JPS6212853Y2 - - Google Patents

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JPS6212853Y2
JPS6212853Y2 JP1981077126U JP7712681U JPS6212853Y2 JP S6212853 Y2 JPS6212853 Y2 JP S6212853Y2 JP 1981077126 U JP1981077126 U JP 1981077126U JP 7712681 U JP7712681 U JP 7712681U JP S6212853 Y2 JPS6212853 Y2 JP S6212853Y2
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pressure
port
exhaust gas
chamber
diaphragm
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は排気ガス再循環装置の制御装置に関
し、更に詳細には排気ガス圧力制御式排気ガス再
循環装置において、排気ガス圧力と気化器ベンチ
ユリー下流域の負圧を感知して排気ガス再循環制
御弁装置を制御する装置の構造に関する。
排気ガス圧力と気化器ベンチユリー下流域の負
圧信号を利用した従来の排気ガス再循環装置は第
1図に示されるように構成されていた。このよう
な従来の排気ガス再循環装置の構成によれば、当
該装置は大別して排気ガス再循環制御弁装置1
0、調圧弁装置20、および圧力制御弁装置40
によつて構成され、この調圧弁装置20と圧力制
御弁装置40とが排気ガス再循環制御弁装置60
を制御するものであつた。
そこで、排気ガス再循環通路内に介在する従来
の調圧弁装置20は、ダイアフラム21の一表面
を覆い背圧室22を形成するハウジング23と、
ダイアフラムの他表面を覆い調圧室24を形成す
るカバー25とを含む。前記ハウジング23に
は、排気ガス再循環流量を制御する排気ガス再循
環制御弁装置10の定圧室11の背圧を導入する
ための背圧導入ポート26が形成され、従つて、
前記定圧室11は背圧室22に連通されている。
また、調圧弁装置20のカバー25には、吸気系
のスロツトル弁付近の第1の負圧信号源1と連通
する第1ポート27および排気ガス再循環制御弁
装置10の制御圧力室12と連通する第2ポート
28が形成され、この第1ポート27と第2ポー
ト28は一つの通路29によつて連通している。
更に、前記カバー25には、前記調圧室24内に
伸長してその一端開口部をダイアフラム21の中
央部に対峙近接した第3ポート30が形成されて
おり、該第3ポートの他端は前記通路29に連通
されている。
前記調圧弁装置20のカバー25には、更にそ
の内部の調圧室24に開口する第4ポート31が
形成され、該第4ポート31は圧力制御弁装置4
0を介して気化器ベンチユリー下流域の第3負圧
信号源3の負圧信号を導入すべく連通されてい
る。そして、このカバー25には内部の調圧室2
4を大気に連通させる通気孔32が形成されてい
る。前記ダイアフラム21の中央部即ち前記第3
ポート30の一端開口部が対峙近接する部分には
当該ダイアフラムと一体か又は別体にバルブ33
が配設されている。従つて、このバルブ33はダ
イアフラム21の動きに応じて前記第3ポート3
0の開口部を開閉する。すなわち、排気ガス圧力
の背圧と吸気系の気化器ベンチユリー下流域の第
3負圧信号によりダイアフラム21を変位させて
第3ポート30を開閉する。これにより、排気ガ
ス再循環制御弁装置10の制御圧力室12へ印加
される圧力が調圧される。なお、符号34は調圧
室24内に配設され前記ダイアフラム21を背圧
室22側へ附勢するスプリングを示し、前記バル
ブ33の開閉弁圧力を決定する。
また、第3負圧信号源3と調圧弁装置20の第
4ポート31との配管部5,6の連通路に配置さ
れた前記圧力制御弁装置40は、調圧弁装置20
のダイアフラム21へ印加される気化器ベンチユ
リー下流域の第3負圧信号源3からの負圧信号が
高負荷運転時にのみ調圧室24へ導入するように
したものである。すなわち、当該圧力制御弁装置
40は、下部ハウジング41、上部ハウジング4
2および該両ハウジングに挾着固定されたダイア
フラム43により内部に2つの圧力室44,45
を形成している。この一方の圧力室44は下部ハ
ウジング41に形成された第5ポート46により
配管部5を介して第3負圧信号源3と連通してい
る。また、この下部ハウジング41には、圧力室
44内に伸長してその一端開口部47aをダイア
フラム43の中央部に対峙近接した第6ポート4
7が形成されており、該第6ポートの他端開口部
は配管部6を介して調圧弁装置20の第4ポート
31に連通されている。
この圧力制御弁装置40におけるダイアフラム
43には、その中央部に一体又は別体のバルブ4
