JPS6212023Y2 - - Google Patents

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JPS6212023Y2
JPS6212023Y2 JP1981097763U JP9776381U JPS6212023Y2 JP S6212023 Y2 JPS6212023 Y2 JP S6212023Y2 JP 1981097763 U JP1981097763 U JP 1981097763U JP 9776381 U JP9776381 U JP 9776381U JP S6212023 Y2 JPS6212023 Y2 JP S6212023Y2
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JP
Japan
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circumferential edge
piece
edge
corner
corner joint
Prior art date
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Application number
JP1981097763U
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English (en)
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JPS583554U (ja
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Publication date
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Publication of JPS583554U publication Critical patent/JPS583554U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、室内の内隅部において回り縁の端部
同士を接続するためのコーナー継手に関する。
〔背景技術〕
従来のコーナー継手は、実公昭54−1332号公報
に開示されているように、コーナー継手の端部内
周を回り縁の外周に沿わせ、回り縁の挿入方向沿
つて滑らかに形成されており、回り縁をコーナー
継手内に挿入した時に回り縁の端部外周とコーナ
ー継手の端部内周とが面接するようにしていた。
このため、コーナー継手の回り縁挿入部へ回り縁
を挿入すると回り縁の外側面がコーナー継手の内
側面に面接することになり、壁面の直角誤差など
により回り縁同士の角度が90度から外れていても
この誤差を吸収できず施工が困難になり、無理に
施工するとコーナー継手の内側面と回り縁の外側
面との間に隙間を生じて水が内部に浸入するとい
う問題があつた。また、コーナー継手の端部内面
に回り縁の挿入方向に沿つて直線性が出ておら
ず、反りがある場合にも、コーナー継手の端部内
面と回り縁の端部外面との間に小さな隙間が生
じ、毛細管現象により内部へ水が吸い込まれてゆ
くという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは壁面の
直角誤差などにより一対の回り縁同士が正しく90
度の角度をなしていないような場合にも、回り縁
の挿入角度をコーナー継手内で調整でき、またコ
ーナー継手に反りがあつても毛細管現象により水
が浸入するのを防止できるようにすることにあ
る。
〔考案の開示〕
本考案回り縁の内隅用コーナー継手は、L字形
をした水平片1の内隅側の縁に沿つて立上り片2
を立設し、水平片1の両端部上面と立上り片2の
両端部内側面にかけて回り縁10の外周面に線状
に当接する突片4を突出させ、水平片1及び立上
り片2の端部間に突片4の内周に沿つた外形を持
つ回り縁10の端部を挿入するための回り縁挿入
部3を形成し、突片4よりも内方で水平片1上面
に突起体5を突設して成ることを特徴とするもの
である。しかして、立上り片の内側面に突出した
突片を回り縁の外側面に当接させると、立上り片
よりも奥では立上り片の内側面と回り縁の外側面
との間に空間が生じるようになり、この空間内で
回り縁の挿入角度の水平方向での誤差を吸収でき
る。また、回り縁挿入部に回り縁の端部を挿入す
ると突片が回り縁の外周面に線状に当接するの
で、コーナー継手と回り縁との間に隙間が発生し
ないように確実に当接させることができ、しかも
突片の内側ではコーナー継手内面と回り縁外面と
の間に空間が生じていることによつて毛細管現象
による水の浸入を防止できるものである。更に、
水平片の上面にも突片を突出させたにも拘わらず
内側にも突起体を設けてあるので、突片と突起体
とに回り縁の下面を当接させることによりコーナ
ー継手の上下方向への揺動を防止してコーナー継
手のレベル合わせを容易に行なえると共に突片と
突起体の間に確実に上記空間を確保できる。
以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。1はL字形に曲がつた水平片であり、水平片
1の内隅側の縁に沿つてL字状の立上り片2が垂
直に立設されており、水平片1の両端部の縁及び
立上り片2の両端部の縁からは夫々上面側及び内
側面側へ向けて軟質合成樹脂やゴム等の軟質の突
片4を突出させてあり、この突片4の内周に回り
縁挿入部10を形成してあり、この回り縁挿入部
10には突片4の内周に沿つた外形を持つ回り縁
10の端部を挿入できるようにしてある。更に、
立上り片2の上縁に上方へ向けて軟質ビード6a
を突設し、水平片1の外隅側の縁にも軟質ビード
6bを突設してある。水平片1上面の突片4より
も内方には突片4と略等しい高さの軟質の突起体
5を突片4と平行に突設してあり、突片4と突起
体5との間において水平片1に釘孔7を穿孔して
ある。
しかして、施工する場合には、天井面8と壁面
9との間の隅に沿つて回り縁10を取り付けた
後、室内のコーナー部において両回り縁10の端
部をコーナー継手Aの回り縁挿入部3に納めるよ
うにしてコーナー継手Aにより回り縁10の端部
間を覆い隠し、釘孔7から回り縁10及び天井面
8に釘11を打つてコーナー継手Aを固定する。
外隅側の軟質ビード6bは壁面9に弾接して気密
性を保つており、しかもこの軟質ビード6bの変
形により壁面9が正確に90度でなくても隙間が生
じるのを防いでいる。また立上り片2の上の軟質
ビード6aは天井面8に弾接して気密性を保つて
