JPS62122207A - トロイダル巻線装置の線案内機構 - Google Patents

トロイダル巻線装置の線案内機構

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JPS62122207A
JPS62122207A JP60261433A JP26143385A JPS62122207A JP S62122207 A JPS62122207 A JP S62122207A JP 60261433 A JP60261433 A JP 60261433A JP 26143385 A JP26143385 A JP 26143385A JP S62122207 A JPS62122207 A JP S62122207A
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JP
Japan
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wire
core
guide
winding
nozzle
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JP60261433A
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English (en)
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Hiroshi Sato
博司 佐藤
Toshijiro Ohashi
大橋 敏二郎
Toyohide Hamada
浜田 豊秀
Shigeo Hara
茂雄 原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トロイダル形コアの巻線装置に係り、特に磁
気ヘッドの巻線等、極細線をトロイダル状に巻線するの
に好適な巻線装置に関するものである。
〔従来技術〕
トロイダル形コアの巻線については、特開昭58−18
6926号公報に記載された技術が公知である。
上記の公知技術においては、同公報の第7図に示された
ように、コア窓2を通過した電線4は、ジェットノズル
7の空気噴射による空気流とともに誘導体8を通り、案
内体14の開口部分に誘導される。この電線4の端部が
案内体14内部から案内孔17の近くにきたら、ジェッ
トノズル7の空気噴射を停止する。次に内側の案内体1
4が回転し、そのスリット16は固定的な案内体13の
スリット15と一致する。この状態で、吸引バイブロが
コア1に接し、コア窓2の位置で真空吸引を行なう。電
線4の先端は案内体14に案内され、真空吸引による空
気流とともに案内孔17を通ってコア窓20部分を通過
し、吸引バイブロの中に引き込まれる。この吸引バイブ
ロの引込みにより電線4は誘導体8のスリット20およ
び案内体13.14のスリット15.16から飛び出し
、コア1の外周面に巻付く。引込みが完了した時点で、
吸引バイブロは吸引を停止し後退する。以上の工程を繰
返すことにより巻線を行なっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の公知技術においては次記のような技術的問題が有
った。
(7a)線を真空で吸引するため、コア窓前後の圧力差
が最大でも1気圧以下であり、線を案内してコア窓に通
す力がそれ程大きくとれないため、線通しの確実さが不
十分である。
(b)1巻き毎に真空パイプで吸引された線を真空パイ
プから引き抜く操作が必要なため、真空パイプを線長分
だけ下降しなければならず、高速巻線の障害になる。
(C)  案内体に挿入した線を、案内体出日付近で一
旦止め、一方の案内体を回転させて、2つの案内体のス
リットを一致させ、しかる後再び線を移送するため、高
速巻線の障害になる。
(d)  案内体の回転機構や真空パイプの上下機構が
必要であるため、機構が複雑になる。
これらの欠点により、線挿入の信頼性が不十分であるこ
と、巻線速度をあまり大きくできないこと、また装置が
高価になることが、微小トロイダルコイルの巻線作業を
自動化する上で大きな障害になっていた。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたものでその目的と
するところは、構造が簡単で、線の移送を中断すること
なく線を案内できるトロイダル巻線装置の線案内機構を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第23図および第24図は、それぞれ本発明の機構を用
いて巻線しようとするトロイダルコア形コイルの一例を
示し、第23図はVTR用のトロイダルコア形コイルの
斜視図である。
コア1′は、厚さ0.4mm程度のフェライト製の板状
体で、縦横2ないし3rrn程度の大きさに成形しであ
る。このコア1′のテープ摺動面95の近くに0.3m
mX0.3nwn程度の巻線用の窓2′が形成されてお
り、このコア窓2′の両側の巻線部3′に芯線直径0.
