JPS62115827A - 微粒子流の流れ制御装置 - Google Patents

微粒子流の流れ制御装置

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JPS62115827A
JPS62115827A JP25484285A JP25484285A JPS62115827A JP S62115827 A JPS62115827 A JP S62115827A JP 25484285 A JP25484285 A JP 25484285A JP 25484285 A JP25484285 A JP 25484285A JP S62115827 A JPS62115827 A JP S62115827A
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JP
Japan
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chamber
nozzle
flow
pressure
fine particles
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JP25484285A
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English (en)
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Noriko Kurihara
栗原 紀子
Masao Sugata
菅田 正夫
Hiroyuki Sugata
裕之 菅田
Toru Den
透 田
Kenji Ando
謙二 安藤
Osamu Kamiya
神谷 攻
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、微粒子の移送や吹き付は等に利用される微粒
子流の流れ制御装置に関するもので、例えば、微粒子に
よる、成膜加工、複合素材の形成、ドープ加工、または
微粒子の新たな形成場等への応用が期待されるものであ
る。
未明細書において、微粒子とは、原f、分子、ラジカル
、イオン、超微粒子及び一般微粒子をいう。また、ビー
ムとは、流れ方向に断面積がほぼ一定の噴流のことをい
い、その断面形状は問わないものである。
[従来の技術] ・股に微粒子−は、キャリアガス中に分散浮遊されて、
キャリアガスの流れによって移送されている。
従来、上記微粒子の移送に伴う微粒子の流れ制御は、ヒ
流側と下流側の差圧によって、キャリアガスと共に流れ
る微粒子の全流路を、管材又は筺体で区画することによ
って行われているに過ぎない。従って、微粒子の流れは
、その強弱はあるものの必然的に、微粒子の流路を区画
する管材又は筐体内全体に分散した状態で生ずることに
なる。
また、微粒子を基体へ吹き付ける場合等においては、ノ
ズルを介してキャリアガスと共に微粒子を噴出させるこ
とが行われている。この微粒子の吹き付けに用いられて
いるノズルは、単なる平行管又は先細ノズルで、確かに
噴出直後の微粒子の噴流断面はノズル端目面の面積に応
じて絞られる。しかし、噴流はノズルの出口面で拡散さ
れるので、cトに−・時的に流路を絞っただけのものに
過ぎず、また噴流の速度が音速を越えることはない。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、微粒子の全流路を管材又は筐体で区画し、上
流側と下流側の差圧によって、この流路に沿ってキャリ
アガスと共に微粒子を移送するのでは、それほど高速の
移送速度は望み得ない、また、微粒子の流路を区画する
管材や筐体の壁面と微粒子の接触を、全移送区間に亘っ
て避は難い。
このため、特に活性を有する微粒子をその捕集位置まで
移動させる際に、経時的活性の消失や、管材や筺体の壁
面との接触による活性の消失を生みやすく、移送途中で
反応気体と接触させて反応させる等の処理が行い難い問
題がある。また、管材や筐体で微粒子の全流路を区画し
たのでは、流れのデッドスペースの発生等によって、移
送微粒子の捕集率が低下したり、キャリアガスの微粒子
移送への利用効率も低下する。特に、従来用いられてき
たノズルのように、装置の所定位置に固定されているも
のは、微粒子を基板に衝突させる際の最適条件、または
膜の形成上要求される最適な活性種の選択調整等が不可
能であった。
また、従来のモ行管や先細ノズルは、流過した噴流内の
微粒子の密度分布が大きい拡散流となる。従って、微粒
子を基体へ吹き付ける場合等において、均一な吹き付は
制御が行い難い問題がある。また、均一な吹き付は領域
の制御も困難である。
本発明は、上記従来技術の問題点を除去した微粒子−流
