JPS62129686A - クリンカ粉砕冷却装置 - Google Patents
クリンカ粉砕冷却装置Info
- Publication number
- JPS62129686A JPS62129686A JP26820985A JP26820985A JPS62129686A JP S62129686 A JPS62129686 A JP S62129686A JP 26820985 A JP26820985 A JP 26820985A JP 26820985 A JP26820985 A JP 26820985A JP S62129686 A JPS62129686 A JP S62129686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clinker
- cooler
- cooling
- crushing
- cooling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Furnace Details (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はセメント用クリンカクーラの2次クーラとして
機能し、後工程のセメントミルシステムに対しては1次
粉砕機としての役目を有するクリンカ粉砕冷却装置に関
するものである。
機能し、後工程のセメントミルシステムに対しては1次
粉砕機としての役目を有するクリンカ粉砕冷却装置に関
するものである。
(従来の技術)
最近のセメント製造工程に於ては、ロータリキルンにて
焼成されたクリンカーはクーラ(グレート式、プラネタ
リ式)内で冷却され、大塊はハンマクラッシャで処理さ
れて粒塊状となって排出される。この粒塊状物は次工程
のセメントミル設備で粉砕され、セメント製品が生産さ
れるため、前工程におけるクリンカの冷却は十分になさ
れる必要がある。ところで、前記クーラのうちグレート
式クーラは強制冷却で急速冷却するもので冷却効率が良
く、最近のものではロータリキルンのバーナに必要な2
次空気を1段でとり、2段部付近に設けられた中間破砕
機で冷却室を仕切って2段部の熱交換を良(する工夫が
図られているものもあるが、この種のものにあっても破
砕されたクリンカは均一に十分な熱交換が得られていな
いのが現状である。
焼成されたクリンカーはクーラ(グレート式、プラネタ
リ式)内で冷却され、大塊はハンマクラッシャで処理さ
れて粒塊状となって排出される。この粒塊状物は次工程
のセメントミル設備で粉砕され、セメント製品が生産さ
れるため、前工程におけるクリンカの冷却は十分になさ
れる必要がある。ところで、前記クーラのうちグレート
式クーラは強制冷却で急速冷却するもので冷却効率が良
く、最近のものではロータリキルンのバーナに必要な2
次空気を1段でとり、2段部付近に設けられた中間破砕
機で冷却室を仕切って2段部の熱交換を良(する工夫が
図られているものもあるが、この種のものにあっても破
砕されたクリンカは均一に十分な熱交換が得られていな
いのが現状である。
また、例えば「産業機械57年7月号」に紹介されてい
るように、別に2次クーラを備え、この2次クーラとし
て充填層クーラを使用することを提案している。これは
粒塊状のクリンカ充填層中に下部より冷却空気を吹込む
ことにより、冷却するものであるが、空気の吹抜現象等
が生じて必ずしも良好な熱交換は期待し難い。
るように、別に2次クーラを備え、この2次クーラとし
て充填層クーラを使用することを提案している。これは
粒塊状のクリンカ充填層中に下部より冷却空気を吹込む
ことにより、冷却するものであるが、空気の吹抜現象等
が生じて必ずしも良好な熱交換は期待し難い。
そして、上記クーラのうち他の方式であるプラネタリク
ーラは、円筒状のクーラを複数個遊星状にキルン後部胴
体廻りに配置して、キルンバーナ燃焼用2次空気量のみ
でクリンカの冷却空気を賄おうとするもので、強制冷却
による急冷でないことと、クーラ簡の長さが構造上の制
約を受けて十分でないため、満足できるまでに冷却され
