JPS62117698A - 汚泥固化方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は下水汚泥のセメント固化方法に関し、湿田、沼
地等の土壌改質にも適用可能である。

〔従来の技術〕

下水汚泥は含水率が約８０係と高く、そのままではトラ
ック等車両が通行できる圧縮強度０５５〜が得られない
ために埋立てできない。そこで下水汚泥１００重量部に
対ｉ〜、下水汚泥焼却灰１０重量部、速硬性セメント１
０重量部を混練し、２４時間後に圧縮強度０５１輪以上
を得て埋立てている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

（１）コスト低減 速硬性セメントは活性アルミナ系の特殊な配合なため高
価である。そこでこの使用量を減少させたい。

（２）養生時間の短縮 従来の方法では、汚泥の含水率が高いため、養生時間が
長く、処理に時間がかかる。

そこで養生時間を２４時間より短かくしたい。

本発明は、上記のようにコストの低減と養生時間の短縮
をはかることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

このため、本発明は、下水汚泥に汚泥焼却灰、活性アル
ミナ系速硬性セメントを混練する際に、高分子吸水剤を
添加混練することを特徴とする。

〔作用〕

一般にコンクリートは水：セメント比（Ｗ／Ｃ）が５０
％前後である。従来の方法では水：汚泥：焼却灰：セメ
ントが８０　：　２０　：　１０　：　１０であるから
、Ｗ／Ｃは８００ｖ＋　で、水が著しく過剰になってい
たため、養生、乾燥に長時間を要すとともにセメント量
の低減が困難であった。

そこで本発明において、高分子吸水剤の添加によると、
汚泥に含まれる過剰水分が吸水剤に固定されるため、短
時間でセメントが固化し短時間で圧縮強度０．５〜を達
成できる。

なお本発明において、汚泥とは、下水処理場で沈降分離
した含水固形分をさし、汚泥焼却灰とは、汚泥焼却炉か
ら出る灰分をさす。また活性アルミナ系速硬性セメント
として、例えば「ジェットセメント」（住友セメント商
品名）、「スタビライト」（三菱鉱業セメント商品名）
等があシ、高分子吸水刻々して、例えば「サンウェット
」（三洋化成商品名）等が使用可能である。

〔実施例〕

本発明において、各組成物の混合の手順は後に示すよう
にいくつも考えられるが、混線後の組成は汚泥ＡＩ例え
ば、含水率約８０係）：汚泥焼却灰Ｂ：速硬性セメント
Ｃ：高分子吸水剤りが１００部　：１０部：１〜１０部
：００１〜１部が適当である。吸水剤りが高価であり、
吸水剤りの必要量に応じて、速硬性セメン）Ｃを減少さ
せる必要がある。

混合手順の例を第１図〜第４図に示す。なお、第５図は
従来の混練手順を示す。

〔例１〕　■　Ａ＋Ｄ　　（第１図参照）■　Ｂ＋Ｃ ■　■＋■ 〔例２〕　■　Ｂ＋Ｃ’＋Ｄ（第２図参照）■　Ａ＋■ 〔列３〕　■　Ａ＋Ｂ　　（第３図参照）■　Ｃ＋Ｄ ■　■＋■ 〔例４〕　■　Ａの１部十〇（第４図参照）■　Ａの犬
部分十Ｂ＋Ｄ ■　■＋■ なお、吸水剤りが少量であるため第２図に示す混合手順
が最良と思われる。

本発明では、各組成物を添加した後、放置しておくだけ
で十分固化が可能である。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、次のような長所が得られ
る。

（１）　　速硬性セメントの使用量が低減でき、コスト
を低減できる。

（２）　　養生時間が５〜１５時間で圧縮強度を０．５
￥ｉにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図はそれぞれ本発明にもとすく各組成物の
混練手順を示す説明図、第５図は従来の混練手順を示す
説明図である。 Ａ・・・汚泥、Ｂ・・・焼却灰、Ｃ・・・セメント、Ｄ
・・・吸水剤、Ｅ・・・混練汚泥。 逼臆汚泥巨

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 汚泥固化を行うに当り、汚泥に高分子吸水剤、汚泥焼却
   灰、および活性アルミナ系速硬性セメントを混練して汚
   泥を固化することを特徴とする汚泥固化方法。