JPS62129901A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPS62129901A JPS62129901A JP25192585A JP25192585A JPS62129901A JP S62129901 A JPS62129901 A JP S62129901A JP 25192585 A JP25192585 A JP 25192585A JP 25192585 A JP25192585 A JP 25192585A JP S62129901 A JPS62129901 A JP S62129901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- recording
- heads
- magnetic recording
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/1278—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、磁気記録再生装置、詳しくは、外部磁界によ
って記録・再生出力レベルが影響されないようにした垂
直磁気ヘッドを備えた磁気記録再生装置に関する。
って記録・再生出力レベルが影響されないようにした垂
直磁気ヘッドを備えた磁気記録再生装置に関する。
[従来の技術]
近年、磁気記録の分野においては高密度記録を実現させ
るべく、磁気テープおよび磁気ヘッドに関する改良が進
められている。この結果、VH3方式或いはβ方式で代
表される現行のVTR(ビデオテープレコーダ)方式の
磁気記録再生装置においても6〜8時間時間長時間記録
が可能となった。
るべく、磁気テープおよび磁気ヘッドに関する改良が進
められている。この結果、VH3方式或いはβ方式で代
表される現行のVTR(ビデオテープレコーダ)方式の
磁気記録再生装置においても6〜8時間時間長時間記録
が可能となった。
このような背景の中で、記録密度のなお一層の向上を図
るべく、いわゆる垂直磁気記録方式が提案されている。
るべく、いわゆる垂直磁気記録方式が提案されている。
この垂直磁気記録方式とは、従来の面内磁化膜、即ち、
磁気記録媒体の面内方向(長手方向)に磁化容易軸を有
する膜を持つ磁気記録媒体に代えて、垂直磁化膜、即ち
磁気記録媒体の厚み方向に磁化容易軸を有する膜を持っ
た磁気記録媒体を1記録媒体として用いた記i、]1方
式である。
磁気記録媒体の面内方向(長手方向)に磁化容易軸を有
する膜を持つ磁気記録媒体に代えて、垂直磁化膜、即ち
磁気記録媒体の厚み方向に磁化容易軸を有する膜を持っ
た磁気記録媒体を1記録媒体として用いた記i、]1方
式である。
」二記垂直磁気記録を行なうには、大きな垂直磁気異方
性を有する磁気記録媒体と、鋭(て強い垂直成分磁界を
発生する磁気記録ヘッドが必要とされている。そして、
垂直磁気記録を行なう方式としては、補助磁極励磁型垂
直磁気ヘッド方式と主磁極励磁型垂直磁気ヘッド方式と
が知られているが、例えば、補助磁極励磁型垂直磁気ヘ
ッド方式においては、第6図に示すように、Co−Zr
−Nb等の高透磁率磁性薄膜からなる主磁極1と、フェ
ライト等からなる高透磁率磁性体ブロック2aに情報信
号電流送受用の巻線2bが巻回されている補助磁極2と
が所定の空隙3を有して対向配置されるようになってい
る。そして、磁気記録および再生を行なう際には上記空
隙3に磁気記録媒体4を走行させ、この媒体4の磁化膜
を上記主磁極膜1に摺接す名ようになっている。上記磁
気記録媒体4は、高分子フィルム等からなる可撓性のあ
るベース4a上に、Fe−Niパーマロイ等からなる高
透磁率磁性層4bを形成し、さらにその上に媒体面に対
して垂直方向の磁化容易軸を有する垂直磁気記録層4C
を形成して構成されている。
性を有する磁気記録媒体と、鋭(て強い垂直成分磁界を
発生する磁気記録ヘッドが必要とされている。そして、
垂直磁気記録を行なう方式としては、補助磁極励磁型垂
直磁気ヘッド方式と主磁極励磁型垂直磁気ヘッド方式と
が知られているが、例えば、補助磁極励磁型垂直磁気ヘ
ッド方式においては、第6図に示すように、Co−Zr
−Nb等の高透磁率磁性薄膜からなる主磁極1と、フェ
ライト等からなる高透磁率磁性体ブロック2aに情報信
号電流送受用の巻線2bが巻回されている補助磁極2と
が所定の空隙3を有して対向配置されるようになってい
る。そして、磁気記録および再生を行なう際には上記空
隙3に磁気記録媒体4を走行させ、この媒体4の磁化膜
