JPS62126966A - 改良されたインスタントパウダ−組成物 - Google Patents
改良されたインスタントパウダ−組成物Info
- Publication number
- JPS62126966A JPS62126966A JP60266770A JP26677085A JPS62126966A JP S62126966 A JPS62126966 A JP S62126966A JP 60266770 A JP60266770 A JP 60266770A JP 26677085 A JP26677085 A JP 26677085A JP S62126966 A JPS62126966 A JP S62126966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sterol
- lecithin
- instant powder
- powder composition
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（ａｌ 産業上の利用分野
本発明は、冷水に対する分散性あるいは溶解性が向上し
たインスタントパウダー組成物に関する。
たインスタントパウダー組成物に関する。
（ｂ）従来の技術
ミルクパウダー、スープ類、ココア、コーヒー。
クリームパウダー等のインスタントパウダーは、近年あ
らゆる分野で用いられている。パウダー化することによ
り、保存が容易になり、水さえあればどこでも使用可能
である。ところが、従来からこれらのインスタントパウ
ダーの水分散性あるいは溶解性は必ずしも十分ではなく
、従来からこれらをいかにあげるかが商品開発担当者の
頭を悩ませ続けてきた。特に冷水に対する分散性あるい
は溶解性の向上に対する要求は高かった。例えばアイス
コーヒーにもすぐ溶けるインスタントクリーミーパウダ
ーや冷たい牛乳に容易に）容けるインスタントココアパ
ウダー等が強く要請され、これを満たすためにい（つか
の試みがなされてきた。
らゆる分野で用いられている。パウダー化することによ
り、保存が容易になり、水さえあればどこでも使用可能
である。ところが、従来からこれらのインスタントパウ
ダーの水分散性あるいは溶解性は必ずしも十分ではなく
、従来からこれらをいかにあげるかが商品開発担当者の
頭を悩ませ続けてきた。特に冷水に対する分散性あるい
は溶解性の向上に対する要求は高かった。例えばアイス
コーヒーにもすぐ溶けるインスタントクリーミーパウダ
ーや冷たい牛乳に容易に）容けるインスタントココアパ
ウダー等が強く要請され、これを満たすためにい（つか
の試みがなされてきた。
冷水に対する分散性あるいは溶解性の向上のために従来
行われてきた方法としては、ひとつに粉体形状の改善が
ある。これは造粒や乾燥法を工夫し、ポーラスな粉体形
状を作る方法である。もうひとつの方法は、シュガーエ
ステルあるいはレシチンといった乳化剤を用いる方法で
ある。
行われてきた方法としては、ひとつに粉体形状の改善が
ある。これは造粒や乾燥法を工夫し、ポーラスな粉体形
状を作る方法である。もうひとつの方法は、シュガーエ
ステルあるいはレシチンといった乳化剤を用いる方法で
ある。
（Ｃ）発明が解決しようとする問題点
従来行われてきた粉体形状の改善やシュガーエステルあ
るいはレシチンを用いた方法はいずれも冷水に対する分
散性あるいは溶解性の向上はある程度見られるものの、
その効果は、なお十分でなかった。
るいはレシチンを用いた方法はいずれも冷水に対する分
散性あるいは溶解性の向上はある程度見られるものの、
その効果は、なお十分でなかった。
本発明の目的は、冷水に対する分散性あるは溶解性が従
来のものに比べ著しく向上したインスタントパウダー組
成物を提供することにある。
来のものに比べ著しく向上したインスタントパウダー組
成物を提供することにある。
ｆｄ１問題点を解決するための手段
本発明者らは上記の目的を達成すべく鋭意研究の結果、
レシチンとともに少量のステロールあるいはステロール
誘導体を添加することによってインスタントパウダーの
冷水に対する分散性あるいは溶解性が著しく向上するこ
とを見出し、本発明をなすに至った。
レシチンとともに少量のステロールあるいはステロール
誘導体を添加することによってインスタントパウダーの
冷水に対する分散性あるいは溶解性が著しく向上するこ
とを見出し、本発明をなすに至った。
即ち、本発明はレシチンとステロールまたはステロール
誘導体とを含有してなるインスタントパウダー組成物で
ある。
誘導体とを含有してなるインスタントパウダー組成物で
ある。
以下、本発明につき詳しく説明する。
本発明にいうインスタントパウダーとは、ミルクパウダ
ー、スープ類、ココア、コーヒー、クリームパウダー等
の通常水溶液あるいは乳化液として使用する物質を粉末
化し、使用時に水に溶かすだけで水溶液あるいは乳化液
に戻すことができる粉末あるいは顆粒状物質のことであ
る。
ー、スープ類、ココア、コーヒー、クリームパウダー等
の通常水溶液あるいは乳化液として使用する物質を粉末
化し、使用時に水に溶かすだけで水溶液あるいは乳化液
に戻すことができる粉末あるいは顆粒状物質のことであ
る。
レシチンは、通常食品添加物として用いられているペー
スト状レシチン、粉末状レシチンのいずれも使用可能で
ある。インスタントパウダーに対するレシチンの添加量
はインスタントパウダーの性状や製造工程により異なる
ものであり、特に限定されない。
スト状レシチン、粉末状レシチンのいずれも使用可能で
ある。インスタントパウダーに対するレシチンの添加量
はインスタントパウダーの性状や製造工程により異なる
ものであり、特に限定されない。
ステロール類としては、動植物、微生物界に広り分布ス
るコレステロール、シトステロール、スチグマステロー
ル、カンペステロール、ブラシカステロール、エルゴス
テロール等および脂肪酸エステル、配糖体といったステ
ロールｍ１体を単独または混合物の形で用いる。このう
ち植物性ステロール類は、安全性１価格１品質の面で他
