JPS62122594A - 抗ニコチンと抗コチニン抗体(モノクロ−ナル等)、及びそのニコチンとコチニン測定への使用法 - Google Patents

抗ニコチンと抗コチニン抗体(モノクロ−ナル等)、及びそのニコチンとコチニン測定への使用法

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JPS62122594A
JPS62122594A JP61051288A JP5128886A JPS62122594A JP S62122594 A JPS62122594 A JP S62122594A JP 61051288 A JP61051288 A JP 61051288A JP 5128886 A JP5128886 A JP 5128886A JP S62122594 A JPS62122594 A JP S62122594A
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monoclonal antibody
nicotine
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cotinine
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JP61051288A
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ジヨン ジエイ.ランゴン
ヒルダ ビー・グジカ
ヘレン ヴアン ヴナキス
ロバート ジエイ.ビジヤーケ
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Baylor College of Medicine
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1更公互 この発明はニコチン、ニコチン及び/またはそれらの誘
導体と結合する抗体(とモノクローナル抗体)に関する
ものであり、さらにニコチンまたはニコチン測定にこれ
らの産物を使うことを含んでいる。
見胛血Lt ニコチンはタバコの主要なアルカロイドであり、哺乳動
物ではニコチンはその主要な代謝物である(E、R,ボ
ウマン、 L、B、ターンプル、■、マツケニス、Jr
、を週」[塞]1光秀υ1詩工127巻、92頁(19
59年)、J、ゴロ−1P、ジェンナー、青JIL論−
文6巻35頁(1975年)を見よ、〕。ニコチンの含
有量を追跡することはニコチンに対してよりも必要であ
る。ニコチンは半減期が比較的長く、その含量は長期間
喫煙者に比較的一定に残留し。
その濃度が一般に急速に代謝されるニコチンのそれより
かなり高いことにおいて、ニコチンはタバコ消費のより
信頼性の高い指標と考えられている(J、J、ランボン
、H,B、シーカ、■、ファン・フナキス、生化学12
巻5025頁(1973年) ; J、J、ランボン、
11.ファン・フナキス、酵素学研究法84巻628頁
(1982年) ; N、J、ハレイ、 C,M、アク
セルロッド、T、A、ミルトン、アメリカ公衆健康雑誌
73巻1204頁(1983年) ; N、L、ベノビ
ツツ薬物濫用年)、を見よ〕。(N、L、ベノビツツ(
前出)はまた他の産物例えば−酸化炭素やチオシアネー
トをタバコ消費の指標として使うことの相対的な利点に
ついて論じている。〕 生理的な液体におけるニコチンまたはニコチンを測定す
るためにはラジオイムノアッセイ(RIA) (注1)
が使われている[J、J、ランボン等(1973年)直
敷、J、J、ランボン、■、アアン・フナガスクロマト
グラフィー、ガスクロマトグラフ質量分析法や高速液体
クロマトグラフィー等も使われている〔これらの技法の
利点と限界の比較はN、L、ヘソピック(前出)をみよ
〕。RIAは一般に著しいタバコ利用者の研究には満足
しうるが“受動的喫煙者″(タバコの煙に好まざる状態
で曝される者)にはもっと敏感な測定法が必要とされ、
その結果多量の生体液試料の濃縮はタバコ消費につづく
全身に分布した後の薬物減少期の間の含量を測定するた
めには必要とされない。生体液試料の濃縮の必要性をさ
けることは唾液や尿を分析するときそのpl+やイオン
強度の変化が抗原抗体の結合を乱したりその妨害をおこ
すのでとくに重要である。
RIAのもう一つの欠点は放射性材料に付ずいする本質
的な問題である。それ故放射性材料を使わず低濃度の抗
原にも鋭敏で再現性(結果が一定に出る)やコスト性等
のような他の必要要件をもつ試験法が必要である。
現在まで競合免疫法(注2)を開発する問題はニコチン
もコチニンもその官能部分が抗体結合に利用されるよう
に残されているように固相に結合しなかったということ
である。このことは競合免疫法を行うのに必要な複合体
であるところの固相に結合した抗体抗原複合体の形成を
妨げていた。
もう一つの問題はニコチン、コチニンあるいはその誘導
体に特異的なモノクローナル抗体(注3)を開発するこ
とができなかったことにある。モノクローナル抗体は一
般に対象の抗原に特異的な抗体量が抗血清に存在するよ
うな分離されていない抗体群を使うときよりも正確にモ
ニターできるのでより大きな分析精度が得られる。
31塚l」1 ポリペプチドとニコチンの誘導体(3′−ヒドロキシメ
チルニコチン・ヘミサクシネートとポリ−L−リジン)
の結合体とポリペプチドとコチニン誘導体(4′−カル
ボキシコチニンとポリ−L−リジン)の結合体を開発し
た。これらはともに固相に結合しうる。さらにモノクロ
ーナル抗体を開発したが、その一つはニコチンまたはニ
コチン結合体に、もう一つはコチニンまたはコチニン結
合体と結合する。これらの生成物は精確な、再現性のあ
るELISAを実行でき、低濃度の抗原の測定と放射性
物質の必要性の排除に適している。しかしながら、(以
下に述べる)発明の展開にみられる内容は定量には酵素
よりも放射性のトレーサを使っている。
簡単に言えば、ELISAはニコチンに結合し遊離のハ
プテン(注4)と共に抗体を加えることによって行われ
る。適当な酵素を抗体に結合し後に加えられる基質に対
する酵素の作用が目的とする測定可能な結果(典型的に
は蛍光あるいは色の強さ)を示す。そしてその結果が結
合した抗体量と相関がある。既知の濃度のパ遊離の”ハ
プテンをはじめに使うことによってハプテン濃度対パ目
的とする結果″の検量線ができる。
未知のハプテン濃度のテスト試料が使われるときそれら
を使うことから得られる“目的とする結果″は遊離のハ
プテンの量を定量するためにグラフと共に使われる。
好しい例にはモノクローナル抗体がELISAで使われ
る。しかしながら、ネズミ(マウス)のモノクローナル
抗体(注5)はスタフィロコッカス・アウレウスのプロ
ティンAに共有結合で結合した西洋ワサビのペルオキシ
ダーゼ(HrP −5pA)とはよく結合しない(これ
は酵素HrPが基質の〇−)二二レンジアミンに作用す
る適当の酵素−蛋白結合体の例である)。かくしてHr
P−5pAに結合しない第2抗体が加えられる。この第
2の抗体はまたネズミのモノクローナル抗体と結合し、
それによって″サンドイッチIが形成される。
この第2のパ抗モノクローナル抗体抗体″は好しくはウ
サギの杭コチニン抗体である。
ある別の内容ではモノクローナル抗体は使われずその代
り、ウサギの抗血清(分離していない抗体)が使われる
。これは直接HrP−5pAと結合しかつ第2抗体が必
要でありそして「サンドイッチは作られない」からであ
る。
この発明はまたO−フェニレンジアミン基質に作用する
西洋ワサビのペルオキシダーゼ−ストレプトアビジン結
合体やウンベリフェリル燐酸基質に作用するストレプト
アビジンを介して結合したビオチン化アルカリホスファ
