JPS62120666A - 音声信号減衰装置 - Google Patents

音声信号減衰装置

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JPS62120666A
JPS62120666A JP26010885A JP26010885A JPS62120666A JP S62120666 A JPS62120666 A JP S62120666A JP 26010885 A JP26010885 A JP 26010885A JP 26010885 A JP26010885 A JP 26010885A JP S62120666 A JPS62120666 A JP S62120666A
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signal
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pulse
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南 暎二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明ハチ−7’レコーダ、レコード、コンノ<クトデ
ィスク、ビデオ機器等の再生時あるいはラジオ、テレビ
等の受信時においてマルチチャンネル信号(またはステ
レオ信号)を処理し、それらに含まれる音声信号成分を
伴奏信号レベルに対し減衰して歌唱練習を容易にする音
声信号減衰装置に関するものである0 従来の技術 歌を聴いたり練習するには各種の記録媒体を再生したり
、テレビやラジオを受信して行なうことが多い0これら
の記録媒体にはプロ歌手の歌声と伴奏がミ・フクスされ
て記録されていることが多い。
また、ラジオ、テレビの放送においても同様で歌声と伴
奏が含まれている。このような媒体を用いて歌の練習を
行なう際に、最初は慣れていないのでプロ歌手の歌声が
入っているのが最も適しているが、慣れるにしたがって
伴奏だけで歌いたくなる。この場合にはプロ歌手の歌声
がかえって練習の妨げとなる。この状態を解決するため
に俗称′カラオケ′と呼ばれるテープが市販されている
0この種のテープには、伴奏のみが記録されたものやプ
ロ歌手の歌声と伴奏音が別々のチャンネルに記録された
ものがある。そして、ユーザーの好みによって希望する
チャンネルをカラオケ装置を用いて再生することができ
る。しかしながら、上記テープは新曲が発表されてから
市場に出るまでに長期間かかることや自分の好みの曲が
容易に入手できないこともある。
以上のようなニーズを満すべく、従来はつぎのような音
声減衰装置があった。以下、図面を参照しながら説明す
る。第8図は従来の音声信号減衰装置のブロック構成図
である。1人はマルチチャンネル信号(またはステレオ
信号)の一方の入力端子、IBは他方の入力端子である
。2は第1の遅延手段、3は第2の遅延手段、4は減算
手段、11は出力端子である。第1の遅延手段2は例え
ば電子式遅延素子′バケットプリゲートデバイス′(以
下BBDと呼称する)などを用いた遅延器301と、ク
ロック信号を発生する発振器202で構成している。第
2の遅延手段3は遅延器301と発振器302%発振周
波数調整用の可変抵抗器303で構成している。そして
、遅延器301は遅延器201と同じBBDを用いてい
る。減算器4は演算増幅器で構成している。
このように構成された従来の音声信号減衰装置の動作に
ついて説明する。記録媒体等を再生した際に得られるマ
ルチチャンネル信号(以下ステレオ信号と呼称する)で
、かつその信号には歌声などの音声と伴奏が混在してお
り、音声信号はステレオ信号のそれぞれに基本的に同位
相・同振幅で記録されているものとする。上記ステレオ
信号の一方の信号を入力端子1人に、他方の信号を入力
端子1Bに供給する。入力端子1人の信号は第1の遅延
手段2で一定時間遅延される。その遅延時間tdは遅延
器201を構成するBBDの段数および発振器2020
周波数によって決まる0同様に他方の入力端子1Bの信
号は第2の遅延手段3によって遅延され、その遅延時間
td’は遅延器301を構成しているBBDの段数およ
び発振器302の発振周波数によって決まる。そして、
可変抵抗器303の調整により発振器302の発振周波
数を変えることにより、遅延時間td′を可変制御する
