JPS62116111A - 石材用丸鋸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、周囲に切削部材を備えた周辺リムと、その側
面が加圧接着組付けした直径が同じである薄板製の２枚
の環状円板で覆われ、その中心には駆動シャフトへの取
付は用中央リングが施されている合成コアとを具備した
、石材用丸鋸に関するものである。

（従来の技術） 本発明の主要用途は、蒔いにも拘らず、のこぎり動作時
に優れた耐偏向性を示すところの、軽量で低騒音の鋸円
板の製造である。

ＤＥ−ＡＳ第１０４２８７４号は、石材用の低騒音丸鋸
に関するものである。コアを構成するものは直径の等し
い２枚の薄い環状金属円板であって。

この円板は振動吸収材料でで″きたシートのいずれかの
側に同軸状に配置されている。これらのディスクは加圧
接着によって相互に堅固に結合されている。吸収シート
を介在させることにより、切削力が加えられた際、切削
部材と石材との相！ｆ作用によって生じる騒音は減少し
、また騒【１がなくなることさえある。

ただ遺憾なことに、この鋸は静的な力および動的な力が
不十分であるという欠点がある。なぜなら、堅い石材に
鋸をあてた際、許容し難い切削偏向を受けるからである
。

同様に、ベルギーの特許出願第０／１８８．５５７号も
、側面応力を吸収し、−直線の切削を可撤とする丸鋸に
関するものである。

この鋸は、ソーサ形状に打抜いたド１い鋼板製の２枚の
対称状円板から成っている。第１の実施例では、円板は
両凹の丸鋸を形成するように背面同士が結合され、かか
る丸鋸の隅切り端部はスペーサ・リングで分離保持され
ている。第２の実施例では１円板は表面同上が結合され
て面取りバイトが形成され、このバイトの中心部は中空
となっている０円板間の空域には、振動吸収材料が充填
されている。

この実施例によって鋸は強固なものとなるが４軽州にな
ることはまったくない、さらに、このようにして製作し
た丸鋸のコアの厚みは。

従来型の円板の厚みと実質的に同じである。

従って、かかる丸鋸では、のこぎり動作時における材ネ
゛１の損失を減少させることはできない。

（発明が解決しようとする問題点） このように、従来の丸鋸にあっては、切削時において、
騒音を発したり、また強度不足から偏向し石材を一直線
に切削できない等の問題があった。

本発明は、上述した欠点を克服する丸鋸に関するもので
ある０本発明の目的は、騒音を発生せず、またのこぎり
動作時偏向を受けることなく堅い石を一直線に切削でき
る鋸円板を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 面して、本発明は、Ｌ１囲に切削部材を備え。

その側面が加圧接看組付けした直径が同じである薄板製
の２枚の環状円板で覆われ、その中心には駆動シャフト
への取付は用中央リングが施されている合成コアを取囲
む周辺リムを具備した１石材用の丸鋸に関するものであ
る。この鋸のコアは、開または閉の細胞の細胞状構造を
もち、前記環状円板をあてる薄い骨組みから構成されて
いる。

第１の実施例では、コアは、軽量の金属製で４好ましく
ははちの巣構造をもつ細胞状のマトリックスである。

第２の実施例では、鋸のコアは、開または閉の細胞をも
つ堅牢なフオームｃｉＬ）状の合成細胞状材料である。

本コアは、騒音吸収弾性材料のコーティングを施すか、
および／または同材料を充填するのが望ましい。

本発明の１面に従えば、環状円板は、厚みがほぼ０．１
０ｍｍ　〜０．８ｈｓであるが、とりわけ６ＱＯｍｍの
径のものでは厚みが０．１５ｍｍの、軟鋼製の薄いシー
トである。

（７メげ実施例） 本発明のその他の特徴および詳細は、例を挙げて２つの
実施例を分りやすく図解している添付図面を参照しつつ
下記の詳細説明を読めば明らかとなろう。

各図において、同一の参照番号は同一または類似の部材
を示す。

第１図に示されるとおり、全体を通じて参照番号１で示
すところの本発明に従う丸鋸は、２枚の環状円板５によ
ってともに固定されている周辺リム２、合成コア３、お
よび中央リング４を具備している。