ターゼを含む(これらに限定するものでない)HrP 
−SpA以外の酵素−蛋白結合体の使用が含まれている
その他多くの酵素−基質系もまたこの分野で訓練した者
には明らかであろう。加うるにSpAは放射性物質でラ
ベルされうる(そのときは酵素/基質は省かれる)、そ
してこの系はこの発明の“′サンドウィッチ″免疫測定
法に使われる。
既述のように、多くの異なった抗体(ポリクローン)が
in vivo(生きた動物の体内で)で作られている
がモノクローナル抗体の一群を分離することに問題があ
る。ニコチン、コチニン及び上述の誘導体に対する一群
のネズミのモノクローナル抗体は次のようにして分離さ
れる。
1、  疫原性の結合 の作成 ニコチンとコチニンが非免疫原性(in vivoで抗
体の産生を起こさない)であり、免疫原性のキャリア分
子と結合するのに適切な官能基を欠いている限り、それ
らは免疫原性のキャリアに結合するのに適せしめるよう
に変えねばならない。ニコチンとコチニンから31−ヒ
ドロキシメチルニコチン・ヘミサクシネートと4′−カ
ルボキシコチニンが調製されキーホールリムペットのヘ
モシアニン(KLH)の遊離のアミノ基とコバレントに
結合された〔詳細にはランボン等;11(1973年前
出)及びランボンとファン・フナキス著u  ’f−@
 ’A ’ (1982年前出)に述べられている〕。
簡単には25+wgの1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノ−プロピルカルボジイミド) (EDAC;ニュ
ーヨーク州、ロックビルセンターのバイオラドラボラト
リーズから購入)をpH6,8で1.0+onの水ニド
カシ、1.omQノ水(pH6,8)ニ入れた50n+
gのニコチンまたはコチニン誘導体と50mgのKLH
(ミズーリ州セントルイス市ジクマケミカル社から購入
)の溶液に攪拌しながら滴下した。室温で16時間後、
免疫原はセファデックスG −50Mのカラム(1,9
X35cm、ファルマシア社ニューシャーシー州ビス力
タウェイ)で湿潤充填し、pH7,2の0.15M N
aCQ −0,05M リン酸ソーダで溶出するクロマ
トグラフィーで低分子量成分を分離した。ボイド容量に
相当する両分(1,5mQ、マーカーとしてブルーデキ
ストラン2000を使って予め測定した)を集めた。ニ
コチンとコチニン誘導体のとり込みはKLHだけとハプ
テン−KLH結合体の間で260n+iにニコチンとコ
チニンが吸収する波長)での光の吸収における差を測定
することによって定量にKL旧分子当り6〜18分子と
算出された。
上述のハプテン誘導体はこのテストの標準として使われ
た。
2、マウスの免疫 免疫原にニコチンまたはコチニン誘導体−KLH結合体
)を注射することで抗体産生が起こる。
これら結合体はキャリヤーに対しての結合の場所が両者
の官能基と正反対側にあるので、ニコチンやコチニンに
非常に特異的な抗体を形成させる〔ランボン等(197
3年)般澁、ランゴン、ファン・フナキス(1982)
、priXを見よ〕。
5頭の雌の8週令BALB/Cマウス(マサチュセッツ
州、ウィルモントン市、チャールスリバーブリーディン
グラボラトリーズ)の群がまず免疫され、それから全部
で3回、21日はなれて。
100、μgの免疫原を腹腔と皮下注射することでブー
スト(追加免疫)した。免疫原は等量(0,5m Q 
)の完全フロイント・アジュバント(ペンシルバニア州
、コクランピル市のカペルラボラトリーズ)でエマルジ
ョンにした。ラジオイムノ沈殿法〔ランボン等(197
3年、前出)に詳細にのべられている〕によって測定さ
れるように各群の5頭のマウスとも全てニコチンまたは
コチニンに対する血清抗体が産生された。このラジオイ
ムノ沈降法は最適に希釈したウサギの杭コチニン全イム
ノグロブリン(Ig:カペルラボラトリーズ)で行われ
たが、これに1分間当り10,000カウント(cpm
)の(s)−(−)−[’ )I)−ニコチン(2,4
Ci/m moQe;ニューイングランドニュクレア)
または(S)−(−)−(3H)−コチニン(2,4C
i/m mo Q e)が加えられた。 これらはラン
ボン、ファン・フナキス(1982年U)で述べられて
いる酵素的方法によって調製された〔3H〕−ニコチン
のラセミ体から作られた。これらの放射性トレーサーは
天然に存在するアイソマーに相当する。
その後、最も高い血清含量の抗ニコチンまたは抗コチニ
ン抗体をもった各群のマウスに食塩溶液で50μgの免
疫原をさらに静脈注射した。
3日後、このマウスの牌細胞をハイブリドーマ産生のた
めに収かくした。
3、細胞融合 牌細胞をミエローマ(悪性化した細胞)と融合するとき
生成される細胞(ハイブリドーマ)は迅速に再生産しう
るし、それによって大量の抗体を分泌させる。
細胞融合はG・ケーラー、C・ミルシュタイン、欧州免
疫雑誌第6巻511頁(1976)に記述されている確
立された方法を修正して行った。こまかにつぶした牌ぞ
うをステンレススチール網を通し、血清フリーのダルベ
ツコ−の最少必須培地(DMEM)[11Q当り2X1
07ケの牌細胞に希釈した。等容量(各ton Q )
の牌細胞と非Ig分泌型のネズミのミエローマ細胞(P
3 X63−Ag、8.653 ;5 X 10’/m
 Q )をペレットにして1mQの50%ポリエチレン
グリコール1450 (メリーランド州ゲイザースバー
グのベセスダ、リサーチ、ラボラトリーズ)に懸濁した
。それから10分間かけて血清フリーのDMEMで最終
濃度5%のポリエチレングリコールになるよう希釈した
。遠沈後、細胞塊は10%の仔牛脂児血清、5%のNC
TC109培地、1%の非必須の最少必須培地アミノ酸
(100X )、1%のピルビン酸ソーダ(100x 
)を含む完全DMEMに再懸濁し、5 X 10’ce
Lls/m Qにした。細胞を96穴のマイクロタイタ
ープレート(コースタ−;マサチュセッツ州ケンブリッ
ヂ)の各ウェルに5 X 10’cells/m Qで
播き37℃−晩加湿した7%C02気流下で培養した。
次の3日毎にHAT(0,1mMヒボキサンチン、 4
X10−’Mアミノプテリン、1.6X10−’Mチミ
ジンを含む選択培地)を含む完全DMEMO,1m Q
を各ウェルに加えた。融合後10〜14日ハイブリドー
マが殆んど全面に達したとき上清を(S)−(−)−(
’H)ニコチンと(S)−(−)−[’旧コチニン(1
0,OOOcpmを加えた)を使い、 ランボン等(1
973)やランボン、ファン・フナキス(1982)に
示された方法による免疫沈降法によってニコチンとコチ
ニンに対する抗体の検査をした。
ニコチンの融合の場合、480ウエルの中444(92
,5%)が細胞の生育で陽性、444の陽性ウェルの中
40がニコチンに対する抗体を産生ずるハイブリドーマ
を含んでいた。コチニンの融合の場合478/480ウ
エル(99,6%)が細胞の生育を示し、478の陽性
ウェルの中44が抗コチニン抗体を産生する細胞を含ん
でいた。沈降の後バックグラウンドレベル(70cpm
)の8倍大きな放射能を生成する上清のみを測定法のた
めのモノクローナル抗体産生に使われるに十分な親和性
(結合強度)の抗体を産生じていると見做された。
4、ハイブリドーマの培2とクローニング適切にニコチ
ンに結合する13株と適切にコチニンに結合する10株
のハイブリドーマをクローン化しくすなわち継代化し)
96穴ウエルのマイクロタイタープレート(コースタ−
)で2〜4回限界希釈(注7)によってクローン化した
。その各ウェルには104個/ウェルの濃度のマウス胸
腺細胞のフィーダ一層とに前日から培養しておいた(こ
れが成育刺激剤として働く)。(V、T、7t イ。
L、A、ヘルゼンベルグ著細胞免疫学における選択され
た手法351頁(1980年)をみよ〕。高親和力を示