を上記主磁極膜1に摺接す名ようになっている。上記磁
気記録媒体4は、高分子フィルム等からなる可撓性のあ
るベース4a上に、Fe−Niパーマロイ等からなる高
透磁率磁性層4bを形成し、さらにその上に媒体面に対
して垂直方向の磁化容易軸を有する垂直磁気記録層4C
を形成して構成されている。
このように構成されている補助磁極励磁型垂直磁気ヘッ
ドの動作は、図示しない信号発生部がら送出された情報
信号が巻線2bに印加されると、補助磁極2に磁界が発
生し、この磁界は主磁極1に作用し、この主磁極1の先
端部に鋭い磁界を発生する。そして、この鋭い磁界によ
り磁気記録媒体4に上記情報信号が磁気変換されて記録
される。
ドの動作は、図示しない信号発生部がら送出された情報
信号が巻線2bに印加されると、補助磁極2に磁界が発
生し、この磁界は主磁極1に作用し、この主磁極1の先
端部に鋭い磁界を発生する。そして、この鋭い磁界によ
り磁気記録媒体4に上記情報信号が磁気変換されて記録
される。
また、上記補助磁極励磁型垂直磁気ヘッド方式において
は、磁束の流れが開磁路構成になっているために、上述
の鋭い磁界は、例えば、主磁極1−磁気記録媒体4→補
助磁忰2という磁路で流れた後、空間を通過して主磁極
1へ還流する。
は、磁束の流れが開磁路構成になっているために、上述
の鋭い磁界は、例えば、主磁極1−磁気記録媒体4→補
助磁忰2という磁路で流れた後、空間を通過して主磁極
1へ還流する。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、上記のような開磁路構成においては、上記磁
気記録媒体4を駆動するためのモーター、あるいは地磁
気(日本では0.3〜0.4エルステツドといわれる)
等による外部磁界の影響を受けやすい。即ち、この外部
磁界が、第6図に示した太い矢印Yのように上記磁気記
録媒体4に垂直に印加されたとすると、上記主磁極1.
磁気記録媒体4、補助磁極2を通る磁界は、細線の矢印
で示したようになる。そのため、−通りの情報信号の磁
気記録が終了し、この磁気記録を再生している時に上述
のような強い外部磁界が印加されると、この外部磁界の
大きさによっては再生信号の再生出力レベルが減少させ
られてしまうことがある。
気記録媒体4を駆動するためのモーター、あるいは地磁
気(日本では0.3〜0.4エルステツドといわれる)
等による外部磁界の影響を受けやすい。即ち、この外部
磁界が、第6図に示した太い矢印Yのように上記磁気記
録媒体4に垂直に印加されたとすると、上記主磁極1.
磁気記録媒体4、補助磁極2を通る磁界は、細線の矢印
で示したようになる。そのため、−通りの情報信号の磁
気記録が終了し、この磁気記録を再生している時に上述
のような強い外部磁界が印加されると、この外部磁界の
大きさによっては再生信号の再生出力レベルが減少させ
られてしまうことがある。
外部磁界の影響は上述のような記録・再生出力の低下の
みならず、記録レベルの低下、或いは記録・再生動作が
なされない状態で磁気ヘッドが既に記録済の媒体に近接
又は摺接した場合における媒体の残留磁化に対する低減
作用となって現われる。
みならず、記録レベルの低下、或いは記録・再生動作が
なされない状態で磁気ヘッドが既に記録済の媒体に近接
又は摺接した場合における媒体の残留磁化に対する低減
作用となって現われる。
このように外部磁界の影響による記録・再生レベルの低
下、並びに磁気ヘッドが既に記録済の媒体に近接もしく
は摺接した場合における同媒体の記録レベルの低下は、
上記の補助磁極励磁型垂直磁気ヘッド方式だけに見られ
るわけではなく、前記主磁極励磁型垂直磁気ヘッド方式
においても見られる。
下、並びに磁気ヘッドが既に記録済の媒体に近接もしく
は摺接した場合における同媒体の記録レベルの低下は、
上記の補助磁極励磁型垂直磁気ヘッド方式だけに見られ
るわけではなく、前記主磁極励磁型垂直磁気ヘッド方式
においても見られる。
一方、このような垂直磁気記録方式を適用した回転ヘッ
ド型VTR等の磁気記録再生装置において、回転シリン
ダに主磁極を設けるとともに、この主磁極と磁気記録媒
体を挟んで対向するように補助磁極を設け、この補助磁
極を固定シリンダに連結させることにより磁気閉回路を
形成するようにしたものが提案されている(特開昭58
−70414号公報参照)。しかし、この磁気記録再生
装置は補助磁極励磁型垂直磁気ヘッドの補助磁極に巻回
した巻線に記録・再生用磁界の磁束が効率よく鎖交する
ようにしたものであって、上述したような外部磁界の影
響による記録・再生レベルの低下等の問題については未
