JP3943550B2 - 部品姿勢の判別方法及び部品搬送装置 - Google Patents

部品姿勢の判別方法及び部品搬送装置 Download PDF

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本発明は部品姿勢の判別方法及び部品搬送装置に係り、特に、部品を一定姿勢に揃えて供給する部品供給装置に適用する場合に好適な部品姿勢の判別方法に関する。
一般に、電子部品などを一定の姿勢に揃えて供給する部品供給装置には、電子部品の姿勢を揃えるための部品処理部が設けられ、この部品処理部によって電子部品が一定の姿勢に揃えられた上で部品実装装置などに供給される。部品処理部の構成としては、部品の形状に応じた搬送路の形状によって部品の姿勢を機械的に揃える方法と、光学センサなどによって搬送路上の部品の姿勢を検出し、検出された部品姿勢に応じて部品を排除したり、部品の姿勢を強制的に変更したりすることによって部品の姿勢を揃える方法とが知られている(例えば、以下の特許文献1参照)。
特開2003−246440号公報
ところで、搬送される部品には種々のものがあり、例えば、図1に示すように、光透過性を有するセラミック材料で構成されるセラミック基板10Sを外面の一部に露出した状態で含む部品(例えば、図示例では抵抗層10Rと端子部10Eとを有するチップ抵抗)10が知られている。このような部品10では、セラミック基板10Sが光透過性を有することから、光を照射するとセラミック基板10Sの内部散乱光によってセラミック基板10Sの露出面全体が発光するため、光センサによる姿勢検出が困難になるという問題点がある。
また、電子部品の多くには金属製の端子部10Eが設けられるので、この端子部10Eにおける散乱性反射光による誤検出が発生しやすいという問題点もある。
特に、近年は、部品が微細なものになるとともに供給速度が大幅に向上しつつあることから、部品姿勢を高いS/N比で検出することが難しくなっているため、部品姿勢の検出精度や検出時間によって部品供給速度が制約を受けるという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、部品に対する照明光の入射範囲を規定して部品に応じた複数種類の検出光を利用することにより、部品姿勢に応じた検出光の光量変化を大きく確保し、誤検出の少ない部品姿勢の判別方法を提供することにある。また、高速の部品供給にも対応可能な部品姿勢の判定方法を提供することにある。
本発明の部品姿勢の判別方法は、直方体形状を有し、前後端面を除く4つの外面部の方位が異なる4つの姿勢のいずれかで搬送路上を搬送され、光透過性を有する素材が露出してなる前記外面部と、前記素材より光透過性が低いか或いは光透過性を有しない前記外面部とを有する部品の姿勢を検出する部品姿勢の判別方法であって、前記部品が搬送される搬送面の部品通過領域に開口する光学開口部を通して照明光を前記部品に照射するとともに、前記照明光の照射軸から外れた方向に検出光の検出軸を設定し、該検出軸に沿って出射する前記検出光の光量によって部品姿勢を判別する方法であり、前記光学開口部は、複数の前記姿勢のうち或る一の特定姿勢に対応する部品通過領域からは外側に一部張り出すように開口するが、他の特定姿勢に対応する部品通過領域からは外側に張り出さないように構成され、前記検出軸は、前記光学開口部から出射された光が前記一の特定姿勢にある部品の上面で反射されてなる反射光を検出可能となるように設定されることを特徴とする。
この発明によれば、適宜の光照射手段を用いて搬送面の部品通過領域に開口する光学開口部を通して照明光を部品に照射することにより、部品に対する照射スポットを常に一定に規制することができるため、位置あわせが不要であり、適宜の光検出手段を用いて常に一定の検出状態が保たれるとともに、照射軸から外れた方向に検出軸が設定されていることにより、部品によって偏向された検出光のみを部品姿勢に応じて検出することができるので、部品姿勢を正確に判別することが可能になる。すなわち、限定された光学開口部から光を照射することによって部品の姿勢に対する光の照射方向や照射範囲を限定することができるため、部品の姿勢を高精度に判定できる。
また、前記光学開口部は、或る一の特定姿勢に対応する前記部品通過領域からは外側に一部張り出すように開口するが、他の特定姿勢に対応する部品通過領域からは外側に張り出さないように構成され、前記検出軸は、前記光学開口部から出射された光が前記一の特定姿勢にある部品の上面で反射されてなる反射光を検出可能となるように設定されることにより、この反射光の有無や強弱によっても部品姿勢を判別することが可能になるので、部品姿勢の変化による検出光量の変化をより大きく確保することが可能になる。
