JPS6212352A - 鋳造用かご形回転子鉄心の予熱方法 - Google Patents
鋳造用かご形回転子鉄心の予熱方法Info
- Publication number
- JPS6212352A JPS6212352A JP15055385A JP15055385A JPS6212352A JP S6212352 A JPS6212352 A JP S6212352A JP 15055385 A JP15055385 A JP 15055385A JP 15055385 A JP15055385 A JP 15055385A JP S6212352 A JPS6212352 A JP S6212352A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor core
- mold
- casting
- cavity
- preheated
- Prior art date
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- Pending
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- Induction Machinery (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はかご形回転子を鋳造する際の回転子鉄心を予
熱する方法に関するものである。
熱する方法に関するものである。
従来、かご形回転子を鋳造する際に金型を200〜30
0℃に予熱し、更に溶融金属がゲートより金型のキャビ
ティ内に注入された時、キャビティ内のかご形回転子が
冷たいと、溶融金属が上記回転子に接触してすぐに冷却
され凝固しはじめ、凝固した金属がキャビティ内への溶
融金属の注入を妨げ、充填性が悪くなるので、それらを
防止するため、鋳造に供される回転子鉄心もあらかじめ
300〜400℃に予熱しておいた後、キャビティ内に
迅速に挿入して鋳造していた。かかる予熱は鋳造装置近
傍に設置した電気炉等の熱源を用いて行なわれており、
設備費および運転費がコストアップにつながっていた。
0℃に予熱し、更に溶融金属がゲートより金型のキャビ
ティ内に注入された時、キャビティ内のかご形回転子が
冷たいと、溶融金属が上記回転子に接触してすぐに冷却
され凝固しはじめ、凝固した金属がキャビティ内への溶
融金属の注入を妨げ、充填性が悪くなるので、それらを
防止するため、鋳造に供される回転子鉄心もあらかじめ
300〜400℃に予熱しておいた後、キャビティ内に
迅速に挿入して鋳造していた。かかる予熱は鋳造装置近
傍に設置した電気炉等の熱源を用いて行なわれており、
設備費および運転費がコストアップにつながっていた。
また、鋳造において収縮巣を防止するため、溶融金属を
注入する湯溜り部から最も離れた位置から徐々に凝固が
進行するような指向性を持たせた凝固が起こるように湯
溜り部から最も離れたキャビティの位置に向って徐々に
低くなる温度勾配を設ける工夫がなされていた。かかる
工夫とは金型を所望の部分のみを水冷等により冷却する
方法であり、高価な金型となっていた。
注入する湯溜り部から最も離れた位置から徐々に凝固が
進行するような指向性を持たせた凝固が起こるように湯
溜り部から最も離れたキャビティの位置に向って徐々に
低くなる温度勾配を設ける工夫がなされていた。かかる
工夫とは金型を所望の部分のみを水冷等により冷却する
方法であり、高価な金型となっていた。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、かご形回転子の指向性凝固が行なわれ、かつかと
形回転子を他の熱源を用いず予熱しておく方法を提供す
ることを目的とする。
ので、かご形回転子の指向性凝固が行なわれ、かつかと
形回転子を他の熱源を用いず予熱しておく方法を提供す
ることを目的とする。
この発明の鋳造用かご形回転子鉄心の予熱方法は、鋳造
に供されるかご形回転子鉄心を金型に設けられた空孔に
挿入して予熱するものである。
に供されるかご形回転子鉄心を金型に設けられた空孔に
挿入して予熱するものである。
金型は200〜300℃に予熱されており、鋳造時には
300〜400℃位に上昇する。従って金型に設けられ
た空孔に挿入することにより、かご形回転子鉄心は金型
の熱で加温される。
300〜400℃位に上昇する。従って金型に設けられ
た空孔に挿入することにより、かご形回転子鉄心は金型
の熱で加温される。
また、上記空孔を湯溜りとキャビティとの中心を結ぶ線
上でキャビティ近傍に設けることにより。
上でキャビティ近傍に設けることにより。
その空孔に挿入された冷えた回転子鉄心で湯溜りから最
も離れたキャビティが冷却されることになり、指向性凝
固が起こりやすい温度勾配を簡単に得ることができる。
も離れたキャビティが冷却されることになり、指向性凝
固が起こりやすい温度勾配を簡単に得ることができる。
図面はこの発明の一実施例に係わるかご形回転子の鋳造
用金型の下型を示す正面図である。図において、(1)
は金型の下型、(2)は下型111に設けられたかご形
回転子鉄心を挿入して予熱するための空孔、(3)は下
型117に設けられた鋳造用のかご形回転子鉄心を挿入
するキャビティ、(4)は下型filに設けられた鋳造
用金J!4を貯える湯溜り、(5)はキャビティ(3)
と湯溜りを連通ずるゲー)、(6)はかご形回転子鉄心
である。
用金型の下型を示す正面図である。図において、(1)
は金型の下型、(2)は下型111に設けられたかご形
回転子鉄心を挿入して予熱するための空孔、(3)は下
型117に設けられた鋳造用のかご形回転子鉄心を挿入
するキャビティ、(4)は下型filに設けられた鋳造
用金J!4を貯える湯溜り、(5)はキャビティ(3)
と湯溜りを連通ずるゲー)、(6)はかご形回転子鉄心
である。
一般にかご形回転子鉄心鋳造用の金型は鋳造作業開始前
に208〜300℃にバーナー等で予熱され、鋳造時、
300〜400℃位に上昇する。従って、空孔(2)に
回転子鉄心(6)を挿入すると1回転子鉄心は下型1l
