JPS62126844A - 固定子コイルの製造方法 - Google Patents

固定子コイルの製造方法

Info

Publication number
JPS62126844A
JPS62126844A JP26492685A JP26492685A JPS62126844A JP S62126844 A JPS62126844 A JP S62126844A JP 26492685 A JP26492685 A JP 26492685A JP 26492685 A JP26492685 A JP 26492685A JP S62126844 A JPS62126844 A JP S62126844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
varnish
original
solvent
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26492685A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Innan
敏夫 院南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP26492685A priority Critical patent/JPS62126844A/ja
Publication of JPS62126844A publication Critical patent/JPS62126844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は絶縁7Li線を巻回して成る原コイルを亀Il
l 11;に成形する固定子コイルの製造方法に関する
[発明の技術的背景とその問題点] 従来の固定r・コイルの製造方法を第3図を参照して説
明する。まず、絶縁電線を巻型1に巻回して偏・1也な
略等脚台形状(いわゆるなまこ形)の原コイル2を成形
する(第3図(a))。次いで、巻型1から取外した原
コイル2に第3図(b)に示すようにテープ3を巻回し
て仮固定した後、第3図(C)に示すように原コイル2
全体をワニス貯溜タンク4a内の溶剤形ワニス4に所定
時間浸消した1、で、ワニス貯溜タンク4aから取出し
た原コイル2を加熱乾燥して原コイル2の絶縁電線どう
しを硬化した溶剤形ワニス4で接着し、以ってその後の
原コイル2の成形時に原コイル2の絶縁電線がほつれて
しまうことのないようにする。
その後、原コイル2をモールド処理して絶縁電線の並び
を揃えた上で、最後に原コイル2を亀甲形に成形するも
のである。
ところで、上記従来の製造方法において原コイル2に含
浸硬化させるフェスに溶剤形フェスを使用するのは次の
理由による。即ち、無溶剤形ワニスは一般に接71力が
20 [kg/cjl fY度あって強すぎるから、こ
れを原コイル2全体に含浸硬化させると、最後に原コイ
ル2を亀甲形に曲成する際に必要な絶縁電線どうしのず
れまでもほとんど、i/1さなくなってしまう。このた
め、原コイル2の曲成時に曲成される部分、具体的には
コイル端部となる部分において絶縁電線どうしが互いに
ずれようとする力を逃がすことができず、その力か絶縁
電線の絶縁波膜を引張るように働いて、絶縁波膜に亀裂
や剥離を生じさせ易く絶縁性能の低下を招いてしまう。
このような問題を回避するために、従来ては溶剤形フェ
スを使用して、接着力を10 [kg/cjl程度の弱
いものにしている。しかしながら、溶剤形フェスは溶は
込んだ溶剤が揮発することによって硬化するものである
から、外気に触れる表面部分が先に硬化して波膜を形成
してしまい、この波膜により内部の溶剤の揮発か阻止さ
れてワニス硬化層4b(第4図参照)中に溶剤ガスによ
るボイド5が形成されることがある。このような固定子
コイルに電圧を印加した場合、ボイド5に電界が集中し
てボイド放電を生じるようになり、このボイド放電によ
り絶縁電線の絶縁波膜が劣化して比較的短期間のうちに
絶縁性能が低ドし、コイルの焼損事故を招き易い欠点が
あった。
しかも、溶剤形フェスは一般に硬化時間が長くなるから
、コイル1個当りの製造時間が長くなって製造性に劣る
欠点があった。
[発明の目的] 本発明は1.記事情を考慮してなされたちので、従って
その1:1的は、ワニス硬化層にボイドが形成されるこ
とを防11.できると共に、原コイルの成形時に絶縁電
線の絶縁波膜が損傷することを防11てきて、絶縁性を
向上でき、しかもフェスの硬化時間を短縮できて製造性
を向上できる固定子コイルの製造方法を提供するにある
[発明の概要コ 本発明は、無溶剤形フェスにボイド発生が極めて少なく
且つ硬化時間が短いという特性があることに着目して、
絶縁電線を巻回してコイル辺部となる部分を直線状にし
た形状の原コイルを成形する第1工程と、前記原コイル
の直線状部分のうち前記コイル辺部となる部分に無溶剤
形フェスを塗布する第2工稈と、前記原コイルに塗布さ
れた無溶剤形フェスを硬化させる第3工程と、前記原コ
イルのうち無溶剤形フェスが硬化した部分を除く部分を
曲成することによって原コイルを亀甲形に成形する第4
王程とを順に実行するようにしたものである。この場合
、無溶剤形ワニスは接着力が強いという一1工情があっ
ても、これを塗布する部分は原コイルの直線状部分のう
ちコイル辺部となる部分だけであるから、その後層コイ
ルを亀甲形に曲成する際にも無溶剤形フェスの硬化部分
は全く曲成する必要がなく、原コイルの曲成部分(コイ
ル端部となる部分)において絶縁電線の絶縁波膜に亀裂
や剥離が生ずることを防止できる。
[発明の実施例] 以ド、本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して
説明する。まず第1図(a)に基、いて第1工稈を説明
するに、10乃至13は偏平な等脚台形の各頂点に(1
”i置するように配置したコイル支持ピンで、二の4個
のコイル支持ピン10乃1:13によりコイル巻枠を構
成し、そのうち図示L fllllのコイル支持ピン1
0.11を下側のコイル支持ピン12.13よりも径大
に形成している。そして、第11:程においてこれら4
個のコイル支持ビン10乃至13に絶縁電線14を所定
回数発回して偏・トな略′、9脚台形状(いわゆるなま
こ形)の原コイル15を成形する。これによって、原コ
イル15は後述する亀甲形コイル16のコイル辺部16
a、16aとなる部分15a、15aが曲線状に形成さ
れる。次いで第2工稈において、第1図(b)に示すよ
うに引続き原コイル15をコイル支持ピン10乃至13