ないのが実状である。
ーラは、円筒状のクーラを複数個遊星状にキルン後部胴
体廻りに配置して、キルンバーナ燃焼用2次空気量のみ
でクリンカの冷却空気を賄おうとするもので、強制冷却
による急冷でないことと、クーラ簡の長さが構造上の制
約を受けて十分でないため、満足できるまでに冷却され
ないのが実状である。
以上、グレート式クーラについて云えば、ロータリキル
ンによるクリンカ焼成に続いてグレートクーラによる冷
却では、クリンカの出口における温度に変動を起こし易
く、またプラネタリクーラについては、強制冷却による
急冷でなく、かつクーラ簡の長さに構造上の制約がある
ため、出口クリンカ温度はあまり冷却されず約200℃
位にもなるということがある。最近ではサスペンション
プレヒータヤ仮焼炉付サスペンションブレヒータが採用
されて、焼成能力は益々増大するため、前記クーラにつ
いても、その対応に迫られつつある。
ンによるクリンカ焼成に続いてグレートクーラによる冷
却では、クリンカの出口における温度に変動を起こし易
く、またプラネタリクーラについては、強制冷却による
急冷でなく、かつクーラ簡の長さに構造上の制約がある
ため、出口クリンカ温度はあまり冷却されず約200℃
位にもなるということがある。最近ではサスペンション
プレヒータヤ仮焼炉付サスペンションブレヒータが採用
されて、焼成能力は益々増大するため、前記クーラにつ
いても、その対応に迫られつつある。
また、この事情にかぎらず多少の増産に対応可能で性能
もよ(、安価なり−ラの出現が期待されるところであり
、同時に後工程のセメント粉砕部門においても多少の増
産に対応可能で効率のよいクリンカ予備破砕機が求めら
れて来ている。
もよ(、安価なり−ラの出現が期待されるところであり
、同時に後工程のセメント粉砕部門においても多少の増
産に対応可能で効率のよいクリンカ予備破砕機が求めら
れて来ている。
特に、仕上ミルにとって冷却不十分な高温のクリンカが
り一うから送られることは、仕上ミルにおいてセメント
冷却のために水スプレーやセメントクーラ等の余分の設
備を必要とすることとなって好ましいものではない。こ
のように、クリンカ焼成、冷却及びクリンカ粉砕にまた
がる様々な問題が山積されている。
り一うから送られることは、仕上ミルにおいてセメント
冷却のために水スプレーやセメントクーラ等の余分の設
備を必要とすることとなって好ましいものではない。こ
のように、クリンカ焼成、冷却及びクリンカ粉砕にまた
がる様々な問題が山積されている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、従来のクリンカクーラでは冷却が不十分であ
るか、或は不均一な冷却しかなされず、そのため後工程
である仕上ミルにもセメント冷却のための諸設備を必要
とする等の上記問題点を解決すべくなされたもので、ク
リンカの粉砕と冷却を同時にかつ効率的に行う2次クー
ラとしてのクリンカ粉砕冷却装置を提供しようとするも
のである。
るか、或は不均一な冷却しかなされず、そのため後工程
である仕上ミルにもセメント冷却のための諸設備を必要
とする等の上記問題点を解決すべくなされたもので、ク
リンカの粉砕と冷却を同時にかつ効率的に行う2次クー
ラとしてのクリンカ粉砕冷却装置を提供しようとするも
のである。
(問題点を解決するための手段)
このため、本発明はロータリキルンにて焼成された赤熱
クリンカを冷却するクーラを1次クーラとし、その出口
クリンカを2次的に冷却するクリンカ粉砕冷却装置にお
いて、同粉砕冷却装置は一方が固定軸受に、他方が対面
方向に向けてスライド可能な軸受に夫々支承された1対
のローラから形成されるロール粉砕機と、同ロール粉砕
機の下部にあってケーキ状粉砕物の解砕部及び空気吹込
み部からなる流動層式冷却機構とが1体的に結合して構
成されていることを構成とし、これを上記問題点の解決
手段とするものである。
クリンカを冷却するクーラを1次クーラとし、その出口
クリンカを2次的に冷却するクリンカ粉砕冷却装置にお
いて、同粉砕冷却装置は一方が固定軸受に、他方が対面