03mm程度の電線15が巻き付けられている。この線
15の巻数は、製品によって異なるが、通常左右とも5
ないし15巻程度である。そして、このトロイダル状の
コア1は、コアベース96の先端に貼付けられており、
このベース96が更に、図示していない上シリンダに取
付けられるものである。
第24図は磁気ディスク等に用いられるコアの1例を示
す斜視図である。コア1は厚さ0.4nwn程度、縦横
1ないし2+nm程度に成形されたヘッド部97と、厚
さ2 mm 、縦横3ないし5m程度に成形されたスラ
イダ部98から成り、フェライト製である。このコア1
のヘッド部に0.5nmX0.5mm程度の巻線用の窓
2が形成されており、このコア窓2のスライダ部98と
反対側の巻線部3に芯線直径0.05mm程度の電+1
i15が巻付けられる。この線15の巻数は、製品によ
って異なるが、通常は10ないし30巻程度である。
次に、第20図ないし第22図を参照しつつ本発明の線
案内機構の原理を説明する。
まず、第20図により、本発明の構成に必要な基本要素
を示す。ベース(図示せず)に固定されたガイドベース
9に、線15の移送経路に沿って管状の線ガイド6′を
設け、この線ガイド6′を起点として1巻かれる線が絞
り込まれる面に平行な方向に、線径よりも幅の広いスリ
ット10を設ける。
説明の便宜上、図示の如く直交3軸X、Y、Zを想定す
る。
コアの巻線部3の軸心は軸方向をなしている。
線15は上記の巻線部3に対してほぼY−2面に沿って
(即ち、コア巻線部3の軸心と垂直な面に沿って)引き
回されて巻線される。前記のスリット10は、Y−2面
に沿った平行2面によって形成されている。
前記の線ガイド6′の一部に、線15が所定の巻数巻か
れたコア1の巻線部3の線挿入方向の幅よりも広い幅の
切欠14を設け、上下の線ガイド6′を結ぶ線上にコア
窓2が位置するようにコア1を配置しである。
隠れ線で示した空気ノズル7を設ける。この空気ノズル
7の開口部は、巻線部3の上方に位置し。
ガイドベース9に設けた切欠部14に臨み、かつ、コア
1のコア窓2の方を向くように構成する。
8′も空気ノズルである。この空気ノズル8′の開口部
はZ軸方向に細長く形成してあり、前記の線ガイド6′
のZ軸方向の長さに対応している。
11’、 11は、それぞれ前記のノズル7.8′に対
して圧縮空気源を連通、供給するためのジヨイントであ
る。
〔作用〕
次に、これらの原理図を参照しつつその作動について述
べる。
線15は直径が0.03+m+ないし0.05mnの銅
線で、非常に細いため、線引回し中に線15の先端部1
5′が曲がりやすい。
第20図(原理図)に示すように、本発明の線案内機構
にはスリン1−10が設けられているため、線移送手段
により線ガイド6′に送られてきた線15の先端部15
′がこのスリット10内へ曲がりこまないよう、ノズル
8′からの空気流80を吹きつける。
これにより、線ガイド6に沿って図の下方へ送られる線
15はコア窓2に向けて誘導される。
第21図に示すように、線ガイド6′のコア窓2の上方
には、切欠部14が設けられているため、線移送手段に
よりコア窓2の上方から下向きに送られた線15の先端
15′はこの切欠部に突き出される。
この先端部15′は、ノズル7からの空気流70に吹き
送られてコア窓2に挿入される。
上記の空気流70は乱流になっており、線15はこの乱
流を吹きつけられて非定常的な力でコア1のスライダ9
8に押しつけられながら下降する。このため、該先端部
15′が巻線部3に当たる確率が低い。しかも該先端部
15は乱流に吹かれて高速で振動しているので、コア1
の側壁4や既巻線15′に引っ掛かって下降を阻まれる
虞れがない。即ち、万一これらの部材に接触しても、振
動によってすぐ離れてしまう。このようにして線の端1
5’は確実にコア窓2に挿通せしめられる。
第22図は、第20図に示す状態から、線15の先端部
15′をコア窓2に通し、さらに下方に引出した場合の
線15の中間部15′の挙動を示している。コア窓2に
線15の先端部15′を挿入すると、コア1の巻線部3
を内側に持つ大きな線15の輪16ができる。コア窓2
を通過した線15の先端部15’を下方へ引込むと、こ
