JPS62126602A - 電気機器のコイルおよびその製造方法 - Google Patents

電気機器のコイルおよびその製造方法

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Publication number
JPS62126602A
JPS62126602A JP26614185A JP26614185A JPS62126602A JP S62126602 A JPS62126602 A JP S62126602A JP 26614185 A JP26614185 A JP 26614185A JP 26614185 A JP26614185 A JP 26614185A JP S62126602 A JPS62126602 A JP S62126602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
short fibers
interlayer insulating
synthetic resin
insulating layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP26614185A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tsunashima
綱島 栄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS62126602A publication Critical patent/JPS62126602A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電気機器のコイルおよびその製造方法に関す
るものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、例えば車両用直流電動機の界磁コイルは、巻型を
用いて帯状の導体を矩形状または小判形状に巻回して成
形コイルを製作し、巻型から取外したこの成形コイルの
各層間に層間絶縁シートを挿入して層間絶縁を施こし、
この後絶縁テープを巻回して対地絶縁を施こし、さらに
この後全体に絶縁ワニスを浸漬または真空含浸させて製
作していた。
しかしながら、この製造方法では、成形コイルの運搬や
導体成形後原形に戻ろうとするスプリングバック等によ
り、層間絶縁シートが挿入位置からずれることがあり、
レアシミー1−の原因になる。
そこで、第4図に示すように成形コイル1の各層間に挿
入する層間絶縁シート2が、若干ずれてもよいようにす
るため層間絶縁シート2の幅を成形コイル1の導体幅よ
り広くしたり、成形コイル1と十分接着するように予め
接着剤が含浸されている層間絶縁シート2を用い、温度
と圧力を加えながら成形固着する。
この絶縁方法は、層間絶縁シート2の挿入時の不注意に
よって若干位置がずれても、レアショートを防ぐ効果は
あるが、層間絶縁シート2が成形コイル1から張出して
いる部分を切断刃3で切断して除去するとき、眉間絶縁
シート2が成形固着時の加熱によって脆くなっているか
ら第5図に示すように内部までえぐられた切欠部4が形
成され、これがやはりレアショートの原因になる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、絶縁
性能を向上しかつ製作費を安価とした電気機器のコイル
およびその製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
〔発明の概要〕
本発明は、導体を所定の形状に巻回した成形コイルと、
この成形コイルに合成樹脂材または無機質材の短繊維を
電着で植毛して形成した層間絶縁層と、この層間絶縁層
の形成後外側に形成した対地絶縁層から構成し、層間絶
縁層を、成形コイルに接着剤を塗布した後、印加した高
電圧により短繊維を飛翔させて電着層を形成し、この電
着層を加熱して硬化させることにより、複雑な形状であ
っても容易かつ均一に形成することができるようにした
ものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の電気機器のコイルおよびその製造方法の
一実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明
は車両用直流電動機の界磁コイルについて行い、第4図
および第5図と同一部分には同符号を付し、重複した説
明は省略する。
第1図において、界磁コイル10は、導体を矩形状また
は小判形状に巻回した成形コイル1と、この成形コイル
1の導体の表面にアラミツド、ポリエステル等に代表さ
れる各種合成樹脂材またはロックウールのような無機質
材の短繊維を電着によって植毛した層間絶縁層IIと、
層間絶縁層11を設けた後外側に形成した対地絶縁層1
2から構成されている。
次に、この界磁コイル10の製造方法を第2図および第
3図を参照して説明する。まず、第2図に示すように成
形コイル1の導体表面に液状エポキシ樹脂を塗布し、数