lO熱で暖められ予熱される。別個に熱源を必要としな
い。この空孔(2)はキャビティ(3)と湯溜り(4)
の中心を結ぶ線上で、所定距離離れた位置に設けである
。
に208〜300℃にバーナー等で予熱され、鋳造時、
300〜400℃位に上昇する。従って、空孔(2)に
回転子鉄心(6)を挿入すると1回転子鉄心は下型1l
lO熱で暖められ予熱される。別個に熱源を必要としな
い。この空孔(2)はキャビティ(3)と湯溜り(4)
の中心を結ぶ線上で、所定距離離れた位置に設けである
。
先行の予熱された鋳造用回転子鉄心(6)をキャビティ
(3)に挿入した後1次に鋳造に供される回転子鉄心(
6)全空孔(2)に挿入する。上型(図示せず)と下型
111とを型締めし、鋳造用溶融金属をキャビティ(3
)に充填し、冷却凝固させてかご形回転子を製造する。
(3)に挿入した後1次に鋳造に供される回転子鉄心(
6)全空孔(2)に挿入する。上型(図示せず)と下型
111とを型締めし、鋳造用溶融金属をキャビティ(3
)に充填し、冷却凝固させてかご形回転子を製造する。
次の鋳造時、空孔(2)に挿入されていた回転子鉄心(
6)は金型とはゾ同温度に予熱され、この予熱鉄心(6
)を用いて鋳造を行なったところ、溶融金属はスムーズ
に充填でき、スロットに収縮巣が生じなかった。これは
、キャビティ(3)内に挿入された回転子鉄心があらか
じめ予熱されているため溶融金属の充填性を良くしてい
ることと、空孔(2)に挿入された冷えた回転子鉄心に
より指向性凝固に望ましい温度勾配が得られたためであ
る。
6)は金型とはゾ同温度に予熱され、この予熱鉄心(6
)を用いて鋳造を行なったところ、溶融金属はスムーズ
に充填でき、スロットに収縮巣が生じなかった。これは
、キャビティ(3)内に挿入された回転子鉄心があらか
じめ予熱されているため溶融金属の充填性を良くしてい
ることと、空孔(2)に挿入された冷えた回転子鉄心に
より指向性凝固に望ましい温度勾配が得られたためであ
る。
以上のように、この発明によれば鋳造に供されるかご形
回転子鉄心を金型に設けられた空孔に挿入して予熱する
ことにより、他に熱源を要せず金型の熱を利用して金納
と同温変位に回転子鉄心を予熱できるとともに、鋳造用
金属の指向性凝固の一助となる。
回転子鉄心を金型に設けられた空孔に挿入して予熱する
ことにより、他に熱源を要せず金型の熱を利用して金納
と同温変位に回転子鉄心を予熱できるとともに、鋳造用
金属の指向性凝固の一助となる。
図面はこの発明の一実施例に係わる金型の下型を示す正
面図である。 図において、(1)は金型の下型、(2)は空孔、(3
)はキャビティ、(4)は湯溜りである。
面図である。 図において、(1)は金型の下型、(2)は空孔、(3
)はキャビティ、(4)は湯溜りである。
Claims (3)
- (1)鋳造に供されるかご形回転子鉄心を金型に設けら
れた空孔に挿入して予熱するようにした鋳造用かご形回
転子鉄心の予熱方法。 - (2)空孔は金型に設けられたキャビティから所定距離
離れた位置に設けられている特許請求の範囲第1項記載
の鋳造用かご形回転子鉄心の予熱方法。 - (3)金型に設けられ鋳造用金属が貯えられる湯溜りと
、この湯溜りに連通し上記金型に設けられたキャビティ
との中心を結ぶ線上で上記金型のキャビティ近傍に空孔
を設けた特許請求の範囲第1項又は第2項記載の鋳造用
かご形回転子鉄心の予熱方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15055385A JPS6212352A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 鋳造用かご形回転子鉄心の予熱方法 |
US07/034,163 US4760300A (en) | 1985-07-05 | 1986-07-03 | Squirrel-cage type rotor and method for its manufacture |
PCT/JP1986/000341 WO1990006013A1 (en) | 1985-07-05 | 1986-07-03 | Cage rotor and method of manufacturing same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15055385A JPS6212352A (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | 鋳造用かご形回転子鉄心の予熱方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212352A true JPS6212352A (ja) | 1987-01-21 |
Family
ID=15499392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15055385A Pending JPS6212352A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-09 | 鋳造用かご形回転子鉄心の予熱方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6212352A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0686516A (ja) * | 1992-09-03 | 1994-03-25 | Hitachi Koki Co Ltd | かご形回転子の製造方法 |
-
1985
- 1985-07-09 JP JP15055385A patent/JPS6212352A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0686516A (ja) * | 1992-09-03 | 1994-03-25 | Hitachi Koki Co Ltd | かご形回転子の製造方法 |
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