の流れ制御装置を提供することを目的とするものである
[問題点を解決するためのf段] 上記問題点を解決するために講じられたf段を、本発明
の基本原理の説明図である第1図で説明すると、流路に
縮小拡大ノズルlを設け、この縮小拡大ノズル1を前後
に移動可能としたものである。
本発明における縮小拡大ノズルlとは、流入口1aから
中間部に向って徐々に開口面積が絞られてのど部2とな
り、こののど部2から流出口1bに向って徐々に開口面
積が拡大されているノズルをいう。第1図においては、
説明の便宜上、縮小拡大ノズルlの流入側と流出側は、
各々密閉系である上流室3と下流室4に連結されている
。しかし、本発明における縮小拡大ノズル1の流入側と
流出側は、両者間に差圧を生じさせて、下流側で排気し
つつキャリアガスと共に微粒子を流過させることができ
れば、密閉系であっても開放系であってもよい。
[作 用] 例えば第1図に示されるように、上流室3内に微粒子を
分散浮遊させたキャリアガスを供給する−・方、下流室
4内を真空ポンプ5で排気すると、上流室3と下流室4
間に圧力差を生じる。従って、供給された微粒子を含む
キャリアガスは、上流室3から縮小拡大ノズルlを流過
して下流室4へと流入することになる。
この時、縮小拡大ノズル1を適宜前後に移動させ、基体
Eの成膜状態をその都度チェ、ツクすることによって、
]二流室と下流室との最適条件の設定、または最適な活
性種の調整を容易に行うことができる。
ところで縮小拡大ノズル1は、上流室3の圧力P0と下
流室4の圧力Pの圧力比P/POと、のど部2の開口面
積A”と流出口1bの開口面vIAとの比A/A”とを
調節することによって、キャリアガスと共に噴出する微
粒子の流れを高速化できる。そして。
h流室3と下流室4内の圧力比P/P、が臨界圧力比よ
り大きければ、縮小拡大ノズルlの出口流速が亜rf速
以下の流れとなり、キャリアガスと共に微粒子−は減速
噴出される。また、上記圧力比が臨界圧力比以丁であれ
ば、縮小拡大ノズルlの出口流速は超音速流となり、キ
ャリアガスと共に微粒子を超高速にて噴出させることが
できる。
ここで、微粒子流の速度をU、その点における音速をa
、微粒子流の比熱比をγとし、微粒子流を圧縮性の一次
元流で断熱膨張すると仮定すれば、微粒子流の到達マツ
/\数Mは、上流室の圧力Poと下流室の圧力Pとから
次式で定まり、特にP/P、が臨界圧力比以ドの場合、
Mは1以上となる。
尚、音速aは局所温度をT、気体定数をRとするJ、次
式で求めることができる。
a=E7]薯「 また、流出ロ1b開ロ面8![A及びのど部2の開口面
積A”とマツハ数Mには次の関係がある。
従って、上流室3の圧力Poと下流室4の圧力Pの圧力
比P/P、によって(1)式から定まるマツ/\数Mに
応じて開口面積比A/A”を定めたり、A/A”によっ
て(2)式から定まるMに応じてP/P、を調整するこ
とによって、拡大縮小ノズルlから噴出する微粒子流の
流速を調整できる。このときの微粒子流の速度Uは、次
の(3)式によって求めることができる。
ト記微粒子流の流れ状yEは、上流室3内の温度が一定
であれば上流室3の圧力P。と下流室4の圧力Pの圧力
比P/P、を一定に保つことにより、開口面積比A/A
・で定まる一定の状態を維持することになる。
前述のような圧力比が臨界圧力比未満の噴出においては
、噴出されるキャリアガスと微粒子は均一な拡散流とな
り、比較的広い範囲に亘って一度に均一に微粒子を吹き
付けることが可能となる。
一方、前述のような超音速の流れとしてキャリアガスと
共に微粒子を一定方向へ噴出させると、キャリアガスと
微粒子は噴出直後の噴流断面をほぼ保ちながら直進し、
ビーム化される。従って、このキャリアガスによって匝
ばれる微粒子の流れもビーム化され、最小限の拡散で下
流室4内の空間中を、下流室4の壁面とのモ渉のない空
間的Li独立状態で、かつ超音速で移送されることにな
る。
このようなことから、例えば上流室3内で活性を有する
微粒子を形成して、これを直に縮小拡大ノズルlでビー
ム化移送したり、縮小拡大ノズルl内又は縮小拡大ノズ
ルlの直後で活性を有する微粒子を形成して、これをそ
のままビーム化移送すれば、超音速による、しかも空間
的に独立状態にあるビームとして移送することができ、
例えば下流室4内に設けた基体6上に付着捕集すること
ができる。従って、良好な活性状!息のまま微粒子を捕
集することが可能となる。また、噴流断面が流れ方向に
ほぼ一定のビームとして微粒子が基板6Lに吹き付けら
れるので、この吹き付は領域を容易に制御できるもので
ある。
[実施例] 第2図は本発明をECRプラズマCVD法による成膜装
置に利用した場合の一実施例の概略図で、図中1は縮小
拡大ノズル、3は一ヒ流室、4aは第−F流室、4bは
第二下流室である。
上流室3と第一下流室4aは、一体のユニットとじて構
