JPS6212465Y2 - - Google Patents

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JPS6212465Y2
JPS6212465Y2 JP1983192014U JP19201483U JPS6212465Y2 JP S6212465 Y2 JPS6212465 Y2 JP S6212465Y2 JP 1983192014 U JP1983192014 U JP 1983192014U JP 19201483 U JP19201483 U JP 19201483U JP S6212465 Y2 JPS6212465 Y2 JP S6212465Y2
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JP
Japan
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light
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photoelectric detector
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JP1983192014U
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JPS60100080U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 この考案は、部品移送通路を移動する部品、例
えばチツプ状コンデンサ、抵抗等の様な電気部品
に光を照射してその反射光を光電変換素子に入射
させ、その光量の差或いは入射の有無によつて部
品の表裏を判別し、この部品の表裏を整列させて
搬送する部品の表裏整列装置に関する。
ロ 従来技術 例えばプレート状集積回路に外付けされるチツ
プ状コンデンサ、抵抗等の電気部品を所定の位置
に取付ける場合、これらの部品を基板に取付ける
側の裏面と、その反対側の表面(電極面)とを選
別する必要がある。そして電気部品の取付作業を
迅速かつ正確に行う為には、部品の表裏選別を自
動化しなければならない。
ところで、上記電気部品は表面がガラス質の鏡
面反射体(色相は黒、青、緑等の暗色系)で、裏
面が白色セラミツクスの乱反射体で形成され、表
面は光の反射性が良好であり、裏面は光の反射性
が悪いと云う構造上の特長を有する。そこで、こ
の構造上の特長を利用して光電検出器を用いて部
品の表裏を判別することが考察し得る。第1図乃
至第3図は上記電気部品の表裏を光電検出器を用
いて判別する具体例を示すもので、部品移送通路
1に表面を上方に向けた部品2が供給された場
合、第1図に示すように部品2が光電検出器3の
下方に移送されてくると、その上面が光電検出器
3の投光素子3aからの光を殆ど垂直に反射する
為、受光素子3bに殆ど光は入射されず、光電検
出器3の出力はオフの状態となる。このことによ
り、図示してない空気噴出ノズルが作動して部品
移送通路1の検出部に近接して設けた空気噴出口
4から空気を噴出し、この噴出空気によつて部品
2は吹き飛ばされてリジエクトされる。次に、部
品移送通路1に裏面を上方に向けた部品2が供給
された場合、第2図に示すように部品2が光電検
出器3の下方に移送されてくると、その上面が光
電検出器3の投光素子3aからの光を乱反射する
為、反射光の一部が受光素子3bに入射されて光
電検出器3の出力はオンの状態となる。これによ
つて、空気噴出ノズルは作動せず、部品2はその
ままの状態で部品移送通路1上を移送されて排出
される。更に、光電検出器3の下方に部品2が存
在しない場合、部品移送通路1の移送面1aが部
品2の裏面と同様の反射率を持つた表面に形成さ
れている為、第3図に示すように部品移送通路1
の移送面1aが光電検出器3の投光素子3aから
の光を乱反射し、反射光の一部が受光素子3bに
入射されて光電検出器3の出力はオンの状態にな
り、空気噴出ノズルは作動しない。但し、この移
送面1aは、一般の加工においては乱反射の表面
に形成するのは困難であり、鏡面に近いものとな
り易い。
ところで、上記部品2は特にボウルフイーダの
ような物品供給機においては捩り振動力を受けて
部品移送通路1を移送される為、捩り振動力によ
り部品2は躍り上がりを伴つて移送されることが
ある。従つて、表面を上方に向けて供給された部
品2が光電検出器3の下方に躍り上がりを伴い乍
ら移送された場合、第4図に示すように光電検出
器3の投光素子3aからの光を躍り上がりにより
傾いた部品2の上面が反射して受光素子3bに入
