JPS62120252A - 減圧弁装置 - Google Patents

減圧弁装置

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Publication number
JPS62120252A
JPS62120252A JP61273067A JP27306786A JPS62120252A JP S62120252 A JPS62120252 A JP S62120252A JP 61273067 A JP61273067 A JP 61273067A JP 27306786 A JP27306786 A JP 27306786A JP S62120252 A JPS62120252 A JP S62120252A
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JP
Japan
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piston
valve device
reducing valve
pressure reducing
poppet
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Application number
JP61273067A
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English (en)
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ロバート・フランク・ゲーザー
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Original Assignee
Allied Corp
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Publication date
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Publication of JPS62120252A publication Critical patent/JPS62120252A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
    • B60T8/28Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels responsive to deceleration
    • B60T8/282Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels responsive to deceleration using ball and ramp

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 弁装置、特に減速度及び圧力応動型配分弁装置に関する
ものである。
米国特許出願第649,244号は、マスターシリンダ
の本体内に完全に配置され、後輪に連通される流体圧力
を低減するために減速度及び圧力に応動する配分弁装置
を開示している。この配分弁装置はリザーバ内仲配置さ
れた慣性応動体を含み、リザーバは溝によって配分弁に
連通し、溝を通る流体流れは慣性応動体に係合する弁に
よって制御されるようになっている。米国特許出願第7
38,116号は、マスターシリンダの本体内に完全に
配置されたり、あるいは、マスターシリンダとは別体で
はあるが慣性応動体を収容するリザーバ又は流体収容室
を有する独立したハウジング内に配置される類似の配分
弁装置を開示している。米国特許出願第738.116
号は、急ブレーキ作動時に高圧力を減衰させるように第
2ピストンの端部の周りに配置されたスリーブを備えて
いる改良された配分弁装置を開示している。上記米国特
許出願のいずれにおいても、リザーバ又は流体収容室を
配分弁に連通させる溝が設けられ、弁部材が溝内に配置
され、車両の減速により弁部材を閉じて溝を通る流体流
れを遮断するために慣性応動体に係合されるようになっ
ている。
従って、マスターシリンダのリザーバ又は室あるいは配
分弁装置のハウジング内に形成されるリザーバ又は流体
収容室を必要とせず、且つ、リザーバと配分弁との間の
溝をも排除した完全自蔵式の減速度及び圧力応動型配分
弁装置を提供することが望ましい。このため、本発明は
、マスターシリンダとブレーキのホイールシリンダとの
間のブレーキ回路内でどの場所にも配置でき、しかも低
コストで容易に製造できる完全自蔵式の減速度及び圧力
応動型配分弁装置を提供することにより、上記の問題点