す(ラジオ免疫沈降法で測定して)ノ1イブリドーマは
24穴のクラスタープレート(コースタ−製)に増殖さ
せ、その5X10’個の細胞を増殖の各ステージで後で
使うために液体窒素で凍結した。
各々13と10株のもとの標本のうちニコチン結合性の
クローン化細胞9株と4株のコチニン結合性クローン化
ハイブリトーマの107個の細胞を予めブリスタン(ア
リドリツチ、ケミカル社。
ウィスコンシン州ミルウオーキー)を2週間前に投与し
たBALB/Cマウスに腹腔的投与した(J。
V、ゴーディング、免疫学的技法雑誌39巻285頁(
1980年)をみよ〕。 プリスタンは腹水の生産を促
がし、in vivoにおいてハイブリドーマを迅速に
生育させることによって多量の抗体を産生ずることにな
る。7〜10日後腹水を各マウスから集め、同一のウェ
ルから得たハイブリドーマを投与したマウスからの腹水
をプールして一80°Cに保存した。
B、ハプテンとポリペプチドの会合体の作成例ハプテン
を固相に結合させるために、ポリペプチド(ポリ−L−
リジン)に結合したニコチンまたはコチニンを調製した
。これにはA、P、ジー、J。
J、ランボーン分mζ亀116巻524頁(1981)
に述べられているメトトレキセートと5−メチルテトラ
ヒドロ葉酸の結合による方法の新しい修正法によって行
った。簡単には1 、5+ogの3′−ヒドロキシメチ
ルニコチン・ヘミサクシネートまたは4′−カルボキシ
コチニンを0.3+sflの0.003M燐酸バッファ
ー(ρ)16.35)に入れ、ポリ−L−リジン〔分子
数40,000(シグマケミカル社ミズーリ州セントル
イス〕の5 mg/m Q溶液1.0++Qを加えた。
EDACの1.OmQを5 H/m Qの緩衝液溶液と
して攪拌しながら滴下し、そして溶液を16時間4℃に
おいた。
C,ポリペプチド−ハプテン結へ の性質ポリ−L−リ
ジン結合体は低分子の非結合成分はプラスチックプレー
ト(すなわち固相)に結合しないから精製せずに使った
(データは示していない)。その結合体は0.02%ア
ジ化ソーダの存在で4℃では少くとも5ケ月保存でき、
また−80℃で0.03+wQづつに分注して凍結する
と抗体結合活性の損失は殆んど起らなかった。
ポリリジンに結合したハプテンの量を定量するために生
産物夫々の1.0!IQを低分子成分を除くためにセフ
ァデックスPD−1oカラム(ファルマシア製)でクロ
マトグラフィーを行い、PH6,35の0.03Mリン
酸−食塩緩衝液で溶出した。ポリリジンの濃度は標準と
して既知量のポリリジンをおきBCA蛋白測定法(ピア
スケミカル社、イリノイ州ロックフォード)を゛使って
定量した。ポリリジンが260nmで大きな吸収がない
以上ニコチンとコチニンは既知量のハプテン誘導体を含
む標本で得られる260n+oでの吸光度を比較するこ
とで測定できた。ポリリジン1モル当り4.3モルのニ
コチンと11.6モルのコチニンに相当する量があるこ
とがわかった。
哺乳動物の抗体はいくつかの明確な群(クラス)に分け
られる。ある与えられたクラスの中にあるものは同じイ
ソタイプであると言われる。
抗体は2つのパ軽い″ポリペプチド鎖と2つの°″重い
″ポリペプチド鎖とからなり折りたたまれた状態のとき
にはお互いに別々の3次元構造をとる。哺乳類のL鎖は
″カッパ″か5“ラムダ″のいずれかである。
モノクローナル抗体のイソタイプとL鎖の構造を決める
ために杭コチニンIg試薬(リットンインダストリーズ
、メリーランド州ロックヴイル)を使って行った。0.
003Mの燐酸塩バッファー(pH7,2)で1 : 
1000に希釈したニコチンまたはコチニンーポリリジ
ン結合体0.1aQを4℃、24時間96ウエルのフレ
キシブルポリ塩化ビニル製マイクロタイタープレート(
ダイナチック製ヴアージニア州アレキサンドリア)の平
底のウェルでインキュベートした。プレートは0.0I
MEDTAと0.1%ゼラチンを含む0.005Mベロ
ナール緩衝化等脹食塩水(pH7,4、VBS −EO
+ A −ge Q緩衝液)で洗い、 プレート上の残
った結合部位を0.5%ゼラチンを含むVBS −ED
TA液0.2+++Qで1時間37℃でインキュベート
することによってブロックした。プレートを洗浄した後
McAb(VBS−EDTA−ge Qで希釈した腹水
0.1m12)を加え、37℃で1時間インキュベート
した。プレートを洗い、マウスのイソタイプのIgG1
、IgG2a、IgG2b、IgG−4、IgM、Ig
AあるいはマウスのカッパまたはラムダのL鎖(製造者
によって指示された希釈の0.1mQ)に特異的なウサ
ギIgG抗体を加えた。 これら異なったイソタイプを
含むウェルでは適当なウサギ抗体がそのアイソタイプに
結合し従ってプレートに付着するだろう。
プレートを37℃で1時間培養して、洗い、結合した抗
体を標識する。 ために0.1m12のHrP標識した
ヤギの抗ウサギIg(1:1000)を加えた。室温で
1時間インキュベートした後プレートを洗い、0.01
5%のH,O□を含むQ、05M燐酸塩−0,025M
クエン酸塩バッファー(PH5,0)にとかした0、0
4%O−フェニレンジアミン基質の0.1+FIを加え
て(これが)IrPによって作用するとき色を出す)、
さらに室温で10〜20分間インキュベートした。
発色反応は0.05mQの4NIl、 SO4を加える
ことで停止し、490nmの吸光度(波長は発色の強さ
を測定することに適している)をバイオチックELIS
Aリーダーで測定した。
現在9ケの抗ニコチン抗体のうち3つはIgGlk(“
K”はカッパL鎖を意味している。)で4つはIgG1
−ラムダで1ケはIg02k、1つはIgM−ラムダで
あった。
4ケの抗コチニン抗体のうち、2つはIgG1にで1つ
はIgG2bkでありまた1つはIgAラムダであった
2、 いろいろなアイソタイプの性 研究のために選択されたモノクローナル抗体の性質を調
べた。結合親和定数(K;結合の強さの指標)はR,ミ
ュラー:・逸d糺1J支迭]1甚、34巻345頁(1
980年)に記載の方法によって測定した。腹水中の抗
体濃度もR,ミュータ(前出)の方法で測定した。
もしアイソタイプがあればどのアイソタイプがHrP−
3pAに直接結合するかどうかを第2抗体が必要かどう
かまたそれが結合に影響するかどうかを知るために調べ
たかった。その結果は第1表にまとめられている(後記
)。
第1表の結果は第2抗体(ELISAでは“サンドイッ
チ”を形成する)では同じ量のHrP −SpAと結合
するのに必要な量は非常に少ない。それ故HrP−5p
Aに直接結合しないアイソタイプ(例えばIgM、Ig
A 、 IgG、 )でも“サンドイッチ”法に使うこ
とは適当である。SpAと直接結合するアイソタイプ(
IgG2a、IgG、b)は第2抗体が用いられるとき
は等量のSpAに結合するに必要な量はずっと少ないこ
とも興味深い。この効果はウサギのIgGが全てSpA
に結合するということによっているようであり(J、L
ゴーディング、免疫学技法雑!20巻241頁(197
8年)をみよ〕、また個々のマウス抗体に対して複数の
ウサギ抗体が結合することを示している。
3、抗体選択と特異性 ハプテンに対するモノクローナル抗体の特異性を測るこ
とも望ましい。すなわち、どの程度にそれらがデザイン
されたハプテンに構造的に関連した化合物に結合するか
である。
前記載の9株の抗ニコチン及び4株の抗コチニン産生ハ
イブリドーマを5−(−)−ニコチンと5−(−)−コ
チニン(注8)・・・これらは天然に存在する異性体で
ある(注9)・・・に対して最も特異性の高い抗体を産
生ずるものをみつけるために検定を行った。検定法もハ
プテンそれ自体よりもKLHに対してハプテンも加った
結合基に指向する抗体について選択している。この結合
