JPS62118732A - 小型モ−タ - Google Patents
小型モ−タInfo
- Publication number
- JPS62118732A JPS62118732A JP25957185A JP25957185A JPS62118732A JP S62118732 A JPS62118732 A JP S62118732A JP 25957185 A JP25957185 A JP 25957185A JP 25957185 A JP25957185 A JP 25957185A JP S62118732 A JPS62118732 A JP S62118732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- brush
- motor
- grooves
- carbon brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、小型モータ、特にカーボン・ブラシと、該カ
ーボン・ブラシと摺動しつつ回転する整流子とをそなえ
た小型モータにおいて、上記整流子の対ブラシ摺動面に
回転方向に対して夫々平行な複数の溝がもうけられてい
る構造をとることにより、上記カーボン・ブラシと整流
子との摺動状態の安定化を図りモータ性能の向上を図る
ようにした小型モータに関するものである。
ーボン・ブラシと摺動しつつ回転する整流子とをそなえ
た小型モータにおいて、上記整流子の対ブラシ摺動面に
回転方向に対して夫々平行な複数の溝がもうけられてい
る構造をとることにより、上記カーボン・ブラシと整流
子との摺動状態の安定化を図りモータ性能の向上を図る
ようにした小型モータに関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕一般に
、小型モータの整流子における対ブラシ摺動面(以下、
単に摺動面と呼ぶ)は、真円度を確保するために1例え
ば旋盤などの工作機械によって切削が行われている。特
に上記整流子と摺動するブラシがカーボン・ブラシであ
る場合には。
、小型モータの整流子における対ブラシ摺動面(以下、
単に摺動面と呼ぶ)は、真円度を確保するために1例え
ば旋盤などの工作機械によって切削が行われている。特
に上記整流子と摺動するブラシがカーボン・ブラシであ
る場合には。
初期なじみや摩擦抵抗などの問題のため、上記整流子の
表面粗さはできるだけ小さくすることが望まれる。しか
しながら、上記整流子表面の切削加工が、バイトを用い
た旋盤加工によるため、加工面(摺動面)に溝状の切削
痕(以下切削溝と呼ぶ)が生じることは避けられない。
表面粗さはできるだけ小さくすることが望まれる。しか
しながら、上記整流子表面の切削加工が、バイトを用い
た旋盤加工によるため、加工面(摺動面)に溝状の切削
痕(以下切削溝と呼ぶ)が生じることは避けられない。
そして、上記旋盤加工による切削溝は螺旋状に形成され
る。
る。
以上説明した如く、螺旋状の切削溝が形成されている従
来の整流子における摺動面をカーボン・ブラシが摺動す
るため、該カーボン・ブラシは。
来の整流子における摺動面をカーボン・ブラシが摺動す
るため、該カーボン・ブラシは。
上記螺旋状の切削溝に倣ってスラスト方向に移動し、当
該カーボン・ブラシを保持しているブラシ・アームの弾
性により原位置に引戻されるという往復動を繰返す。そ
のため、カーボン・ブラシと整流子との接触状態が不安
定となり、電気火花の発生を招来し、ノイズの発生や上
記カーボン・ブラシおよび整流子の摩耗が助長されてモ
ータの寿命を短くするという非所望な問題があった。ま
た。
該カーボン・ブラシを保持しているブラシ・アームの弾
性により原位置に引戻されるという往復動を繰返す。そ
のため、カーボン・ブラシと整流子との接触状態が不安
定となり、電気火花の発生を招来し、ノイズの発生や上
記カーボン・ブラシおよび整流子の摩耗が助長されてモ
ータの寿命を短くするという非所望な問題があった。ま
た。
上記カーボン・ブラシと整流子との接触抵抗が変動する
ため、整流特性が不安定となり、モータの緒特性に悪影
響を及ぼすという問題もあった。
ため、整流特性が不安定となり、モータの緒特性に悪影
響を及ぼすという問題もあった。
本発明は、上記の如き非所望な諸問題を解決することを
口約としており、そのため9本発明の小型モータは、ブ
ラシ・アームに保持されたカーボン・ブラシと、該カー
ボン・ブラシが摺動するようにモータ回転軸に嵌設され
た整流子とをそなえ。
口約としており、そのため9本発明の小型モータは、ブ
ラシ・アームに保持されたカーボン・ブラシと、該カー
ボン・ブラシが摺動するようにモータ回転軸に嵌設され
た整流子とをそなえ。
上記カーボン・ブラシおよび整流子を介して回転子巻線
に対する給電を行うように構成されている小型モータに
おいて、上記整流子の回転方向に対して夫々平行な複数
の溝が穿溝された対ブラシ摺動面を有する整流子をそな
えていることを特徴としている。以下1図面を参照しつ
つ説明する。
に対する給電を行うように構成されている小型モータに
おいて、上記整流子の回転方向に対して夫々平行な複数
の溝が穿溝された対ブラシ摺動面を有する整流子をそな
えていることを特徴としている。以下1図面を参照しつ
つ説明する。
第1図は本発明の詳細な説明図であり、第1図(A)は
本発明に係る回転子における整流子部分の側面図、第1
図(B)は第1図(A)図示矢印A−Aにおける正面図
を示し、第2図は第1図図示整流子における摺動面の拡
大図を示す。図中の符号lは整流子片、1′は整流子の