本発明において、前記検出光の検出軸を前記搬送面から外れた方位に向けることが好ましい。このように、光の検出方向を搬送面に向かう方位以外の方位に設定することにより、検出軸を広い角度範囲内において変更・調整することができ、必要に応じて複数の光検出手段を設けて複数の検出軸を設定することもできるなど、光検出手段の構成に対する自由度が大きいことが、種々の部品の姿勢を判別する上で、或いは、好適な検出軸の方位を調整する上で、きわめて有効である。
本発明において、前記検出軸は、前記一の特定姿勢にある部品に対して前記光学開口部を通して光が照射されているときに、前記光学開口部の内面による乱反射光が検出可能となるように設定されることが好ましい。
本発明において、前記部品の前後両端部には端子部が設けられてなり、前記光学開口部は、前記部品の前記端子部の前後方向の長さの2倍よりも搬送方向に幅広に構成されることが好ましい。これによれば、端子部が光学開口部を閉鎖することによる誤検出が防止される。
また、前記部品の姿勢に応じて、前記部品の内部に侵入した前記照明光が散乱されてなる内部散乱光と、前記部品の外面にて前記照明光が散乱されてなる外面散乱光との少なくともいずれか一つを前記検出光として検出することができる。特に、或る特定姿勢では内部散乱光と外面散乱光の双方が検出され、他の特定姿勢では内部散乱光と外面散乱光のいずれか一方が検出されるように構成することが好ましい。これによれば、光学開口部に臨む部品の外面部分が光透過性を有する素材である場合には、照明光が部品の内部に侵入するため、部品の内部において照明光が散乱されてなる内部散乱光が発生し、この内部散乱光は、光透過性を有する素材が検出軸の方向にも露出している場合には検出光の一部として検出される。一方、光学開口部の一部が部品通過領域の外側に張り出している場合には、当該一部を通して照明光が部品の外面に照射され、当該外面にて散乱されてなる外面散乱光のうち検出軸の方向に向かう光が検出光の一部として検出される。したがって、内部散乱光と外面散乱光は部品姿勢によって大きく変化する光であることから、部品姿勢の変化による検出光量の変化量を大きくすることができる。
本発明において、前記検出軸は、前記部品の前記姿勢のうち少なくとも一つの前記特定姿勢において前記部品の異なる2つの前記外面部から出射する前記検出光を検出可能に設定されていることが好ましい。このように2つの外面部から出射する検出光を検出可能に構成することにより、部品姿勢に応じた検出光量の変化をさらに拡大することが可能になる。
ここで、或る特定姿勢では、2つの外面部からの出射光が検出され、他の特定姿勢では2つの外面部のうちいずれか一方からの出射光が検出されることが好ましい。これによって検出光量の差を拡大できる。
本発明において、前記光学開口部は、前記部品の排除若しくは姿勢変更のための気流を吹き付ける気流吹付孔と兼用される通孔により構成され、前記部品姿勢の判別結果に応じて前記通孔を通した気流の吹き付けの有無を制御することが好ましい。これによれば、同一部位において部品姿勢の検出と部品の排除若しくは姿勢変更を行うことができるため、部品の選別や整列を行うための部品処理部をコンパクトに構成できる。
この場合に、前記通孔は、その開口部に向けて外側に開くように構成されることが好ましい。これによれば、光学開口部よりも通孔の開口部を実質的に広く構成することができるため、部品の吸い寄せ効果などを生じさせずに確実に部品に気流を吹き付けることができる。
本発明の部品搬送装置は、上記のいずれかに記載の部品姿勢の判別方法を用いた部品処理部を有することを特徴とする。部品搬送装置としては、搬送路を振動させることによって部品を搬送面上において移動させていく振動式搬送装置であることが好ましい。
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。最初に、以下に説明する実施形態において姿勢判定の対象物となる部品10の構造について説明する。ただし、本発明は以下に説明する部品10を対象とするものに限定されるものではなく、直方体形状を有し、光透過性を有する素材が露出してなる外面部と、前記素材より光透過性が低いか或いは光透過性を有しない外面部とを有する部品を広く包含するものである。