を解決しようとするものである。
本発明による配分弁装置は段付孔を有するハウジングを
包含し、段付孔内には、可動リテーナと共に移動するよ
うに結合された面積差ピストンが配置されている。ハウ
ジングは固定リテーナを内部に配置し、固定リテーナは
第2ピストンを可動リテーナの内部空所内へ延在させる
龜端部開口を有する。可動リテーナは第2ピストンの延
長部の周りに配置されたシール装置を支持しており、面
積差ピストンと可動リテーナの移動によりシール装置が
固定リテーナの端部開口に密封的に係合されて、固定リ
テーナの一側にある流体をハウジンt÷ グの入口の流体圧力源隔離する。第2ピストンはその一
側から他側へ流体を流通できる通路手段を有し、通路手
段を通る流体流れを制御するポペット弁装置が通路手段
内に配置されている。ポペット弁装置はスプリングによ
って慣性応動体に係合せしめられている。面積差ピスト
ンと可動リテーナの移動?こよりシール装置が固定リテ
ーナの端部入口の流体圧力に応じて移動するので、流体
は第2ピストンとハウジングの端部との間の室から通路
手段を経て固定リテーナと第2ピストンとの間の空間へ
流通することができる。車両の減速により慣性応動体が
移動してポペット弁装置を閉止させるので、流体は通路
手段を通って流通できなくなり、従って、室内に流体を
閉じ込めて第2ピストンの移動を阻止する。第2ピスト
ンの拡大径部分は、慣性応動体が配置される内部室を具
えていてもよいし、一端部を第2ピストンに枢着される
と共に他端部に慣性応動部材を支持する取付部材を有し
ていてもよい。
本発明の構成によると、配分弁装置に流体を補給するた
めにリザーバあるいは外部流体連通部を設ける必要がな
く、又、リザーバと配分弁装置の第2ピストンとの間の
溝を排除することができる。
配分弁装置は垂直に装着されるので、その取付角度の調
整が不要であり、又、配分弁装置は車両のブレーキの急
激な作動を補償する高圧力減衰機能を有している。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細
に説明する。
第1図ないし第4図は、本発明による減圧弁装置として
の配分弁装置10の好適な実施例を示している。配分弁
装置10は、マスターシリンダ(図示しない)の本体と
は別個に配置されるハウジング12内に完全に内蔵され
ている。米国特許出願第649.244号はマスターシ
リンダの本体内に収容される減速度及び圧力応動型配分
弁装置を開示し、米国特許出願第738,116号は、
リザーバ又は流体収容室と高圧力減衰スリーブとを含む
ハウジング内に収容される減速度及び圧ツノ応動型配分
弁装置を開示しており、両出願が下記説明において参照
される。これらとは反対に、本発明による配分弁装置は
、マスターシリンダのハウジングとは別体でありリザー
バあるいはリザーバに連通ずる溝を必要としないハウジ
ング12内に収容されている。
ハウジング12は、貫通開口31を有する面積差ピスト
ン30を一端部に収容する役付孔25を含む。ハウジン
グ12は、マスターシリンダ(図示しない)から流体圧
力を受ける入口14と、流体圧力を車両の後輪ブレーキ
に連通させる出口16とを含む。面積差ピストン30は
その周りに配置されたシール40を含み、固定カラー2
6が面積差ピストン30の端部を受向に延在し、スプリ
ング60によって面積差ピスト(支) 〉ト係合せしめられている。リテーナ50は流体圧力を
内部空所54に連通させる半径方向開口52を含み、シ
ール装置を構成する一対のシール56と57がリテーナ
50に支持されている。固定リテーナ70がハウジング
12の中間部分13に設置され、スプリング60のため
のシートとして働く半径方向部分又はフランジ71を具
えている。フランジ71と拡大径の中間部分13との間
にシール42が配置されて、ハウジング12の」二方部
分15と下方部分17との間の流体防壁を形成する。固
定リテー・す70は端部間ロア3を有する縮径加分72
を含み、端部間ロア3は流体圧力を入口14からハウジ
ングの下方部分17内の流体室90に連通させることが
できる。第2ピストン80はリテーナ50の内部空所5
4内に延在する延長部82を具え、延長部は弁座55に
整合する溝付ポペット84を端部に結合している。ポペ
ット84はスプリング75によって弁座55に向けて偏
倚され、スプリング75の端部はカラー87に係止して
いる。第2ピストン80の延長部82は固定リテーナ7
0の縮径部分72内に収容され、ピストン80の拡大径
部分88と一体的に形成されており、拡大径部分88は
ピストン80の一側から他側へ流体を連通させる長手方
向通路89を有する。第2ピストン80はその周りに配
置されたリップシール86を有するキャップ83を含み
、キャップはスプリング92によって拡大径部分88に
