JPS621184Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS621184Y2 JPS621184Y2 JP1981149006U JP14900681U JPS621184Y2 JP S621184 Y2 JPS621184 Y2 JP S621184Y2 JP 1981149006 U JP1981149006 U JP 1981149006U JP 14900681 U JP14900681 U JP 14900681U JP S621184 Y2 JPS621184 Y2 JP S621184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator car
- elevator
- rail
- attitude control
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 11
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、屈曲部を有する鉄搭などに設けら
れる斜行屈曲エレベータ、すなわち屈曲部の両側
の傾斜角度が変わる昇降路をエレベータかごが往
復動するエレベータに関するものである。
れる斜行屈曲エレベータ、すなわち屈曲部の両側
の傾斜角度が変わる昇降路をエレベータかごが往
復動するエレベータに関するものである。
上記のように傾斜角度が変化する昇降路をエレ
ベータかごが往復動するエレベータで、鉄搭に設
けるものなどではエレベータの制御を無線誘導で
行うことが考えられるが、このようなものでは、
エレベータかごに設けるアンテナが昇降路の長手
方向に張られた信号用の電線と所定間隔を保つて
平行に移動することが要求される。
ベータかごが往復動するエレベータで、鉄搭に設
けるものなどではエレベータの制御を無線誘導で
行うことが考えられるが、このようなものでは、
エレベータかごに設けるアンテナが昇降路の長手
方向に張られた信号用の電線と所定間隔を保つて
平行に移動することが要求される。
この考案は、上述した要求に応えて、昇降路に
屈曲部があつてもエレベータかごに伴つて設ける
アンテナが信号用の電線と所定間隔の非接触状態
を保つてエレベータかごの往復動に移動できるよ
うにした斜行屈曲エレベータを提供することを目
的としている。
屈曲部があつてもエレベータかごに伴つて設ける
アンテナが信号用の電線と所定間隔の非接触状態
を保つてエレベータかごの往復動に移動できるよ
うにした斜行屈曲エレベータを提供することを目
的としている。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
る。
図において、１は屈曲部１ｂの上下で水平面に
対する傾斜角度が変化する昇降路、２は昇降路１
を往復動するエレベータかごである。上記昇降路
１には主レール３、姿勢制御用レール４およびカ
ウンタウエイト用レール５が上記エレベータかご
２に対し上方から下方に配設され、上記レール
３，４，５には相対応する部分にそれぞれ屈曲部
３ａ，４ａ，５ａが形成され、これらの両側の水
平面に対する傾斜角度が変わつている。またレー
ル３，４，５はレールブラケツト６を介してそれ
ぞれ支持枠７に固定され、昇降路１の長手方向に
沿つて延びている。上記主レール３にはエレベー
タかご２の上部を構成する駆動枠８が走行自在に
支持されている。すなわち、駆動枠８の前後両端
部に枢着された左右各１対の上、下ガイドローラ
９，１０で主レール３が挾持されている。上記駆
動枠８の下部にはエレベータかご２のかご室１２
を有する部分の上部が枢軸１１で前後方向の回動
自在に連結されている。上記かご室１２を有する
部分の下部は姿勢制御用レール４に走行自在に支
持されている。すなわち、エレベータかご２下部
の昇降路１上方端部に固定した支持板１３に左右
１対の上、下ガイドローラ１４，１５が枢着さ
れ、これらのローラ１４，１５で姿勢制御用レー
ル４が挾持されている。そして、エレベータかご
２の枢軸１１とエレベータかご２下部の支持板１
３による姿勢制御用レール４への支持部を結ぶ水
平面に対し一定角度になる関係位置に主レール３
と姿勢制御用レール４とが配設されている。ま
た、支持板１３に取付板１６が前後方向の回動可
能に枢着され、取付板１６の昇降路１下側に延び
る先端部に上、下ガイドローラ１７，１８が枢着
され、これらのローラ１７，１８によつて姿勢制
御用レール４が挾持されている。上記取付板１６
にはエレベータかご２を無線誘導するためなどに