のステロール類に比べ好ましい。レシチンに対する添加
量は、多すぎるとレシチンの機能を阻害し、十分な効果
が得られないので、レシチンに対し５％以下が好ましい
。
るコレステロール、シトステロール、スチグマステロー
ル、カンペステロール、ブラシカステロール、エルゴス
テロール等および脂肪酸エステル、配糖体といったステ
ロールｍ１体を単独または混合物の形で用いる。このう
ち植物性ステロール類は、安全性１価格１品質の面で他
のステロール類に比べ好ましい。レシチンに対する添加
量は、多すぎるとレシチンの機能を阻害し、十分な効果
が得られないので、レシチンに対し５％以下が好ましい
。
これらの添加物をインスタントパウダーに添加する方法
としてはスンスタントパウダー原液の段階で上記の添加
物を添加、均一にした後スプレードライする方法、上記
の添加物を油に溶解した後これをインスタントパウダー
にコーティングする方法などがある。
としてはスンスタントパウダー原液の段階で上記の添加
物を添加、均一にした後スプレードライする方法、上記
の添加物を油に溶解した後これをインスタントパウダー
にコーティングする方法などがある。
（＋り実施例
実施例１
大豆ステロール４ｍｇ、粉末状レシチン（日清製油（株
）製、商品名ＰＣ３０）２ｇを大豆自校ｌｔｂ １０
ｇに溶解し、脱脂粉乳１ ｋｇに均一にコーティングす
る。得られたインスタントパウダー組成物を３０〜５０
ｍｅｓｈに調整する（得られた試料をＳ−１とする）。
）製、商品名ＰＣ３０）２ｇを大豆自校ｌｔｂ １０
ｇに溶解し、脱脂粉乳１ ｋｇに均一にコーティングす
る。得られたインスタントパウダー組成物を３０〜５０
ｍｅｓｈに調整する（得られた試料をＳ−１とする）。
実施例２
コレステロールｌｏｍｇ、粉末状レシチン（実施例１と
同じもの）２ｇを大豆白絞油１０ｇに溶解し、ココアパ
ウダー１ｋｇに均一にコーティングする。得られたイン
スタントパウダー組成物を３０〜５０ｍｅｓｈに調整す
る（得られた試料をＳ−２とする）。
同じもの）２ｇを大豆白絞油１０ｇに溶解し、ココアパ
ウダー１ｋｇに均一にコーティングする。得られたイン
スタントパウダー組成物を３０〜５０ｍｅｓｈに調整す
る（得られた試料をＳ−２とする）。
実施例３
大豆ステロールエステル４ｍｇ、ペースト状レシチン（
日清製油（株）製、商品名レシチンＤＸ）４ｇを大豆白
絞油８ｇに溶解し、脱脂粉乳１ ｋｇに均一にコーティ
ングする。得られたパウダーを３０〜５Ｑｍｅｓｈに調
整する（得られた試料Ｓ−３とする）。
日清製油（株）製、商品名レシチンＤＸ）４ｇを大豆白
絞油８ｇに溶解し、脱脂粉乳１ ｋｇに均一にコーティ
ングする。得られたパウダーを３０〜５Ｑｍｅｓｈに調
整する（得られた試料Ｓ−３とする）。
比較例１
粉末状レシチン（実施例１と同じもの）２ｇを大豆白絞
油１０ｇに溶解し、脱脂粉乳１ ｋｇに均一にコーティ
ングする。得られたインスタントパウダー組成物を３０
〜５０ｍｅｓｈに調整する（得られ試料をＣ−１とする
）。
油１０ｇに溶解し、脱脂粉乳１ ｋｇに均一にコーティ
ングする。得られたインスタントパウダー組成物を３０
〜５０ｍｅｓｈに調整する（得られ試料をＣ−１とする
）。
比較例２
粉末状レシチン（実施例１と同じもの）２ｇを大豆白絞
油１０ｇに溶解し、ココアパウダー１ ｋｇに均一にコ
ーティングする。得られたインスクンパウダー組成物を
３０〜５０ｍｅｓｈに調整する（得られた３試料を特徴
とする特許 以上の各試料２ｇを静置した５°Ｃの冷水２００ｍｆｆ
の表面に添加し、水面から消失する時間を測定して、冷
水に対する分散性または溶解性をみた。
油１０ｇに溶解し、ココアパウダー１ ｋｇに均一にコ
ーティングする。得られたインスクンパウダー組成物を
３０〜５０ｍｅｓｈに調整する（得られた３試料を特徴
とする特許 以上の各試料２ｇを静置した５°Ｃの冷水２００ｍｆｆ
の表面に添加し、水面から消失する時間を測定して、冷
水に対する分散性または溶解性をみた。
結果を表−１に示す。
表−１，冷水に対する分散性または溶解性測定試験（ｆ
）発明の効果 本発明のインスタントパウダー組成物は、従来のレシチ
ンのみを添加したインスタントパウダーに比べ冷水に対
する分散性および）容解性が著しく向上している。添加
物の量も少量であり、価格。
）発明の効果 本発明のインスタントパウダー組成物は、従来のレシチ
ンのみを添加したインスタントパウダーに比べ冷水に対
する分散性および）容解性が著しく向上している。添加
物の量も少量であり、価格。
風味の点は従来品と変わらずに性質のみを向上させるこ
とができる。また、この添加物は天然原料のみを用いた
ものであり、安全性においても（ｆれている。これによ
りインスタントパウダーの使用範囲が広がり、様々なイ
ンスタントパウダーの製造が可能となる。
とができる。また、この添加物は天然原料のみを用いた
ものであり、安全性においても（ｆれている。これによ
りインスタントパウダーの使用範囲が広がり、様々なイ
ンスタントパウダーの製造が可能となる。
Claims (3)
- （１）レシチンとステロールまたはステロール誘導体と
を含有してなるインスタントパウダー組成物。 - （２）ステロールが植物性ステロールである特許請求の
範囲第（１）項記載のインスタントパウダー組成物。 - （３）ステロールまたはステロール誘導体の含有量がレ
シチンに対し５％以下である特許請求の範囲第（１）項
記載のインスタントパウダー組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60266770A JPS62126966A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 改良されたインスタントパウダ−組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60266770A JPS62126966A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 改良されたインスタントパウダ−組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62126966A true JPS62126966A (ja) | 1987-06-09 |
