JPS6212992A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPS6212992A
JPS6212992A JP60150097A JP15009785A JPS6212992A JP S6212992 A JPS6212992 A JP S6212992A JP 60150097 A JP60150097 A JP 60150097A JP 15009785 A JP15009785 A JP 15009785A JP S6212992 A JPS6212992 A JP S6212992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit line
transistors
circuit
potential
sense
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60150097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0381232B2 (ja
Inventor
Masao Taguchi
眞男 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP60150097A priority Critical patent/JPS6212992A/ja
Priority to US06/879,782 priority patent/US4791616A/en
Priority to KR1019860005399A priority patent/KR900006191B1/ko
Priority to DE8686109352T priority patent/DE3675445D1/de
Priority to EP86109352A priority patent/EP0209069B1/en
Publication of JPS6212992A publication Critical patent/JPS6212992A/ja
Publication of JPH0381232B2 publication Critical patent/JPH0381232B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、DRAM (dynamic  randa
m  access  memory)を備え、且つ、
CuO2(comp lemsntarymetal 
 oxide  Sem1conductor))ラン
ジスタを用いたセンス増幅器を備えた半導体記憶装置に
於いて、書き込み時に於ける高レベルと低レベルの中間
の電位にイコライズされたビット線電位をビット線に印
加し、全セル・アレイに於ける半分のビット線対に現れ
るメモリ・セル出力をpチャネル型トランジスタからな
るダイナミック・フリップ・フロップ回路にて、そして
、残り半分のビット線対に現れるメモリ・セル出力をn
チャネル型トランジスタからなるダイナミック・フリッ
プ・フロップ回路にて略同時にセンスし、そのセンス動
作から所定時間を経過した後、全セル・アレイに於ける
半分のピッ、ト線対をnチャネル型トランジスタからな
るダイナミック・フリップ・フロップ回路にて、そして
、残り半分のビット線対をpチャネル型トランジスタか
らなるダイナミック・フリップ・フロップ回路にてリス
トアすることに依り、センス時に於けるビット線のノイ
ズを相殺してセル・プレート電位を安定化し、従って、
バンブ・ノイズの発生を抑制し、実質的にセンス感度を
向上するようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、CMOSトランジスタで構成されたセンス増
幅器で読み出しが行われるDRAMを有する半導体記憶
装置の改良に関する。
〔従来の技術〕 従来、DRAMに於ける周辺回路は、nチャネル型MO
5I−ランジスタで構成されることが多かったが、近年
、DRAMの集積度が向上するにつれてCMOSトラン
ジスタを用いる傾向にある。
その理由としては、CMO3I−ランジスタを用いるこ
とに依り、周辺回路の構成が簡単になることが挙げられ
る。
即ち、ダイナミック動作する回路をブリ・チャージする
場合、CMO3I−ランジスタを構成するpチャネル型
トランジスタに利用して行うと、充分に高速で、且つ、
電源電圧に等しい電圧までブリ・チャージすることがで
きる。