解決のままとなっている。
ド型VTR等の磁気記録再生装置において、回転シリン
ダに主磁極を設けるとともに、この主磁極と磁気記録媒
体を挟んで対向するように補助磁極を設け、この補助磁
極を固定シリンダに連結させることにより磁気閉回路を
形成するようにしたものが提案されている(特開昭58
−70414号公報参照)。しかし、この磁気記録再生
装置は補助磁極励磁型垂直磁気ヘッドの補助磁極に巻回
した巻線に記録・再生用磁界の磁束が効率よく鎖交する
ようにしたものであって、上述したような外部磁界の影
響による記録・再生レベルの低下等の問題については未
解決のままとなっている。
また、一般に、電磁誘導障害の防止のためにシールドを
設ける技術(例えば、成木 充著、「電子回路ノイズ&
トラブル対策JCQ出版社刊にも記載されている)、或
いは静電ノイズを防止するためにシールドを設ける技術
(特開昭59−186112号公報参照)等は既に周知
であるが、これらはいずれも上述のような垂直磁気記録
に固有の問題を解決する技術としては未だ確立されてい
ない。
設ける技術(例えば、成木 充著、「電子回路ノイズ&
トラブル対策JCQ出版社刊にも記載されている)、或
いは静電ノイズを防止するためにシールドを設ける技術
(特開昭59−186112号公報参照)等は既に周知
であるが、これらはいずれも上述のような垂直磁気記録
に固有の問題を解決する技術としては未だ確立されてい
ない。
本発明は、上述した問題点に4”j目してなされたもの
であって、垂直磁気ヘッドの部分に外部磁界が印加され
ても記録・再生出力レベル並びに磁気ヘッドが低記録の
媒体に近接もしくは摺接した場合における同媒体の記録
レベルが影響を受けないようにした磁気記録再生装置を
提供することを目的とする。
であって、垂直磁気ヘッドの部分に外部磁界が印加され
ても記録・再生出力レベル並びに磁気ヘッドが低記録の
媒体に近接もしくは摺接した場合における同媒体の記録
レベルが影響を受けないようにした磁気記録再生装置を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用]本発明の磁
気記録再生装置は、低位自在なヘッド支持体上に磁気記
録媒体に対して摺接自在に設けられた垂直磁気ヘッドの
所定部を囲んで高透磁率磁性材ブロックを配設するとと
もに、垂直磁気ヘッドの先端部の移動軌跡に臨んでこの
先端部に近接対向して高透磁率磁性層からなる壁状体を
配設してなり、記録・再生時に、高透磁率磁性材ブロッ
クおよび壁状体により外部磁界に対する磁気シールド作
用をなす。
気記録再生装置は、低位自在なヘッド支持体上に磁気記
録媒体に対して摺接自在に設けられた垂直磁気ヘッドの
所定部を囲んで高透磁率磁性材ブロックを配設するとと
もに、垂直磁気ヘッドの先端部の移動軌跡に臨んでこの
先端部に近接対向して高透磁率磁性層からなる壁状体を
配設してなり、記録・再生時に、高透磁率磁性材ブロッ
クおよび壁状体により外部磁界に対する磁気シールド作
用をなす。
[実 施 例]
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示す磁気記
録再生装置である。この磁気記録再生装置はヘリカルス
キャニング方式のVTR装置であって、第1.2図にお
いて、磁気記録媒体4は、従来のVTR装置におけると
同様に、固定シリンダ11および回転シリンダ12の外
周面に入口側ガイドポスト13.出口側ガイドポスト1
4等により案内されてヘリカル状に巻回されている。な
お、磁気記録媒体4は第6図において述べられたように
、高分子フィルム等からなる可撓性のあるベース4a上
に、Fe−Niパーマロイ等からなる高透磁率磁性層4
bを形成し、さらにその」二に媒体面に垂直な方向に磁
化容易軸を有する垂直磁気記録層4cを形成して構成さ
れている。そして、さらに、この磁気記録媒体4はキャ
プスタン15とピンチローラ16とによって挟まれてキ
ャプスタン15の回転により矢印Xで示す方向に走行駆
動されるようになっている。また、キャプスタン15を
回転するためのキャプスタンモータ17および回転シリ
ンダ12を駆動するためのモータ18が設けられている
。上記出口側ガイドポスト14からキャプスタン15に
至るテープ走行路中に磁気記録媒体4の下端のコントロ
ールトラックに対してトラッキング等の信号を記録・再
生するためのコントロールヘッド19が設けられている
。
録再生装置である。この磁気記録再生装置はヘリカルス
キャニング方式のVTR装置であって、第1.2図にお
いて、磁気記録媒体4は、従来のVTR装置におけると
