JPS6212238Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6212238Y2 JPS6212238Y2 JP1982090717U JP9071782U JPS6212238Y2 JP S6212238 Y2 JPS6212238 Y2 JP S6212238Y2 JP 1982090717 U JP1982090717 U JP 1982090717U JP 9071782 U JP9071782 U JP 9071782U JP S6212238 Y2 JPS6212238 Y2 JP S6212238Y2
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- JP
- Japan
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- heating element
- infrared
- infrared rays
- gas
- heating
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車々体の塗装工程中の最終工程と
なる部分加熱に関するものである。
なる部分加熱に関するものである。
自動車、特に乗用車は全体を同一色で塗つたの
ち、意匠効果を高めるため追加工的に車体の一部
にストライプ塗装する場合がある。所謂テープス
トライプ、ペイントストライプで前者は更に接着
剤を加熱硬化させ後者は塗装部分を焼付け乾燥す
ることによつて塗装工程が完了する。しかるにこ
のような部分的な加熱処理のために乾燥炉を使用
することは熱エネルギー消費上極めて不経済であ
るので目的の部分のみを加熱する部分加熱装置の
使用が望ましい。
ち、意匠効果を高めるため追加工的に車体の一部
にストライプ塗装する場合がある。所謂テープス
トライプ、ペイントストライプで前者は更に接着
剤を加熱硬化させ後者は塗装部分を焼付け乾燥す
ることによつて塗装工程が完了する。しかるにこ
のような部分的な加熱処理のために乾燥炉を使用
することは熱エネルギー消費上極めて不経済であ
るので目的の部分のみを加熱する部分加熱装置の
使用が望ましい。
このような目的のためには従来、赤外線ラン
プ、遠赤外線ヒータ等が使用されているが、電気
をエネルギー源とする加熱器は単位熱量当りのエ
ネルギコストが高いので他のガス又は灯油等に転
換できれば有利である。
プ、遠赤外線ヒータ等が使用されているが、電気
をエネルギー源とする加熱器は単位熱量当りのエ
ネルギコストが高いので他のガス又は灯油等に転
換できれば有利である。
本考案は上記のテープストライプ、ペイントス
トライプ等の塗装部分をスポツト加熱するため
の、ガスをエネルギ源とした加熱装置の提供を目
的とするものである。
トライプ等の塗装部分をスポツト加熱するため
の、ガスをエネルギ源とした加熱装置の提供を目
的とするものである。
すなわち本考案の部分加熱装置はガス供給部と
ガスの燃焼により加熱され赤外線を発生する加熱
体と該加熱体を中心として平面又は曲面の真空パ
ネルによつて形成された赤外線反射体と該反射体
を隔てて上記加熱体に対置せしめたガラス板とよ
りなり、上記ガス供給部と真空パネルとガラス板
とにより排気口以外は閉鎖空間を形成してなる赤
外線ヒータを有することを特徴とする。
ガスの燃焼により加熱され赤外線を発生する加熱
体と該加熱体を中心として平面又は曲面の真空パ
ネルによつて形成された赤外線反射体と該反射体
を隔てて上記加熱体に対置せしめたガラス板とよ
りなり、上記ガス供給部と真空パネルとガラス板
とにより排気口以外は閉鎖空間を形成してなる赤
外線ヒータを有することを特徴とする。
赤外線(または熱線)は電磁波の波長のうち
0.76ないし400μの範囲のものを称し、この波長
をさらに分けて0.76ないし5μを近赤外線、5な
いし400μを遠赤外線とよんでいる。近赤外線は
ガラスをほとんど透過し直接被乾燥物に到達する
が遠赤外線はガラスに一旦吸収された後、再びガ
ラス面から熱線を放射する。
0.76ないし400μの範囲のものを称し、この波長
をさらに分けて0.76ないし5μを近赤外線、5な
いし400μを遠赤外線とよんでいる。近赤外線は
ガラスをほとんど透過し直接被乾燥物に到達する
が遠赤外線はガラスに一旦吸収された後、再びガ
ラス面から熱線を放射する。
本考案の加熱装置においては燃焼ガスの排気が
直接塗装面に触れるのをさけるため加熱体と被乾
燥物とをガラス面で仕切つてある。したがつて放
射される赤外線はガラスを透過できる近赤外線を
10%程度以上含んでいるものが望ましい。また、
赤外線が効率的に被乾燥物に放射されるようにガ
ラス板の形状、面積を被乾燥物のそれに対応さ
せ、更にガラス板と加熱体との間の空間は平面又
は曲面の真空パネルで形成された反射体により赤
外線を反射できるようにしてある。
直接塗装面に触れるのをさけるため加熱体と被乾
燥物とをガラス面で仕切つてある。したがつて放
射される赤外線はガラスを透過できる近赤外線を
10%程度以上含んでいるものが望ましい。また、
赤外線が効率的に被乾燥物に放射されるようにガ
ラス板の形状、面積を被乾燥物のそれに対応さ
せ、更にガラス板と加熱体との間の空間は平面又
は曲面の真空パネルで形成された反射体により赤
外線を反射できるようにしてある。
金、銀、白金、アルミニウム等は赤外線を強く
反射するのでガラス板に金、銀、白金等の金属を
蒸着したものか、または最も安価なアルミニウム
板を利用できる。反射体の形状には別に制限はな
く、例えば被乾燥物の形状が円形であれば漏斗状
に形成したものがよい。なお反射体は断熱効果を
も挙げるために2重構造の真空パネルによつて形
成する。
反射するのでガラス板に金、銀、白金等の金属を
蒸着したものか、または最も安価なアルミニウム
板を利用できる。反射体の形状には別に制限はな
く、例えば被乾燥物の形状が円形であれば漏斗状
に形成したものがよい。なお反射体は断熱効果を
も挙げるために2重構造の真空パネルによつて形
成する。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
る。
第1図は本考案の部分加熱装置1を用いて被乾
燥物(自動車々体)9のペイントストライプAを
加熱している状態を示し、部分加熱装置1は赤外