ことができる。
このように遅延時間t4’を調整するねらいは入力端子
1人および入力端子1Bに加えられたステレオ信号の位
相または時間ずれを補償することにある。すなわち、記
録媒体に記録されたステレオ信号は、音声信号がそれぞ
れ同位相・同振幅で記録されていても再生手段(図示せ
ず)の不安定要因や製品のバラツキによって位相一時間
関係が元の状態と異なってくる。特にカセットテープを
再生した際には走行系の不安定要因によって音声信号の
位相ずれが大きく、そして音声信号の周波数が高い程位
相ずれが大きくなる。このため、後述の演算処理を行な
っても音声信号を減衰させることが難かしくなる。この
状態を防ぐために第2の遅延手段3で遅延時間を調整し
、ステレオ信号の音声信号がそれぞれ同位相になるごと
く補償する。
つぎに、第1の遅延手段2の出力と第2の遅延手段3の
出力とは減算器4で減算される。いま、第1の遅延手段
2の出力と第2の遅延手段3の出力とにおいて音声信号
が同位相に調整された状態とすれば、減算器4で音声信
号は減算されて減衰する。一方、伴奏信号については第
1の遅延手段2の出力および第2の遅延手段3の出力に
おいても位相が異なっており(ステレオ信号の伴奏は元
の状態においてもチャンネル間で異なっている)、減算
器4では減衰されずに出力される。
したがって、ユーザーは出力端子11に接続した拡声装
置(図示せず)で音を聴きながら、可変抵抗器303を
調整して音声信号成分が最も小さくなる状態に設定すれ
ば伴奏音だけを聴くことができる。
発明が解決しようとする問題点 上記構成の従来の音声信号減衰装置ではつぎのような問
題点を有していた。すなわち、記録媒体や放送媒体等の
ステレオ信号形成方法として、音声信号はそれぞれのチ
ャンネルに同位相に保たれていたとしてもそれらの再生
手段や受信手段の性能の不安定さやバラツキにより位相
関係がくずれる。特にカセットテープを再生した際には
その影響が大きく、テープ巻始で可変抵抗器303を調
整してもテープ巻終りでは再調整しなければならないこ
ともある。また、記録媒体を再生する手段を選択切換す
るごとに可変抵抗器303を調整しなければならないこ
ともある。さらに、ラジオやテレビを受信する場合には
可変抵抗器303を調整している間に必要とした歌の放
送が終ってしまうという問題点もある。
本発明は上記問題点に鑑み、自動化により調整の繁雑さ
を解消するとともに音声信号の減衰動作が安定して得ら
れる音声信号減衰装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の音声信号減衰装置
は、マルチチャンネル信号の一方の信号から音声信号を
抽出してパルス出力を発生させ、一方と他方の信号の加
算出力から音声信号を抽出してパルス出力を発生させ、
各パルス出力の論理演算によって位相ずれを検出すると
ともにこの位相ずれを自動的に補償することにより音声
信号を安定に減衰させ、また、その操作の繁雑さを大巾
に改善できる構成を備えたものである。
作用 本発明の音声信号減衰装置は、第1の遅延手段の出力の
音声信号を抽出するとともにこの音声信号に同期した第
1のパルス信号を第1のパルス発生手段で発生させ、第
2の遅延手段の出力に含まれる音声信号に同期した第2
のパルスを第2のパルス発生手段で発生させ、その上に
第2のパルスを一定時間遅延した第3のパルスを第3の
パルス発生手段で発生させるとともにこれらの各パルス
出力を位相比較手段で論理演算することによって位相ず
れを検出し、これにもとづいて第1の遅延手段もしくは
第2の遅延手段の遅延時間を自動制御していることから
音声信号を安定して減衰させることか可能となるもので
ある。また、上記構成により調整する手間かはふけて操
作性が一段と向上するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例の音声信号減衰装置について図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の実施例における音声信号減衰装置のプ
ロ・ツク図である。第2図から第5図は各部の詳細図で
ある。1人は、マルチチャンネル信号の一方の信号が供
給される入力端子、IBは。
マルチチャンネル信号の他方の信号が供給される入力端
子である。2は、第1の遅延手段であり。
例えば′パケットブリゲートディバイス′(以下BBD