同様に、固定シリンダ11および回転シリンダ12の外
周面に入口側ガイドポスト13.出口側ガイドポスト1
4等により案内されてヘリカル状に巻回されている。な
お、磁気記録媒体4は第6図において述べられたように
、高分子フィルム等からなる可撓性のあるベース4a上
に、Fe−Niパーマロイ等からなる高透磁率磁性層4
bを形成し、さらにその」二に媒体面に垂直な方向に磁
化容易軸を有する垂直磁気記録層4cを形成して構成さ
れている。そして、さらに、この磁気記録媒体4はキャ
プスタン15とピンチローラ16とによって挟まれてキ
ャプスタン15の回転により矢印Xで示す方向に走行駆
動されるようになっている。また、キャプスタン15を
回転するためのキャプスタンモータ17および回転シリ
ンダ12を駆動するためのモータ18が設けられている
。上記出口側ガイドポスト14からキャプスタン15に
至るテープ走行路中に磁気記録媒体4の下端のコントロ
ールトラックに対してトラッキング等の信号を記録・再
生するためのコントロールヘッド19が設けられている
。
上記回転シリンダ12の底面寄りの位置には記録・再生
兼用の垂直磁気ヘッド2OAがおよび20Bが設けられ
ている(第2図においては垂直磁気ヘッド20Aは回転
シリンダ12に隠れているため図示されない)。この2
つの垂直磁気ヘッド2OAと20Bは回転シリンダ12
の回転中心に関して対称な位置、即ち、回転シリンダ1
2の周面−ヒ180°離間した位置にあって、これら垂
直磁気ヘッド2OA、20Bの先端部が回転シリンダ1
2の周面より露出している。そして、この回転シリンダ
12の周面より露出した先端部を除き、垂直磁気ヘッド
2OA、20Bはそれぞれ高透磁率磁性材ブロックから
なる磁気シールドブロック3OA、30Bによって囲ま
れている。
兼用の垂直磁気ヘッド2OAがおよび20Bが設けられ
ている(第2図においては垂直磁気ヘッド20Aは回転
シリンダ12に隠れているため図示されない)。この2
つの垂直磁気ヘッド2OAと20Bは回転シリンダ12
の回転中心に関して対称な位置、即ち、回転シリンダ1
2の周面−ヒ180°離間した位置にあって、これら垂
直磁気ヘッド2OA、20Bの先端部が回転シリンダ1
2の周面より露出している。そして、この回転シリンダ
12の周面より露出した先端部を除き、垂直磁気ヘッド
2OA、20Bはそれぞれ高透磁率磁性材ブロックから
なる磁気シールドブロック3OA、30Bによって囲ま
れている。
上記垂直磁気ヘッド2OAおよび磁気シールドブロック
3OAの構成を第3図(A) 、 (B)に示す拡大図
によってさらに詳細に説明すると、垂直磁気ヘッド2O
Aは、主磁極励磁型の垂直磁気ヘッドで、磁性体ブロッ
ク24と主磁極膜21と主磁極挟持部材22.23等に
より構成されている。即ち、マンガンジンクフェライト
、ニッケルジンクフェライト等の高透磁率磁性体よりな
る直方体をした磁性体ブロック24の先端面中央に四部
が形成されていて、同四部の略中夷に形成された突起部
には巻線25が巻回されている。そして、上記突起部に
は主磁極膜21の基端が接合され、同主磁極膜21の左
右側面を挟持した主磁極挟持部材22.23が上記磁性
体ブロック24の先端部に接合されている。主磁極膜2
1は、例えば、アモルファス系の磁性金属であるコバル
トジルコンニオブ、コバルトジルコンモリブデンやパー
マロイ。
3OAの構成を第3図(A) 、 (B)に示す拡大図
によってさらに詳細に説明すると、垂直磁気ヘッド2O
Aは、主磁極励磁型の垂直磁気ヘッドで、磁性体ブロッ
ク24と主磁極膜21と主磁極挟持部材22.23等に
より構成されている。即ち、マンガンジンクフェライト
、ニッケルジンクフェライト等の高透磁率磁性体よりな
る直方体をした磁性体ブロック24の先端面中央に四部
が形成されていて、同四部の略中夷に形成された突起部
には巻線25が巻回されている。そして、上記突起部に
は主磁極膜21の基端が接合され、同主磁極膜21の左
右側面を挟持した主磁極挟持部材22.23が上記磁性
体ブロック24の先端部に接合されている。主磁極膜2
1は、例えば、アモルファス系の磁性金属であるコバル
トジルコンニオブ、コバルトジルコンモリブデンやパー
マロイ。
センダスト等からなり、主磁極挟持部材22.23は非
磁性フェライト等からなる。上記主磁極11仝21およ
び挟持部材22.23からなる先端部の磁気記録媒体4
と摺接しうる而は円弧状に研磨されている。
磁性フェライト等からなる。上記主磁極11仝21およ
び挟持部材22.23からなる先端部の磁気記録媒体4
