JPS62114759A

JPS62114759A - 筒状インサ−ト加熱装置

Info

Publication number: JPS62114759A
Application number: JP25312985A
Authority: JP
Inventors: Tsuneo Ishihara; 石原　恒雄; Toyoichi Tsutsumi; 堤　豊一; Takeji Shinoda; 篠田　武治; Shigeo Kaiho; 海保　重男
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-11-12
Filing date: 1985-11-12
Publication date: 1987-05-26
Also published as: JPH0253144B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はダイカストマシンの金型に装填される筒状イン
サート金具の加熱装置に関する。

（ンｙ東−の４吋シ２イ、に？） −Ｓにエンジンのシリンダプロ、りをアルミニウムで夕
′イカストするｉ合、ダイカストマシンの金型に鋳鉄製
スリーブを装填した後、アルミニウム合金の溶湯を鋳込
む。

そしてスリーブのような筒状インサート金具は装填装置
により保持され、金型ヘセットする１１０に高周波加熱
コイルまたは雰囲気炉等の加熱装置で予熱される。

（発明が解決しようとする問題点）ところで、予熱段階において、インサート金具が１個の
場合は問題ないが、直列気筒エンジンのように複数個に
なると、それぞれの筒状インサート金具を均熱に加熱す
ることが困難になるとともに、予熱後に鋳造機ヘセ・ン
卜する際に金具をプリセットし直すため、時間がかかり
、効率良くセットするのが難しい等の問題がある。

従って本発明の目的は、複数個の筒状インサート金具を
効率良く均熱に加熱するとともに、着脱が容易で確実に
効率良いセットが行えるようにした筒状インサート加熱
装置を提供するにある。

（問題点を解決するための手段）前記目的を達成すべく本発明は、筒状インサート装填装
置（２）との位置決め部（５２）・・・をそれぞれ備え
た複数個のセット治具（５１）・・・を直列に配置し、
各セット治具（５１）・・・上にそれぞれセットされた
筒状インサート金具（Ｓ）・・・を加熱する楕円状の高
周波加熱コイル（８）を設けるとともに、各筒状インサ
ート金具（Ｓ）・・・の加熱時に各セット治具（５１）
・・・を回転する駆動装置（５３）を設けた。

（作用）楕円状の高周波加熱コイル（８）内に複数個の筒状イン
サート金具（Ｓ）・・・を直列に入れ、駆動装置（５３
）により各金具（Ｓ）・・・を回転させながら加熱する
ので、複数の金具（Ｓ）・・・を短時間で効率良く均熱
に加熱することができる。

そしてセット治具（５１）・・・に対する金具（Ｓ）・
・・の着脱も位置決め部（５２）・・・により確実に効
率良く行うことができ、金型へのセットに際してのプリ
セットが容易に行える。

（実施例）以下に添付図面を基に実施例を詳述する。

第１図において、（１）は搬送ロボットで、この搬送ロ
ボット（１）の周囲にはインサート金具供給部（４）、
インサート金具加熱装置（５）及び縦型鋳造機（６）が
配設され、インサート金具供給部（４）と縦型鋳造機（
８）は対向配置される。

インサート金具供給部（４）のセット治具（不図示）上
には直列４気筒エンジンの鋳鉄製シリンダスリーブをな
す４木の筒状インサート金具（Ｓ）・・・がセットされ
、この４木の筒状インサート金具（Ｓ）・・・は搬送ロ
ボット（１）により保持されてインサート金具加熱装置
（５）へと送られる。この加熱装置（５）で予熱された
金具（Ｓ）・・・は再びロボット（１）により保持され
１次に縦型鋳造機（８）の＄２図に示す固定金型（６１
）と可動金型（６３）との間に送られ、固定金型（６１
）上にセットされる。更に鋳造後のシリンダブロック（
Ｂ）はロボット（１）により保持されて鋳造機（６）か
ら取出され、金具供給部（４）の先方に配設された製品
払い出し部（７）上に払い出される。

搬送ロボット（１）は第２図乃至第４図に示す如くで１
機台（１１）に内蔵された駆動装置により旋回自在なポ
スト（１２）上に水平方向のガイドレール（１３）を固
設し、ガイドレール（１３）にはスライダ（１４）を水
平移動自在に組込む、スライダ（１４）は水モ方向に形
成したガイド溝（１３１）に沿ってモータ（１５）及び
ラック（ＩＥＩ）、　　ビニオン（１７）により移動す
るもので、このスライダ（１４）には前後２本の平行す
るリンク（１８）、（１８）を枢支し、リンク（１８）
　。

（１日）にはアーム（１９）を枢支する。更に前方のリ
ンク（１日）の中間部にはガイド溝（１３１）に係合す
るカムローラ（１８１）を設け、ガイドｔＭ（１３１）
の先部には下方へ傾斜するカム溝（１３２）を設ける。

このカム溝（１３２）にカムローラ（１８１）が係合し
ている状態ではスライダ（１４）に対し平行リンク（１
８）、（１８）を介してアーム（１９）が昇降動する。

そして斯かる搬送ロボット（１）のアーム（１９）には
インサート金具装填装置（２）と製品取出し装置（３）
）設ける。

即ち第５図及び第６図にも示すようにアーム（１９）の
先部に垂直方向のガイドレール（２１）を固設し、ガイ
ドレール（２１）にはインサートヘット頁２２）を昇降
自在に組込む、インサートヘッド（２２）はシリンダピ
ストン装置（２３）により昇降動するもので、その長手
方向に沿って４木のコレットチャック保持体（２４）・
・・を直列にフローチング支持している。この保持体（
２４）の下部には筒状インサート金具（Ｓ）の内周面を
クランプするコレットチャンク（２５）が備えられる。