方向に向けてスライド可能な軸受に夫々支承された1対
のローラから形成されるロール粉砕機と、同ロール粉砕
機の下部にあってケーキ状粉砕物の解砕部及び空気吹込
み部からなる流動層式冷却機構とが1体的に結合して構
成されていることを構成とし、これを上記問題点の解決
手段とするものである。
(作 用)
ロータリキルンによって焼成された赤熱クリンカは1次
クーラを通されて通常の冷却がなされる。
クーラを通されて通常の冷却がなされる。
続いて、この1次冷却された塊状クリンカは本発明に係
るクリンカ粉砕冷却装置に導入される。この導入された
塊状クリンカは、まず1対の抑圧ローラ間を通って圧搾
粉砕され、ケーキ状クリンカを含む細粉・粒粉となって
直下の解砕部に落下する。この解砕部で前記ケーキ状ク
リンカが解砕されて細粉・粒粉となり下方に送られて堆
積する。
るクリンカ粉砕冷却装置に導入される。この導入された
塊状クリンカは、まず1対の抑圧ローラ間を通って圧搾
粉砕され、ケーキ状クリンカを含む細粉・粒粉となって
直下の解砕部に落下する。この解砕部で前記ケーキ状ク
リンカが解砕されて細粉・粒粉となり下方に送られて堆
積する。
この堆積層の下部からは外気が吹込まれ、細粉・粒粉を
流動させると同時に冷却する。流動する細粉・粉粒層の
所定量以上が次工程へと排出する。
流動させると同時に冷却する。流動する細粉・粉粒層の
所定量以上が次工程へと排出する。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第1図は本実施例に係る粉砕冷却装置Aの説明するため
の断面図であり、第2図は同図のX−X矢視図である。
の断面図であり、第2図は同図のX−X矢視図である。
粉砕冷却装置Aは上部に位置する1対のロール2a、
2bからなるロール粉砕機1aと、その下部に位置する
流動層式冷却機1bから構成される。
2bからなるロール粉砕機1aと、その下部に位置する
流動層式冷却機1bから構成される。
ロール粉砕機1aの一方のロール2aは固定式軸受8a
により軸支され、他方のロール2bは左右に摺動可能な
スライド式軸受8bで軸支されており、加圧機構4(液
圧又はスプリング圧)をもってロール2a並びに被粉砕
物に対し所望の圧力を加える。両ロール2a、 2bは
夫々自在継手付軸5、減速機6、モータ7から構成され
る装置 耗を防ぐため同回転数で回転され、上端中央部のクリン
カ供給口3より投入されたクリンカを1次粉砕して下部
に位置する流動層式冷却機1bに落下させる。
により軸支され、他方のロール2bは左右に摺動可能な
スライド式軸受8bで軸支されており、加圧機構4(液
圧又はスプリング圧)をもってロール2a並びに被粉砕
物に対し所望の圧力を加える。両ロール2a、 2bは
夫々自在継手付軸5、減速機6、モータ7から構成され
る装置 耗を防ぐため同回転数で回転され、上端中央部のクリン
カ供給口3より投入されたクリンカを1次粉砕して下部
に位置する流動層式冷却機1bに落下させる。
次に同流動層式冷却機1bを説明すると、クリンカが粉
砕されてロール粉砕機1a出口より落下するときは、通
常細粉・粒粉がケーキ状となっている部分があるため、
同ロール粉砕機1a出日直下部にブレード、櫛歯等を多
数もつ1rr砕機13が設置されており、第1図に実線
回転矢印aにて示す如《左回転するようにされ、前記ケ
ーキ状のクリンカはケーシングの左壁方向に解砕されな
がら飛ばされて、実線矢印bの如く、流動層式冷却機1
b底部に落下する。同流動層式冷却機1b最下部の風箱
17には流動ファン16により冷却用空気が空気取入口
15から吹込まれ、ノズル14がら吹出させることによ
って、底部に堆積する約2闘以下の細粉・粒粉を流動さ
せながら効率よ《冷却する。流動層式冷却機1bの図示
下部右側の壁には、前記細粉・粒粉の混合粉排出口I1
が設けられてあり、同混合粉は浴出してロータリバルブ
12がら外部に押出される。
砕されてロール粉砕機1a出口より落下するときは、通
常細粉・粒粉がケーキ状となっている部分があるため、
同ロール粉砕機1a出日直下部にブレード、櫛歯等を多