従って、従来のように、ブート・ストラップ回路などに
依り電源電圧以上に昇圧したクロック信号を用いる必要
も無くなる。
その結果、回路内部で用いられる電圧は、高々電源電圧
程度であって、回路を構成するトランジスタに異常に高
い電圧が印加されることはなくなり、従って、ホット・
エレクトロン効果に依る劣化が少なくなる。また、ブー
ト・ストラップ回路などを必要としないから、回路の構
成が簡単になる。
前記したように、種々な利点を狙ってDRAMの周辺回
路がCMOSトランジスタで構成されるようになったこ
とから、センス増幅器もCMOSトランジスタ化される
ようになった。そのようにすると、従来、複雑な回路で
あることから大きな占有面積を必要としていたアクティ
ブ・リストア回路がフリップ・フロップ型の単なるラッ
チ回路で済む為、僅か2個のトランジスタで構成するこ
とができる。
第6図はCMO3l−ランジスタで構成したセンス増幅
器の公知例を表す要部回路説明図である。
図に於いて、Ql及びQ2はセンス・ラッチ回路を構成
するトランジスタ、Q3はセンス・ラッチ回路を活性化
する為のトランジスタ、Q4及びQ5はアクティブ・リ
ストア回路を構成するpチャネル型トランジスタ、Q6
及びQlはビット線ブリ・チャージ用pチャネル型トラ
ンジスタ、MCはメモリ・セル、DCはダミー・セル、
BL及びBLはビット線、WL及びWLはワード線、V
CCは正側電源レベル、φ2はブリ・チャージ用クロッ
ク信号、φ、はりストア用クロック信号をそれぞれ示し
ている。
この回路に於ける動作の概略を説明すると次の通りであ
る。
クロック信号φ2が入力されるとトランジスタQ6及び
Qlが導通し、ビット線BL及びBLが正側電源レベル
VCCにブリ・チャージされる。
選択されたワード線WL及びWLの駆動に依ってメモリ
・セルMC及びダミー・セルDCからセル読み出し電圧
がビット線BL及び■τに与えられる。この電圧はメモ
リ・セル(或いはダミー・セル)の容量とビット線の容
量との比で決まり、通常、メモリ・セル側で200 ’
(m V ) 程度である。従って、データ“0”の読
み出しの際、ビット線BLは正側電源レベルVCCより
約200(mV〕程度降下し、そして、ダミー・セル側
では約100100(程度降下する。
トランジスタQ4及びQ5は、その闇値電圧が約−I 
 CV)程度のpチャネル型トランジスタであるから、
セル電圧がビット線BL及び1了に現れた時点では、何
れも非導通の状態にある。
クロック信号φ1.が入力されてトランジスタQ3がオ
ンとなり、トランジスタQ1及びQ2が活性化されると
、ビット線BL及び丁工上の電圧は、より低い電圧の方
のビット線に於けるそれが速く降下し、セル出力が増幅
される。即ち、図示例の場合、ビット線BL側が低電位
となり、トランジスタQ1の導通で接地電位に降下する
これと同時に、トランジスタQ4及びQ5のうち、ゲー
トが低電位にバイアスされるトランジスタQ5が導通し
、ビット線BLに於ける電位を正側電源レベルVCCま
で引き上げるリストア動作をなし、そして、トランジス
タQ4はビット線BLが正側電源レベルVCCまで上昇
するのでカット・オフされる。
このように、トランジスタQ4及びQ5はアクティブ・
リストアの為の特別なりロック信号なしにリストア動作
をすることができる。
ところで、前記第6図に関して説明したセンス増幅器で
は、ビット線BL及びBLにブリ・チャージする電圧は
VCCであることが必要であり、近年、多用される傾向
にある%Vccにすることはできない。
その理由は、nチャネル型トランジスタQl及びQ2か
らなるセンス・ランチ回路を動作させておき、ピッl−
線BL及びBLをAVCCにブリ・チャージすると、ト
ランジスタQ4及びQ5のゲートが%Vccになるので
ターン・オンし、また、nチャネル型トランジスタQ1
及びQ2からなるセンス・ランチ回路を動作させると、
瞬間的にアクティブ・リストア回路とセンス・ランチ回
路とが導通状態となり、正側電源レベルV。C供給ライ
ンから接地ラインに無駄な電流が流れてしまうからであ
る。
そのような場合に備えて、第7図に見られるようなセン
ス増幅器も提案されている。
第7図はセンス・ラッチ回路の近傍のみを表す要部回路
説明図であり、第6図に関して説明した部分と同部分は
同記号で指示しである。
この従来例では、アクティブ・リストア回路を構成する
トランジスタQ4及びQ5と正側電源レベルVCC供給
ラインとの間にpチャネル型トランジスタQ8を介挿し
、そのトランジスタQ8はゲートに遅延したクロック信
