JPS6212337Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6212337Y2 JPS6212337Y2 JP1982152412U JP15241282U JPS6212337Y2 JP S6212337 Y2 JPS6212337 Y2 JP S6212337Y2 JP 1982152412 U JP1982152412 U JP 1982152412U JP 15241282 U JP15241282 U JP 15241282U JP S6212337 Y2 JPS6212337 Y2 JP S6212337Y2
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- JP
- Japan
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- rail
- intermediate rail
- guide
- trochanter
- extraction
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 27
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 19
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、抽出サスペンシヨン装置の改良に関
する。
する。
その目的とするところは揺れ及びガタツキ音の
発生のない円滑な抽出出入動作を可能とした抽出
サスペンシヨン装置を提供するにある。
発生のない円滑な抽出出入動作を可能とした抽出
サスペンシヨン装置を提供するにある。
以下添付の図面にもとづいて本考案の抽出サス
ペンシヨン装置の詳細を更に説明する。
ペンシヨン装置の詳細を更に説明する。
この抽出サスペンシヨン装置は、適宜手段にて
家具内に固定されるサスペンシヨンレール1と中
間レール2及び抽出本体4の側面に固定される軸
出レール3をスライド自在に組み合わせることに
よつて構成される。
家具内に固定されるサスペンシヨンレール1と中
間レール2及び抽出本体4の側面に固定される軸
出レール3をスライド自在に組み合わせることに
よつて構成される。
図中2として示される中間レールはサスペンシ
ヨンレール1内において、中間レール2に設けた
上後部転子6、下前部転子7a、下中央転子7b
及び下後部転子7cによつて前後移動可能とし、
かつ中間レール2内に一部を嵌入した抽出レール
3を中間レール2の下前部転子7a、下中央転子
7b及び下後部転子7c上を前後移動可能とし、
もつて抽出本体4を中間レール2とともに、サス
ペンシヨンレール1に対して出入可能としたもの
である。
ヨンレール1内において、中間レール2に設けた
上後部転子6、下前部転子7a、下中央転子7b
及び下後部転子7cによつて前後移動可能とし、
かつ中間レール2内に一部を嵌入した抽出レール
3を中間レール2の下前部転子7a、下中央転子
7b及び下後部転子7c上を前後移動可能とし、
もつて抽出本体4を中間レール2とともに、サス
ペンシヨンレール1に対して出入可能としたもの
である。
ような抽出サスペンシヨン装置において、本考
案の特徴とするところは中間レール2の構成、作
用及び効果にある。
案の特徴とするところは中間レール2の構成、作
用及び効果にある。
この中間レール2において、前方への引出し距
離を規制すべく後部にサスペンシヨンレール1の
前部に設けられたストツパー5に当接すべく突起
等の当止め部材を設けることは従来より行なわれ
ているが、本考案では当止め部材にかえて第1図
及び第4図に示すように中間レール2の上屈曲片
2′の後部上面に長尺で中間レール2の幅より幅
広な合成樹脂材製のスライダー12を嵌合装置し
ている。
離を規制すべく後部にサスペンシヨンレール1の
前部に設けられたストツパー5に当接すべく突起
等の当止め部材を設けることは従来より行なわれ
ているが、本考案では当止め部材にかえて第1図
及び第4図に示すように中間レール2の上屈曲片
2′の後部上面に長尺で中間レール2の幅より幅
広な合成樹脂材製のスライダー12を嵌合装置し
ている。
また上屈曲片2′後部に設けた切起しによるズ
レ止め突起2aにてスライダー12の後方へのズ
レ止めをはたすとともに、当該スライダー12の
前端をサスペンシヨンレール1の前部に設けたス
トツパー5に当接可能としている。
