JPS6211705Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6211705Y2
JPS6211705Y2 JP1980187158U JP18715880U JPS6211705Y2 JP S6211705 Y2 JPS6211705 Y2 JP S6211705Y2 JP 1980187158 U JP1980187158 U JP 1980187158U JP 18715880 U JP18715880 U JP 18715880U JP S6211705 Y2 JPS6211705 Y2 JP S6211705Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston rod
rod
operating
striker
operating force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980187158U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57107634U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980187158U priority Critical patent/JPS6211705Y2/ja
Publication of JPS57107634U publication Critical patent/JPS57107634U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6211705Y2 publication Critical patent/JPS6211705Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、変速機操作用倍力装置に関するもの
で、詳しくは操作力取出部の改良に関するもので
ある。
変速機操作用倍力装置として、シリンダ部を備
えたハウジングと、ピストンを備え、該ハウジン
グに対して摺動可能かつ回動可能に配設した中空
ピストンロツドと、該ロツド内に摺動可能かつ回
動を規制されて配設した操作ロツドと、上記中空
ピストンロツドに固定突出させた操作力取出部と
からなり、チエンジレバーの操作力を上記操作ロ
ツドに伝達して該ロツドを上記ピストンロツド内
で摺動させ、この移動によつて流体圧をピストン
ロツドのピストンに作用させて、上記操作ロツド
の移動に追従させ、もつてピストンロツドで倍力
された変速機操作力を上記操作力取出部から得る
ようにしたものがある。
このような変速機操作用倍力装置は、極めて構
造が複雑であり、特に操作力取出部におけるスト
ライカーの形状は複雑で、その加工が極めて困難
であるとともに長時間を要し、製造コストが高価
になるという欠点を有している。
そこで、出願人は、先に実願昭55−159178号
(実開昭57−81917号公報参照)によつて第1図,
第2図に示したような変速機操作用倍力装置にお
ける操作力取出部を提供した。この操作力取出部
は、頭部1の中央下面にボール係合用凹部2を備
え、かつ頭部1の横断面外周を略楕円形に形成し
たボルト3と、該ボルトの頭部1を遊嵌させる孔
4を備えたピストンロツド5と、該ピストンロツ
ドの外側に嵌着する孔6を備え、かつ該孔に直交
する方向に貫設した上記孔4と同径の孔7を備え
たストライカー8と、該ストライカーの下部に装
着し、スプリング9を介してボール10をボルト
3の凹部2に弾圧させるプラグ11とからなり、
上記ボルト3を操作ロツド12に固着させて、頭
部1をピストンロツド5およびストライカー8の
孔4,7間に介在させ、もつてピストンロツド5
とストライカー8の相対回動を規制するととも
に、ピストンロツド5と操作ロツド12との相対
摺動を可能に、かつ相対回動を規制させるように
したものである。なお、この操作力取出部では、
ストライカー8をピストンロツド5に対して摺動
を規制するために、ストライカー8の両側に位置
させ、ピストンロツド5の外周にスナツプリング
13a,13bを係合させている。
以下に、先に提供した操作力取出部の作用を、
変速機操作用倍力装置とともに、第1図,第2図
で説明する。
先ず運転者がチエンジレバー(図示せず)をセ
レクト操作すると、該セレクト力によつて操作ロ
ツド12が回動され、ボルト3を介してストライ
カー8が回動されてセレクトが行なわれる。続い
て運転者がチエンジレバー(図示せず)をシフト
操作すると、該シフト力によつて操作ロツド12
はピストンロツド5内を摺動して、たとえば左方
向へ移動する。この場合、ピストンロツド5、ス
トライカー8、プラグ11、ボール10は移動せ
ず、ボルト3、操作ロツド12のみが左方向へ移
動するのでボルト3はボール10上に乗り上げる
ことになる。そして、操作ロツド12と共にコネ
クター14を介してパイプ15が左方向へ移動
し、リテイニングリング16によつてバルブリフ
ター17が移動し、遊動弁18が反発バネ19の
附勢力に抗して左方向へ移動するので遊動弁18
と固定弁座20との間に間〓が生じる。すると、
矢印A方向から圧縮空気がパイプ15内、通孔2
1を通り、上記固定弁座20と遊動弁18との間
