JPS62115008A - 不飽和共重合体の製造法 - Google Patents

不飽和共重合体の製造法

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JPS62115008A
JPS62115008A JP25569985A JP25569985A JPS62115008A JP S62115008 A JPS62115008 A JP S62115008A JP 25569985 A JP25569985 A JP 25569985A JP 25569985 A JP25569985 A JP 25569985A JP S62115008 A JPS62115008 A JP S62115008A
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JP
Japan
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copolymer
propylene
diene
hydrogen
ethylene
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JP25569985A
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Masayuki Fujii
藤井 眞幸
Shiro Goto
後藤 志朗
Hideaki Nakagawa
中川 英昭
Ryoichi Ito
良一 伊藤
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は、プロピレン、炭素数2〜12のα−オレフィ
ン(ただしプロピレンを除く)および特定の1,4−ジ
エンとをランダム共重合させて得られる不飽和共重合体
に関する。
ポリエチレン、ポリゾロピレン、ポリブテン−1などの
オレフィン重合体樹脂は製造が容易でコストが安く、成
形性、透明性、包装性、絶縁性、耐水性、耐薬品性、機
械的強度等に優れているために非常に広い分野にわたっ
て使用されている。例えば、各種包装用のフィルム、電
線被覆材料、・母イブ、容器、発泡体、自動車部品、家
電部品、シート等殆んど全ての分野でこれらオレフィン
重合体樹脂が用いられている。
一方、これらのオレフィン重合体樹脂は飽和炭化水素で
あるところから、接着性、塗装性、印刷性、帯電防止性
、防曇性など主として極性基を必要とする表面の諸性質
において著しく劣っており、大きな欠点として指摘され
続けてきたが、未だその根本的解決を見ないまま現在に
至っている。
また、プロピレン系樹脂はラジカルによる主鎖の切断反
応が架橋反応に優先するため、過酸化物や高エネルギー
電子線によるラジカル架橋方法では架橋物が得られない
。この対策として多官能性化合物から成る各種架橋助剤
を配合する方法があるが、低分子量物のブリード、耐候
性の悪化および各涌物性の低下などの問題がある。
(2)従来の技術および問題点 α−オレフィンと非共役ジエンとの共重合に関しては多
くの発明があるが、その中でも本発明と特に関連の深い
発明には、英国特許第1.268,149号、米国特許
第3,933,769号および同3,991,262号
各明細書に記載されたものがある。
英国特許第1,268.149号の発明は、非常に微細
化されてコロイド状になった特殊な三塩化チタン組成物
を重合融媒の遷移金属成分として用いるのであり、生成
共重合体の平均粒子径が0.02〜0.5ミクロンのコ
ロイド状であることを特徴とするものである。この発明
は薄層コーティング用の微細化された共重合体を製造す
ることを目的とするものであるので、三塩化チタン触媒
成分の調製条件として四塩化チタンを有機アルミニウム
化合物で還元する際に少量の炭素数6以上のα−オレフ
ィンを存在させている。
しかしながら、この様な微細化され九三塩化チタン触媒
成分を使用すると、生成不飽和共重合体粒子も著しく微
細化される。そのため、重合槽内の粘度上昇、重合熱除
去困難、不飽和共重合体の回収困難などの点で工業的規
模での生産に大きな障害が生じる。
米国特許第3,933,769号および同3,991,
262号による発明は、炭素数4〜12のα−オレフィ
ンとメチル−1,4−ヘキサジエンとの共重合に関する
ものであり、生成共重合体がゴム状であることを特徴と
するものであり、樹脂状共重合体を得ることはできない
本発明者らは、従来の技術の問題点に解決を与えること
を目的とし、既にエチレンと特定の1.4−ジエンとの
ランダム共重合体(特開昭56−30413号公報)、
プロピレンと特定の1.4−ジエンとのランダム共重合
体(特開昭56−30414号公報)、およびプロピレ