いる。また、突片4と突起体5とは回り縁10外
面に線状に弾接してコーナー継手Aと回り縁10
との間の気密性を保つてコーナー継手A内へ水分
や水蒸気が浸入するのを防止してあり、加えて突
片4と突起体5とが回り縁10下面に当接するこ
とによつてコーナー継手Aのレベル合わせを容易
にしている。また、立上り片2の側縁に立ちあげ
られている突片4によつて突片4の背後にて立上
り片2と回り縁10との間に空間が形成され、こ
の空間のために回り縁10の角度が90度からずれ
ていてもその誤差を吸収できるようになつてい
る。
第3図に示すものは本考案の他例であり、水平
片1の内隅側の縁に立上り片2を突出させ、回り
縁挿入部3の口縁に突片4を立ち上がらせ、隅の
上面において一方の突片4から他方の突片4へL
字状に突片4と等しい高さの一対の突起体5を突
設したものである。ここで、突片4及び突起体5
は軟質に限らず、水平片1や立上り片2と同様に
硬質合成樹脂製でも良い。
しかして、最初の実施例と同様にして施工する
と、突起体5も回り縁10下面に当接してコーナ
ー継手Aのレベル合わせを容易にし、立上り片2
の側縁の突片4によつて回り縁10の角度誤差を
吸収するのである。更に、水平片1上面の回り縁
挿入部3の付近にコーキング材を充填しておくこ
とにより、気密性と接着力とを向上させることが
できる。
第5図に示すものは本考案の他例であり、三方
用のコーナー継手Aである。
〔考案の効果〕
本考案は、叙述のごとくL字形をした水平片の
内隅側の縁に沿つて立上り片を立設し、水平片の
両端部上面と立上り片の両端部内側面にかけて回
り縁の外周面に線状に当接する突片を突出させ、
水平片及び立上り片の端部間に突片の内周に沿つ
た外形を持つ回り縁の端部を挿入するための回り
縁挿入部を形成し、突片よりも内方で水平片上面
に突起体を突設してあるから、立上り片の内側面
に突出させた突片を回り縁の外側面に当接させて
も、立上り片よりも奥ではコーナー継手の内側面
と回り縁の外側面とが面接せず空間が生じるよう
になり、この空間内で回り縁の挿入角度の水平方
向での誤差を吸収できるという利点がある。ま
た、回り縁挿入部に回り縁の端部を挿入すると突
片が回り縁の外周面に線状に当接するので、コー
ナー継手と回り縁との間に隙間が発生しないよう
に確実に当接させることができ、しかも突片の内
側ではコーナー継手内面と回り縁外面との間に空
間が生じていることによつて毛細管現象による水
の浸入を防止でき、回り縁とコーナー継手との間
の隙間から水蒸気や水分が浸入して天井下地など
を湿気させたりするのを防止できるものである。
更に、水平片の上面にも突片を突出させたにも拘
わらず内側にも突起体を設けてあるので、突片と
突起体とに回り縁の下面を当接させることにより
コーナー継手の上下方向への揺動を防止してコー
ナー継手のレベル合わせを容易に行なえると共に
突片と突起体の間に確実に上記空間を確保できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上の施工状態を示す斜視図、第3図は本考
案の他例を示す斜視図、第4図は同上の施工状態
を示す斜視図、第5図は本考案の更に他例の施工
状態を示す斜視図である。 1……水平片、2……立上り片、3……回り縁
挿入部、4……突片、5……突起体、10……回
り縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. L字形をした水平片の内隅側の縁に沿つて立上
    り片を立設し、水平片の両端部上面と立上り片の
    両端部内側面にかけて回り縁の外周面に線状に当
    接する突片を突出させ、水平片及び立上り片の端
    部間に突片の内周に沿つた外形を持つ回り縁の端
    部を挿入するための回り縁挿入部を形成し、突片
    よりも内方で水平片上面に突起体を突設して成る
    回り縁の内隅用コーナー継手。
JP9776381U 1981-06-30 1981-06-30 回り縁の内隅用コ−ナ−継手 Granted JPS583554U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9776381U JPS583554U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 回り縁の内隅用コ−ナ−継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9776381U JPS583554U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 回り縁の内隅用コ−ナ−継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS583554U JPS583554U (ja) 1983-01-11
JPS6212023Y2 true JPS6212023Y2 (ja) 1987-03-25

Family

ID=29892547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9776381U Granted JPS583554U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 回り縁の内隅用コ−ナ−継手

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4540793B2 (ja) * 2000-03-31 2010-09-08 大和ハウス工業株式会社 天井コーナー部における天井板見切りランナーの端部処理構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541332U (ja) * 1977-06-06 1979-01-06
JPS5524270U (ja) * 1978-08-04 1980-02-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541332U (ja) * 1977-06-06 1979-01-06
JPS5524270U (ja) * 1978-08-04 1980-02-16

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Publication number Publication date
JPS583554U (ja) 1983-01-11

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