レ止め突起2aにてスライダー12の後方へのズ
レ止めをはたすとともに、当該スライダー12の
前端をサスペンシヨンレール1の前部に設けたス
トツパー5に当接可能としている。
このように合成樹脂材製のスライダー12を中
間レール2の上屈曲片2′に上方から外嵌する形
で取付け、その側板12′を中間レール2より外
側に位置させたことにより、この側板12′は中
間レール2とサスペンシヨンレール1間に生じる
間隙を小さくするためのスペーサーとして作用
し、しかもスライダー12は長尺としたことか
ら、中間レール2のサスペンシヨンレール1から
の出入動作を円滑にすることができる。
間レール2の上屈曲片2′に上方から外嵌する形
で取付け、その側板12′を中間レール2より外
側に位置させたことにより、この側板12′は中
間レール2とサスペンシヨンレール1間に生じる
間隙を小さくするためのスペーサーとして作用
し、しかもスライダー12は長尺としたことか
ら、中間レール2のサスペンシヨンレール1から
の出入動作を円滑にすることができる。
ズレ止め突起2aを直にストツパー5に当止め
させるときもしくは当該ズレ止め突起2aに合成
樹脂製の覆い体を装着し、これを当止め部材とし
て用いるときには、中間レール2の下中央転子7
bの前方への抜け出しを防止するためズレ止め突
起2aによる当止め部材を第1図中一点鎖線で示す
ようにサスペンシヨンレール1のストツパー5に
当接する位置に設けなければならないが、このと
き当該止め部材を取付けるために、もしくは中間
レール2の上屈曲片2′の切起しによつて当止め
部材を形成するときにも当該上屈曲片2′の下面
に取付け部材を突出したりまたは開口が形成され
ることにより、中間レール2内に設けられる後述
する抽出の出入動作案内用遊び転子9の転移動の
障害となることはさけがたい。
させるときもしくは当該ズレ止め突起2aに合成
樹脂製の覆い体を装着し、これを当止め部材とし
て用いるときには、中間レール2の下中央転子7
bの前方への抜け出しを防止するためズレ止め突
起2aによる当止め部材を第1図中一点鎖線で示す
ようにサスペンシヨンレール1のストツパー5に
当接する位置に設けなければならないが、このと
き当該止め部材を取付けるために、もしくは中間
レール2の上屈曲片2′の切起しによつて当止め
部材を形成するときにも当該上屈曲片2′の下面
に取付け部材を突出したりまたは開口が形成され
ることにより、中間レール2内に設けられる後述
する抽出の出入動作案内用遊び転子9の転移動の
障害となることはさけがたい。
また第1図に示すズレ止め突起2aの位置に当
止め部材を設けたときには下中央転子7bの抜け
出しを防止するため中間レール2の前方への引出
し距離規制用のストツパーを、サスペンシヨンレ
ール1に、前部上面に設けたストツパー13に当
接するストツパー5とは別途に設けなければなら
ないという欠点がある。
止め部材を設けたときには下中央転子7bの抜け
出しを防止するため中間レール2の前方への引出
し距離規制用のストツパーを、サスペンシヨンレ
ール1に、前部上面に設けたストツパー13に当
接するストツパー5とは別途に設けなければなら
ないという欠点がある。
しかるに、このようにスライダー12を長尺と
することについては実用上大きな意義を有するの
である。
することについては実用上大きな意義を有するの
である。
一方、中間レール2内に設けられ、抽出レール
3の水平部3′上面を転移動自在にした遊び転子
9はガイド杆10によつて前後移動を可能にされ
ており、このガイド杆10は遊び転子9の側面に
突設した軸部9′の転動を容易とするために断面
丸状の金属棒もしくは合成樹脂棒を用いている。
3の水平部3′上面を転移動自在にした遊び転子
9はガイド杆10によつて前後移動を可能にされ
ており、このガイド杆10は遊び転子9の側面に
突設した軸部9′の転動を容易とするために断面
丸状の金属棒もしくは合成樹脂棒を用いている。
このガイド杆10の中間レール2への取付けは
第4図に示すように、中間レール2の内側面前後
部に設けたやや距離を離間して突設した2枚の突
片からなり各1対づつ一定距離離間させたガイド
受け11に支持されて取付けられている。
第4図に示すように、中間レール2の内側面前後
部に設けたやや距離を離間して突設した2枚の突
片からなり各1対づつ一定距離離間させたガイド
受け11に支持されて取付けられている。
ここで、前後部内側に位置するガイド受け11
には双方に貫通孔11′もしくは一方に貫通孔1