ン、エチレンおよび特定の1,4−ジエンからなるブロ
ック共重合体(特開昭59−155416号公報)を出
願している。しかし、これらの公知技術はいずれも透明
性、柔軟性が不足する。
本発明は、プロピレンを主成分とし、低融点および低結
晶の樹脂を製造するものであり、透明性、柔軟性に優れ
ると共に成形性のよい樹脂を得ることにある。
本発明によって得られる樹脂は、その特徴を利用して広
範囲な応用が可能であり、たとえば架橋発泡用原反シー
ト成形時のせん断発熱の防止、表面に印刷可能な透明な
びん、袋などの容器・包装材、表面に塗装可能な自動車
や家電製品の外装または内装部品およびその表皮材、柔
軟かつ耐熱性の電線被覆材などへ応用される。
(3)発明の詳細な説明 1、共重合体 (1)組成 本発明によって得られる共重合体は、プロピレン含有率
が60〜99モルチ、エチレン含有率が0.5〜20モ
ルチおよび式(I)で表わされる分岐1,4−ジエン(
以下、分岐1,4−ジエンと略称する)含有率が0.0
1〜30モルチであるランダム共重合体である。
分岐1,4−ジエン含有率が0.01モルチ未満では、
本発明の意図する側鎖不飽和結合に基づく反応性が充分
発揮されず、30モルチを越えると重合速度が著しく低
下するため工業生産にたえない。
エチレン含有率が0.5モルチ未満では融点が高くカリ
、20モルチを越えると弾性率が下がりすぎて本発明の
目的からはずれる。
プロピレンの含有率が60モルチ未満では弾性率が下が
りすぎたシ、重合速・度の低下や溶媒に可溶性の重合体
の副生量の増大をひきおこしたシして、好ましくない。
一方、99モルチを越えると分岐1,4−ジエン含有率
もエチレンの含有率も低くなり、本発明の目的を達成す
ることができない。
共重合体の好ましい組成は、プロピレン含有率が70〜
98モルチ、エチレン含有率が0.7〜17モルチおよ
び分岐1,4−ジエン含有率が0.05〜25モルチで
あシ、特に好ましくは、プロピレン含有率が75〜98
モルチ、エチレン含有率1〜15モルチおよび分岐1,
4−ジエン含有率0.5〜20モルチである。
(2)分子量 本発明の共重合体の分子量はJIS K−6758に準
拠して230℃、2.16に9荷重で測定したメルトフ
ローレイト(MFR)が0.01〜200.F/10分
、好ましくは0.05〜100.9/10分、特に好ま
しくは、0.1〜501710分に相当する分子量であ
る。この範囲を外れると成形が困難となる。
(3)融点 本発明の共重合体の融点は、その透明性、柔軟性、低温
成形性といった特性を規定する重要な指標である。この
融点は、DSCによる融解のピーク位置の温度で、10
0℃〜153℃、好ましくは115℃〜153℃、特に
好ましくは、125℃〜150℃の範囲で選ばれる。こ
こで示した融点以上では、本共重合体の透明性、柔軟性
、低温成形性といった特性を発揮し得ない。
また融点が低すぎると、プロピレン系樹脂のもつ耐熱特
性を発揮しえず、更にはゴム的な共重合体になってしま
い、本発明の目的に合致しない。
本発明で「ランダム共重合体」とは、プロピレン単位及
びエチレン単位と分岐1,4−ジエン単位(1)とが完
全に無秩序に分布している場合の外に、一つの共重合体
分子中または分子間で分岐1,4−ジエン単位(1)の
分布がたとえばチーツク−状になっているようなものを
も意味する。
2、分岐1,4−ジエン プロピレンと共重合体を形成すべき分岐1,4−ジエン
は、式(1)で表わされる。
ここで、R1は炭素数8以下、好ましくは5以下、のア
ルキル基、RおよびRはそれぞれ水素原子または炭素数
8以下、好ましくは5以下、のアルキル基を表わし、R
およびRが共に水素原子である場合を除外するものとす
る。
これらの分岐1,4−ジエンの具体的な例を挙げると、
4−メチル−1,4−へキサジエン、5−メfルー1,
4−へキサジエン、4−エチル−1,4−ヘキサジエン
、4,5−ジメチル−1,4−へキサジエン、4−メチ
ル!−1,4−へゲタジエン、4−エチル−1,4−へ
ブタジェン、5−メチル−1,4−へブタジェン、4−
エチル−1,4−オクタジエン、5−メチル−1,4−
オクタジエン、4−n−ゾロピル−1,4−デカジエン
などがある。これらの中でも、特に4−メチル−1,4
−ヘキサノエンおよび5−メチル−1,4−ヘキサジエ
ンが好ましい。
これらの分岐1.4−ジエンは、二種または三種以上の
混合物でもよく、特に4−メチル−1,4−へキサジエ
ンと5−メチル−1,4−ヘキサジエンとの混合物(混
合比95:5〜5:95程度)が好適である。
3、製造 (1)重合触媒 本発明共重合体は遷移金属成分がチタンのハロダン化合
物またはその組成物と有機金属化合物とから基本的にな
