JPS62116763A - 蒸着層を有する熱収縮性プラスチツクフイルムの製造方法 - Google Patents
蒸着層を有する熱収縮性プラスチツクフイルムの製造方法Info
- Publication number
- JPS62116763A JPS62116763A JP60254378A JP25437885A JPS62116763A JP S62116763 A JPS62116763 A JP S62116763A JP 60254378 A JP60254378 A JP 60254378A JP 25437885 A JP25437885 A JP 25437885A JP S62116763 A JPS62116763 A JP S62116763A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic film
- vapor
- shrinkable plastic
- deposited layer
- active gas
- Prior art date
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- Granted
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- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（１）産業上の利用分野
本発明は、意匠効果の大きい金属蒸着層を有する熱収縮
性プラスチックフィルムに関するものであり、高度な意
匠効果を有するシュリンク包装材に利用される。
性プラスチックフィルムに関するものであり、高度な意
匠効果を有するシュリンク包装材に利用される。
（２）従来技術とその問題点
収縮包装は複雑な形状の商品を容易に、しかも商品の形
状に沿ったタイトな包装が可能であり、広範囲の商品群
の包装に利用されている。収縮包装に利用される熱収縮
性プラスチックフィルムには、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン
テレフタレート、発泡ポリオレフィン等があり、印刷、
金属蒸着等の意匠効果を付与して実際に用いられている
。
状に沿ったタイトな包装が可能であり、広範囲の商品群
の包装に利用されている。収縮包装に利用される熱収縮
性プラスチックフィルムには、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン
テレフタレート、発泡ポリオレフィン等があり、印刷、
金属蒸着等の意匠効果を付与して実際に用いられている
。
しかしながら、収縮フィルムは完全に均一に収縮するわ
けではなく、フィルム４歪みが生じ、それが原因となり
、印刷、金属蒸着等の意匠効果に多くの問題点を生んで
いる。すなわち、印刷においては画像の歪み、印刷イン
キの密着力低下等が生じ、又金属蒸着においては金属蒸
着層と器材の収縮フィルム間の密着力低下に伴なう金属
蒸着層の割れ、剥離などが生じ、技術的に大きな問題と
なっている。
けではなく、フィルム４歪みが生じ、それが原因となり
、印刷、金属蒸着等の意匠効果に多くの問題点を生んで
いる。すなわち、印刷においては画像の歪み、印刷イン
キの密着力低下等が生じ、又金属蒸着においては金属蒸
着層と器材の収縮フィルム間の密着力低下に伴なう金属
蒸着層の割れ、剥離などが生じ、技術的に大きな問題と
なっている。
（３）発明の目的
本発明はこれら上記諸問題に鑑み、特に金属蓋＠層のυ
ｊれ、剥離がまったく発生しないことを目的とした、意
匠効果の大きい金属蒸着層を有する熱収縮性プラスチッ
クフィルムの製造方法を提供するものである。
ｊれ、剥離がまったく発生しないことを目的とした、意
匠効果の大きい金属蒸着層を有する熱収縮性プラスチッ
クフィルムの製造方法を提供するものである。
（４）発明の構成
本発明は、熱収縮性プラスチックフィルムに、活性ガス
の存在下による低温プラズマ処理を施し、必要に応じて
画像をグラビア印刷し、その俊、該処理面に金属蒸着層
を施してなることを特徴とする。すなわち、熱収縮性プ
ラスチックフィルムを活性ガスの存在下で低温プラズマ
処理することにより、次工程で成される印刷インキ層及
び金属蒸着層の密着力が極めて強くなり、収縮包装時に
歪みによる金属蒸着層の割れ、さらには金属蒸着表面か
らの剥離が防げるようになった。
の存在下による低温プラズマ処理を施し、必要に応じて
画像をグラビア印刷し、その俊、該処理面に金属蒸着層
を施してなることを特徴とする。すなわち、熱収縮性プ
ラスチックフィルムを活性ガスの存在下で低温プラズマ
処理することにより、次工程で成される印刷インキ層及
び金属蒸着層の密着力が極めて強くなり、収縮包装時に
歪みによる金属蒸着層の割れ、さらには金属蒸着表面か
らの剥離が防げるようになった。
また、この印刷インキ層や金属蒸着層を保護するため、
この上に別の熱収縮性プラスチックフィルムを積層する
こともできる。
この上に別の熱収縮性プラスチックフィルムを積層する
こともできる。
なお、本発明に記載する熱収縮性プラスチックフィルム
とは、一般的に収縮包装で用いられているポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポ
リエチレンテレフタレート、発泡ポリオレフィン等を意
味し、望ましくはポリ塩化ビニルが良い。
とは、一般的に収縮包装で用いられているポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポ
リエチレンテレフタレート、発泡ポリオレフィン等を意