基(カルボジイミド)はまた固相に結合されるポリ−L
−リジンの結合体と共通である。 かくして正確なEL
ISAのためには遊離のハプテンに特異的な抗体の選択
は困這が伴なう。
検定法は5−(−)−(’H)ニコチンとS−(−)−
C’ H)−コチニンを使って従来法の放射免疫測定法
で行った。2つの抗体(抗ニコチン402C10と抗コ
チニンの305E5)の特異性を以下に詳述するサンド
イッチELISA法の修正法によって分析した。要約す
ると特異性は固相のハプテンへのモノクローナル抗体の
結合を50%まで阻害するのにどの程度の構造的に関連
した物質を加えることが必要かをみることによって決め
た。測定には0.012μgのニコチン−またはコチニ
ンーポリリジン結合体と1ニア29,000に希釈した
抗ニコチン及び抗コチニンでコーティ、ングしたウェル
で実施した。
0.01m Qの順番に希釈した標準ニコチンまたはコ
チニン(抗体特異性を評価するための既知量の阻害剤)
、 あるいは検体(例えば唾液)を使った修正法ではモ
ノクローナル抗体とインキュベートする前に0.04m
Qのカゼイン緩衝液を加えた。最大のA49゜の値(即
ち最大抗体結合)は阻害剤の代りにカゼイン緩衝液(0
,01+++ Q )を使って定量した。′対照のウェ
ル”では抗体結合はないが、緩衝液をモノクローナル抗
体の代りに用いた。対照の値は2回または3回くり返し
定量した後の結果として第■表(後出)に示されている
第■表からは抗ニコチンでは6−ヒドロキシニコチン(
代謝物ではない)がテストした化合物の中で最も効果的
であることがわかる。(S)−(−)−ニコチンを使っ
たとき50%阻害に必要な量よりも5倍はど多く必要で
ある。他のニコチン代謝物(例えばニコチンN−オキシ
ド)やコチニン誘導体(例えばデスメチルコチニンとコ
チニンーN−オキシド)、関連のタバコアルカロイド(
例えばノルニコチン、アナバシン、ミオスミン)、天然
に存在する物質(例えば、ニコチンアミド)などは阻害
活性は弱かった。(R)−(+)−ニコチンは天然に存
在する異性体に比べて25倍多く50%阻害に必要であ
った。(S)−(−)−ニコチンの立体特異性(5〜4
5倍)は9種の抗ニコチンMcAbについてもみられ、
この結果は上記の検定法に内在する選択性を反映してい
る。
同様に第■表では抗コチニン305E5が(S)−(−
)−コチニンに特異的であることがわかる。デスメチル
コチニン(代謝産物ではない)でさえ50%阻害に同類
のハプテンに比べて13倍多く必要とし比較的不活性の
阻害剤であった。ピリジンやピロリドンだけや成るいは
ピロリドン環系をもつ他のいくつかの化合物は1.OQ
Ongの量でのイムノアッセイでは30%以上阻害する
ことはなかった(データは示されていない)。
もう一つの感度測定法はモノクローナルの抗ニコチン4
02C10と抗コチニンの305E5を用い(S)−(
−)−ニコチンと(S)−(−)−コチニンについて行
われた相方のハプテンに対するバネ良/良″ハプテンー
モノクローナル抗体結合を比較することである(第1図
に示されている。) 抗ニコチン抗体では、50%阻害には0.25ngのニ
コチンと11000nのコチニンを必要とした。対照的
にわずか0.05ngのニコチンで15%阻害を示した
。抗コチニン抗体では0.12ngのコチニンが50%
の結合を阻害し、一方450ngのニコチンが相応の阻
害に必要であった。同類のハプテンを用いて同様な阻害
曲線を阻害剤のない状態で1.0〜・1.2のA490
値を示すように希釈したMcAb夫々について得た(デ
ータは示してない)。9種の抗ニコチン抗体では0.0
91−0.51ngの(S)−(−)−ニコチンにおい
て50%阻害が得られた。4種の抗コチニン抗体では0
.038〜0.120gの(S)−(−)−コチニンが
50%阻害を示した。
二°コチンとコチニンのELISAはA、P、ジー、J
、J。
ランボーン分析生化学116巻524頁(1981年)
に記載の一般的な固相ELISA法の新しい変法(よく
似た方法ではあるが)で行った。
96穴のポリ塩化ビニルのマイクロタイタープレト(ダ
イナチック製)のウェルを0.003M燐酸バツアアー
(pH6,35)で希釈した0、1nQのニコチン−ま
たはコチニンーポリ−L−リジン結合体を入れて4℃で
一晩インキユベートすることによってコーティングした
。それからウェルをニュートリショナル・バイオケミカ
ル入社(オハイオ州りリーブランド市)から得た0、2
%のビタミン・フリーのカゼインと0.01MEDTA
を含む0.01Mトリス緩衝化食塩水(PH7,6)で
あるカゼイン緩衝液0.211Qで一回洗浄し、 プレ
ート上の空いた部分を同緩衝液で室温1時間インキュベ
ートすることによってブロックした(注10)。この時
点でプレートは少なくとも7日間分析に影響することな
く4℃で保存できる。それからプレートを1度0.2m
Qのカゼイン緩衝液で洗い全量を0.1+m12で分析
を行った。
2、結合を測 する実施例 McAb結合を測定するために・以上の調製後。
0.05n+Qの希釈した腹水を0.0511IQのカ
ゼイン緩新液に加えそしてプレートを4℃で一晩インキ
ユベートした。ウェルを3回0.2mQのカゼイン緩衝
液で洗った後、過剰のウサギIgG杭コチニンIgG(
またはIgMまたはIgAのモノクローナル抗体が使わ
れるときには杭コチニンの全Ig)を0.1m12加え
、 プレートを室温で1.5時間インキュベートした。
それからウェルを3回カゼイン緩衝液で洗い、 0.1
mQの1(rP−5pA (ザイムドラボラトリーズ社
、カリフォルニア州南すンフランシスコ)と室温で1時
間インキュベートした。0.2IlIQのPBS−0,
05%ツイーン20(pH7,4)で6回洗った後、0
.1mQの0−フェニレンジアミン基質で(アイソタイ
プの分類に使ったように)を加え、室温で20〜25分
間インキュベートした。色の生成を4N)I、 SO2
を0.05IDQ加えることによって停止しモしてEL
ISAリーダーでA、、on+aの値を測定した。
3、工】1はし贋友定 結合体とMcAbをコーティングする至適条件は抗ニコ
チン抗体402C10と抗コチニン抗体305E5につ
いて第2図に示されているように結合曲線から決定した
。腹水を順次希釈して0.004から0.11μ&のポ
リリジンに相当する結合体とインキュベートすることに
よってコーティングしたウェルに加えた。 この範囲は
0.13〜3.4ngのニコチン、 または0.25〜
6.8ngのコチニンに相当する。比色計の実際に作動
する範囲(例えば1.O〜1.5)でA49゜値を与え
るに要する腹水の希釈の逆数で定義した゛′抗体価′″
は標準の分析条件で確定された。実際には、至適の分析
感度を与える試薬の組合せ(第2図参照)と腹水あるい
は結合体の点で最も経済的な組合せを選択した。
第2抗体なしの分析法とは反対に、サンドイツチ法でウ
サギIgG杭コチニンIgを使う利点は第3図に示す代
表的な結果によって示されている。
′なお第3図において、コーティングしたウェルは全て
0.012μgのコチニンーポリリジンで調製し、−2
°Ab=第2抗体添加せず、+2°Ab=第2抗体添加
したものである。抗コチニン抗体309G5(IgGI
Kのアイソタイプ)は1:100の希釈でもHRP−5
pAには直接結合しない。しかしその抗体値はサンドイ
ッチ法で約729,000で低濃度で高い結合を示した
。他の抗体(305E5が使われた)はIgG2bKの
アイソタイプであるが、ウサギの杭コチニンIgGなし
にHRP−3pAに結合する。
しかしながら抗体を1 : 9000に希釈してもA4
1゜の値は0.90のプラトーの値となった。この結果
は全ての試験が0.012μgであるウェルに結合した