に掛けたままの状態で原コイル15の直線状部分15a
、15aのうちコイル辺部16a、16aとなる部分に
無溶剤形ワニス17(図中斜線で示す)を塗布する。そ
の後、第3工程において第1図(c)に示すように引続
き原コイル15をコイル支持ビン10乃至13に掛けた
ままの状態で無溶剤形ワニス17がでフイIJされた部
分全体に加熱プレス型18を死がって絶縁電線14の=
112びを揃えた状態で無溶剤形ワニス17をIJII
熱硬化させ、以って原コイル15の直線状部分15a、
15aのうちコイル辺部16a、16aとなる部分を第
2図に示すようにワニス硬化層17aで覆い、絶縁電線
14どぅしをワニス硬化層17aで同省する。この場合
、従来とは異なり、ワニスとして、ボイド発生の原因と
tムる溶剤を六角しない無溶剤形ワニス17を使用して
いるから、ワニス硬化層17a中にボイドが生成される
ことを防11でき、しがちその優れた硬化特性により硬
化時間を短縮できる。尚、加熱プレス型18は第2図に
示すように4分割形であって、これにより直線状部分1
5aの外周部全体に確実にプレス圧を加え得るようにし
ている。そして第41−陛において、原コイル15のう
ち無溶剤形ワニス17か硬化した部分を除く部分、即ち
コイル端部16b、16bとなる部分を所定の開き形状
に曲成することによって1皇コイル15を第1図(d)
に小す亀甲形コイル16に成形するものである。
このとき、原コイル15のうち曲成される部分は無溶剤
形ワニス17が塗布されていtムいから、絶縁電線14
どうしのずれが自由に1−′[容され、成形時の原コイ
ル15の塑性変形か容易である上に、ワニスの固る一層
に起因する絶縁被膜の損傷を防止できる。しかも、原コ
イル15のうちコイル辺ご1tJ16a、16aとなる
部分は強力な接イ゛、力を発91・する無溶剤形ワニス
17でIa <;されているから、この部分の各絶縁電
線14が力、いにずれ動いたりほつれたりすることはな
く、所定形状に成形された亀甲形コイル16を確実にi
′Iることかできる。
このような本実施例の場合、原コイル15を亀甲形に成
形する際に原コイル15のほつれを防11゜するために
必要な接着力を、原コイル15のうちコイル辺部16a
、16aとなる部分のみに無溶剤形ワニス17を塗布す
ることによって得るようにし、無溶剤形ワニス17が塗
布されていない部分即ちコイル端部16b、16bとな
る部分を第41〕程で曲成することによって亀甲形コイ
ル16を成形するようにしたから、成形時に絶縁電線1
4の絶縁被膜か無溶剤形ワニスの固71性によって1m
 (鴻を受けるといったことはない。しかも、原コイル
15に塗布するワニスとして無溶剤形ワニス17を使用
するようにしたから、ワニス硬化層17a中にボイドか
発生することを防11−できて、前述した゛1目i°1
と+11俟って絶縁性を向I〕できる。川に、胤溶剤形
ワニス17の使用により従来に比し硬化11.11間を
短縮できるから、コイル1個当りの製造時間を短縮でき
て、製造性を向にできる。
また、本実施例においてはコイル支トjjビン10乃至
13によりコイル巻枠を構成したので、コイル支持ピン
10乃至13に原コイル15を掛けたままの状態で第2
工程のワニス塗布及び第31′、程のワニス硬化を行う
ことができる。このため、原コイル15をコイル巻枠か
ら外して掛は替えるといった1間が省けるばかりか、従
来のようにワニス処理に際し予め原コイル15に仮固定
用のテープを巻回せずとも、原コイル15を巻回時の整
列状態のままコイル支持ビン10乃至13によって保持
することかできて、テープ巻回の千間を省くことができ
、前述した事情と用俟って一層製造性を向」二できる。
[発明の効果] 本発明は以」二の説明から明らかなように、原コイルの
直線状部分のうちコイル辺部となる部分に無溶剤形ワニ
スを塗布して硬化させた後、原コイルのうち無溶剤形ワ
ニスが硬化した部分を除く部分を曲成することによって
原コイルを亀甲形に成形するようにしたから、ワニス硬
化層にボイドが発生することを防止できると」1に、原
コイルの成形時に絶縁電線の絶縁被膜かIN Ojzす
ることを防止できて、絶縁性を向にでき、しかもワニス
の硬化時間を短縮できて製造性を向1.できるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示したもので、
第1図は製造工程を順に示す固定子コイルの平面図、第
2図は第1図(c)の■−■線に沿って示す断面図であ
り、第3図は従来の製造ツノ法を示す第1図)11当図
、第4囚は従来製法による固定子コイルの部分断面図で
ある。 図面中、14は絶縁7u線、15は原コイル、15aは
直線状部分、16aはコイル辺部、17は無溶剤形ワニ
ス、18は加熱プレス型である。 代理人 弁理1  則 近  憲 仏 間         三  俣   弘  文第 2 
図 0             v Pl 3 図 第 4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、原コイルを直線状の一対のコイル辺部を有する亀甲
    形コイルに成形する方法であって、絶縁電線を巻回して
    前記コイル辺部となる部分を直線状にした形状の原コイ
    ルを成形する第1工程と、前記原コイルの直線状部分の
    うち前記コイル辺部となる部分に無溶剤形ワニスを塗布
    する第2工程と、前記原コイルに塗布された無溶剤形ワ
    ニスを硬化させる第3工程と、前記原コイルのうち無溶
    剤形ワニスが硬化した部分を除く部分を曲成することに
    よって原コイルを亀甲形に成形する第4工程とを順に実
    行することを特徴とする固定子コイルの製造方法。
JP26492685A 1985-11-27 1985-11-27 固定子コイルの製造方法 Pending JPS62126844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26492685A JPS62126844A (ja) 1985-11-27 1985-11-27 固定子コイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26492685A JPS62126844A (ja) 1985-11-27 1985-11-27 固定子コイルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62126844A true JPS62126844A (ja) 1987-06-09

