JPS6211542Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211542Y2 JPS6211542Y2 JP190682U JP190682U JPS6211542Y2 JP S6211542 Y2 JPS6211542 Y2 JP S6211542Y2 JP 190682 U JP190682 U JP 190682U JP 190682 U JP190682 U JP 190682U JP S6211542 Y2 JPS6211542 Y2 JP S6211542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- diameter
- nonwoven fabric
- heat
- cotton
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims description 20
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は化粧綿に関する。
近年、化粧時に乳液や化粧水等を顔面に添加す
る際に化粧綿が広く使用されている。
る際に化粧綿が広く使用されている。
従来の化粧綿は、繊維ウエブのみからなるタイ
プと繊維ウエブを不織布で被覆してなるタイプと
に大別されるが、いずれのタイプの化粧綿も、繊
維ウエブは化粧水等を保液するという考え方か
ら、親水性繊維である脱脂綿やレーヨンが主とし
て使用されてきた。また後者のタイプに於ける不
織布も保液という考え方によつてレーヨン100%
の不織布が用いられている。しかし、化粧綿の機
能としては、化粧水等を吸液し、吸液した化粧水
を顔面に移行させることが考えられ、従来の化粧
綿では保液力が強すぎ、一度吸液した化粧水は離
脱し難く、化粧綿と共に廃棄される化粧水の量も
多くなる。また、従来の化粧綿は、親水性繊維を
素材として用いていることから湿潤時に形くずれ
し易いといつた欠点を有する。
プと繊維ウエブを不織布で被覆してなるタイプと
に大別されるが、いずれのタイプの化粧綿も、繊
維ウエブは化粧水等を保液するという考え方か
ら、親水性繊維である脱脂綿やレーヨンが主とし
て使用されてきた。また後者のタイプに於ける不
織布も保液という考え方によつてレーヨン100%
の不織布が用いられている。しかし、化粧綿の機
能としては、化粧水等を吸液し、吸液した化粧水
を顔面に移行させることが考えられ、従来の化粧
綿では保液力が強すぎ、一度吸液した化粧水は離
脱し難く、化粧綿と共に廃棄される化粧水の量も
多くなる。また、従来の化粧綿は、親水性繊維を
素材として用いていることから湿潤時に形くずれ
し易いといつた欠点を有する。
本考案は前述の如き欠点を排し、使用に便利な
化粧綿を提供するものである。即ち、本考案によ
る化粧綿は繊維のウエブからなる内層及び該内層
の上下を被覆した不織布よりなる化粧綿におい
て、前記ウエブが直径5〜50μの熱融着性繊維を
含み、前記不織布が直径5〜50μの熱融着性繊維
からなる第1層と、直径5〜50μの熱融着性繊維
及び直径5〜50μの合成繊維から成る第2層とか
ら構成され、前記第2層が前記ウエブに接してい
ることを特徴とするものである。ここに言う熱融
着性繊維とは、融点が150℃以下のポリオレフイ
ン系繊維であり、ポリエチレンとポリプロピレン
の複合化繊維(ES)等が例示される。又、合成
繊維とは融点が160℃以上の合成された繊維であ
り、ポリプロピレン等が望ましい。
化粧綿を提供するものである。即ち、本考案によ
る化粧綿は繊維のウエブからなる内層及び該内層
の上下を被覆した不織布よりなる化粧綿におい
て、前記ウエブが直径5〜50μの熱融着性繊維を
含み、前記不織布が直径5〜50μの熱融着性繊維
からなる第1層と、直径5〜50μの熱融着性繊維
及び直径5〜50μの合成繊維から成る第2層とか
ら構成され、前記第2層が前記ウエブに接してい
ることを特徴とするものである。ここに言う熱融
着性繊維とは、融点が150℃以下のポリオレフイ
ン系繊維であり、ポリエチレンとポリプロピレン
の複合化繊維(ES)等が例示される。又、合成
繊維とは融点が160℃以上の合成された繊維であ
り、ポリプロピレン等が望ましい。
以下、図面を用いて本考案を更に詳細に説明す
る。
る。
第1図に本考案の化粧綿の一実施例である斜視
図を示す。内層1をなす繊維ウエブを不織布2が
被覆している。内層1は、5〜50μの直径を有す
る熱融着性繊維であるES繊維と、レーヨン等の
親水性繊維、ポリプロピレン、ポリエステル等の
疎水性繊維との混合物をカード機によつてウエブ
にして製造される。但し、不織布2との接着性及
び本考案の効果を考慮して、熱融着性繊維を少な
くとも20重量%含むことが望ましい。
図を示す。内層1をなす繊維ウエブを不織布2が
被覆している。内層1は、5〜50μの直径を有す
る熱融着性繊維であるES繊維と、レーヨン等の
親水性繊維、ポリプロピレン、ポリエステル等の
疎水性繊維との混合物をカード機によつてウエブ
にして製造される。但し、不織布2との接着性及
び本考案の効果を考慮して、熱融着性繊維を少な
くとも20重量%含むことが望ましい。
不織布2は、第2図に示す如く、熱融着性繊維