号ateが印加されることで導通するようになっている
。このクロック信号φ、の遅延は10〜20(ns)程
度である。
このようにすると、ビット線BL及びBLをAVCCに
ブリ・チャージしても前記のような不都合は発生しない
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記のように、CMOSトランジスタで構成されたセン
ス増幅器では、当初、ビット線BL及び百〒が高レベル
にブリ・チャージされていて、センス動作に依り、必ず
一方のビット線が電位降下するようになっている。
第8図は第7図について説明したセンス増幅器の動作を
表すタイミング・チャートである。
図から明らかなように、当初、ビット線BL及びBLは
%Vccである2、5 (V)にブリ・チャージされて
いる。次に、ワード線WLの電位が立ち上がるとビット
線BL及びBLにはセル電圧が現れる。次に、時刻t1
にクロック信号φ、が入力されてセンス・ラッチ回路が
動作するとビット線BLの電位を降下してくる。尚、こ
の時、ビットvABL側も若干降下する。次に、時刻t
2に遅延されたクロック信号「■が入力されてアクティ
ブ・リストア回路が動作するとビット線BLの電位は雑
音の影響で若干上昇してから降下するようになり、また
、ビット線「■の電位はそのまま上昇してVCCである
5〔v〕に達する。
さて、このようなCMOSトランジスタで構成されたセ
ンス増幅器の動作に於いて、クロック信号φ11が入力
された時刻t1から遅延クロック信号77が入力される
時刻t2までのそれには問題がある。
即ち、メモリ・セル・アレイには、ビット線、メモリ・
キャパシタに於ける共通電極としてのセル・フレート、
ワード線などが形成されていて、このうち、ビット線と
セル・プレートとは寄生容量を介して結合している。
また、従来、セル・プレートの電位は接地レベルVSS
にあるものが多く、この場合は比較的安定であったが、
近年、メモリ・キャパシタに於ける電界の絶対値を緩和
する為に%VCCにバイアスすることが行われるように
なり、その場合、電位はかなり不安定なものとなる。
従って、前記のように、時刻tl乃至t2に於いて、ビ
ット線の電位が降下した場合、ビット線と寄生容量を介
して結合しているセル・プレートの電位は局所的且つ瞬
間的に変動することとなって、第8図に破線で示しであ
るように、所謂、バンプ・ノイズとして読み出し動作に
誤りを発生させる原因となる。即ち、バンプ・ノイズが
発生すると、書き込み時と読み出し時に於けるセル・プ
レート電圧の相違に依って、その分だけ読み出し電圧が
減少し、場合によっては逆のデータとしてセンスされて
しまう。また、メモリ・セル・アレイがCMO3構造の
ウェルの中へ入れられた場合に於いて、゛前記の経過で
セル・プレート電圧が変化すると、それと強く容量結合
しているウェルの電位が過渡的に変化し、これに依って
部分的にウェル内のpn接合が順方向バイアスされる状
態が生じてラッチ・アップを起こす原因となる。
因に、前記のような場合、セル・プレートの電位が2.
5 (V)であったものが、ビット線に於ける電位の降
下の影響を受けて、2 〔■〕程度にまで低下すること
が実測されている。
本発明は、メモリ・セル・アレイのセンス時にダイナミ
ック・フリップ・フロップ回路を構成するCMO3)ラ
ンジスタに於けるpチャネル型トランジスタとnチャネ
ル型トランジスタを適宜使い別け、そして、メモリ・セ
ル・アレイを半分に分は且つ同時にセンス及びリストア
を行うことに依りノイズを相殺し、ビット線に於ける電
位変化がセル・プレートの電位に悪影響を及ぼさないよ
うにする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、CMO3I−ランジスタを用いたセンス増
幅器を備えた半導体記憶装置に於いて、書き込み時に於
ける高レベルと低レベルの中間の電位にイコライズされ
た電位をビット線に印加し、全セル・アレイに於ける半
分のビット線対に現れるメモリ・セル出力をpチャネル
型トランジ°スタからなるダイナミック・フリップ・フ
ロップ回路にて、そして、残り半分のビット線対に現れ
るメモリ・セル出力をnチャネル型トランジスタからな
るダイナミック・フリップ・フロップ回路にて略同時に
センスし、そのセンス動作の後で全セル・アレイに於け
る半分のビット線対をnチャネル型トランジスタからな
るダイナミック・フリップ・フロップ回路にて、そして
、残り半分のビット線対をpチャネル型トランジスタか