1′を、他方には一側に開口した凹所11′を設け
たものを配し、前後部外側に位置するガイド受け
11の少なくとも最前部のものは上端を前方に下
端を後方に位置させて後下向きに傾斜させて設け
てなり、略前後部外側に位置するガイド受け11
間の長さを有するガイド杆10両端を前後部内側
に位置するガイド受け11の貫通孔11′または
凹所11′に貫挿しガイド杆10両端を前後部外
側に位置するガイド受け11で当接支持してな
る。
には双方に貫通孔11′もしくは一方に貫通孔1
1′を、他方には一側に開口した凹所11′を設け
たものを配し、前後部外側に位置するガイド受け
11の少なくとも最前部のものは上端を前方に下
端を後方に位置させて後下向きに傾斜させて設け
てなり、略前後部外側に位置するガイド受け11
間の長さを有するガイド杆10両端を前後部内側
に位置するガイド受け11の貫通孔11′または
凹所11′に貫挿しガイド杆10両端を前後部外
側に位置するガイド受け11で当接支持してな
る。
このように支持されたガイド杆10に抽出レー
ル3の出入動作案内用の遊び転子9を、該遊び転
子9の側面に突設した軸部9′で転動自在に支承
させている。
ル3の出入動作案内用の遊び転子9を、該遊び転
子9の側面に突設した軸部9′で転動自在に支承
させている。
ここで、ガイド受け11にガイド杆10を取付
けるには、前後部内側のガイド受け11に形成し
た貫通孔11′にガイド杆10を貫挿し、前後部
外側のガイド受け11に当該ガイド杆10両端を
当接させて取付けるか、前後部内側のガイド受け
11,11に第5図に示すように内側に開口した
凹所11′を設け、この凹所11′にガイド杆10
を貫挿したのち凹所11′の上下の立片を強制的
に屈曲してガイド杆10を固定するか、あるいは
第6図に示すように前部内側のガイド受け11に
は貫通孔11′を形成し、後部内側のガイド受け
11には上向きに開口した凹所11′を設けると
ともに、後部外側のガイド受け11は後下向きに
傾斜させて設け、ガイド杆10後端の上動を抑止
した状態で、ガイド杆10をまず前部のガイド受
け11の貫通孔に貫挿したのち、弾性を利用して
図示したようにわん曲させて後端を後部外側のガ
イド受け11の下側に掛止させ、かつ後部内側の
ガイド受け11の凹所11′にガイド杆10を貫
挿しつつわん曲反力を利用してガイド杆10を前
方に伸張させることにより取付ける等すればよ
い。
けるには、前後部内側のガイド受け11に形成し
た貫通孔11′にガイド杆10を貫挿し、前後部
外側のガイド受け11に当該ガイド杆10両端を
当接させて取付けるか、前後部内側のガイド受け
11,11に第5図に示すように内側に開口した
凹所11′を設け、この凹所11′にガイド杆10
を貫挿したのち凹所11′の上下の立片を強制的
に屈曲してガイド杆10を固定するか、あるいは
第6図に示すように前部内側のガイド受け11に
は貫通孔11′を形成し、後部内側のガイド受け
11には上向きに開口した凹所11′を設けると
ともに、後部外側のガイド受け11は後下向きに
傾斜させて設け、ガイド杆10後端の上動を抑止
した状態で、ガイド杆10をまず前部のガイド受
け11の貫通孔に貫挿したのち、弾性を利用して
図示したようにわん曲させて後端を後部外側のガ
イド受け11の下側に掛止させ、かつ後部内側の
ガイド受け11の凹所11′にガイド杆10を貫
挿しつつわん曲反力を利用してガイド杆10を前
方に伸張させることにより取付ける等すればよ
い。
この第6図のような構成によればガイド杆10
の取付け、取外しが容易となる。
の取付け、取外しが容易となる。
また前部外側のガイド受け11を第4図に示す
ように後下向きに傾斜させることにより、抽出組
み立て時即ち抽出本体4を家具内へ取付けるに際
して抽出レール3の後端を当該ガイド受け11の
傾斜面11aによつて案内し、加えて前部外側の
ガイド受け11の外側にはガイド杆10端はあら
われないことと相俟つて、抽出レール3の取付け
を容易とすることができ、これを垂直としたとき
のように抽出レール3の取付け時に、該抽出レー
ル3の後端がガイド受け11にあたり抽出レール
3の取付けを困難にするだけでなく、当該ガイド
受け11に衝撃が加わり、本来の目的であるガイ
ド杆10の取付け保持を不確実とする等のおそれ
をなくすことができる。
ように後下向きに傾斜させることにより、抽出組
み立て時即ち抽出本体4を家具内へ取付けるに際
して抽出レール3の後端を当該ガイド受け11の
傾斜面11aによつて案内し、加えて前部外側の