の線15の輪16は、ノズル8′からの空気流80に抗
してスリット10へはみ出し、矢印99、99’に示す
ように絞り込まれ、線15の輪lG′。
16′と変化し、コア1の巻線部3に巻付けられる。
したがって、本発明によれば、線移送時には線15の先
端部15′を移送経路に沿って確実に案内でき、絞り込
み時には線15の移送を中断することなく線15を絞り
込むことができるので、高速巻線が可能である。
なお、第20図(原理図)に示す線ガイド6′は直線状
であるが、本発明を実施する場合、この線ガイドが湾曲
していても支障は無い。
〔実施例〕
以下、本発明に係る巻線装置の一実施例を第1図ないし
第10図により説明する。
第1図は、本実施例の巻線装置の全体構成を示す外観斜
視図である。第1図に示すように、この装置はコア1を
ベース13に対してXYZ方向に移動可能に支持したコ
ア保持ユニット5と、コア1に線15を巻付ける巻線部
79とにより構成されている。
ベース13上に環状の溝40を設け、この溝40と溝4
0をおおうカバー12とにより、環状の線ガイド6を構
成する。溝40の一部に切欠14を設け、この切欠14
の切口がコア窓2を介して対向するようにコア1を配置
する。溝40のコア1の線繰出側、線引込側及び線絵出
側と線引辺側のコア1を含まない側の中間の2ケ所に、
ローラ対21・21’、22・22′。
23・23’、24・24′を、それらの回転軸が溝4
oがなす平面に垂直になるように、かっ多対のローラの
互いに接する点が溝40内に位置するように設けである
。また、ローラ対21・21′〜24・24′の線繰出
側に線の有無を検出する検出器91.92.93.94
をそれぞれ設けである。線15の一端はベース13に固
定され、他端は溝40の中を移動する。
第2図は、第1図のA−A’断面を示している。
即ち、ベース13上に環状の溝40を設け、ベース13
において溝40の内側に形成された平面41を外側42
に対し線15の直径よりもやや大きい長さεだけ低くし
である。また、溝40の平面41側の角43に丸みを設
けである。更に、この溝40.平面41を上からおおう
形でカバー12が設けである。この溝40とカバー12
により構成される部分を線ガイド6、平面41とカバー
12の間のすき間が構成する部分をスリット10と称す
る。なお、第20図で示した線ガイド6′は直線状であ
ったが1本例における線ガイド6は円弧状である。
ベース13上の環状の溝40の中央部に円筒形の穴16
を設け、穴16の開口部にはテーパ部17を設けである
。ベース13のテーパ部17と同じ傾きのテーパ部19
を設けたフタ18のテーパ部19の一部に溝20を設け
、このフタ18はベース■3にネジ37によって取付け
である。ベース13のテーパ部17とフタ18の溝20
によりノズル8が形成される。ノズル8は穴38からジ
ヨイント11により圧縮空気!(図示せず)に接続され
ている。
第3図は第1図のB部拡大図である。
本第3図に示すようにカバー12にノズル7を穿設して
あり、このノズル7はコア窓2に向けて開口している。
またベース13にはノズル8を設けてあり、このノズル
8は溝40に向けて開口している。
第4図は、第1図のc−c’断面図を示している。ロー
ラ対23・23′は、その回転軸が環状ガイド6がなす
平面に垂直となるように、かつ該対のローラ外周の互い
に接する点が環状ガイド6の軌道内に位置するように設
けられている。
ローラ23の回転軸89は、軸受88によりベース13
に対して回転可能に支持され、ベース13に対して回転
可能に支持され、ベース13上に設けたモータ35にカ
ップリング36により連結されている。
ローラ23′傾動ブラケツト31に対して回転自在に軸
着されている。32は軸着用の軸、33は軸受である。
上記のブラケット31はピン34によってベース13に
対して傾動自在に軸支されている。
ブラケット31に設けたジヨイント52を空圧シリンダ
(図示せず)で図の左右方向に前進後退させることによ
り、ローラ23′をローラ23に圧接した状態から、同
図に一点鎖線で示すように環状ガイド6のなす平面53
からはずれる位置まで、ピン34を支点として移動する
ことができる。他の3対のローラ21・21’、22・