用いるエレベータ制御用のループアンテナ１９が
装着されている。このアンテナ１９と対向して昇
降路１の長手方向に沿う電線２０が適宜の固定部
材に支持されて姿勢制御用レール４と平行に張架
されている。上記駆動枠８には複数本の主ロープ
２１の一端部が連結され、主ロープ２１は昇降路
１上方の機械室２２に設けた巻揚機のドラム２３
に巻かれ、主ロープ２１の他端部がカウンタウエ
イト２４に連結され、このカウンタウエイト２４
はカウンタウエイト用レール５に走行自在に支持
されている。すなわち、カウンタウエイト２４の
前後両端部に枢着された左右各一対の上、下ガイ
ドローラ２５，２６でカウンタ用レール５が挾持
されている。なお、第１図中、２７，２８は主レ
ール３、カウンタウエイト用レール５の屈曲部３
ａ，５ａの谷側と対向する部分に配設した主ロー
プガイドローラであり、これらのローラ２７，２
８で主ロープ２１を支持することにより、主ロー
プ２１の揺れを防止している。また、第２図中、
２９は駆動枠８に設けた非常止め装置である。
対する傾斜角度が変化する昇降路、２は昇降路１
を往復動するエレベータかごである。上記昇降路
１には主レール３、姿勢制御用レール４およびカ
ウンタウエイト用レール５が上記エレベータかご
２に対し上方から下方に配設され、上記レール
３，４，５には相対応する部分にそれぞれ屈曲部
３ａ，４ａ，５ａが形成され、これらの両側の水
平面に対する傾斜角度が変わつている。またレー
ル３，４，５はレールブラケツト６を介してそれ
ぞれ支持枠７に固定され、昇降路１の長手方向に
沿つて延びている。上記主レール３にはエレベー
タかご２の上部を構成する駆動枠８が走行自在に
支持されている。すなわち、駆動枠８の前後両端
部に枢着された左右各１対の上、下ガイドローラ
９，１０で主レール３が挾持されている。上記駆
動枠８の下部にはエレベータかご２のかご室１２
を有する部分の上部が枢軸１１で前後方向の回動
自在に連結されている。上記かご室１２を有する
部分の下部は姿勢制御用レール４に走行自在に支
持されている。すなわち、エレベータかご２下部
の昇降路１上方端部に固定した支持板１３に左右
１対の上、下ガイドローラ１４，１５が枢着さ
れ、これらのローラ１４，１５で姿勢制御用レー
ル４が挾持されている。そして、エレベータかご
２の枢軸１１とエレベータかご２下部の支持板１
３による姿勢制御用レール４への支持部を結ぶ水
平面に対し一定角度になる関係位置に主レール３
と姿勢制御用レール４とが配設されている。ま
た、支持板１３に取付板１６が前後方向の回動可
能に枢着され、取付板１６の昇降路１下側に延び
る先端部に上、下ガイドローラ１７，１８が枢着
され、これらのローラ１７，１８によつて姿勢制
御用レール４が挾持されている。上記取付板１６
にはエレベータかご２を無線誘導するためなどに
用いるエレベータ制御用のループアンテナ１９が
装着されている。このアンテナ１９と対向して昇
降路１の長手方向に沿う電線２０が適宜の固定部
材に支持されて姿勢制御用レール４と平行に張架
されている。上記駆動枠８には複数本の主ロープ
２１の一端部が連結され、主ロープ２１は昇降路
１上方の機械室２２に設けた巻揚機のドラム２３
に巻かれ、主ロープ２１の他端部がカウンタウエ
イト２４に連結され、このカウンタウエイト２４
はカウンタウエイト用レール５に走行自在に支持
されている。すなわち、カウンタウエイト２４の
前後両端部に枢着された左右各一対の上、下ガイ
ドローラ２５，２６でカウンタ用レール５が挾持
されている。なお、第１図中、２７，２８は主レ
ール３、カウンタウエイト用レール５の屈曲部３
ａ，５ａの谷側と対向する部分に配設した主ロー
プガイドローラであり、これらのローラ２７，２
８で主ロープ２１を支持することにより、主ロー
プ２１の揺れを防止している。また、第２図中、
２９は駆動枠８に設けた非常止め装置である。
上述のように構成された斜行屈曲エレベータ
は、巻揚機を駆動させてそのドラム２３を正、逆
転させることにより、主ロープ２１で駆動枠８を
介しエレベータかご２が昇降路１を往復動する。
この場合に、主レール３、姿勢制御用レール４の
屈曲部３ａ，４ａをエレベータかご２が通過し、
屈曲部３ａ，４ａの両側でレール３，４の傾斜角
度が変わつても、主レール３に走行自在に支持さ
れた駆動枠８にエレベータかご２のかご室１２を
有する部分が前後方向の回動可能に枢着されてい
ると共に、エレベータかご２の下部が姿勢制御用
レール４に走行自在に支持されているので、駆動
枠８とかご室１２を有する部分の相対角度が変わ
り、かご室１２の床面１２ａが常に水平状態を保