と摺接しうる而は円弧状に研磨されている。
そして、上記垂直磁気ヘッド20Aの略全体を囲うよう
にして上記磁性体ブロック24と同じく高透磁率磁性材
ブロックからなる箱蓋型をした磁気シールドブロック3
0Aが配設されている。つ゛まり、この磁気シールドブ
ロック30Aは回転シリンダ12の所定位置に形成され
た空間部に埋設などして固定配置されていて、この磁気
シールドブロック30Aの、回転シリンダ12の外周面
と同一面を形成する露呈前の中央に開口部をもつ凹所2
6が形成されており、同凹所26に垂直磁気ヘッド2O
Aの磁性体ブロック24が埋設されている。この垂直磁
気ヘッド2OAの磁性体ブロック24と磁気シールドブ
ロック30Aとの間隙にはエポキシ樹脂、水ガラス等か
らなる非磁性の接着剤27が充填されて垂直磁気ヘッド
20Aと磁気シールドブロック30Aとが一体的に固定
されている。そして、上記垂直磁気ヘッド2OAの先端
部は」−記凹所26の開口端面から所定沿突出し、回転
シリンダ12の外周面に沿って走行する磁気記録媒体4
に確実に摺接するようになっている。
にして上記磁性体ブロック24と同じく高透磁率磁性材
ブロックからなる箱蓋型をした磁気シールドブロック3
0Aが配設されている。つ゛まり、この磁気シールドブ
ロック30Aは回転シリンダ12の所定位置に形成され
た空間部に埋設などして固定配置されていて、この磁気
シールドブロック30Aの、回転シリンダ12の外周面
と同一面を形成する露呈前の中央に開口部をもつ凹所2
6が形成されており、同凹所26に垂直磁気ヘッド2O
Aの磁性体ブロック24が埋設されている。この垂直磁
気ヘッド2OAの磁性体ブロック24と磁気シールドブ
ロック30Aとの間隙にはエポキシ樹脂、水ガラス等か
らなる非磁性の接着剤27が充填されて垂直磁気ヘッド
20Aと磁気シールドブロック30Aとが一体的に固定
されている。そして、上記垂直磁気ヘッド2OAの先端
部は」−記凹所26の開口端面から所定沿突出し、回転
シリンダ12の外周面に沿って走行する磁気記録媒体4
に確実に摺接するようになっている。
上記垂直磁気ヘッド20Aおよび磁気シールドブロック
30Aの構成と全く同様の(IM成で、上記垂直磁気ヘ
ッド20Bおよび磁気シールドブロック30Bが上記回
転シリンダ12の所定位置に設けられている。
30Aの構成と全く同様の(IM成で、上記垂直磁気ヘ
ッド20Bおよび磁気シールドブロック30Bが上記回
転シリンダ12の所定位置に設けられている。
また、このVTR装置では、さらに、回転シリンダ12
の外周面に沿って円弧状の壁状体40が配設されている
。この壁状体40は上記磁気シールドブロック30A、
30Bと同様の高透磁率磁性材からなり、磁気記録媒体
4の走行系路を形成するための僅かの間隙を隔てて、上
記垂直磁気ヘッド2OA、20Bの先端部の回動軌跡面
と近接対向する位置に形成されている。そして、この壁
状体40は垂直磁気ヘッド2OA、20Bの先端部の回
動軌跡面を180°以上に亘って包囲するものとなって
いる。
の外周面に沿って円弧状の壁状体40が配設されている
。この壁状体40は上記磁気シールドブロック30A、
30Bと同様の高透磁率磁性材からなり、磁気記録媒体
4の走行系路を形成するための僅かの間隙を隔てて、上
記垂直磁気ヘッド2OA、20Bの先端部の回動軌跡面
と近接対向する位置に形成されている。そして、この壁
状体40は垂直磁気ヘッド2OA、20Bの先端部の回
動軌跡面を180°以上に亘って包囲するものとなって
いる。
上記壁状体40は回転シリンダ12の外周面に平行する
方向に上下移動自在になっていて、磁気記録媒体4を固
定シリンダ11および回転シリンダ12の外周面の所定
領域に巻回する(ローディングする)に際しては、予じ
め、壁状体40は回転シリンダ12よりも上方の、第4
図に二点鎖線で示すローディングに妨げとならない位置
40′にあり、磁気記録媒体4を所定位置にローディン
グしたのちは、上記壁状体40は第4.5図に示すよう
に所定の高さ位置まで下降して上記垂直磁気ヘッド2O
A、20Bおよび磁気シールドブロック30A、30B
と対向しうるようになる。
方向に上下移動自在になっていて、磁気記録媒体4を固
定シリンダ11および回転シリンダ12の外周面の所定
領域に巻回する(ローディングする)に際しては、予じ
め、壁状体40は回転シリンダ12よりも上方の、第4
図に二点鎖線で示すローディングに妨げとならない位置
40′にあり、磁気記録媒体4を所定位置にローディン
グしたのちは、上記壁状体40は第4.5図に示すよう