22’、24・24′(第1図参照)も同様の構成であ
る。また、ローラ対z1・21’ないし24・24′は
同じ周速で回転するように制御されている。
さて、第5図ないし第9図により1本実施例の巻線装置
の使用方法を説明する。また第10図に、そのタイムチ
ャートを示す。
線15の先端部15′は、第5図に示す状態からローラ
21・21’により送られ、ノズル8からの空気流80
により線ガイド6に押込まれた状態で、線ガイド6によ
り案内されながら、コア窓2の上方まで送られる。第6
図に示すように、コア窓2の上方からさらに送られて切
欠部14に出た線15の先端部15′は乱流になってい
るノズル7からの空気流70により非定常的な力を受け
るため、コア1のスライダ98側へ吹きつけられながら
移送されるので。
巻線部3に当たる確率が低く、かつ細かく高速で振動し
ながら移送されるので、コア1の側壁4やすでに巻かれ
た線15Mに当った場合にも、その引掛りがはずれやす
い、従って、確実にコア窓2を通過することができる。
コア窓2を通過した線15の先端部15′は、ローラ2
1・21′(第5図)によりさらに送られ、ノズル8か
らの空気流80により線ガイド6に押込まれた状態で、
線ガイトロにより案内されながら進み、ローラ22・2
2′に到達し、第7図に示す状態になる。このとき、線
15の中間部15’は、ローラ21・21′により送ら
れるため、ノズル8からの空気流80に抗して線ガイド
6から図の中央部へ絞りこまれる。この絞りこみ作動は
、第2図において説明した線15が、線ガイド6から外
れてスリットIO内に引き込まれることによって行われ
る。
ここで、一点鎖線で示したローラ24′は、溝40(第
3図)がなす平面からはずれた位置まで退避した状態に
あることを示す。(以下同様)。
更に、第7図に示すような状態において、線15の先端
部15’がローラ22・22′に到達したことを検出器
92が検出したら、ローラ21′を退避させると共に、
ローラ24′を退避状態から復帰させてローラ24に圧
接させる。線15の先端部15′は、ローラ22・22
′により送られ、ノズル8からの空気流80により線ガ
イド6に押込まれた状態で、線ガイド6により案内され
ながら進み、ローラ23・23′に到達する。さらに線
15の先端部15′がローラ23・23′に到達したこ
とを検出器93が検出したら、ローラ22′を退避させ
ると共に、ローラ21′を退避状態から復帰させてロー
ラ21に圧接させる。線15の先端部15′がローラ2
3・23′により送られ、ノズル8からの空気流80に
より線ガイド6に押込まれた状態で、線ガイド6により
案内されながら進み。
ローラ24・24′に到達し、第8図に示す状態になる
。このとき、線15の中間部15′はローラ22・22
′及びローラ23・23′により送られるため、ノズル
8からの空気流80に抗して線ガイド6から図の中央部
へ絞り込まれる。
さらに、第8図に示すような状態において、線15の先
端部15′がローラ24・24′に到達したことを検出
器94が検出したら、ローラ23′を退避させると共に
、ローラ22′を退避状態から復帰させてローラ22に
圧接させる。線15の先端部15′は、ローラ24・2
4′により送られ、ノズル8からの空気流80により線
ガイド6に押込まれた状態で、該線ガイド6により案内
されながら進み、ローラ21・21′に到達して第9図
に示す状態になる。このとき、線15の中間部15′は
ローラ24・24′により送られるため、ノズル8から
の空気流80に抗して線ガイド6から前述と同様にスリ
ット側(図において中央部)へ絞り込まれる。
さらに、線15の先端部15′がローラ21・21′に
到達したことを検出器9Iが検出したら、ローラ24′
を退避させ、またローラ23′を退避した状態から復帰
させてローラ23に圧接させ、第5図の状態に戻る。
以上で1ターンの巻線が完了する。以下、同様の動作を
所定回数繰返して巻線が行なわれるにのように、本実施
例によれば、線の移送を中断することなく線・案内がで
きるので、高速巻線が可能になる。
本実施例においては4対のローラ21・21′〜24・
24′を設けたが、本発明を実施する際、これらの対の
ローラの設置数は4対に限られず、複数対であれば良い
