JPS62119140A - 光フアイバの製造方法 - Google Patents

光フアイバの製造方法

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JPS62119140A
JPS62119140A JP60257062A JP25706285A JPS62119140A JP S62119140 A JPS62119140 A JP S62119140A JP 60257062 A JP60257062 A JP 60257062A JP 25706285 A JP25706285 A JP 25706285A JP S62119140 A JPS62119140 A JP S62119140A
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JP
Japan
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optical fiber
resin
coating
temperature
coated
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JP60257062A
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Hiroo Matsuda
松田 裕男
Hiroaki Sano
裕昭 佐野
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 光ファイバの製造工程のうち、線引工程における光ファ
イバに被覆材をコーティングする工程を、被覆材の温度
がコーティングダイスに導入する光ファイバの温度より
高い状態で行うことにより、線引速度の尚速比に対して
も容易に均一な被覆材のコーティングな可能とした光フ
ァイバの製造方法。
〔産業上の利用分野〕
本発明は光ファイバの製造工程のうちで、線引工程にお
ける被覆材の樹脂のコーティング方法に関し、とくに高
速で均一に被覆材をコーティングする工程を含む光ファ
イバの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は光ファイバの線引工程を説明する概要図である
。第5図において、強度の大きい光ファイバ3は、光フ
ァイバ母材1を線引炉2によって加熱溶融延伸した直後
に、たとえばシリコン樹脂やアクリレート樹脂などの液
状樹脂4を満九したコーティングダイス5中を通してコ
ーティングすることにより得られる。6は液状樹脂を硬
化する硬化装置、7は被覆光ファイバ、8は巻取機を示
す。
光ファイバは、その需要の急激な増加に伴い、低価格の
生産が要求され、線引工程においても、高い生産性、す
なわち線引の高速化が重要となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の光ファイバ線引方法では、液状樹脂な安定かつ均
一に光ファイバにコーティングできる線引速度(以下線
速という。)の上限は非常に低く規定されている。その
理由は、線速の上昇に伴い、光ファイバが加熱溶融状態
からコーティングダイスに達する時間が短かくなり、コ
ーティングダイスに導入する光ファイバの温度が上昇す
るためである。第6図は、線引炉とコーティングダイス
間の距離が15mで、外径125μmの光ファイバを線
引した場合の線速と光ファイバ温度の関係を実測した例
である。この実測例からも解るように、従来の方法では
、液状樹脂としての紫外線硬化アクリル樹脂を安定にコ
ーティングできる線速は最高的150 m/minでお
った。この最高線速な向上させる方法としては、従来線
引炉とコーティングダイスの間隔を広げ、自然空冷距離
を大きくするか、線引炉とコーティングダイスの間の雰
囲気温度を低下させるなどによシ光ファイバの温度を低
下させる方法がとられていた。然しこれらの方法は設備
価格が高くなり、また作業性などが悪く製造が不安定に
なるなどの問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は従来の問題点を解決するため、被覆光ファイバ
の製造方法における光ファイバ母材から線引炉により線
引した光ファイバに液状樹脂からなる被覆材をコーティ
ングする工程において、コーティングする液状樹脂から
なる被覆材の温度を、コーティングダイスに導入する光
ファイバの温度より高くすることを特徴としている。
〔作用〕
本発明は線速の変化、すなわち線引された光ファイバの
温度の変化に従って、供給するコーチイブ樹脂の温度を
高く制御することにより、コーティングダイス内の樹脂
の流れ速度分布の変化を小さくすることができ、線速依
存性の少ない均一な高速コーティングが可能となる。以
下実施例によシ詳細に説明する。
〔実施例〕
本発明は、安定に光ファイバに液状樹脂(以下樹脂とい
う。)をコーティングできる線速の上限を容易に向上す
ることができる方法で、具体的には全速度範囲または高
速線引時のみコーティング樹脂の温度を、樹脂の変質が
生じない範囲で上昇させ、製造しようとする高線速にお
いても樹脂の温度を光ファイバの温度以上に保つことを
特徴としている。
従来の方法において一線速時は、光ファイバの温度が上
昇するとコーティングが不安定となる理由は現在解明さ
れていないが、次のような説が考えられる。
一般に樹脂の粘度は温度が高いほど低下するため、第7
図に示すように、低速時に光ファイバと樹脂の温度が一
致している場合にはコーティングダイス内の樹脂の温度
分布、粘度分布は一定しているが、商線速となり光ファ
イバの温度が未だ面温で樹脂の温度より高い状態にある
と、光ファイバ表面付近の樹脂温度が上昇し、従って光
ファイパ表面付近の樹脂粘度が低下する。コーティング
ダイス内の樹脂に粘度分布が生じると、樹脂の流れ状態
は大きく変化し、高線速時に光7アイル表面付近の樹脂
粘度が低下した分布の場合には、第8図に示すように、
低速時に比べ光ファイバ表面付近の樹脂の速度勾配(せ
ん断速度)が大きくなる。このせん断速度が成る値より
大きくなると、光ファイバ表面付近において樹脂のすべ
りが発生し、コーティングが不均一となる。
本発明においては、第1図に示すように、樹脂温度を上