成されており、第一下流室4aに、やはり各々ユニット
化されたスキマー7、ゲートバルブ8及び第二上流室4
bが、全て共通した径のフランジ(以下「共通フランジ
」という)を介して、相互に連結分離可撤に順次連結さ
れている。上流室3、第一下流室4a及び第二下流室4
bは、後述する排気系によって、上流室3から第二下流
室4bへと、段階的に低い圧力に保たれているものであ
る。
L、流室3はプラズマの生成室であり、空胴共振器とな
っている。この上流室3の一側には共通フランジを介し
て導波管9が石英板27とともに取付けられており、そ
の近傍にはギヤリアガス導入管30が設けられている。
導波管9に接する側には磁気コイル28が配置され、こ
の磁気コイル28と縮小拡大ノズル1との間には、原料
ガスを供給するためのリング状の原料ガス放出管29が
設けられている。
縮小拡大ノズル1は、駆動モーター26により。
前後に移動可能となるよう構成されている。第3図はノ
ズル駆動装置の−・例を示す構成図である。
図において、縮小拡大ノズル1の端部には平歯車31が
取付けられ、その他の部分は一様に螺刻されている。一
方、共通フランジの側面には、駆動モーター26が取付
けられ、その回転軸に取付けられた’f’mjf12は
、前記! @”E 31と]−合している。
また共通フランジの縮小拡大ノズル1と接する部分は、
縮小拡大ノズルlの側面に螺刻されたねじ山と螺合する
ように螺刻されている。この螺合によりL流側と下流側
の気密を保つことができる。
上記構成によれば、駆動モーター26を外部電源に接続
すると、駆動モーター26の回動は平歯車32及び31
の噛合により、縮小拡大ノズル1の回動に変換される。
1i!小拡大ノズルlは、共通フランジと接続部におい
て螺合しているため、縮小拡大ノズル1の回動はノズル
の軸方向の移動に変換される。したがって、縮小拡大ノ
ズル1は平歯車32上の範囲内で移動する。このように
、駆動モーター26の回動力向を選択することによって
、縮小拡大ノズルlの移動を制御することができる。
なお、上記駆動装置は、平歯車とモーターを組合せたも
のであるが、ノズルの前後移動ができるものであれば、
他の構成による装置を用いることもできる。
縮小拡大ノズル1としては、前述のように、流入口1a
から徐々に開口面積が絞られてのど部2となり、再び徐
々に開口面積が拡大して流出口1bとなっているもので
あればよいが、第4図(a)に拡大して示しであるよう
に、流出口lb付近の内周面が、中心軸に対してほぼ平
行であることが好ましい。これは、噴出されるプラズマ
ガスの流れ方向が、ある程度流出口lb付近の内周面の
方向によって影響を受けるので、できるだけモ行流にさ
せやすくするためである。しかし、第4図(b)に示さ
れるように、のど部2がら流出口1bへ至る内周面の中
心軸に対する角度αを、7°以下好ましくは5°以下と
すれば、剥離現象を生じにくく、噴出するプラズマガス
の流れはほぼ均一に維持されるので、この場合はことさ
らト記平行部を形成しなくともよい。平行部の形成を省
略することにより、縮小拡大ノズルlの作製が容易とな
る。また、縮小拡大ノズル1を第4図(C)に示される
ような矩形のものとすれば、スリット状にプラズマガス
を噴出させることができる。
ここで、前記剥離現象とは縮小拡大ノズルlの内面に突
起物等があった場合に、縮小拡大ノズルlの内面と流過
流体間の境界層が大きくなって、流れが不均一になる現
象をいい、噴出流が高速になるほど生じやすい。前述の
角度αは、この剥離現象防止のために、縮小拡大ノズル
1の内面仕上げ精度が劣るものほど小さくすることが好
ましい。縮小拡大ノズルlの内面は、JIS B 06
01に定められる、表面仕上げ精度を表わす適正角形マ
ークで三つ以」二、最適には四つ以上が好ましい。特に
、縮小拡大ノズル1の拡大部における剥離現象が、その
後のプラズマガスの流れに犬きく影響するので、L足任
りげ精度を、この拡大部を重点にして定めることによっ
て、縮小拡大ノズル10作製を容易にできる。また、や
はり剥離現象の発生防+Lのため、のど部2は滑らかな
湾曲面とし、断面積変化率における微係数が(1)とな
らないようにする必要がある。
縮小拡大ノズル1の材質としては1例えば鉄、ステンレ
ススチールその他の金属の他、アクリル樹脂、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン
等の合成樹脂、セラミック材料、石英、ガラス等、広く
用いることができる。この材質の選択は、プラズマガス
との非反応性や、加工性、減圧系内におけるガス放出性
等を考慮して行えばよい。また、縮小拡大ノズル1の内
面に、ガスの伺着・反応を生じにくい材料をメッキ又は
コートすることもできる。具体例としては、ポリフッ化