図1は、搬送路1上に配置された一つの姿勢にある部品10を示す概略斜視図(a)及び他の姿勢にある部品10を示す概略斜視図(b)である。この部品10は、全体として6面体(直方体)形状を有し、光透過性を有するセラミック基板10Sの両端部上に一対の端子部10Eが被覆するように構成され、また、端子部10Eが被覆した両端面を除く4面のうちの1面に抵抗層10Rが形成され、残りの3面においてセラミック基板10Sが露出している。また、一対の端子部10Eは、端面上から上記抵抗層10Eの形成されている面及びこの面の反対側の面上にそれぞれ一部張り出すように、断面コ字状に形成されている。
搬送路1には、その延長方向に沿ってそれぞれ伸びるとともに、相互に直交する搬送面1a及び1bが設けられ、これらの搬送面1a及び1bに2つの面を接触させた状態で部品10が搬送路の延長方向に搬送されていくように構成されている。搬送路1は好ましくは振動体によって振動し、この振動によって部品10が上記延長方向に移動するように構成されている。このとき、部品10は一対の端子部10Eを搬送方向前後に配した姿勢で搬送されていく。
図8及び図9は、上記搬送路1を構成する部品搬送装置及びその部品処理部の構成例を示す概略斜視図である。この部品搬送装置100は、振動式部品搬送機110及び120を備え、これらの搬送機110,120によって部品10を搬送するための搬送路1が上記のように構成されている。より具体的には、振動式部品搬送機110はボウル型の振動式フィーダであり、振動式部品搬送機120はリニア型の振動式フィーダである。振動式部品搬送機120には、部品処理部120A、120Bが取り付けられている。部品処理部120Aは、部品姿勢に応じて部品10を(例えば90度や180度)回動させることにより姿勢を変更するものであり、部品処理部120Bは、部品姿勢に応じて部品10を搬送路1上から排除するものである。これによって、搬送されてくる部品10の多くをそのまま同一姿勢にして搬送していくことが可能になる。
ここで、部品姿勢を変更するための部品処理部120Aを、部品の採り得る姿勢の数Nに応じてN−1個直列に設けることによって、部品を排除することなく、全ての部品を同一姿勢に揃えることができる。ただし、必ずしも完全に部品を同一姿勢に揃えなくても、下流側に設けられた部品処理部120Bによって良品以外を排除できるので、部品の整列処理について問題はない。なお、部品処理部120Aと120Bとは、搬送路1の形状を除いて基本構造は同様であるので、図9には部品処理部120Bのみを拡大して示してある。また、以下においても部品処理部120Bのみについて説明する。
部品処理部120Bには、部品姿勢を検出するための照明光を部品10に照射する光照射手段としての照明光学系121と、部品10から出射された検出光を検出する光検出手段としての検出光学系122とが設けられている。照明光学系121は発光素子を含み、必要に応じて光照射用の光ファイバやレンズなどの光伝播手段を備えている。また、検出光学系122は受光素子を含み、必要に応じて光受光用の光ファイバやレンズなどの光伝播手段を備えている。さらに、部品処理部120Bの内部に構成された気流供給経路に圧電アクチュエータ123が作用することにより搬送路1に開口した開口部2aから気流が噴出するか否かを制御することができるように構成されている。これによって高速に搬送されてくる部品を支障なく選択的に排除することが可能になる。
照明光学系121によって照射された照明光は、後述する導光経路を通して搬送路の搬送面1a上に設けられた光学開口部1s(上記開口部2aの一部で構成される)から部品10に照射される。また、検出光学系122の検出軸(検出光学系122によって検出される検出光の光軸)は公知の位置決め手段によって適宜に調節可能に構成されている。特に、図示例のように、搬送面1a,1b以外の方位を向くように検出軸が設定されていることが好ましい。
また、上記の気流供給経路によって供給された気流は、上記開口部2aから部品10に吹き付けられ、これによって部品10が搬送路1上から排除されるように構成されている。なお、部品処理部120Aの場合には、上記気流によって部品10が90度或いは180度反転される。また、上記の導光経路と気流供給経路とは、上記の開口部2aを有する後述する通孔(図示せず)によって共に構成される。
次に、図2を参照して上記部品処理部120A,120Bに適用可能な構成例について説明する。図2(a)は、部品処理部の断面構造を示す概略断面図、図2(b)〜(e)は、部品姿勢毎に検出状態を示す拡大断面図である。