周辺リム２は、合成コアを取囲んでいて、その周囲に、
例えば、両側面でコアとわずかながら重なるダイアモン
ド争セグメントより成る切削部材を備えている。このダ
イアモンド・セグメントは、リム２に占う付けるか、レ
ーザ溶接してもよい。

本発明に従う鋸円板の第１の実施例では、コア３を構成
するものは、ラメラ状に配置した薄い交差１１モの東風
の複数の大面形細胞７から成る金属製のシートである。

この細胞状の格子は、周辺リム２の環状部に配置されて
いる。これは中心部では金属製の補強材となり、この補
強材にアセンブリ舎リング４が取付けられている０周辺
リム２、コア３、および中央リング４は、直径が同じで
ある２枚の薄い環状円板間に堅固に保持され、堅牢なア
センブリを形成している。

自己維持は元の巣状構造には吸収材料を充填して、騒音
を吸収し、動作時におけるバイトのｆｆレベルを減少さ
せるのが望ましい。

また、閉細胞多孔性構造をもつ堅固なフオーム（あわ）
状の合成材料を用いることができる。ちなみに、かかる
材料には、　ＲＯＨＭ社（ダルムシュタット、ドイツ連
邦共和国）製のＲＯＨＡＣＥＬＬ（Ｒ１材料がある。使
用合成材料は、ポリメタクリリマイド、ポリスチレン、
ポリ塩化ビニール、ポリウレタン、およびフェノール・
ホルムアルデヒド樹脂であればよい。

本発明に従う丸鋸の２つの具体例を以下で説明する。

旧０ｕ Ｄｌ、フラニル硬度が４１〜４４Ｒｃ、厚みが約３．４
ｆｆｌｆｆｉの鍛鋼プレート製の周辺リム２は、レーザ
で切削し、外径を６００ｍｍおよび内径を　４２８ｍｍ
としたものである。

リム２の周囲には、　　４．５ｍｍ幅のダイアモンド・
セグセントがとり付けられていて、いずれかの側でリム
と重なっている。リムの内側にはショルダー８があって
、これは中央面から見て対称となっている。

ショルダー８の奥行きは０．２０ｅｕｉであって、粘着
剤層の厚みだけ増大した銅円板の厚みに一致している。

ショルダー８の幅は２０ｍｍである。

リムは、前方を厚みが０．１５ｍ−の薄鋼円板で覆われ
た型板（ｔｅｍｐｌａｔｅ図示していない）の上に取付
ける０本円板は、その」二面に、　ＣＧＭＰ　（アント
ワープ）製のＥＳＰ１０９粘着剤がコーティングされて
いる。その径は、リム２の各ショルダーの外径よりわず
かながら小さいものとなっている。

また、外径が１．２０ｍｍ、厚みが約３８ｓ＋ｓで、穴
のある中央リング４を、上記のテンプレート上に取付け
る。

周辺リムおよび中央リング４によって、テンプレートＬ
の粘着剤１をコーティングした環状区域が規定される。

細胞状のｔ′ｔもの巣構造体をテンプレート−ヒに取付
ける。本構造体は、アルミニウム等の軽着金属でできた
シート３の形態をしている。当該の構造体は、所定の寸
法に切削したはもの巣状パネルから作製する。

妥当な細胞状構造体の例はｒＨＥＸＣＥＬＪまたはｒｃ
ＹＡＮＡＭＩ口」材料であって、これはとくに航空業界
で広く使用されている。この材料は、アルミニウム、ス
テンレス・スティール、ＫＥＶＬＡＲまたはＮＯＭＥＸ
タイプの合成樹脂等の、様々な金属材料や非金属材料で
作られる。