係合保持されている。スプリング92とキャップ83と
の間にはディスク95が配置され、通路85を介して室
90から内部室81へ流体を連通さUる中央開口96を
有する。ディスク95は、ポペット弁装置99をキャッ
プ83のポペット弁座100に向けで偏倚するスプリン
グ98のための支持体を構成する。キャップ83は慣性
応動部材又はボール110のためのベースを構成する円
形の傾斜面102を含み、傾斜面は半径方向溝1.03
を設けている。第2ピストン80の」二面奮固定リテー
ナ70の下面との間には、ピストン80の長手方向移動
に伴ってその寸法が増減する空間105が形成されてい
る。
上記配分弁装置10は、米国特許出願第649.244
号に記載された圧力特性曲線と同一である第6図に示す
圧力特性曲線に応じて作動する。第1図において、マス
ターシリングからの流体圧力が入口14を経て段付孔2
5に連通されると、流体圧力は半径方向開口52を経て
内部空所54に至り、貫通開口31を経て出口16に連
通されると共に、端部間ロア3、空間105、通路89
、内部室81、通路85及び中央開口96を経て流体室
90に連通される。従って、流体圧力が配分弁装置10
を通して連通され≧るので、出口16の出力圧Pout
は入口14の入力圧Pinに等しい。運転者が車両のブ
レーキを作動させるにつれて入力圧が上昇し、入力圧が
面積差ピストン30を変位させるに充分な圧力レベルに
達すると (面積差ピストン30の上方端部の有効面積
は弁座55を設けた下方端部の有効面積よりも大きい)
、面積差ピストン30はポペット84に向かって下方に
移動する。下方に移動した面積差ピストン30によって
可動リテーナ50も下方に移動されるので、シール56
が固定リテーナ70の端部開ロフ3に係合してこの開口
を閉じる(第2図参照)。この結果、開ロア3の閉鎖以
前には空間105と流体室90への流体の給排を許容し
ていた入口14と空間105との連通が遮断されること
となる。入力圧が上昇するにつれて、弁座55がポペッ
ト84に接近して出力圧を制限し調整するまで、面積差
ピストン30が下方に移動し続ける(シール56と57
はリテーナ50に対して変位できる)。出力圧が制限さ
れると、第6図に示す第1の折れ点Aか得られる。慣性
応動ボール110が傾斜面102を転がり上がるほど車
両の減速度が十分である場合(車両の空車状態を示t)
、ポペット弁装置99がスプリング98の偏倚力により
ポペット弁座100を閉じる。その結果、加圧流体が室
90内に閉じ込められので、第2ピストン80は下方に
移動できなくなり、ポペット84は静止状態を保−〕で
弁座55を通る流体流れを絞る。出力圧Pout対入力
圧Pinの関係は、空車状態において後輪ブレーキのホ
イールシリンダに連通される出力圧を示す面上 線AIに従うこと憾なる。
車両が積載状態にあるために車両の減速度が不十分であ
り、車両の傾動及び又は傾斜面での慣性応動ボールの−
に力変位が生じない場合、ポペット弁装置99は開位置
を保ち、第2ピストン80の小径の延長部82に作用す
る上昇した入力圧Pinはピストン80をスプリング9
2に抗して下方に移動せしめる(第3図参照)。第2ピ
ストン80が下方に移動すると、ポペット84も追動し
て弁座55を開き、上昇した流体圧力を後輪ブレーキに
連通させることができる。端部間ロア3が閉じているこ
とにより、第2ピストン80が下方に移動する際流体が
室90から開口96、通路85、室81及び長手方向通
路89を経て空間11)5へ移る。この状態が第3図に
示されており、流体が室90から空間105へ移るにつ
れて第2ピストン80が下方に移動して空間105の容
積を増大させる。ピストン8Gの下方移動により、出力
圧が第6図の曲線B1のように上昇することとなる。
後輪ブレーキのホイールシリンダに供給される上昇した
出力圧Poutは車両の減速度を増大させるので、慣性
応動ボール110が傾斜面102を転がり上がってポペ
ット弁装置99を閉じることができる室90内に加圧流
体が閉じ込められて、第2ピストン80が更に下方に移
動するのを防止する。入力圧の上昇に伴って面積差ピス
トン30が下方に移動し続け、弁座55がポペット84
に再び接近すると、積載状態の車両のための高レベルの
折れ点Bが得られる(第4図参照)。ポペット84によ
って弁座55を通る流体流れが絞られることにより、第
6図の圧力特性曲線B、が得られる。
ブレーキ作動終了時、室90は殆ど制限を受けることな
くリップシール86によって流体を補給されり、第6図
に示されているようなより高い出力圧が得られるという
性能上の利点がある。
米国特許出願第649 、2.44号に記載されている
ように、2つの配分弁装置を利用するマスターシリンダ
を有する二系統ブ1ノーキ回路あるいは1つの配分弁装
置を備えた府後車軸分割型二系統ブレーキ回路において