数もつ1rr砕機13が設置されており、第1図に実線
回転矢印aにて示す如《左回転するようにされ、前記ケ
ーキ状のクリンカはケーシングの左壁方向に解砕されな
がら飛ばされて、実線矢印bの如く、流動層式冷却機1
b底部に落下する。同流動層式冷却機1b最下部の風箱
17には流動ファン16により冷却用空気が空気取入口
15から吹込まれ、ノズル14がら吹出させることによ
って、底部に堆積する約2闘以下の細粉・粒粉を流動さ
せながら効率よ《冷却する。流動層式冷却機1bの図示
下部右側の壁には、前記細粉・粒粉の混合粉排出口I1
が設けられてあり、同混合粉は浴出してロータリバルブ
12がら外部に押出される。
第3図及び第4図は本実施例に係るクリンカ粉砕冷却装
置Aの夫々異なる適用例を示す系統図であり、上記粉砕
冷却装置Aはセメント製造プロセスの中で焼成冷却工程
とセメント粉砕工程の中間に組込まれるものである。
置Aの夫々異なる適用例を示す系統図であり、上記粉砕
冷却装置Aはセメント製造プロセスの中で焼成冷却工程
とセメント粉砕工程の中間に組込まれるものである。
まず、第3図に基づいて説明すると、ロータリキルン1
8で焼成されたクリンカはグレートクーラ19に入り約
200℃〜400”Cに冷却され、クーラ出口のハンマ
クラッシャ20により粉砕されて、約25thm以下の
粒塊状物として排出される。一部グレート37の空気吹
出孔(孔径10mm)等から落下した細粒はグレートク
ーラ19最下部に位置するドラグチエンコンベア21に
曳かれて排出され、上記塊状クリンカと共にクリンカ搬
送機22に入り、ロータリバルブ又は多段式ゲート23
を経て粉砕冷却装置Aのロール粉砕機1aに先づ入り、
粉砕されてケーキ状物となって落下し、直下部に位置す
る解砕機13で解砕され、飛ばされ、冷却され乍ら、流
動層式冷却機1bの下方に落下し、さらに底部の流動層
内で流動空気により流動され乍も効率よ《冷却されろ。
8で焼成されたクリンカはグレートクーラ19に入り約
200℃〜400”Cに冷却され、クーラ出口のハンマ
クラッシャ20により粉砕されて、約25thm以下の
粒塊状物として排出される。一部グレート37の空気吹
出孔(孔径10mm)等から落下した細粒はグレートク
ーラ19最下部に位置するドラグチエンコンベア21に
曳かれて排出され、上記塊状クリンカと共にクリンカ搬
送機22に入り、ロータリバルブ又は多段式ゲート23
を経て粉砕冷却装置Aのロール粉砕機1aに先づ入り、
粉砕されてケーキ状物となって落下し、直下部に位置す
る解砕機13で解砕され、飛ばされ、冷却され乍ら、流
動層式冷却機1bの下方に落下し、さらに底部の流動層
内で流動空気により流動され乍も効率よ《冷却されろ。
流動層をなす細粉・粒粉は排出口11より搬送機25に
入り、クリンカ貯槽26aの入口30より入り、粒径約
2朋以下、60℃以下の状態で貯蔵される。
入り、クリンカ貯槽26aの入口30より入り、粒径約
2朋以下、60℃以下の状態で貯蔵される。
他方、流動層式冷却機1bの冷却に使用された含塵空気
は、流動空気の排気口10から排気されて粗粉分離器2
4を通り、こ二(で姐、粉は搬送機25に送られ、残余
の空気はクーラ排気口29からの排気と共にグレートク
ーラの排気集塵機32に入り、排気集塵機32における
排気は余熱ボイラ33を経て誘引ファン314により大
気中に放出される。また、排気集塵機32下部から排出
される細粉は、入口31からクリンカ貯槽26bへ入る
。細粉・粒粉クリンカ貯槽26a1細粉クリンカ貯槽2
6bのクリンカは夫々ロータリバルブ27a 、 27
bを経て、クリンカ2次粉砕用のボールミル又はローラ
ミルシステム28に送られてセメント製品を得る。
は、流動空気の排気口10から排気されて粗粉分離器2
4を通り、こ二(で姐、粉は搬送機25に送られ、残余
の空気はクーラ排気口29からの排気と共にグレートク
ーラの排気集塵機32に入り、排気集塵機32における
排気は余熱ボイラ33を経て誘引ファン314により大
気中に放出される。また、排気集塵機32下部から排出
される細粉は、入口31からクリンカ貯槽26bへ入る