〓を通り、さらにピストンロツドの通孔22を通
つてハウジング23に形成したシリンダ24のピ
ストン右室25に入り、ピストンロツドのピスト
ン部26に左方向へ押圧する様作用するのでピス
トンロツド5が左方向へ移動し、該ロツド5と共
にストライカー8が左方向へ移動し、この状態い
わゆる操作ロツド12とピストンロツド5との間
に相対変位の生じている状態で変位し、即ち、ピ
ストン部26に継続して圧縮空気を作用させるこ
とにより、倍力されたシフト力がストライカー8
に連結した変速機レバーに伝達され、トランスミ
ツシヨンのギヤーがチエンジされる。この操作ロ
ツド12に加えている力を解除すると、操作ロツ
ド12は、バルブリフター17に作用している空
気圧による反力、バネ9および反発バネ30によ
り戻され、ボール10はボルト3の空心位置にバ
ネ9の力により、元の状態に戻り、圧縮空気は排
出される。なお、第1図において、27は遊動
弁、28は固定弁座、29はバルブリフター、3
3は反発バネ、31はピストン右室、32は通孔
である。
このような変速機操作用倍力装置では、第2図
に示したように、ストライカー8を該ストライ
カーの両側に位置させ、ピストンロツド5の外周
面に係合させたスナツプリング13a,13bに
よつて支持させているので、ピストンロツド5の
孔4とストライカー8の孔7間にずれの生じる虞
れがあり、それらの孔4,7によつてボルト3の
頭部1が挾込まれ、それによつてピストンロツド
5に対する操作ロツド12の摺動抵抗が増大する
虞れがある。またピストンロツド5にストライカ
ー8を係止するに当り、スナツプリング13a,
ストライカー8,スナツプリング13bをそれぞ
れピストンロツド5の一方端から嵌合させ、それ
らをピストンロツド5のほぼ中央まで移動させな
ければならず、組付け作業も効率が悪い。
本考案は、これらの問題点を解消した変速機操
作用倍力装置を提供するもので、上記ピストンロ
ツドの軸心に対して直交するように上記ピストン
ロツドの腹部に嵌挿され、かつ、上記ピストンロ
ツド内に同軸状に配設さた上記操作ロツドが自身
の腹部に直交状態で嵌挿された中空円筒状ストラ
イカーと、頭部横断面外周を略楕円形に形成し、
該ストライカー内で上記操作ロツドに固着させた
案内駒(ボルト)とによつて操作力取出部を構成
し、該案内駒(ボルト)によつて上記ピストンロ
ツドと上記操作ロツドとの相対摺動を可能にし、
かつ相対回動を規制させるようにしたことにあ
る。
以下第3図に示した実施例を参照して本考案を
説明する。本考案に係る変速機操作用倍力装置
は、中空ピストンロツド5の軸心に対して直交す
るように上記ピストンロツド5の腹部に嵌挿さ
れ、かつ、自身の腹部に穿設した孔42に、上記
ピストンロツド5内に同軸状に配設された操作ロ
ツド12を直交状態で嵌挿された中空円筒状スト
ライカー43と、頭部横断面外周を略楕円形に形
成し、該ストライカー内で操作ロツド12に固着
させた案内駒(ボルト)3とによつて操作力取出
部を構成し、該案内駒(ボルト)によつてピスト
ンロツド5と操作ロツド12との相対摺動を可能
にし、かつ相対回動を規制させるようにしたもの
である。なお、上記ストライカー43の外径は上
記ピストンロツド5の外径よりも小さく形成され
ると共に、上記ピストンロツド5の内径(上記操
作ロツド12の外径に等しい)よりも大きく形成
されている。また、第3図において、1は案内駒
(ボルト)頭部、2はボール係合用凹部、9はス
プリング、10はボール、11はプラグであり、
これらおよび上記案内駒(ボルト)3、操作ロツ
ド12は第2図に示した各対応する要素と同一の
ものである。したがつて本考案では、部品として
ストライカー43と加工部分としてピストンロツ
ド5に穿設した孔41の径が従来に対して変わ
る。
上記した本考案に係る操作力取出部は、ピスト
ンロツド5の孔41にストライカー43を直交状
に嵌挿し、次いで該ストライカー43の孔42に
操作ロツド12を直交状に嵌挿し、続いて案内駒
(ボルト)3を操作ロツド12に固着し、さらに
ボール10およびスプリング9を介在させてプラ
グ11をストライカー43に装着して組付ける。
上述の如き本考案に係る変速機操作用倍力装置
によれば、ストライカーは中空円筒状の極めて単
純な形状のもので済むので、その製作が容易とな
り、従つて装置のコストダウンを図ることができ
る。しかも、ストライカーを従来のものに比べて
小型にできるので、装置全体の小型化を図ること
ができる。また、その組付けに当り、スナツプリ
ングを使用せず、またストライカーをピストンロ
ツド端部から嵌合させて移動する必要がなく、し
たがつて組付けが容易となり、しかも案内駒(ボ
ルト)の頭部がピストンロツドとストライカーと
によつて挾込まれる虞れがなく、したがつてピス
トンロツドに対する操作ロツドの摺動抵抗が増大
する虞れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は先に提供した変速機操作用倍力装置の
横断面図、第2図はその操作力取出部の断面図
で、第2図はそのピストンロツドの軸と直角な
縦断面図、第2図はそのピストンロツドの軸と
平行な縦断面図、第2図は第2図におけるA
−A線断面図、第3図は本考案に係る変速機操作
用倍力装置における操作力取出部の断面図で、第