図2(a)に示すように、この構成例では、通孔2によって構成される照明光の照射軸(照明光の光軸)2xと、上方へ向かうように構成された検出軸3xとの間の角度φが90度を越える角度(例えば130度)に設定されている。また、照射軸2xは搬送面1aと直交する方向に設定されている。部品10の搬送路1上における姿勢としては、図2(b)に示す第1横姿勢(抵抗層10Rが搬送面1bと平行で下方にある姿勢)と、図2(c)に示す第2横姿勢(抵抗層10Rが搬送面1bと平行で抵抗層10Rが上にある姿勢)と、図2(d)に示す第1縦姿勢(抵抗層10Rが搬送面1aと平行で上にある姿勢)と、図2(e)に示す第2縦姿勢(抵抗層10Rが搬送面1aと平行で下にある姿勢)の4つの姿勢が採り得るようになっている。すなわち、部品10は、前後端面を除く4つの外面部の方位が異なる4つの姿勢のいずれかで搬送路1上を搬送されてくるようになっている。
この構成例では、導光経路を構成する通孔2が搬送面1a上に開口することにより開口部2aが形成され、その少なくとも一部で構成される光学開口部1sは、部品10が横姿勢(第1横姿勢又は第2横姿勢)にあるときには部品10の搬送面1a上に接する外面部に光が照射されず、部品が縦姿勢(第1縦姿勢又は第2縦姿勢)にあるときには部品10の搬送面1a上に接する外面部が光学開口部1sの上下範囲全体に臨むように構成されている。また、上記通孔2の内面は高い反射率で光を反射するように構成されている。
したがって、第1横姿勢にある部品10が搬送されてきた場合には、図2(b)に示すように、光学開口部1sの下部における乱反射光成分aと、光学開口部1sから部品10の上面に照射された光が反射して生ずる反射光成分(反射角と検出軸の関係によって正反射である場合もあり、散乱反射光である場合もある。)dが検出される。ここで、部品10の上面は、セラミック基板10Sが露出している外面部であるので、反射光成分dはセラミック基板10Sの表面で反射された光を含むものとなる。
また、第2横姿勢にある部品10が搬送されてきた場合には、図2(c)に示すように、上記と同じ乱反射光成分aと、部品10の上面で反射された反射光成分d′が検出される。ここで、部品10の上面は抵抗層10Rが形成された外面部であるので、反射光成分d′は抵抗層10Rの表面で反射された光を含むものとなる。
さらに、第1縦姿勢にある部品10が搬送されてきた場合には、図2(d)に示すように、光透過性を有するセラミック基板10Sが光学開口部1sに臨むように配置されるので、部品10の内部に入射し、部品10の内部で散乱されて部品10の上面から出射される内部散乱光成分b′が検出される。
また、第2縦姿勢にある部品10が搬送されてきた場合には、図2(e)に示すように、光透過性の低い(或いは光透過性を有しない)抵抗層10Sが光学開口部1sに臨むように配置されるので、検出光はほとんど観測されない。
上記のように構成されていることにより、例えば、乱反射光成分aを基準としたときに、上記の内部散乱光成分b′=0.5a、上記の反射光成分d=0.5a、反射光成分d′=0.25aと仮定すると、部品10がない場合における検出光量はa、第1横姿勢における検出光量はa+d=1.5a、第2横姿勢における検出光量はa+d′=1.25a、第1縦姿勢における検出光量はb′=0.5a、第2縦姿勢における検出光量は0となる。このようにして、部品10の4つの姿勢をそれぞれ判別することができる。特に、この構成例では、第1縦姿勢にある部品10が良品であり、その他の姿勢にある部品は不良品として姿勢変更若しくは排除するようにしているので、良品である第1縦姿勢を基準とすると、第1横姿勢の検出光量は3倍、第2横姿勢は2.5倍、第2縦姿勢はそれ以上と、少なくとも2.5以上のS/N比を確保することができるから、誤判定を完全に防止することができる。
次に、図3を参照して他の構成例について説明する。なお、図面の構成は図2と同様であり、同様の部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。この構成例では、開口部2aの少なくとも一部によって構成される光学開口部1sが図2に示す例よりもやや下方にずれた範囲に構成されている。そして、部品10が横姿勢にあるときには部品10の上面よりも光学開口部1sの一部が上方に張り出した状態になり、部品10が縦姿勢にあるときには部品10の上縁よりも下方に光学開口部1sの上縁が位置するように構成されている。このため、検出光は、実質的に部品10の上面から出射される光のみとなる。
