JPS6211417A - 蒸煮炊飯装置 - Google Patents

蒸煮炊飯装置

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JPS6211417A
JPS6211417A JP61165505A JP16550586A JPS6211417A JP S6211417 A JPS6211417 A JP S6211417A JP 61165505 A JP61165505 A JP 61165505A JP 16550586 A JP16550586 A JP 16550586A JP S6211417 A JPS6211417 A JP S6211417A
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JP
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rice
steam
temperature
conveyor
grains
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JP61165505A
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剛 杉村
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Iseki Food Engineering KK
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Iseki Food Engineering KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、蒸煮炊飯装置に関する。
(従来の技術) 吸水工程を経た穀類に蒸気を浴びせる構成のものがある
(特公昭31−2093号)。
(この発明が解決しようとする問題点)然し乍ら、その
ような構成では、所定の位置に達したときに、高温の蒸
気で加熱して表面の水分をとばすものであるので、穀類
の品質が悪い場合には食味の良い飯米に炊き上げること
が出来ないことがある。
(問題を解決するための手段)。
この発明は1食味のよい御飯に炊き上げようとするもの
であって、つぎのような技術的手段を講・じた。
即ち、加熱・吸水工程を経た穀類をのせて搬送すること
の出来るコンベア17と、吸水した穀類を加熱すること
の出来る予熱部30と、該予熱部30で加熱された穀類
を搬送方向側に飛ばすことの出来るクラッシャー20と
、飛ばされた穀類に高温の蒸気を当てることの出来る蒸
気供給手段とを備えてなる蒸煮炊飯装置の構成とする。
(作用) 加熱・吸水工程を経た穀類は、コンベア17にのって所
定方向に搬送されるが、まず、この吸水工程を経た穀類
は予熱部30で高温の蒸気を当てられて加熱される。そ
して、クラッシャー20によって搬送方向に飛ばされた
穀類は、蒸気供給手段から供給される高温の蒸気を浴び
て炊き上げられる。
(効果) 穀類は予熱部30で表面の水分を飛ばされると共に、穀
温を保持しているので米層れがよい。従って、クラッシ
ャー20が穀類を搬送方向側に飛ばしても団子状になる
ことがなく炊飯される穀類の適応条件の向上が図れる。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
細に説明する。
第1図は     °     本発明によるM蒸煮炊
飯装置の一実施例を示す概略側面図である。まず、前工
程で洗米され、かつ水分を含む米が投光ホッパー1内に
挿入される。この洗米された米は図示しない適当な手段
により連続的にホッパー1内に送られてくる。ホッパー
1内の米はその底部より定量づつ払い出されて第1のネ
ットコンベア3上に送られる。このネットコンベア3上
の米29の厚さは本実施例では約10国程度であり、ま
た、コンベア3の幅は約1mであるが、この厚さおよび
幅は適宜増減できるものである。
ネットコンベア3は一対のロール2,2間に架張されて
おり、これらロールの少なくとも一方が回転駆動されて
図示矢印方向に駆動される。ネットコンベア3上の米は
このコンベア3の下側に蒸気吹出管4を有し、コンベア
3の上側に覆蓋5を有する第1の蒸煮部6に移送され、
蒸気吹出管4から吹き出してくる例えば95℃〜100
℃の低圧高温蒸気により例えば米芯の温度が90℃前後
に達するまで加熱、蒸煮され、少なくともおいしい御飯
に炊き上げるのに必要な最低限のアルファ化が行なわれ
