JPS62123205A - 復水脱塩装置 - Google Patents
復水脱塩装置Info
- Publication number
- JPS62123205A JPS62123205A JP25973285A JP25973285A JPS62123205A JP S62123205 A JPS62123205 A JP S62123205A JP 25973285 A JP25973285 A JP 25973285A JP 25973285 A JP25973285 A JP 25973285A JP S62123205 A JPS62123205 A JP S62123205A
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- JP
- Japan
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- condensate
- recirculation
- tower
- water
- pump
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- Pending
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- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えば原子力発電所の復水脱塩装置に関する
ものである。
ものである。
[従来の技術]
一般に例えば沸騰水型原子力発電所は、第2図に示すよ
うに原子炉圧力容器1内で発生した蒸気を主蒸気管2を
通してタービン3に送り、このタービン3を駆動するこ
とによって発電機4は電力を発電させるように構成され
ている。そして、このタービン3を駆動した蒸気は、復
水器5で′11縮されて復水となる。この復水器5の冷
却媒体としては主として海水が用いられている。この復
水器5から出た復水は、低圧復水ポンプ6・・・によっ
て昇圧されて空気抽出器7およびグランド蒸気復水器8
を通して復水浄化装置9に送られる。
うに原子炉圧力容器1内で発生した蒸気を主蒸気管2を
通してタービン3に送り、このタービン3を駆動するこ
とによって発電機4は電力を発電させるように構成され
ている。そして、このタービン3を駆動した蒸気は、復
水器5で′11縮されて復水となる。この復水器5の冷
却媒体としては主として海水が用いられている。この復
水器5から出た復水は、低圧復水ポンプ6・・・によっ
て昇圧されて空気抽出器7およびグランド蒸気復水器8
を通して復水浄化装置9に送られる。
そしてこの復水浄化装置9は復水中の不溶解性固形分や
溶解性不純物を除去して復水を浄化する。
溶解性不純物を除去して復水を浄化する。
この復水浄化装置を通った復水は高圧復水ポンプ10・
・・でざらに昇圧されて低圧給水加熱器11に送られて
加熱される。ざらに給水ポンプ12・・・によって昇圧
されて高圧給水加熱器13を経て原子炉圧力容器1内に
給水される。
・・でざらに昇圧されて低圧給水加熱器11に送られて
加熱される。ざらに給水ポンプ12・・・によって昇圧
されて高圧給水加熱器13を経て原子炉圧力容器1内に
給水される。
そして、上記復水浄化装置9には前段に複数基の復水濾
過塔14・・・が設けられ、後段に複数基の復水脱塩塔
15が設けられている。その復水濾過塔14・・・は主
として復水中の不溶解性固形分を除去するように構成さ
れており、また、復水脱塩塔15・・・は主として復水
中の溶解性不純物を除去するように構成されている。こ
れら復水濾過塔14・・・および復水脱塩塔15・・・
は常時1基が待機状態となっており、運転中の復水濾過
塔14・・・および復水脱塩塔15・・・の能力が低下
した場合には、その能力の低下したものを系統から除外
し、待機状態におるものを系統に併入して連続的に復水
の浄化を行う。
過塔14・・・が設けられ、後段に複数基の復水脱塩塔
15が設けられている。その復水濾過塔14・・・は主
として復水中の不溶解性固形分を除去するように構成さ
れており、また、復水脱塩塔15・・・は主として復水
中の溶解性不純物を除去するように構成されている。こ
れら復水濾過塔14・・・および復水脱塩塔15・・・
は常時1基が待機状態となっており、運転中の復水濾過
塔14・・・および復水脱塩塔15・・・の能力が低下
した場合には、その能力の低下したものを系統から除外
し、待機状態におるものを系統に併入して連続的に復水
の浄化を行う。
[発明が解決しようとする問題点コ
そして系統から除外された復水濾過塔14および復水脱
塩塔15は、それぞれの再生装置16により再生された
接に再び系統に戻される。この系統への再投入前の復水