に所定の高さ位置まで下降して上記垂直磁気ヘッド2O
A、20Bおよび磁気シールドブロック30A、30B
と対向しうるようになる。
以上のように構成されている磁気記録再生装置において
、磁気記録・再生時、磁気記録媒体4は第1図に示され
たように矢印Xで示す方向に走行され、回転シリンダ1
2上の垂直磁気ヘッド20A。
、磁気記録・再生時、磁気記録媒体4は第1図に示され
たように矢印Xで示す方向に走行され、回転シリンダ1
2上の垂直磁気ヘッド20A。
20Bは回転シリンダ12の回転によって回動して上記
走行する磁気記録媒体4に対してヘリカルスキャニング
方式で記録・再生を行なう。そして、上記垂直磁気ヘッ
ド2OA、20Bによって例えば、記録が行なわれる場
合、第3図(C)に示すように、垂直磁気ヘッド2OA
、20Bの主磁極膜21より発生した磁界は、この垂直
磁気ヘッド20A、20Bが磁気記録媒体4を介して壁
状体40に対向するとき、同壁状体40を補助磁極とし
、この壁状体40との間に符号28で示すような、細い
楕円を左右に2つ・1[べたような磁路を形成して磁気
記録媒体4に記録が行なわれる。この磁気記録中、或い
は磁気記録終了後に、磁気記録媒体4に垂直な外部磁界
が矢印Yで示すように印加されたとしても、この外部磁
界による磁路は符号29で示すように、磁気シールドブ
ロック30A。
走行する磁気記録媒体4に対してヘリカルスキャニング
方式で記録・再生を行なう。そして、上記垂直磁気ヘッ
ド2OA、20Bによって例えば、記録が行なわれる場
合、第3図(C)に示すように、垂直磁気ヘッド2OA
、20Bの主磁極膜21より発生した磁界は、この垂直
磁気ヘッド20A、20Bが磁気記録媒体4を介して壁
状体40に対向するとき、同壁状体40を補助磁極とし
、この壁状体40との間に符号28で示すような、細い
楕円を左右に2つ・1[べたような磁路を形成して磁気
記録媒体4に記録が行なわれる。この磁気記録中、或い
は磁気記録終了後に、磁気記録媒体4に垂直な外部磁界
が矢印Yで示すように印加されたとしても、この外部磁
界による磁路は符号29で示すように、磁気シールドブ
ロック30A。
30Bの内部を左右に分かれて下方に進み、磁気記録媒
体4を通過して上記壁状体40に至り、さらにこの壁状
体40を同壁状体40に沿って垂直磁気ヘッド2OA、
20Bから遠去かる方向へ進み、空中へと放散されてい
く。つまり、初号28で示した内側の記録用磁界の磁路
と、符号29て示した外側の外部磁界の磁路とは完全に
分離されており、外部磁界が記録用磁界に影響を及ぼす
ことはない。なお、再生時も同様である。従って、外部
磁界に起因する記録・再生レベルの低下、・1■とびに
垂直磁気ヘッドが既記縁の媒体に近接もしくは摺接した
場合における同媒体の記録レベルの低下が有効に回避さ
れる。
体4を通過して上記壁状体40に至り、さらにこの壁状
体40を同壁状体40に沿って垂直磁気ヘッド2OA、
20Bから遠去かる方向へ進み、空中へと放散されてい
く。つまり、初号28で示した内側の記録用磁界の磁路
と、符号29て示した外側の外部磁界の磁路とは完全に
分離されており、外部磁界が記録用磁界に影響を及ぼす
ことはない。なお、再生時も同様である。従って、外部
磁界に起因する記録・再生レベルの低下、・1■とびに
垂直磁気ヘッドが既記縁の媒体に近接もしくは摺接した
場合における同媒体の記録レベルの低下が有効に回避さ
れる。
なお、上記実施例において、壁状体40は垂直磁気ヘッ
ド2OA、20Bを囲む磁気シールドブロック30A、
30Bと同様の1つの高透磁率磁性材からなるものとし
て説明したが、この壁状体としては、例えば、プラスチ
ック等からなる中空の円弧形状の壁体内に磁性流体を注
入してなるものを用いるようにしてもよい。
ド2OA、20Bを囲む磁気シールドブロック30A、
30Bと同様の1つの高透磁率磁性材からなるものとし
て説明したが、この壁状体としては、例えば、プラスチ
ック等からなる中空の円弧形状の壁体内に磁性流体を注
入してなるものを用いるようにしてもよい。
また、上記垂直磁気ヘッド2OA、20Bは主磁極励磁
型垂直磁気ヘッドであるが、本発明の補助磁極励磁型の
垂直磁気ヘッドを用いた場合にも適用できる。この場合
、上記壁状体40に励磁用巻線を巻回した補助磁極を磁
気的に一体化させるようにすればよい。
型垂直磁気ヘッドであるが、本発明の補助磁極励磁型の
垂直磁気ヘッドを用いた場合にも適用できる。この場合
、上記壁状体40に励磁用巻線を巻回した補助磁極を磁
気的に一体化させるようにすればよい。
さらに、本発明は、VTR装置に限らず、オーディオテ
