JPS62127259A

JPS62127259A - レ−ザ熱転写記録装置

Info

Publication number: JPS62127259A
Application number: JP60268483A
Authority: JP
Inventors: Tomohiro Oikawa; 及川　智博; Shigeru Suzuki; 茂鈴木
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-11-29
Filing date: 1985-11-29
Publication date: 1987-06-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、レーザ熱転写記録装置に係り、特に、リボン
状の熱転写フィルムを用いるようにしたレーザ熱転写記
録装置に関する。

（従来技術）近年、記録用紙に熱転写フィルムを密着させ、該熱転写
フィルム上にレーザ光を照射して印字記録を行なうよう
にしたレーザ熱転写記録装置が開発されている。このレ
ーザ熱転写記録装置は、従来のサーマルヘッドを用いた
感熱記録装置に比して寿命、信頼性、騒音１画質、画像
保存性のすべてにおいて優れ、記録速度も大きい。

このようなレーザ熱転写記録装置における熱転写フィル
ムおよび記録用紙は、搬送手段によってそれぞれ所定方
向に搬送１巻取りが行なわれている。すなわち、第７図
に示すように、円筒状に湾曲形成された板状のプラテン
１上に、記録用紙２がセットされるとともに、この記録用紙２上に、リボン状の
熱転写フィルム３が上記プラテンｌの幅方向に記録用紙
２を横切るようにしてかけ渡されている。該熱転写フィ
ルム３は、その長手方向に巻取られ（矢印Ｂ方向）、記
録用紙２の搬送方向（矢印Ａ方向）に対して直交するよ
うにして搬送されている。そして回転多面ｆｉ４よりな
る偏向器で偏向されたレーザ光５が熱転写フィルム３上
に照射され、これによって所定の記録が行なわれるよう
になっている。

この場合、熱転写記録を良好に行なうには、記録用紙２
に対して熱転写フィルム３を確実に密着させながら搬送
９巻取を行なわせることが必要である。しかし、上述の
ように、熱転写フィルム３をプラテン１の幅方向すなわ
ち、記録用紙２と直交するように搬送させると、プラテ
ン１の円筒状曲面に対して熱転写フィルム３の上下両側
部分が浮き上りを生じ、記録用紙２側への密着性が悪く
なって鮮明な記録が得られないことが多い。

このため、第８図に示すように、記録用紙６の全面に、
これと同じ大きさの熱転写フィルム７を重ね合せて密着
性を向上させ、記録終了後、両者を剥離するようにした
ものがある。しかし、このようにした場合には、熱転写
フィルム７の密着性は良くなるが、フィルムの未記入部
分が無駄になると同時に両者の剥離を良好に行なうこと
ができず非能率であるという欠点がある。また、剥離後
の熱転写フィルムをそのまま捨てると、記録内容が判読
されてしまい、ｖ１密性が保てない。

（目　　的）そこで本発明は、熱転写フィルムの密着性を良好に行な
わせることができ、しかも無駄なく；熱転写フィルムを
使用することができるようにしたレーザ熱転写記録装置
を提供することを目的とする。

（構　　成）以下、本発明の構成を各実施例について詳細に説明する
。

第１図および第２図に示すように、記録用紙１１は、円
筒体の一部を構成するように湾曲形成された所定長さの
プラテン１２上に置かれ、図示を省略した搬送機構によ
ってプラテン１２の曲面に沿うようにして矢印へ方向に
送られている。

さらに、上記記録用紙ｌｌ上には、リボン状の熱転写フ
ィルム１３がプラテン１２の幅方向に対し所定角度をな
して斜めにかけ渡され、所定の張力で記録用紙１１側に
押し付けられている。そして、図示を省、略した搬送巻
取機構により、その長手方向すなわち矢印Ｂ′方向に所
定速度で搬送された巻取送り方向（矢印へ方向）と熱転
写フィルム１３の送り方向（矢印Ｂ′方向）とは直交し
ないような関係になっている。

また、半導体レーザ１４より発生したレーザ光は、コリ
メータレンズ１５によりコリメートされて回転多面鏡１
６よりなる偏向器で偏向された後、ｆθレンズ１７で等
速比され、さらに、シリンドリカルレンズ１８で補正、
整形されて熱転写フィルム１３上に照射され、これによ
って所定の記録が行なわれるようになっている。

