JPS62112400A - 電波吸収体 - Google Patents
電波吸収体Info
- Publication number
- JPS62112400A JPS62112400A JP60250922A JP25092285A JPS62112400A JP S62112400 A JPS62112400 A JP S62112400A JP 60250922 A JP60250922 A JP 60250922A JP 25092285 A JP25092285 A JP 25092285A JP S62112400 A JPS62112400 A JP S62112400A
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- Japan
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- radio wave
- wave absorbing
- rubber
- absorbing material
- phr
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- Pending
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、カーボン系マイクロ波帯用電波吸収体に関す
る。
る。
従来の自然加硫型のカーボン系マイクロ波帯用電波吸収
体には、■電波吸収材シートの収縮量が太き（、このた
め被着体の金属面が露出し、その結果、電波吸収性能が
経時的に変化したり、■電波吸収材シートと金属箔との
接着力が低下したり、■内部のカーボン粒子に列理現象
が生じて電波吸収性能の異方性（方向性）が見られ、電
波吸収材シートの圧延方向とその直交方向とで吸収性能
に差があるなどの問題があった。
体には、■電波吸収材シートの収縮量が太き（、このた
め被着体の金属面が露出し、その結果、電波吸収性能が
経時的に変化したり、■電波吸収材シートと金属箔との
接着力が低下したり、■内部のカーボン粒子に列理現象
が生じて電波吸収性能の異方性（方向性）が見られ、電
波吸収材シートの圧延方向とその直交方向とで吸収性能
に差があるなどの問題があった。
本発明は、このような問題点を解消するためになされた
ものであって、電波吸収性能に異方性がなく、かつ、長
期に亘って電波吸収性能を維持し得る電波吸収体を提供
することを目的とする。
ものであって、電波吸収性能に異方性がなく、かつ、長
期に亘って電波吸収性能を維持し得る電波吸収体を提供
することを目的とする。
このため、本発明は、ゴム状弾性を有するポリマーに、
よう素吸着量１００〜１５０Ｂ／ｇ 、 Ｄ ＢＰ吸油
１１７０〜１５０ｃｍ３／ １００ｇのカーボンブラッ
クを体積分率で１３〜２６容量％配合すると共に非導電
性フィラーを体積分率で８〜３０容量％配合した、厚さ
ｄと波長λとの比ｄ／λの値が０．０５３〜０．０８６
である電波吸収材シートからなる電波吸収体を要旨とす
るものである。
よう素吸着量１００〜１５０Ｂ／ｇ 、 Ｄ ＢＰ吸油
１１７０〜１５０ｃｍ３／ １００ｇのカーボンブラッ
クを体積分率で１３〜２６容量％配合すると共に非導電
性フィラーを体積分率で８〜３０容量％配合した、厚さ
ｄと波長λとの比ｄ／λの値が０．０５３〜０．０８６
である電波吸収材シートからなる電波吸収体を要旨とす
るものである。
以下、本発明の構成について詳し・く説明する。
本発明で用いるゴム状弾性を有するポリマーは、クロロ
ブレンゴム、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム
、ブチルゴムなどの耐候性の良いポリマーである。
ブレンゴム、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム
、ブチルゴムなどの耐候性の良いポリマーである。
また、本発明において用いるカーボンブラックは、よう
素吸着量が１００〜１５０ｍｇ／ｇ 、 Ｄ Ｂ Ｐ吸
油量が７０〜１５０ｃｎｅ３／１００ｇのものである・
よう素吸着量およびＤＢＰ吸油量がこの範囲内のカーボ
ンブラックであれば、２種類以上を任意に選んで混合し
て使用できる。また、これらの範囲外のカーボンブラン
クでも、全体のカーボンブラックの含有量の１０容量％
以内で添加混合することができる。さらに、カーボンブ