味し、望ましくはポリ塩化ビニルが良い。
また、本発明に記載する金属蒸着層とは、層のあつざが
２００〜７００オングストロームのアルミニウム、銅等
を意味する。
２００〜７００オングストロームのアルミニウム、銅等
を意味する。
また更に、本発明に於ける活性ガス中での低温プラズマ
処理とは、酸素、窒素等の活性ガス、好ましくは酸素１
０〜５０％、窒素９０〜５０％からなる混合ガス中で、
真空度０．１〜１０ＴＯＲＲ０、プラズマ出力２００〜
１５００Ｗ、処理時間１５〜６０秒の条件に於ける低温
プラズマ処理を意味する。
処理とは、酸素、窒素等の活性ガス、好ましくは酸素１
０〜５０％、窒素９０〜５０％からなる混合ガス中で、
真空度０．１〜１０ＴＯＲＲ０、プラズマ出力２００〜
１５００Ｗ、処理時間１５〜６０秒の条件に於ける低温
プラズマ処理を意味する。
以下、更に実施例にて詳細な説明をする。なお、以下の
実施例は、酸素、窒素、酸素２０％士窒素８０％の混合
ガス、ヘリウムの４種類のガスを用いて低温プラズマ処
理した場合の実施例である。
実施例は、酸素、窒素、酸素２０％士窒素８０％の混合
ガス、ヘリウムの４種類のガスを用いて低温プラズマ処
理した場合の実施例である。
〈実施例１〉
（１）被処理λｔＪｔＡ：厚さ４０μのポリ塩化ビニル
（日本カーバイド■製） （２）プラズマ処理条件 ａ）プラズマ発生機二東芝■製 ＴＭＺ−４０７２（周
波数２４５０Ｍ１−ｉｚ）ｂ）出カニ５００Ｗ Ｃ）処理ガス；酸素 ｄ）真空度；１．０ＴＯＲＲ。
（日本カーバイド■製） （２）プラズマ処理条件 ａ）プラズマ発生機二東芝■製 ＴＭＺ−４０７２（周
波数２４５０Ｍ１−ｉｚ）ｂ）出カニ５００Ｗ Ｃ）処理ガス；酸素 ｄ）真空度；１．０ＴＯＲＲ。
ｅ）処理時間；３０秒
（３）印刷条件
２５μｍ２５０１グラビアパタ一ン版による画像形成（
インキ；アクリル−塩酢ビ−イソシアネート硬化型のＭ
ＥＴ２５００（大日本インキ化学■製）） （４）金属蒸着 約５００オングストロームの厚みのアルミニウム蒸着 〈実施例２〉 （１）被処理基材；実施例１と同じ （２）プラズマ処理条件 ａ）ｂ）ｄ）ｅ）は実施例１に同じ Ｃ）処理ガス；窒素 （３）印刷条件；実施例１に同じ （４）金属蒸着：実施例１に同じ 〈実施例３〉 （１）被処理基材：実施例１と同じ （２）プラズマ処理条件 ａ）ｂ）ｄ）ｅ）は実施例１に同じ Ｃ）処理ガス；酸素２０％士窒素５０％の混合ガス （３）印刷条件；実施例１に同じ （４）金属蒸着；実施例１に同じ 〈実施例４〉 （１）被処理基材；実施例１と同じ （２）プラズマ処理条件 ａ）ｂ）ｄ）ｅ）は実施例１に同じ Ｃ）処理ガス：ヘリウム （３）印刷条件：実施例１に同じ （４）金属蒸着；実施例１に同じ 以上のように、４種類のガスによるプラズマ処理したポ
リ塩化ビニルフィルムを得た。
インキ；アクリル−塩酢ビ−イソシアネート硬化型のＭ
ＥＴ２５００（大日本インキ化学■製）） （４）金属蒸着 約５００オングストロームの厚みのアルミニウム蒸着 〈実施例２〉 （１）被処理基材；実施例１と同じ （２）プラズマ処理条件 ａ）ｂ）ｄ）ｅ）は実施例１に同じ Ｃ）処理ガス；窒素 （３）印刷条件；実施例１に同じ （４）金属蒸着：実施例１に同じ 〈実施例３〉 （１）被処理基材：実施例１と同じ （２）プラズマ処理条件 ａ）ｂ）ｄ）ｅ）は実施例１に同じ Ｃ）処理ガス；酸素２０％士窒素５０％の混合ガス （３）印刷条件；実施例１に同じ （４）金属蒸着；実施例１に同じ 〈実施例４〉 （１）被処理基材；実施例１と同じ （２）プラズマ処理条件 ａ）ｂ）ｄ）ｅ）は実施例１に同じ Ｃ）処理ガス：ヘリウム （３）印刷条件：実施例１に同じ （４）金属蒸着；実施例１に同じ 以上のように、４種類のガスによるプラズマ処理したポ
リ塩化ビニルフィルムを得た。
次に上記４種類のプラズマ処理フィルムと未処理の該ポ
リ塩化ビニルフィルムとの積層を下記条件にて実施し、
アルミ蒸着層を有した熱収縮性ポリ塩化ビニルフィルム
の積層品を得た。
リ塩化ビニルフィルムとの積層を下記条件にて実施し、
アルミ蒸着層を有した熱収縮性ポリ塩化ビニルフィルム
の積層品を得た。
く積層条件〉
（１）方法；ドライラミネーション
（２）接着剤； ＥＰＳ−９０（ウレタン系、大日本イ
ンキ化学■製） （３）版：９０μｍ１１０１のグラビア版（４）塗工量
：４〜５ｑ／Ｔｄ（乾燥時）（５）発明の効果 上記積層品の接着強度の測定結果を表−１に示す。
ンキ化学■製） （３）版：９０μｍ１１０１のグラビア版（４）塗工量
：４〜５ｑ／Ｔｄ（乾燥時）（５）発明の効果 上記積層品の接着強度の測定結果を表−１に示す。
この結果、実施例１．２．３、すなわち、酸素、窒素及
び酸素２０％士窒素８０％の混合ガス中でのプラズマ処
理による効果が著しく良好でおり、実用に耐える接着強
度を示した。
び酸素２０％士窒素８０％の混合ガス中でのプラズマ処
理による効果が著しく良好でおり、実用に耐える接着強
度を示した。
次に下記表−２の条件で熱収縮テストを実施したところ
、表−３の結果を１ｑだ。これから、活性ガスによるプ
ラズマ処理を行なった実施例１〜３のフィルムはいずれ
もアルミ蒸着層の割れ、剥離等について優れた耐性を示
し、特に酸素２０％、窒素８０％の混合ガス中でのプラ
ズマ処理品は優れていた。
、表−３の結果を１ｑだ。これから、活性ガスによるプ
ラズマ処理を行なった実施例１〜３のフィルムはいずれ
もアルミ蒸着層の割れ、剥離等について優れた耐性を示
し、特に酸素２０％、窒素８０％の混合ガス中でのプラ
ズマ処理品は優れていた。
Claims (2)
- （１）熱収縮性プラスチックフィルムを活性ガス中で低
温プラズマ処理した後、該処理面に金属蒸着層を施して
なる事を特徴とする蒸着層を有する熱収縮性プラスチッ