8が設けられ、このダイアフラム43の動きに応
じて第6ポート47の一端開口部47aを開閉す
る。他方、圧力室45は上部ハウジング42に形
成された連通孔49により吸気系の第2負圧信号
源2と連通している。なお、符号50は圧力室4
5内に配設され、第6ポートをバルブ48により
常閉するようダイアフラム43に附勢力を与える
スプリングを示し、該スプリングは第2負圧信号
源2からの第2負圧信号によるダイアフラム43
の変位を制御し、以つて第3負圧信号源3から圧
力室44を介する調圧弁装置20への圧力導入を
制御している。
このように、従来の排気ガス圧力制御式排気ガ
ス再循環装置では排気ガス再循環制御弁装置10
を制御する調圧弁装置20および圧力制御弁装置
40が別体で構成されていたため、これらを取付
けるための比較的広い車載スペースが必要で且つ
各弁装置の圧力導入孔を連通するための多数の配
管も必要であり、その結果、エンジンルーム内の
圧力連通路の配管作業も複雑化するという欠点を
有していた。
従つて、本考案の目的は、従来の排気ガス再循
環制御弁装置を制御する装置の欠点を解消して制
御装置全体をコンパクト化すると共に各部品点数
の削減を計り、車載工程を短縮化した制御装置を
提供することにある。
以下、本考案の排気ガス再循環装置の制御装置
を添付図面に示された好適な実施例を参照して更
に詳細に説明する。
第2図には、本考案に係る排気ガス再循環装置
の制御装置が全体を符号70で示され、当該制御
装置70は機能的には従来の排気ガス再循環装置
における調圧弁装置と圧力制御弁装置とを組合わ
せたものに相当する。
この制御装置70は、ダイアフラム71の一表
面を覆い背圧室72を形成するハウジング73
と、前記ダイアフラム71の他表面を覆い調圧室
74を形成するカバー75とを含み、前記ハウジ
ング73には背圧室72に開放する背圧導入ポー
ト76が形成され、第1図に示された排気ガス再
循環制御弁装置10の定圧室11と連通され、ダ
イアフラム71はこの定圧室11の背圧を受けて
変位する。また、カバー75の上面部分にはその
中心部を通つて横断する通路77が形成され、そ
の両端開口部はそれぞれ第1ポート78および第
2ポート79を構成している。このカバー75に
は更にその中心部において調圧室74内に伸長し
てその一端開口部をダイアフラム71の中央部に
対峙近接した第3ポート80が形成され、該第3
ポートの他端は前記通路77に連通されている。
ダイアフラム71はその中央部に設けられたバ
ルブ81を有し、該バルブはダイアフラム71の
変位によつて第3ポート80の一端開口部を開閉
する。このダイアフラム71は調圧室74内にお
いてカバー75の内面とダイアフラム71表面に
取付けられた受皿82との間に配設されたスプリ
ング83により第3ポート80の一端開口部を常
開する方向に附勢されている。
このカバー75は、その側壁が2重構造とされ
ており、調圧室74の周囲側壁として供する内側
壁84aと、該内側壁と間隔をあけて形成された
外側壁84bとを有する。この内外側壁間の空間
部には大気フイルタ85が配置されると共に、前
記内側壁および外側壁にはそれぞれ通気孔86
a,86bが形成されている。
前記カバー75の上面にはカツプ状即ち椀形状
に立ち上がつたフランジ87が一体的に形成され
ている。このフランジ87の上面には内部に圧力
室88を区画形成すべくダイアフラム89が設け
られ、該ダイアフラム89はその上部に被せられ
たケース90により挾着固定されている。そし
て、このケース90とダイアフラム89とによつ
ても圧力室91を区画形成している。前記カバー
75には調圧室74と圧力室88とを連通する通
路即ち第4ポート92が形成され、その圧力室8
8側の開口部はダイアフラム89の中央部で一体
的に形成配置されたバルブ93に対向し、その開
口端面は当該バルブ93と密着すべくバルブシー
ト94として形成されている。また、ダイアフラ
ム89は、上部の圧力室91内においてケース9
0の内面とダイアフラム89表面に取付けられた
受皿95との間に縮設配置されたスプリング96
により第4ポート92のバルブシート94にバル
ブ93が常時密着してこれを閉塞するように附勢
されている。更に、前記カバー75とケース90
にはそれぞれその内部の圧力室88,91に連通
する第5ポート97および連通孔98が形成され
ている。この第5ポート97は第1図に示された
装置と同様に吸気系の第3負圧信号源3に連通さ
れ、また連通孔98は第2負圧信号源2に連通さ
れている。
なお、本装置70における前記第1ポート7
8、および第2ポート79は第1図の装置の場合
と同様にそれぞれ吸気系の第1負圧信号源1およ
び排気ガス再循環制御弁装置10の制御圧力室1
2に連通されている。
この制御装置70は、背圧室72に常時導入さ
れる排気ガス背圧と、吸気系の第2負圧信号源2
の圧力がある設定値(例えば−80mmHg)になつ
た時のみスプリング96に抗して引き上げられた