ープレコーダ装置にも適用できることは言うまでもない
。
ープレコーダ装置にも適用できることは言うまでもない
。
[発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、垂直磁気ヘッドを
囲む高透磁率磁性材ブロックおよびこれに対向する壁状
体による磁気シールド効果によって、外部磁界による記
録・再生レベルの低下・lf2びに垂直磁気ヘッドが既
記縁の磁気記録媒体に接したときの同媒体における記録
レベルの低下を回避することができる。
囲む高透磁率磁性材ブロックおよびこれに対向する壁状
体による磁気シールド効果によって、外部磁界による記
録・再生レベルの低下・lf2びに垂直磁気ヘッドが既
記縁の磁気記録媒体に接したときの同媒体における記録
レベルの低下を回避することができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す磁気記録++i生装
置の要部を表わす断面図、 第2図は、上記第1図に示す磁気記録+Ir生装置の斜
視図、 第3図(A) 、 (13)および(C)はそれぞれ」
二J己第1図における垂直磁気ヘッドの周辺部を拡大し
た断面図、斜視図および外部磁界と記録磁界による磁路
を示す線図、 第4図は、上記第1図に示す磁気記録再生装置の側面図
、 第5図は、上記第1図に示す磁気記録再生装置の一部を
切断して表した工面図、 第6図は、従来の垂直磁気ヘッドの一例を示す正面図で
ある。 4・・・・・・・・・・・・・・・磁気記録媒体12・
・・・・・・・・・・・回転シリンダ(ヘッド支持体)
2OA、20B・・・・・・・・・垂直磁気ヘッド30
A、30B・・・・・・・・・磁気シールドブロック(
高透磁率磁性材ブロック) 40・・・・・・・・・・・・壁状体 ト 鳥1 図 71+211Z 気30 方40 気5閏
置の要部を表わす断面図、 第2図は、上記第1図に示す磁気記録+Ir生装置の斜
視図、 第3図(A) 、 (13)および(C)はそれぞれ」
二J己第1図における垂直磁気ヘッドの周辺部を拡大し
た断面図、斜視図および外部磁界と記録磁界による磁路
を示す線図、 第4図は、上記第1図に示す磁気記録再生装置の側面図
、 第5図は、上記第1図に示す磁気記録再生装置の一部を
切断して表した工面図、 第6図は、従来の垂直磁気ヘッドの一例を示す正面図で
ある。 4・・・・・・・・・・・・・・・磁気記録媒体12・
・・・・・・・・・・・回転シリンダ(ヘッド支持体)
2OA、20B・・・・・・・・・垂直磁気ヘッド30
A、30B・・・・・・・・・磁気シールドブロック(
高透磁率磁性材ブロック) 40・・・・・・・・・・・・壁状体 ト 鳥1 図 71+211Z 気30 方40 気5閏
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 変位自在なヘッド支持体と、 このヘッド支持体上に設けられ自己の移動軌跡の所定範
囲で磁気記録媒体に摺接自在な垂直磁気ヘッドと、 この垂直磁気ヘッドの所定部を囲むように配設された高
透磁率磁性材ブロックと、 上記垂直磁気ヘッドの先端部の移動軌跡に臨んでこの先
端部に近接対向しうるように配設された高透磁磁性材よ
りなる壁状体と、 を具備してなることを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25192585A JPS62129901A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 磁気記録再生装置 |
EP85906089A EP0202343B1 (en) | 1984-12-03 | 1985-12-03 | Vertical magnetic head |
DE8585906089T DE3586827T2 (de) | 1984-12-03 | 1985-12-03 | Senkrechter magnetkopf. |
PCT/JP1985/000663 WO1986003616A1 (en) | 1984-12-03 | 1985-12-03 | Vertical magnetic head |
US07/327,258 US5003423A (en) | 1984-12-03 | 1989-03-22 | Vertical recording magnetic head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25192585A JPS62129901A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129901A true JPS62129901A (ja) | 1987-06-12 |