クフィルムの製造方法。 - （２）活性ガスが酸素と窒素の混合ガスであることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の蒸着層を有する熱
収縮性プラスチックフィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60254378A JPS62116763A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | 蒸着層を有する熱収縮性プラスチツクフイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60254378A JPS62116763A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | 蒸着層を有する熱収縮性プラスチツクフイルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62116763A true JPS62116763A (ja) | 1987-05-28 |
| JPS6411115B2 JPS6411115B2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=17264150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60254378A Granted JPS62116763A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | 蒸着層を有する熱収縮性プラスチツクフイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62116763A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0391395A2 (en) * | 1989-04-07 | 1990-10-10 | Ykk Corporation | Coupling element row for slide fastener and surface treating method for the same |
| JPH04212842A (ja) * | 1990-12-06 | 1992-08-04 | Toppan Printing Co Ltd | 蒸着フィルム |
| JP2008209443A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 吸収型多層膜ｎｄフィルターの製造方法 |
| ITRM20080449A1 (it) * | 2008-08-08 | 2010-02-09 | Michele Colajanni | Foglio plastico laminato con metallo prezioso |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50104188A (ja) * | 1974-01-24 | 1975-08-16 | ||
| JPS55139431A (en) * | 1979-04-16 | 1980-10-31 | Sekisui Chem Co Ltd | Production of chlorine-containing resin molded article having deposited layer |
-
1985
- 1985-11-13 JP JP60254378A patent/JPS62116763A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50104188A (ja) * | 1974-01-24 | 1975-08-16 | ||
| JPS55139431A (en) * | 1979-04-16 | 1980-10-31 | Sekisui Chem Co Ltd | Production of chlorine-containing resin molded article having deposited layer |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0391395A2 (en) * | 1989-04-07 | 1990-10-10 | Ykk Corporation | Coupling element row for slide fastener and surface treating method for the same |
| JPH04212842A (ja) * | 1990-12-06 | 1992-08-04 | Toppan Printing Co Ltd | 蒸着フィルム |
| JP2008209443A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 吸収型多層膜ｎｄフィルターの製造方法 |
| ITRM20080449A1 (it) * | 2008-08-08 | 2010-02-09 | Michele Colajanni | Foglio plastico laminato con metallo prezioso |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6411115B2 (ja) | 1989-02-23 |
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