なお、第３図に示すように熱転写フィルム１３は。

厚さ約４μｍないし６μｍ程度の熱溶融性インク層２１
と、これを支持する厚さ約３．５μｍないし１０μｍ程
度のインク支持層２２とから構成されており、熱溶融性
インク層２１側が記録用紙１１に密着されるとともに、
レーザ光がインク支持層２２側から照射されるようにな
っている。

このような構成からなるレーザ熱転写記録装置において
は、湾曲形成されたプラテン１２上に記録用紙１１が上
記プラテン１２の湾曲面に沿うようにし用紙１１が上記
プラテン１２の湾曲面に沿うようにして置かれ、さらに
、上記記録用紙１１上に熱転写フィルム１３が斜めにか
け渡される。これにより、熱転写フィルム１３は、プラ
テン１２の湾曲面に巻き付くようにして記録用紙１１上
に全面的に密着される。

そして、矢印Ｂ方向に搬送され巻取られていく。

なお、この場合、レーザ光の走査は、熱転写フィルム１
３の微送方向にかかわらず、記録用ａｌｌの幅方向に行
なわれる。

また、本発明は、上述のような回転多面ｆｉ１６よりな
る偏向器を用いたもののみならず、第４図および第５図
に示すようなホログラムスキャナ２３を偏向器としたも
のにも適用することができる。ホログラムスキャナ２３
は、ディスク基板２４上に偏向要素であるホログラムが
配列されてなり、図示されないレーザ光源からのレーザ
光がシリンドリカルレンズ２５を透過し、平面ｆａ２６
により反射されてホログラムの一つに入射し、ホログラ
ムから発生された回折光が平面鏡２７により反射された
後、ｆＱレンズ２８およびシリンドリカルレンズ２９を
通してさらに、光源としては、Ｆ述のような半導体レー
ザの他に、ヘリウム−ネオンレーザ、アルゴンイオンレ
ーザ、’／ＡＧレーザ、炭酸ガスレーザあるいはヘリウ
ム−カドニウムレーザ等を用いろこともできる。この場
合には、第６図に示すように、レーザ３１から発せられ
たレーザ光が、ビームコンプレッサ３２．　ＡＯ変調器
３３、ビームエクスパンダ３４、シリンドリカルレンズ
３５を通って回転多面鏡３６で偏向された後、トロイダ
ルレンズ３７およびｆＯレンズ３８を通って記録材３９
上に照射されるようになっている。

（効　　果）以上述へたように、本発明によるレーザ熱転写記録装置
は、リボン状の熱転写フィルムを、湾曲状に搬送される
記録用紙に対して斜めに巻き付けるようにかけ渡してな
るから、記録用紙上に熱転写フィルムが完全に密着され
、良好な記録を可能にすることができ、しかも、熱転写
フィルムを無駄なく使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例における記録装
置の斜視図、第３図は熱転写フィルムの断面構成図、第
４図、第５図および第６図は本発明の他の実施例におけ
る光学系を表した斜視図、第７図および第８図は従来の
記録装置の斜視図である。１１・・・・記録用紙、１２・・・・プラテン、１３・
・・・熱転写フィルム、１４．３１・・・・レーザ、１
５・・・・コリメータレンズ、１６．３６・・・・回転
多面鏡、１７．２８．　：１８・・・・ｆθレンス、　
１８．２５．２９．３５・・・・シリンドリカルレンズ
、２３・・・・ホログラムスキャナ、２４・・・・ディ
スク、２６．２７・・・・平面鏡、３２・・・・ビーム
コンプレッサ、３３・・・・ＡＯ変調器、３４・・・・
ビームエクスパンダ、３７・・・・トロイダルレンズ、
３９・・・・記録ネね１Ｆ）４　　購予／　図、／ａう７　囲

Claims

【特許請求の範囲】

円筒状に湾曲形成されたプラテン上に記録用紙を置き、
該記録用紙上にリボン状の熱転写フィルムを密着させて
巻取搬送させ、この熱転写フィルムにレーザ光を照射し
て情報像を記録紙上に転写するようにしたレーザ熱転写
記録装置において、上記熱転写フィルムは、プラテンの
湾曲面に密着して巻き付くように、プラテンの幅方向に
対し所定角度をなして斜め方向にかけ渡されていること
を特徴とするレーザ熱転写記録装置。