射させる可能性があり、これにより光電検出器3
の出力がオンの状態となる為、空気噴出ノズルは
作動せず、部品2はリジエクトされることなくそ
のままの状態で部品移送通路1を移送されて排出
されるので、検出ミスが生じる。また、部品移送
通路1の移送面1aは通常、前述のように反射の
方向性が強いので、受光素子3bの位置では反射
光量のレベルが低くて精度と安定度が悪い。
ハ 考案の目的 この考案は、従来の様々な問題を解決せしめ、
高信頼度が得られる部品の表裏整列装置を提供す
るものである。
ニ 考案の構成 この考案は、部品移送通路を移送される表面が
鏡面反射体で裏面が乱反射体からなる部品に光電
検出器の投光素子からの光を照射し、この反射光
が光電検出器の受光素子に入射するか否かを検出
して部品の表裏の選別を行うようにした部品の表
裏整列装置に於いて、光電検出器を部品移送通路
の上方で、かつ、該部品移送通路を直角に横切る
平面内で受光素子側に傾けて設け、上記部品移送
通路の移送面に鏡面仕上げした複数条のV字溝を
部品移送方向に沿つて形成し、かつ、上記V字溝
の斜面角度を上記光電検出器に対向させて形成し
上記光電検出器の投光素子からの光を受光素子に
向けて反射させるようにしたものである。
ホ 実施例 第5図乃至第8図はこの発明の部品の表裏整列
装置を用いて部品の表裏を判別する具体例を示す
もので、同図に於いて、5は部品、6は光電検出
器、7は部品移送通路である。
部品5は例えばチツプ状コンデンサ、抵抗等で
あり、例えば表面が鏡面反射体により光の一方向
への反射性が良好であり、裏面が乱反射体により
光が広範囲に反射すると云う構造上の特長を有す
る。
光電検出器6は投光素子6a及び受光素子6b
からなり、部品移送通路7に対して斜めに、換言
すれば、部品移送通路7と直交する平面において
受光素子6b側つまり図中右側へ傾けて取り付け
てある。なお、この光電検出器6の傾きは、受光
素子6bの位置において、正規方向で移送されて
来た部品の乱反射光量を十分に確保できる程度に
止めるべきである。光電検出器6は受光素子6b
への入射光の存否に応じて部品排出手段に信号を
送る。すなわち、投光素子6aからの光が受光素
子6bに入射されないときに部品排出手段である
空気噴出ノズル(図示せず)を作動させ、投光素
子6aからの光が受光素子6bに入射されたとき
には空気噴出ノズルを作動させない。
部品移送通路7は加振器により捩り振動力を受
けて上記部品5を移送する振動部品供給機の螺旋
状のトラツクであり、その移送面7aには複数条
の断面V字形状の溝8がうず巻状に削設してあ
り、また、空気噴出ノズルと連結する噴出口9が
側壁7bに穿設してある。上記V字形状溝8は、
後で第8図を参照して述べるように光電検出器6
の投光素子6aからの光が反射して受光素子6b
に入射されるように、反射光の方向が受光素子の
光軸と合致するような傾斜角に設定してあり、ま
た反射光量のレベルが高くなるように硬質クロー
ムメツキ等で鏡面仕上げが施されている。
上記構成に於いて、部品移送通路7に表面を上
方に向けた部品5が供給された場合、第5図に示
すように部品5が光電検出器6の下方に移送され
てくると、その上面が光電検出器6の投光素子6
aからの光を殆ど受光素子6bと反対側に反射す
る為、受光素子6bに殆ど光は入射されず、光電
検出器6の出力は安定したオフの状態となる。こ
れにより、空気噴出ノズルが作動して部品移送通
路7に設けた空気噴出口9から空気を噴出し、こ
の空気噴出によつて部品5は吹き飛ばされてリジ
エクトされる。
次に、部品移送通路7に裏面を上方に向けた部
品5が供給された場合、第6図に示すように部品
5が光電検出器6の下方に移送されてくると、そ
の上面が光電検出器6の投光素子6aからの光を
乱反射する為、反射光の一部が受光素子6bに入
射されて光電検出器6の出力はオンの状態とな
る。これによつて、空気噴出ノズルは作動せず、
部品5はそのままの状態で部品移送通路7を移送
されて排出される。
次いで、表面を上方に向けて供給された部品5
が光電検出器3の下方に躍り上がりを伴い乍ら移
送されてきた場合、第7図に示すように光電検出
器6の投光素子6aからの光を躍り上がりにより
傾いた部品5の上面が殆ど垂直に反射する為、受
光素子6bに光は殆ど入射されず、光電検出器6
の出力は確実にオフの状態となり、空気噴出ノズ
ルが作動して部品5はリジエクトされる。
更に、光電検出器6の下方に部品5が存在しな
い場合、第8図に示すように光電検出器6の投光
素子6aからの光は部品移送通路7の移送面7a
のV溝8で反射されて受光素子6bに入射される
為、光電検出器6の出力はオンの状態になり、空
気噴出ノズルは作動されない。