エチレンのコート等を挙げることができる。
縮小拡大ノズル1の長さは、装置の大きさ等によって任
意に定めることができるが、高速噴出の維持を図る」二
では、縮小拡大ノズル1は短い方が好ましい。
上流室3の圧力Poと第一下流室4aの圧力Pの圧力比
P/POと、のど部2の開口面積A◆と流出口1bの開
口面積との比A/A”との関係を適宜に調整して、上記
縮小拡大ノズル1内を流過させることにより、プラズマ
ガスはビーム化され、第一下流室4aから第二下流室4
bへと超音速で流れることになる。
スキマー7は、第二下流室4bが第一下流室4aよりも
低い圧力を保つことができるよう、第一下流室4aと第
二下流室4bとの間の開口面積を調整できるようにする
ためのものである。具体的には、第5図に示されるよう
に、各々く字形の切欠部10゜10′を有する二枚の調
整板11.11′を、切欠部to、10’を向き合わせ
てすれ違いスライド可能に設けたものとなっている。こ
の調整板11.11′は、外部からスライドさせること
ができ1両切欠部10,10′の重なり具合で、ビーム
の通過を許容しかつ第二下流室の十分な真空度を維持し
得る開口度に調整されるものである。尚、スキマー7の
切欠部10,10’及び調整板11.11’の形状は、
図示される形状の他、半円形その他の形状でもよい。
ゲートバルブ8は、ハンドルI2を回すことによって昇
降される壜状の弁体13を有するもので。
ビーム走行時には開放されているものである。このゲー
トバルブ8を閉じることによって、」流室室3及び第二
下流室4b内の低圧を保ちながら第二下流室4bのユニ
ット交換が行える。また、本実施例の装置において、生
成物質は第二下流室4b内で捕集されるが、ゲートバル
ブ8をポールバルブ等としておけば、特に生成物質が酸
化されやすい金属微粒子であるときに、このポールバル
ブと共に第ニド流室4bのユニット交換を行うことによ
り、急激な酸化作用による危険を伴うことなくユニット
交換を行える利点がある。
第二下流室4b内には、ビームとして移送されて来るプ
ラズマガスを受けて付着させ、これを成膜状態で捕集す
るための基体6が位置している。この基体6は、共通フ
ランジを介して第二下流室4bに取付けられて、シリン
ダ14によってスライドされるスライド軸15先端の基
体ホルダーI6に取付けられている。基体6の前面には
シャッター17が位置していて、必要なときはいつでも
ビームを遮断できるようになっている。また、基体ホル
ダー16は、生成物質の捕集の最適温度条件下に基体6
を加熱又は冷却でるようになっている。
尚、上流室3及び第二下流室4bの上下には、図示され
るように各々共通フランジを介してガラス窓18が取付
けられていて、内部観察ができるようになっている。ま
た、図示はされていないが、上流室3、第一下流室4a
及び第二下流室の前後にも各々同様のガラス窓(図中の
18と同様)が共通フランジを介して取付けられている
。これらのガラス窓18は、これを取外すことによって
、共通フランジを介して各種の測定装置、ロードロック
室等と付は替えができるものである。
次に本実施例におけるプラズマの発生について説明する
第2図において、まずL流室3にキャリアカス導入管3
0からキャリアガスを送り込み、続いて導波/i?9よ
り石英板27を通してマイクロ波を入れる。導入された
キャリアガスはマイクロ波によって放電し、プラズマが
発生する。この時、磁気コイル28の磁界の作用によっ
て、プラズマ中で回転する電fのサイクロトロン周波数
が、マイクロ波の周波数と一致すると、電rサイクロト
ロン共鳴(ECR)条件が成立し、マイクロ波のエネル
ギーを十分に吸収した高密度プラズマが生成される。こ
の高密度プラズマガスは、後述する排気系の作用によっ
て縮小拡大ノズル1から下流側に移送される。プラズマ
ガスが縮小拡大ノズル1を通過するL前で原料ガス放出
管29により原料ガスを放出すると、原料ガスは前述の
プラズマガスと接触して分解される。そしてプラズマガ
スとともに縮小拡大ノズル1によって加速され、基体−
にに吹き付けられる。基体に衝突した電子及びイオンは
、基体上で再結合して堆積する。
本発明においては、前述したように縮小拡大ノズル1t
−1)77後させ、 J&I漠状態のチェックを個々に
行うことによって、ノズルの前後に対応して求められる
最適条件を設定することができ、かつプラズマの粒子を
基体りに衝突させる際における最適な活性種の調整を容
易に行うことができる。
次に、本実施例における排気系について説明する。
上流室3は、圧力調整弁19を介してメイン/<ルブ2
0aに接続されている。第一下流室4aは直接メインバ
ルブ20aに接続されており、このメイン/くルブ20
aは真空ポンプ5aに接続されている。第二下流室4b
はメインバルブ20bに接続されており、更にこのメイ
