JPS62120746A

JPS62120746A - 秘話通信装置

Info

Publication number: JPS62120746A
Application number: JP60260406A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Sano; 雅之佐野; Yoji Sugiura; 杉浦　洋治
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1985-11-20
Filing date: 1985-11-20
Publication date: 1987-06-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】イ１　産業上の利用分野本発明は、有線あるいは無線通信に２いて通話の秘話性
を保持する為のディジタル秘話方式を用いる秘話通信装
置に関する。

ｔａ＋　　従来の技術有線あるいは無線通信においては、適当な受信装置を使
用すれば、通信の内容が誰にでも傍受され１通話の秘話
性が損われるという問題が本質的にある。この問題を解
決するために音声信号をスクランブルに処理して送出し
、第三者に受信されても内容がわからないようにする技
術が従来から用いられている。例えば、電子通信学会誌
（１９８２年８月号］「秘話技術」、電子通信学会誌報
（Ｃ５８０−１４９）ｒ秘話方式について」において、
今まヤに開発、提案された方式が紹介されている。

音声信号をディジタル信号に変換して伝送する通信系に
８いては、符号化した音声信号を非線型フイ←ドシくツ
クシフトレジスタなどを使ってスクランブルするので、
秘話強度が高く、秘話をかけた音声は雑音のように聞こ
え、会話が行われているかどうかもわからない。また秘
話のための組合せ数１（鍵数）も自由に設定できるみディジタルスクランブル方式ではビット単位でスクラン
ブル処理を行なうため、受信側でデ・スクランブル処理
を行なわずに受信した場合や秘話の鍵が異なる場合など
は、ＤＡ変換器によって再生した音声信号はＤＡ変換器
の最大出力レベルまでになることもあり、大音量の雑音
になる。このため、通話途中に通常通話から相方のボタ
ン操作によって秘話状態に入る通信装置の場合、一時的
に、一方の装置のみスクランブル或はデ・スクランブル
処理を行なっている状態が生じ、双方の秘話コードが一
致している蕎ともかかわらず、大音量の雑音が発生し、
使用者に不快感を与える。

義）解決しようとする問題点通信途中に双方のボタン操作等によって通常通話から秘
話状態に入るディジタル秘話通信装置において、秘話状
態に入る際に、一時的に一方の装置のみスクランブル処
理を行なっている状態が生じるため、秘話コードが一致
しているにもかかわらず、再生音が雑音状になり使用者
に不快感を与える。

本発明はこのような問題を解決する手段を提供するもの
である。

に））ｉ！１題点を解決するための手段ディジタル通信
においては、多数のディジットからなるフレームを構成
して伝送し、受信側でフレーム同期をとることにより、
信号を再生する。

ディジタルスクランブルは通常、前記フレームに同期し
たランダムパターンを発生し、該ランダムパターンを利
用して、送信信号のスクランブル処理を行ない、受信側
では送信側と同じランダムパターンを発生することによ
りデ・スクランブル処理を行なう。

本発明は、双方の通信装置がそれぞれ秘話状態に入るこ
とを通知する制御信号を送出し、該制御信号を送出した
次のフレーム以後のフレームからスクランブル処理した
信号を送出し始め、一方受信信号に対しては前記制御信
号を検出することにより、所定のフレームからデ・スク
ランブル処理を始めることにより、通常通話から秘話状
態に入る際の雑音を防止するものである。

ネ）作　用通常通話から秘話状態に入る際、スクランブル処理を行
なった信号の送出に先がけて秘話状態１こ入ることを示
す制御信号を送出することにより、秘話コードが一致し
ている場合の雑音の発生を防止できる。

（へ）実′施例第１図は本発明の実施例のブロック図を示す。

第１図は、音声をディジタル信号に変換して送受信し、
ディジタルスクランブル方式による秘話機能を有するデ
ィジタル電話装置である。第１図に８いて、（１）は送
信回路、（２）はスクランブル回路、（３）は符号化さ
れた音声信号と制御信号の多重回路。