ラック以外の添加剤、例えばフェライトをカーボンブラ
ンク含有量の１０容量％以内で添加混合することができ
る。
素吸着量が１００〜１５０ｍｇ／ｇ 、 Ｄ Ｂ Ｐ吸
油量が７０〜１５０ｃｎｅ３／１００ｇのものである・
よう素吸着量およびＤＢＰ吸油量がこの範囲内のカーボ
ンブラックであれば、２種類以上を任意に選んで混合し
て使用できる。また、これらの範囲外のカーボンブラン
クでも、全体のカーボンブラックの含有量の１０容量％
以内で添加混合することができる。さらに、カーボンブ
ラック以外の添加剤、例えばフェライトをカーボンブラ
ンク含有量の１０容量％以内で添加混合することができ
る。
本発明で用いる非導電性フィラーは、炭酸カルシウム、
クレー （ケイ酸アルミニウム）、シリカ（二酸化ケイ
素）、マイカ（雲母粉）、タルク（含水ケイ酸アルミニ
ウム）などである。
クレー （ケイ酸アルミニウム）、シリカ（二酸化ケイ
素）、マイカ（雲母粉）、タルク（含水ケイ酸アルミニ
ウム）などである。
本発明においては、上記ゴム状弾性を有するポリマーに
対して、上記カーボンブランクを体積分率で１３・−・
２６容量％、上記非導電性フィラーを体積分率で８〜３
０容璽％配合する。この場合、電波吸収性能に影響を及
ぼさない〜般にゴム用として使用されている配合剤を添
加Ｊることは可能である。この配合剤としては、加硫促
進剤、加硫助剤、加硫剤、老化防止剤などが包含される
。なお、この配合剤の添加に際しては、カーボンブラッ
クの含有体積に影響を及ぼさないようにその添加量に留
意することが必要である。
対して、上記カーボンブランクを体積分率で１３・−・
２６容量％、上記非導電性フィラーを体積分率で８〜３
０容璽％配合する。この場合、電波吸収性能に影響を及
ぼさない〜般にゴム用として使用されている配合剤を添
加Ｊることは可能である。この配合剤としては、加硫促
進剤、加硫助剤、加硫剤、老化防止剤などが包含される
。なお、この配合剤の添加に際しては、カーボンブラッ
クの含有体積に影響を及ぼさないようにその添加量に留
意することが必要である。
このように配合したものを常法によってシート状に成形
加工する。例えば、所定のロールにしシート状にすれば
よい。これによって、厚さｄと波長λとの比ｄ／λの値
が０．０５３〜０゜０８６である電波吸収材シートが得
られる。
加工する。例えば、所定のロールにしシート状にすれば
よい。これによって、厚さｄと波長λとの比ｄ／λの値
が０．０５３〜０゜０８６である電波吸収材シートが得
られる。
この電波吸収材シートから電波吸収体を作製するには、
例えば第１図〜第３図に示すように行えばよい。第１図
において、１は電波吸収材シートを示す。この電波吸収
材シート１の一面に、第２図に示すように、接着剤２を
塗布する。
例えば第１図〜第３図に示すように行えばよい。第１図
において、１は電波吸収材シートを示す。この電波吸収
材シート１の一面に、第２図に示すように、接着剤２を
塗布する。
この接着剤２の表面に、第３図に示すように、金属箔３
を貼付し、必要に応じてこの金属箔３の表面に新たに接
着剤２を塗布する。
を貼付し、必要に応じてこの金属箔３の表面に新たに接
着剤２を塗布する。
接着剤２としては、１液又は２成型アクリル樹脂系粘着
剤、クロロブレンゴム系粘着剤、２液型工ポキシ樹脂系
接着剤、１液又は２液型シリコ一ンゴム系接着剤、１液
又は２液つレタン樹脂系接着剤、チオコール系接着剤な
どを用いればよい。
剤、クロロブレンゴム系粘着剤、２液型工ポキシ樹脂系
接着剤、１液又は２液型シリコ一ンゴム系接着剤、１液
又は２液つレタン樹脂系接着剤、チオコール系接着剤な
どを用いればよい。
金属箔３は、例えば、アルミ箔、銅箔、錫箔、ステンレ
ス箔等である。
ス箔等である。
以下、実施例および比較例を示して本発明の効果を具体
的に説明する。
的に説明する。
実施例、比較例
下記の実施例１〜３、比較例１〜２の配合内容を表−１
に示す。
に示す。
（１）実施例１：
ｌ５ＡＦカーボン６９ｐｈｒ （１９，５Ｘ）、非導電
性フィう−としてクレー４１ｐｈｒ（８χ）、およびク
ロロブ１／ンゴムを主体としたぞの信置合剤１５６ｐｈ
ｒ（７２，５７の割合で配合した配合物３ ｋｇをバン
バリーにて混合し、その後にロールにてシート状にした
（幅５５０ｗｘ長さ５８０龍×厚み２．０１１）。
性フィう−としてクレー４１ｐｈｒ（８χ）、およびク