らなるダイナミック・フリップ・フロップ回路にてリス
トアするようにしている。
〔作用〕
前記手段に依ると、センス時に於けるビット線のノイズ
を相殺してセル・プレート電位を安定化することができ
、従って、バンプ・ノイズの発生を抑制することが可能
となり、実質的にセンス感度が向上する。
〔実施例〕
第1図は本発明一実施例の要部回路説明図を表している
図に於いて、Qll乃至Q18はセンス増幅器を構成す
るトランジスタ、Q19はセンス・ランチ回路を活性化
する為のトランジスタ、Q20及びQ21は正側電源電
圧供給用トランジスタ、Q22はアクティブ・リストア
回路を活性化する為のトランジスタ、Q23及びQ24
はビット線短絡用トランジスタ、MCI及びMC2はメ
モリ・セル、BLI及びBLIは一対のビット線、BL
2及び「τ]°は一対のビット線、WLはワード線、φ
LE及びTπはリストア用りロフク信号、φ3及びφ、
はセンス増幅器駆動用クロック信号、VCCは正側電源
レベル、φo0はイコライズ用クロック信号をそれぞれ
示している。
図から明らかなように、センス増幅器はnチャネル型ト
ランジスタQll及びQ12とpチャネル型トランジス
タQ13及びQ14のCMOSトランジスタで構成され
たものとnチャネル型トランジスタQ15及びQ16と
pチャネル型トランジスタQ17及び018で構成され
たものの二組が示され、また、ビット線もBLI及びB
LIのペアとBL2及びBL2のペアの二組が示されて
いる。
センス増幅器は両方のビット線ペアに対してマスク・パ
ターン的には同じものを用いているが、両方のセンス増
幅器の駆動波形のタイミングを変えである為、一方のセ
ンス増幅器に於けるnチャネル型トランジスタQll及
びQ12がセンス・ラッチ回路として動作し、pチャネ
ル型トランジスタQ13及びQ14がアクティブ・リス
トア回路として動作するのに対し、他方のセンス増幅器
に於いては、pチャネル型トランジスタQ17及びQ1
8がセンス・ラッチ回路として動作し、nチャネル型ト
ランジスタQ15及びQ16はアクティブ・リストア回
路として動作するものである。
本発明に於けるセンス増幅器では、センス・ラッチ回路
とアクティブ・リストア回路とを同時に駆動することは
できない。その理由は、第1図に見られる実施例のよう
に、ビット線BLI、BL1、BL2.BL2を’A 
V CGにブリ・チャージする場合、この状態でnチャ
ネル型トランジスタとnチャネル型トランジスタの両方
を駆動すると、両トランジスタとも導通する為、電源か
ら接地に突き抜は電流が流れ、無駄な消費電力となるか
らである。従って、本発明では、第2図に見られる一方
のセンス増幅器では、nチャネル型トランジスタ側を先
に駆動してビット線の微小電位差を増幅すると共に他方
のセンス増幅器ではnチャネル型トランジスタ側を先に
駆動して増幅を行うようにする。
第2図は第1図に見られる実施例を駆動する電圧の波形
を表すタイミング・チャートであり、第1図に於いて用
いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持
つものとし、縦軸には電圧■を、横軸には時間tをそれ
ぞれ採っである。
図に於いて、tl及びt2は時刻、RASはロウ・アド
レス・ストローブ(row  address  5t
robe)信号をそれぞれ示している。
第1図に見られる半導体記憶装置の動作を第2図を参照
しつつ説明する。
先ず、ビット線BLI、BLI’、BL2.BL2は読
み出し後に於けるそれぞれの高低両レベルの電位を有し
ている状態にある。
ロウ・アドレス・ストローブ信号RASの立ち上がりで
メモリ・セル・アレイはリセット状態になる。
イコライズ用クロック信号φ、。が入力されると全ビッ
ト線は!/1Vccにリセットされ、次の読み出し待機
状態になる。
前記のようにロウ・アドレス・ストローブ信号RASの
活性化に引き続き、読み出したい番地のワード線WLが
駆動されるとビット線にメモリ・セル出力が現れ、ビン
1%対に微小電位差が現れる。
時刻t1ではセンス増幅器が駆動される。即ち、このと
き、クロック信号φ、及びφ、がそれぞれ立ち上がり或
いは立ち下がる。クロック信号φSはトランジスタQ1
9をオンとし、nチャネル型トランジスタQll及びQ
12からなるセンス・ラッチ回路を活性化させ、ビット
線BLI及びBLlに於ける電位を増幅する。この場合
、動作の初期に於いては、ピント線BLI及びBLIの
両方に於ける電位が降下する期間が存在し、やがてそれ
等の間の電位差は広がるようになる。従って、この期間