コチニン結合体(注目)が限界試薬であったことを示し
ている。しかしながらウサギの第2抗体を使うと抗体値
は2X10”より大きくなり(すなわち結合は著しく増
加する)、2.0以上のA410値が1 ニア29,0
00あるいはそれ以下に希釈した腹水でさえも得られる
第1表にまとめた結果はまた抗ニコチン及び抗コチニン
抗体ともその抗体値はサンドイッチELISAで著しく
高められた。
F、唾液試料の 折倒 非喫煙者数人から唾液試料をとり、ニコチンとコチニン
について分析した。陰性のすなわちELISAの限界(
唾液mQ中ニコチン5ng、コチニン2ng)以内で検
出できなかったこれらの検体はいろいろな濃度のニコチ
ンまたはコチニンを加えて回収率(注12)及び同−試
料内(注13)と試料量分析(注14)の変異係数を調
べた。第■表(最後に添付した)にみられるように5〜
500ng/IIIQa度範囲では正確である。変異係
数も良好で低濃度のニコチン(10ng/mQ)やコチ
ニン(5ng/m Q )でのみ10%を超えている。
さらに、ニコチン、コチニンの分析は24人の唾液検体
について行われその8人は非喫煙者と主張した。8人の
非喫煙者はELISA及び従来のRIAで正しく同定で
き喫煙していると言った者も正解であった。非喫煙者の
うち3人はELISAで検出される低濃度の唾液アルカ
ロイド量(25ng/flln以下)であった。これは
彼等″受身的な″喫煙が・より敏感なELISAによっ
て検出できたことを示す。
第4図に示す結果はELISAとRIAの結果の間でよ
い相関を示している(相関係数は1.0に近い)。
標準曲線も4人の非喫煙者から集めた唾液で全ての希釈
をカゼイン緩衛液で行って調製した(S)−(−)−ニ
コチンまたは(S)−(−)−コチニンで作成した。テ
ストしたコチニン量は5 、50.500ng/m Q
でこの値は受身的、軽度、重度喫煙者に予想される濃度
を反映してい、る(注15)。
希釈していない対照の唾液(10μQ)が存在していて
も緩衝液を使って得られた標準結果に比べて非特異的抗
体結合または非特異的阻害による妨害はなかった(デー
タは示していない)。
テストの後、これら唾液試料は別の研究のため集められ
、1〜2年間−20℃で凍結保存した。
この保存条件下でニコチン、コチニンは安定である。
G、ウサギ抗血清によるELISAの例J、J、ランゴ
ーン等:生化学(1973年)MiL。
J、J、ランゴーン、I1.ファンフナキス:籠皇互叉
族(1982年)1番に記載されているように調製され
たウサギの抗血清を使っての同様なELISAも開発さ
れた。 この分析法ではウサギのIgG全てがHRP 
−SpAに結合するから第2抗体を必要としない(J、
Lゴーディング逸兼3J3jぢ1に20巻241頁(1
978年)〕。6種のコチニン抗血清でやって50%阻
害値はコチニン0.3〜1.2の間にあり抗体価はi 
oo 、 ooo〜150,000にあった。テストし
た単一のウサギ抗ニコチン血清では3.9ngのニコチ
ンが50%阻害に必要だった。抗体価は9,000であ
った。 それ故ELISAはMcAbで著しく敏感にな
りMcAbの抗体価はウサギの抗血清を使うときより一
様に高かった。さらに阻害カーブはMcAbでは非常に
急であり(注16)おそらく、モノクローナル抗体を使
ったときの検定法にある内在性の感度とウサギの血清に
は結合体−ハブテン結合基に向けられた抗体がへテロで
あることによりと思われる(データは示さなかった)。
ウサギの抗血清はELISAではさらに40〜50倍希
釈でき従来のRIAに比肩しうる感度を得たことはまた
興味深い。
先に述べたとおり、結合した抗原の量を測定するのにH
rP−3pA以外の蛋白/酵素系を使うことが可能であ
る。SPA以外のタンパクはそこに存在するIgGがS
pAと反応し結果を変えるので血清や血漿でELISA
を行う必要である。多くの変法がこの分野の専門家には
明白ではあるがいくつかの例だけを以下に示す。
a・二町易ソ丑土jΣ乙白ε仁く炙か任’XPAポリ塩
化ビニルのマイクロタイタープレート(ダイナチック 
ラボラトリーズ)のウェルを夫々3IIMノリン酸塩/
<)77 0.1mQテ夫に0.012μgのポリリジ
ンコチニンと0.024μgのポリリジン−ニコチンを
コーティングしてpH6,3で4℃−晩インキユーベー
トした。吸引除去した後。
ウェルをカゼインバッファーで1時間室温でブロックし
、同バッファー200μQで一回洗ってもう一度吸引し
た。分析は0.05+eQの希釈腹水、0.025ra
 Q検体、0.025m m (7)ニー :Iチンま
たはコチニン(どちらでもよいが)を使って阻害カーブ
のために1ウェル当り0.1mAの全量で行った。
プレートを4℃で一晩インキユーベートし、それからカ
ゼインバッファーで11500希釈したビオチンを結合
したヒツジの杭コチニンエgG(クーパーバイオメディ
カル社)の100μQを添加した。
4時間室温でインキニーベートした後、プレートを洗い
、それから0.1mQの西洋ワサビペルオキシダーゼ結
合ストレプトアビジン(ザイムド製、カゼインバッファ
ーで11500に希釈)を加えた。90分間室温でイン
キニーベートした後、プレートを0.05%のツイーン
2oを含むPBS 200μQで5回洗い0−フェニレ
ンジアミン基質(10rag/raQ、りん酸−クエン
酸バッファーで1:10に希釈)を加え、反応は室温で
、20〜30分インキユーヘートシタ後0.05m Q
 (7) 4 N H,SO2を加えることによって停
止したa  490ntaにおける吸光度をEL−31
0EIAリーダー(バイオーテックィンストルメンツ社
バーモント州バーリングトン)で各ウェルについて定量
した。
他の可能性ある酵素/基質の組合せの多くは比色による
ELISAに適しているもので第V表に掲ている。
b・−」の凱四B込 ポリスチレン製マイクロタイタープレート(イムロン2
;ダイナチック ラボラトリーズ社ヴアージニア州アレ
キサンドリア)を用い3mMのリン酸緩衝液のそれぞれ
0.004μgのポリリジンーコチニン及び0.016
μgのポリリジン−ニコチン結合体(0,1mM)をコ
ーティングし、pi(6,3で4℃−晩インキユーベー
トした。液を吸引除去した後、ウェルを0.2m12の
カゼイン緩衝液(0,01MEDTAと0.2%ビタミ
ンフリーのカゼインにュートリショナル・バイオケミカ
ルズ社、オハイオ州クリーブランド)を含むpH7,6
の0.0IMトリス緩衝化食塩水〕で1時間室温におき
ブロックした。それから0.2mMの同バッファーで一
度洗い再び吸引除去した。分析は0.05mQの希釈腹
水(0,025m Qの検体)と0.025m Qのニ
コチンまたはコチニンを使ってウェル当り全量が0.1
mMで行った。プレートを一晩4℃でインキニーベート
し、3回0.2mMのカゼインバッファーで洗い、 そ
れからカゼインバッファーで1/250に希釈した0、
1mMのビオチン結合したヒツジの杭コチニンIgG 
(クーパー・バイオケミカル社製、ベンシイレバニア州
マルバーン)を加えた。3時間室温でインキニーベート
した後、プレートを3回0.2+oQのカゼインバッフ
ァーで洗い、各ウェルにストレプトアビジン(0,5μ
g)を加えて1時間室温でインキニーベートした後、前
のように洗った。各ウェルに0.1mMのビオチン化し
たアルカリフォスファターゼ(ザイムド社製、カリフォ
ルニア州南すンフランシスコ)を加えた後プレートを1
時間室温でインキュベートし、ツレカラ0.05%(7
)ツイーン20ヲ含ti’PB50.2mMで洗いさら
にpH1,6のo、oIMトリス緩衝化食塩水0.2+
afiで3回洗浄した。2.511IMの4−メチルウ
ンベリフェリル燐酸をジェタノールアミン(20%(v
/v) )ρ旧0.0. 1mM MgCQ2.9mM