と呼称する)と呼ばれる電子式遅延素子やクロック信号
を発生する発振器(いずれも図示せず)から構成する。
3は、第2の遅延手段であり第2図に示すように遅延器
301と周波数可変発振器302から構成する。そして
、遅延器301にはBBDを用いる。4は、減算手段で
あり減算増幅器で構成する。6は、第3の遅延手段であ
りBBDを用いて構成することも可能であるが、抵抗器
とコンデンサ(いずれも図示せず)の組合せによって構
成することも可能である。6は、第1のパルス発生手段
であり第3図のように音声信号11出するバンドパスフ
ィルタ601と音声信号に同期したパルス出力を発生す
るパルス発生器602で構成する。7は、第2のパルス
発生手段であり第1のパルス発生手段6と同じ構成にす
る。
8は、第3のパルス発生手段であり、第4図に示すよう
に遅延回路801と波形整形器802から構成する。そ
して、遅延回路801はBBDf用いても良いが抵抗器
とコンデンサ(いずれも図示せず)の組合せによっても
実現できる。9は、位相比較手段であり第6図に示すよ
うに排他的OR回路904および905.トランジスタ
907および908.抵抗器906および909.コン
デンサ910から構成する。11ば、出力端子であるO 以上のように構成された音声信号減衰装置の動作につい
て説明する。
まず、入力信号について述べる。プロ歌手の歌声などの
音声信号と楽器などの伴奏信号が合成されており、かつ
、相互に相関のあるマルチチャンネル信号、例えばステ
レオ信号を本装置の入力信号とする。最近では立体音場
再現手段の一つとして’AVサラウントリと呼称される
ような4チャンネル信号を扱う機器も増えてきているが
、これらもステレオ信号の一種と見なすものとする。そ
して総称として以後ステレオ信号と呼ぶ。
ところで、一般にステレオ方式では二つの信号間におい
て音声信号を同位相にすることが多い。
これは、二つの信号間において音声信号の位相が異なっ
ていたり変化するとステレオ再生した場合に音声の音像
が中央に定位せず、いずれか一方へ種動したような位置
に再現され、また、その位置が不安定に変化するといっ
た問題を生ずる。さらに、ステレオ信号をモノラル再生
した場合には音声信号が相殺されて元の大きさよりも小
さくなることもある。このような状態を防ぐために一般
に音声信号は各チャンネルに同位相の関係になるごとく
形成される。これに対して、伴奏信号は臨場感を出すた
めにステレオ信号のチャンネル間で別別の楽器信号が入
るように形成されることが多い。
このステレオ信号を記録媒体から再生したり放送電波か
ら受信したりする際に機器の性能差、バラツキ、不安定
要因などによって再現されたステレオ信号のチャンネル
間に元の状態と異なる時間差が生じたり位相差が生じる
ことがある。例えばカセットテープをテープレコーダで
再生したときにはチャンネル間における音声信号の時間
ずれが200マイクロ秒から300マイクg秒になるこ
ともある。
これらの時間ずれあるいは位相ずれがあるとステレオ信
号から音声信号を減衰させることが難かしくなる。本発
明の音声信号減衰装置では上記時間ずれや位相ずれがあ
っても自動的にこれらを補償し、その後の演算処理によ
って音声信号レベルを安定に減衰させるものである。
つぎに各部の詳細な説明を行なう。第1の遅延手段2は
、入力端子1Aに供給されたステレオ信号の一方の信号
を遅延する。そして、その遅延時間で1はBBDの段数
とクロック周波数により決まる。また、第2の遅延手段
3は、入力端子1Bに供給されたステレオ信号の他方の
信号を遅延する。そして、その遅延時間T2は第2図に
示す遅延器301を構成するBBDの段数と周波数可変
発振器302の発振周波数によって決まり、周波数可変
発振器302の発振周波数の制御により上記遅延時間T
2を変えることができる。
いま、入力端子1人に供給される信号を基準にして入力
端子1Bに供給される信号の時間ずれをtnとすると、 tn= T、−T2−−−−−−−−−(1)のような
関係が成立するようにT2を制御すれば。
ステレオ信号の元の位相・時間関係にもどすことができ
る。基本的には(1)式が成立すれば音声信号を減算し
て減衰させることが可能であるが、本発明の装置では(
1)式から多少異なるので詳細は後述するO つぎに自動制御の動作について説明する。第1のパルス
発生手段6は、第3図に示すバンドパスフィルタ601