に於いては、ビット線BLI及びBLIともセル・プレ
ート及び基板に対して負に向かう容量結合雑音を与える
。また、クロック信号φ。
の降下に依ってトランジスタQ21がオンとなり、pチ
ャネル型トランジスタQ17及びQ18からなるセンス
・ラッチ回路が活性化され、ビット綿BL2及びBL2
に於ける電位差は増幅され、そのセンス動作の初期には
セル・プレート及び基板に対して正に向かう容量結合雑
音を与える。
前記のような動作をするので、トランジスタQ11、Q
12及びトランジスタQ17、Q18の特性を相補的に
揃えておけば、ビット線BLI及びBLIがセル・プレ
ートや基板に与える雑音をピッ1BL2及びBL2がそ
れ等に与える雑音で相殺することができる。
時刻t2ではクロック信号φ、及びT■が立ち下がり或
いは立ち上がり、リストア動作が行われ、それぞれビッ
ト線の電位を高低のレベルに確定させるが、この場合に
も、正方向にリストアするビット線群と負方向にリスト
アされるビット線群に依って雑音が相殺されることにな
る。
第3図は本発明を実施したセンス増幅器のレイアウトを
表す要部説明図であり、第1図及び第2図に於いて用い
た記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つ
ものとする。
図に於いて、n′はnチャネル型トランジスタからなる
ランチ回路、p′はnチャネル型トランジスタからなる
ラッチ回路、MCAはメモリ・セル・アレイ、BLCは
共通ビット線、BLPはビット線対、CDはコラム・デ
コーダ、NWはn型ウェルをそれぞれ示している。
CMO3トランジスタの場合、ウェルを用いて一方の導
電型のトランジスタと他方の導電型のトランジスタとを
分離しなければならず、その際、レイアウトの無駄を少
なくする為、nチャネル型トランジスタはそれのみを、
また、nチャネル型トランジスタはそれのみをそれぞれ
纏めて配置した方が、ウェルの端部のアイソレーション
に用いる無駄な領域の発生が少ない。
図示例の場合、折り返し型ビット線の一端にnチャネル
型トランジスタからなるランチ回路を、他端にnチャネ
ル型トランジスタからなるランチ回路をそれぞれ配置し
である。
また、ビット線は容量比を改善する為に4分割されてい
る。そして、4分割されたメモリ・セル・アレイMCA
の各ブロック毎に1本のワード線が選択される。その後
、各ブロック内でnチャネル型トランジスタのランチ回
路及びnチャネル型トランジスタのランチ回路を第2図
の如き活性化クロック信号φ5.φ5.φ、、φLえに
依り一斉に活性化させ・ピッHM対間電位差を増幅する
増幅後に選択ブロックのビット線対データのみ転送ゲー
ト(図示せず)を介してコラムI10ゲート側へ転送す
る。これ以降のコラム選択系の構成は周知のものである
第3図の例ではコラム・ゲート対は2コラムに対して一
つ設けられていて、従って、コラム・アドレス信号1ビ
ツトをブリ・デコードしてなるコラム選択信号で2コラ
ムの一方をコラムI10ゲートに接続するコラム選択ス
イッチ(図示せず)が介在している。コラム・ゲートは
コラム・デコーダCDに依り制御され、かくして選択セ
ル情報がデータ・バス上へ転送される。
第3図の例では、4分割ブロックが並列にセンス増幅動
作するので、これに依りリフレッシュを行えばリフレッ
シュ・サイクルを1/4に減少させることが可能である
。然しなから、その反面、4分割ブロックでのセンス増
幅に依るビット線充放電を一斉に行うことに依る消費電
力増大の欠点がある。この消費電力増大の欠点を解消し
、且つ、主目的であるビット線容量比の改善効果を達成
できるレイアウトの例を次に説明する。
第4図は第3図とは異なるセンス増幅器のレイアウトを
表す要部説明図であり、第3図に於いて用いた記号と同
記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする
図に於いて、φ、I乃至φ、4はセンス増幅器駆動用ク
ロック信号、φ31乃至φ8.はφ、1乃至φs4の相
補クロック信号、φLE+乃至φLE4はリストア用ク
ロック信号、φLEI乃至φLE4はφLEI乃至φL
E4の相補クロック信号を示している。尚、センス増幅
器駆動用クロック信号は、各ブロックへワード・アドレ
スに応じて選択的に与えられ、また、リストア用クロッ
ク信号は各プロソクヘワー       ン7ド・アド
レスに応じて選択的に与えられ、更にまた、本実施例で
は、一時にワードvA1本のみが駆動される。
さて、ビット線が分割されていると、その各分割ビット