はバイパス回路を設ける必要があるが、本発明による配
分弁装置はバイパス回路を必要としていない。二系統ブ
レーキ回路のブランチの一方が故障した場合、車両の減
速度は小さくなり、作動可能なブランチにおけるポペッ
トは開いたままであるので、マスターシリンダからの高
いブレーキ流体圧力は対応するホイールシリンダに連通
ずることができる。従って、故障時、より高いブレーキ
流体圧力が対応するブレーキのホイールシリンダに連通
されて車両を制動させることができ、単一の配分弁装置
を備えたブレーキ回路においても同じである。曲線B、
は空車状態の車両におけるバイパス機能特性をも表わし
、折れ点C及び曲線C1は積載状態の車両におけるバイ
パス機能特性を表わしている。又、第2ピストン80の
行程を面積差ピストン30の行程よりも大きく設定する
ことにより、曲線りを得ることができる。
米国特許出願第738.116号に記載されているよう
に、本発明による配分弁装置は急ブレーキ作動時に高圧
力を減衰させている。急ブレーキ作動中、シール56が
端部間ロア3を閉じ、急上昇する高い入力圧が上方への
正味力を第2ピストン80に生じさせるので、ピストン
80は第1図に示す位置に保持キ圧力を制限することと
なる。空間105への流量が制御されるため、急ブレー
キ作動時に起こり得る圧力超過の傾向が制限されるので
ある。
第5図において、本発明の変形例による配分弁装置13
0が示されている。同等の構成部品には前記実施例にお
いて用いたものと同一の符号を付しである。ハウジング
12はねじ付キャップ11によって封鎖され、役付孔2
5を具えており、この役付孔内には、前述したものと同
一の構成部品、即ち、入口14;出口16;面積差ピス
トン30;貫通開口31;シール40;固定カラー26
;可動リテーナ50:半径方向開口52:内部空所54
;弁座55;シール56と57;溝付ポペット84; 
ピストン延長部82;拡大掻部分88ニスプリング75
;カラー87;端部間ロア3:固定リテーナ70;フラ
ンジ71;シール42;縮径部分72:空間105;流
体室90;スプリング92;リップシール86;通路8
5;ポペット弁座100:慣性応動部材又はボール11
0;ポペット弁装置99及びスプリング98を設けてい
る。第2ピストン80はポペット弁装置99を内部に収
容する内部室115を有し、ポペット弁装置99はスプ
リング98によって下方に押圧されて枢動可能な取付部
材120の枢動可能な突出部分122に係合せしめられ
ている。枢動可能な取付部材120は、慣性応動ボール
110を囲繞しボールを結合する複数の指部124を含
む。第2ピストン80は、ポペット弁装置99と係合す
るように枢動可能な突出部分122を拘持する半径方向
内方突出部116を含む。取付部材120は慣性応動ボ
ール110を室90内に懸装する振り子を構成する。第
2ピストン80は通路117を有していて、端部間ロア
3、通路85及びポペット弁装置99を経て流体を室9
0内へ流通させることができる。
配分弁装置130は、車両の減速度に応じてポペット弁
装置99を作動させるための振り子穴に懸装された慣性
応動ボール110を備えている。配分弁装置130は前
記実施例と同一の態様で作動し、第6図に示されている
出力圧特性を得ることができる。
マスターシリンダ(図示しない)からの上昇した流体圧
力が入口14に連通されると、上昇した圧力は半径方向
開口52を経て内部空所54に至り、貫通開口31を経
て出口16に連通されると共に、端部間ロア3、空間1
05、通路117と85及びポペット弁装置99を通っ
て流体室90に自由に連通される。上昇した圧力は面積
差ピストン30をポペット84に向けて下方に移動させ
る。面積差ピストン30が下方に移動すると、シール5
6が端部間ロア3に係合してこの開口を閉じ、上昇した
流体圧力が空間105に連通ずるのを阻止する。車両が
空車状態の場合、面積差ピストン30が更に下方に移動
することにより弁座55がポペット84に接近すると、
開口31を通る流体流れが絞られることどなる。これに
より第6図に示す折れ点Aが得られ、そして十分な減速
度が生じた場合、多方向に枢動可能に懸装された慣性応
動ボール11Oが揺動してポペット弁装置99をポペッ
ト弁座100に係合させるので、流体圧力が室90内に
閉じ込められ、第2ピストン80は下方に移動できなく
なる。出力圧対入力圧の関係は、空車状態において後輪
ブレーキのホイールシリンダに連通される出力圧を示す
曲線A、に従うこととなる。車両が積載状態にあるため
に車両の減速度が不十分であり、車両の傾動及び慣性応
動ボール110の揺動変位が生じない場合、ポペット弁
装置99は開位置を保ち、第2ピストン80が下方に移
動して流体を室90からポペット弁装置99及び通路8
5と117を通して空間105へ移送させることができ