とパルス発生器602を有している。バンドパスフィル
タ601は中心周波数が約7Qoヘルツのフィルタであ
り音声信号成分の基本波成分あるいは高調波成分を通過
させる。これによって音声信号の抽出が可能となる。パ
ルス発生器602は、バンドパスフィルタの出力信号に
同期したパルス出力を発生するもので、例えばバンドパ
スフィルタの出力信号の正の半サイクル期間だけ正のパ
ルス出力信号を発生する回路である。
そして、これは演算増幅器あるいはコンパレータと呼ば
れる回路構成で実現できる。したがって、第1のパルス
発生手段6は、第1の遅延手段2の出力から音声信号を
抽出するとともにそれに同期したパルス出力を発生する
つぎに、第2のパルス発生手段下について説明する。第
2のパルス発生手段7は、第1のパルス発生手段6と同
じ構成であり第3図に示す内部構成とする。そして、第
2のパルス発生手段7は、第2の遅延手段3の出力から
音声信号成分を抽出し、これに同期したパルス信号を発
生する。この基本動作は第1のパルス発生手段6と同様
である。
第3のパルス発生手段8は、本発明の第1の特徴であり
、第2のパルス発生手段子の出力パルスを一定時間遅延
させる。その目的は、後述の位相差検出動作において位
相(または時間)が遅れているのか、あるいは進んでい
るのか方向を判別することができるようにすることにあ
る。そして。
第3のパルス発生手段8の遅延時間TTnは、制御系の
感度ならびロックインレンジ等を考慮して約30マイク
ロ秒に設定している。
つぎに、位相比較手段9の動作について説明する。位相
比較手段9は、第6図に示す構成を用いており排他的O
R回路904および905で位相差を検出する。そして
、トランジスタ907および90Bならびにコンデンサ
910により位相差を電圧に変換する動作を行う。いま
、第6図に示すように第1のパルス発生手段6の出力パ
ルスが第6図イのように発生しており、第2のパルス発
生手段7の出力パルスが第6図口のように発生してその
位相差φ0があり、さらに第3のパルス発生手段8の出
力パルスが第6図ハのように発生している状態を仮定す
る。そして、第6図において正の出力レベルの場合はH
記号、零もしくは負の出力レベルの場合はL記号で表す
ものとする。排他的OR回路905は、入力端子903
と902、すなわち第1のパルス発生手段6の出力と第
2のパルス発生手段7の出力との排他的論理和を演算す
る。コれは、一般に’ Exclusive−OR’と
呼ばれる動作である。例えば、第6図の時刻1oにおい
ては、第1のパルス発生手段6の出力である波形イがH
レベルであり、第2のパルス発生手段子の出力である波
形口がLレベルであることから、排他的OR回路905
の出力は波形二に示すようにHレベルとなる。そして、
時刻t1では波形口がHレベルであり、また、波形イも
Hレベルであることから、排他的OR回路905の出力
は波形二ニ示すようにLレベルになる。そして、排他的
OR回路905の出力は、波形二に示すように時刻t5
までLレベルを保持する。時刻t5では、波形イがLレ
ベルに、波形口がHレベルになっていることから排他的
OR回路905の出力は、波形二に示すようにHレベル
になる。以後の時刻においても上記のような動作になる
。また、排他的OR回路904は、入力端子903と入
力端子901との信号の排他的論理和を演算するもので
、時刻1oにおいて波形イがHレベルであり、第3のパ
ルス発生手段8の出力である波形ノ・がLレベルである
ことから、波形ホのようにLレベルの出力になる。そし
て、時刻tz’!ではこの状態を保持する。時刻t2に
おいて、波形イがHレベルであり、波形ハがHレベルで
あることから排他的OR回路904は、Hレベルの出力
を波形ホのように生ずる。そして、時刻t5において波
形イがLレベルになり、波形ハがHレベルであることが
ら、排他的OR回路904はLレベルの出力を波形ホの
ように生ずる。時刻1.以後については、排他的OR回
路904は上記動作をくり返す。
なお、排他的OR回路904の出力は、排他的OR動作
と反転動作が合成されたものであるが。
これも総称として排他的OR回路と呼ぶことにする0 ところで、第6図の波形イと口について着目するならば
、波形イは時刻toでHレベルになり波形。は時刻t、
においてHレベルになることがら波形イが波形口よりも
時間的に進んだ状態である。
位相について表現しても波形イが進んだ状態である。こ