線のうち、駆動されるワード線の属する区間のメモリ・
セル・アレイに於けるビット線対のみが共通ビット線に
接続されるようにブロック選択手段を設ければ、センス
増幅器全部を動作させることなく、駆動されるワード線
が属するブロックのセンス増幅器のみ駆動すれば足りる
ので低消費電力化することができる。また、コラムI1
0ゲート及びコラム・デコーダを分割メモリ・セル・ア
レイの一端に配置することができるから、各分割メモリ
・セル・アレイ毎にコラム・デコーダを配置するような
ことは不要になり、占有面積の節減を図ることができる
第3図及び第4図の何れの実施例の場合も、ビット線対
は各−組おきにnチャネル型トランジスタ、nチャネル
型トランジスタのそれぞれのランチ回路を先行して駆動
するので、電位が上昇するビット線と降下するビット線
で雑音を相殺することができる。
この雑音相殺効果をより完全にするには、各ランチ回路
でのnチャネル型トランジスタとnチャネル型トランジ
スタの伝達コンダクタンスg、を等しくして、ビット線
での電位変化速度を上昇側と下降側とで等しくすると良
い。その為には、各ラッチ回路でのnチャネル型トラン
ジスタのゲート中dをnチャネル型トランジスタのそれ
より大とし、キャリヤ移動度の相違に依る特性の相違を
補償する必要がある。このように両トランジスタのゲー
ト幅を相違させて伝達コンダクタンスgカを揃えたセン
ス増幅器のレイアウト・パターンの例を次に説明する。
第5図は本発明一実施例に於けるセンス増幅器近傍の具
体的レイアウト・パターンを例示する要部平面説明図を
表し、第1図乃至第4図に於いて用いた記号と同記号は
同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。尚、
このレイアウト・パターンは、第1図のようにセンス増
幅器をビット線対の一端に配置したレイアウトに対応す
る。
図に於いて、lは活性領域(破線でハツチングした部分
)、2は例えばTiSi2からなるゲート電極(実線で
ハツチングした部分)、3はコンタクト・ホール、4及
び5はAAからなるビット線対、6はセンス・ラッチ回
路に於けるAβからなるコモン・ソース配線、7はAβ
配線をそれぞれ示している。尚、図示のビ・ソト線対4
及び5は折り返し型であることは云うまでもない。
第5図のレイアウト・パターンではpチャネル型トラン
ジスタQ13.Q14.Q17.Q18のゲート幅がn
チャネル型トランジスタQ11゜Q12.Q15.Q1
6のゲート幅よりも大とされて、各トランジスタの伝達
コンダクタンスg1が同等とされている。従って、セン
ス増幅動作に於ける先行増幅段階及びリスト段階の何れ
に於いても、nチャネル型トランジスタに依るラッチ回
路とnチャネル型トランジスタに依るラッチ回路とが対
称的な電位変化を呈して動作するので、略完全な雑音相
殺効果が得られる。第5図のようなゲート幅を変化させ
たレイアウト・パターンでは、ビット線配列方向には寸
法変化の必要がなく配列ピッチ整合上の問題はない。
更に、ビット線の電圧変化速度は各ラッチ回路でのトラ
ンジスタの利得だけでなく、ラッチ回路活性化用のトラ
ンジスタQ19〜Q22の利得も関係するので、それ等
の伝達コンダクタンスg。
も等しくなるようにpチャネル型トランジスタQ20及
びQ21のゲート幅をnチャネル型トランジスタQ22
及びQ19のそれより大としておくことが望ましい。
〔発明の効果〕
本発明の半導体記憶装置では、書き込み時に於ける高レ
ベルと低レベルの中間の電位にイコライズされたビット
線電位が印加されるビット線と、全セル・アレイに於け
る半分のビット線対に現れるメモリ・セル出力をセンス
するnチャネル型トランジスタからなるダイナミック・
フリップ・フロップ回路及び残り半分のビット線対に現
れるメモリ・セル出力を前記センスと略同時にセンスす
るnチャネル型トランジスタからなるダイナミック・フ
リップ・フロップ回路と、前記センス動作後に全セル・
アレイに於ける半分のビット線対をリストアするnチャ
ネル型トランジスタからなるダイナミック・フリップ・
フロップ回路及び残り半分のビット線対をリストアする
nチャネル型トランジスタからなるダイナミック・フリ
ップ・フロップ回路とを備える構成を採っている。
このようにすることに依り、センス時のビット線ノイズ
が相殺されてセル・プレート電位が安定になり、バンプ
・ノイズが現れないので、従来の半導体記憶装置に於け
るようなデータ“1”に関するメモリ・セル出力が低下
するなどの欠点は解消され、実質的なセンス感度が向上