10μ−の厚さの塗膜11aを形成する。この後、第3
図に示すように電着装置14を用いて、上記した短繊維
を電着によって植毛し層間絶縁層11を形成する。ここ
で、電着装置14は、内側に成形コイル1が吊り下げら
れる空間部15aを形成し、 この空間部15aに対向
する面を下部が突出した円弧状の案内面15bとしかつ
正電位となる電極15と、この電極15の上部に配設さ
れ、所定量の短繊維11bを供給する環状の加振板16
と、 この加振板16の上部に配設され、二重の円筒状
で中間の空間部を短繊維11bの収容部とし、加振板1
6へ短繊維11bを落下するための開口部17aを設け
た容器17と、電極15を正電位、電極15の空間部1
5aに吊り下げられる成形コイル1を負電位となるよう
に電圧を印加する電源装置18から構成されている。そ
こで、電源装置18の陰極に接続した成形コイル1を電
極15の空間部15aに吊り下げ、加振板16を振動し
て容器17内の短繊維11bを開口部17aから電極1
5の案内面15bに供給すると、短繊維11bは帯電し
成形コイル1へ向って飛翔する。塗膜11aの表面に到
着した短繊維11bは自由電荷を放出するが、誘導分極
による電荷の静電的な結合力の方が短繊維11bに働く
力より通常はるかに大きい。
したがって、塗膜11aへは100%電界による力を受
けた短繊維11bを飛翔させ、電着して植毛できる。
この後、加熱乾燥すると、短繊維11bは成形コイル1
の導体に固着される。さらにこの後、第2図に示すよう
に成形コイル1を層間接着させるために接着剤11cを
塗布し、所定の圧力を加えながら通電加熱して固めてか
ら対地絶縁層12を形成すると、層間絶縁層11を備え
た界磁コイル10が得られる。ここで、接着剤lieは
層間接着が目的であり、本発明の実験によればその塗布
厚さは50〜60μm程度が良好であった。また、この
実験には短繊維11bとして、アラミツド繊維KEVL
AR(デュポン社の商品名)のサイズ1.5〜2.0デ
ニールを約0.3nmに切断したものを用いた。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成されているから、小判形の
ような複雑な形状に成形した成形コイルであっても、そ
の表面に容易にかつ均一に層間絶縁層を形成することが
でき、絶縁性能の向上と製作の容易化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気機器のコイルを示す断
面図、第2図は本発明の一実施例の製造方法の中間工程
を示す説明図、第3図は第2図と異なる本発明の一実施
例の中間工程を示す説明図、第4図は従来の電気機器の
コイルの製造方法の中間工程を示す説明図、第5図は第
4図を示す工程で発生した欠陥部を示す説明図である。 1・・・成形コイル、  11・・・層間絶縁層11a
・・・塗膜、     llb・・・短繊維11c・・
・接着剤、    12・・・対地絶縁層15・・・電
着装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導体を所定の形状に巻回した成形コイルと、この
    成形コイルに合成樹脂材または無機質材の短繊維を電着
    で植毛して形成した層間絶縁層と、この層間絶縁層の形
    成後外側に形成した対地絶縁層から構成される電気機器
    のコイル。
  2. (2)導体を所定の形状に巻回した成形コイルに、合成
    樹脂ワニスからなる接着剤を塗布し、印加した高電圧に
    より合成樹脂材または無機質材の短繊維を飛翔させて電
    着層を形成し、この電着層を加熱して硬化させ、この後
    対地絶縁層を形成することを特徴とする電気機器のコイ
    ル製造方法。
  3. (3)短繊維を、アラミッド、ポリエステル等に代表さ
    れる合成樹脂材またはロックウールのような無機質材か
    ら製作した特許請求の範囲第1項および第2項記載の電
    気機器のコイルおよびその製造方法。
JP26614185A 1985-11-28 1985-11-28 電気機器のコイルおよびその製造方法 Pending JPS62126602A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542718A (ja) * 2005-05-27 2008-11-27 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 光ファイバージャイロスコープにおける感知コイルを取り付けるための感知コイル組立体及び方法
KR101173591B1 (ko) 2011-09-09 2012-08-13 주식회사 세빅글로벌 고조파 저감용 마이크로 코일 및 이를 포함하는 절전용 변압기
JP2021510359A (ja) * 2018-01-12 2021-04-22 太倉▲カ▼蘭平汽車零部件有限公司 バネ表面の植毛加工方法

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