Family
ID=17230009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25192585A Pending JPS62129901A (ja) | 1984-12-03 | 1985-11-12 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62129901A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63259821A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-10-26 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 磁気的クロスト−クの抑圧のための装置 |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP25192585A patent/JPS62129901A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63259821A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-10-26 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 磁気的クロスト−クの抑圧のための装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003016609A (ja) | 磁気ヘッド及び磁気ディスク装置 | |
JPH0152802B2 (ja) | ||
US20110149427A1 (en) | Suppressing adjacent track interference/far track interference (ati/fti) in a hard disk drive (hdd) by an external magnetic field | |
JPS59101004A (ja) | 録画再生装置 | |
US4286299A (en) | Magnetic head assembly for recording or reproducing vertically magnetized records | |
JP2003077266A (ja) | 磁気シールド機能を備えた磁気ディスク装置 | |
JPS62129901A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
US4691260A (en) | Tunnel erase magnetic head assembly | |
JPS6289201A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2004234780A (ja) | 磁気記録再生装置及び磁気ヘッド | |
JPS6089806A (ja) | 磁気消去ヘツド | |
JPS55163606A (en) | Magnetic recorder/reproducer | |
JPS6331852B2 (ja) | ||
JPH02208807A (ja) | 垂直記録再生用磁気ヘッド | |
JPS5979411A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS62214506A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH0744826A (ja) | 薄膜mrヘッド | |
JPS60125907A (ja) | 記録信号消去装置 | |
JPH0490101A (ja) | 垂直磁気記録装置 | |
JPH0447366B2 (ja) | ||
JPH01189010A (ja) | 垂直磁気記録用薄膜磁気ヘッド | |
JPS5853016A (ja) | 垂直磁気記録再生ヘツド | |
JPS62129913A (ja) | 垂直磁気ヘツド | |
JPS62129910A (ja) | 垂直磁気ヘツド | |
JPH0344807A (ja) | 変換器用磁気ヘッド |