の状態は、第1の遅延手段2の出力における音声信号が
加算手段10の出力における音声信号よりも時間的ある
いは位相的に進んでいることを意味している。
つぎに、排他的OR回路905から駆動されるトランジ
スタ908は、排他的OR回路90e5がHレベルの期
間だけ導通する。また、排他的OR回路904から駆動
されるトランジスタ9o了は、排他的OR回路904が
Lレベルの期間だけ導通する。そして、コンデンサ91
0には、トランジスタ907がら正の電流が充電され、
トランジスタ908から負の電流が充電される。
なお、抵抗器906および抵抗器909は各トランジス
タ9o了および90Bの各電流値を制限するものである
コンデンサ910は、上記圧または負の電流が供給され
ることから、つぎのような電圧vcになるO Vc = (l10) ((t2− to)−(tlt
o))ただし、 工:トランジスタ907または908の電流C:コンデ
ンサ910の容量 すなわち、第6図において波形ホがLレベルの期間(t
z−to )は正の電圧に、波形二がHレベルの期間(
tl−to)は負の電圧に充電される。
そして、toからt5までをコンデンサ910の充放電
の1周期として平均値を求めると、上記(2)式のよう
な値になる。
なお、第1のパルス発生手段6の出力波形イと第2のパ
ルス発生手段子の出力波形口との位相差φ0、および、
第3のパルス発生手段8の遅延時間Tmを用いて(2)
式をあられすと、第6図の関係から次式のようになる。
vc =(Ilo)((Kφo+Tm)  (Kφo)
)=(I/(1’)(Tm)  −−−−−−−−(3
)ただしh  (t2   to)=にφo+’rm(
tlto)=にφo、に:定数 すなわち、コンデンサ910の電圧は(3)式に示すよ
うに1周期当り’r=に相当する正の電圧が充電される
。そして、この状態がNサイクルの期間続けば、コンデ
ンサ910の電圧は(3)式のvcのN倍まで充電され
る。
なお、第6図において波形イが波形口より遅れた場合に
はコンデンサ910に負の電圧が充電されるが、詳細な
説明は省略する。
また、入力端子903は第1のパルス発生手段6に、入
力端子902は第2のパルス発生手段7に、入力端子9
01は第3のパルス発生手段8にそれぞれ接続するが、
この組合せを展開応用することも可能である。
さらに、位相比較手段9はマイクロコンピュータ(図示
せず)を用いて構成することも可能であるO つぎに第2の遅延手段3の遅延時間T2の制御について
説明する。位相比較手段9のコンデンサ910の電圧は
、第2の遅延手段3を構成する周波数可変発振器302
(第2図参照)へ供給する0この周波数可変発振器30
2は、一般に’vco’と呼ばれるもので制御電圧に対
応して発振周波数が変化する。
いま、第6図のようにコンデンサ910の電圧が正の値
vcのときには1周波数可変発振器302の発振周波数
が高くなり、その結果、遅延器301の遅延時間T2は
小さくなり、位相遅れが少なくなる。また、第2のパル
ス発生手段子の出力パルスも位相遅れが少なくなり、第
6図において波形口が波形イに時間的もしくは位相的に
接近する。
この状態がNサイクル経続すると、今後はT2が小さく
なりすぎて、波形口が波形イよりも進み位相の状態にな
る。そして、この進み状態がNサイクルつづくと、コン
デンサ910の電圧は、負の方向へ充電され、また逆の
動作になる。このような動作を交互にくり返しながら制
御系としては安定点に制御される。その安定点は、第6
図の波形二のHレベルの期間と波形ホのLレベルの期間
が等L7くなる状態である。また、波形ホには第3のパ
ルス発生手段8の遅延時間Tm、すなわち波形口から波
形ハが遅延される時間を含んでいるために、この時間T
mを波形二と波形ホで打消し合う状態になる。換言すれ
ば、波形二は時刻toよりも以前にTmの半分に相当す
る期間、Hレベルになり、波形ホはTmの半分に相当す
る期間で、かつ、時刻toよりも後にLレベルになる。
そして。
波形口は、波形イよりもTmの半分だけ位相的あるいは
時間的に進んだ状態となることが明らかである。この状
態における各部の波形を第6図と同じ記号を用いて表す
と第7図のようになる。
なお、上記安定点における波形イと波形口との時間差(
Tm/2)が生じるということは、第1の遅延手段2の
出力に含まれる音声信号成分と。
第2の遅延手段3の出力に含まれる音声信号成分との間