次に、本発明に係る巻線装置の他の一実施例を第11図
ないし第19図により説明する。
第11図は、本実施例の巻線装置の全体構成を示す外観
斜視図、第12図は第11図のD部拡大図である。第1
1図に示すように、この装置は、コアクランプユニット
50と、テンショナユニット55と、グリッパユニット
60と、チャックユニット73とを備えて構成されてい
る。
コアクランプユニット50のベース51の先端部9に、
第12図に示すように、線15の移送経路に沿つて溝4
0を設け、この溝40の一部に切欠14を設け、この切
欠14の切口がコア窓2を介して対向するようにコア1
を配置する。この溝40の上方の垂直な平面41を下方
の垂直平面42に対し線15の直径よりもやや大きい寸
法だけ後退(図の右方に)させて段差を設ける。更に、
上記の溝40.平面41.42をおおう形でカバー12
が設けである。この溝40とカバー12により構成され
る部分を線ガイド6、平面41とカバー12との間のす
き間が構成する部分をスリット10と称する。また、線
ガイド6の入口部6aには1面取をほどこしである。
このカバー12のコア窓2の右側の近傍に開口部を持ち
、コア窓2の方向に空気流70を送るノズル7を設けで
ある。このノズル7はジヨイント11’により圧縮空気
源(図示せず)に接続されている。
またスリット10側のノズル7の開口部よりもさらにコ
ア1から遠ざかった所に開口部を持ち、線ガイド6方向
に空気流80を送るノズル8を設けである。このノズル
8はジヨイント11により圧縮空気源(図示せず)に接
続しである。
第11図に示すテンショナユニット55は、コア窓2へ
の線15の挿入方向x’ −x’について、線種入側に
設置されている。また、該テンショナユニット55は、
台56と、緩挿入方向x’ −x’に対して直交する方
向Y’−Y’に移動自在に支持された移動台57と、移
動台57をY’−Y’に駆動するエアシリンダ(図示せ
ず)と、x’−x’力方向長いガイド溝59を有しかつ
前記移動台57に支持されたテンショナベース58と、
テンショナベース58に取付けられたガイド溝59に沿
って移動自在に設けられたテンションバー54と、テン
ションバー54をY’−Y’力方向駆動するサーボモー
タ(図示せず)とを備えている。
前記グリッパユニット60は、前記クランプユニット5
0とY’−Y’力方向対向する位置に設置されている。
また、このグリッパユニット60は緩挿入方向x′−x
′に長いレール61と、これに搭載されたグリッパベー
ス62と、このグリッパベース62をレール61に沿っ
て移動および位置決めさせるサーボモータ(図示せず)
と、前記グリッパベース62に回転自在に支持されたグ
リッパ回転軸63と、これを移動するサーボモータ(図
示せず)と、グリッパ回転軸63に取付けられたグリッ
パ65と、このグリッパ65を開閉させる駆動源および
緩挿入方向x’−x’に対して直交する方向Y’−Y’
に摺動させる駆動源(図示せず)とを有している。
前記チャックユニット73は、前記テンショナユニット
55と緩挿入方向x’−x’に対向する位置に設置され
ている。また、このチャックユニット73は緩挿入方向
x’ −x’に長いレール74と、これに搭載されたチ
ャックベース75と、このチャックベース75をレール
74に沿って移動させるサーボモータ(図示せず)と、
このチャックベース75に設けられたチャック76と、
このチャック76を開閉させる駆動源(図示せず)とを
有している。
次に、第13図ないし第19図及び第6図により前記実
施例の巻線装置の動作を説明する。
第13図は、コア窓2に!1X15の先端部15’を挿
入する直前の状態を示すもので、線15の一端部はコア
1の巻線部5にトロイダル巻きされ、他端部15’はグ
リッパ65により把持されている。また、コア1の横に
テンションバー54があって、これに前記線15の中間
部15′が引掛けられ、テンションバー54がこの線1
5の中間部15′をコア1から遠ざかる方向に引張るこ
とにより、線15の中間部15′にテンションを加えて
いる。この状態から次のように操作する。
第13図に示す状態からグリッパ65を緩挿入方向x’
 −x’についてコア1に接近する方向に移動させ1.