ガイド受け11の外側にはガイド杆10端はあら
われないことと相俟つて、抽出レール3の取付け
を容易とすることができ、これを垂直としたとき
のように抽出レール3の取付け時に、該抽出レー
ル3の後端がガイド受け11にあたり抽出レール
3の取付けを困難にするだけでなく、当該ガイド
受け11に衝撃が加わり、本来の目的であるガイ
ド杆10の取付け保持を不確実とする等のおそれ
をなくすことができる。
次に、中間レール2の下屈曲片2″に取付けら
れ、中間レール2の転移動を可能とするための下
中央転子7b、下後部転子7cの取付けは第3図
に示すように下屈曲片2″に形成した取付け孔
に、該取付け孔に嵌合される立起片8′に枢軸を
一体に形成し、該立起片8′の下部には中間レー
ル2の下屈曲片2″の取付け孔に一部を嵌合され
る基盤8″を一体に設けた合成樹脂製の転子取付
け枠8を嵌合して、該枢軸にそれぞれ下中央転子
7bまたは下後部転子7cを枢着して取付ける。
れ、中間レール2の転移動を可能とするための下
中央転子7b、下後部転子7cの取付けは第3図
に示すように下屈曲片2″に形成した取付け孔
に、該取付け孔に嵌合される立起片8′に枢軸を
一体に形成し、該立起片8′の下部には中間レー
ル2の下屈曲片2″の取付け孔に一部を嵌合され
る基盤8″を一体に設けた合成樹脂製の転子取付
け枠8を嵌合して、該枢軸にそれぞれ下中央転子
7bまたは下後部転子7cを枢着して取付ける。
転子取付け枠8の基盤8″の横巾は中間レール
2の下屈曲片2″よりも広幅にし、中間レール2
の幅より側方に突出する幅寸法として、下屈曲片
2″とサスペンシヨンレール1との間の間隙を小
さくするようにしている。
2の下屈曲片2″よりも広幅にし、中間レール2
の幅より側方に突出する幅寸法として、下屈曲片
2″とサスペンシヨンレール1との間の間隙を小
さくするようにしている。
なお抽出本体4は中間レール2の前端に設けた
ストツパー13に、抽出本体4の適所に設けた突
片3″を当止めして抽出レール3の前方への引出
し距離を規制している。
ストツパー13に、抽出本体4の適所に設けた突
片3″を当止めして抽出レール3の前方への引出
し距離を規制している。
第3図中14は、サスペンシヨンレール1の内
側面の抽出レール3の水平部3′に相当する位置
に設けたスライダーであり、このスライダー14
を前後方向に突条としてもしくは数ケ所に突設す
ることにより、抽出本体4即ち抽出レール3にか
かる横方向の力によつて中間レール2が横方向へ
揺れようとしても、このスライダー14が中間レ
ール2の外側面を当接しているから、揺れを防止
することができる。
側面の抽出レール3の水平部3′に相当する位置
に設けたスライダーであり、このスライダー14
を前後方向に突条としてもしくは数ケ所に突設す
ることにより、抽出本体4即ち抽出レール3にか
かる横方向の力によつて中間レール2が横方向へ
揺れようとしても、このスライダー14が中間レ
ール2の外側面を当接しているから、揺れを防止
することができる。
また遊び転子9の軸部9′の遊端面を第3図に
示すように半球状の曲面とし、これを抽出レール
3の外側面に当接させることによつて当該遊び転
子9の横方向への揺れを防止できるだけでなく、
遊び転子9が抽出レール3と中間レール2間のス
ペーサーとしての作用をもはたすことができる。
示すように半球状の曲面とし、これを抽出レール
3の外側面に当接させることによつて当該遊び転
子9の横方向への揺れを防止できるだけでなく、
遊び転子9が抽出レール3と中間レール2間のス
ペーサーとしての作用をもはたすことができる。
なおサスペンシヨンレール1には、第1図に示
すようにその下屈曲片に流れ止め用の凹部1a,
1aを設け、抽出収納時即ち中間レール2がサス
ペンシヨンレール1内に収納された状態下におい
て下中央転子7b、下後部転子7cを該凹部1
a,1a内に位置させて中間レール2の流れ止め
を行ない、もつて抽出本体4が不用意に前方へ流
れ出すことを防止するようにしている。
すようにその下屈曲片に流れ止め用の凹部1a,
1aを設け、抽出収納時即ち中間レール2がサス
ペンシヨンレール1内に収納された状態下におい
て下中央転子7b、下後部転子7cを該凹部1
a,1a内に位置させて中間レール2の流れ止め
を行ない、もつて抽出本体4が不用意に前方へ流
れ出すことを防止するようにしている。
以上のようになる本考案の抽出サスペンシヨン
装置にあつては、中間レール2に設けられる前方
引出し距離規制用の当止め部材にかえてスライダ