ロロブ１／ンゴムを主体としたぞの信置合剤１５６ｐｈ
ｒ（７２，５７の割合で配合した配合物３ ｋｇをバン
バリーにて混合し、その後にロールにてシート状にした
（幅５５０ｗｘ長さ５８０龍×厚み２．０１１）。
上記シー１−を°アクリル樹脂系粘着剤（厚み５０μ）
で両面を予備塗布したアルミ箔と貼合せ、幅５００ｍｘ
長さ５３０（ロール方向）ｍｘ厚み２．０鶴の吸収材シ
ートを得た。
で両面を予備塗布したアルミ箔と貼合せ、幅５００ｍｘ
長さ５３０（ロール方向）ｍｘ厚み２．０鶴の吸収材シ
ートを得た。
ｊＬ記シートをＴＭ波、入射角１０°、周波数８〜１２
ＧＨｚの範囲で反射損失（ｄＢ）と周波数（ＧＨｚ）の
関係を測定した。なお、測定方向としてロール方向（５
３０ｍ方向）と磁界方向が平行および垂直の場合にて測
定した結果を第４図に示す。なお、第４図中、ａはシー
ト圧延方向と磁界成分が平行な場合を、ｂはシート圧延
方向と磁界成分が垂直な場合をそれぞれ示す。又、ＪＩ
ＳＫ６８５４に準拠した１８０°ビ一ル接着力試験結果
および室温（２５’Ｃ）孜互２２月後のゴム収縮量を表
−２に示す。
ＧＨｚの範囲で反射損失（ｄＢ）と周波数（ＧＨｚ）の
関係を測定した。なお、測定方向としてロール方向（５
３０ｍ方向）と磁界方向が平行および垂直の場合にて測
定した結果を第４図に示す。なお、第４図中、ａはシー
ト圧延方向と磁界成分が平行な場合を、ｂはシート圧延
方向と磁界成分が垂直な場合をそれぞれ示す。又、ＪＩ
ＳＫ６８５４に準拠した１８０°ビ一ル接着力試験結果
および室温（２５’Ｃ）孜互２２月後のゴム収縮量を表
−２に示す。
（２） 実施例２：
） １．ＳＡＦカーボン’、８ｐｈｒ（１９，５
χ）、クレー９１ｐｈｒ （１６χ）および、・タロ１
コブｌ／ンゴムを主体としたその信置合剤１５６ｐｈｒ
（６４，５χ）の割合で配合した６以下、実施例１と同
じ。第５図、表−２６（３）実施例３： 夏ＳＡＦカーボン９９ｐｈｒ （１９，５％） 、り
Ｉｙ −２１８ｐｈｒ（３０％）および、クロロプレン
ゴムを主体としたその信置合剤１５６ｐｈｒ（５０，５
Ｘ）の割合で配降した。
χ）、クレー９１ｐｈｒ （１６χ）および、・タロ１
コブｌ／ンゴムを主体としたその信置合剤１５６ｐｈｒ
（６４，５χ）の割合で配合した６以下、実施例１と同
じ。第５図、表−２６（３）実施例３： 夏ＳＡＦカーボン９９ｐｈｒ （１９，５％） 、り
Ｉｙ −２１８ｐｈｒ（３０％）および、クロロプレン
ゴムを主体としたその信置合剤１５６ｐｈｒ（５０，５
Ｘ）の割合で配降した。
以下、実施例１と同じ。第６図、表−２６（４）比較例
１： ｌ５ＡＦカーボン６５ｐｈｒ（１９，５％）、クレー１
４ｐｈｒ（３χ）および、クロロプレンゴムを主体とし
たその信置合剤１５６ｐｈｒ （７７，５χ）の割合で
配合した。１〉２下、実施例１と同じ。第７図、表−２
゜（５）比較例２： Ｉ ＳＡ Ｆカーボン１１０ｐｌ＋ｒ（１９，５％）
、クレー２８３ｐｈｒ（３５χ）および、クロロプレン
ゴムを主体としたその信置合剤１５６ｐｈｒ（４５，５
χ）の割合で配合した配合物３ ｋｇをバンバリーにて
混合したが、配合物の発熱が１４０℃まで達し、カーボ
ン粒子のゲル化による粒が残り平坦なシート状物が得ら
れなかった。第８図。
１： ｌ５ＡＦカーボン６５ｐｈｒ（１９，５％）、クレー１
４ｐｈｒ（３χ）および、クロロプレンゴムを主体とし
たその信置合剤１５６ｐｈｒ （７７，５χ）の割合で
配合した。１〉２下、実施例１と同じ。第７図、表−２
゜（５）比較例２： Ｉ ＳＡ Ｆカーボン１１０ｐｌ＋ｒ（１９，５％）
、クレー２８３ｐｈｒ（３５χ）および、クロロプレン
ゴムを主体としたその信置合剤１５６ｐｈｒ（４５，５
χ）の割合で配合した配合物３ ｋｇをバンバリーにて
混合したが、配合物の発熱が１４０℃まで達し、カーボ
ン粒子のゲル化による粒が残り平坦なシート状物が得ら
れなかった。第８図。
（本頁以下余白）
第４図〜第８図から、比較例１〜２のものは電波吸収性
能に異方性が見られたが（第７図、第８図）、実施例１
〜３のものは異方性がないことが判る（第４図〜第６図
）。
能に異方性が見られたが（第７図、第８図）、実施例１
〜３のものは異方性がないことが判る（第４図〜第６図
）。
また、表−２から、実施例１〜３のものは収縮性がなく
なり、かつ接着力が向上していることが判る。
なり、かつ接着力が向上していることが判る。
以上説明したように本発明によれば、特定のよう素吸着