るチーグラー・ナッタ触媒を用いて製造することができ
る。好ましくはα−オレフィン重合用の立体規則性重合
触媒である。
チタンのハロダン化合物またはその組成物としては各種
製法によって得られる三塩化チタン、塩化マグネシウム
などの担体に担持されたチタンの塩化物含有固体触媒成
分などが好ましい。
三塩化チタンとしては、特に四塩化チタンを有機アルミ
ニウム化合物で還元後、錯化剤で処理し、さらに四塩化
チタンなどのルイス酸で処理して得られる組成物や、錯
化剤で液状化した三塩化チタンから析出させ、好ましく
はそれを四塩化チタンなどのルイス酸で処理して得られ
る組成物などを挙げることができる。担体付チタンの塩
化物含有固体触媒成分としては、特に、マグネシウム、
塩素、チタンおよび電子供与体を必須成分とする担体付
チタン成分を挙げることができ、例えば、特開昭54−
40293、同54−82103、口54−94591
、同55−59069、同58−19307、同58−
32604、同58−32605、同58−11720
5、l’j1i358−183708、同59−149
905、同60−130607、特願昭60−4566
2、同60−53849、同60−54838各号記載
の固体触媒成分を例示することができる。
有機金属化合物は周期表第1〜■族金属の有機金属化合
物が好ましく、特に有機アルミニウム化合物が好ましい
。有機アルミニウム化合物の例としては下式で表わされ
る化合物を挙げることができる。
R’ ktX n     5−n ここでR4は炭素数1〜10程度の炭化水素残基、Xは
水素原子、ハロダン原子、炭素数1〜10程度のアルコ
キシ基、アリールオキシ基、またはシロキシ基を表わし
、nはO(n≦3で表わされる数である。
これらの有機アルミニウム化合物の具体的な例を挙げる
と次の通9である。(イ)トリメチルアルミニウム、ト
リエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、
トリイソプレニルアルミニウム、) IJ −n−ヘキ
シルアルミニウムなどのトリプルキルアルミニウム、(
ロ)ジエチルアルミニウムクロリド、ジイソブチルアル
ミニウムクロリド、ジ−n−プロピルアルミニウムクロ
リドなどのジアルキルアルミニウムハライド、e→ノエ
チルアルミニウムヒドリド、ジイソブチルアルミニウム
ヒドリドなどのジアルキルアルミニウムヒドリド、に)
メチルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウ
ムセスキクロリド、n−プロピルアルミニウムセスキク
ロリドなどのアルキルアルミニウムセスキノ・ライド、
(ホ)メチルアルミニウムジクロリド、エチルアルミニ
ウムジクロリド、イソプロピルアルミニウムジクロリド
などのアルキルアルミニウムシバライド、(へ)ジエチ
ルアルミニウムエトキシド、ジエチルアルミニウム(2
,6−−) −tert−7”チル)フェノキシトなど
のジアルキルアルミニウムアルコキシドまたはアリール
オキシド、(ト)ジエチルアルミニウムトリメチルシロ
キシドなどのノアルキルアルミニウムシロキシドなど。
これiの有機アルミニウム化合物は水もしくはアミン類
と反応させたものでもよい。また、これらの有機アルミ
ニウム化合物は一種でもよく、二種以上の混合物でもよ
い。
遷移金属成分および有機金属成分の他に、触媒の第三成
分として種々の目的で、例えば立体規則性の向上の為に
各種の化合物を添加することも可能である。この第三成
分としては、電子供与体、ヨウ素などが好んで用いられ
る。電子供与体の例としてはカルボン酸エステル類、ス
ルフィド類、エーテル類、ホスフィン類、ホスフィンオ
キシト類、リン酸アミド類、アミン類、有機アンチモン
化合物、リン酸エステル類、ホスファイト類、アミンオ
キシド類、ケイ酸エステル類などを例示できる。
(2)共重合 遷移金属成分がハロゲン含有チタン化合物もしくはその
′組成物であるチーグラー・ナッタ触媒を用いる重合条
件を一般に用いることができる。すなわち、重合温度は
0〜200℃、好ましくは20〜150℃、特に好まし
くは30〜100℃、重合圧力は常圧〜150 kg/
cm2、好ましくは常圧〜90 kg/cm2.特に好
ましくは常圧〜50kg/Crn2が適当である。
重合様式も特に制限はなく、不活性溶媒を用いるスラリ
ー法または溶液法、実質的に溶媒を加えることなく、プ
ロピレン、および分岐1,4−ジエンの1種以上のもの
が溶媒の役目をはたすようなスラリー法または溶液法、
あるいは実質的に液体の溶媒を用いず、各モノマーを実
質的にガス状に保つ気相法などすべて本発明に適用する
ことができる。
ランダム共重合体を得るためには重合時に各単量体が存