る。この結果、ポペット84が弁座55から離隔後退さ
れ、より高い出力圧を第6図の曲線B、に従って連通さ
せることができる。後輪ブレーキのホイールシリンダに
供給される上昇した出力圧は車両の減速度を増大させる
ので、慣性応動ボール110が揺動してポペット弁装置
99を閉位置に動かし室90内に流体を閉じ込め、その
結果、第2ピストン80が下方に移動できなくなってポ
ペット84を静止状態に保ち、面積差ピストン30が下
方に移動するにつれて弁座55を通る流体流れを絞るこ
ととなる。
これにより積載状態の車両のための高レベルの折れ点B
が得られ、弁座55、開口31及び出口16を通る流体
圧力が第6図の曲線B、に従って制限される。
バイパス機能特性及び高圧力減衰特性は前記実施例に関
して述べたものと同一であることが明白である。スプリ
ング98は、弱い加速中にポペット弁装置99を開位置
に保持する機能と、車両の減速度に応答して振り子また
は取付部材120がポペット弁装置99を閉止し得る減
速度を決定する機能とを有している。
本発明を図示の実施例に関して説明したが、本発明はこ
れにのみ限定されるものではなく、当業者には、本発明
の範囲を逸脱することなく部品の形状、構造及び配置に
ついて幾多の変更をなし得ることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による配分弁装置の断面図、第2図は流
体圧力に応じて固定リテーナの端部開口が閉じた状態で
示す第1図の配分弁装置の断面図、第3図は流体圧力に
応じて第2ピストンが移動しを示す第1図の配分弁装置
ρ断面図、第5図は本発明による配分弁装置の変形例を
示す断面図、第6図は本発明による配分弁装置の出力圧
Pout対入力圧Pinの特性曲線図である。 10.130・・減圧弁装置としての配分弁装置、11
・・キャップ、12・・ハウジング、14・・入口、1
5・・ハウジングの上方部分、16・・出口、17・・
ハウジングのF方部分、30・・面積差ピストン、50
・・可動リテーナ、54・・内部空所、56.57・・
シール、60.75.92.98・・スプリング、70
・・固定リテーナ、73・・端部開口、80・・第2ピ
ストン、81,115・・内部室、84・・ボベブト、
85゜89、117 ・・通路、90・・流体室、99
・・ポペット弁装置、10G ・・ポベブト弁座、10
5 ・・空間、+10・・慣性応動ボール、120・・
取付部材、122FIG、3 FIG、4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入口(14)及び出口(16)を有するハウジング
    (12)と、上記ハウジング(12)内に配置され、入
    口及び出口の圧力を受けて、上記出口(16)の圧力を
    上記入口(14)の圧力よりも低減させる面積差ピスト
    ン(30)と、上記ハウジング(12)内に配置され、
    上記面積差ピストン(30)に対して移動でき且つ面積
    差ピストン(30)と協働するように同ピストンに隣接
    して配置されているポペット(84)に連結された第2
    ピストン(80)とを包含しているものにおいて、上記
    面積差ピストン(30)と共に移動するように連結され
    たリテーナ部材(50)と、上記ハウジング(12)の
    端部(11,17)と上記第2ピストン(80)との間
    に形成された流体室(90)と、上記第2ピストン(8
    0)を貫通して延びる通路手段(85)と、上記通路手
    段(85)を通る流体流れを制御するポペット弁装置(
    99)と、上記ポペット弁装置(99)に係合する慣性
    応動体(110,120)とを備え、上記慣性応動体(
    110,120)が車両の減速度に応動して上記ポペッ
    ト弁装置(99)を閉じ、上記通路手段(85)を介す
    る流体連通を阻止し上記出口(16)の圧力を低減させ
    ることを特徴とする車両用ブレーキ装置の減圧弁装置。 2 上記慣性応動体がボール(110)から成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の減圧弁装置。 3 上記慣性応動体(110,120)が多方向に移動
    できることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の減
    圧弁装置。 4 上記第2ピストン(80)の周りに配置され上記室
    (90)を上記入口(14)の圧力から隔離するための
    シール装置(56,57)を備えていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の減圧弁装置。 5 上記ハウジング(12)に固着され上記第2ピスト