また、この構成例では、照射軸2xと検出軸3xとの間の角度φが90℃よりもやや小さく(80度に)設定されている。これによって、検出光は基本的に部品10の上面から出射される光のみになる。この構成例では、部品10が第1横姿勢にあるときには、図3(b)に示すように、部品の内部で散乱されて上面から出射する内部散乱光成分bと、部品の上面で反射される反射光成分dとが検出光として観測される。また、部品10が第2横姿勢にあるときには、図3(c)に示すように、部品の上面で反射される反射光成分d′が観測される。さらに、部品10が第1縦姿勢にあるときには、内部散乱光成分b′が観測される。そして、部品10が第2縦姿勢にあるときには、検出光は観測されない。
ここで、横姿勢における内部散乱光成分の光量b=第1横姿勢における反射光成分d=0.5b′(b′は縦姿勢における内部散乱光成分)とし、反射光成分d′=0.25b′と仮定すると、部品がないときの検出光量は0、第1横姿勢の検出光量はb+d=b′、第2横姿勢の検出光量はd′=0.25b′、第1縦姿勢の検出光量はb′、第2縦姿勢の検出光量は0となる。このとき、第2縦姿勢の部品10を良品とすれば、他の姿勢で最も検出光量が少ないものは0.25b′であるので、10倍以上の高いS/N比を得ることができる。
次に、図4を参照して他の構成例について説明する。なお、図面の構成は図2と同様であり、同様の部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。この構成例では、部品に対する光学開口部1sの位置は図3に示す構成例と同様であるが、照射軸2xと検出軸3xの間の角度φは90度よりやや大きく(115度に)設定されている。これにより、検出光は、部品10の上面及び外面の2面から出射する光で実質的に構成される。
この構成例では、第1横姿勢の部品においては、上記乱反射光成分aの一部である乱反射光成分a′と、内部散乱光のうち上面から出射される内部散乱光成分bと、内部散乱光のうち光学開口部1sとは反対側の面から出射される内部散乱光成分cと、部品の上面で反射される反射光成分dとが観測される。また、第2横姿勢の部品においては、上記の乱反射光成分a′と、内部散乱光成分cと、反射光成分d′とが観測される。さらに、第1縦姿勢の部品においては、内部散乱光成分b′が観測される。そして、第2縦姿勢の部品においては、検出光量は0になる。
ここで、a′=c=d′=0.5a、b=4a、b′=3a、d=0.25aとすると、部品がないときの検出光量はa、第1横姿勢の検出光量はa′+b+c+d=5.25a、第2横姿勢の検出光量はa′+c+d′=1.5a、第1縦姿勢の検出光量はb′=3a、第2縦姿勢の検出光量は0となる。したがって、第2横姿勢の部品を良品とすると、最低でもS/Nは2となり比較的良好である。
上記構成例において実際に測定した結果、検出光量の相対強度は、部品なしで9、第1横姿勢で100、第2横姿勢で20、第1縦姿勢で60、第2縦姿勢で3となった。したがって、実際にはS/N比は3以上となり、実用上全く支障のない値となった。
次に、図5を参照して比較例1について説明する。なお、図面の構成は図2と同様であり、同様の部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。この構成例では、照射軸2xと検出軸3xの間の角度φは90度よりも大きく(130度に)設定している。また、光学開口部1sは、部品10が横姿勢にあるときにも部品10の上縁と同じ位置に光学開口部1sの上縁が配置され、光学開口部1sの下縁は搬送面1bと同じ高さとなっている。
この比較例1では、第1横姿勢にある部品においては、内部散乱光成分bと、内部散乱光成分cとが観測される。第2横姿勢にある部品においては、内部散乱光成分cが観測される。第1縦姿勢にある場合には、内部散乱光成分b′が観測される。第2縦姿勢にある場合には、検出光量は0となる。したがって、b=a、b′=0.125a、c=0.25aと仮定すると、部品10がないときの検出光量はa、第1横姿勢ではb+c=1.25a、第2横姿勢ではc=0.25a、第1縦姿勢ではb′=0.125a、第2縦姿勢では0となる。したがって、第1横姿勢にある部品10を良品とした場合に、S/N比は最低でも5と良好である。
この比較例1において、通孔2には、光学開口部1sに対応する導光経路以外の孔部分が設けられている。この孔部分と導光経路との間には遮光用の仕切2sが設けられることが好ましい。この仕切2sは通孔2の孔内面と同様に反射性の素材で構成されることが望ましい。また、この仕切2sによって導光経路と分断された孔部分を気流供給経路として用いてもよく、或いは、仕切2sの有無とは無関係に通孔2の全体を気流供給経路として用いてもよい。なお、この通孔2や仕切2sの構成は、上記の他の構成例やその他の本発明の種々の実施形態においても同様に適用することができる。