@15の先端部15′が線ガイド6に挿入された後に、
ノズル7及び8がら空気流70.80を送る。
a15の先端部15′は、ノズル8からの空気流80に
より線ガイド6に押込まれた状態で、線ガイド6に案内
されながらコア窓2の上方まで送られる。
第6図に示すように、コア窓2の上方からさらに送られ
て切欠部14に出た線15の先端部15′は、乱流にな
っているノズル7からの空気流70により非定常的な力
を受けるため、コア1のスライダ98側へ押戻されなが
ら移送されるため、巻線部3に当たる確率が低く、かつ
細かく高速で振動しながら移送されるので、コア1の側
壁4やすでに巻かれた4Hs”に当ってもはずれ易いた
め、確実にコア窓2を通過し、第14図の状態になる。
第14図に示す状態から、チャック76を緩挿入方向x
’ −x’についてコア1に接近する方向に移動させ、
コア窓2を通過した線15の先端部15’をチャック7
6で把持させる。さらにグリッパ65を開き、このグリ
ッパ65を緩挿入方向x’−x’に対して直交する方向
Y’−Y’において、線15から遠ざかる方向に後退さ
せ、第15図に示す状態になる6(本第15図中、破線
は後退したグリッパ65を示す、)ここで、ノズル7及
びノズル8からの空気流70゜80を止める。第15図
に示す状態から、線15の先端部15’をチャック76
で把持したまま、チャック76及びグリッパ65をさら
に緩挿入方向x’ −x’についてチャック76がコア
1から遠ざかる方向に移動させ、第16図に示す位置で
停止させる。この状態からグリッパ65を第11図に示
す緩挿入方向x′−X′に対して直交する方向Y’−Y
’において線15に接近する方向に前進させ、このグリ
ッパ65によリ線15の先端部15′を把持し、第16
図に示す状態になる。
第16図に示す状態から、第11図に示すテンショナユ
ニッ1へ55のテンションバー54を線種入方向X′−
X′についてコア1に接近する方向に移動させ、コア1
に近付いた位置でテンションバー54を線種入方向x’
 −x’に対して直交する方向Y’ −Y’において線
15から外す。さらに、チャック76を開き、チャック
76及びグリッパ65を線種入方向X’ −X’につい
て、コア1から遠ざかる方向(図中左方向)に移動させ
、第17図に示す状態になる。このとき、線15の中間
部15′は、線ガイド6からスリット10へ出て、コア
1の巻線部3に巻付く。
第17図に示す状態から、線15の先端部15′をグリ
ッパ65で把持したまま、グリッパ65を第11図に示
すグリッパ回転軸63を中心に1800反転させ、第1
8図に示す状態にする。第18図に示す状態から。
テンションバー54をコア1に近付いた位置のまま線1
5に近付ける方向に移動させる。グリッパ65を線種入
方向x’ −x’について、コア1に接近する方向に移
動させ続け、グリッパ65がテンションバー54を越え
た後にグリッパ65を第11図に示すグリッパ回転軸6
3を中心に再び180’反転させ第19図に示す状態に
なる。その後テンションバー54を線種入方向x’ −
x’についてコア1から遠ざかる方向に移動させ、第1
3図の状態に戻る。
以上で1ターンの巻線が完了する。以下、同様の動作を
所定回数繰返して巻線が行なわれる。
このように、本実施例によれば、線が空気流に案内され
ながら移送され、かつコア窓を通過することができるの
で、線案内及び線挿入が確実に行なえ、また、従来例で
示したような「真空パイプで線を吸引することにより線
をコア窓に通し、再び線を真空パイプから抜く」といっ
た工程が不要になるため、高速巻線が可能になる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の線案内機構を適用すると
、 (i)  線が、空気流に案内されながらコア窓を通過
することができるので、線挿入を確実に行なうことがで
き、かつ、 (n)  線の移送を中断することなく線案内、線の巻
締めができるので、高速巻線が可能であり、しかも、 (iii)  構造が簡単であるため、小型化、低価格