ンバルブ20bは真空ポンプ5bに接続されている。尚
、21a、 21bは、各々メインノくルブ20a、 
20bのすぐ上流側にあらびき/くルブ22a、 22
bを介して接続されていると共に、補助/くルブ23a
23bを介して真空ポンプ5aに接続された減圧ポンプ
で、上流室3.第一下流室4a及び第二下流室4b内の
あらびきを行うものである。尚、24a〜24gは、各
室3 、4a、 4b及びポンプ5a、 5b、 21
a、 21bのリーク及びパージ用/<ルブである。
まず、あらびきバルブ21a、 21bと圧力調整弁1
8を開いて、上流室3、第−及び第二下流室4a、 4
b内のあらびきを減圧ポンプ20a、 20bで行う。
次いで、あらびきバルブ21a、 21bを閉じ、補助
バルブ23a、 23b及びメインバルブ20a、 2
0bを開いて、真空ポンプ5a、 5bで上流室3、第
−及び第二下流室4a、 4b内を必要な低圧とする。
このとき、圧力調節弁19の開度を調整することによっ
て、上流室3より第一下流室4aの低圧を低くし、次に
キャリアガス及び原料ガスを流し、更に第一下流室4a
より第一下流室4bの圧力が低くなるよう、スキマー7
で調整する。この調整は、メインバルブ20bの開度調
整で行うこともできる。そして、プラズマガスそのビー
ム化噴射による成膜作業中を通じて、各室3 、4a、
 4bが一定の低圧を保つよう制御する。この制御は1
手動でもよいが、各室3,4a。
4b内の圧力を検出して、この検出圧力に基づいて圧力
調整弁19.  メインバルブ20a、 20b、スキ
マー7等を自動的に開閉制御することによって行っても
よい。
真空ポンプ5a、 5bによる吸引は、特に第−及び第
二下流室4a、 4bにおいては、その上方より行うこ
とが好ましい。上方から吸引を行うことによって、ビー
ムの東方による降下をある程度抑止することができる。
し発明の効果1 本発明によれば1反応に係わる微粒子を均一な分散状態
の超音速のビームとして移送することができるので、空
間的に独立した状態でかつ超高速で移送することができ
る。従って、活性化した微粒子をそのままの状態で捕集
位置まで確実に移送することができる。更にはビームの
照射面を制御することによって、その吹き付は領域を正
確に制御することができる。
また、縮小拡大ノズルが前後に移動可能であるため、粒
子を基体に付着(衝突)させる際の最適条件の設定、及
びfyt適な活性種の調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本原理の説明図、第2図は本発明を
超微粒Y−による成膜方法に利用した場合の一実施例を
示す概略図、第3図はノズルの駆動装置の一例を示す構
成図、第4図(a)〜(C)は各々縮小拡大ノズルの形
状例を示す図、第5図はスギマーの説明図である。 1:縮小拡大ノズル、1a=流入口、 1b:!i、出口、2:のど部、3:上流室、4:下流
室、4a=第一下流室、 4b:第二下流室、5 、5a、 5b:真空ポンプ1
6:基体、7:スキマー、8:ゲートバルブ。 9:導波管、10.10′:切欠部、 11、11′:調整板、12:ハンドル、13:弁体、
14ニジリンダ、15ニスライド軸、 16:基体ホルダー、17:シャッター、18ニガラス
窓、19:圧力調整弁、 20a、 20b:メインバルブ、 2+a、 21b:減圧ポンプ、 22a、 22b:あらびきバルブ、 23a、 23b:補助バルブ。 24a〜24g=リーク及びパージ用バルブ、26:駆
動モーター、2日:磁気コイル。 第2図 馬ざ重力そ一夕一 第4図 (C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)流路に沿って移動可能な縮小拡大ノズルを設たこと
    を特徴とする微粒子流の流れ制御装置。
JP25484285A 1985-11-15 1985-11-15 微粒子流の流れ制御装置 Pending JPS62115827A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6641673B2 (en) * 2000-12-20 2003-11-04 General Electric Company Fluid injector for and method of prolonged delivery and distribution of reagents into plasma
JP2014104102A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Seishin Enterprise Co Ltd 粉粒体殺菌装置

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