ヘ 考案の効果 この考案に係る部品の表裏整列装置は、光電検
出器を傾けて設けたから、部品が躍り上がつても
その反射光は受光素子に入射し得ず、乱反射体の
面を上方に向けた部品を確実に、鏡面反射体の面
を上方に向けた部品から効率良く選別することが
でき、特に、躍り上がりを伴つて移送される鏡面
反射体の面を上方に向けた部品を乱反射体の面を
上方に向けた部品と間違つて誤選別する虞れがな
く、従つて、選別の確実性を極めて増大させるこ
とができる。また、部品移送通路の移送面を鏡面
性として、この鏡面性の移送面に複数条の溝を上
記光電検出器の投光素子からの光を受光素子に向
けて反射させるように形成したから、移送面の反
射光量のレベルが高く、表面と裏面の反射光量差
の小さな物品に対しても精度と安定度の良い選別
を行うことができるとともに、移送路に部品が存
在しないときに排出手段を作動させて了うような
ことも防止できる。尚、光電検出器の感度設定範
囲も拡大されるので調整作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来の装置の作用を説明す
る為の要部図面、第5図乃至第8図はこの考案に
係る部品の表裏整列装置の作用を説明する為の要
部図面である。 5……部品、6……光電検出器、6a……投光
素子、6b……受光素子、7……部品移送通路、
7a……移送面、8……溝、9……噴出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部品移送通路を移送される表面が鏡面反射体で
    裏面が乱反射体からなる部品に光電検出器の投光
    素子からの光を照射し、この反射光が光電検出器
    の受光素子に入射するか否かを検出して部品の表
    裏の選別を行うようにした部品の表裏整列装置に
    於いて、光電検出器を部品移送通路の上方で、か
    つ、該部品移送通路を直角に横切る平面内で受光
    素子側に傾けて設け、上記部品移送通路の移送面
    に鏡面仕上げした複数条のV字溝を部品移送方向
    に沿つて形成し、かつ、上記V字溝の斜面角度を
    上記光電検出器に対向させて形成し上記光電検出
    器の投光素子からの光を受光素子に向けて反射さ
    せるようにしたことを特徴とする部品の表裏整列
    装置。
JP19201483U 1983-12-12 1983-12-12 部品の表裏整列装置 Granted JPS60100080U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19201483U JPS60100080U (ja) 1983-12-12 1983-12-12 部品の表裏整列装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19201483U JPS60100080U (ja) 1983-12-12 1983-12-12 部品の表裏整列装置

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Publication Number Publication Date
JPS60100080U JPS60100080U (ja) 1985-07-08
JPS6212465Y2 true JPS6212465Y2 (ja) 1987-03-31

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ID=30413338

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JP19201483U Granted JPS60100080U (ja) 1983-12-12 1983-12-12 部品の表裏整列装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH062525B2 (ja) * 1984-02-20 1994-01-12 東洋製罐株式会社 缶蓋のマ−ク検出装置
JP3943528B2 (ja) * 2003-06-20 2007-07-11 株式会社ダイシン 部品姿勢判別装置
JP3943550B2 (ja) * 2003-09-16 2007-07-11 株式会社ダイシン 部品姿勢の判別方法及び部品搬送装置

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JPS60100080U (ja) 1985-07-08

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