のレバミソールを含む緩衝液にとがした基質0.1m1
2を加えた。
蛍光をマイクロフルオル・蛍光計(ダイナチックラボラ
トリーズ社)で励起波長365nm、蛍光波長450n
mで測定した。基質を加えた直後と30分後にプレート
を読んだ(プレート暗所に置いておく)。
いろいろな抗体について得られた結果は第■表に示され
ている(後出)。
蛍光ELISAの用途に適する別の酵素/基質の組み合
わせ(及び別の検出法も含めて)は第■表に掲げられて
いる。
2、放射性標識 モノクロール抗体の分析に放射能の定量を使うことも可
能である。例えば[12sI ] SpAはマイクロタ
イタープレート法でもポリリジン結合体をコーティング
したプラスチックの試験管でもっと大容量(例えば最終
液量1.0mM)でも使用可能である。しかし、[12
’ I ] SpAは感度と便利さから言ってマイクロ
タイタープレートにょるELISAに勝る明らかな利点
をもたないし、検体が大量(例えば0.1mM)で分析
できるとしても試薬も大量に必要とする。ニコチンやコ
チニンの検出感度では10倍程度低いことも分っている
3、− 法のRIAにおけるモノクローナル抗体[”’
 I ]標識のハプテンがハプテン−ポリリジン及びハ
プテン−免疫原結合体と同じ結合基をもつ限りにはMc
Abを従来のRIA[ランボーン等(1973年) A
HfS ;ランゴーン、ファンフナキス(1982年)
MM]を改良するために使えるものと思われる。RIA
では未分離のポリクローナル抗体を使っているときには
あるものだけが結合基に引きつけられ従って分析感度を
低下させるのでモノクローナル抗体でスクリーニング段
階をすることは結果を改良する。
4、今後の研究におけるモノクローナル抗体ELISA
 (あるいは同様な方法)を能動的及び受動的タバコ消
費者の健康に対するリスクについて大規模な研究に使用
することに加えて、上記のMcAbはそれ自体抗ニコチ
ン抗体結合部位に特異的な抗イデイオタイプを産生ずる
免疫原として使用される(N、に、シャーン、ヌUえ邊
礪生」しΩエフ1’)  )LtWf9e  ) 12
5C巻373頁(1974年);C,A、ボナ、■1.
ケーシー著モノクローナル抗体と抗イデイオタイブ抗体
:レセプターの構造と機能のためのプローブ、141頁
(1984年)を見よ〕。これらの抗−イディオタイプ
は(S)−(−)−ニコチンに特異的な脳のレセプター
の研究に有用と思われる。
岑−−■ 次の細胞はベイラー医科大学(テキサス州ヒユーストン
市ムーアサンド通1200,77030)から入手がで
きるし、また寄託しである。
Anti−nicotine 301C4Anti−n
icotine 302A12Anti−nicoti
ne 402C10Anti−nicotine 30
2G3Anti−nicotine 303C5Ant
i−nicotine 303C1OAnti−nic
otine 203G3Anti−nicotine 
304A4Anti−nicotine 304A7A
nti−cotinine 3Q5E5Anti−co
tinine 206F8Anti−cotinine
 308C11Anti−cotinine 309G
5これらの寄託細胞は受託者のベイラー医科大学から一
般に利用できる。しかしながら、寄託細胞の利用は行政
行為によって支持された特許権の低下において当該発明
を実施するための許可を構成するものでないことを理解
すべきである。
■、最終見解 上記のモノクローナル抗体、ポリペプチド結合体、ハイ
ブリドーマ及び試験法についての記載は例示にすぎず、
限定を意としているものでないことを強調する。これに
ついて、ニコチンとコチニンに結合する他のモノクロー
ナル抗体やそのような抗体を産生ずる他のハイブリドー
マや免疫測定法に使うことのできる検出用分子はこれら
関連の生産物を使う他の全ての方法がそうであるように
この発明の概念の中にあることが注目される。この発明
のための保護は特許請求の範囲にみられるものによって
のみ限定され、これらの特許請求の範囲の対象物に相当
する全てを含んでいる。
(以下余白) □“1      1               
   を(ζ   卜 h     心 る@!1b       ぐ     会セ(注1) 
ラジオイムノアッセイでは抗原が放射性標識のトレーサ
ーになるように処理される。形成される抗原−抗体複合
体の量(これが当該の試料検体中の抗原量と直接関連し
ている)は複合体の放射能の強さを測ることによって定
量される。実施例はランボーン等、生化学(1973年
)麟をみよ。
(注2) 競合免疫測定法はその言葉が意味するように
一つの抗体に結合する2つの抗原の間での競合によって
操作する。以下にのべる固相競合法では抗!(コチニン
またはニコチンの誘導体)は固体の表面に結合され、″
フリー”の抗原試料とともに抗体が加えられる。より多
くの6′フリー″の抗原が存在すると利用可能の抗体の
対して結合した抗体が″“競合で追いだされる”程度が
大きくなる。すなわち固相に結合した低濃度の抗原は試
料中の高1度の“フリー″の抗原し相関している。
(注3) 動物は多くの異なった種類のリンパ球(すな
わち特殊な血液あるいは血球細胞)をもち夫々が抗原の
単一の抗原認識部位を探しあてることのできる特別な構
造をもった抗体を産生ずることができる。−たび動物が
抗原に侵されるとその抗原に特異的な抗体を産生ずるリ
ンパ球がその侵入者を征服するために大量の抗体を無数
に分泌することをはじめる(再生産するニクローン化す
る)。これらの抗体は分子構造において同一で全て同じ
クローンをなしてい;そのために″モノクローナル抗体
”と呼ばれている。しかしながら生きた動物ではたとえ
モノクローナル抗体が作られても他の抗原に対する他の
抗体が一緒に必ず存在している。それ故に動物の血液ま
たは血清は“ポリクローナル抗体″と呼ばれる混合体で
しかない。
すなわち異なった(ポリ)−クローンから生じている。
(注4) ハプテンは特殊な抗体に親和性をもつ小さな
分子である。この場合はコチニンあるいはニコチン。
(注5) マウスはしばしばモノクローナル抗体を作る
ために使われる。
(注6)免疫沈降法では高いカウントは対象の試料上清
が採取されるウェルにより多くの抗原が結合しているこ
とを意味している。
(注7)″限界希釈”は各ウェルの液の中に1ケのハイ
ブリドーマが存在するように実験者が狙った点に細胞を
含む培養液を希釈することをいう。
(注8)抗ニコチン及び抗コチニン抗体の特異性を決め
るために使われた(S)−(−)−ニコチン、(S)−
(−)−コチニン、及び他の化合物は市販のものを購入
したか、または先に報告したようにして合成した(J、
J、ラゴーン、■、ファン・フナキス、髪素呈叉仄(1
91112年)賽り出−;A、カストンゲイ、■、ファ
ン・フナキス、111週J【祐工、84巻、641頁(
1982年)〕。(R)−(+)−ニコチンはニコチン
のエナンチオマーのラセミ混合物を天然の異性体を立体
特異的に分解する微生物のシュードモナス・プチダとイ
ンキュベートすることで調製した[M、C,ブトラグリ
ア、A、トメツコ、GF@    /4:ヨ血39巻1
067頁(1980年)をみよ。]。イリノイ州ペオリ
ア市のアメリカ合衆国農務省のA、J、リヨン博士がこ
の細菌(NRRL B−8061)を供給した。
(注9)ハプテン誘導体の合成は立体異性の産物の混合
物を生産することに注目せよ。
すなわち、生産されるモノクローナル抗体はこれら未分
離の立体異性体がマウスに投与されるのに使われるから
これら全ての立体異性体に対するものとなる。
(注10)予備的な実験では、緩衝液中0.2%のカゼ
インを使うと、対照のウェルにおける490nmのバッ
クグラウンド吸収は無視でき(0,05単位以下)、並
