JPS62124567A - 液体現像静電記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ等において画像濃度調整を行え
る液体現像静電記録装置に関する。

従来の技術 従来の液体現像静電記録装置は、記録に直接関与する溶
質トナーとその溶質トナーを搬送するための溶媒である
アイソ７１等とで構されている現像液の中に、静電潜像
が形成された記録紙を通すことによって現像を行ってい
た。

発ＦＪＡが解決しようとする問題点 しかし、従来の装置では現像液中のトナーが記録量の増
加とともに減少するために、現像液を新しいものと取り
換えた直後の画像濃度と、多量の記録を行った後の画像
濃度とでは大きな差が生じていた。また、記録量の増加
に伴なうトナーの減少はカラー記録の際に色調のバラン
スを崩すという不都合を生じていた。

この問題に対しては、あらかじめベタ画像を記録してお
き、その画像濃度に応じて記録電極に印加する記録電圧
を変えるという手段が構しられているが、この手段には
あらかじめベタ画像を記録しておかなければならないと
いう面倒さがあり、また、ＡＯ版等の長い画像に記録を
行う際には途中で濃度が変わってしまうたダ）対処しき
れないという問題点があった。

本発明は上記欠点に鑑みて為されたものであり、記録開
始時にベタ画像を記録しておくといった面倒な手段を構
じずに常に安定した画像濃度を得ることのできる液体現
像静電記録装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 零発＋３Ａは、現像器に供給される現像液の濃度を常時
測定する濃度検出器と、その濃度検出器の結果に基づい
て逐時記録電極に印加する記録電圧を調整する記録電圧
供給回路とを設けることにより上記問題点を解決せんと
するものである。

作　　用 この技術的手段による作用は以下のとおりである。現像
液の濃度測定が濃度検出器によって常時性われ、記録電
圧供給回路によってその測定値とあらかじめ定めておい
た基準値とを比較し、基準値に足りなければその不足分
を補うためにその不足分に相当する分だけ記録電圧を高
くする。この手段により常に安定した画像濃度を得るこ
とができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。１は
溶質トナーと溶媒よりなる現像液を保管する現像タンク
、２はポンプ、３ａ、３ｂはガラス等よりなるパイプ、
４は静電潜像が形成された記録紙（図示せず）に現像を
行う現像器であり、現像タンク１の現像液はポンプ２の
働きにより、パイプ３ａを通して現像器４に供給され、
パイプ３ｂを通して現像タンク１に回収される。５はバ
　　。

イブ３ａを通過する現像液の濃度を検出する濃度検出器
であり、６はパイプ３ａを通過する現像液を照射するハ
ロゲンランプ等の発光素子、７はパイプ３ａを通過した
発光素子６の発する光を受光してその受光量によって抵
抗値を変えるホトダイオード等の受光素子、８は受光素
子７の抵抗値により発光素子６の通過光量を示す電圧を
増幅する増幅器、９は濃度検出器５よりの濃度検出値に
応じた記録電圧を供給する記録電圧供給回路であり、１
０け増幅器８の出力電圧とあらかじめ設定しておいた基
準電圧とを比較し、その電位差を出力する比較回路、１
１は比較回路１０の出力した電位差の大きさに応じて記
録電圧の増加を出力する記録電圧供給回路、１２は記録
電圧供給回路９より供給される記録電圧で画信号に従っ
て記録電極に印加する記録回路である。

次に動作について説明する。現像タンク１内の現像液は
ポンプ２によりパイプ３ａ、３ｂを通って現像器４に供
給されたり、現像タンク１に回収されたりする。この際
現像タンク１から現像器４へ現像液を供給するパイプ３
ａ内では現像液量は常に一定である。濃度検出器５はパ
イプ３ａ内のトナー濃度に応じた電圧を発生するもので
発光素子６がパイプ３ａ内の現像液を常時照射し、その
透過光を受光素子７が受けるっ受光素子７ｔｆ′ｉその
受光量によって抵抗値を変化させ、増幅器８を通して受
光量に応じた電圧を記録電圧供給回路９に出力する。受
光量はパイプ３ａ内のトナー濃度にほぼ比例しているた
め記録電圧供給回路９に出力される電圧がトナー濃度を
表している。記録電圧供給回路９は濃度検出器５から入
力される電圧の大きさに対応した記録電圧を出力するも
のであり、増幅器８の出力電圧は比較回路１ｏであらか
じめ設定された基準電圧と比較され、その電位差は記録
電圧調整回路１１に出力される。記録電圧調整回路１１
は入力された電位差の大きさに応じて記録電圧を増加し
、記録回路１２に出力する。記録回路１２は記録電圧調
整回路１１から入力された記録電圧で記録電極に印加を
行う。

なお、比較回路１０の基準電圧は、現像タンク１を取り
換えた直後の濃度検出器５の電圧と同じ値に設定されて
いる。

また、記録電圧調整回路１．１／′ｉ、電位差ＯＶの時
に３００ｖ程度の記録電圧を供給するように設定きれ、
記録電圧の増加分については、印字される画像濃度が一
定になる様にあらかじめ調整されている。

発明の効果 本発明は、現像液中のトナー濃度を測定し、トナー濃度
が薄くなるに従って記録電圧を除々に高めるので常に安
定した画像濃度を提供できるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す液体現像静電記録装置のブ
ロック図である。 １・・・・・・現像タンク、２・・・・・・ポンプ、３
ａ、３ｂ・・・・・・パイプ、４・・・・・・現像器、
５・・・・・・濃度検出器、６・・・・・・発光素子、
７・・・・・・受光素子、８・・・・・・増幅器、９・
・・・・・記録電圧供給回路、１０・・・・・・比較回
路、１１・・・・・・記録電圧調整回路、１２・・・・
・・記録回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現像タンクと現像器の間に設けられた透明なパイプと、
   このパイプの中の現像液濃度を光の照射によって検知す
   る濃度検出器と、この濃度検出器から入力される電圧の
   大きさに対応した記録電圧を出力する記録電圧供給回路
   と、この記録電圧供給回路から入力される記録電圧で記
   録電極に印加を行う記録回路とを具備したことを特徴と
   する液体現像静電記録装置。