線ヒータ2とこれを支持する支持体3から構成さ
れる。赤外線ヒータ2は第2図に示すように正面
が横長の長方形で巾約1m、高さ200ないし300mm
である。
燥物(自動車々体)9のペイントストライプAを
加熱している状態を示し、部分加熱装置1は赤外
線ヒータ2とこれを支持する支持体3から構成さ
れる。赤外線ヒータ2は第2図に示すように正面
が横長の長方形で巾約1m、高さ200ないし300mm
である。
次に赤外線ヒータ2の構成部分につき説明する
と、ガス供給部4、加熱体5、アルミニウム製で
上下、左右各2枚の真空パネルで形成された反射
体6、加熱体5と被乾燥物9とを仕切るガラス板
7とよりなり、さらに燃焼排ガスのための排気口
8を備えている。加熱体5は耐火物を高温ガスで
加熱してもよいが、本例ではタングステン製金網
の積層物を使用した。
と、ガス供給部4、加熱体5、アルミニウム製で
上下、左右各2枚の真空パネルで形成された反射
体6、加熱体5と被乾燥物9とを仕切るガラス板
7とよりなり、さらに燃焼排ガスのための排気口
8を備えている。加熱体5は耐火物を高温ガスで
加熱してもよいが、本例ではタングステン製金網
の積層物を使用した。
ガス供給部4から矢印の方向で供給されるガス
熱料に図示してない着火装置により着火されノズ
ル4aからの火炎により加熱体5を加熱する。加
熱体5から発生する赤外線には近赤外線と遠赤外
線が含まれるが、ガス量の調節によつて加熱体5
の温度を1000℃以上に高め、10%以上の近赤外線
を発生させるようにする。なお、被乾燥物9の近
赤外線吸収率は同一色調の塗膜試料によつて別に
測定してあり、ガス量制御の基準とすることがで
きる。ガス燃焼によつて生ずる排ガスは排気口8
から系外へ排出される。
熱料に図示してない着火装置により着火されノズ
ル4aからの火炎により加熱体5を加熱する。加
熱体5から発生する赤外線には近赤外線と遠赤外
線が含まれるが、ガス量の調節によつて加熱体5
の温度を1000℃以上に高め、10%以上の近赤外線
を発生させるようにする。なお、被乾燥物9の近
赤外線吸収率は同一色調の塗膜試料によつて別に
測定してあり、ガス量制御の基準とすることがで
きる。ガス燃焼によつて生ずる排ガスは排気口8
から系外へ排出される。
本考案の装置は上述したように被塗装物である
自動車々体に設けられたテープストライプまたは
ペイントストライプ等をスポツト加熱するのに適
しておりエネルギコストを大巾に低減できる。ま
た軽量で移動も自由なので通常の生産ライン外で
の作業も可能である。
自動車々体に設けられたテープストライプまたは
ペイントストライプ等をスポツト加熱するのに適
しておりエネルギコストを大巾に低減できる。ま
た軽量で移動も自由なので通常の生産ライン外で
の作業も可能である。
第1図は本考案の一実施例の説明図を表わし、
第2図は赤外線ヒータの正面図を表わし、第3図
は第2図中、X−X方向の摸式断面図を表わす。 図中、1……部分加熱装置、2……赤外線ヒー
タ、3……支持体、4……ガス供給部、4a……
ノズル、5……加熱体、6……反射体、7……ガ
ラス板、8……排気口、9……被乾燥物。
第2図は赤外線ヒータの正面図を表わし、第3図
は第2図中、X−X方向の摸式断面図を表わす。 図中、1……部分加熱装置、2……赤外線ヒー
タ、3……支持体、4……ガス供給部、4a……
ノズル、5……加熱体、6……反射体、7……ガ
ラス板、8……排気口、9……被乾燥物。
Claims (1)
- ガス供給部とガスの燃焼により加熱され赤外線
を発生する加熱体と該加熱体を中心として平面又
は曲面の真空パネルによつて形成された赤外線反
射体と該反射体を隔てて上記加熱体に対置せしめ
たガラス板とよりなり、上記ガス供給部と真空パ
ネルとガラス板とにより排気口以外は閉鎖された
閉鎖空間を形成してなる赤外線ヒータを有するこ
とを特徴とする部分加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9071782U JPS58192395U (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 部分加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9071782U JPS58192395U (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 部分加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58192395U JPS58192395U (ja) | 1983-12-21 |
JPS6212238Y2 true JPS6212238Y2 (ja) | 1987-03-27 |
Family
ID=30099195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9071782U Granted JPS58192395U (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 部分加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58192395U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5568377B2 (ja) | 2010-05-26 | 2014-08-06 | 本田技研工業株式会社 | 乾燥方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752609Y2 (ja) * | 1976-04-09 | 1982-11-15 | ||
JPS599123Y2 (ja) * | 1977-02-16 | 1984-03-22 | オリオン機械株式会社 | 赤外線発生装置 |
-
1982
- 1982-06-17 JP JP9071782U patent/JPS58192395U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58192395U (ja) | 1983-12-21 |
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