る。この加熱、蒸煮時面は本実施例では米の厚さが約1
0a++であるので、米の品質により5分〜7分程度に
選択された。このように、アルファ化が促進された米は
ネットコンベア3により移送されて熱湯槽9に送給され
る。熱湯槽9には所定間隔で多数個のバー5aが取付け
られた米送りバーコンベア6が一対のロール7.7間に
架張された状態で設けられており、また図示しないが給
湯管により沸騰状態の、すなわち100℃またはそれに
近い温度の熱湯が給湯されている。米送りバーコンベア
6はロール7の少なくとも一方が回転駆動されることに
より、図示矢印方向に駆動されており、熱湯槽9内に送
り込まれた米29をほぼ定量づつ熱湯槽内に移動させ、
沸騰状態の熱湯で加熱して米の温度を保持し、アルファ
化をさらに促進するとともに米に吸水させる。この吸水
した米は熱湯槽9から小さな落差を持って隣接配置され
た第2のネットコンベア17上に送り出される。この第
2のネットコンベア17は図示の例では4個のロール1
0,11,12,13に架張されており、これらロール
の少なくとも1つの回転駆動により図示矢印方向に駆動
されている。
熱湯槽9と第2のネットコンベア17の上面との落差を
小さくしたのは熱湯槽9からの米29がネットコンベア
17の表面にべったりとつくのを防止するためである。
ネットコンベア17上の米29はまず、コンベア17の
上部の吹出管23aから噴霧される湯または調味液供給
装置23からの例えば90℃前後の湯によって水分を補
給された後、クラッシャー20に到達する。クラッシャ
ー20はネットコンベア17の移動速度よりかなり速い
速度で図示矢印方向に回転されており、周囲に所定間隔
をおいて取付けられた羽根20aによって送られてくる
ネットコンベア17上の米を前4% 方および斜め上方へとばし、コンベア上に右なりの厚さ
に米をふわっとした状態に積み上げる。従って、クラッ
シャー20の羽根20aは回転時にその先端がネットコ
ンベア17の表面にほぼ接触する、または非常に接近す
るようにその長さが選定されている。上記したように、
熱湯槽9には本実施例では約Loanの厚さで米が送給
されるから、熱湯槽9を通って第2のネットコンベア1
7上に送給されてくる米の厚さは、水分を吸収するため
に10a11より若干厚くなる。この米はさらにクラッ
シャー2oによって前方へとばされ、積み上げられて本
実施例では約151の厚さとなった。このふわっと積み
上げられたコンベア上の米は、次に、コンベア17の上
側に覆蓋19を備えた第2の蒸煮部21に送られ、ここ
でコンベア17の下側に配置された蒸気吹出管15から
吹出してくる例えば100℃あるいはそれより若干低い
低圧の高温蒸気により仕上げ蒸煮され、さらに、コンベ
ア17の上側に覆蓋19を備えた最終仕上げ部22に送
られる。この最終仕上げ(むらし)部22においてコン
ベア17の下側に配置された蒸気吹出管16から吹出し
てくる101℃以上の低圧の高温蒸気により十分にむら
され、光沢のあるふっくらとしたおいしい御飯に仕上げ
られる。低圧の高温蒸気を使用したのは本発明者の実験
の結果、高圧の蒸気を使用した場合よりも御飯がおいし
く炊けたからである。なお、低圧の蒸気は最高温度が1
00℃であるので、101℃以上にするために加熱器を
使用し、蒸気吹出口16からの約100℃の低圧蒸気を
この加熱器で101℃以上の適当な温度、例えば110
℃、120℃あるいは150’C程度に加熱してからネ
ットコンベア17上の米29に当てるようにする。この
ようにしておいしい御飯に仕上げられた後、飯米はぐし
用クラッシャー25によりほぐされ、例えば次の御飯盛
付は工程へと払出される。
上記した米積み上げ用のクラッシャー20によって本実
施例ではコンベア17上の米29は151前後の厚さに
なる。ネットコンベア17の両端には第2図に示すよう
に米29がこぼれ落ちないようにするための一対のガイ
ド26が設けられている。このため、コンベア上の米2
9は積み上げられることと蒸気による蒸煮によって膨ら
むためにこれらガイド26に接触して移動することにな
る。米には粘り気があるからガイド26との接触による
摩擦力によって幅が1mもあるコンベア上の御飯に割れ
目、さけ目などが入り、蒸気の通りにむらが生じ、御飯
の仕上りが悪くなる恐れがある。従って、本実施例では
第2の蒸煮部21および最終仕上げ部22にそれぞれ米
送り出しバーロール27および28を設け、ネットコン
ベア17の移動速度よりも若干速くこれらバーロール2
7゜28を回転させ、米を割れ目、さけ目などが生じな