行試験での読みは10%以下にあった。反対にゼラチン
、卵白アルブミン、トリのIgG、 BSA(0,5%
までの濃度で)をカゼインの代りに使うと。
バックグランドは有意に高< (A、、。はモノクロー
ナル抗体のないウェルで0.1〜0.3であった)、精
度はよくなかった。
(注目)  それ故に一つの調製試料は400,000
回の分析に使える。また0、3と0.06+agの4′
−カルボキシコチニンを使って結合体を作った(データ
は示していない)が、分析感度や抗体価に関して利点は
みられなかった。
(注12)  ”回収率″は単純に加えられたハプテン
量が最終的に回収されたかどうかを測定することを意味
している。
(注13)  ”分析的変異係数″′は同じ日に行った
分析結果にみられる偏差の尺度である。
(注14)  ”分析間変異係数″は別の日に行った分
析結果にみられる偏差の尺度である。
(注15)  コチニンはタバコには存在しないがその
唾液における濃度は血しよう中のそれと同じである。
(注16)  傾斜の急な阻害曲線(例えば第1図のよ
うな阻害率%に対する抗原量をプロットすることによっ
て得られる)が望ましい。
なぜなら同じ量の抗体に結合するのに曲線が浅い場合に
必彎な抗原よりも少ない抗原で済むことを示している。
この高められた結合がよりよい分析間相関を生んでいる
【図面の簡単な説明】
第1図はモノクローナルの抗ニコチン402C10と抗
コチニンの305E5を用い(S)−(−)−ニコチン
と(S)−(−)−コチニンについて行われた相方のノ
Aブテンに対する1′不良l良′すXブテン−モノクロ
ーナル抗体結合の比較を示す説明図、第2図は、結合体
とMcAbをコーティングする至適条件を決定する抗ニ
コチン抗体402C1Oと抗コチニン抗体305E5と
の結合曲線図、第3図はサンドイツチ法でウサギIgG
杭コチニンIgを使う利点を示す説明図、第4図は[E
LISAとRIAの相関を示し、(A)は唾液中のニコ
チン、(B)は唾液中のコチニンを示す説明図である。 特許出願人 ベイラーカレッジオブメデイシン代理人 
弁理士 月  村     茂 (外1名)丁−m− ・−μ!粘 )几2#) ソ 、I−C!+− 昂2図 篤3目 7復水の年]又 篤40 (A) EL亀SA(McAb) (B) ELISA(Mc Ab)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ニコチンまたは3′−ヒドロキシメチルニコチン・
    ヘミサクシネートとポリ−L−リジンを含む結合体に結
    合するモノクローナル抗体。 2、それがネズミの抗体である特許請求の範囲1のモノ
    クローナル抗体。 3、それがIgM、IgA、IgG1、IgG2a、ま
    たはIgG2bである特許請求の範囲1のモノクローナ
    ル抗体。 4、コチニンまたは4′−カルボキシコチニンとポリ−
    L−リジンを含む結合体に結合するモノクローナル抗体
    。 5、それがネズミの抗体である特許請求の範囲4のモノ
    クローナル抗体。 6、それが、IgM、IgA、IgG1、IgG2a、
    またはIgG2bである特許請求の範囲4のモノクロー
    ナル抗体。 7、ニコチンまたはコチニンに結合するモノクローナル
    抗体を産生するハイブリドーマを作成し、ニコチンまた
    はコチニンに結合するモノクローナル抗体を分離するこ
    とを含むニコチンまたはコチニンと結合するモノクロー
    ナル抗体を作る方法。 8、ハイブリドーマがニコチンまたはコチニンの誘導体
    をタンパクの担体と結合し、そのタンパク−ハプテン結
    合体でネズミを免疫し、免疫グロブリン非分泌性のネズ
    ミミエローマ細胞とネズミの脾細胞を融合することによ
    って作られたネズミのハイブリドーマである特許請求の
    範囲7の方法。 9、誘導体が3′−ヒドロキシメチルニコチン・ヘミサ
    クシネートまたは4′−カルボキシコチニンであり、タ
    ンパク性誘導体がキーホールかさ貝のヘモシアニンであ
    り、さらに生じるハイブリドーマをクローニングしてク
    ローニングしたハイブリドーマをニコチンまたはコチニ
    ン結合性のモノクローナル抗体を分離するに先立って腹
    腔内で生育させる特許請求の範囲8の方法。 10、特許請求の範囲7、8または9のいずれかの工程
    で作られた方法。 11、ニコチンまたは3′−ヒドロキシメチルニコチン
    ・ヘミサクシネートとポリ−L−リジンを含む結合体と
    結合するモノクローナル抗体を分泌するハイブリドーマ
    。 12、ネズミのハイブリドーマである特許請求の範囲1
    1のハイブリドーマ。 13、ミエローマ細胞を抗ニコチン抗体を産生する免疫
    原性細胞と融合することによって作られる特許請求の範
    囲11のハイブリドーマ。 14、ニコチンを免疫原性担体分子と結合し、出来た結
    合体で対象の動物を免疫することによって免疫原性細胞
    が作られる特許請求の範囲13のハイブリドーマ。 15、担体分子がキーホールかさ貝のヘモシアニンであ
    り動物がマウスである特許請求の範囲14のハイブリド
    ーマ。 16、コチニンまたは4′−カルボキシコチニンとポリ
    −L−リジンを含む結合体に結合するモノクローナル抗
    体を分泌するハイブリドーマ。 17、ハイブリドーマがネズミのハイブリドーマである
    特許請求の範囲16のハイブリドーマ。 18、ミエローマ細胞を杭コチニン抗体を産生する免疫
    原性細胞と融合することによって作られる特許請求の範
    囲16のハイブリトーマ。 19、免疫原性の細胞がコチニンを免疫原性の分子と結
    合し、できた結合体を動物に免疫することによって作ら
    れる特許請求の範囲18のハイブリドーマ。 20、担体分子がキーホールかさ貝のヘモシアニンで対
    象動物がマウスである特許請求の範囲19のハイブリド
    ーマ。 21、ニコチンまたは3′−ヒドロキシメチルニコチン
    ・ヘミサクシネートとポリ−L−リジンを含む結合体と
    結合する薬理学的に有効な量のモノクローナル抗体を生
    体液に加えることを含む動物生体液中のニコチンまたは
    コチニンの存在を測定する方法。 22、その測定が非アイソトープ性である特許請求の範
    囲21の方法。 23、その測定が酵素結合免疫吸着分析法(ELISA
    )である特許請求の範囲22の方法。 24、酵素が西洋ワサビのペルオキシダーゼまたはビオ
    チン化したアルカリフォスファターゼでそれが夫々O−
    フェニレンジアミン基質またはウンベリフェリン燐酸基
    質に作用する特許請求の範囲23の方法。 25、抗体がネズミのモノクローナル抗体である特許請
    求の範囲21から24までの方法。 26、分析される生体液がヒトの唾液または尿である特
    許請求の範囲21から24までの方法。 27、分析される生体液がヒトの唾液または尿である特
    許請求の範囲25の方法。 28、分析法がサンドイッチ型固相分析法で3′−ヒド
    ロキシメチルニコチン・ヘミサクシネートとポリ−L−
    リジンを含む結合体が固相に結合され抗抗体がモノクロ
    ーナル抗体を結合する特許請求の範囲21から24まで
    の方法。 29、分析法がサンドイッチ型の固相分析で3′−ヒド
    ロキシメチルニコチン・ヘミサクシネートとポリ−L−
    リジンが固相に結合され、ウサギの抗マウス抗体がネズ
    ミのモノクローナル抗体に結合する特許請求の範囲25
    の方法。 30、杭モノクローナル抗体抗体に結合し、3′−ヒド