にも同じ時間差が生じていることになる。
この時間差(Tm/2)は、後述の減算手段4および第
3の遅延手段5の動作に影響があるので重要である。
ところで、位相比較手段9は、その位相差検出範囲が広
く精度が高い方が望ましいが、複雑になるとともに高価
になるなどの問題がある。本発明では、第3のパルス発
生手段8を用いることにより位相比較手段9において位
相差の検出が簡単な構成で容易に出来る特長がある。ま
た、第3のパルス発生手段8における遅延時間Tme小
さくする程、第3のパルス発生手段8の遅延回路801
を簡単な構成にすることができる。いま、上記遅延時間
Tmは、位相比較手段90位相検出能力を考慮して30
マイクロ秒程度に設定したとする。
この場合には、遅延回路801は抵抗器とコンデンサ(
いずれも図示せず)とで簡単に構成できるという特長を
有する。このように、第3のパルス発生手段8を用いる
ことが、本発明の第1の特徴である。
また、第1のパルス発生手段6%第2のパルス発生手段
7および第3のパルス発生手段8の各出カバルスを位相
比較手段9で論理演算して位相ずれもしくは時間ずれを
検出し、第2の遅延手段3の遅延時間を制御しているこ
とから、従来例のように可変抵抗器303を調整する手
間を必要とせず、操作性が一段と向上する。その結果、
放送電波を受信している際に、望みの曲に対して最初か
ら音声を減衰させることができるという特長をもってい
る。すなわち、本発明により操作性の向上と連応性の向
上が実現できるという第2の特長を有する。
なお、第1図においては第2の遅延手段3の遅延時間T
2を制御する構成としたが、逆に第1の遅延手段2を位
相比較手段9から制御して、同様の作用効果を得ること
も可能である。ただし、この際には、コンデンサ910
の電圧を反転し、第1の遅延手段2の周波数可変発振器
(図示せず)を制御すれば実現できる。また、第1の遅
延手段2と第2の遅延手段3を同時に制御することも可
能であり、この場合にはそれぞれの遅延手段T。
とT2が逆方向に変化するよう制御すれば、遅延時間の
可変範囲が狭くても同じ効果が得られる0つぎに、音声
信号の減衰動作について説明する0第1の遅延手段2の
出力信号は、減算手段4へ供給する。第2の遅延手段3
の出力信号は、第3の遅延手段5を介して減算手段4へ
供給する。この第3の遅延手段6の作用について、まず
説明する。
本発明の装置において、位相もしくは時間の制御の際に
安定点、すなわち平衡状態にて第7図の波形イと波形口
との間に(Tm/2)の時間差があり、かつ、波形口が
波形イよりも進んでいることを記述した。この状態は、
第2の遅延手段3の出力に含まれる音声信号が第1の遅
延手段2の出力に含まれる音声信号よりも時間的に(T
m/2)だけ進んでいることを意味する。したがって、
第3の遅延手段5は、後述の減算手段4の減衰効果を高
めるために第2の遅延手段3の出力を時間的に(Tm/
2)だけ遅らせる働きを行なう。
なお、第3の遅延手段6の遅延時間は、本実施例では第
3のパルス発生手段8の遅延時間Tmを30マイクロ秒
に設定していることから、その半分の16マイクロ秒に
設定した。これにより、第3の遅延手段5は、抵抗器と
コンデンサ(いずれも図示せず)により簡単に構成でき
る。
上記第3の遅延手段5の遅延作用により、減算手段4は
、第1の遅延手段2の出力に含まれる音声信号と第2の
遅延手段3の出力に含1れる音声信号とが同位相になっ
ていることから減算作用により音声信号を大幅に減衰す
る。
一方、伴奏信号については、ステレオまタハマルテチャ
ン不ル信号のため各チャンネル間で独立していたり、位
相が異なっていたりするため、減算手段4を通過させて
もほとんど減衰しない。この理由としては、上記ステレ
オ信号において元から各チャンネル間で異なっており、
第2の遅延手段3にて遅延時間T2を制御しても第3の
遅延手段5における伴奏信号成分が第1の遅延手段2に
含まれる伴奏信号と同位相にはなりえず、減算手段4で
はこれらの成分は攬とんど減衰しない。
以上のことから、減算手段4では、ステレオ信号または
マルチチャンネル信号に含まれる音声信号成分を減衰し
、伴奏信号成分についてはほとんど減衰せずに出力端子
11へ出力する。
そして、ユーザーは、この伴奏音を聴きながら歌を歌っ
たり、練習を行なったりすることができる。特に、プロ
歌手なみの伴奏で歌えることは。
その充実感が大なるものである。また、伴奏音だけをバ