い状態でコンベア上を移動させ、かつ蒸気の通りをよく
するとともにむらなく通るようにしている。これらバー
ロール27.28は第2図に示すように回転軸27a、
28aに所定間隔を置いて先端部が回転方向に曲ったバ
ー27b、28bを取付けたもので、この際に各バーロ
ールに取付けられるバーは軸方向の取付は位置が同じに
ならないようにし、かつ他方のバーロールのバーの取付
は位置とも重ならないようにする、すなわち両バーロー
ルのすべてのバーが米の幅方向の異なる位置で米と接触
するようにすることが好ましい。バー27b、28bの
長さは第3図に示すように積み上げられた米29の上部
からその厚さの1/3ないしl/2の深さまで入るよう
に選定されることが好ましい。
本実施例では、さらに、熱湯槽9から送給されてくる位
置のネットコンベア17の下側に予熱部30が設けられ
ており、この予熱部30には低圧の高温蒸気、例えば1
00℃あるいはそれより若干低い温度の蒸気が吹出す蒸
気吹出管14があり、例えば米の品質が悪い場合などに
蒸気を吹出させてコンベア17上の米に当て、米の表面
の水分をとばすとともに米の温度を保持するようにして
いる。従って、品質の悪い米の場合でも光沢のある、ふ
っくらとしたおいしい御飯に炊き上げることができる利
点もある。勿論、品質の良い米の場合に使用してもそれ
なりの効果はある。
なお、蒸気吹出管4,14,15,16は蒸気管18、
弁31,32を介して図示しない蒸気源に接続されてい
る。
御飯は、連続蒸煮では従来は全く想像もできなかったふ
っくらとした、光沢のある、米のっぷれの殆んどない、
ぐしゃぐしゃしていない、炊飯釜で炊いた御飯と全く変
わらない、あるいはそれ以上の出来ばえであった。
このように、白皮が良く、光沢のあるふっくらとした、
しかも米のつぶれの殆んどないおいしい御飯に炊き上が
るのは、米芯を90℃前後に加熱してアルファ化を促進
した米をほぼ錦騰状態の熱湯に通し、米の温度を保持す
るとともに吸水をスムーズに行なわせた後、落差を小さ
くしてネットコンベア上に移し、このネットコンベア上
の米をクラッシャーによって前方へとばしてかなりの厚
さにふわつとした状態で積み上げ、次の仕上げ蒸、煮お
よびむらし蒸煮において蒸気の通りを良くし、蒸気がむ
らなく通るようにし、かつアルファ化した米をベーター
化させないようにしたことと、仕上げ蒸煮する際に、第
2の蒸煮部21で100℃以下の低圧高温蒸気で蒸煮し
、さらに最終仕上げ部22で101℃以上の低圧高温蒸
気でむらして仕上げしたためと考えられる。本発明者の
実験によれば、熱湯の温度を60℃より低くした場合に
は、温度が低くなるに従い熱湯の吸収が悪くなり、しか
もベーター化しておいしい御飯を炊き上げることができ
なかった。上記熱湯の温度は常圧での値であり、従って
、100℃の熱湯とは常圧での最高温度を意味する。一
方、熱湯の温度だけを限定しても、最終仕上げ蒸煮での
蒸気の温度が低い場合にはおいしい御飯に炊き上がらな
かった。すなわち、最終仕上げ部22の蒸気の温度が1
01℃より低い場合には上記した白炭が良く、光沢のあ
るふっくらとした、いわゆる内軟外硬の冷たくなっても
おいしく食べられる最高の御飯に炊き上がらなかった。
蒸気の温度の上限は特にないが130℃以上に高くして
も炊き上がった御飯の品質に実質的に変化がなかったこ
とと、蒸気の効率が悪いので、101℃〜130℃の範
囲が好ましい。
なお、熱湯の温度の調整および仕上げ蒸煮の蒸気の温度
の調整によって炊き上がった御飯の状態をある程度変え
る(若干硬めの御飯あるいは若干軟かめの御飯のように
)ことができるので、用途に応じて温度を設定出来る利
点もある。また、第2の蒸煮部21と最終仕上げ部22
とを覆蓋によっ−で区分しなくても上記したおいし制御
飯に炊き上がった。
なお、味付は御飯を炊き上げる場合には、上記した湯ま
たは調味液供給装置23から湯の代りに例えば90℃前
後に加熱した調味液あるいは香味液を噴霧して水分を補
給することにより所望の味付けあるいは香味付き御飯に
炊き上げることができる。また、米積み上げ用クラッシ
ャー20と第2の蒸煮部21との間に具供給装置24を
設け、積み上げられる米に適当な具を投入することによ
り、所望の混ぜ御飯を炊き上げることができる。
上記実施例において、第1の蒸煮部6の上記吹出管4は
実際には約100℃の低圧高温蒸気を下側へ吹き出して
底部の覆いで上方へ向け、第1の蒸煮部6全体に蒸気を
こもらせてこの部分の温度が下がらないように構成され
ている。しかし、本発明はこれに限定されるものではな