摺動面、2は溝、3は整流子端子、4はカーボン・ブラ
シ、5はブラシ・アーム、6はモータ回転軸、7は回転
子コア、8は回転子巻線を表わす。
本発明に係る回転子における整流子部分の側面図、第1
図(B)は第1図(A)図示矢印A−Aにおける正面図
を示し、第2図は第1図図示整流子における摺動面の拡
大図を示す。図中の符号lは整流子片、1′は整流子の
摺動面、2は溝、3は整流子端子、4はカーボン・ブラ
シ、5はブラシ・アーム、6はモータ回転軸、7は回転
子コア、8は回転子巻線を表わす。
第1図(A)および(B)において、ブラシ・アーム5
により保持されたカーボン・ブラシ4は。
により保持されたカーボン・ブラシ4は。
ブラシ・アーム5の弾性による所定押圧力でもって整流
子1の摺動面1′に摺動する。そして1回転子コア7に
巻回されている回転子巻線8は、整流子端子3に接続(
図示省略)されている。従って。
子1の摺動面1′に摺動する。そして1回転子コア7に
巻回されている回転子巻線8は、整流子端子3に接続(
図示省略)されている。従って。
上記回転子巻線8に対する給電は、上記ブラシ・アーム
5.カーボン・ブラシ4.整流子片1.整流子端子3を
介して行なわれる。
5.カーボン・ブラシ4.整流子片1.整流子端子3を
介して行なわれる。
本発明の小型モータは、第1図(A)および第2図に図
示されている如く、上記整流子片1の摺動面1′に該整
流子片1の回転方向に対して夫々平行に形成された複数
の溝2.T、・・・がもうけられている。即ち、当該溝
2.2.・・・は上記カーボン・ブラシ4の摺動方向に
対して夫々独立して平行に形成されている。なお、当該
溝2,2.・・・を形成するに当っては、切削加工、転
造加工、プレス加工等により行うようにする。また、上
記夫々の溝2のピッチp(第2図図示)は、0.05m
m以上。
示されている如く、上記整流子片1の摺動面1′に該整
流子片1の回転方向に対して夫々平行に形成された複数
の溝2.T、・・・がもうけられている。即ち、当該溝
2.2.・・・は上記カーボン・ブラシ4の摺動方向に
対して夫々独立して平行に形成されている。なお、当該
溝2,2.・・・を形成するに当っては、切削加工、転
造加工、プレス加工等により行うようにする。また、上
記夫々の溝2のピッチp(第2図図示)は、0.05m
m以上。
深さd(第2図図示)は0.01 w以上とすることが
望ましい。
望ましい。
以上説明した如く2本発明の小型モータは、整流子片1
の摺動面1′に当該整流子片1の回転方向(換言すれば
上記カーボン・ブラシ4の摺動方向)に対して夫々平行
な複数の溝(ピッチル、深さd)2.2.・・・が形成
されているため、上記カーボン・ブラシ4が上記摺動面
1′と摺動する際に、モータ回転軸6のスラスト方向へ
の移動を防止することが可能となり、カーボン・ブラシ
4と整流子片1との摺動状態即ち接触状態を安定させる
ことができる。
の摺動面1′に当該整流子片1の回転方向(換言すれば
上記カーボン・ブラシ4の摺動方向)に対して夫々平行
な複数の溝(ピッチル、深さd)2.2.・・・が形成
されているため、上記カーボン・ブラシ4が上記摺動面
1′と摺動する際に、モータ回転軸6のスラスト方向へ
の移動を防止することが可能となり、カーボン・ブラシ
4と整流子片1との摺動状態即ち接触状態を安定させる
ことができる。
以上説明した如く1本発明によれば、カーボン・ブラシ
と整流子との接触状態を安定させることが可能となるこ
とにより、下記の如き優れた特性を有する小型モータを
提供することができる。
と整流子との接触状態を安定させることが可能となるこ
とにより、下記の如き優れた特性を有する小型モータを
提供することができる。
(イ)火花発生および電気的ノイズの低減。
(ロ)最高回転数の向上。
(ハ)回転数の変動防止。
(ニ)カーボン・ブラシおよび整流子の摩耗低減による
モータ寿命の向上。
モータ寿命の向上。
第1図(A)および(B)は本発明の詳細な説明図、第
2図は第1図図示整流子における摺動面の拡大図を示す
。 図中21は整流子片、1′は摺動面、2は溝、3は整流
子端子、4はカーボン・ブラシ、5はブラシ・アーム、
6はモータ回転軸、7は回転子コア。 8は回転子巻線を表わす。 特許出願人 マブナモーター株式会社代理人弁理士
森 1) 寛(外2名)牙 1 図
2図は第1図図示整流子における摺動面の拡大図を示す
。 図中21は整流子片、1′は摺動面、2は溝、3は整流
子端子、4はカーボン・ブラシ、5はブラシ・アーム、
6はモータ回転軸、7は回転子コア。 8は回転子巻線を表わす。 特許出願人 マブナモーター株式会社代理人弁理士
森 1) 寛(外2名)牙 1 図
Claims (1)
- ブラシ・アームに保持されたカーボン・ブラシと、該カ
ーボン・ブラシが摺動するようにモータ回転軸に嵌設さ
れた整流子とをそなえ、上記カーボン・ブラシおよび整
流子を介して回転子巻線に対する給電を行うように構成
されている小型モータにおいて、上記整流子の回転方向
に対して夫々平行な複数の溝が穿溝された対ブラシ摺動
面を有する整流子をそなえていることを特徴とする小型
モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25957185A JPS62118732A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 小型モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25957185A JPS62118732A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 小型モ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62118732A true JPS62118732A (ja) | 1987-05-30 |
