・・
・吸着盤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)略半円筒状のワークをワーク嵌合部に組み付ける
    ための組付装置であって、所定の治具に載置された前記
    ワークを吸着する吸着手段と、前記ワークを吸着した吸
    着手段を前記ワーク嵌合部の傾斜角度に対応して傾動さ
    せる傾動手段と、前記吸着手段を移動し且つ前記ワーク
    嵌合部に指向して変位させることにより当該吸着手段に
    吸着された前記ワークを前記ワーク嵌合部に嵌合させる
    移動手段とを備えることを特徴とする組付装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、吸着
    手段はワークに対する吸着力を発生する吸着盤を含み、
    前記吸着盤はワークの被吸着面部の形状に対応して形成
    された押圧部材の曲面部に配設されてなる組付装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の装置に
    おいて、移動手段の動作下にワークをワーク嵌合部に組
    み付ける際、前記移動手段により前記ワークと一体的に
    変位する押圧部材に前記ワーク嵌合部に指向する押圧力
    を発生させるよう前記移動手段を構成し、前記押圧部材
    の押圧作用下に前記ワークを前記ワーク嵌合部に強制的
    に嵌合させることからなる組付装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の装置において、傾動
    手段は吸着手段と一体化され且つ回動可能に構成された
    回動板と、前記回動板の回動中心軸から離間して前記回
    動板に一端部が枢支された傾動用シリンダとを含むこと
    からなる組付装置。
JP27115385A 1985-10-04 1985-12-02 組付装置 Pending JPS62130137A (ja)

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CA000519720A CA1306345C (en) 1985-10-04 1986-10-03 Method of and apparatus for installing bearings on engine components
US06/915,275 US4872257A (en) 1985-10-04 1986-10-03 Apparatus for installing bearings on engine components
US07/372,610 US5065507A (en) 1985-10-04 1989-06-28 Method for installing bearings on engine components

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JP27115385A JPS62130137A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 組付装置

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