Family

ID=17410112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26492685A Pending JPS62126844A (ja) 1985-11-27 1985-11-27 固定子コイルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62126844A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0905864A2 (de) * 1997-09-25 1999-03-31 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Verfestigung von Wicklungsspulen elektrischer Maschinen
US6722020B2 (en) * 2001-09-17 2004-04-20 Siemens Westinghouse Power Corporation Workpiece table assembly

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0905864A2 (de) * 1997-09-25 1999-03-31 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Verfestigung von Wicklungsspulen elektrischer Maschinen
EP0905864A3 (de) * 1997-09-25 2000-05-31 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Verfestigung von Wicklungsspulen elektrischer Maschinen
US6722020B2 (en) * 2001-09-17 2004-04-20 Siemens Westinghouse Power Corporation Workpiece table assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62126844A (ja) 固定子コイルの製造方法
JP2005310566A (ja) 線材、線材製造方法及びコイルの製造方法、プレス材及びプレス材製造方法
US4145804A (en) Non-circular orthocyclic coil
JPS61214750A (ja) 高圧コイルの製造方法
JP3093301B2 (ja) 樹脂モールドコイルとその製造方法
JP2004134707A (ja) 樹脂モールドコイル、樹脂モールドコイルを用いたモールド変圧器及びモールド変圧器の製造方法
JP2001037135A (ja) モータの絶縁構造及びモータのステータ製造方法
JPS6315654A (ja) 樹脂モ−ルドモ−タの製造方法
JPH01179406A (ja) モールドコイルの製造方法
JPS6182412A (ja) 巻鉄心の製造方法
US2950527A (en) Method for making bobbins
JPS62118736A (ja) 固定子コイルの製造方法
JPH04125910A (ja) 推進コイルの層間絶縁構造
JPH0297256A (ja) 回転電機コイルの製造方法
JPH02135748A (ja) フィルムキャリアの製造方法及び出荷方法
JPS5927511A (ja) 巻鉄心の固定方法
JPH0479303A (ja) 電磁石コイルの製造方法
JP2604651Y2 (ja) 回転電機の固定子コイル
JPS5943514A (ja) 樹脂モ−ルドコイルの製造方法
JPH0819201A (ja) 回転電機絶縁コイル
JPS62196802A (ja) 超電導コイルの製造方法
JPH0591685A (ja) 固定子絶縁線輪
JPS62126602A (ja) 電気機器のコイルおよびその製造方法
JPS5835912A (ja) 樹脂モ−ルドコイルの製造方法
JP2921354B2 (ja) 車両用交流発電機の回転子とその製造方法