図6は、上記導光経路と気流供給経路とを共通の通孔2,2′によって構成した状況を示すものである。上記のように、光学開口部1sは目的とする検出態様に応じて部品10に対して設定されるが、図6(b)に示すように、光学開口部1sと開口範囲が完全に一致した開口部2aを有する通孔2では、開口部2aが部品10によって完全に塞がれた状態で気流を吹き付けると、気流が搬送面1a,1bと部品10の外面との間を高速に流れることにより、部品10と搬送面1a,1bとの間の空間が減圧されるので、部品10が搬送面上に吸い付けられる現象が発生する。このようになると、部品10の姿勢変更を行ったり、部品10を搬送路1上から排除したりすることができなくなる。
このため、この場合には、図6(a)に示すように、部品10によって気流吹付口が閉鎖されないように、搬送路1側を外側に広げるように通孔2′を構成し、これを気流供給経路として部品10を支障なく処理できるようにしている。この場合に、光学開口部1sは上記の通孔2′の形状にはほとんど影響を受けない。また、図示例では、開口部2a′に向けて上方に広がるように通孔2′を形成しているが、側方(搬送方向前後)に広がる形状の通孔を形成してもよい。また、このように開口部側だけを広げるのではなく、第5実施形態のように孔全体を光学開口部1sの周囲の少なくともいずれかの方向に広げるように構成してもよい。なお、以上のような構成は、上記の全ての構成例や本発明の種々の実施形態においても同様に適用できるものである。
図7は、搬送路1上に開口した通孔2′の開口部2a′を正面(搬送方向と直交する搬送面1b(図1参照)の延長方向)から見た様子を示す説明図である。ここで、図示例の部品10は縦姿勢である。通孔2′の開口部2a′は、光学開口部1s(図示斜線部分)や部品10が通過する部品通過領域Pから外側へ(図示上方へ)一部が張り出した形状を有している。これによって、図6にて説明したように気流によって部品10を確実に処理できる。なお、図示の部品通過領域Pは、図示の縦姿勢にある部品10に対応するものである。
また、開口部2a′は、2つの部品10が繋がった状態で搬送路1上を搬送されてきたとき、端部に構成された端子部10Eが連続してもその両側にさらに光学開口部1sが張り出すように、幅広に構成されている。これは、縦姿勢にある部品10が連続して搬送されてきたとき、隣接する2つの部品10の端子部10E同士が繋がることによって光学開口部1sが完全に遮光されてしまうと、一つの部品10が第2縦姿勢にあるものと誤って検出してしまうからである。図示例のように開口部2a′の幅を充分に確保することにより、連続する部品10の端子部10Eが繋がった状態でも、これらの端子部10Eによって完全には遮光されないように構成することが可能になり、これによって、誤検出が防止されるため、各部品10の姿勢を確実に判定することができるようになる。
次に、図10乃至図12を参照して、比較例2について説明する。この比較例2においては、図12に示す部品20の搬送姿勢を判定する。図12は、搬送路11上に配置された一つの姿勢にある部品20の概略斜視図(a)、他の姿勢にある部品20を示す概略斜視図(b)−(d)、並びに、部品20の平面図(e)及び側面図(f)である。この部品20は、全体として略6面体(直方体)形状を有し、光透過性を有するレンズ20Lと、光透過性を有しないか、或いは、光透過率がレンズ部20Lよりも小さい基板20Sと、金属などで構成され基板20Sの両端に設けられた一対の端子20Eとを備えている。端子20Eは、基板20Sの端面上から表裏両面に張り出すように断面コ字状に構成されている。この部品20は例えばLED(発光ダイオード)である。
上記部品を搬送する搬送路11には、その延長方向に沿ってそれぞれ伸びるとともに、相互に直交する搬送面11a及び11bが設けられ、これらの搬送面11a及び11bに2つの面を接触させた状態で部品20が搬送路の延長方向に搬送されていくように構成されている。搬送路11は好ましくは振動体によって振動し、この振動によって部品20が上記延長方向に移動するように構成されている。このとき、部品20は一対の端子20Eを搬送方向前後に配した姿勢で搬送されていく。
図10に示すように、本比較例2の上記搬送路11を構成する搬送体(例えば、振動式部品供給装置の振動体である。)110には、その搬送面11aに光学開口部11sが設けられている。光学開口11sは照射孔11xの開口部にて構成されている。この光学開口部11sは、搬送面11aの部品20が通過する領域に設けられている。また、搬送体110の内部には気体導入路12xが形成され、この気体導入路12xの開口(スリット)12aが搬送面11bに形成されている。そして、上記気体導入路12xに接続された図示しない弁を開閉することにより、開口12aから気体(例えば、圧縮エア)を噴出させ、搬送路11上の部品20を排除したり、部品20の姿勢を変更したりすることができるように構成されている。