    ン(80)の周りに配置された固定リテーナ(70)を
    備えていることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の減圧弁装置。 6 上記固定リテーナ(70)が上記第2ピストン(8
    0)の周りに配置された上記シール装置(56,57)
    に係合できるように位置され、上記第2ピストン(80
    )とで上記通路手段(85)を介して上記室(90)か
    ら移送された流体をうける空間(105)を形成してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の減圧弁
    装置。 7 上記リテーナ部材(50)と固定リテーナ(70)
    との間に配置されてリテーナ部材(50)を上記面積差
    ピストン(30)に向けて偏倚するスプリング(60)
    を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第6項記
    載の減圧弁装置。 8 上記ポペット(84)が弾性装置(75)によって
    第2ピストン(80)に係合せしめられ連結されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の減圧弁装
    置。 9 上記弾性装置(75)が上記シール装置(56,5
    7)を上記固定リテーナ(70)の開口(73)に向け
    て偏倚していることを特徴とする特許請求の範囲第8項
    記載の減圧弁装置。 10 上記ポペット(84)と第2ピストン(80)が
    上記リテーナ部材(50)の内部空所(54)内に延在
    していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    減圧弁装置。 11 第2ピストン(80)が上記慣性応動体(110
    ,120)を配置した内部室(81,115)を具えて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の減圧
    弁装置。 12 ハウジング(12)と上記第2ピストン(80)
    との間に配置されて第2ピストン(80)を上記面積差
    ピストン(30)に向けて偏倚する他のスプリング(9
    2)を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の減圧弁装置。 13 ポペット弁装置(99)がポペット弁装置と第2
    ピストン(80)との間に配置されたスプリング(98
    )によって偏倚されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の減圧弁装置。 14 慣性応動体が、慣性応動部材(110)を結合す
    る手段(124)を一端部に有すると共に上記ポペット
    弁装置(99)に係合する枢動可能な部分(122)を
    他端部に有する取付部材(120)を含み、車両の減速
    により上記慣性応動部材(110)が動かされてポペッ
    ト弁装置(99)と係合する枢動可能な部分(122)
    を枢動させるように、上記枢動可能な部分(122)が
    上記第2ピストン(80)に枢着されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第13項記載の減圧弁装置。
JP61273067A 1985-11-18 1986-11-18 減圧弁装置 Pending JPS62120252A (ja)

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US06/799,219 US4718734A (en) 1985-11-18 1985-11-18 Deceleration and pressure sensitive proportioning valve
US799219 1985-11-18

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JPS62120252A true JPS62120252A (ja) 1987-06-01

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US4718734A (en) 1988-01-12
BR8606010A (pt) 1987-09-15
EP0223054B1 (en) 1990-03-07
CA1287856C (en) 1991-08-20
EP0223054A1 (en) 1987-05-27
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