持してエレベータかご２が走行される。また、エ
レベータかご２のかご室１２を有する部分の下部
に枢着した取付板１６を姿勢制御用レール４に走
行自在支持し、上記取付板１６にアンテナ１９を
装着したので、このアンテナ１９はエレベータか
ご２の往復動に伴い取付板１６を介して姿勢制御
用レール４に追従し、またエレベータかご２のか
ご室１２を有する部分の傾斜に合せることがで
き、電線２０と常に所定間隔の近接状態を保つて
移動する。したがつて、姿勢制御用レール４に屈
曲部４ａがあつても、アンテナ１９は一定感度を
保持し、エレベータの制御などを安定して行うこ
とができる。
は、巻揚機を駆動させてそのドラム２３を正、逆
転させることにより、主ロープ２１で駆動枠８を
介しエレベータかご２が昇降路１を往復動する。
この場合に、主レール３、姿勢制御用レール４の
屈曲部３ａ，４ａをエレベータかご２が通過し、
屈曲部３ａ，４ａの両側でレール３，４の傾斜角
度が変わつても、主レール３に走行自在に支持さ
れた駆動枠８にエレベータかご２のかご室１２を
有する部分が前後方向の回動可能に枢着されてい
ると共に、エレベータかご２の下部が姿勢制御用
レール４に走行自在に支持されているので、駆動
枠８とかご室１２を有する部分の相対角度が変わ
り、かご室１２の床面１２ａが常に水平状態を保
持してエレベータかご２が走行される。また、エ
レベータかご２のかご室１２を有する部分の下部
に枢着した取付板１６を姿勢制御用レール４に走
行自在支持し、上記取付板１６にアンテナ１９を
装着したので、このアンテナ１９はエレベータか
ご２の往復動に伴い取付板１６を介して姿勢制御
用レール４に追従し、またエレベータかご２のか
ご室１２を有する部分の傾斜に合せることがで
き、電線２０と常に所定間隔の近接状態を保つて
移動する。したがつて、姿勢制御用レール４に屈
曲部４ａがあつても、アンテナ１９は一定感度を
保持し、エレベータの制御などを安定して行うこ
とができる。
なお、上記実施例では屈曲部が昇降路の１個所
にある斜行屈曲エレベータについて説明したが、
この考案は屈曲部が複数個所にあり、傾斜角度が
屈曲部の両側でそれぞれ変わるものにも適用でき
る。
にある斜行屈曲エレベータについて説明したが、
この考案は屈曲部が複数個所にあり、傾斜角度が
屈曲部の両側でそれぞれ変わるものにも適用でき
る。
以上説明したように、この考案の斜行屈曲エレ
ベータは、エレベータかご２の上部を屈曲部３ａ
の両側で水平面に対する傾斜角度が変わる主レー
ル３に走行自在に支持し、エレベータかご２の上
部にかご室１２の上方部を前後方向に回動可能に
枢着し、エレベータかご２の下部を屈曲部４ａの
両側で水平面に対する傾斜角度が変わる姿勢制御
用レール４に走行自在に支持し、エレベータかご
２の下部に前後方向に回動可能に枢着した取付板
１６を姿勢制御用レール４に走行自在に支持し、
このレール４の長手方向に沿つて架設した信号用
の電線２０に近接させてエレベータ制御用のアン
テナ１９を装着したので、エレベータかご２の往
復動に伴い、アンテナ１９が取付板１６を介して
エレベータかご２のかご室１２を有する部分の傾
斜に合せられ、また姿勢制御用レール４に追従
し、このレール４に屈曲部４ａがあつても、アン
テナ１９と電線２０とを常に所定間隔の近接状態
に保つことができ、アンテナ１９の感度も一定の
良好な感度に保持できるという効果がある。
ベータは、エレベータかご２の上部を屈曲部３ａ
の両側で水平面に対する傾斜角度が変わる主レー
ル３に走行自在に支持し、エレベータかご２の上
部にかご室１２の上方部を前後方向に回動可能に
枢着し、エレベータかご２の下部を屈曲部４ａの
両側で水平面に対する傾斜角度が変わる姿勢制御
用レール４に走行自在に支持し、エレベータかご
２の下部に前後方向に回動可能に枢着した取付板
１６を姿勢制御用レール４に走行自在に支持し、
このレール４の長手方向に沿つて架設した信号用
の電線２０に近接させてエレベータ制御用のアン
テナ１９を装着したので、エレベータかご２の往
復動に伴い、アンテナ１９が取付板１６を介して
エレベータかご２のかご室１２を有する部分の傾
斜に合せられ、また姿勢制御用レール４に追従
し、このレール４に屈曲部４ａがあつても、アン
テナ１９と電線２０とを常に所定間隔の近接状態
に保つことができ、アンテナ１９の感度も一定の
良好な感度に保持できるという効果がある。
第１図はこの考案の一実施例を示す概略側面
図、第２図は同要部の拡大側面図、第３図は第２
図の−線に沿う断面図である。 １……昇降路、２……エレベータかご、３……