搬送体110には、上記搬送面11aの反対側から光照射手段13の光照射部が取り付け固定されている。この光照射部には、図示しない光源から導かれた光ファイバなどの導光部材14が導入され、上記照射孔11x内に臨む光放出部13aから光を放出するように構成されている。この光は、光学開口11sから搬送路11上の部品20に照射される。図示しない光源としては発光ダイオードが挙げられる。
この例では、光照射手段13による光学開口部11sから照射される光の光軸、すなわち照射軸は搬送面11aに対して斜めに設定されている。特に、搬送面11aに対して55〜75度、好ましくは60〜70度(典型的には65度)の角度差を有する方向に設定されている。例えば、図示例では、搬送面11aが水平面に対して15〜35度、好ましくは20〜30度(典型的には25度)傾斜し、上記照射軸が垂直方向に設定される。
一方、搬送路11に外側(すなわち、搬送面11a,11b以外の側)から臨む位置には、光検出手段15が配置されている。この光検出手段15の光受光部15aは、例えば、図示例のように光ファイバなどの導光部材の端部(レンズを有する光入射面)によって構成される。この導光部材は、図示しない光検出器に接続される。光検出器としては、フォトダイオードが挙げられる。光検出手段15により検出される光の光軸、すなわち検出軸は、搬送面11aに対して−10〜+10度の範囲内、好ましくは−5〜+5度の範囲内(典型的には0度、すなわちほぼ平行)に設定されている。
図11(a)〜(d)は、上記搬送路11上の部品20が相互に異なる4つの姿勢にある状態を示すものである。すなわち、(a)は部品20の基板20Sが搬送面11aの反対側にある姿勢Aを示し、(b)は部品20の基板20Sが搬送面11b側にある姿勢Bを示し、(c)は部品20の基板20Sが搬送面11a側にある姿勢Cを示し、(d)は部品20の基板20Sが搬送面11bの反対側にある姿勢Dを示す。
上記の姿勢Aでは、光学開口部11sから照射される光は部品20の内部に入射し、部品内部において散乱、反射された光の一部が上記の検出軸に沿って出射し、光検出手段15によって検出される。また、上記の姿勢Bでは、光学開口部11sから照射される光は、基板20S以外の部分から部品20の内部に入射し、上記と同様にして部品内部において散乱、反射された光のさらに一部が上記の検出軸に沿って出射し、光検出手段15によって検出される。したがって、姿勢AとBは光検出手段により検出される光量によって判別できる。
さらに、上記の姿勢Cでは、光学開口部11sから照射される光は基板20Sによって遮られるため、光検出手段15に起因する光は検出されない。また、姿勢Dでは、光学開口部11sから照射される光は基板20S以外の部分から部品20の内部に入射し、部品内部において散乱、反射された光は基板20Sに遮られて上記の検出軸の方向には出射せず、その一部が上記の検出軸とは異なる方向に出射する。したがって、この場合には光検出手段15によって光照射手段13に基づく光は検出されないため、上記の姿勢Cと判別できない。しかし、光検出手段15とは異なる別の光検出手段を設けることで、当該姿勢Dを判定できる。例えば、搬送面11bとほぼ平行な検出軸を有する光検出手段を設けることで、姿勢CとDを区別できる。
この比較例2では、部品20の基板20Sの厚さにほとんど左右されずに姿勢を判定することができるとともに、レンズ部20Lなどの透光性を有する部分の光透過率や着色如何に拘らず、部品姿勢の検出状態を安定させることができるという利点がある。なお、この比較例2は、先に説明した各構成例の姿勢判別対象である部品10にも用いることができる。また、上記光学開口部11sの一部を、先に説明した構成例のように、部品20の通過領域からはみ出すように構成することも可能である。
尚、本発明の部品姿勢の判別方法及び部品搬送装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、部品として電子部品(チップ抵抗や発光ダイオード)を搬送(供給)する場合について説明したが、本発明はこのようなチップ抵抗以外のセラミック部品(積層セラミックコンデンサ、セラミックインダクタなど)にも適用でき、また、発光ダイオードのような電子部品に限らず、各種の部品についても同様に適用できる。また、各構成例は本発明の実施態様を例示するものに過ぎず、上記角度φは照射軸と同軸に構成されていなければ(φが0若しくは180度でなければ)、任意の角度に設定することができる。また、光学開口部についても、部品の少なくとも一つの姿勢に対応する部品通過領域内に少なくともその一部が開口するものであれば任意に設定することができる。