3図はそのピストンロツドの軸と直角な縦断面
図、第3図はそのピストンロツドの軸と平行な
縦断面図、第3図は第3図におけるB−B線
断面図である。 1……頭部、2……ボール係合用凹部、3……
案内駒(ボルト)、5……ピストンロツド、12
……操作ロツド、41……孔、42……孔、43
……ストライカー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダ部を備えたハウジングと、ピストンを
    備え、該ハウジングに対して摺動可能かつ回動可
    能に配設した中空ピストンロツドと、該ロツド内
    に摺動可能かつ回動を規制されて配設した操作ロ
    ツドと、上記中空ピストンロツドに固定突出させ
    た操作力取出部とからなり、チエンジレバーの操
    作力を上記操作ロツドに伝達して該ロツドを上記
    ピストンロツド内で摺動させ、この移動によつて
    流体圧をピストンロツドのピストンに作用させ
    て、上記操作ロツドの移動に追従させ、もつてピ
    ストンロツドで倍力された変速機操作力を上記操
    作力取出部から得るようにした変速機操作用倍力
    装置において、 (a) 上記中空ピストンロツドの軸心に対して直交
    するように上記ピストンロツドの腹部に嵌挿
    し、かつ、上記ピストンロツド内に同軸状に配
    設した上記操作ロツドを、自身の腹部に直交状
    態で嵌挿させた中空円筒状ストライカーと、 (b) 頭部横断面外周を略楕円形に形成し、該スト
    ライカー内で上記操作ロツドに固着させた案内
    駒と、 によつて上記操作力取出部を構成し、該案内駒に
    よつて上記中空ピストンロツドと上記操作ロツド
    と相対摺動を可能に、かつ相対回動を規制させる
    ようにしたことを特徴とする変速機操作用倍力装
    置。
JP1980187158U 1980-12-25 1980-12-25 Expired JPS6211705Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980187158U JPS6211705Y2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980187158U JPS6211705Y2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57107634U JPS57107634U (ja) 1982-07-02
JPS6211705Y2 true JPS6211705Y2 (ja) 1987-03-20

Family

ID=29989729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980187158U Expired JPS6211705Y2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6211705Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62228738A (ja) * 1986-03-28 1987-10-07 Aisin Seiki Co Ltd 変速機操作用倍力装置の節度感向上機構

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040322Y2 (ja) * 1979-05-24 1985-12-05 自動車機器株式会社 変速機操作用倍力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57107634U (ja) 1982-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0702172B1 (en) Manual transmission
JPH11257110A (ja) 内燃機関の圧縮比切換装置
JPS6211705Y2 (ja)
JPS6124375U (ja) ラツクアンドピニオン式ステアリング装置
JP2003276581A (ja) パーキング装置
JPS6213867Y2 (ja)
JPH0130255Y2 (ja)
JPH0130679Y2 (ja)
JPS6315056Y2 (ja)
JPS606645Y2 (ja) アクチユエ−タ
JP2532799Y2 (ja) パイロット式スプール弁のショック吸収装置
JPH088374Y2 (ja) 変速機操作用倍力装置
JPH087164Y2 (ja) 変速機操作用パワ−シフト装置
JPS6324493Y2 (ja)
JPS6040322Y2 (ja) 変速機操作用倍力装置
JPH0414645Y2 (ja)
JPH0526064B2 (ja)
JPH08133169A (ja) クラッチリリースのアシスト装置
JPH0422084Y2 (ja)
JPH0124430Y2 (ja)
JP2508802Y2 (ja) 変速機操作装置
JPS5846265Y2 (ja) 湿式クラツチのレリ−ズ機構
JPH0240363Y2 (ja)
JPH0722497Y2 (ja) 油圧クラツチ用制御弁
JP2000136802A (ja) 減圧弁型パイロット弁