であるES繊維からなる第1層4と、合成繊維で
あるポリプロピレン及び熱融着性繊維であるES
からなる第2層5とを熱風等で接着してなり、合
成繊維と熱融着性繊維の混合割合は、風合の点か
ら40/60〜30/70(重量比)であることが望まし
い。
であるES繊維からなる第1層4と、合成繊維で
あるポリプロピレン及び熱融着性繊維であるES
からなる第2層5とを熱風等で接着してなり、合
成繊維と熱融着性繊維の混合割合は、風合の点か
ら40/60〜30/70(重量比)であることが望まし
い。
また、内層1及び不織布2を構成する熱融着性
繊維及び合成繊維の直径は、5〜50μが望まし
く、50μを越えると化粧綿使用時の肌ざわりが損
なわれるし、5μ未満の繊維はその製造がむずか
しく経済的でない。
繊維及び合成繊維の直径は、5〜50μが望まし
く、50μを越えると化粧綿使用時の肌ざわりが損
なわれるし、5μ未満の繊維はその製造がむずか
しく経済的でない。
本考案の化粧綿は不織布2の第2層5が内層1
に接するように内層1を不織布2で囲撓し、端縁
部3を圧着あるいは融着等によつて接合すること
によつて形成される。
に接するように内層1を不織布2で囲撓し、端縁
部3を圧着あるいは融着等によつて接合すること
によつて形成される。
本考案の化粧綿は上記の如く構成されているの
で、化粧水等の保持力は低く、使用時に化粧水が
押し出され易く化粧水の無駄が少ないこと、それ
と同時に、内層と不織布の接着性が向上されてい
るので湿潤時の形くずれが少ない等の利点があげ
られる。
で、化粧水等の保持力は低く、使用時に化粧水が
押し出され易く化粧水の無駄が少ないこと、それ
と同時に、内層と不織布の接着性が向上されてい
るので湿潤時の形くずれが少ない等の利点があげ
られる。
以上詳述した如く、本考案により使い易い化粧
綿を提供することができる。
綿を提供することができる。
第1図は本考案の化粧綿の斜視図、第2図は本
考案に用いられる不織布の断面図である。 1……内層、2……不織布、3……端縁部、4
……第1層、5……第2層。
考案に用いられる不織布の断面図である。 1……内層、2……不織布、3……端縁部、4
……第1層、5……第2層。
Claims (1)
- 繊維のウエブからなる内層及び該内層の上下を
被覆した不織布よりなる化粧綿に於いて、前記ウ
エブが直径5〜50μの熱融着性繊維を含有し、前
記不織布が5〜50μの直径を有する熱融着性繊維
からなる第1層と、5〜50μの直径を有する合成
繊維及び5〜50μの直径を有する熱融着性繊維か
らなる第2層とから構成され、前記第2層が前記
ウエブに接していることを特徴とする化粧綿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP190682U JPS58104113U (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 化粧綿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP190682U JPS58104113U (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 化粧綿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58104113U JPS58104113U (ja) | 1983-07-15 |
JPS6211542Y2 true JPS6211542Y2 (ja) | 1987-03-19 |
Family
ID=30014898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP190682U Granted JPS58104113U (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 化粧綿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58104113U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002330818A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-19 | Takashi Kosako | 液ダレ及び嵩落ち防止効果を有する化粧綿 |
-
1982
- 1982-01-11 JP JP190682U patent/JPS58104113U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002330818A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-19 | Takashi Kosako | 液ダレ及び嵩落ち防止効果を有する化粧綿 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58104113U (ja) | 1983-07-15 |
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