（４）は制御信号送信回路、（５）は制御信号を送受信
し。

スクランブル回路（２）とデ・スクランブル回路（７）
を制御するＣＰＵ、（６１は受信回路、（８）は受信信
号から音声信号と制御信号とを分離する信号分離回路。

（９１は制御信号受信回路、　（１０１はＡＤ変換器、
　ｔｌｌｌはＤＡ変換器、ｕｚはフレーム同期及びスク
ランブルなどのシステム全体を制御するクロックを発生
するクロック回路、α３はディジタル通信回線、＋１４
１．　＋１５１はそれぞれアナログ音声信号の入力及び
出力、正は秘話の鍵の設定及び秘話状態に入ることを指
令するためのスイッチである。

本実施例に８いて符号化された音声信号と制御信号とは
第２図■のようなフォーマットで時間多重されて送受信
される。第２図に２いて、（２１１−（至）は制御信号
、＋２５１−（支）は音声信号である。本実施例では制
卸信号４０ビット、音声信号１６０ビツト（２０バイト
）の合計２００ビツトで１つのフレームを構成する。

入力された音声信号α勾は、ＡＤ変換器（ＩＧで符号化
される。一方、ＣＰＵ（５１から出力される制御信号は
制御信号送信回路（４）を経由して多重回路（３）によ
って音声信号と多重され、スクランブル回路（２）を通
して送信回路山より回線（１３に出力される。

また、回線日から受信された信号は受信回路（６）で整
形され、デ・スクランブル回路（７）を通して信号分離
回路（８：によって音声情報と制卸信号とに分離され、
制卸信号は制御信号受信回路（９）を経由してＣＰＵに
入力される。一方１分離された音声信号はＤ／Ａ変換器
（１１）でアナログ信号に変換されて出力する。な２、
スクランブル回路（２）及びデ・スクランブル回路（７
）はＣＰＵ（５１によって制御され・通常通話時はスク
ランブル処理を行なわずに信号をそのまま通過させる。

ＣＰ　Ｕ（５１はスイッチ（ＩＩＥＩによって秘話コー
ドが指定され、秘話状態に入ることを指令されると、第
２図■のタイミングで秘話状態に入ることを示す制御信
号＠を回線に出力し、適当なタイミングでスクランブル
回路（２）を起動することにより、制御信号■を出力し
た後、２フレーム目からスクランブル処理を行なった音
声信号を送出する。第２図−にスクランブル処理を行な
った音声信号出力のタイミングを示す。尚、制御信号＠
はスクランブル処理を行なわない。秘話状態に入ること
を示す制御信号■を受信した場合、信号（支）を受信し
たフレームから２フレーム目の音声信号からスクランブ
ル処理されることが予め判っているため、ＣＰＵ（５）
は適当なタイミングで、デ・スクランブル回路を起動す
ることにより雑音のような音が出力されることなく、秘
話状態に入ることができる。

（ト）効　果本発明によれば、送受信者双方でスクランブル。

デ・スクランブルのタイミングを合わせることＩこより
、双方の秘話コードが一致している場合に雑音の発生を
防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の秘話通信装置のブロック回路図、第２
図は同装置に２ける秘話を開始する際のタイミングを示
す図面である。（１）・・・送信回路、（２）・・・スクランブル回路
、（３）・・・多重回路、（４）・・・制御信号送信回
路、（５）・・・ＣＰＵ。（６）・・・受信回路、（７）・・・デ・スクランブル
回路。（８）・・・分離回路、（９）・・・制御信号受信回路
、Ｕα・・・ＡＤ変換器、（３１）　＋＋＋　Ｄ　Ａ変
換器、＋２１１・・・送受信信号。 ■・・・制御信号タイミング、＠・・・スクランブル、
デ・スクランブルタイミング。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）音声信号等をディジタル信号に変換して送受信し
、ディジタルスクランブルにより複数の秘話コード（秘
話のための鍵）を設定する秘話機能を有し、且つディジ
タル音声信号に多重して制御信号を送受信するディジタ
ル通信装置であつて、通信中に一方の装置の操作により
秘話状態に移行することを示す制御信号を送出して所定
時間後から送出するディジタル音声信号に、予め設定さ
れた秘話コードを基にしたスクランブル処理を施して送
信し、他方の装置では、秘話状態に移行することを示す
制御信号を受信して前記所定時間後から受信したディジ
タル音声信号に予め設定された秘話コードを基にしたデ
・スクランブル処理を施して再生することを特徴とする
秘話通信装置。