げることによう、高速時も光ファイバ温度より樹脂温度
を高く保てば、コーティングダイス内の樹脂の粘度は光
ファイバ表面で低下することなく、従って、コーティン
グダイス内の樹脂の流れ速度分布も、第2図に示すよう
に光ファイバ表面付近にてせん断速度が大きくなること
もない。
コーティング樹脂の温度は、最高線速を高める目的から
は高い方が望ましいが、主に以下の2点によって制限さ
れる。
即ち、樹脂の変質と、コーティングダイス・硬化装置間
での樹脂の流れの発生である。樹脂の変質に関しては、
熱硬化型樹脂と紫外線硬化型樹脂のうちでも、とくに熱
硬化型樹脂の場合顕著で、コーティングダイス内で樹脂
の硬化反応が進行する。一般には熱硬化型で50〜50
℃、紫外線硬化型で50〜100℃が上限である。樹脂
の流れは、コーティングダイスを出てから樹脂が硬化す
るまでの間に、樹脂の粘度が低い場合には、樹脂の表面
張力により樹脂が数珠玉状に不均一にコーティングされ
る問題であり、樹脂の特性、線引装置などにより上限温
度は固有の値をとる。とくに硬化反応がおそ(、熱硬化
型樹脂の場合、上限温度は低く、重大な問題となる。
樹脂の温度が上記の上限値を超えない範囲でコーティン
グダイスの温度を調節するか、コーティングダイスに供
給する樹脂温度を制御することによシ本発明を容易に具
体化できる。
なお133図に示すように、供給する樹脂温度を光ファ
イバの温度変化、すなわち線速の変化に従って変化させ
る方法をとれば、コーティングダイス内の樹脂の流れ速
度分布の変化を小さくすることが可能であり、線速依存
性が小さく均一な高速コーティングが可能となジ、実用
上露出作業が容易となり、不良屑盪を減少し得るなどの
著しい効果を発揮することが判明した。
以下具体的実施例を示す。
実施例1:線引炉とコーティングダイス間の距離がi5
mである線引機を用いて径135μmφの光ファイバを
線引し、穴径Q、3mφのコーティングダイスを用いて
紫外線硬化型シリコン樹脂をコーティングした。シリコ
ン樹脂の温度を室温にした場合、安定にコーティング可
能な最高線速か160@ 7m i nであったが、シ
リコン樹脂を600に加熱して供給したところ、安定に
コーティングできる最高線速は240m/minであっ
た。このとき、光ファイバのコーティングダイス導入口
での温度は60℃であった。
実施例2:実施例1と同じ線引機を用いて径125μm
φの光ファイバを線引し、紫外線硬化型アクリル樹脂を
コーティングした。樹脂の温度を第4図に示す曲線に従
い、線速の上昇とともに変化させ九ところ、250 m
/minの線速まで外径の太ぎな低下もなく均一なコー
ティングができた。なおこの樹脂を室温で一定にし九場
合には、線速120@/min以上では均一コーティン
グは不可能であった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光ファイバを被覆材によ
りコーティングする工程において、被覆材の温度を光フ
ァイバの温度より高(することにより、容易に均一コー
ティング可能な線速のL限を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるダイス内樹脂の温度および粘度
分布、 第2図は本発明におけるダイス内樹脂の流れ速度分布、 第3図は本発明の実施例におけるダイス内樹脂の温度お
よび粘度分布、 第4図は本発明の実施例における樹脂温度曲線、第5図
は光ファイバの線引工程説明図、第6図は線速と光ファ
イバ温度の関係、第7図は従来の方法におけるダイス内
樹脂の温度および粘度分布、 第8図は従来の方法におけるダイス内樹脂の流れ速度分
布である。 1・・・光ファイバ母材 2・・・線引炉 3・・・光ファイバ 4・・・液状樹脂 5・・・コーティングダイス 6・・・硬化装置 7・・・被覆光ファイバ 8・・・巻取機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光ファイバ母材を加熱溶融延伸して光ファイバとし、 前記光ファイバを、内部に液状樹脂からなる被覆材を満
    たしたコーティングダイスの上方から導入し、 前記コーティングダイスに導入した光ファイバを、前記
    コーティングダイスの下部に設けた光ファイバの外径よ
    り大きい内径の導出孔から、前記液状樹脂からなる被覆
    材をコーティングした状態で導出し、 前記導出した液状樹脂からなる被覆材をコーティングし
    た状態の光ファイバを、前記液状樹脂からなる被覆材を
    硬化する硬化装置を通過させる各工程からなる被覆光フ
    ァイバの製造方法において、前記光ファイバを液状樹脂
    からなる被覆材によりコーティングする工程は、 前記コーティングする液状樹脂からなる被覆材の温度を
    、前記コーティングダイスに導入する光ファイバの温度
    より高くすることを特徴とする光ファイバの製造方法。
JP60257062A 1985-11-15 1985-11-15 光フアイバの製造方法 Expired - Lifetime JPH0662321B2 (ja)

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JPH0662321B2 JPH0662321B2 (ja) 1994-08-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08277148A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光ファイバ心線のコーティング方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5297749A (en) * 1975-12-11 1977-08-16 Western Electric Co Optical fiber and method of manufacturing the same
JPS58217444A (ja) * 1982-06-10 1983-12-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光伝送用ガラスフアイバの製造方法

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