ダイアフラム89によつて第3負圧信号源3から
の負圧信号が第5ポート97、圧力室88および
第4ポート92を介して調圧室74へ導入された
負圧信号とによつて、ダイアフラム71を変位さ
せてバルブ81の第3ポート80に対する開閉動
作で、排気ガス再循環制御弁装置10の制御圧力
室12へ導入する第1負圧信号源1の圧力と大気
量を制御する。これにより、エンジン4の吸入空
気量と運転条件に適合した排気ガス再循環量が得
られる。
このように、本考案の排気ガス再循環制御弁を
制御する装置は、従来別体で形成されていた調圧
弁装置と圧力制御弁装置とを一体化したため、部
品点数が大幅に減少し、また従来別体の場合に必
要としていた配管部も不要となり、その結果当該
装置のコストダウンと共にこれを車輛に取付ける
際の取付工数および締結部品の削減が可能となる
などの効果を奏する。
なお、本考案の制御装置におけるカバーは、合
成樹脂などにより一体成形品として成形すれば、
その製造が一層容易であり、またその組立ても非
常に単純化されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の排気ガス再循環装置であつてこ
れを構成する各装置を破断して示す断面図、第2
図は本考案の排気ガス再循環装置の制御装置を示
す断面図、第3図は第2図の−線に沿つて得
た部分的な断面図である。 70……制御装置、71……ダイアフラム、7
2……背圧室、73……ハウジング、74……調
圧室、75……カバー、76……背圧導入ポー
ト、77……通路、78……第1ポート、79…
…第2ポート、80……第3ポート、86a,8
6b……通気孔、88,91……圧力室、89…
…ダイアフラム、90……ケース、92……第4
ポート、97……第5ポート、98……連通孔。
なお、図中同一符号は同一部分又は相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気ガス再循環装置における排気ガス再循環制
    御弁装置を制御する装置であつて、第1のダイア
    フラムを挾着固定して内部に背圧室および調圧室
    を区画形成するハウジングおよびカバーと、該カ
    バおよびケースにより挾着固定された第2のダイ
    アフラムにより内部に区画形成された2つの圧力
    室と、前記ハウジングに形成され前記背圧室に連
    通する背圧導入ポートと、前記カバーに形成され
    た通路であつてその両端開口部を第1ポートおよ
    び第2ポートとする通路と、該通路に連通し前記
    調圧室内へ伸長して前記第1のダイアフラムに対
    峙近接すべく前記カバーに設けられた第3ポート
    と、前記カバーに形成され前記調圧室を大気に連
    通させる通気孔と、前記カバーに形成され前記一
    方の圧力室と前記調圧室とを連通する第4ポート
    であつてその圧力室側開口部が前記第2のダイア
    フラムに対峙近接する第4ポートと、前記カバー
    に形成され前記一方の圧力室に連通する第5ポー
    トと、前記ケースに形成され前記他方の圧力室に
    連通する連通孔とを含み、前記背圧導入ポートが
    前記排気ガス再循環制御弁装置の定圧室に連通
    し、前記第1ポートが吸気系の気化器ベンチユリ
    ー下流域のスロツトル弁付近における第1負圧信
    号源に連通し、前記第2ポートが前記排気ガス再
    循環制御弁装置の制御圧力室に連通し、前記連通
    孔が吸気系の気化器ベンチユリー下流域において
    前記第1負圧信号源より上流側の第2負圧信号源
    に連通し、更に前記第5ポートが吸気系の気化器
    ベンチユリー下流域において前記第2負圧信号源
    より上流側の第3負圧信号源に連通し、前記第1
    のダイアフラムが前記第3ポートを常開し、前記
    第2のダイアフラムが第4ポートを常閉するよう
    附勢され、これにより、排気ガス圧力および吸気
    系の吸気負圧に応答して前記排気ガス再循環制御
    弁装置の前記制御圧力室に前記第1負圧信号源の
    圧力を導入して前記排気ガス再循環制御弁装置の
    制御弁を開閉制御する排気ガス再循環装置の制御
    装置。
JP1981077126U 1981-05-27 1981-05-27 Expired JPS6212853Y2 (ja)

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JPS57188948U JPS57188948U (ja) 1982-11-30
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JPS55110762U (ja) * 1979-01-30 1980-08-04

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