JPS621142A - 光デイスク - Google Patents
光デイスクInfo
- Publication number
- JPS621142A JPS621142A JP60138940A JP13894085A JPS621142A JP S621142 A JPS621142 A JP S621142A JP 60138940 A JP60138940 A JP 60138940A JP 13894085 A JP13894085 A JP 13894085A JP S621142 A JPS621142 A JP S621142A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disks
- films
- sheets
- recording
- protective film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は２枚のディスクを貼り合せてなる光学式ビデオ
ディスクあるいはデジタルオーディオディスク等の光記
録用光ディスクの改良に関する。
ディスクあるいはデジタルオーディオディスク等の光記
録用光ディスクの改良に関する。
両面再成可能な光ディスクは一般に第１図に示したよう
にアクリル等の合成樹脂製の基板１の片面に情報を記録
した信号ピットｌａを形成すると共にその上にアルミニ
ウム（Ａｚ）等を用いた反射膜２を形成しさらにその上
に保護膜３を形成した片面ディスクと、同様に形成した
もう一枚のディスクとを用意し、この双方の保護膜同志
を接着剤４を介し、対向して貼り合わせて製作される。
にアクリル等の合成樹脂製の基板１の片面に情報を記録
した信号ピットｌａを形成すると共にその上にアルミニ
ウム（Ａｚ）等を用いた反射膜２を形成しさらにその上
に保護膜３を形成した片面ディスクと、同様に形成した
もう一枚のディスクとを用意し、この双方の保護膜同志
を接着剤４を介し、対向して貼り合わせて製作される。
ところで従来より用いられている貼り合せ用の接着剤と
しては、■ゴムを溶剤に溶解した接着剤、■エポキシ系
接着剤あるいは特開昭５８−６５３６号公報に記載され
ているような、■ホットメルト系接着剤が使用されてい
た。しかしながらこれらの接着剤は次のような問題点を
有していた。すなわち、（１）ゴムを溶剤に溶解した接
着剤は合成樹脂製の基板や信号ピット上に形成された反
射膜を侵すことが多くまた接着に要する硬化時間も非常
に長くかかる。（２）エポキシ系接着剤は室温で硬化す
るが二液を混３合するなど、その手間も煩雑であり、完
全硬化まで１日以上の長時間を有する。（３）ホットメ
ルト系接着剤は硬化が早いが接着剤を溶融状態で使用す
るためにその接着剤の熱によってディスクが加熱されて
変形、ソリ等の熱歪が発生しその結果ディスク回転時の
面振れが発生しやすい。
しては、■ゴムを溶剤に溶解した接着剤、■エポキシ系
接着剤あるいは特開昭５８−６５３６号公報に記載され
ているような、■ホットメルト系接着剤が使用されてい
た。しかしながらこれらの接着剤は次のような問題点を
有していた。すなわち、（１）ゴムを溶剤に溶解した接
着剤は合成樹脂製の基板や信号ピット上に形成された反
射膜を侵すことが多くまた接着に要する硬化時間も非常
に長くかかる。（２）エポキシ系接着剤は室温で硬化す
るが二液を混３合するなど、その手間も煩雑であり、完
全硬化まで１日以上の長時間を有する。（３）ホットメ
ルト系接着剤は硬化が早いが接着剤を溶融状態で使用す
るためにその接着剤の熱によってディスクが加熱されて
変形、ソリ等の熱歪が発生しその結果ディスク回転時の
面振れが発生しやすい。
また、ホットメルト系接着剤は高粘度のため接着剤層が
厚くなり易く、均一に塗布するには高価な塗布装置が必
要である。すなわち光ディスクの如く耐熱性の低いプラ
スチック板の接着ｔこは一液形で、室温硬化形で、早く
硬化する接着剤が望しいが、このような要求に対して例
えば瞬間接着剤の一種である一般のα−シアノアクリレ
ート系接着剤では硬化した接着剤層が硬いため記録膜に
歪が発生する問題があった。
厚くなり易く、均一に塗布するには高価な塗布装置が必
要である。すなわち光ディスクの如く耐熱性の低いプラ
スチック板の接着ｔこは一液形で、室温硬化形で、早く
硬化する接着剤が望しいが、このような要求に対して例
えば瞬間接着剤の一種である一般のα−シアノアクリレ
ート系接着剤では硬化した接着剤層が硬いため記録膜に
歪が発生する問題があった。
本発明は上記の問題点に対してなされたもので反射膜や
合成樹脂製の基板保護膜を侵すことなく容易に作成が可
能であり、情報信号を記録した信号ピットを高精度に保
