JPS6212543A

JPS6212543A - 縫製材料のチヤツク装置

Info

Publication number: JPS6212543A
Application number: JP4695485A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Fujita; 藤田　清
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 1985-03-08
Filing date: 1985-03-08
Publication date: 1987-01-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は縫製材料のチャック装置に関し、例えばミシン
縫製作業時における、材料の移転、供給等に利用される
。

（従来の技術）従来、この種の装置としては、特開昭５１−７６７７１
号記載の技術が知られている。

この装置は、積層された縫物シート中の任意数を選択的
に取上げるようにしたものである。

即ち、積層縫物シートに接触する表面を持つ本体内に、
シート接触面に対し、鋭角に外方へ突出してシートに突
刺さる複数の針状部材と共に、その突出度を調節し得る
駆動制御部材を設けたものである。そして、この制御部
材は流体圧で動作し、調整可能なカムリングにより水平
に軸方向へ作動するビン部材と、本体内プランジャのテ
ーパ面とが干渉ないし係合し、該プランジャの上下位置
が規制される。

従って、前記テーパ面に当接し、その面移動で摺動する
針状部材の突出度が、前記カムリングの調整で変化する
ようになされている。

（発明が解決しようとする問題点）上記従来装置における装置本体の内部は、数多くの部材
で構成され、その動作駆動源を流体圧（当該実施例では
空気圧）に求めているため、特に作動系統の構造が非常
に複雑化している。

従って、製作２組付、コスト各面で難点があり、またカ
ムリングにより作動するピン部材と、プランジャのテー
パ面との当接時に、好ましくない異音が発生するという
不都合があった。

本発明では、上記これら問題点の解決を計ったものであ
る。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）本発明における解決手段としては、予め設定した電気的
信号による制御モータの回転を、カム軸上の所定位置に
固定した円板カムに伝達し、該カムにより、そのカム面
に対向位置し且つ所定角度傾斜して設けられた針部材を
、その軸方向に進退せしめるようにした。

（作用）所望選択信号に応じた駆動モータの回転で、タイミング
ベルト及びプーリを介し、カム軸上の円板カムが回動す
る。そして、前記信号に対応した回転カム面のステップ
により、櫃層材料の任意枚数に所定角度を以て進出する
針部材が突刺さり、当該材料をつかみ保持する。次いで
移送装置による材料移送が行われた後、カム位相の回動
変化で針部材が後退し、前記材料のつかみ保持状態が解
除される。信号を縫製生産態様に応じて設定することに
より、任意所望回数までこの動作が繰り返される。

（実施例）第１及び２図は、本発明装置の平面図及び正面図（一部
を破断し、第１図のＡ−Ａ断面示）である。

図中１は取付台、２は予め所定された電気的信号により
回転する、前記取付台１に固着された駆動モータ、３及
び４は夫々タイミングベルトとブーりで、５はカム軸、
６は該カム軸５上の所定型に固定された円板カムである
。

第３図は第２図来所面部分の拡大図であり、７は傾斜し
た外枠で、材料との接触面を持ち、針の通穴８ａを設け
た材料押え板８に一体形成される。

９は接触子の案内筒で前記外枠７に固着され、この案内
筒９内にはスプリング１０を介在して摺動部材１１が嵌
挿される。

そして、その下向部一端には針部材１２がネジ１３で固
着され、上向地端部にはカム接触子１４が、軸方向を調
整可能に螺合しナツト結合１５されている。而して、前
記円板カムは、そのカム中中心がカム接触子の軸心に対
向合致するように、カム軸に固定されることは云うまで
もない。

第４図は、選択をした信号の付与により、円板カム６が
回動して、その第１のステップ位相で接触子１４を介し
、針部材１２が突出して第１の材料’１６に突刺さった
状態を示す。

また、第５図は円板カムが更に回動し、その第２ステッ
プ位相により、前記針部材１２は更に進出し、第２の材
料１７にも突刺さりこれらをつかむ状態を示す。

このような状態で、図示せぬ移送供給手段により、ミシ
ンに材料供給がなされた後、更に円板カムが回動して接
触子との相対位置が第３ステップ位相（第３図示位置）
に達すると、針部材は元の位置へ後退し、前記第１と第
２の材料つかみ状態は共に解除される。

本発明装置では、これらの動作を設定信号の選択付与に
より、任意所望的に行わしめることができる。

〔発明の効果〕

本発明装置は、この種従来型装置に比べ、要部の構成が
簡素化され使用部品も少なくてすみ、電気的信号の付与
で動作させるため、全体的構造をもシンプルな形態とす
ることができる。従って製作、コスト等の面で非常に有
利である。

また、構成上、機能障害の発生、要因となるところが少
なく、針部材関係の作動でも、その接触子は常にカム面
に当接しているので騒音等の発生することがない。一般
的には手作業で行われている材料の整理供給等を、所望
に応じた態様で自動的に行わしめることができ、利用効
果が大である。

【図面の簡単な説明】

第１及び２図は本発明装置の平面、及び正面図、第３図
は第２図（断面承部）の拡大説明図、第４及び５図は、
夫々針部材の作動説明図、第６図は針部材近傍の斜視図
である。ｌ・・・取付台、２・・・駆動モータ、３・・・タイミ
ングベルト　４・・・タイミングプーリ。５・・・カム軸、６・・・円板カム、７・・・外枠、１
１・・・摺動部材、１２・・・針部材、１４・・・カム
接触子

Claims

【特許請求の範囲】

予め設定した電気的信号による制御モータの回転を、伝
達手段を介してカム軸上に円板カムに伝達し、そのカム
位相の回動ステップにより、材料押え板に傾斜して配置
された針部材を任意に所定量進退せしめ得るようにした
縫製材料のチャック装置。