。細粉・粒粉クリンカ貯槽26a1細粉クリンカ貯槽2
6bのクリンカは夫々ロータリバルブ27a 、 27
bを経て、クリンカ2次粉砕用のボールミル又はローラ
ミルシステム28に送られてセメント製品を得る。
次に第4図の系統図によりクリンカ粉砕冷却装置の他の
適用例を説明する。前記適用例では、グレートクーラの
2次クーラとして、同時に後工程のセメント仕上ミルシ
ステムの1次粉砕ミルとして、粉砕冷却装置Aを組込ん
だものであるが、本適用例は上記ダレニトクーラ19に
代えてプラネタリクーラ35を対称とするものである。
適用例を説明する。前記適用例では、グレートクーラの
2次クーラとして、同時に後工程のセメント仕上ミルシ
ステムの1次粉砕ミルとして、粉砕冷却装置Aを組込ん
だものであるが、本適用例は上記ダレニトクーラ19に
代えてプラネタリクーラ35を対称とするものである。
また、インパクトクラッシャ36は上記ハンマクラッシ
ャ2oの代替として設けられている。その粉砕・冷却方
法に関しては上記グレートクーラの場合と基本的には相
異はないが、プラネタリクーラ35の場合は、強制急速
冷却でなく、冷却余剰空気、つまり流動層式冷却機1b
の排出空気の一部をプラネタリクーラに取込みクリンカ
を冷却している。
ャ2oの代替として設けられている。その粉砕・冷却方
法に関しては上記グレートクーラの場合と基本的には相
異はないが、プラネタリクーラ35の場合は、強制急速
冷却でなく、冷却余剰空気、つまり流動層式冷却機1b
の排出空気の一部をプラネタリクーラに取込みクリンカ
を冷却している。
流動層式冷却機1bの残りの排出空気は、粉砕冷却装置
A専用の排気集塵機32で処理する必要があり、そのた
め排気口】0を分岐させて2個の排気口を設け、ダンパ
でその排気量を調整する。図示例では、排気集塵機32
の後工程には先の適用例における余熱ボイラ33を省略
しているが、この設置はプラント全体の熱バランスを見
て適宜法められるものである。
A専用の排気集塵機32で処理する必要があり、そのた
め排気口】0を分岐させて2個の排気口を設け、ダンパ
でその排気量を調整する。図示例では、排気集塵機32
の後工程には先の適用例における余熱ボイラ33を省略
しているが、この設置はプラント全体の熱バランスを見
て適宜法められるものである。
(発明の効果)
以上詳細に説明した如く、本発明に係るクリンカ粉砕冷
却装置は2次クーラとして十分にその機能が発揮される
もので、即ち細粉・粒粉迄一旦粉砕して表面積を太き(
して冷却するので、グレートクーラやプラネタリクーラ
よりも熱交換がはるかに良好となり、前段クーラを大巾
に小さくすることが出来るので、コスト低減に繋がるも
のである。
却装置は2次クーラとして十分にその機能が発揮される
もので、即ち細粉・粒粉迄一旦粉砕して表面積を太き(
して冷却するので、グレートクーラやプラネタリクーラ
よりも熱交換がはるかに良好となり、前段クーラを大巾
に小さくすることが出来るので、コスト低減に繋がるも
のである。
また、本装置によれば、上記した如(塊状のクリンカを
細粉・粒粉に粉砕するため、後工程の仕上ミルには、例
えば2 mm以下の細粉と粒粉を供給出来ることになっ
て、仕上ミルは微粉砕専用の小径ボール、分級ライナな
用いた単室ミルで対応出来るため、設備のコスト低減、
品質向上にも資す1す ることになる。同時に、60℃以下のクリンカが安定し
て供給出来るので、ミル内水スプレーやセメントクーラ
等の余分な設備を必要としない。
細粉・粒粉に粉砕するため、後工程の仕上ミルには、例
えば2 mm以下の細粉と粒粉を供給出来ることになっ
て、仕上ミルは微粉砕専用の小径ボール、分級ライナな
用いた単室ミルで対応出来るため、設備のコスト低減、
品質向上にも資す1す ることになる。同時に、60℃以下のクリンカが安定し
て供給出来るので、ミル内水スプレーやセメントクーラ
等の余分な設備を必要としない。
このように、本装置を適用すると前段クーラと後工程の
仕上ミル双方に絶大なる効果を発揮出来ることになる。
仕上ミル双方に絶大なる効果を発揮出来ることになる。