持した信号ピットを高精度に保持した２枚貼り合せの光
ディスクを提供することを目的とする。
合成樹脂製の基板保護膜を侵すことなく容易に作成が可
能であり、情報信号を記録した信号ピットを高精度に保
持した信号ピットを高精度に保持した２枚貼り合せの光
ディスクを提供することを目的とする。
本発明は水又はアニオンの存在により重合が進行し、重
合したものが柔らかいブタジェン系瞬間接着剤を用いて
、信号ピットが形成された２枚のディスクをその信号用
ピットが形成された面に設けられた反射膜を保護する保
護膜同志を貼り合せて作製した光ディスクであることを
特徴としている。すなわち、本発明は２枚のディスクを
接着させるのに最も適した接着剤としてブタジェン系瞬
間接着剤を用いることにより、常温のままで光ディスク
の貼り合せが短時間に行え、さらに重合硬化した接着剤
層は従来の一α−シアノアクリレート系瞬間接着剤より
もはるかに柔軟である。その結果光ディスクにとって重
大な問題である接着層の硬化に伴う体積収縮により記録
膜の歪や熱によるソリ等の変形をおさえられる。よって
記録層の変形による記録された信号ピットや反射膜等の
破損や再生不良も生じない。この瞬間接着剤はブタジェ
ン系瞬間接着剤で、ブタジェンポリマーの主鎖に反応性
の原子団がついたものである。
合したものが柔らかいブタジェン系瞬間接着剤を用いて
、信号ピットが形成された２枚のディスクをその信号用
ピットが形成された面に設けられた反射膜を保護する保
護膜同志を貼り合せて作製した光ディスクであることを
特徴としている。すなわち、本発明は２枚のディスクを
接着させるのに最も適した接着剤としてブタジェン系瞬
間接着剤を用いることにより、常温のままで光ディスク
の貼り合せが短時間に行え、さらに重合硬化した接着剤
層は従来の一α−シアノアクリレート系瞬間接着剤より
もはるかに柔軟である。その結果光ディスクにとって重
大な問題である接着層の硬化に伴う体積収縮により記録
膜の歪や熱によるソリ等の変形をおさえられる。よって
記録層の変形による記録された信号ピットや反射膜等の
破損や再生不良も生じない。この瞬間接着剤はブタジェ
ン系瞬間接着剤で、ブタジェンポリマーの主鎖に反応性
の原子団がついたものである。
この接着剤は硬化に１分以上要する。これは従来のα−
シアノアクリレート系瞬間接着剤にくらべて硬化スヒー
ドが遅いため、ディスク全面に塗布して貼り合せる前に
接着剤が固るという問題が発生しない。
シアノアクリレート系瞬間接着剤にくらべて硬化スヒー
ドが遅いため、ディスク全面に塗布して貼り合せる前に
接着剤が固るという問題が発生しない。
このブタジェン系瞬間接着剤の含有成分の配合比はその
作業性（粘度、硬化時間）や接着強度の性質を考慮して
適宜定められる。
作業性（粘度、硬化時間）や接着強度の性質を考慮して
適宜定められる。
またこの瞬間接着剤のディスクへの塗布方法としては通
常のスピナーコート法やスクリーン印刷法やバーコード
法等を用いるのが簡単であり好ましい。本発明の光ディ
スクはその貼り合せ作業が全て常温で行えるため、熱歪
によるディスク基板のソリ等の発生もない。
常のスピナーコート法やスクリーン印刷法やバーコード
法等を用いるのが簡単であり好ましい。本発明の光ディ
スクはその貼り合せ作業が全て常温で行えるため、熱歪
によるディスク基板のソリ等の発生もない。
本発明に係る光ディスクは、２枚のディスクの貼り合せ
にブタジェン系瞬間接着剤を用いることにより短時間に
常温で、形成ができるため熱歪やその他の応力も殆んど
加わらず基板のそり等も発生しない。
にブタジェン系瞬間接着剤を用いることにより短時間に
常温で、形成ができるため熱歪やその他の応力も殆んど
加わらず基板のそり等も発生しない。
また、接着剤の塗布面も侵されないため信号ピット形状
を高精度に保持することができる。
を高精度に保持することができる。
実施例１
片面に凹凸形状の情報信号（ピット）が刻印された２枚
のアクリル系樹脂製ディスクを射出成形法により作製し
た。その大きさは厚さ１．２ ｍ 、外径３００鱈φ、
中心孔径３５■φとした。次いで２枚のディスクのそれ
ぞれの信号面上に反射膜として真空蒸着により約０．１
μｍの膜厚（ＤＡＬ層を設けた。更に各Ａｔ層上に約２
０μｍの膜厚で紫外線硬化型アクリル系樹脂よりなる保
護膜を形成して２枚のディスクを得た。次にブタジェン
系瞬間接着剤（マイティクイックＴ−５１：日本合成ゴ
ム工業株式会社製）をバーコード法により保護膜の上に
約２０μｍの厚さに塗布した後この保護膜面を重ね合せ
て接着して本発明に係る光ディスクを作製した。２枚の
ディスクが完全に接着するのに要した時間は約２００秒
であった。