脱塩塔15内には、再生水が残っており、通水時の規定
水質を満足させ、また再生操作で完全に除去できずに復
水脱塩塔15内に残った小径樹脂を塔内の樹脂層上部へ
積み上げるために、特にIGプだ再循環ポンプ17によ
って復水脱塩塔15内の復水を循環させている。
塩塔15は、それぞれの再生装置16により再生された
接に再び系統に戻される。この系統への再投入前の復水
脱塩塔15内には、再生水が残っており、通水時の規定
水質を満足させ、また再生操作で完全に除去できずに復
水脱塩塔15内に残った小径樹脂を塔内の樹脂層上部へ
積み上げるために、特にIGプだ再循環ポンプ17によ
って復水脱塩塔15内の復水を循環させている。
また通常、再循環流量は、復水脱塩塔1塔当りの定格通
水流量の約半分でおり、再循環運転が終了して系統に戻
して採水を行う際に大きな流動変動が生じる。この時、
クラッド等の樹脂が復水脱塩塔から流れ出し、系統内に
取り込まれる恐れがある。
水流量の約半分でおり、再循環運転が終了して系統に戻
して採水を行う際に大きな流動変動が生じる。この時、
クラッド等の樹脂が復水脱塩塔から流れ出し、系統内に
取り込まれる恐れがある。
[問題点を解決するための手段]
本発明による復水脱塩装置は、蒸気タービンの復水系に
設けられた復水濾過塔および復水脱塩塔を備えた復水浄
化装置において、復水脱塩塔の下流側から復水浄化装置
の上流にある低圧復水ポンプの吸込側へ配管と弁で構成
した再循環ラインを設けたことを特徴とするものである
。
設けられた復水濾過塔および復水脱塩塔を備えた復水浄
化装置において、復水脱塩塔の下流側から復水浄化装置
の上流にある低圧復水ポンプの吸込側へ配管と弁で構成
した再循環ラインを設けたことを特徴とするものである
。
[作 用コ
再生を終えた復水脱塩塔15は系統に再投入する前に循
環水を通すことになる。本発明においては、脱塩塔′1
5が再循環を行う場合、脱塩塔入口弁18を開け、再循
環水弁19および再循環出口弁25を開けると同時に低
圧復水ポンプ6に再循環信号を入力し、復水流量を増ヤ
して再循環運転を開始する。
環水を通すことになる。本発明においては、脱塩塔′1
5が再循環を行う場合、脱塩塔入口弁18を開け、再循
環水弁19および再循環出口弁25を開けると同時に低
圧復水ポンプ6に再循環信号を入力し、復水流量を増ヤ
して再循環運転を開始する。
所定時間を経過した後に水質が規定値に達したら、低圧
復水ポンプ6に再循環停止信号を入力し、復水流量を元
に戻した後に再循環水弁19および再循環出口弁25を
閉じ、脱塩塔出口弁21を開けて採水を開始する。
復水ポンプ6に再循環停止信号を入力し、復水流量を元
に戻した後に再循環水弁19および再循環出口弁25を
閉じ、脱塩塔出口弁21を開けて採水を開始する。
このように従来のように特に再循環ポンプを設ける必要
がなく、かつ再循環運転時と再循環停止時に低圧復水ポ
ンプの流量を調整することによって脱塩塔15内の流動
の変動を抑制することができる。
がなく、かつ再循環運転時と再循環停止時に低圧復水ポ
ンプの流量を調整することによって脱塩塔15内の流動
の変動を抑制することができる。
[実施例]
次に本発明の一実施例を第1図について説明する。第1
図は第2図の復水濾過塔14および復水脱塩塔15を含
む復水浄化装置9を示している。復水脱塩塔15の下流
側から分岐した再循環ライン23は、復水濾過塔14の
上流にある低圧復水ポンプ6の吸込側に戻される。再循
環ライン23は、再循環水弁19および再循環出口弁2
5と配管により構成されている。
図は第2図の復水濾過塔14および復水脱塩塔15を含
む復水浄化装置9を示している。復水脱塩塔15の下流
側から分岐した再循環ライン23は、復水濾過塔14の
上流にある低圧復水ポンプ6の吸込側に戻される。再循
環ライン23は、再循環水弁19および再循環出口弁2
5と配管により構成されている。
再生を終った復水脱塩塔15が再循環を行う場合、脱塩
塔入口弁18を開け、再循環水弁19および再循環出口
弁25を開けると同時に、低圧復水ポンプ6に再循環信
号を入力し、復水流mを増やした容量設定で再循環運転
を開始する。この時の再循環流量は、復水脱塩塔の定格
通水流量と同一とする。
塔入口弁18を開け、再循環水弁19および再循環出口
弁25を開けると同時に、低圧復水ポンプ6に再循環信
号を入力し、復水流mを増やした容量設定で再循環運転
を開始する。この時の再循環流量は、復水脱塩塔の定格
通水流量と同一とする。
所定時間経過後に水質が規定値に達したら、低圧復水ポ
ンプ6に再循環停止信号を入力し、復水流量を元に戻し
た後に再循環水弁19および再循環出口弁25を閉じ、
脱塩塔出口弁21を開けて採水を開始丈る。
ンプ6に再循環停止信号を入力し、復水流量を元に戻し