ー12を装置したことにより、従来のように中間
レール2前方移動規制用のストツパーを別途設け
る必要はなく、サスペンシヨンレール1の前部に
設けたストツパー5を中間レール2の前方及び後
方への移動時のストツパーとして兼用することが
できるばかりでなく、また中間レール2内に設け
た遊び転子9の転移動に支障をきたすようなこと
もないのである。
装置にあつては、中間レール2に設けられる前方
引出し距離規制用の当止め部材にかえてスライダ
ー12を装置したことにより、従来のように中間
レール2前方移動規制用のストツパーを別途設け
る必要はなく、サスペンシヨンレール1の前部に
設けたストツパー5を中間レール2の前方及び後
方への移動時のストツパーとして兼用することが
できるばかりでなく、また中間レール2内に設け
た遊び転子9の転移動に支障をきたすようなこと
もないのである。
またスライダー12はその側板12′が中間レ
ール2の上屈曲片2′の外側に位置することか
ら、中間レール2の揺れを防止するとともに、ガ
タつき音の発生も防止し、中間レール2の出入動
作を円滑にすることが可能となるのである。
ール2の上屈曲片2′の外側に位置することか
ら、中間レール2の揺れを防止するとともに、ガ
タつき音の発生も防止し、中間レール2の出入動
作を円滑にすることが可能となるのである。
また遊び転子9を設けるについても、その取付
けは、前後部に各1対づつ設けたガイド受け11
の貫通孔11′にもしくは凹所11′に貫挿したの
ち、当該凹所を閉止することによつて確実に固定
することでき、更にはガイド杆10自体の弾性を
利用して取付けるときには、後部内側のガイド受
け11に上向きに開口した凹所11′を形成する
だけで、当該凹所11′に弾性を利用して貫挿し
て取付けることができ、その取付けは容易であ
る。
けは、前後部に各1対づつ設けたガイド受け11
の貫通孔11′にもしくは凹所11′に貫挿したの
ち、当該凹所を閉止することによつて確実に固定
することでき、更にはガイド杆10自体の弾性を
利用して取付けるときには、後部内側のガイド受
け11に上向きに開口した凹所11′を形成する
だけで、当該凹所11′に弾性を利用して貫挿し
て取付けることができ、その取付けは容易であ
る。
前部外側のガイド受け11は後下向きに傾斜さ
せたことにより、抽出レール3の取付け時のガイ
ドとして作用する効果もあり、中間レール2の下
部に設けられる下中央転子7b、下後部転子7c
も合成樹脂製の転子取付け枠8を用いて簡単かつ
確実に取付けることができ、しかも転子取付け枠
8の基盤8″は中間レール2の下屈曲片2″より広
幅としたことにより、この基盤8″がサスペンシ
ヨンレール1との間に生じる間隙を小さくして、
サスペンシヨンレール1内での揺れを防止するば
かりでなく、前記したスライダー12の側板1
2′の作用と相俟つて中間レール2の出入動作を
円滑になしうる。
せたことにより、抽出レール3の取付け時のガイ
ドとして作用する効果もあり、中間レール2の下
部に設けられる下中央転子7b、下後部転子7c
も合成樹脂製の転子取付け枠8を用いて簡単かつ
確実に取付けることができ、しかも転子取付け枠
8の基盤8″は中間レール2の下屈曲片2″より広
幅としたことにより、この基盤8″がサスペンシ
ヨンレール1との間に生じる間隙を小さくして、
サスペンシヨンレール1内での揺れを防止するば
かりでなく、前記したスライダー12の側板1
2′の作用と相俟つて中間レール2の出入動作を
円滑になしうる。
第1図は本考案の抽出サスペンシヨン装置の実
施例を示す抽出本体の引出し状態における内側断
正面図、第2図は同じく抽出本体収納時における
内側断正面図、第3図は第2図中のX−X拡大断
面図、第4図は中間レールの拡大内側正面図、第
5図はガイド杆取付け構造の他の実施例を示す断
面図、第6図は同じくガイド杆の取付け状態を示
す正面図である。 1:サスペンシヨンレール、2:中間レール、
3:抽出レール、4:抽出本体、5:ストツパ
ー、6:上後部転子、7a:下前部転子、7b:
下中央転子、7c:下後部転子、8:転子取付け
枠、9:遊び転子、10:ガイド杆、11:ガイ
ド受け、12:スライダー、13:ストツパー、
14:スライダー。
施例を示す抽出本体の引出し状態における内側断
正面図、第2図は同じく抽出本体収納時における
内側断正面図、第3図は第2図中のX−X拡大断
面図、第4図は中間レールの拡大内側正面図、第
5図はガイド杆取付け構造の他の実施例を示す断
面図、第6図は同じくガイド杆の取付け状態を示