    ロキシメチルニコチン・ヘミサクシネートとポリ−L−
    リジンを含む結合体を固相に結合し、フリーのニコチン
    とモノクローナル抗体を加えることを含むニコチンに対
    する生体液のサンドイッチタイプ固相ELISAにおい
    てニコチンを結合するモノクローナル抗体を使用する方
    法。 31、酵素が西洋ワサビのペルオキシダーゼまたはビオ
    チン化したアルカルフォスファターゼでモノクローナル
    抗体がネズミの抗体で抗モノクローナル抗体抗体がウサ
    ギの杭マウスのものである特許請求の範囲30の方法。 32、コチニンに対する生体液分析においてコチニンと
    4′−カルボキシコチニン及びポリ−L−リジンを含む
    結合体と結合する抗体を使用する方法。 33、その分析法が非アイソトープ型である特許請求の
    範囲32の方法。 34、その分析法がELISAである特許請求の範囲3
    3の方法。 35、酵素が西洋ワサビのペルオキシダーゼである特許
    請求の範囲34の方法。 36、抗体がネズミのモノクローナル抗体である特許請
    求の範囲32から35の方法。 37、分析すべき動物の生体液がヒトの唾液または尿で
    ある特許請求の範囲32から35の方法。 38、分析すべき生体液がヒトの唾液または尿である特
    許請求の範囲36の方法。 39、分析法がサンドイッチ型固相法で4′−カルボキ
    シコチニンとポリ−L−リジンが固相に結合され、抗抗
    体がモノクローナル抗体に結合される特許請求の範囲3
    2から35までの方法。 40、分析法がサンドイッチ型の固相法で4′−カルボ
    キシコチニンとポリ−L−リジンを含む結合体が固相に
    結合されウサギの杭マウス抗体がネズミのモノクローナ
    ル抗体に結合される特許請求の範囲36の方法。 41、酵素を抗モノクローナル抗体抗体に結合し、4′
    −カルボキシコチニンとポリ−L−リジンを含む結合体
    を固相に結合し、フリーのコチニンとモノクローナル抗
    体を加えることを含むコチニンの生体液サンドイッチ型
    固相ELISA法でコチニンを結合するモノクローナル
    抗体を使う方法。 42、酵素が西洋ワサビのペルオキシダーゼまたはビオ
    チン化したアルカルフォスファターゼで、モノクローナ
    ル抗体がネズミの抗体で、抗モノクローナル抗体抗体が
    ウサギの抗マウスのものである特許請求の範囲41の方
    法。 43、ニコチンまたは3′−ヒドロキシメチルニコチン
    ・ヘミサクシネートとポリ−L−リジンを含む結合体に
    結合するモノクローナル抗体を含む複合体。 44、モノクローナル抗体がネズミのモノクローナル抗
    体である特許請求の範囲43の複合体。 45、モノクローナル抗体がIgM、IgA、IgG1
    、IgG2a、またはIgG2bである特許請求の範囲
    43の複合体。 46、それに結合する抗モノクローナル抗体抗体を含む
    特許請求の範囲43から45までの複合体。 47、抗モノクローナル抗体抗体に結合する酵素を含む
    特許請求の範囲46の複合体。 48、抗モノクローナル抗体抗体がウサギの抗マウスの
    ものである特許請求の範囲46の複合体。 49、コチニンまたは4′−カルボキシコチニンとポリ
    −L−リジンを含む結合体に結合するモノクローナル抗
    体を含む複合体。 50、モノクローナル抗体がネズミのモノクローナル抗
    体である特許請求の範囲49の複合体。 51、モノクローナル抗体がIgM、IgA、IgG1
    、IgG2a、またはIgG2bである特許請求の範囲
    49の複合体。 52、それに結合される抗モノクローナル抗体抗体を含
    む特許請求の範囲49から51までの複合体。 53、抗モノクローナル抗体抗体に結合される酵素を含
    む特許請求の範囲52の複合体。 54、抗モノクローナル抗体抗体がウサギの抗マウス抗
    体である特許請求の範囲52の複合体。 55、3′−ヒドロキシメチルニコチン・ヘミサクシネ
    ートとポリ−L−リジンを含む結合体。 56、プラスチックに結合した特許請求の範囲55の結
    合体。 57、それに結合される抗体をもつ特許請求の範囲55
    または56の結合体。 58、それと結合される酵素をもつ特許請求の範囲57
    の結合体。 59、抗体がモノクローナル抗体である特許請求の範囲
    57の結合体。 60、4′−カルボキシコチニンとポリ−L−リジンを
    含む結合体。 61、プラスチックに結合した特許請求の範囲60の結
    合体。 62、それに結合される抗体をもつ特許請求の範囲60
    または61の結合体。 63、それと結合される酵素をもつ特許請求の範囲62
    の結合体。 64、抗体がモノクローナル抗体である特許請求の範囲
    62の結合体。 65、結合体を固相に結合し、フリーのニコチンと抗体
    を同時に加え、結合される抗体の量を定量するステップ
    を含む固相競合法において3′−ヒドロキシメチルニコ
    チン・ヘミサクシネートとポリ−L−リジン結合体を使
    う方法。 66、抗体がモノクローナル抗体である特許請求の範囲
    65の方法。 67、抗体がウサギの抗血清の中にあるものであり、抗
    体の添加ステップがウサギの抗血清を加えることによっ
    てなされる特許請求の範囲65の方法。 68、抗体に結合され基質に対して作用する酵素が結合
    した抗体の量を定量するために使われる特許請求の範囲
    65または67の方法。 69、結合体を固相に結合し、フリーのニコチンと抗体
    を同時に添加し、結合した抗体量を定量するステップを
    含む固相競合法において4′−カルボキシコチニン・ヘ
    ミサクシネートとポリ−L−リジンの結合体を使う方法
    。 70、抗体がモノクローナル抗体である特許請求の範囲
    69の方法。 71、抗体がウサギの抗血清中にあるもので抗体の添加
    ステップがウサギの抗血清を加えることによってなされ
    る特許請求の範囲65の方法。 72、抗体と結合され基質に作用する酵素が結合した抗
    体の量を測定するために使われる特許請求の範囲69ま
    たは71の方法。 73、固相にポリペプチドを結合するときハプテンの官
    能基が抗体との結合に利用できるよう残されているよう
    にハプテンに結合されたポリペプチドを含む結合体。 74、ポリペプチドがポリ−L−リジンでハプテンが4
    ′−カルボキシコチニンまたは3′−ヒドロキシメチル
    ニコチン・ヘミサクシネートである特許請求の範囲73
    の結合体。
JP61051288A 1985-03-08 1986-03-08 抗ニコチンと抗コチニン抗体(モノクロ−ナル等)、及びそのニコチンとコチニン測定への使用法 Pending JPS62122594A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014517819A (ja) * 2011-04-15 2014-07-24 ソウル大学校産学協力団 接合物質とコチニンとの接合体に抗−コチニン抗体が結合した複合体およびその用途

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014517819A (ja) * 2011-04-15 2014-07-24 ソウル大学校産学協力団 接合物質とコチニンとの接合体に抗−コチニン抗体が結合した複合体およびその用途

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