のアクリル系樹脂製ディスクを射出成形法により作製し
た。その大きさは厚さ１．２ ｍ 、外径３００鱈φ、
中心孔径３５■φとした。次いで２枚のディスクのそれ
ぞれの信号面上に反射膜として真空蒸着により約０．１
μｍの膜厚（ＤＡＬ層を設けた。更に各Ａｔ層上に約２
０μｍの膜厚で紫外線硬化型アクリル系樹脂よりなる保
護膜を形成して２枚のディスクを得た。次にブタジェン
系瞬間接着剤（マイティクイックＴ−５１：日本合成ゴ
ム工業株式会社製）をバーコード法により保護膜の上に
約２０μｍの厚さに塗布した後この保護膜面を重ね合せ
て接着して本発明に係る光ディスクを作製した。２枚の
ディスクが完全に接着するのに要した時間は約２００秒
であった。
これに対して比較例として上記と同様に形成した２枚の
ディスクの保護膜面にα−シアノアクレート系瞬間接着
剤（東亜合成アロンアルファ随１０１）をバーコード法
により約１０μｍの厚さに塗布し、これを重ね合せて接
着した光ディスクを作製した。接着に妥した時間は、約
１５０秒であった。これらの本発明の実施例及び比較例
の光ディスクに記入された信号を光デイスクプレーヤー
により１８００ ｒｐｍの回転数で再生を行なった。本
発明の光ディスクでは再生を行うには支障をきたさず、
その後測定したディスク面のソリも０．１ ｖｍ以下と
小さいことを確認した。又、記録面の歪も全く発生しな
かった。
ディスクの保護膜面にα−シアノアクレート系瞬間接着
剤（東亜合成アロンアルファ随１０１）をバーコード法
により約１０μｍの厚さに塗布し、これを重ね合せて接
着した光ディスクを作製した。接着に妥した時間は、約
１５０秒であった。これらの本発明の実施例及び比較例
の光ディスクに記入された信号を光デイスクプレーヤー
により１８００ ｒｐｍの回転数で再生を行なった。本
発明の光ディスクでは再生を行うには支障をきたさず、
その後測定したディスク面のソリも０．１ ｖｍ以下と
小さいことを確認した。又、記録面の歪も全く発生しな
かった。
一方、α−シアノアクリレートを用いたものはＡｔ反射
膜に微小な歪が多数発生し、光デイスクプレーヤーで再
生が困難でありた。
膜に微小な歪が多数発生し、光デイスクプレーヤーで再
生が困難でありた。
第１図は情報信号が記録された２枚のディスクを貼り合
せてなる光ディスクの断面模式図である。 １ 、１’・・・基板 １ ａ 、 １ ａ’・・・信号ピット２ 、２’−・
・反射膜 ３．３′・・・保護膜 ４・・・接着剤 代理人 弁理士 則 近 憲 佑（ほか１名）第１図
せてなる光ディスクの断面模式図である。 １ 、１’・・・基板 １ ａ 、 １ ａ’・・・信号ピット２ 、２’−・
・反射膜 ３．３′・・・保護膜 ４・・・接着剤 代理人 弁理士 則 近 憲 佑（ほか１名）第１図
Claims (1)
- （１）片面に記録面をもつディスクの記録膜ないし反射
膜上に保護膜を形成した後、該ディスクを一対保護膜側
を対向させてブタジエン系樹脂よりなる瞬間接着剤で貼
り合せてなることを特長とする光ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60138940A JPS621142A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 光デイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60138940A JPS621142A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 光デイスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS621142A true JPS621142A (ja) | 1987-01-07 |
Family
ID=15233701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60138940A Pending JPS621142A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 光デイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS621142A (ja) |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP60138940A patent/JPS621142A/ja active Pending
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