Family
ID=17335970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25957185A Pending JPS62118732A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 小型モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62118732A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2850215A1 (fr) * | 2003-01-20 | 2004-07-23 | Denso Corp | Armature d'une machine electrique rotative et demarreur comportant l'armature |
JP2008131823A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Denso Corp | 直流電動機 |
US7608956B2 (en) | 2005-05-30 | 2009-10-27 | Denso Corporation | Automotive engine starter and electric rotary machine designed to withstand vibrational impact |
KR20180086729A (ko) * | 2017-01-23 | 2018-08-01 | 엘지이노텍 주식회사 | 모터 |
CN109155497A (zh) * | 2016-05-10 | 2019-01-04 | Lg伊诺特有限公司 | 电机 |
JP2020171091A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | 株式会社デンソー | 直流モータ |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP25957185A patent/JPS62118732A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2850215A1 (fr) * | 2003-01-20 | 2004-07-23 | Denso Corp | Armature d'une machine electrique rotative et demarreur comportant l'armature |
US7608956B2 (en) | 2005-05-30 | 2009-10-27 | Denso Corporation | Automotive engine starter and electric rotary machine designed to withstand vibrational impact |
US7847467B2 (en) | 2005-05-30 | 2010-12-07 | Denso Corporation | Automotive engine starter and electric rotary machine designed to withstand vibrational impact |
US7893593B2 (en) | 2005-05-30 | 2011-02-22 | Denso Corporation | Automotive engine starter and electric rotary machine designed to withstand vibrational impact |
DE102006024922B4 (de) * | 2005-05-30 | 2016-04-28 | Denso Corporation | Rotierende elektrische Maschine und Anlasser |
JP2008131823A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Denso Corp | 直流電動機 |
US7990017B2 (en) | 2006-11-24 | 2011-08-02 | Denso Corporation | DC motor having enhanced startability |
CN109155497A (zh) * | 2016-05-10 | 2019-01-04 | Lg伊诺特有限公司 | 电机 |
US11128203B2 (en) | 2016-05-10 | 2021-09-21 | Lg Innotek Co., Ltd. | Motor |
KR20180086729A (ko) * | 2017-01-23 | 2018-08-01 | 엘지이노텍 주식회사 | 모터 |
JP2020171091A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | 株式会社デンソー | 直流モータ |
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