ンクグランドミュージ・ツクとして活用することもでき
る。
なお、新曲や初めての曲を練習する際には、音声信号と
伴奏信号音を同時に聴くと速く覚えられる。この際には
、第1の遅延手段2の出力あるいは第3の遅延手段5の
出力のいずれか一方、または、両方の混合出力を出力端
子11に出力する構成に展開応用すれば実現できる。
発明の効果 以上のように本発明では、第1のパルス発生手段により
第1の遅延手段の出力に含まれる音声信号を抽出してこ
れに同期したパルスを発生させ、第2のパルス発生手段
により第2の遅延手段の出力に含まれる音声信号を抽出
してこれに同期したパルスを発生させ、位相比較手段に
て位相または時間のずれを検出していることから、位相
比較手段の構成が簡単になるとともに検出精度が向上す
るというすぐれた効果をもっている。
また、第2のパルス発生手段の出力を遅延させる第3の
パルス発生手段を備え、第1のパルス発生手段、第2の
パルス発生手段および第3のパルス発生手段の各出力パ
ルスを位相比較手段で論理演算していることから、位相
比較手段では進みまたは遅れ位相の検出が容易に行なえ
るとともに、簡単な構成で実現できるというすぐれた効
果を有する。
さらに、位相比較手段から第2の遅延手段もしくは第1
の遅延手段の遅延時間を自動制御していることから、従
来例で必要とした調整の手間かはぶけ操作性ならびに連
応性が一段と向上し、ラジオやテレビ受信時に威力を発
揮できるというすぐれた効果を有する。
その上に、減算手段ではマルチチャンネル信号のうち、
位相制御されたほぼ同位相の音声信号成分を減衰させ、
伴奏信号成分はほとんど減衰させないことから、市販の
歌声入り音源媒体を用いて歌の練習ができ、上達すれば
プロ歌手なみに伴奏音だけで歌えるというゆぐれた効果
を有する0その他に、第3のパルス発生手段の遅延時間
ならびに第3の遅延手段の遅延時間を短かく設定してい
ることから、これらを簡単に構成できるというすぐれた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるプロ・ツク図、第2
図から第6図までは各部の構成図、第6図および第7図
はタイミングチャート図、第8図は従来例のブロック図
である。 2・・・・・・第1の遅延手段、3・・・・・・第2の
遅延手段、4・・・・・・減算手段%5・・・・・・第
3の遅延手段、6・・・・・・第1のパルス発生手段、
7・・・・・・第2のパルス発生手段、8・・・・・・
第3のパルス発生手段、9・・・・・・位相比較手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名勇 
1 図 第2図 @ 3 □□□ 第 5 図 第 6 図 (へ) 0−−−一一一一一−−−−−−−−−−−−−−−一
一一−−−−−−−−−−−−−−−−−−−一一一−
第 7 図 (へ)   O

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相互に関連のあるマルチチャンネル信号の一方のチャン
    ネルの信号を遅延する第1の遅延手段と、他方のチャン
    ネルの信号を遅延する第2の遅延手段と、第1の遅延手
    段の出力に含まれる音声信号を抽出しそれに同期したパ
    ルス信号を発生する第1のパルス発生手段と、第2の遅
    延手段の出力に含まれる音声信号を抽出しそれに同期し
    たパルス信号を発生する第2のパルス発生手段と、第2
    のパルス発生手段の出力を遅延してパルス信号を発生す
    る第3のパルス発生手段と、第1のパルス発生手段と第
    2のパルス発生手段ならびに第3のパルス発生手段の各
    出力を論理演算して位相差を検出するとともに第1の遅
    延手段もしくは第2の遅延手段の遅延時間を制御する位
    相比較手段と、第2の遅延手段の出力をさらに遅延する
    第3の遅延手段と、第1の遅延手段の出力と第3の遅延
    手段の出力との2つの出力間の減算を行なう減算手段と
    を備えたことを特徴とする音声信号減衰装置。
JP26010885A 1985-11-20 1985-11-20 音声信号減衰装置 Expired - Lifetime JPH0766624B2 (ja)

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