主レール、３ａ……屈曲部、４……姿勢制御用レ
ール、４ａ……屈曲部、８……駆動枠（エレベー
タかごの上部）、１２……かご室、９，１０，１
４，１５，１７，１８……ガイドローラ、１６…
…取付板、１９……アンテナ、２０……電線。な
お、図中一符号は同一部分を示す。
図、第２図は同要部の拡大側面図、第３図は第２
図の−線に沿う断面図である。 １……昇降路、２……エレベータかご、３……
主レール、３ａ……屈曲部、４……姿勢制御用レ
ール、４ａ……屈曲部、８……駆動枠（エレベー
タかごの上部）、１２……かご室、９，１０，１
４，１５，１７，１８……ガイドローラ、１６…
…取付板、１９……アンテナ、２０……電線。な
お、図中一符号は同一部分を示す。
Claims (1)
- 屈曲部１ａの両側で水平面に対する傾斜角度が
変わる昇降路１内に設けられ、昇降路１の屈曲部
１ａと対応する屈曲部３ａ，４ａの両側で水平面
に対する傾斜角度が変わる主レール３、姿勢制御
用レール４と、かご室１２の床面１２ａが水平に
保持されて昇降路１を往復動するエレベータかご
２とを有する斜行エレベータに於いて、エレベー
タかご２の上部を上記主レール３に走行自在に支
持し、エレベータかご２の上部にかご室１２上方
部を前後方向に回動可能に枢着し、エレベータか
ご２の下部を上記姿勢制御用レール４に走行自在
に支持し、主レール３と姿勢制御用レール４とを
エレベータかご２の枢着部とエレベータかご２下
部の支持部を結ぶ直線が水平面に対し一定角度に
なる関係位置に配設し、エレベータかご２の下部
に前後方向に回動可能に枢着した取付板１６を姿
勢制御用レール４に走行自在に支持し、姿勢制御
用レール４の長手方向に沿つて信号用の電線２０
を架設し、上記取付板１６にエレベータ制御用の
アンテナ１９を上記電線２０と近接させて装着し
たことを特徴とする斜行屈曲エレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14900681U JPS5853758U (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 斜行屈曲エレベ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14900681U JPS5853758U (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 斜行屈曲エレベ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5853758U JPS5853758U (ja) | 1983-04-12 |
| JPS621184Y2 true JPS621184Y2 (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=29941797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14900681U Granted JPS5853758U (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 斜行屈曲エレベ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853758U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101948061A (zh) * | 2010-09-10 | 2011-01-19 | 东南电梯股份有限公司 | 一种变曲率弧行曳引电梯 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5483174U (ja) * | 1977-11-18 | 1979-06-13 |
-
1981
- 1981-10-07 JP JP14900681U patent/JPS5853758U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101948061A (zh) * | 2010-09-10 | 2011-01-19 | 东南电梯股份有限公司 | 一种变曲率弧行曳引电梯 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5853758U (ja) | 1983-04-12 |
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