本発明の１側面として、ｔ’ｔ　６の巣状コア３の細胞
７には、エーチレン／ビニール番アセテート共重合体の
粉末が充填されている。

粉末充填コアから成るテンプレートはついで、第１の銅
円板と同じ厚みの第２鋼円板５でＥｌう。この円板には
、約２５０〜３５０℃の温度に耐えることができるＥＳ
Ｐ１０９粘着剤がコーティングされている。

全体を加圧下で所定の場所に保持し、オートクレーブ内
に置く。

温度が上昇すると、共心合体粉末が溶解し。

共屯合して、本構造体の各細胞を充填するｆ！％硬化性
の樹脂が形成される。本樹脂は優れた消音特性を有して
いて、各細胞が共鳴腔として作用するのを防止する。

本樹脂は、自己維持構造体を堅牢なものとし、鋼シート
のすｊ−）Ｏをより良好なものとすることによって、同
構造体の強度を高める一層とナル、　　ＢＡＹＥＲ社製
の粉末、例えばＬＥＶＭＳＩＮＴ（ＲＩヲ使用すること
により、良好な結果が得られた。

このようにして作成した鋸の動的強度は、従来の中実丸
鋸の動的強度より高いものとなっている。

けだし、約０．１５ｍｍ厚の２枚の軟鋼シートで覆った
わずか２．８〜３．０１厚のｔ’ｔ　Ｌの巣状構造体よ
り成る一層薄いコアを使用しているにも拘らず、合成円
板の動的強度は、在来型円板の動的強度と同じになるか
らである。

木ｊｔ　Ｌの巣構造体は、類似の力学的特性を備えた中
実同等品よりはるかに軽量であるという利点をもってい
る。

本発明になる合成円板が在来型円板に比べて＋１ｉ　（
１（面で優れているという利点はたいへん値打ちのある
ものであって、を量は約半分に減少する。６００■の径
のものでは、在来型円板の重量はｆｌ、７　ｋｇである
が、本発明に従う合成円板の重にはたかだか３．０　ｋ
ｇである。

このｆｆｌ量の減少により、大きな径の円板が一層扱い
やすくなる。

几困湾」 外径が９００ｍｍの合成円板を、内径が７０８ｍｍ。

厚みが３．８ｍｍのものでは、外径が８８８１の周辺リ
ムを３．０Ｈの厚みの金属製の自己維持はちの巣構造体
に取付けることによって作製する。

周辺リムと１１モの巣状コアの両面に形成された奥行き
が０．３ｍｍのショルダーを、　　０．５ａ＋ｍ厚の薄
い軟鋼板でできた２枚の環状円板で覆う。

従って１合成円板の総厚みは３．８ａ＋ｍであるが、同
じ径の在来型円板の総厚みは４．７５ｍｍを越えている
。

９００−重の合成円板の周辺リムには厚みが５．０Ｉ１
ｍシかないセグメントを設けることができるが、標準円
板では、セグメントの最小厚はすくなくとも６．５ｍ層
である。

セグメントの厚みがこのようにかなり減少するため、使
用ダイアモンド固結物（ｃｏｎｃｒｅｔｉｏｎ）の縫は
約２５パーセント節約できる。また、のこぎり動作中の
材料の損失やエネルギー消費も。

同程度減少せしめることができる。

本発明に従う合成円板と在来型円板との間の重晴差は、
実際にはもっと大きくなる。在来型９００ｍｍの円板の
工賃は２３ｋｇであるが、合成コアを用いればこの値は
７ｋｇに減少する。

このため、ｔ″＊モの巣状構造体にはシリコンをベース
とした弾性高分子生成物、好ましくは。

ＧＯＬＤＥＮ　ＨＥＲＭＥＴＩＴＥ（Ｒ’を充填し、こ
れが粘着しないうちにスパチュラで均質に塗りつける。

−４０〜＋２５０℃の温度に耐性のある弾性樹脂は、乾
燥することによって形成される。厚みが約０．１５ｍｍ
のこれら２枚の環状軟鋼円板を、実施例１で述べたＥＳ
Ｐ１０９粘着剤により、はもの巣構造体の両側面に結合
する。