更にシリンダピストン装置（不図示）が内蔵された保持
体（２４）の軸芯をなすピストンロッド（不図示）下端
にはインサート金具供給部（４）のセット治具及びイン
サート金具加熱装置（５）のセット治Ａ（５１）並びに
固定金型（８１）上に設けられた位置決めピン（５２）
・・・、（６２）・・・に係合するガイド部（２９）を
形成する。

斯くしてインサートヘッド（２２）に直列に４本備えら
れたコレットチャック保持体（２４）・・・の両側方に
製品であるシリンダブロック（Ｂ）の両側面をクランプ
する左右のクランプアーム（３１）、（３１）を配設し
、両クランプアーム（３１）　、（３１）を前記アーム
（１９）の先部に枢支する。この一対のクランプアーム
（３１）、（３１）はシリンダピストン装置（３２）に
より作動する。

一方、インサート金具加熱装置（５）は第７図及び第８
図に示すように構成する。

即ち４個のセット治具（５１）・・・を直列に配設する
とともに、各治具（５１）・・・の下部に回転軸（５０
・・・をそれぞれ連結する。４本の回転軸（５４）・・
・には隣接して噛合するギヤ（５５）・・・が備えられ
、且つギヤケース（５６）にて軸承されている。更にギ
ヤケース（５６）下方に突出する１本の回転軸（５０に
は継手（５７）を介してモータ（５８）を連結し、斯く
して治具（５］）・・・を回転せしめる駆動装置（５３
）を構成する。

またギヤケース（５Ｂ）を昇降動させるシリンダピスト
ン装置（５９）を設ける。

そしてシリンダピストン装置（５８）によるギヤケース
（５Ｂ）の下降限で直列配置されている４個の治具（５
１）・・・から上方を囲む楕円状の高周波加熱コイル（
８）を配設する。

以五において、加熱装置（５）による予熱の際は、４木
の筒状インサート金具（Ｓ）・・・を保持した装填装置
（２）を高周波加熱コイル（８）の上方まで搬送し、昇
降装置であるシリンダピストン装置（５９）によりギヤ
ケース（５６）を上昇させ、４個のセット治具（５１）
・・・を加熱コイル（８）上方まで上昇させる。そして
各治具（５１）・・・上に金具（Ｓ）・・・をそれぞれ
セットする。

セット後は再びシリンダピストン装置（５８）によりギ
ヤケース（５Ｂ）を下降し、各治具（５１）・・・上に
セットされた４木の金具（Ｓ）・・・を加熱コイル（８
）内に臨ませる。

然る後、加熱コイル（８）により加熱を開始すると同時
に、駆動装置（５３）により各治具（５１）・・・を回
転させ、各金具（Ｓ）・・・を回転させながら加熱する
。

所定時間加熱した後、駆動装置（５３）を止め、シリン
ダピストン装置（５９）により各治具（５１）・・・を
上昇させ、加熱完了後の各金具（Ｓ）・・・を再び装填
装置（２）に保持させて、鋳造ｉ！　（８）に搬送し、
鋳造を行う。

このように加熱装置（５）を構成し、楕円状の高周波加
熱コイル（８）内に４本の筒状インサート金具（Ｓ）・
・・を直列に入れ、各金具（Ｓ）・・・を回転させなが
ら加熱するため、短時間で効率良く複数の金具（Ｓ）・
・・を均熱に加熱できる。

またセット治具（５１）・・・に対する金具（Ｓ）・・
・の着脱も装填装置（２）のフローチング支持された各
保持体（２４）・・・と係合する位置決めピン（５２）
・・・により確実に効率良く行えるので、金型（６１）
へのセットに先立つプリセットが容易となる。

尚、搬送装置としてロボットを例示したが、これに限ら
れるものではない。

（発明の効果）以上のように本発明によれば、複数個の筒状インサート
金具を効率良く均熱に加熱することができるとともに、
着脱が容易で確実に効率良いセットを行うことができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は鋳造装量全体の概略平面図、第２図はＰＩ造機
と搬送、ロボットの側面図、第３図及び第４図は搬送ロ
ボットの一部破断側面図、第５図は金型への金具装填及
び製品取出しを示す側面図、第６図は搬送ロボットのア
ーム周りの平面図、第７図は金具加熱装置の縦断面図、
第８図は同平面図である。尚、図面中（１）は搬送ロポッｌ−，（＋！３）はアー
ム、（２）は装填装置、（２２）は支持体、（２４）は
保持体、（２５）はコレットチャック、（２９）はガイ
ド部、（５）は加熱装置、（５１）はセット治具、（５
２）は位置決めピン、（５３）は駆動装置、　（５９）
は昇降装置、（６１）は固定金型、　（８２）は位置決
めピン、（８）は楕円状高周波加熱コイル、（Ｂ）はシ
リンダブロック、（Ｓ）は筒状インサート金具である。

Claims

【特許請求の範囲】セット治具上にセットされた筒状インサート金具を高周
波加熱コイル内に入れて加熱するようにした加熱装置に
おいて、筒状インサート装填装置との位置決め部をそれぞれ備え
た複数個のセット治具を直列に配置し、各セット治具上
にそれぞれセットされた筒状インサート金具を加熱する
楕円状の高周波加熱コイルを設けるとともに、各筒状インサート金具の加熱時に各セット治具を回転す
る駆動装置を設けたことを特徴とする筒状インサート加
熱装置。