量およびＤＢＰ吸油量を有するカーボンブラックおよび
非導電性フィラーをゴム状弾性を有するポリマーに特定
量配合して用いたから、下記の効果を奏することができ
る。
量およびＤＢＰ吸油量を有するカーボンブラックおよび
非導電性フィラーをゴム状弾性を有するポリマーに特定
量配合して用いたから、下記の効果を奏することができ
る。
（１）電波吸収材シートと金属箔との接着力が向上した
ことにより、屋外での長期耐久性能が向上した。
ことにより、屋外での長期耐久性能が向上した。
（２）電波吸収材シートの収縮が抑さえられたことによ
り、その下の金属露出がな（なり、電波吸収性能が低下
せずに良好な値を保持しうるようになった。
り、その下の金属露出がな（なり、電波吸収性能が低下
せずに良好な値を保持しうるようになった。
（３）電波吸収材シートの吸収性能上の異方性（方向性
）が改善されたので、貼付は方向によって吸収性能が有
意な変化をすることがなくなった。
）が改善されたので、貼付は方向によって吸収性能が有
意な変化をすることがなくなった。
第１図〜第３図は電波吸収材シートから電波吸収体を作
製する行程の一例を示す説明図である。 第４図〜第８図は電波吸収体の周波数と反射損失との関
係図である。 １・・・電波吸収材シート、２・・・接着剤、３・・・
金属箔。
製する行程の一例を示す説明図である。 第４図〜第８図は電波吸収体の周波数と反射損失との関
係図である。 １・・・電波吸収材シート、２・・・接着剤、３・・・
金属箔。
Claims (1)
- ゴム状弾性を有するポリマーに、よう素吸着量１００〜
１５０ｍｇ／ｇ、ＤＢＰ吸油量７０〜１５０ｃｍ＾３／
１００ｇのカーボンブラックを体積分率で１３〜２６容
量％配合すると共に非導電性フィラーを体積分率で８〜
３０容量％配合した、厚さｄと波長λとの比ｄ／λの値
が０．０５３〜０．０８６である電波吸収材シートから
なる電波吸収体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60250922A JPS62112400A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 電波吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60250922A JPS62112400A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 電波吸収体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112400A true JPS62112400A (ja) | 1987-05-23 |
Family
ID=17215017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60250922A Pending JPS62112400A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 電波吸収体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62112400A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4952935A (en) * | 1988-07-18 | 1990-08-28 | Shinwa International Co., Ltd. | Radiowave absorber and its manufacturing process |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP60250922A patent/JPS62112400A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4952935A (en) * | 1988-07-18 | 1990-08-28 | Shinwa International Co., Ltd. | Radiowave absorber and its manufacturing process |
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