い。
また、上記実施例では、御飯を炊き上げる場合を例にと
って説明したが、本発明は例えばせんべいのような米菓
の生地となる飯米を炊き上げる場合にも適用できる。米
菓の生地をつくる場合には、米の吸水率が御飯の場合よ
り10%程度少ない55%程度であるので、熱湯槽9を
移動させる時間を短かくして米の吸水率を御飯のときよ
り少ない55%程度とし、後は上記した御飯の場合と同
様に炊き上げ、炊き上がった生地の飯米を別の工程で練
ってしんこにすればよい。本発明の方法および装置によ
ればかなりのくず米でも良好に炊き上げることかできる
ので、米をいったん粉にひく必要がなく、非常に効率良
く、米菓の生地となる飯らとしたおいしい御飯、あるい
は米菓の生地となる飯米を短時間の内に何等特別の附帯
設備を必要とすることなく容易に炊き上げることができ
るから、炊飯容量が限定される欠点は除去され、エネル
ギ効率が良く、また多種類の附帯機器を使用する必要も
ないから経済面でもすぐれている。また。
比較的狭い場所に設置することができるから設置場所の
問題もない。さらに、味付け、香味付は御飯、混ぜ御飯
あるいは米菓の・生地となる飯米等が自動的につくれる
ので相当な省力化となる等の多くのすぐれた利点がある
。かくして、給食センターや大規模な食堂、あるいは米
菓製造産業等に適用してその作用効果は顕著なものがあ
る。
なお、上記実施例は本発明の単なる例示にすぎず、従っ
て必要に応じて婦々の変形、変更がなし得ることはいう
までもない6例えば、洗米を第1のネットコンベア3で
移送されながら加熱し、アルファ化を促進させたが、堅
型蒸煮機のような他の手段で洗米を加熱し、アルファ化
、した後熱湯槽9に送給する(ベルトコンベア等の移送
手段によっても、直接でもよい)ようにしてもよいこと
は勿論である。また、洗米を直接熱湯槽9に送給し、こ
こで加熱、アルファ化、および吸水を行なっても上記実
施例と同様のおいしい御飯あるいは米菓の生地となる飯
米を得ることが可能である。また。
熱湯槽内にバーコンベアを使用して米を熱湯中に浸しな
がら移送させたが、他の手段を使用してもよい。さらに
、装置全体の構成、形状、寸法あるいは各ネットコンベ
ア(クラッシャー、バーロール等の構成、形状、寸法等
も必要に応じて適宜変更できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による連続蒸煮炊飯装置の一実施例を示
す概略側面図、第2図および第3図は第1図のバーロー
ルの詳細を例示する平面図および側面図である。 17はコンベア、20はクラッシャー、30は予熱部を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加熱・吸水工程を経た穀類をのせて搬送することの出来
    るコンベア17と、吸水した穀類を加熱することの出来
    る予熱部30と、該予熱部30で加熱された穀類を搬送
    方向側に飛ばすことの出来るクラッシャー20と、飛ば
    された穀類に高温の蒸気を当てることの出来る蒸気供給
    手段とを備えてなる蒸煮炊飯装置。
JP61165505A 1986-07-16 1986-07-16 蒸煮炊飯装置 Granted JPS6211417A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61165505A JPS6211417A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 蒸煮炊飯装置

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JP61165505A JPS6211417A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 蒸煮炊飯装置

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Publication Number Publication Date
JPS6211417A true JPS6211417A (ja) 1987-01-20
JPH055489B2 JPH055489B2 (ja) 1993-01-22

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ID=15813666

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