在していることが必要であるがそれらの量比は経時的に
一定である必要はない。すなわち、各モノマーを、一定
の混合比で供給することも便利であるし、混合比を経時
的に変化させることも可能である。また共重合反応比を
考慮して七ツマ−のどれかを分割添加することもできる
エチレンを第3のコモノマーとして使用すると、触媒活
性が予想外に向上する。すなわち、プロピレンと分岐1
,4−ジエンとの二元共重合における触媒活性に対して
、コモノマーとじてエチレンを少量添加するだけで約1
.5〜2倍の触媒活性を示し、飛開的な改良効果がある
。   −(3)水素の添加 水素を添加して分子量を調節することは公知であシ、添
加方法は重合開始時に所要量を添加しても、経時的に分
割または連続的に添加してもよい。
水素を添加することは、驚くべきことに共単量体として
エチリデンノル?ルネンや1,4−へキサジエンを用い
た場合に比べて著しく容易であるばかりでなく、添加し
ない場合に比べて活性を向上させるのである。
4、実験例 以下に、実施例により本発明をさらに具体的に説明する
。これらの実施例はスラリー重合法により重合したもの
であるが、本発明の実施態様はこの方法に限られること
はない。
下記の実施例および比較例において用いた試験法は以下
の通りである。
(1)  MFR(230℃、2.16kg)JIS 
K−6758C,9/10分〕(2)密度 JIS K−7112(,g/副3〕 (3)三点曲げ弾性率 JIS K−7203(kg/c!n” )(4)引張
破断点応力、伸度 JISK−6758(XF/cIn”)C%)(5)引
張降伏点応力 JIS K−6758(klil/cfn” :](6
)  霞度 JIS K−6714(チ〕 (7)融点 DSCピーク値   〔℃〕 (8)  コモノマー組成 1H−即      〔モルチ〕 実施例1 容量100リツトルのオートクレーブに4−メチル−1
,4−ヘキサジエンと5−メチル−1,4−へキサジエ
ンの8:2混合物(モル比)(以下この混合物をメチル
−1,4−へキサジエンと略称する)40リツトルを仕
込み、ジエチルアルミニウムクロリド18Nと丸紅ンル
ペイ社製三塩化チタン4.19とをこの順で加えた。
次いで、水素とプロピレンとを加えて全圧が1、5 k
g/m” (1” −?圧)、水素濃度が2.0体積チ
になる様に25℃で15分保った。プロピレンをさらに
圧入して全圧が6 kq/cm2(’y’−ジ圧)、水
素濃度が6.8体積優になる様に55℃で6時間重合を
行カった。なお、この重合の間にエチレンをo、4su
−是速度でフィードした。
重合後、n−ブタノール0.8リツトルを加えて触媒を
不活性化した後、触媒残渣を水で抽出し遠心分離により
固体の共重合体を回収し乾燥した。得られた共重合体は
、7.5 k、gであり嵩密度は0.46.9/Ccで
あった。この共重合体の諸性質を表1に示す。
一方、重合スラリーのテ液を濃縮して無定形の重合体1
.1 kgを回収した。この結果、触媒活性は2.1 
kg/11であった。
実施例−2 実施例1において、55℃で全圧を4 K/cm2(デ
ーノ圧)、水素濃度を3.1体積チとした以外は、実施
例−1と同一条件で重合および重合後処理を実施した。
嵩密度が0.431/ /cc の共重合体5.2 ′
Kgと、無定形の重合体1.3 kgを得た。
この共重合体の諸性質を表1に示す。また触媒活性は1
.6 kg/11と算出された。
実施例−3 容[200リツトルのオートクレーブに、ヘキサン20
リツトルを仕込み、ジエチルアルミニウムクロリド51
.9と丸紅ツルペイ社製三塩化チタン10gとをこの順
で加えた。次いで、水素とプロピレンとを加えて全圧が
1.0 ’に9/crl(r−〕圧)、水素濃度が2、
O体a%になる様に40℃で10分間保った。ここに、
メチルヘキサノエン50リツトルを圧入した。
さらにプロピレンを圧入して全圧が5 kg/cm”(
ゲージ圧)、水素濃度が3.2体積チになる様に1WI
I # Lで、55℃で5時間重合をおこなった。
尚、この重合の間にエチレン0.55ky’!i=フイ
ードした。
重合後、メタノール2.5リツトルを加えて触媒を不活
性化した後、触媒残渣を水で抽出し遠心分離により固体
の共重合体を回収し乾燥した。
嵩蟹度0.46 g7ccの共重合体18.5kl?と
、無定形の重合体1.7 k!!を得た。この共重合体
の諸性質を表1に示す。触媒活性は2.0に9/I!と
算出され友。
実施例−4 〔担体付触媒の調製〕 充分に窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素したn
−へブタン100ミリリツトルを導入し、次いでMgC
12k 0.1モル、Tl (0−n−C4H7)4を