する。また、CMO3)ランジスタを用いている為、メ
モリ・セル・アレイをウェル中に形成したような場合、
通常、ウェルの電位を安定化させるのは容易でないが、
本発明では、セル・プレート及び基板(ウェル)の電位
に雑音の影響がないことに依り、ウェル電位安定化の為
の配線を大幅に低減することができるから、集積度向上
の面からも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の要部回路説明図、第2図は第
1図に見られる回路を駆動する電圧の波形を示すタイミ
ング・チャート、第3図は本発明一実施例のレイアウト
を示す要部説明図、第4゛図は本発明に於ける他の実施
例のレイアウトを示す要部説明図、第5図は本発明一実
施例に於けるセンス増幅器近傍の具体的レイアウト・パ
ターンを例示する要部平面説明図、第6図は従来例の要
部回路説明図、第7図は改良された従来例の要部回路説
明図、第8図は第7図に見られる回路を駆動する電圧の
波形を示すタイミング・チャートをそれぞれ表している
。 図に於いて、Qll乃至Q18はセンス増幅器を構成す
るトランジスタ、Q19はセンス・ラッチ回路を活性化
する為のトランジスタ、Q20及びQ21は正側電源電
圧供給用トランジスタ、Q22はアクティブ・リストア
回路を活性化する為のトランジスタ、Q23及びQ24
はセンス直前までビット線を短絡しておく為のピッl−
1短絡用トランジスタ、MCI及びMC2はメモリ・セ
ル、BLI及びBLIは一対のビット線、BL2及びB
L2は一対のビット線、WLはワード線、φLE及びφ
LEはリストア用クロック信号、φ、及びj−はセンス
増幅器駆動用クロック信号、VCCは正側電源レベル、
φt、はイコライズ用クロック信号をそれぞれ示してい
る。 特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  相 谷 昭 司 代理人弁理士  渡 邊 弘 − 第2図 イ 一 イ。 、s     ′″ 第7図 (八)王璽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)書き込み時に於ける高レベルと低レベルの中間の
    電位にイコライズされたビット線電位が印加されるビッ
    ト線と、 全セル・アレイに於ける半分のビット線対に現れるメモ
    リ・セル出力をセンスするpチャネル型トランジスタか
    らなるダイナミック・フリップ・フロップ回路及び残り
    半分のビット線対に現れるメモリ・セル出力を前記セン
    スと略同時にセンスするnチャネル型トランジスタから
    なるダイナミック・フリップ・フロップ回路と、前記セ
    ンス動作後に全セル・アレイに於ける半分のビット線対
    をリストアするnチャネル型トランジスタからなるダイ
    ナミック・フリップ・フロップ回路及び残り半分のビッ
    ト線対を同じくリストアするpチャネル型トランジスタ
    からなるダイナミック・フリップ・フロップ回路を備え
    てなることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. (2)前記センスを行うダイナミック・フリップ・フロ
    ップ回路に於けるpチャネル型トランジスタのゲート幅
    が同じくnチャネル型トランジスタのそれに比較して大
    きく形成されてなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の半導体記憶装置。
JP60150097A 1985-07-10 1985-07-10 半導体記憶装置 Granted JPS6212992A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60150097A JPS6212992A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 半導体記憶装置
US06/879,782 US4791616A (en) 1985-07-10 1986-06-27 Semiconductor memory device
KR1019860005399A KR900006191B1 (ko) 1985-07-10 1986-07-03 반도체 기억장치
DE8686109352T DE3675445D1 (de) 1985-07-10 1986-07-09 Halbleiterspeicheranordnung.