第1図は本発明の実施例を示すクリンカ粉砕冷却装置の
一部切開正面図、第2図は同粉砕冷却装置のX−X矢視
図、第3図はグレートクーラで冷却されるクリンカの粉
砕冷却に本装置を適用するときの系統図、第4図はプラ
ネタリクーラで冷却されるクリンカの粉砕冷却に本装置
を適用するときの系統図である。 図の主要部分の説明 A・・・粉砕冷却装置 1a・・・ロール粉砕機1b
・・・流動層冷却機 2a、 2b・・・ロール8a
・・・固定軸受 8b・・・スライド式軸受13
・・・解砕機 寸 調 自
一部切開正面図、第2図は同粉砕冷却装置のX−X矢視
図、第3図はグレートクーラで冷却されるクリンカの粉
砕冷却に本装置を適用するときの系統図、第4図はプラ
ネタリクーラで冷却されるクリンカの粉砕冷却に本装置
を適用するときの系統図である。 図の主要部分の説明 A・・・粉砕冷却装置 1a・・・ロール粉砕機1b
・・・流動層冷却機 2a、 2b・・・ロール8a
・・・固定軸受 8b・・・スライド式軸受13
・・・解砕機 寸 調 自
Claims (1)
- ロータリキルンにて焼成された赤熱クリンカを冷却する
クーラを1次クーラとし、その出口クリンカを2次的に
冷却するクリンカ粉砕冷却装置において、同粉砕冷却装
置は一方が固定軸受に、他方が対面方向に向けてスライ
ド可能な軸受に夫々支承された1対のローラから形成さ
れるロール粉砕機と、同ロール粉砕機の下部にあってケ
ーキ状粉砕物の解砕部及び空気吹込み部からなる流動層
式冷却機構とが1体的に結合して構成されていることを
特徴とするクリンカ粉砕冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26820985A JPS62129686A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | クリンカ粉砕冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26820985A JPS62129686A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | クリンカ粉砕冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129686A true JPS62129686A (ja) | 1987-06-11 |
Family
ID=17455432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26820985A Pending JPS62129686A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | クリンカ粉砕冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62129686A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102031365A (zh) * | 2010-11-09 | 2011-04-27 | 廖维秀 | 气密封水冷却装置 |
CN104801395A (zh) * | 2015-05-25 | 2015-07-29 | 成都利君实业股份有限公司 | 带冷却系统的辊压机轴承座 |
-
1985
- 1985-11-28 JP JP26820985A patent/JPS62129686A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102031365A (zh) * | 2010-11-09 | 2011-04-27 | 廖维秀 | 气密封水冷却装置 |
CN104801395A (zh) * | 2015-05-25 | 2015-07-29 | 成都利君实业股份有限公司 | 带冷却系统的辊压机轴承座 |
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