0.195モル、次いでn−C4H2OHを0.007
モル導入し、90℃にて2時間反応させた。反応終了後
、40℃でメチルヒドロポリシロキサン(20七ンチス
トークス)を15ミリリツトル導入し、3時間反応させ
た。生成した固体成分をn−へブタンで洗浄した。
充分に窒素置換したフラスコに、この固体成分をMg原
子換算で0.03モル(Mg含有率=4.3重量・−一
セント)導入し、脱水および脱酸素したn−ヘプタンを
50ミリリツトル導入した。n−へブタン25ミリリツ
トルと安息香酸エチル0.0025モルおよび四塩化ケ
イ素0.05モルを混合して、30℃にて30分間で導
入し、50℃に昇温し、1時間反応させた。反応終了後
、n−ヘプタン1リツトルで2回洗浄した。
次いで四塩化チタン12ミリリツトルと安息香酸エチル
0.0007モルを30℃で30分間かけて導入し、9
0℃で1時間反応させた。反応終了後、上澄液を抜出し
、次いで同量の四塩化チタンと安息香酸エチルを尋人し
、105℃で1時間反応させた。反応終了後、n−へブ
タンで充分に洗浄し、触媒成分とした。Tl含有量は2
.53重鍵パーセントでありfc。
〔共重合体の製造〕
Gtrt2ooリットルのオートクレーブに、メチル−
1,4−ヘキサノエン6oリツトルを仕込み、トリエチ
ルアルミニウム18g1ソフエニルゾメトキシシラン7
.51および前述の方法で調製した担体付触媒4.59
をこの順で加えた。
次いで、水素とプロピレンとを加えて水素濃度1.0体
積チ、全圧が1.5ル’OF+2(ケ゛−)圧)になる
様に40℃で15分間保持した。昇温すると同時にプロ
ピレンとエチレンとのフィードを開始し、全圧が8 k
g/cIn2(ケ゛−)圧)、水素濃度1.0体積チに
制御して、60℃で4時間重合を行なった。尚、この重
合の間にエチレン0.95′Kg’を一定速度でフィー
ドした。
得られた重合体スラリーを遠心分離機にかけ、嵩密度0
.42 l/ccの固体共重合体16.2 kyと、無
定形の重合体1.41Vを得た。この共重合体の諸性質
を表−1に示す。
診考例−1 実施例1に分いて、ジエチルアルミニウムクロリドを5
5I、丸紅ツルベイ社裂三塩化チタン12.F全圧を4
ゆ/crn2(r−)圧)、水素濃度を4.2体積チ、
およびエチレンをフィードしなかったこと以外は、実施
例−1と同一条件で重合および重合後処理を実施した。
嵩密度が0.46.9/ccO共重合体12.2kgと
、無定形の重合体1.2 kl?を得た。この共重合体
の諸性質を表1に示す。
触媒活性は1.1 #/iと算出された。
参考例−2 実施例−1において、水素を添加しなかったこと以外は
実施例−1と同一条件で重合および重合後処理を実施し
た。嵩密度が0.471 /ccO共重合体5.4ユと
、無定形の重合体0.7に9を得た。触媒活性は1.5
 kli/Iと算出された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 チタンのハロゲン化合物を遷移金属触媒成分とする立体
    規則性チーグラー・ナッタ触媒を用いて、水素共存下に
    プロピレン、エチレンおよび非共役ジエンを重合して下
    記の特徴をもつプロピレン・エチレン・非共役ジエン共
    重合体を得ることを特徴とする不飽和共重合体の製造法
    。 (1)非共役ジエンが式( I )で表わされる分岐1,
    4−ジエンであること。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、R^1は炭素数8以下のアルキル基、R^2
    およびR^3はそれぞれ水素原子または炭素数8以下の
    アルキル基を表わす。ただし、R^2およびR^3がと
    もに水素であることはない。)(2)共重合体中のプロ
    ピレンの含量が60〜99モル%、該分岐1,4ジエン
    の含量が0.01〜30モル%、エチレンの含量が0.
    5〜20モル%であること。 (3)共重合体のメルトインデックスが0.01〜20
    0g/10分であること。
JP25569985A 1985-11-14 1985-11-14 不飽和共重合体の製造法 Pending JPS62115008A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4829980B2 (ja) * 2006-02-23 2011-12-07 バーゼル・ポリオレフィン・イタリア・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 射出成形用途のためのプロピレンポリマー

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