た後に再循環水弁19および再循環出口弁25を閉じ、
脱塩塔出口弁21を開けて採水を開始丈る。
なお、以上の説明では、原子力発電所の復水系に適用し
た場合を説明したが、火力発電所における蒸気タービン
の復水給水系の復水脱塩装置として使用しても同様の効
果を得ることができる。
た場合を説明したが、火力発電所における蒸気タービン
の復水給水系の復水脱塩装置として使用しても同様の効
果を得ることができる。
[発明の効果コ
以上の説明のように、本発明においては、再循環ライン
を低圧復水ポンプ吸込側に接続する事により、再循環機
能を低圧復水ポンプに兼用させて再循環ポンプを廃止す
ることができ、また再循環流量は、復水脱塩塔の定格通
水流量と同一にする事が出来て、採水開始時の流量変動
による系統内ヘクラッド等の樹脂流入を防ぐことが可能
となる。 併せて再循環ポンプ廃止による合理化、
メンテナンス機器の減少、配置スペースの減少等を可能
にする効果を有する。
を低圧復水ポンプ吸込側に接続する事により、再循環機
能を低圧復水ポンプに兼用させて再循環ポンプを廃止す
ることができ、また再循環流量は、復水脱塩塔の定格通
水流量と同一にする事が出来て、採水開始時の流量変動
による系統内ヘクラッド等の樹脂流入を防ぐことが可能
となる。 併せて再循環ポンプ廃止による合理化、
メンテナンス機器の減少、配置スペースの減少等を可能
にする効果を有する。
第1図は本発明による復水脱塩装置の一実施例を示す系
統図、第2図は従来の復水脱塩装置を備えた原子力発電
所の復水系統図である。 1・・・原子炉圧力容器 2・・・主蒸気管、 3・・・タービン4・・・発
電機、 5・・・復水器6・・・低圧復水ポンプ 14・・・復水濾過塔、15・・・復水脱塩塔16・・
・再生装置、17・・・再循環ポンプ18・・・脱塩塔
入口弁、19・・・再循環水弁20・・・再循環ポンプ
出口弁 21・・・脱塩塔出口弁 22・・・樹脂ストレーナ 23・・・再循環ライン 25・・・再循環出口弁 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか
1名)
統図、第2図は従来の復水脱塩装置を備えた原子力発電
所の復水系統図である。 1・・・原子炉圧力容器 2・・・主蒸気管、 3・・・タービン4・・・発
電機、 5・・・復水器6・・・低圧復水ポンプ 14・・・復水濾過塔、15・・・復水脱塩塔16・・
・再生装置、17・・・再循環ポンプ18・・・脱塩塔
入口弁、19・・・再循環水弁20・・・再循環ポンプ
出口弁 21・・・脱塩塔出口弁 22・・・樹脂ストレーナ 23・・・再循環ライン 25・・・再循環出口弁 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか
1名)
Claims (1)
- 蒸気タービンの復水系に設けられた復水濾過塔および復
水脱塩塔を備えた復水浄化装置において、復水脱塩塔の
下流側から復水浄化装置の上流にある低圧復水ポンプの
吸込側へ配管と弁のみで構成した再循環ラインを設けた
事を特徴とする復水脱塩装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25973285A JPS62123205A (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 復水脱塩装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25973285A JPS62123205A (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 復水脱塩装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62123205A true JPS62123205A (ja) | 1987-06-04 |
Family
ID=17338173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25973285A Pending JPS62123205A (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 復水脱塩装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62123205A (ja) |
-
1985
- 1985-11-21 JP JP25973285A patent/JPS62123205A/ja active Pending
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