部品姿勢の判別方法の判別対象となる部品の一例を示す斜視図(a)及び(b)。 部品姿勢の判別方法の設定例を示す概略断面図(a)並びに部品姿勢別の拡大部分断面図(b)〜(e)。 部品姿勢の判別方法の別の設定例を示す概略断面図(a)並びに部品姿勢別の拡大部分断面図(b)〜(e)。 部品姿勢の判別方法のさらに別の設定例を示す概略断面図(a)並びに部品姿勢別の拡大部分断面図(b)〜(e)。 部品姿勢の判別方法の比較例1を示す概略断面図(a)並びに部品姿勢別の拡大部分断面図(b)〜(e)。 通孔の構成態様別の処理状態を示す説明図(a)及び(b)。 通孔の開口部を示す説明図。 部品搬送装置の全体構成を示す斜視図。 部品搬送装置の部品処理部の一例を示す拡大斜視図。 比較例2の部品姿勢の判別部の構造を示す概略縦断面図。 比較例2の検出状態を部品姿勢毎に示す拡大断面図(a)〜(d)。 比較例2の姿勢判別対象である、搬送路上に配置された一つの姿勢にある部品の概略斜視図(a)、他の姿勢にある部品を示す概略斜視図(b)−(d)、並びに、部品の平面図(e)及び側面図(f)。
符号の説明
1…搬送路、1a,1b…搬送面、1s…光学開口部、2,2′…通孔、2a′…開口部、10…部品、10E…端子部、10S…セラミック基板、10R…抵抗層、100…部品搬送装置、110,120…部品搬送機、120A,120B…部品処理部、φ…照射軸と検出軸の間の角度


Claims (7)

  1. 直方体形状を有し、前後端面を除く4つの外面部の方位が異なる4つの姿勢のいずれかで搬送路上を搬送され、光透過性を有する素材が露出してなる前記外面部と、前記素材より光透過性が低いか或いは光透過性を有しない前記外面部とを有する部品の姿勢を検出する部品姿勢の判別方法であって、
    前記部品が搬送される搬送面の部品通過領域に開口する光学開口部を通して照明光を前記部品に照射するとともに、前記照明光の照射軸から外れた方向に検出光の検出軸を設定し、該検出軸に沿って出射する前記検出光の光量によって部品姿勢を判別する方法であり、
    前記光学開口部は、複数の前記姿勢のうち或る一の特定姿勢に対応する部品通過領域からは外側に一部張り出すように開口するが、他の特定姿勢に対応する部品通過領域からは外側に張り出さないように構成され、
    前記検出軸は、前記光学開口部から出射された光が前記一の特定姿勢にある部品の上面で反射されてなる反射光を検出可能となるように設定されることを特徴とする部品姿勢の判別方法。
  2. 前記検出軸は、前記一の特定姿勢にある部品に対して前記光学開口部を通して光が照射されているときに、前記光学開口部の内面による乱反射光が検出可能となるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の部品姿勢の判別方法。
  3. 前記部品の前後両端部には端子部が設けられてなり、前記光学開口部は、前記部品の前記端子部の前後方向の長さの2倍よりも搬送方向に幅広に構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品姿勢の判別方法。
  4. 記検出軸は、前記部品の前記姿勢のうち少なくとも一つの前記特定姿勢において前記部品の異なる2つの前記外面部から出射する前記検出光を検出可能に設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の部品姿勢の判別方法。
  5. 前記光学開口部は、前記部品の排除若しくは姿勢変更のための気流を吹き付ける気流吹付孔と兼用される通孔により構成され、前記部品姿勢の判別結果に応じて前記通孔を通した気流の吹き付けの有無を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の部品姿勢の判別方法。
  6. 前記通孔は、その開口部に向けて外側に開くように構成されることを特徴とする請求項5に記載の部品姿勢の判別方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の部品姿勢の判別方法を用いた部品処理部を有することを特徴とする部品搬送装置。
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