１０５を越えるショアー硬度をもつバルモラルについて
の比較のこぎり動作試験を、径が９００ｆｆｌ１ｍの鋸
を用いて、試験ベンチ」二で行った。バルモラルは石英
を多く含んだ花こう岩である。音絶縁のない試験ベンチ
周辺で、ＢＲＵ−ＥＬおよびＫＪＡＥＲの静騒肝レベル
・アナライザを用い、１ｍの距離を置いて測定した騒音
レベルは、約５ｄＢはど減少し、在来型銅の９７ｄＢ（
Ａ）から本発明に従う鋸の９２ｄＢまで低下する。′Ａ
４の周辺速度は３８履／Ｓである。

本発明は、前述した行程実施例に限定されるものでなく
、４１Ｆ許請求の範囲内で多くの変更がこれらの実施例
になされ得るものであることは明白である。

また、鋸の騒音の減少を目的とした吸収材料は、上記の
共重合体でなく、シリンコン・フオームであってもよい
。

側面シートの結合は、周辺リムおよび中央リングのレベ
ルで、レーザ溶接により随意に強化することができる。

（発明の効果） 以ト説明したように本発明は、コアが開または閉の細胞
による細胞構造を有して２枚の環状円板をあてる薄い骨
組みからなっているから、切削時における騒音を低減で
き、かつ強度が向卜し偏向を受けず石材を一直線状に切
ることができ、しかも薄型であるため石材の無駄が低減
される。さらには、軽琶化が図れるので、扱い易く、実
用価値の高いものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明に従う鋸の部分的に切断した側面図で
ある。 第２図は、第１図の詳細断面である。 第３図は、第１図および第２図に示した鋸の平径に沿う
部分断面である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕周囲に切削部材（６）を備え、その側面が加圧接
   着組付けした直径が同じである薄板製の２枚の環状円板
   （５）で覆われ、その中心には駆動シャフトへの取付け
   用中央リングが施されている合成コア（３）を取囲む周
   辺リム（２）を具備した石材用の丸鋸（１）であって、
   前記コア（３）が開または閉の細胞の細胞状構造をもち
   、前記環状円板をあてる薄い骨組みから成ることを特徴
   とする石材用丸鋸。 〔２〕前記コア（３）が、好ましくははちの巣構造をも
   つ細胞状のマトリックスであることを特徴とする、特許
   請求の範囲第１項記載の石材用丸鋸。 〔３〕前記細胞状マトリックスが軽量の金属でできてい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載の石材
   用丸鋸。 〔４〕前記コア（３）が閉細胞の細胞状構造をもち堅牢
   なフォーム（あわ）状の合成材料から構成されているこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載の石材用丸
   鋸。 〔５〕前記コア（３）に騒音吸収弾性材料のコーティン
   グを施したことを特徴とする、特許請求の範囲第１項ま
   たは第４項記載の石材用丸鋸。 〔６〕前記コア（３）に騒音吸収弾性材料を充填したこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲第１項または第２項記
   載の石材用丸鋸。 〔７〕前記コア（３）の厚みが２．８〜５．０ｍｍであ
   るが、好ましくは、鋸円板の径が６００ｍｍのものでは
   この厚みが３．０ｍｍ、また鋸円板の径が９００ｍｍ以
   上のものではこの厚みが３．６ｍｍであることを特徴と
   する、上述した特許請求の範囲第１項ないし第６項のう
   ちいずれか１項に記載の石材用丸鋸。 〔８〕前記吸収材料が発泡ポリウレタンであることを特
   徴とする、上述した特許請求の範囲第１項ないし第７項
   のうちいずれか１項に記載の石材用丸鋸。 〔９〕前記吸収材料がシリコン・フォーム（あわ）であ
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項〜第７項の
   うちいずれか１項に記載の石材用丸鋸。 〔１０〕前記環状円板（５）が軟鋼の薄いシートであっ
   て、その厚みは約０．１０〜０．８０ｍｍであるが、と
   りわけ径が６００ｍｍのものでは厚みが０．１５ｍｍで
   あることを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第
   ９項のうちいずれか１項に記載の石材用丸鋸。