化が可能である。
という優れた実用的効果を奏し、トロイダル巻線装置の
作動信頼性の向上および生産性向上に貢献するところ多
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いた巻線装置の一実施例の構成を示
す外観斜視図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図
は第1図のB部拡大図、第4図は第1図のc−c’断面
図、第5図ないし第9図は巻線動作を示す原理図、第1
0図は巻線動作のタイムチャート、第11図は本発明を
用いた巻線装置の他の一実施例の構成を示す外観斜視図
、第12図は第10図のD部拡大図、第13図ないし第
19図は巻線動作を示す原理図、第20図及び第22図
は本発明の線案内方法を示す原理図、第21図は第20
図のE〜E′断面図、第23図はVTR用コアの一例を
示す外観斜視図、第24図は磁気ディスク用磁気へラド
コアの一例を示す外観斜視図である。 1・・・コア、2・・・コア窓、3・・・コア巻線部、
6・・・線ガイド、7・・・ノズル、8・・・ノズル、
10・・・スリン1−115・・・線、15′・・・線
あ先端、70・・・空気流、80・・・空気流。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  トロイダルコアの窓に線の一端を挿通し、上記の線を
    コア巻線部の軸心と垂直な面に沿って引き回した後、再
    び前記の窓へ同方向に挿通し、該線で前記垂直面内にル
    ープを形成し、前記の線の一端を引張ってループを絞り
    こみつつ前記の窓へ同方向に挿通する操作を繰返す巻線
    装置において、線の移送経路の一部に沿って管状の線ガ
    イドを設けると共に、前記の垂直面に沿ったスリットを
    上記管状の線ガイドに設けて、このスリットの幅寸法を
    線径よりも大ならしめ、かつ、上記スリット及び線ガイ
    ドを介して、線をコア内に吹きこむ方向に圧縮気体を噴
    射するノズルを設け、更に、前記のループをなしている
    線を絞りこんでループ径を縮小せしめる際に該ループ状
    の線を案内する平行2面を有する案内部材を、前記の垂
    直面と平行に設置したことを特徴とする、トロイダル巻
    線装置の線案内機構。
JP60261433A 1985-08-02 1985-11-22 トロイダル巻線装置の線案内機構 Pending JPS62122207A (ja)

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JP60261433A JPS62122207A (ja) 1985-11-22 1985-11-22 トロイダル巻線装置の線案内機構
US06/888,430 US4771956A (en) 1985-08-02 1986-07-23 Method of and apparatus for winding coil on toroidal core
DE8686110185T DE3667355D1 (de) 1985-08-02 1986-07-24 Verfahren und vorrichtung zum bewickeln von ringkernen.
EP86110185A EP0210600B1 (en) 1985-08-02 1986-07-24 Method of and apparatus for winding coil on toroidal core
KR1019860006279A KR900007475B1 (ko) 1985-08-02 1986-07-30 토로이달 코어에 코일을 감는 방법
US07/189,644 US4872618A (en) 1985-08-02 1988-05-03 Apparatus for winding coil on toroidal core

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