す正面図である。 1:サスペンシヨンレール、2:中間レール、
3:抽出レール、4:抽出本体、5:ストツパ
ー、6:上後部転子、7a:下前部転子、7b:
下中央転子、7c:下後部転子、8:転子取付け
枠、9:遊び転子、10:ガイド杆、11:ガイ
ド受け、12:スライダー、13:ストツパー、
14:スライダー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 家具内に固定されるサスペンシヨンレール1、
中間レール2及び抽出本体4の側面に固定される
抽出レール3をスライド自在に組み合わせてなる
抽出サスペンシヨン装置において、 中間レール2の後部上面には、当該中間レール
2の前方への引出し距離を規制すべく合成樹脂材
製で中間レール2の幅より幅広のスライダー12
を装置し、中間レール2の内側面前後部には、や
や距離を離間して突設した2枚の突片からなるガ
イド受け11を各1対づつ一定距離離間させて設
けるとともに、前後部内側に位置するガイド受け
11には双方に貫通孔11′もしくは一方に貫通
孔11′を、他方には一側に開口した凹所11′を
設けたものを配し、前後部外側に位置するガイド
受け11の少なくとも最前部のものは上端を前方
に下端を後方に位置させて後下向きに傾斜させて
設けてなり、略前後部外側に位置するガイド受け
11間の長さを有するガイド杆10両端を前後部
内側に位置するガイド受け11の貫通孔11′ま
たは凹所11′に貫挿しガイド杆10両端を前後
部外側に位置するガイド受け11で当接支持し、
抽出レール3の出入動作案内用の遊び転子9を、
該遊び転子9側面に突設した軸部9′で該ガイド
杆10に転動自在に支承させ、 かつ中間レール2移動用の下中央転子7b及び
下後部転子7cを枢軸を一体に形成し、中間レー
ル2の幅より、側方に突出する幅寸法とした転子
取付け枠8を用いて中間レール2の下屈曲片2″
に取付けたことを特徴とする抽出サスペンシヨン
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982152412U JPS5957151U (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 抽出サスペンシヨン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982152412U JPS5957151U (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 抽出サスペンシヨン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5957151U JPS5957151U (ja) | 1984-04-14 |
JPS6212337Y2 true JPS6212337Y2 (ja) | 1987-03-30 |
Family
ID=30337474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982152412U Granted JPS5957151U (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 抽出サスペンシヨン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5957151U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624488B2 (ja) * | 1985-10-02 | 1994-04-06 | 共栄工業株式会社 | サスペンシヨン装置 |
JPH0624489B2 (ja) * | 1985-10-02 | 1994-04-06 | 共栄工業株式会社 | サスペンシヨン装置 |
JPH0622488B2 (ja) * | 1985-10-02 | 1994-03-30 | 共栄工業株式会社 | サスペンシヨン装置 |
-
1982
- 1982-10-07 JP JP1982152412U patent/JPS5957151U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5957151U (ja) | 1984-04-14 |
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