EP86109352A EP0209069B1 (en) 1985-07-10 1986-07-09 Semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60150097A JPS6212992A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6212992A true JPS6212992A (ja) 1987-01-21
JPH0381232B2 JPH0381232B2 (ja) 1991-12-27

Family

ID=15489445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60150097A Granted JPS6212992A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6212992A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997032311A1 (fr) * 1996-02-28 1997-09-04 Hitachi, Ltd. Memoire ferroelectrique
US6330178B1 (en) 1996-02-28 2001-12-11 Hitachi, Ltd. Ferroelectric memory device
US6545902B2 (en) 1998-08-28 2003-04-08 Hitachi, Ltd. Ferroelectric memory device
JP2009053265A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sanyo Electric Co Ltd 冷却ファン取付構造及びそれを用いた投写型映像表示装置並びに電子機器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997032311A1 (fr) * 1996-02-28 1997-09-04 Hitachi, Ltd. Memoire ferroelectrique
US6097623A (en) * 1996-02-28 2000-08-01 Hitachi, Ltd. Ferroelectric memory device having two columns of memory cells precharged to separate voltages
US6330178B1 (en) 1996-02-28 2001-12-11 Hitachi, Ltd. Ferroelectric memory device
US6545902B2 (en) 1998-08-28 2003-04-08 Hitachi, Ltd. Ferroelectric memory device
JP2009053265A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sanyo Electric Co Ltd 冷却ファン取付構造及びそれを用いた投写型映像表示装置並びに電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0381232B2 (ja) 1991-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4367540A (en) Dynamic memory with an interchangeable pair of data lines and sense amplifiers
US4791616A (en) Semiconductor memory device
EP0124868B1 (en) Semiconductor memory
JPH087997B2 (ja) ランダムアクセスメモリ装置
US6049493A (en) Semiconductor memory device having a precharge device
KR940004515B1 (ko) 다이나믹형 반도체 메모리장치
JPS5931155B2 (ja) 感知増幅回路
JPH08212780A (ja) ダイナミックランダムアクセスメモリ装置
EP0464548B1 (en) Semiconductor memory device
US6292417B1 (en) Memory device with reduced bit line pre-charge voltage
JPH0462437B2 (ja)
US5841730A (en) Semiconductor memory device having synchronous write driver circuit
JPH06101229B2 (ja) ダイナミツク・ランダム・アクセス・メモリ
JP2002198499A (ja) 半導体記憶装置
JP2937719B2 (ja) 半導体記憶装置
JPS6212992A (ja) 半導体記憶装置
JP3904359B2 (ja) 半導体mos/バイポーラ複合トランジスタを利用した半導体メモリ素子
US6188601B1 (en) Ferroelectric memory device having single bit line coupled to at least one memory cell
JPH04319596A (ja) ダイナミックramの読み出し回路
US11830569B2 (en) Readout circuit, memory, and method of reading out data of memory
JPS63308790A (ja) 半導体記憶装置
JPH10106266A (ja) 半導体記憶装置
JPH054753B2 (ja)
JPH076585A (ja) データ読出し用半導体集積回路
KR100436065B1 (ko) 반도체 메모리 장치