Family
ID=17435456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60266770A Pending JPS62126966A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 改良されたインスタントパウダ−組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62126966A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999056729A1 (en) * | 1998-04-30 | 1999-11-11 | Triple Crown Ab | Cholesterol lowering composition |
| US7329429B2 (en) | 2003-09-25 | 2008-02-12 | Chimel Mark J | Bars and confectioneries containing cocoa solids having a high cocoa polyphenol content and sterol/stanol esters and processes for their preparation |
| CN101904356A (zh) * | 2010-08-10 | 2010-12-08 | 河北三元食品有限公司 | 一种养心液态奶及制备方法 |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP60266770A patent/JPS62126966A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999056729A1 (en) * | 1998-04-30 | 1999-11-11 | Triple Crown Ab | Cholesterol lowering composition |
| US7329429B2 (en) | 2003-09-25 | 2008-02-12 | Chimel Mark J | Bars and confectioneries containing cocoa solids having a high cocoa polyphenol content and sterol/stanol esters and processes for their preparation |
| CN101904356A (zh) * | 2010-08-10 | 2010-12-08 | 河北三元食品有限公司 | 一种养心液态奶及制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU730432B2 (en) | A product, a method for its production, and its use | |
| JP4157765B2 (ja) | 粉末油脂 | |
| JP3589904B2 (ja) | 酸性水中油型乳化組成物 | |
| EP0656176B1 (en) | Pectin process and composition | |
| PL179935B1 (pl) | Kompozycje pektynowe oraz sposób wytwarzania kompozycji pektynowej PL PL PL PL PL | |
| JP2002504359A (ja) | 脂肪混合物の製造方法 | |
| JP2003513157A (ja) | 食用脂配合物 | |
| WO2007096217A1 (en) | Process for preparing an edible composition comprising steroidal glycosides | |
| ZA200308310B (en) | Stabilized dispersion of phytosterol in oil. | |
| AU2002241369B2 (en) | Mixing powder of plant sterol and emulsifier, and method for preparing the same | |
| AU2003226031A1 (en) | Hydrothermically processed compositions containing phytosterols | |
| EP2897463B1 (en) | Edible water-in-oil emulsions and a process for preparing such emulsions | |
| SK281350B6 (sk) | Potravinársky prípravok na báze rastlinného oleja | |
| JPS62126966A (ja) | 改良されたインスタントパウダ−組成物 | |
| EP1555895B8 (en) | Water in oil emulsion comprising sterolesters | |
| CN105686003A (zh) | 含有植物甾烷醇酯的组合物、其制备方法和用途 | |
| JPS62104554A (ja) | インスタントパウダ−組成物 | |
| JP2003049190A (ja) | 新規な高分岐環状デキストリンを含有する粉末状油脂及びその製造方法及びそれを利用した飲食物 | |
| JP4031589B2 (ja) | 糖脂質含有小麦胚芽油を含む食品添加物及び食品 | |
| JP2003310183A (ja) | 米飯用添加剤および米飯の製造方法 | |
| JPH0468012B2 (ja) |